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人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

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到着:詐欺師 アダム

【人】 詐欺師 アダム



  ええ、見聞を深めるようにと父に言われて。
  私、少々世間知らずですの。
  プーヨプスキュリテ王国を訪ねたのもその一環で……


[ 口元に軽く手を添えて、
  アダムは品が良く見えるように微笑んだ。
  目の前の獲物を値踏みしながら。 ]
 
(22) 希 2020/05/11(Mon) 13:14:26

【人】 詐欺師 アダム


[ 裕福な身なりをした男に近寄っては
  言葉巧みに彼らを誘惑し、貢がせる。
  それがアデルの生き方だった。

  そうして暫しの間、理想の恋人を演じ、
  男達が結婚をチラつかせれば
  二人が共に生きられないお涙頂戴の理由を語るのだ。
  そのまま円満に、彼らの前から姿を消す。
  男達には甘い夢を、自分は甘い蜜を。
  ただ、残り香だけを残して――――。

  国から国へと渡る生活。
  祭りなんて、余所者が入り込む絶好の好機。
  さあ、荒稼ぎしてやるぞと
  意気揚々とブーヨプスキュリテに乗り込んだ。 ]
 
(23) 希 2020/05/11(Mon) 13:16:56

【人】 詐欺師 アダム



  まあ星の飾り?
  運命の人物と……
  ふふ、とてもロマンティックなお話ですのね。


[ 声をかけてきた男は、獲物としてはいまいちだ。
  適当に切り上げて、もっと上物を探しに行こうっと。

  恋を食い物にして生きる女は、
  うっとりとした夢見るような瞳で微笑んで
  内心でぺろりと舌を出した。 ]*
 
(24) 希 2020/05/11(Mon) 13:18:45
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a13) 希 2020/05/11(Mon) 13:27:43

【人】 詐欺師 アダム


[ 男と別れて少し歩いた後。>>24
  ターゲットを求めて歩いていたアダムは、
  いかにも身なりの良い世間知らずのお坊ちゃん
  と言った風貌の青年を見つけて足を止めた。

  目を細めてにんまりと笑うと、
  しゅるり、自身の髪飾りを解いて風に流した。

  この髪飾りは5つ前の国の男から貰った物だ。
  だが時に母の形見になり、
  親友と贈りあった思い出の品になり、
  幼い少女の頃からの宝物になる。

  獲物が拾ったそれをアダムの元へと運んだなら。
  「ぜひお礼をさせて下さい」
  そんな殊勝な言葉と共に、作戦を開始するつもり。 ]**
 
(30) 希 2020/05/11(Mon) 14:59:06

【人】 詐欺師 アダム



  ふえっ!? あ、あの……
  ありがとうございます。


[ アダムが獲物と狙った男より早く。
  髪飾りに手を伸ばす俊敏な影があった。
  洗練された動きに、ついぽかんと口を丸くしてしまい
  いけない、と慌てて唇を結んだ。

  今の私は御令嬢なんだ。
  男に金を落とさせる手っ取り早い方法。
  それは金を払う価値のある女だと
  相手に錯覚させることだと。

  これまでの人生で
  そのように、アダムは学んできた。 ]
 
(46) 希 2020/05/11(Mon) 20:10:04

【人】 詐欺師 アダム


[ 本来の獲物は、髪飾りを取り損ねたことで
  気恥ずかしそうな笑みと共に去っていった。
  (私のお金!)

  親切な人間は他にもいたようで。>>37>>41
  善良そうな人間の多い国だと。

  そんな認識を深めながら、まずは目の前の青年に
  意識を集中させる。 ]


  あの……本当にありがとう。
  大切な物だったのです。


[ さて、なんで大切なのだっけ?
  いつものように理由を考えながら、
  ちらりと目線を上げて品定めする。

  清潔感のある身なりに、整った顔立ち。
  影から熱い視線を送る娘の一人や二人
  いても全くおかしくはないだろう。 ]
  
(47) 希 2020/05/11(Mon) 20:11:23

【人】 詐欺師 アダム

 

  よろしければ、あちらの屋台で。
  お礼に何かご馳走させて下さいな。

  さ、参りましょう?


[ 髪飾るを受け取ると
  安堵したように、小さく笑みを零して見せる。

  予定通り、そんな誘い文句を投げながらも、
  この青年をターゲットに定めるかと問われれば
  まだ肯けない。

  アダムの獲物は、あくまで裕福な男だ。
  金のない者に貢がせて破滅させるのは
  流石に寝覚めが悪い。

  どちらかといえば純朴、
  そんな言葉がふさわしいだろう青年は
  おそらく自分のターゲットから外れるだろう。

  意外と女慣れしていないのかな?
  眼前で頬を染める青年のことを>>32
  内心でそんな風に分析しながら、

  アダムは男の手をそっと取った。 ]**
 
  
(50) 希 2020/05/11(Mon) 20:14:31

【人】 詐欺師 アダム


[ 鍛錬の跡が残るがっしりとした手。
  自身の指先を絡ませば
  青年の色を乗せた頬に微笑んで。>>55 ]


  そんな、恋人だなんて。
  

[ 屋台の店主は男と既知のようだ。
  こちらの水を向けられたなら、
  ほんのり頬を染め、恥じらいを見せながら。

  名物らしいコロッケfoodを二人分、購入する。 ]
  
(65) 希 2020/05/11(Mon) 23:01:49

【人】 詐欺師 アダム



  こんなにご立派な騎士様ですもの。
  もう可愛らしい方がいらっしゃるのでしょう?


[ 男の格好から立場に検討を付けて。
  恋人の有無をこっそり探る。
  相手がいる男など、トラブルの宝庫だ。
  流石に手を出す気はない。

  彼女がいてもおかしくないだろうという予想は
  本心からのものであったが。 ]
 
(66) 希 2020/05/11(Mon) 23:03:42

【人】 詐欺師 アダム


[ 揚げたてなのだろう
  じゅうじゅうと小さく音を立てるコロッケ。
  本当は被り付きたいところだったけれど
  しかし今の私はお嬢様。
  そっと、啄むように口をつけた。

  ナイフとフォークを使わない食事なんて
  緊張しますね。

  なんて笑いながら。 ]*
 
(67) 希 2020/05/11(Mon) 23:05:34

【人】 詐欺師 アダム


[ 色恋ネタで揶揄われて動揺する姿。>>68
  初心な態度につい微笑ましいと
  目を細める。

  異性に恥じらいを覚えていた自分のことを
  アダムはもう忘れてしまった。
  手を握るだけで緊張で身を固くしてしまった
  日のことなんて、遥か遠く。

  二人並んでコロッケを食べる。
  途中素直な腹の音には、
  ついぷっと小さく吹き出してしまい
  慌ててコロッケを口に入れて誤魔化した。 ]
 
(73) 希 2020/05/12(Tue) 0:06:24

【人】 詐欺師 アダム



  ええ。外で食べるなんて初めての経験で。
  今も少しドキドキしているんですよ。

  ありがとう。
  ここは良い国なのですね。
  語る貴方の誇りに満ちた眼差しを見れば分かります。

  ぜひお祭りを堪能させて頂きますね。


[ 上品に見えるように微笑めば、
  食事も終えたし頃合いだろうと。

  ――――良い国、その通りなのだと思う。
  活気があり、道ゆく人の笑顔で溢れている。
  アダムの生まれた国とは違う、豊かな国。 ]
 
(74) 希 2020/05/12(Tue) 0:07:13

【人】 詐欺師 アダム


[ ああ、でも……と。
  小さく付け足してから。 


 「 貴方のような男性を放っておくなんて。
   この国の女性は、残念ながら
   男性を見る目には恵まれなかったようですね? 」



  先ほどの会話の内容を揶揄って、>>69
  耳元でそっと囁いたのなら。

  さて、可愛らしい反応は見られただろうか?
  叶ったのなら、それをお土産にして。 ]
 
(75) 希 2020/05/12(Tue) 0:08:58

【人】 詐欺師 アダム



  では私はこれで、
  立派な騎士になって下さいね。


[ 純朴で真っすぐな青年だった。
  私みたいな悪い女には、捕まってはいけない人。

  最後にもう一度微笑むと、
  ドレスの裾をそっと指先で摘んだ。 ]*
  
(76) 希 2020/05/12(Tue) 0:09:29

【独】 詐欺師 アダム

/*
頬っぺたのコロッケ取ろうと思ってたのに忘れちゃった
残念!!!
(-28) 希 2020/05/12(Tue) 0:17:54

【人】 詐欺師 アダム



  あら、私は貴方と一緒で嬉しかったのに。
  どうやら片想いのようですね?


[ 自分が無くしてしまったものを持つ青年。
  つい愉快な反応を引き出そうと言葉を紡げば、>>77
  赤らんだ頬を、アダムは眩しそうに見つめた。

  そして別れの瞬間。
  ぱくぱくと口を動かす青年の姿には>>78
  大いに満足して。

  さて獲物獲物――――と。
  舌舐めずりをしながら身を翻そうとすれば
  再会を匂わせる言葉に、ぱちり、瞳を瞬かせる。 ]
  
(82) 希 2020/05/12(Tue) 0:56:23

【人】 詐欺師 アダム



  ええ、ご縁がありましたら。
  また。


[ 一歩距離を詰め、彼の頬に手を伸ばす。
  それから自身のハンカチで頬のコロッケを>>71
  そっと摘み取ると。

  花のような笑みを浮かべ
  青年の背を見送った。 ]
  
(83) 希 2020/05/12(Tue) 0:56:41

【人】 詐欺師 アダム


[ 段々と小さくなっていく後ろ姿に思う。
  名前すら交わさない邂逅だったが
  これでいいのだろう、と。

  “仕事”で来ているアダムは本名を名乗らない。
  どうせ偽名しか与えられないのだから。 ]**
 
(84) 希 2020/05/12(Tue) 0:57:23
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a28) 希 2020/05/12(Tue) 0:59:20

【人】 詐欺師 アダム


[ 祭りの催しの一環だろうか。
  誰かが撒いた色とりどりの花弁が辺りを彩る。

  指を伸ばしてそのうちの一つを摘み。
  鼻先に近づけ、芳しい香りを楽しんだ。

  ……そんな行動は、単なる現実逃避。
  目の前に立ち塞がる男達への。 ]
   
(115) 希 2020/05/12(Tue) 15:36:51

【人】 詐欺師 アダム


[ しばらく街を彷徨ったが、
  金持ちそうな人間は見つからず。

  しかし焦る必要はない。
  慌てて手を出して、禄でもない男を引く。
  その方がリスクが大きい。

  今日は大人しく引き上げて宿でも取ろう。
  そんなアダムに声をかけてきたのは
  ナンパ目的の男達だった。

  どう考えてもアダムの標的には成り得ない
  そんな種類の。 ]
   
(116) 希 2020/05/12(Tue) 15:38:06

【人】 詐欺師 アダム


[ 気付けば3人の男達に取り囲まれて。
  下卑た視線が、アダムの身体に向けられる。

  アダムの嫌いな、ドブのような臭いの男達。
  アダムと同じ臭い。


  あしらっても、立ち去る気配はなく。

  高いヒールのかかとで足でも踏んでやろうにも
  この人数差では部が悪い。  ]
    
(117) 希 2020/05/12(Tue) 15:38:43

【人】 詐欺師 アダム


[ さて、どうしてくれよう?

      男達の耳に届かぬよう、独り言ちて。
          未だ星の見えぬ空を仰いだ。 ]**
  
(118) 希 2020/05/12(Tue) 15:39:32

【人】 詐欺師 アダム



  な、なんとか撒いたみたいね……


[ 肩で息をしながら
  物陰から辺りを見渡し。
  アダムは安堵の息を吐いた。

  男達に囲まれて。>>116
  最初は穏便に済ませる予定だった。
  彼らの不躾な手が、アダムの肌に触れるまでは。

  反射的に足が出た。
  淑女ならそんなことしないのかもしれないが
  アダムは淑女ではないので致し方ない。 ]
 
(147) 希 2020/05/12(Tue) 20:06:54

【人】 詐欺師 アダム

 
[ しかし残念ながら
  男達はそうは思ってはくれなかったようで。

  運良く?運悪く?
  アダムの蹴りは男のうちの一人の右足と左足の間。
  いわゆる急所を捉えたらしく。

  苦痛、怨嗟、その他諸々。
  負の感情が渦めいた咆哮を前にして
  アダムは脱兎の如く駆け出した。

  なんとか無事に逃げ出せたはいいが、
  走るのに邪魔だからと、
  かかとの高い靴は途中で脱ぎ捨てた。
  長いドレスの裾も豪快に破ったせいで、
  膝上ほどの長さしかない。

  今のアダムの姿は見るも無残な格好をしていた。
  これでは金持ちどころか、
  普通の男だって寄ってこない。 ]
   
(148) 希 2020/05/12(Tue) 20:07:16

【人】 詐欺師 アダム



  まいったわね。
  ん? ここは……


[ そんなアダムの視界に入ったのは。
  仕立工房ダニエル・ゴードンと書かれた看板。>>108

  仕立て屋なら、今のひどい姿を
  少しはマシにしてくれるのではないかと。
  祈るような気持ちで、戸を叩く。

  もしかしたら店主は不在だったかもしれないが
  果たして。>>109 ]**
 
(149) 希 2020/05/12(Tue) 20:07:38
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a52) 希 2020/05/12(Tue) 20:09:44

【人】 詐欺師 アダム



  きゃっ


[ 扉に意識を向けていたせいだろう。
  背後からかかる声にアダムは驚いた。>>165
  小さく悲鳴を溢しながら、振り向けば。 ]


  …………ええ。
  旅行先で浮かれていたか
  お酒でも入っていたのでしょうね。

  ちょっと柄のよくない人に絡まれてしまって。


[ この件に関しては、偽りを述べる必要はない。
  よって突然現れた男の風変わりな様相に驚きながらも
  正直に口にして。

  しかしドレスに関しては失敗した。
  これも貢がせた品の一つだが、なかなか上質な物で
  アダムの持ち金では、そう簡単に代わりを
  用意できるものではなかったから。 ]
 
(176) 希 2020/05/12(Tue) 22:38:51

【人】 詐欺師 アダム


[ 道化のような格好をしながらも
  どこか抜け目のない眼差しに。>>165
  アダムの目も自然と細くなる。 

  アダムがアダムとは別の名を名乗り
  裕福な男の隣で
  幸せそうに微笑んでいた時のこと。

  男が今のような奇抜な格好をしていたら
  さてその邂逅が一瞬だったとしても
  忘れることはないだろうけれど。

  そうでなければ、
  思い出すのは困難だったかもしれない。 ]
 
(177) 希 2020/05/12(Tue) 22:39:07

【人】 詐欺師 アダム



  貴方も仕立て屋に御用?
  そうね、貴方なら何でも着こなせそうだもの。


[ その格好が似合うなら、
  何だって似合うに違いない。

  小さく微笑むと、どうぞと。
  入店を促すように、軽く掌をあげた。 ]*
 
(178) 希 2020/05/12(Tue) 22:39:22

【人】 詐欺師 アダム


[ さて、奇妙な男はどうしただろう。
 
  中に入って店主に視線を送る。
  若いな、と内心で驚きながら。
  問いかけに対してうなずいた。 ]


  夫婦に見えますか?
  ええ、そうなの。
  つい先ほどこの店の軒下で
  運命の出会いを果たしたばかりなの。


[ 口外に、初対面だと告げてから。>>173 ]
 
(182) 希 2020/05/12(Tue) 23:00:08