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人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「ダウナーと言ったらいいのでしょうか。
 明るいよりは仄暗いところの光が似合います。
 裏路地でライターの火を灯しているような……なんて」

「嫌ですよー、私手術の内容だけでも怖いんですから。
 体の中なら普段から見えないからいいんです。
 機械が入ってる感覚0で気分も良好」

「拷問されるような悪いことはしたくありません。
 お互い清く正しく生きましょう、マフィアらしくね!」

自分達の人生にルールというものが課せられているのなら、
それは社会ではなくファミリーの掟であると思っている。
世界の法よりも血の盟約。絶対服従ではないアソシエ―テだとしても命の危機がある時点でおっかない。

「えっ、ブルーアイズサラサラブロンドボブヘア!?」

聞けてお得になった。それは本人も動揺したことだろう。

「頼りになるお守り役が手に入って嬉しいです!
 未知との遭遇派ですが、ご飯は好きな物を食べましょう。
 旅行先では何が起こるかわかりませんっ。
 仕事が終わるの楽しみですね、ジャコモ!」

約束ですよ、といってあなたに小指を差し出す。
それは子供の絵本でも習う、約束するときの儀式であった。
(-2) toumi_ 2024/03/26(Tue) 22:14:07

【人】 機関士 ジャコモ

「オイオイオイオイ!!!
 誰の仕業だよふざけんじゃねェぞ!?


 ……くそっ、殆どの機能が最低値まで
 落ちてやがる……補完するにしたって限度が……
 せめて現状維持はしねェと本当にやべぇ……」

怒りに任せて一度近くの壁をおもくそ殴り付けて、それでも舟の機関士だ。まずはこの状況を何とかしなければいけない。

「くっそぉ……酸素だけはさすがに独立したままで……異常もない、か。幸いだが……」
「デブリ検知のソナーは……
 ダメだ、全部再起動しなおしだ畜生ッ」

「昨日まで何もなかったのに誰だよッ!!
 見つけ次第絶対ぶん殴ってやるからな、この卑怯モンが……ッッ!!」

激昂しすぎてなるべく三人一組の言葉が抜け落ちている。
これでは犯人以外の自他共によろしくない状況だ。
(13) poru 2024/03/26(Tue) 23:16:29

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「ふーん?昔から。何かの形見とかだったりしてな。
 やべっ口滑らした……いやでも、『一応』シスターが
 通じる場だとゆるゆるとも言いたくなるだろうが!」

「か、可愛がられ……?鼻つまみでなく?
 俺みたいな素行も口調も悪ィ男が教会なんて組織、
 行っても全然イメージできねェなあ……
 あ、でもアウレアみたいなサバサバしてそうなタイプが
 多い場所なら確かに話しやすい気は……?」

ちなみにこの一瞬で懺悔を考えたが今は何も浮かばず。
こんな生意気な口を利いてばかりの自分にも笑顔を向けてくれる様子に申し訳なさ半分、嬉しさ半分である。

「お坊ちゃんについては話すのは別に構いやしねぇけど……
 これ以上話すとちょっと酒飲み過ぎねえか?
 また次回二人で話す機会があった時に、まだ興味が残ってたら聞いてくれ。ま、全然面白い話でもないんだけどな」

双方、点検を終えた身であるとは言え、余りにも飲み過ぎるのはそれはそれで翌日以降に差し障るだろう。貴方の気分が上を向いているのを見て、丁度いいタイミングか、と言いたげにグラスをテーブルに置いた。
(-14) poru 2024/03/26(Tue) 23:45:53

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ

「はいはい…お人好しだな、お前も。
そっくりだよ、お宅の上司サマと、な。」

貴方の言葉を流すような言葉を選びながら。
その実、きちんと受け取っている、そんな犬だ。

「ああ、覚えておくさ。
此処には随分とお人好しが多い、ってな。
俺はどうも、運がいいらしい。」

その唇が、“Grazie”の形に動かされた。
(-16) pinjicham1377 2024/03/26(Tue) 23:57:26

【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ

「なら一日一日を悔いなく過ごすしかない、か。
 "いつも通り"が幸せなのも俺もこの仕事入って
 初めて理解しましたもん。何も起きないの万歳ってね」

昔は嫌いないつも通り、がいつしか嫌いじゃなくなっていた事を自覚したのは、丁度ファミリーでの生活が安定したと言う事に他ならないだろう。

「料金がばがばじゃないですか。
 さすがに2回目はちゃんとお金払いますよ。
 ヴィーニャさんが日々努力して稼いだ結晶を〜
 って考えると、やっぱりもらえないですもん」

とは言え、ユウィさんの分は要交渉してほしい。
あの人の普段のお賃金を知らないのでどちらに天秤が傾くかはわからないのだけれど。

珍しいシャトルーズグリーンの瞳と目が遭い、見つめられて僅かに動揺して先にこちらが照れ臭くなって視線を外す。

「いやぁ、殆ど勘です。勘。凄く大切そうにしてらしたから
 物じゃなくて何となくヒトな気がしただけで」

「……詳しく、お聞きしても?」

彼女が気まずげそうにしていたのなら、最後の問いかけはしなかったのだけれど、どうにも照れ隠しに近いように見えたから、気になってしまったのは事実だし聞いてしまった。
(-17) poru 2024/03/27(Wed) 0:02:25

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「なんかそこまで言われたら満更でもなくなってきたな。
 まあ、誉め言葉なのはわかった。多分実際はジャンク
 暮らしが長くて陰鬱な気がついただけかもだけどね」

「手術の内容だけでも怖いて。
 本当によくマフィアになれたな、お前……
 まあ、見えなきゃOKを応用すれば案外手広くやれるか」

「マフィアらしく清く正しく生きましょうって、
 一般人からしたらぶっ飛ばされそうな事いってんなァ。
 いや、でもその通りだな。清く正しく生きてやろうじゃん」

勿論ファミリーの道理としての清い正しさで。
ユウィさんを追ってファミリーに入った身ではあれど、
その先でファミリーの掟を蔑ろにする男ではなかった。

「なんでバレたんだ?」


合ってる。むしろこっちが動揺した。

「未知との遭遇派かァ……命の覚悟をしないレベルの
 星であってくれると助かる。飯は期待できなさそうだが…
 何にせよたまにのイレギュラーは悪くはねぇしな。
 おう、不安半分だがなかなか楽しみになってきたぜ」

これ、子供がするもんじゃねぇか……。
なんて照れ臭そうに呟いたけど、渋々という体で小指を差し出す。自分からはできそうもない。なんたってもう25だからだ。
(-21) poru 2024/03/27(Wed) 0:21:14

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……レオン様じゃなくて、ユウィさんと?」

ちょっとだけ嬉しくなってしまった。
そんな状況じゃないと慌てて首を振った。

「本当だぜ。ツキが回ってきたってことよ。
 今までが不幸だったならここで少しでも
 色々自己肯定とかさぁ、癒されて行くといいね」

ふん、と鼻を一度鳴らして伸びをする。
結構、想定外の情事もあって長居し過ぎたかもしれない。

「んじゃ俺、そろそろ帰るわ。
 あ、今度仕返ししてやるからな。覚えてろよ」

負けそうな捨て台詞まで残して、去って行くことだろう。
(-22) poru 2024/03/27(Wed) 0:28:35

【秘】 黄金十字 アウレア → 機関士 ジャコモ

「お前……お口ツルツルか? 災いのもとだぞ? 気を付けな?
 まあ向こうでは真面目にやっていますからね。
 こちらでも真面目にはやっているのですけれど」

「私達は何者も歓迎しますよ。どんなごろつきでも聖人でも」
「いやマジで色んな人いるわ。
 あと殆どのやつがエンジニアかメカニックだから楽しい」

冗談半分で勧誘したのもそれが理由の一つ。
メカメカしい宗教柄ゆえ。

「え〜? まっ、あんま飲みすぎも良くないよな。
 OK! また今度機会があったら飲もうぜ」
「サンキュージャコモ!
 いい気晴らしにもなったし酒はうまかった」
(-23) susuya 2024/03/27(Wed) 0:51:30

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ

「あの人とお前が似ててたまるか。」

言外にユウィに似ていると肯定。
言い方は大分意地悪い。

「ま、そうなる事を…少しは期待しておくさ。
お前の仕返しには期待しないけどな。」

じゃあな、とその背に手をひらりと振る。
薬は一過性だし依存性も無いから、何事も無かったように戻れるだろうね。
(-25) pinjicham1377 2024/03/27(Wed) 1:19:19

【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ

「ウンウン、例えバックアップがあってもその心は大事にねぇ。
 今のジャコモちゃんなら、問題ないかもだけどさ〜ぁ」

いつも通りの有難み。知れるのは何かきっかけがあってから。
そのきっかけがいいことなら幸せだけど、もし後悔を抱くものなら悲しみに心が揺れてしまう。
出来ることなら、生きるうちに後悔なんて抱かない方がいいのだ。

「んはッ。…まぁまぁ〜、買えてからの話だもん。
 皆で旅行するだけならお金とるよ〜ってのも変な話だしぃ」

しかし詳しいことはその時に考えるとしよう。
今考えても、現実になるのは直ぐではないのだし。
それよりも続く話に意識を変えて、

「銃に名前付けてる変なやつ〜って思わなかったんだぁ。
 …いやぁ、変なやつ〜っていうのは合ってるんだけど〜」

公園から中に。寒さから逃れるよに廊下へと戻り壁際にしゃがむ。

「……んえ〜とぉ、答え言っちゃうと〜ヴィの妹なの。
 と〜っても可愛くて、いい子で、自慢の妹で〜」
「今は会えない代わりの名付けってやつ〜?」
(-28) sinorit 2024/03/27(Wed) 1:23:32

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ


「いいんだよ。わかんなくなっちまったら、
 単純で、余計なことを考えないのが一番いい。
 思考放棄とは違うが……"直感"ってのは馬鹿にならない」

粗暴で短気ながら、竜尾の男が人を見る目は繊細だ。
相手が無理しているか、迷っていないかぐらいは見て直ぐに分かる。あなたがこれから心から己の出した答えに殉じていけるようであれば、気を揉むようなこともなくなっていくだろう。

「ほら、『そうしないといけない気』がする。ってんなら、
 やっぱり馬鹿にしたモンじゃない……
 ああ、今までもこれからも、何だって生き延びてやるさ」

「そうして───その先の未来でテメエも、
 オレがよしとするまで生きてたらそれでいい」

バックアップというものはそれ以降の記録を残してはくれない。それでも、此処で考えたことが、自我の延長線にあるものが、巻き戻されたところで全て無くなるわけではない。

夢から醒めて忘れてしまっても、続きは描けると思いたい。

「なんだオマエ、今日は随分可愛いな……
 潰れるようだったら別にこの部屋で寝てっても構わないぜ?
 このオレサマのベッドだ、
 下っ端共が使うモンの四方二倍ぐらいはデカいぞ」
(-35) backador 2024/03/27(Wed) 6:23:44

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「やっべ……つるつるのせいで体ゆるゆるにされる……
 でもそうなのか。真面目を疑ってはいないんだけど、
 一回見て見てェは気はするな。シスターしてる姿」

「ちょっと待って俺の知ってる宗教かそれ??
 どっちかっていうとエンジニアの集いとかじゃなく?
 世界にはいろんな宗教があんだなァ……
 でもそれならちょっと興味出てきたわ。今度詳しく聞かせてくれよな」

厳かで近代文明を余り好まないイメージだったが、
自分のそれは随分とさび付いた過去の幻影らしい。
最近の宗教は近代的だァ……と認識に振るえた。

「まだ出航したてだしな。まあ順調に行くから飲む機会も
 これからも十分あるだろうし、また次回ってことで」
「こちらこそ気心知れて飲むことができて楽しかったや。
 さーて口調も直していかないと、それではまた話しましょうや。アウレア様」

言いながら酒瓶を回収して、手を軽く挙げてから上司の部屋を後にした事だろう。
(-69) poru 2024/03/27(Wed) 20:36:08

【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ

「あー俺の業界は機械に名前つける人達が多くてですね。
 特に不自然なこととは感じませんでしたよ。
 むしろ馴染みがある方です。……俺自身は家族が
 いないんで名前を付けた経験とかはないんですけどね」

「……ああでも、どうして銃に?とは確かに思ったかも。
 ほら、銃だとこうやって乗船する時、一度は離れないといけないじゃないっすか。
 名前をつけるほど思い入れがある人達だと、その時間も惜しそうなのになって」

つられて廊下に戻って、壁際に凭れかかる。

「妹さんですか。
 ヴィーニャ様自体が愛らしいですから、そりゃもう、
 頭もよくてかわいげのある妹さんなんでしょうね」

「……なかなか会えないのはやはりお仕事柄?」
(-76) poru 2024/03/27(Wed) 21:12:30

【人】 機関士 ジャコモ

「あぁ、疲れた……とりあえず一息、って感じ。
 ひとまずやれる事はやったが……全然安心、ってわけじゃねぇ。すみません、もう少し何とか出来ればよかったんだが……」

目元を擦りながら機関士の男が戻ってくる。
現在地を変える事なんて当然できずに、応急処置をなんとかこなしただけである。そのくらいしかできない自分へ歯噛みして、髪をかき揚げた。

「バイタルチェックってここに出せばいいんだっけ?
 ……なにこれ、3人組?カテリーナとヴィーニャ様かァ。
 まあ、ソルジャーとアソシエーテで丁度良いんじゃないすかね。勤務場所、カテリーナと被せるの難しいかもしれねえですけど」
(28) poru 2024/03/27(Wed) 21:49:11

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「"直観"も一つの大事な選択、と言う事……」
「はは、でも内容的には役立たないで欲しい気もしますね。
 なんか、その内死ぬ奴みたいなこと言っちまったし。
 何でしたっけあれ、死亡フラグ?」

何度だって生き延びてやる、の言葉に、心底嬉しそうに頷いて顔を綻ばせる。それでこそ自分が敬愛する人だ。自分が命を預けてよかったと、一度も後悔なんてさせた事のないその人だ。

「勿論ですよ。ユウィさんが満足するまで、
 俺、ちゃんと最後まで付き合うつもりです。来るなって
 言われても来る勢いのつもりですからね」

「えっ可愛い!?俺だと喜びますよ、いいんですか!?
 でも駄目、駄目ですよ!ユウィさんのベッドで寝るなんて
 そんな畏れ多い事……!おこがましいにも程があるし、何より……その……
色々と我慢できなくなるかもしれないんで……」


蚊の消え入りそうなくらいの声量で伝えた言葉の直後、口元を手で覆い隠すようにするのは、気まずさ半分照れ隠し半分と言ったところで。耳まで真っ赤である。

「よ、酔い潰れる前に部屋、戻りますね」

突然勢いよく立ち上がって、帰り支度の用意を始めようとする。羞恥に耐えられなくなったからだ。
(-86) poru 2024/03/27(Wed) 22:07:18

【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ

「んあ〜、なぁるほど〜。それなら不自然に感じないかぁ」

「でも銃にってとこで……ウン、やっぱり敏いかも〜。
 ユウィちゃんの部下はやっぱり優秀ってことだ」

そこまでの答えに辿り着くのはただの勘では難しい。
疑問に思ったとて、まぁいいかと考えるのをやめてしまったり。
近しい者であれば理由を追究するかもしれないが。

「え〜?ヴィのこと褒めてもなぁんも出ないよ?
 でも妹のことはほんと〜にそうなの!」

「会えないのはねぇ、」
(-99) sinorit 2024/03/27(Wed) 22:35:56

【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ


「もういないの、なくなっちゃったからさぁ」


「だから、今は会えないの」
(-100) sinorit 2024/03/27(Wed) 22:36:35

【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ

「俺だって誉めてもなにも出ませんよ。
 ……ユウィさんが誉められるのは嬉しい
 ですから、俺が無意味に喜びはしますが」

ちょっと髪を弄るのも照れ隠しのひとつだろう。
誉められた喜びが隠しきれていない。
自分がどうしてそこまで思い当たるまで思考してしまったのか。
どことなく猫に感じるような、どこか惹かれる魅力が貴方にも見えたからかもしれない。

「…………」

告げられた言葉。
不思議と驚きはなかったのは、心のどこかでその可能性を感じていたからかもしれない。

「……それは、とてもさみしい、な」

「……すみません、
 俺、なんかうまい言葉も言えなくて……」
(-111) poru 2024/03/27(Wed) 23:21:44

【人】 機関士 ジャコモ

>>36 カテリーナ

「んあ?そうだな……一応全部位見終えはしたから、
 あとは基幹部分の方メインで居ればいい。
 つまりはそんな動く必要はねぇから、そっちがこっちの部屋に出張してくれりゃ楽だな」

あまりにも無茶を言っている。

「……あー……変えたけどよ。今その話、必要か?
 お前、状況わかってる?裏切り者が船内に……いや、
 ……普通に話してた奴らから、出たってことだぞ。
 んなのんきな話しして花飛ばしてる場合か?なあ」

先程から一向にうまく進まない修復作業。
そして胸に影を落とす裏切り者の存在で、男の心は何の罪もない貴方に酷く荒んだ言葉を投げつけるほど疲弊していた。
最も、だからといって許されるわけでもない。ようはただの八つ当たりと変わらない行為なのだから。
(40) poru 2024/03/27(Wed) 23:29:20

【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ

「じゃあお互い様ってやつだ〜。
 
…ん?ちょっとちがうかな?まぁいっかぁ


照れ隠し、眺めて心ぽかぽかと。
隠しきれないそれはきっと素直さ故なんだろうと猫は考えた。
だから、猫の答えに言葉を詰まらせるのだってわかっていたこと。

後ろめたさなんてないから答えそのままに伝えたけれど、
嘘でもついておくべきだったかなと後からちょっぴり。

「ヴィは、へいきだよ?」
「ジャコモちゃんはやさしいねぇ。
 ほら、ここには人がたくさんいるし〜」

へいきだよと重ね伝えて、
しゃがむまま隣の貴方の足を軽くぺしぺしと叩いた。
(-118) sinorit 2024/03/27(Wed) 23:43:40

【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ

「……本当に?」

へいきというあなた。優しい嘘も考えてくれた貴方。
きっとこう問いただしても、肯定しか返ってこない。わかっている。

「……わかってても。心配になるな」
「疑ってる、訳じゃないんですけど、」

ねぇ、俺思うんですよヴィーニャ様。
本当に平気だったなら、それこそ妹の名前をつけたりしないんじゃないかって。なんて、疑問は言葉にはできなかったけれど。

ぺしぺし叩かれた足はそんな痛くなくとも「いてて」と
思わず緩んだ声が漏れる。このじゃれあいめいたやりとりも案外悪くないなと思わせる魅力がそこにはあった。
(-121) poru 2024/03/27(Wed) 23:57:05

【人】 機関士 ジャコモ

>>44 カテリーナ

「ハァ!?てめぇ、俺が皆をこんな死地に追いやったって言うのかよ!?
ふざんけんじゃねえぞ!!


 この俺がちょっとした公園の季節の切り替えなんかと間違えるはずがねえし、俺以外にもチェックはして貰ってる!
 のんきに馬鹿な事考えてる暇があったら、裏切──」

なんて更なる悪い言葉を紡ごうとした際、カポ>>45の飴の話が入って、更にヴィーニャ>>49の言葉もあって、無理矢理にでも話は打ち切られる。
少々毒気を抜かれたのもあり、舌打ちしながらもカポはカポであるため逆らうことができない。

飴(ちなみにブドウ味が好き)を受け取ったなら「……ちょっと頭冷やしてきたいんすけど」と、一人で喫煙所に向かってもいいか尋ねてくる。
勿論こんな状況なので拒否されても全くおかしくはない。
(50) poru 2024/03/28(Thu) 0:12:17

【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ

「…んははぁ、ホントだよぉ。
 だって、ヴィにはヴィを支える夢もあるからさ〜ぁ」
「それにね、ヴィは結構つよいんだよ?」

だからへいき。そうやって、猫はいつも笑ってる。

「…でも、心配ありがとねぇ。
 その気持ちだけでヴィは嬉しいや〜」

緩んだ声にふふと笑い声零しもいちど軽く叩いて、
離れた手はしゃがむ膝の上。
疑問は言葉にされなかったから、猫はその思いを知らないまま。

「ヴィとしては気にしなくてだいじょうぶなんだけど
 きっとジャコモちゃんは気にしちゃうのかもだし」
「そだ、気が向いたときにまたヴィとお話しよぉ?」

それだけで、猫は幸せだ。
(-130) sinorit 2024/03/28(Thu) 0:27:57

【人】 機関士 ジャコモ

>>51 カテリーナ

「んな事知ってる。お前が本気で言ってないのくらい。
 ……"仲間"の事くらい、わかってる。
 だから別に、そんな大袈裟に頭下げなくていいんだよ。
 別に、売り言葉に買い言葉ならお前の責任じゃねェ」

振り返ることはなく、背を見せたまま呟く。
貴方を仲間と信じているのだ。そしてそれは、船内の誰に大しても全く同じ想いを抱いている。
だからこそ、裏切り者がいると言う事実を理解してしまったとき、そのショックを怒りへと変えるしかできなかった。
全部、未熟な自分の愚かな行為だ。

「……悪かった」

最後に振り返って貴方に一言、伝えて。
カポに許可を貰えた喫煙室へと歩いて立ち去っていった。
(55) poru 2024/03/28(Thu) 0:46:20

【秘】 荷物運び エーラ → 機関士 ジャコモ

「ちーがーいーまーすー!」

むすー、と頬を膨らませていたものの。
こういうところが幼く見えるんだろうな、と自覚はあるようで。
拗ねている時間も長くは続かない。

「…ジャンクヤード出って言ってたよね、セントラルコスモスの。
 あそこってあんまり治安悪いイメージ無かったんだけど」

圧倒的な光の傍には影がある、ということだろうか。


「代用品なんて言葉使うなんてひどいね、人間相手なのに!
 人として見られないなんて、そんなの」
「ジャコモはもっと、いい暮らししてたんだって勝手に思ってた。
 ボクと同じくらい、ううん、もしかしたらより悪かったのかも」

ぐり。額を押し付ける。
あなたからは相変わらず表情は見えないが、少し声色が暗くなったように聞こえた。

「ユウィは、ヒーローなんだ。ジャコモにとって。
 好きになっちゃうね、そんな風に助けてもらっちゃったら」

うん、と肯定の相槌の後。
さっきはからかってごめんね。と続けた。
(-134) otomizu 2024/03/28(Thu) 0:56:59

【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ

「そうですね、夢があるのは強いな。
 夢そのものが支えの力になってくれる。
 ……はは、ヴィーニャ様の強さは疑ってませんよ。俺より何倍も頼りになるってね、知っていますから」

そう考えると自分なんかが相手の心配をするのはおこがましいのでは?と疑問がふとよぎったりするも、続けられたありがとうの言葉に眉尻を下げて笑う。

「お節介、と嫌な気持ちにさせなくてよかったです。嬉しいって言われるのは想定外だったけど」

「……はは、よくわかられてますね。
 気にしないように頑張りはしますが、それって気にしてるうちに入るかも、だし」

「だから、またぜひともご一緒させて下さい。
 何でもないことでも、あることでも、
 また気楽に話ができるなら俺も嬉しいですから」
(-164) poru 2024/03/28(Thu) 14:49:32

【秘】 機関士 ジャコモ → 荷物運び エーラ

「ははは。なら今度酒でも飲むか?
 ジュースの方が好きそうにも見えるけどな」

からから笑いながら相手をするのも相手に愛嬌を感じるからだ。だからつい、少々意地悪なことを言ってしまいがちにもなる。

「おう。表はな。俺が住んでたのは裏のまた裏通りの狭っ苦しいオンボロ店でよ。表でろくに買い物もできないような輩が来る上に、スリも多くてよぉ。治安がよろしくないって訳だ。
 ま、おかげでイカサマを見抜くのは得意になったけどな」

「なんだエーラ、怒ってくれんのか? 
 まあ家のもんからしたらまさしく代用品だったからな、とは言え、いつか天罰でも下してやりてぇんだよな。あいつら死なねぇかなー。
 はは、こんな粗野な人間だぜ?いい暮らしなんてとんだ誤解だが、俺もお前も今は幸せなら、それはそれでいいと思わねェか?
 それともまだ昔への恨みは消えねえか?」

言っていることは小学生のノリの呪詛とも言えない呪詛だ。今貴方に言った通り、今が幸せならそれでいいと言う気持ちも混じるからこそ、こんな茶化した恨み言になるのだろう。

「そう、まさにヒーローだった。
 あの人に命預けても、あの人は真剣に命の重みについても考えてくれる人だし、……本当に、いい上司に出会えたよ、俺は。
 エーラにもいつかヒーローが現れるといいなァ」

気にしてねえよ、そんなこと。と笑いかける。
その一瞬一瞬はからかわれて怒ったりはするけど、根に持つことは案外まれな男だ。もう気にしてはいない。
(-166) poru 2024/03/28(Thu) 15:04:40

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「内臓を弄られることが平気な方は早々いませんよ!
 そういうのが職業差別っていうんですよー、怪我したくてマフィアになってるんじゃないんですから。
 ……え? 適当に言ったのが当たりました、わあ見違えりましたね」

とっさに言ったのが偶然に。
言っておいて想像がつかないと思わず笑えば、仕分人の通信が入る。

「あ!! まずいじゃあそろそろ仕事に戻ります。
 旅行はほら、現地のツアーガイドさんを雇うとか
 何かあったら急いで逃げたらいいんですよ、へへ。
 じゃあ、また危ないことがあったら報告しますね、それでは!」

そうやって、指を離して、笑って。子供じみた約束をしてから数日事件は起こった。
慌ただしい中顔を合わせることは直ぐには叶わなかったが、組み分けが行われた後メッセージが送られただろう。
(-169) toumi_ 2024/03/28(Thu) 18:59:13

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ


【業務連絡です】

お疲れ様ですジャコモさま。
担当部署でないのは承知ですが、ロボット修理の処理が追い付いていませんので
いくつかそちらに回させていただきます。業務内容に質問がある場合は都度責任者に連絡をしてください。

仕分人ナル、以上報告でした。

追伸です。
なんだかピリピリしている様子でしたが、仲直りできましたか?
何かあれば私にも話してください。
心配せずとも仕事を頑張っているのはみんな知っています。
愚痴でもストレス解消でも付き合いますから、一緒に頑張りましょうね!
(-170) toumi_ 2024/03/28(Thu) 18:59:28

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

 
【メッセージを受信しました】

お疲れ様。案件について承った。
専門外だからどれだけやれるかは試してみないとわからないが、やるだけやってみる。質問はアウレア様やカポ、その他バグってないアンドロイド達に確認する。

追伸
してない。今喫煙所だからな、
終わって落ち着いたら謝ろうかとは思っている。
俺が心配しているのは裏切り者の存在だ。
愚痴だのストレス解消はこれが解決しないとどうにもならない。作業の合間に探れるようなら探ってみようと思う。
お前も手が空いたら手伝ってくれ。仲良くしてても全滅しちゃ無意味だぜ。
(-173) poru 2024/03/28(Thu) 21:03:13