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人狼物語 三日月国


141 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【花見】

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視点:


【人】 豊里

 
[拍手が一段落すると、
 今度はお捻りが投げられるようになった。
                >>1:36>>1:40
 真希奈も良い物を見せて貰った謝意を示したいと、
 紙幣を一枚、色紙に包んで舞手目掛けて放った。

 舞が終わると見物人たちは、わらわらと移動を始め、
 人が少なくなってきた頃に、少し奥まった方へと進む。
 此処なら邪魔にはならなさそうだと判断すると、
 出店で購入した敷物を敷いた。>>1:34


 後で食べようと購入しておいた塩焼そばに箸をつける。
 
柔らかい春キャベツに、桜海老が具材として入ったもので、

 
絞った檸檬の果汁が爽やかだ。

 
定番のソース焼きそばも良いけれど、此れはまた春らしい。

 
苺大福も、季節に合わせて中が桜餡に変わっており、

 
苺の甘酸っぱさが後口をすっきりとさせてくれる。]

 
(1) Altorose 2022/04/13(Wed) 19:24:40

【人】 豊里

 
[景観の良い外での食事が、料理をより美味しく感じさせた。
 食べ終えて容器を片付けると、大きく伸びをする。]



                 
長閑だなぁ。


[ぽかぽかとした陽気に、清々しい春風。
 ごろりと横になって一睡したい気持ちにもなるが、
 流石に行儀が悪いかと思い直す。

 こういう場所で本を読んだりするのも、楽しそうだな。
 工房に籠りがちの生活も、
 少し改めようかという気にもなってくる。]
 
(2) Altorose 2022/04/13(Wed) 19:26:16

【人】 豊里

 
[現在、真希奈は実家近くに小さな工房を構えて、
 オートマタ作りを生業にしている人形技師だ。
 然し、いくら機械工学の基礎知識があるとはいえ、
 すぐに人形技師として生計を立てられるほど甘くはない。



     真希奈の仕事の殆どは故障した機械の修理で、
     実質は修理工と名乗った方が正しいのかもしれない。
     其れでも日夜、
     オートマタについて勉強し研究している。


   名匠迄とはいかずとも、好きなことが仕事だと
   胸を張って云えるくらいになるのが当面の目標。

   自分が作る物をオートマタであると見据えた理由は、
   憎しみを生まず人に愛されるものだから
   というだけではなく、
   この分野が多大に伸びしろを有しているからだ。]
 
(3) Altorose 2022/04/13(Wed) 19:29:46

【人】 豊里

 
[また夢を見直すには、うってつけだろう。



        方向転換するのに、
        まだ間に合う年齢だったのは幸いだった。**]
 
(4) Altorose 2022/04/13(Wed) 19:30:53
豊里は、メモを貼った。
(a1) Altorose 2022/04/13(Wed) 19:32:35

【人】 豊里

 
[食事と休息を終えると、今度は薄墨神社の境内へ。
 折角神社に来たのだし、まずはお参りをする。
 お賽銭を入れて、脇の看板に書いてある参拝方法を
 書かれたとおりに行った。]


  (どうか、多くの人が平和に生きられますように……)


[世界中の人間がと云ってしまうと
 流石に欲張り過ぎだろうか。
 そんな風に思い、少しだけ控えめな主語に変える。

 次は社務所に行って、自分と家族の分のお守りを買った。
 父には無病息災を、母には家内安全を、
 自分と弟には商売繁盛を。


            
そよ風が吹けば涼しく頬を掠めて、

            
厳かな空気を纏ったようで。

            
ざぁっと木の葉や花弁が擦れる音、

            
鳥の囀り。

            
心地良く耳を擽られながら進めば、

            
ご神木の千年枝垂桜が見えた。**]

 
(9) Altorose 2022/04/13(Wed) 22:14:26

【人】 豊里

 
[遠目に見れば、枝の色さえあまり見えない程に、
 幾重にも花びらを重ねた花が浮かぶように連なっている。
 余りにも見事な光景に、真希奈は言葉を失った。
 その名の通り、樹齢は千年に至るのだろうか。

 幽玄美、極まれり。手を伸ばし仰ぎ見る。
 

 
(25) Altorose 2022/04/14(Thu) 19:30:11

【人】 豊里

 
          香 花 ふ 心 人
          に  ぞ る  も は
          に  昔 さ 知 い
          ほ  の  と  ら さ
          ひ    は  ず
          け
          る


[人の心は移ろい変われども、美しきは褪せることなく。]

 
(26) Altorose 2022/04/14(Thu) 19:36:50

【人】 豊里

 
[憎しみを生まず、人に愛されるものを作りたい。
 そう願いはしているけれど、それは容易い事ではない。
 どんなものであれ、誰かにとって好ましいものは、
 別の誰かにとって厭わしいものであることが儘ある。


    銃だってそうだ。
    その所為で負傷したり、命を落とす者がいる一方で、
    守られ、命を救われた者もいる筈。
    銃の本質は"殺傷する事"であると思うので、
    きっと前者の方が多いのだろうけれど……。


 "誰かに愛されるもの"と定義すると難しい。
 対象が不確かで曖昧過ぎるからだ。
 だから真希奈は、
 まず"自分が愛するもの"を作ろうと思っている。
 其れは独りよがりでしかないのかもしれないが、
 確かに"自分"という、其れを愛する人間がいると云えるから。
 同じく其れを、愛してくれる人が他にもいれば、万々歳だ。]

 
(27) Altorose 2022/04/14(Thu) 19:39:45

【人】 豊里

 
[私はきっと、名匠になることは出来ないだろう。
 それでも構わない。称号も、称賛も必要ない。



      そもそもそれらの賛辞は、
      一握りの人間にのみ与えられるものだ。
      そうでない者は悪である……という話ではない。]
 
(28) Altorose 2022/04/14(Thu) 19:41:12

【人】 豊里

 
 
 
  
"特別"
になれなくても、ただ
自分
らしくありたい。

                 
……私はそう思っているよ。**

 
 
 
(29) Altorose 2022/04/14(Thu) 19:44:36

【人】 豊里

 
[そろそろ、姫櫻の神楽が始まる頃だろうか。
 神楽殿の方へと向かえば、
 なんとか見るのに支障のない場所を確保できた。
 見物客が犇めく中、期待に胸を躍らせていた。


 旅籠の女将から、地元の女児たちが舞うのだと聞いて、
 榛名にはそういった風習があるのかと、
 自身の幼い頃を思い出す。
 もしかしたら、あったのかもしれない。
           でも真希奈自身はそういった催しに、
                参加したことはなかった。]

 
(44) Altorose 2022/04/14(Thu) 23:52:06

【人】 豊里

 
[姫櫻の神楽は、お囃子から始まり、
 可愛らしく着飾った小さな舞姫たちが登場する。
 旅芸人……玄人の舞とはまた違うけれど、
 何とも微笑ましく、自然と笑みが零れる。]


       (きっと、沢山練習したんだろうなぁ)


[小さな体を精一杯動かして、着物を翻し、くるりと回る。
 自分はやはり、世間を知らなすぎるのだろうな。
 自嘲するように、小さく笑って、

 
此処へ来て良かったと改めて思った。


 櫻を、祭を、職人街を見に、榛名へとやって来た。
 然し、此処へ来た目的はそれだけではない。
 知らずに大人になってしまった多くの事、
 今からでも知っていきたい。そう思ったからだった。


           姫櫻の神楽が終わると、
           胸をいっぱいにして旅籠へと戻る。
           明日は商業地区でお店を見て回って、
           午後の便で榛名を後にする予定だ。**]
 
(45) Altorose 2022/04/14(Thu) 23:55:17

【独】 豊里

/*
明日の8時で遂にエピ入りですね!
長いような……短いような……兎に角、楽しかったです。

東天さんのお話素敵!
舞の由来を知った上で見たら、
また違った味わいが楽しめるのでしょうね。

橘さんのお母様お茶目。
今から幸さんと結婚するルートはないのでしょうか???
(※無責任な発言です。スミマセン)

大崎さんの庶民派ぶりが、とても癒されます。

一二三さんと九朗さんも再会できて良かった!
飴はどんな感じで回収されるのかしら。楽しみ。
(-13) Altorose 2022/04/15(Fri) 0:04:33