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人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ

「よっぽど酷いんだろうな、そいつは」

冗談交じり。
あなたとの会話は、一度だって空気が悪くならないまま終わっていくのだろう。
むやみやたらに敵が出来ないのは、こちらにとっても好都合であるし。
祭りに変な空気を持ち込むことにならないのも大きいだろう。

「……そういうもんか」

押し付けられるエゴを突っぱねることも出来ただろうが。
やはり、負い目はあったのだろう。一旦はそれを受け止めることとして。

「ここにいる内は、……まあ、空いた手くらいなら貸してやるよ」

結局は、ここにお互い居ることとなったのだけれど。
この時は一時の口約束。

「なんか聞こうかと思ったけどな、パン屋に頭が持っていかれそうだ」

ちゃっかり、焼き立てが出る時間も聞いてしまったりして。
あなたとの邂逅は一度区切りを迎えるだろう。
まだまだ祭りは続くのだから、いつだって会える。惜しいものでもないと、軽い調子の別れになったはずだ。
(-2) otomizu 2024/02/15(Thu) 1:17:11

【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン

>>6:-93

「腕輪外れて心配ごとがなくなりましたァ〜〜〜!!
 悪夢続きだったけども〜〜〜う見ンくてすみそ〜〜〜〜」

 喜びようと全体的な気の抜け方からすると、彼は呪いの内容を知っていたのかもしれない。
 余計な心配をかけるものではないからと、知らないフリをしていたのもまぁ頷けるだろう。
 流石に死ぬ呪いだとは、彼の見せていた態度からはすぐには浮かばなかったかもしれない。こうして話していても、別のことをミスリード先にしている。どうにも仕方のない、見栄っ張りな奴だ。


「ああゴメンネ俺ちゃんのコトはいいんよ
 マジ憂いなく解決したから。兄貴のご用事な〜ァに?」
(-3) 66111 2024/02/15(Thu) 13:13:28

【人】 掃除屋 ダーレン

>>2 プリシラ

酒を呷りながら、なんとなしにあなたの話を聞いていたところ。
瞬き一つして。

「何だ、そのつもりでダンスなんて言ってるもんだと」

驚いた風ではない。元よりそのつもりでいたものだから。
あなたには借りもあるし、何よりこの舞台の立役者でもある。

「足を踏まないくらいの努力はしてやるよ、あんたに恥はかかせたくないからな」

リードする程の経験はない。
あなたが満足する保証もない。誰かの手を取る資格もないかもしれないけれど。

今なら、自分を少し許せる気がした。
だから、あなたに手を差し伸べられると思うのだ。

#パーティ会場
(7) otomizu 2024/02/16(Fri) 4:06:04

【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ

>>-3

「良かったじゃねえか」
「寝不足解消で、いつもより落ち着けるようになるといいな」

生来のものであれば、変わりはしないだろうが。
そんな軽口をはさんで。
どんな呪いであったとしても、解けたのなら追求はしまい。
どうせ魔力のからっきしな自分ではどうしようもなかったろうし。

今度会った時にまた酒でも奢ってやるか、なんて思って。

「……あー」
「祭り。やるんだってよ。
 花の魔女様が準備してる。寝て、起きたら来いよ」

そんだけ。
祭りなんて、といったその口で。とは思うのだけど。
(-11) otomizu 2024/02/17(Sat) 0:23:56

【人】 掃除屋 ダーレン

>>9 >>10 プリシラ
「………」

愛した女が死んでから、ずっと。
自分はこれから幸せになる資格はない、そんなことは出来ないと思っていた。
時間を置いても、その気持ちは消えることなく。
今この時まで、膨らんでいたものではあったのだけれど。

「おまえほどの魔女がそう言うなら、そうなのかもな」

目の前で鮮やかに咲く花を見ていると。
信じてもいいと、思えるのだ。

もう、貰ってるよ。なんて言葉にはしなくとも。
輝くようなドレスを身に纏うあなたを見る目が細まって、自然と口元が弧を描く。

パーティ用のタキシードはなくとも、表情だけはパーティを楽しむようなそれに見えるだろうか。

「お優しくて偉大な魔女に、俺からの贈り物だ。
 オレンジには白が映えると言ったが───魔女には黒も良く映えるだろ」

黒いカラーと、ガーベラの花を三つ編みにそっと挿し込んだ。
あの時のリンドウが残っているのなら、白の傍に黒が並ぶ形になっただろう。


そうしてから、改めてあなたの手を取るのだ。
もう遠慮も、躊躇も見せなかった。

#パーティ会場
(11) otomizu 2024/02/17(Sat) 4:23:58

【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン

>>-11

「前は寝不足じゃなかったから寝不足治ったら
 ソレはもういつも通りに戻るだけじゃん??」

 通信の向こうでも普段通りにオーバーにリアクションをしている光景が浮かぶような声の勢いだ。

「あ、魔女様のヤツ招待状割とさっき気付いてて
 間に合わんか思ってたや、真夜中でもやってそォ〜?
 ちょっち顔出すンくらいはするかな」

「てか全然他のコト言われるンか思ってたよ俺ちゃん。
 ソレ兄貴が元から言うの考えてたご用事ってコトに
 しちゃっていいの? 俺ちゃん今が特別親切なだけだから、
 あとはたぶんあんまり聞かねェよ?」

 ほ〜〜ら何かあるなら今の内〜〜♪、なんて囃し立てている。本当にお酒入っていないんですよね?
 ふざけているようだが、あなたが何を言うにせよ重くとらえすぎなくていいという、彼なりの意思表示だ。
(-14) 66111 2024/02/17(Sat) 23:43:33

【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ

結局は騒がしい日々が戻ってくるということ。
何も変わることはないと思うと、嬉しくもあるが……

「いや、やっぱり」
「少しは落ち着いてほしいけどな」

呆れたように笑う。数年前のような、少し柔らかい声だった。

「やってるんじゃないか。
 あいつのことだから、より多くの奴が参加できるようにってさ」
「それに、魔女なんだしな」

用事のことを突かれれば、あー…と言いにくそうな声が返ってくる。
自身の頭をくしゃりとして。

「……はあ、まあ…それだけってわけじゃねえよ」
「結局、……シャーロットは、生き返らせないことにした」

「あいつと、一日だけ話して……それで、最後にするつもりだ」

結果的には何もなかったとはいえ、願いの為に襲ったこともあるし。
あなたとは関係のない話でもなかったから、伝えておきたかったのだ。
苦し紛れのそれではなかったが、やはりその声は寂しげではあっただろうけど。
(-48) otomizu 2024/02/19(Mon) 13:05:20

【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン

>>-14>>-48

「マジで? まぁ、まぁそっか」

 そっかァ」

 ……いンじゃね? こういうのに正しい答えって
 ないよ〜なモンだけど、少なくとも兄貴のした
 その選択が間違いじゃねェってのは言ってやるサ」

「話すコトって一回書き出しておくだけでも違ェよォ?
 兄貴話上手じゃないんだから、その一日の中で
 ちゃんとちゃんと話せるようにしていきなね」

「後で何話したか聞かせてェ、って俺ちゃん言うけど、
 兄貴だけの思い出にしてくれても全然いいよ。
 好きなだけイチャついて来なァ〜〜〜!!」

 言えなかったこととか、そういうのを残さないで話しておいでと言っている。もう少し言い方を選べないものだろうか。
 いや、言い方を選んでこれなのだ。あなたとはこれくらいが丁度いい。


 少しは落ち着いてほしいと言われようとも、この後も彼は変わらぬ調子で。ほら休むんだろいい加減休めとでも窘められて、この日は話を終えたことだろう。
(-50) 66111 2024/02/19(Mon) 14:17:09