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人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 骨頭 クローディオ

クローディオは、畑にいた。
野菜の育ち具合を見て、明日にはどの辺が食べごろになるだろうかとか、収穫したらどう料理すべきかとか、また焼くか煮るかしか思いつかないなぁとか。そんなことを考える。
クローディオは外が好きだ。日中はこんな自分でも日が照らしてくれるし、夜は風も月明かりも心地よい。

それでもそろそろ中に入るか、と踵を返して、……悲鳴を聞いた。

「……、?」

みんなで遊んで騒いでいる、にしては突然の悲鳴だった。
じゃあ悪戯か?と思うにはあまりに、ーー何か。不自然な。
屋敷を骨の下から睨みつけるように眺め、やがて窓の一つがおかしいのに気付いた。

光の点滅。フィラメントだ。そしてあの部屋は。

そこまで考えて、漸く、クワを放り出しバケツも蹴り倒して、主人の部屋まで走って行った。
(5) rustyhoney 2022/07/17(Sun) 23:13:35
クローディオは、ガシャン、と何かが落ちる音も聞いた。
(a6) rustyhoney 2022/07/17(Sun) 23:15:13

【人】 骨頭 クローディオ

静かに、だとか、寝てる奴がいたら起こしちゃうとか、そんなことも何も考えずに、足音を響かせながら廊下を駆ける。
いつもなら、廊下は走るなって言われたりするんだけど。

そうして、扉の開いた主人の部屋に飛び込んで。
その途端にピタリと動きを止めた。

骨の頭は視界が悪い。音もややこもって聞こえてしまう。
けれど、一つだけ。骨を被っていても邪魔されないものがある。
それは嗅覚だ。獲物を解体するのに慣れた鼻が捉える、この部屋でするには非現実的な匂い。


「………、な、なに」

声が震えたのが自分でも分かった。
(7) rustyhoney 2022/07/17(Sun) 23:34:50

【人】 骨頭 クローディオ

動けないリーディエ(>>9)に掛ける言葉も、混乱して真っ白な頭では見つからない。
一見すれば、骨を被っているということもあって、いつも通りに見えるのかもしれないが。

「……悲鳴と、点滅が見えたから、……来た」

来たのかと問われれば(>>11)、理由を告げた。
この心臓が跳ねる音が、走ったせいなのか否かもわからない。

「呼ん、……見せんの、これ?」

わかってる。隠し通せはしない。隠し通してはいけないことくらい。
それでも、この様子を皆に見せるかと、この場に呼ぶべきかという問いには頷けず。

「……集めた方がいいとは思う。知らせるべきとも、……っモノ、」

後ろから来た幼い子に気付いて(>>10)、思わずそれ以上部屋の奥へ進むのを止めようとするだろう。
すり抜けて奥へ進むことは可能だ。
(12) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 0:16:00

【人】 骨頭 クローディオ

クローディオの身体は一つしかない。一人に立ち塞がっていれば、その更に後ろから現れたもう一人(>>13)の視界を塞ぐことはできず。

「……タンジー…」

何があった、と言えずにいた。
大広間に、と言って先に行くフィラメント(>>14)にもただ頷くだけ。
そうして、見上げるバケツ(>>15)に視線を返す。骨じゃ全く表情もないのだけど。
新たにやってきたノル(>>17)にも顔を向け。

「……えっと、な。大変なことが起きた。だから、みんなを大広間に集めるんだ。
大広間にいこう。……ここは、あんまり見ない方がいい、今は」

クローディオにしては随分言葉を選んで告げた。
共に大広間に行くなら、モノオキの手を引くつもり。
(19) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 0:42:32
クローディオは、扉を閉めればいいのだ、という簡単な結論も出せない。ただ、自分の身体で不完全に入口を塞いでいる。
(a8) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 0:44:07

【人】 骨頭 クローディオ

「リディ」

カチャカチャという音(>>23)は、部屋の入り口で背を向けているクローディオにも聞こえていた。
一度少しだけ振り返り、ずっと破片を拾っているリーディエに声をかけ。

「怪我するから。あとで、ちゃんと掃除しよう」

今、それをする必要はきっとない。
後から来る子をこの部屋に入れる気が全くないものだから、リーディエが何を心配してその行動に出ているかが分からない。
それよりも、それで彼女が怪我をする方が嫌だなと思った。
(25) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 1:11:16

【秘】 骨頭 クローディオ → 無線通信 ユングフラウ

(ーーー俺が片付けておくよ、でもいいけど、リディは納得しなさそう、だよなぁ)
(多分)

(……ハグがここにいない今、俺がお兄ちゃんだから…)


他に色々な声が聞こえてしまっていれば、掻き消されるくらいに小さなものだっただろう。
(-3) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 1:15:41

【人】 骨頭 クローディオ

リーディエの目から涙が落ちる様子を見て(>>29)、少なからず肩が跳ねた。
あとで、なんて、ここに置いて行けって言うのかって、そんなことできない、と言おうとした。けど。

繋いだ手(>>31)に意識を引き戻されて。
頭に直接促す声(>>32)に少し落ち着いた。

「…………わかった」

ユングフラウに任せよう。そう決めて、モノオキの手を引いて。
時折モノオキの様子を見ながら、共に大広間まで行こう。
(33) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 1:47:06

【人】 骨頭 クローディオ

大広間に辿り着いてからも、モノオキが離れるそぶりを見せるまでは手を繋いだままにしておいた。
その場にハグベリーの姿があり、続いてワルゴもやってきたのであれば、骨の下でこっそりと安堵の息を吐いた。

「ご主人が死んだ」

皆が集まったのを確認してから、一言呟いた。
素っ気ない自分にこそ、きっとそれを告げる役目はうってつけだろうから。
あんな悲鳴を上げたフィラメントと、泣いていたリーディエには絶対にその一声を上げさせたくなかったから。
(39) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 16:34:48

【人】 骨頭 クローディオ

大丈夫なわけないだろ、なんて。言えたらよかったんだが。
駆けつけたあと、すぐに部屋の中に背を向けていたクローディオには、状況の説明まではできなかった。フィラメントに説明してもらう他なかったのだ。

黙って話を聞く。そのあと、発せられたワルゴの言葉に、骨の頭をそちらに向けた。
続いたハグベリーの言葉にも、同様にそちらを向いて。

「……酒瓶、だっけ?強盗しようって奴がさぁ、わざわざ酒瓶で殴る、かなぁ……。
お客の可能性は確かにある、屋敷の場所知ってんだから」

誰かが?と、口にはしなかった。
けれど、半分はもう、……そうなんじゃないか、と思ってしまっている。


「ハグ、俺も行く。戸締まりと、……なんか、荒らされてたりしないか、とか」

確認しなければ。居ても立っても居られない。
(43) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 18:25:19

【人】 骨頭 クローディオ

大きな声に、何も反応を示さなかった。
その前に倒れた椅子の大きな音にも、その後の舌打ちのような籠の音にも。
大きすぎる衝撃の後で、こんな音程度で驚けなくなってしまっている。


「……誰、なんて、名乗り出るわけないじゃん、誰も」


もし強盗でも客人でもそれは同じ。
だから、今は確かめるしかできない。

「行こ、ハグ。
ノル、みんなを頼む」

ハグベリー(>>50)を見上げて促し。
みんなを部屋に送るというノル(>>47)には賛成を示す。もう何人かは先にこの場から去っているが、それでも。

そうして、戸締まりと、その他諸々。確認しに、その場を後にした。
(53) rustyhoney 2022/07/18(Mon) 21:57:56

【秘】 骨頭 クローディオ → 浮遊する ハグベリー

ーー君と共に戸締まりを見て回った後。
恐らく、決して、一つも異変がなかったのだろうと分かった頃。


戸締まりを確認しているときはほとんど何も話さなかったクローディオが、口を開くだろう。

「どう思う?ハグ」

ぽつ、と。いつものように見える骨頭で、いつも通りに聞こえる素っ気なさで。
ただ短く、君の心を聞いた。
(-25) rustyhoney 2022/07/19(Tue) 16:38:52

【人】 骨頭 クローディオ

見回りが終わった後、
異変が見つけられなかった後、
普段なら皆が起きてしまう前、早朝のころ。
クローディオは、屋敷から少し離れた裏手側、スコップを持ってそこにいた。

ざく、ざく、と音が鳴る。
クローディオは穴を掘っていた。

それが必要になるか否かは皆で決めればいい。
けれど、それが出来るのはクローディオくらいだろう。
力には自信があるから。農具の使い方も、慣れているし。

ざく、ざく、と音を鳴らす。
大人一人分の大きさの穴を掘る。
(61) rustyhoney 2022/07/19(Tue) 16:44:49

【秘】 骨頭 クローディオ → 浮遊する ハグベリー

急かすこともなく、ただ君の言葉を待った。
骨の頭、表情など窺えもしない顔を、浮かぶ君に向けて。

「……俺もずっと、なんで、って思ってるよ。
理由、あんのかな。もし、理由すらなかったら、」

理由すらなかったとしたら。
これから全員が殺されることすら有り得るから。



「…………ハグは信用できる人?」

一瞬、口に出すのを躊躇った。けど、隠しはしなかった。
もう、全員疑ってしまえる状況だ。
クローディオは、君も疑ってしまえる。
疑いたくない、という躊躇は、ない。
(-27) rustyhoney 2022/07/19(Tue) 18:07:59

【秘】 骨頭 クローディオ → 浮遊する ハグベリー

「人殺して許されるような理由があんの?」

甘いお兄ちゃんの言葉に、間髪入れずに返す。
けれどそこには君を責めるような色はない。

でも、だからこそ続いた言葉には細く長く息を吐いた。
少しだけ肩の力を抜き。

「俺はなー、ハグを甘いって思うけど、保身の甘さじゃねーから好きだよ」

信用して、と言われるよりよほど信用できる。今は、という話ではあるが。
疑うかも、なんて言われても、数回骨の頭を上下に動かして頷くだけだ。

「いーよ。俺怪しいだろうし。力あって、一人で行動すること多くて、動揺も分かりづらい」

疑われたって仕方ない。それで恨むことも特にない。
諦観の表情に、少しだけ何か考えるような素振りはしたが。

「俺、2番目にお兄ちゃんだからさ。
信用はないかもだけど、泣き言くらいは聞くかんね」

いつもは兄を自称すらしないくせに、ちょっとだけ笑いを含んだ声色で宣った。
それから、言い逃げでもするかのように自室に向かっていくはずだ。
(-29) rustyhoney 2022/07/19(Tue) 19:39:34

【神】 骨頭 クローディオ

クローディオは大広間にいる。
まだ、土は落としきっていないけど、それは後回し。

話し合わなくちゃいけない。侵入者の形跡がなかったこと。

誰かが、もしくはみんなが来るのを待っている。
(G0) rustyhoney 2022/07/19(Tue) 21:33:44

【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ

/*
こんばんは28本の鬼灯flower様!
秘話嬉しい族ですのですごくすごく乗り気ですわ。

クローディオが自由人なため、やや取っ掛かりが不安ですが……何か希望や案などありましたらお伺いしたいですわ!
無理はせずにのんびりいきましょ……

73本のアーティチョークflower様へ、ゆるふわスライムより
(-55) rustyhoney 2022/07/19(Tue) 22:08:53

【神】 骨頭 クローディオ

姿が見えたリーディエに先ずは視線を……というか、骨の頭を向けた。
後からやってくる、共に確認したハグベリーも見た。

「侵入の形跡はなかった」

誰がくるかもわからない。来て、と言ったわけでもないから。
これ以上誰もこないかもしれない。
だから、とりあえずリーディエには結果を伝えておこうと口を開いた。
(G3) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 0:29:24

【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ

/*
お話了解しましたわ。
クローディオは畑か庭か、そうでなければキッチンにいることが多いと思いますわ。話しかけてくださるときのご参考までに!

お待ちしておりますわ〜〜!
(-77) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 0:32:12

【神】 骨頭 クローディオ

「ノルの方もそうだったなら、……そっか」

自分で確認して、あぁやっぱりな、と思ってしまっていたこと。

「俺らの中に人殺しがいる」


きっぱりと、淡々と、躊躇もなく。
なんなら、ショックを与えるという配慮もなく言い放つ。
それが、ある意味では配慮の内ではあるのだが。
(G7) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 1:26:07

【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ

騒ぎが起こって、屋敷の雰囲気が落ち着かないものになってしまっていても、クローディオはいつもと変わらず庭にいる。
そのときは恐らく、使った農具を洗ったり、点検したりしていただろう。

声が掛けられて、骨の頭を上げた。
君の姿を、
気を配っている様子を
視界に収め。

「リディ。何?」
(-91) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 1:39:07

【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ

急かしはしない。しかし、言葉の先を待つ。
骨は君に向いている。よくはない視界で、笑みもちゃんと、捉えている。

「……なんでそうしたのかな、と思ってる。ずっと」

どういう意味か、明らかにはされずとも。
何についてかは嫌でもわかるから。……欲しい答えかどうかは分からないが。

「リディは?どう思う?」

逸らさないのは骨であるわけだが。
視線も真っ直ぐ君に向いている、と少しくらいは感じられるだろうか。
(-104) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 2:56:02

【神】 骨頭 クローディオ

「それ何?ノル」

じ、と骨の頭がノルを向く。

「見つけたなら、教えたらいい。隠す必要ないんじゃないか?」

声色は淡々としているような。
いつも通りなような。
いつもより堅すぎる、ような。
(G13) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 14:35:30

【神】 骨頭 クローディオ

押し付けられた手紙を受け取り、内容を読み。
ーーー変わらぬ骨の頭の下、微かに息を呑む様子が見てとれるかもしれない。

けれど、読み上げた。いつもと変わらぬ、素っ気ない調子で。
その分、声の震えやらか擦れやら戸惑うような小ささもなくて。

とても。とても、聞き取りやすかっただろう。

「…………そう。……本当かどうかは分かんないけどね。
そうか。
今どこにいるんだろうな


この場に見当たらない。だから、聞きたいことも聞けない。
ぐ、と声に力が入った。
(G16) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 19:43:42

【神】 骨頭 クローディオ

「……ユングは、声聞こえちまうからさぁ、これが嘘だとしたら、ここに来られないよな、って思う」

ワルゴの声を聞いて、淡々と口を開いた。
ずっと考えていた。わざわざ手紙をノルに預ける理由。
クローディオは、手紙の内容そのものを信頼してはいない。
しかし勿論、ユングフラウを信用しているわけでもない。

「理由は知りたい。本当でも嘘でも」

「けど、許せもしない。理由を聞くまでは。勝手だろ、こんなの」
(G24) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 20:49:58

【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ

「……教えてくれるかなぁ」

ぽつ、と呟く。そこで少しだけ、視線を地面に落とした。
分かりやすく言えば、項垂れた。

「追い詰められて人殺すまで、何にも言ってくれなかった。
相談もしてくれなかった。
もう殺しちゃった後で、……教えてくれんのかなぁ……」

吐く息に乗せるように、言葉を紡ぐ。
いつもの素っ気なさは、少しだけ薄れて。
その代わりに窺えるのはやるせなさだ。

そして、顔を上げる。

「指、痛くなっちゃうよ」
(-144) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 20:55:29

【神】 骨頭 クローディオ

「………ユングに聞かないと、分からない」

誰を庇おうとしてるか、なんて。
分からないから、
ユングフラウに矛先を向けるしかできない。


何度か、ついていこうかそれとも、とそわついて、結局は大広間に留まっている。
何か大きな音でも聞こえてこない限りは、そこでただ突っ立っているだろう。
(G34) rustyhoney 2022/07/20(Wed) 21:34:41