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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【神】 不運 フカワ

「こんばんは……」

「まず、目の前で出した意見をかえてすみません。
 公正平等ではなくなりましたね……?」

挨拶もそこそこに、すぐに投票理由を告げる。
それ以上とわれても答えないという意思表示のために。

「投票理由は……
 アクタさん以外には答えないことにします」

「ひとつだけ、昨日の合議で言った通りに。
 他薦でナツメさんにいれない理由ができたので変えました。以上です」

「今日の合議は怪我人もいるみたいですし、
 名乗りをあげる人や、提案する人がいなければ早めに切り上げませんか」

「俺も気分が悪いので休みたいと思っていたところです」
(G4) toumi_ 2022/03/01(Tue) 23:05:35
フカワは、マップの上の医務室を指でなぞる。
(a4) toumi_ 2022/03/02(Wed) 0:19:16

【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ

『特別なことはしないですよ』

本当に特別なことにはならない、きっと。

「…………」

『皆さんそういってくれます』

ここのみなは本当に優しい。
否定もしなければ、優しさで包み込んでくる。
おかげで気づいてしまったことが多すぎる。

『納得は、できてないですけど。
 何に納得できなかったのか、わかるようになりました』

『家族の事は、好きでした。
 今は少し親に幻滅しています。
 それでも、姉弟には幸せになってほしいし。
 俺は不幸を願いません、いつか報いは受けてほしいですけどね」
(-31) toumi_ 2022/03/02(Wed) 0:47:29

【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ

『それは良かったです』

 良かったのかな? 分かんないけど。

『え? 幻滅してるのに家族の喜ぶ事するんですか。
 変わってますね。
 複雑な感情ってやつなんですかね』
『まあいいですけども』

 特別な事はしないって、やっぱり何かする気なのでは? と一抹の不安を抱きつつも。

『それじゃ。お話ありがとうございました。
 先輩に会えて良かったです』

 そう締め括って、一旦の別れを告げる。
(-33) つよし 2022/03/02(Wed) 1:07:13

【神】 不運 フカワ

「……」

合議を進める雰囲気ではなくなった中で一人考え続けている。

今は絵乃くんの怪我を心配をしているべきで。
それでも誰かが側に居るのなら邪魔になるだろうか。
ここに居ない人たちは、一体どこに居るのだろうとか。

知らないことが起きている、起きていた。
調べれば医務室に人の気配が多いことがわかり、
ああ、そうか、皆は知っていたのかとまた他人事のように感じた。

――           。


「ツルギさんがお見舞いに行くのでしたら……、
 俺も部屋まで送りますよ。嫌なら断ってください。
 単独行動がよくないらしいことと、ただ単純に世話を焼きたいだけです」
(G11) toumi_ 2022/03/02(Wed) 1:55:06

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「待って、いるんですか」

少し困ったように笑い返して、わかったと返事をした。
その後に続く言葉も、部屋の様子も気にせずに。

「ひやひや? そんなに、おかしな事を言った覚えは……。
 ……そんなに心配ならちゃんとしつけてくださいよ」

ああ、ただやらなければいけないことは増えて。
……どうすれば、自分のやりたいことはできるのかということだけを考えてあなたの怪我を不用意に撫でたりなどをした。
包帯を巻き直す必要があれば手を貸そうとして。

「二人目も、いるんですね。三人はどうだろう。
 どっちにしても、まだ選出基準を聞くことができそうです。
 待っていることにしますね、そういうことなら。
 ……教えてくれるのかな……」
 
少し楽しみだけれど期待をせず。
ただそのときを待つことにする。
聞きたかった選出理由は、今となっても興味は段々と薄くなってきているけれど。
人の意思が知りたい、どんな気持ちなのかが知りたい。
ひとまずは、目の前の人から、かもしれないが。

「それと、君も――……」
(-42) toumi_ 2022/03/02(Wed) 2:21:16

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ



「――」

あなたの部屋は一瞥してから沈黙して。
その傷から手を離せば、部屋を立ち去ろうとした。

「なんでもないです、それじゃあ戻りますね」
(-45) toumi_ 2022/03/02(Wed) 2:28:40

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「お、おかしな事じゃないですけど…
 心配だけど、同じくらい好きにさせてあげたくて……
あ"。


ぽつぽつと話しながら歩いている内に、
辿り着いた部屋が自室である事に気付いて、でも。
あなたはドアの隙間から既に見えてしまったであろう惨状に
特に気にした様子もなかったから、いいのかな、と思って。

「…二人かもしれないし、三人かもしれないし。
 四人かもしれないし、もっとかもしれませんね…あはは」

当然、そんなに大勢居るわけがないのだけど。

不意に怪我に触れられて僅かに息を詰めた後、
そんなふうに、少しだけ冗談めかして笑った。
無理に動かしたからか、ガーゼには随分血が滲んでいた。
(-48) unforg00 2022/03/02(Wed) 3:08:33

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ

でも。

ベッドの上には脱ぎ散らかした衣類が散らばって、
テーブルの上には葉書や封筒、細々としたもの、
それから下手でも上手くもないような一枚の絵が放置され。
床ではケーブルが堂々と部屋を横切っている。
ごみはきちんと処分されているけれど、
とにかくあちこちものが出しっぱなし。

不衛生でこそないけれど、ただただ雑然としている。
そんな、控えめに言っても人を呼べないような部屋。
曲がりなりにも清掃員、のイメージにはそぐわないだろう。

それを見遣ったのちに沈黙が生まれれば、当然。

「ま、待ってください!」


立ち去ろうとするあなたを、反射的に引き留めようとして。

「や……やっぱり幻滅、しましたよね…?
 あの…ほ、本当はみっともないって、わかってるんですけど…
 どうしてもこれが落ち着くんです…」

「次までに片付けておきますから……」

今にも泣き出しそうな様子で、言葉で追い縋った。

これは多分、恐らくは。
あなたの様子を、言葉を大いに誤解しているのだろうけど。
そそっかしい男は、言われなければその意図がわからない。
(-50) unforg00 2022/03/02(Wed) 3:10:04

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「幻滅……?
 あ、……片付けの事なら、そうですね。
 今までみてきたどの部屋より散らかってました」

別れを告げたあと、振り向き。
泣きそうな姿をみてどうしたのだろう、そんな心配する気持ちになる前に。
頬を両手で包み込み目元に口づけをする方が早かった。

「落ち着いて、ください。
 ……俺いない方がいいですよね?」

妙な間をいれる。だって、そうじゃないか。
さっきの今で、自分達は和やかに会話をするような仲でもない、関係は変わってしまったものだと思っている。

「落ち着くならそのままで良いですよ、……面白いですし。
 それに、幻滅しても、俺態度に出しませんから。

 あ、怪我は……俺に、さわらせない方がいいですよ。もうぐちゃぐちゃです……間違って握りつぶしてしまうかもしれません」

フォローにならない言葉をおいてからどうすれば良いかわからず、一度動きを止める。
相手が求めているのは、拒絶をしないことだろう。

「俺以外に怖がっていないで、休めるようにリラックスしてください。
 なんのために、……会いに来たのに、早く戻ろうとしてると思っているんですか」
(-51) toumi_ 2022/03/02(Wed) 4:08:45

【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ




何処にいるのか、わかっていなかった。
何があったのか、わかっていなかった。

ただあなたがいないとわかっているエノの部屋へと向かえば、無断で入り込み、散らかり方や絵に目もくれずベッドへと飛び込んだ。




「……   」



しばらくしてからベッドから降り、立ち上がる。
何事もなければ、一輪の花を置いてそのまま部屋をあとにするだろう。
(-53) toumi_ 2022/03/02(Wed) 4:23:27

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

合議がおわってすぐだろうか、あなたのもとに連絡が来る。

『いま、どちらにいますか?
 エノくんの元でしょうか』

『その』

『裁判所ではなく、その場所にいる理由を聞いても良いですか?』
(-54) toumi_ 2022/03/02(Wed) 4:26:17

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「うぐ……そ、」

そうですよね、と言おうとして、その先は言葉にならなかった。
不意に詰められた距離と、目元に触れた感触に
今では癖になってしまった笑顔も忘れ呆気にとられていたから。

「………へ、え。えっと。
 あ……い、いない方がいい?なんで…?」

ふと我に返って、
でも言葉が見付からなくて、まだどういう事かわからなくて。
しどろもどろに言われた事を問い返した。
その言葉の意図がわからない事だけは判然としていた。

「な…なんで、そんな寂しい事言うんですか。
 僕はきみがいない方がいいなんて、思ったことないです…
 ただ、僕はただ…きみが忙しいんじゃないかと思って…」

きみにはまだ、知りたい事が沢山あるはずだから。
人とあまり関わらない事を選んだ自分と違って、
自分ばかりにかまけているわけにもいかないだろうから。
だから別れを告げられれば素直に頷いていた、だけで。

「……ほんとは、一人は、いやですよ。
 一人の時間は、憂鬱で、寂しくて、むなしくて
 いつもいつも、いやな事ばかり思い出して…
 でも…安心して一緒に居られる人、きみしか居ないんですよ…」

冷静になるにつれ悲しさがこみ上げて、視線を落として俯いた。
(-55) unforg00 2022/03/02(Wed) 5:18:08

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……呼びたいときに、呼んで、ください」

「寂しがり屋、は覚えています。
 行けるかどうかは、そのとき次第とも……言いはしましたが」

確かに拘束されれば自由ではないかもしれない。
何処かでそれを望んでいる自分がいる。
彼に、ではないし口に出すことはない。
一瞬離れる前にその髪をうんと優しく撫でる。
一人で寝るのが怖い下の姉弟にしてあげていたおまじない。
自然と出てきた動きに、普川にとっての疑問はなかった。

「いそがしい……そうですね、俺は。
 今日も、明日も。色んなところをまわって人の姿を観察して暇潰しをしようと思いました」

「だから……それに付き合わせる貴方も、
 せっかくなら寝かせてあげたいのに。
 怪我人は、無事でいるべきなのに。

 傍にいたら殺したくなるのに、
 自ら懐に誘って、置こうとするはなんでですか。

 俺はただの、……仲良しじゃなくなっちゃいましたよね」



「安心って、なんですか?」

負の感情ばかり求め覚え続けていた頭が、久し振りにひとつの言葉に反応した。
(-59) toumi_ 2022/03/02(Wed) 6:59:43

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「俺はその不安な気持ちを知るために、君を失おうとしているのに。
 その安心ができたら、抵抗せず刺されてくれるとでも言うんですか?」

本当に、俺の事を好きになってくれているのかと勘違いするじゃないですか。
そんな甘いチョコレートに浸るような感覚はここで学んでいるんです、だからこの時も、次に会うときも同じように訪ねました。


「『一緒に、隣で寝てほしい?』」


無防備と温もりを捧げて、あなたに得はあるのだろうか。それは知らないけれど。
それでも頷く彼らがいることは知っている。
たったこれだけで嬉しそうに笑う姿を覚えている。


「もし起きてるなら……退屈に、させないで。
 俺を……死にたくなるまで欲しがっていてください」


言葉にしただけでどんな行為かわからない、だけどそれが己のやりたいことへの近道だというのは確信できた。
(-60) toumi_ 2022/03/02(Wed) 7:06:06

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


自分が寂しがり屋の自覚はある。それを自称する程度には。
もしひとりで生きていけるような人間なら、きっと。
置いていかれる事に、こうも苦しみはしなかっただろう。

「きみと一緒に居たいんです」

離れていく手に寂しさを感じてしまう程度には、重篤で。
涙こそ出ないけれど、声色は随分と湿っぽいものだった。

「多分、今の僕は、きみの居ない所で死ぬのが一番怖くて。
 きみの事を置いていくのはいやだけど、でも。
 せめて最期がきみの傍なら、きっとそれでもいいと思えるから。
 きみになら、何をされてもいいと思えるから。
 でも、少しでも長くきみと一緒に居たいから」

「だから、一緒に居させてください」

なんだってしますから。
きっと何度だってそう答えて、手を伸ばそうとする。
縋れる人も、縋りたい人も、目の前のただ一人だけ。

「どんな形でもいいですから……」

その為なら、猟犬らしく何処までも追い求め続けよう。
その為なら、無防備な喉を晒して眠る事だって厭わない。
愚直な狼のなりそこないにできる事は、ただ一途に想う事だけ。
(-61) unforg00 2022/03/02(Wed) 8:08:45

【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ

誰かと共に帰った方がいい。
そんな話がなされている中メッセージを送った。

『価値の話、簡単にですけど。
 顔を合わせて話したいです。
 気分と、せっかくですから。

 文字でやり取りするのと変わらないのに
 なにかちがうと感じるんです。
 心配事はあるかもしれないですが、
 少しだけ話しませんか?』

『ナツメさんへの差し入れでも、用意して』
(-62) toumi_ 2022/03/02(Wed) 8:08:54

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

合議の最中、あなたの姿が見えずに端末をみる。
なにかが起きている、だが、わからない。

男は仕方がないとはいえ嘘になってしまったことを、知らせたかった。
謝罪はするか、わからないけれど。

『アクタさん
 君が見て、知ってる、ここで起きたことを教えてくれませんか』

『俺は君のためにも、俺自身のためにも
 やりたいと思ったことをやります。
 投票の理由も教えます。

 でも、メッセージよりも
 会えなければ、音声で、
 声を聞いてやり取りをしたいです。
 時間が空いたら連絡してください』
(-63) toumi_ 2022/03/02(Wed) 8:14:59

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「俺が」

差し伸べられた手は、取った。
とりたくなったから、だった。

「……今君は怪我をして不安定なんですよ。
 誰に、やられたんですか?
 もしかして怖かったですか。
 ……少し話したら寝てください、俺はここにいますよ」

そう呟きベッドに引きずっていけば、無造作に放り投げられた物のなかで一緒に丸まった。
まるで巣の中のようだなんて思いながら、帽子を放って頭を撫でる。

「……」

髪を整えながら無防備な姿を見つめる。
此処に居るとVRないの状況はあまりわからなくなるだろう。
周りで何が起きてるのか知れず、駆けつけたくてもいけないな。

「連絡は、とらせてくださいね」

片手で撫でながら背中に回した端末を操作すた。
邪魔をすれば貴方を見て、呼べば答える。
まるで休日に外に出たくない良い仲の二人のような。

「飼えないって言ったじゃないですか」

責めてるわけではない、ただ、最期まで面倒を見れるかなんてわからない気持ちは変わらない。
あなたがいうように、様々なところからヘイトを稼いで悪めだちをしている自覚はあるからだ。
いつも発言の後に気付く悪い癖。
(-65) toumi_ 2022/03/02(Wed) 8:41:18

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……これが」

死んだ方が安心するという気持ち?
わからない、でも今回はわからない理由がわかった。

「掃守さん。俺は……」

あなたが眠れるようになるまでの子守唄。
ただゆっくり、自分の事を語るだけ。
多分二度と、言わない、呪いの言葉。

「こんなところで死にたくなかったよ」



同じように喉を見せてやりながら時を過ごし、
合議が始まる頃には笑いかけた。

「この制度から生かしたいひとができました。
 それは、君じゃありません」

君とは、きっと。

「あと、寂しければ呼んでください。
 四肢と時間があれば行きますし、いいこと……? も、してあげますから」

そういって何ともないようにネクタイを緩め、貴方の額に口づけを落とした。

「……元の姿に戻りたいな」

そんなことをぼやきながら。
(-66) toumi_ 2022/03/02(Wed) 8:47:38

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ

「わ、……」

手を引かれるままに、二人でベッドに入って。
帽子をどこかへやって髪を解けば、
普段後ろで括って纏める程度には長い髪がばらばらと散らばった。
撫でられるのは心地良くて、目蓋を閉じてしまいたいけど。
でも、同じくらい、もう少しだけこの微睡みの中に居たくて。

「…怖かった、のかも、しれません。これからも、ずっと。
 あの場所で、きみではなく、他の誰かに殺されるのが…
 ……変な話、ですよね。
 あんなに死にたいって言ったのに、自業自得なのに
 いざ殺されそうになったら、抵抗するんですから…」

だからもう少しだけ、今だけはとりとめのない話を。
自分でもおかしな話だと思っている。
それでも、自分の中では筋の通らない話、ではないけど。
人から見れば、およそ筋の通っていない行動なのだろうなと思う。

「僕は…飼えなくても、きみが、飼い主じゃなくても。
 そばに居るって、言いましたよ…」

鼓膜を震わす声に、ぼんやりとそう答えを返す。
それも、いつ破れるとも知れない口約束だけれども。
今だけは叶わない夢を語ったっていいだろう。
夢の間近、眠りの淵に居るのだから、それくらいは。

「…ああ、きみと、もっと長く、一緒に生きてみたかったなあ……」


そうして目蓋はゆっくりと落ちていく。
(-68) unforg00 2022/03/02(Wed) 9:51:38

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


そんな束の間の休息の後。
笑いかけるきみには、迷いなく頷い、て。

「へ。
 ……あ、あの、いいことってどういうニュアンスの…
 
邦幸さん!?ねえちょっと、邦幸さーん!!?


きみの行動に慌てふためいたりも、したんだろうな。
(-69) unforg00 2022/03/02(Wed) 9:52:03

【人】 不運 フカワ

三日目の朝日を拝んでから丸一日の間、一切日光を浴びていなかった男は、合議を終え人と話をしたあと外を出歩いた。

深夜の涼しい風の中、人気の少ない広場の方へと向かった。

「……あのときは何をしているんだと思ったけど、やっぱり土いじりは楽しいよな」

自分が勝手に生やした焼肉店、ブランコ。
さぁ――次に欲しいのは。

「花だ、な」

男の人生で最も傍に居た、
罪の形になった彼らが思い付いた。
(7) toumi_ 2022/03/02(Wed) 10:47:00

【置】 不運 フカワ

【プロフィールが、更新されました】

名前:フカワ
性別/年齢:男/23歳
外見:弟の姿/174cm
家族構成:両親と妹と弟
職業:花屋

@.私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。
A.私は、合議の結果を踏まえ、臓器提供の意思を決めます。
3.私は、臓器を提供しません。
(L0) toumi_ 2022/03/02(Wed) 10:47:42
公開: 2022/03/02(Wed) 10:50:00

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

『医務室です。
 イロメキさんが怪我してて、看病?してます。』

 返信のテキスト。
※介抱、が脳内辞書になかった模様。


『私もなんでそうなったのか…
 あまり分かってないんですけど』
『放っておくのは嫌だったから』

『あ、みんな解散してる
 ごめんなさい、参加できなくて…』
(-77) 榛 2022/03/02(Wed) 11:53:01

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『事情は知らなかったんですか。
 ありがとうございます。
 やっぱり、怪我の原因は気になってしまって』


『あの、おかしな事を聞くんですけど』
『その看病って、怪我をしているから放っておきたくないんですか?』
『彼だから放っておきたくないんですか』

『すごく失礼なこときいてすみません。
 それと、謝らないでください、顔を合わせるのが目的で。
 無事かどうかが、一番気になったので、今は、大丈夫です。
 ナツメさんは怪我をしているわけじゃなくて良かったです』
(-81) toumi_ 2022/03/02(Wed) 12:10:53

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


位置情報を確認するならば、アクタという男は寮から動く様子がないと分かるだろう。


そうして、君がメッセージを送信して暫くした後。

君の端末に、数字の羅列だけが送られてくる。
男の
寮の部屋番号
だ。


君のメッセージに対する肯定であり、
手が離せないからお前が来い、との意図だが
いかんせん、分かり辛いかもしれない。


君が男の部屋を訪ねるならば
鍵は掛かっておらず、簡単に立ち入る事が出来る。

初期配置から変化のない家具達は、大量の紙束に埋もれていて
足の踏み場は無いかもしれない。
(-89) osatou 2022/03/02(Wed) 13:28:48

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

示された番号を眺めてから足を向ける。
フカワは画面から誰がいるのかを確認できても本人から聞くことが常だった。

扉をノックして、さて。返事はあっただろうか。
少し悩んだあとに開けば、

「お邪魔します……」


と、部屋に吸い込まれそうなほどか細い声を響かせる。

「……あの、
肉まんと餡まんどっちの気分ですか……?


ばらまかれている紙を踏まないように一枚一枚拾いつつ、貴方の元へと向かっていった。
(-90) toumi_ 2022/03/02(Wed) 13:41:08

【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケ

『笑い話は面白い、ああだからこれは面白い話って言われていたんですね。
 笑えない話でないと面白くないかもしれません、またひとつ勉強になりました』

『でもおもしろくなかったですか、残念。
 そして。

 花屋は
 ありますよ、別の視点も』
(-92) toumi_ 2022/03/02(Wed) 13:52:33

【秘】 不運 フカワ → 落涙 ユメスケ

『息子は、長年世話になった両親のために罪を受け入れて死のうと思いました。それが親と、社会のためになるからです。
けれど。刑務所で息子はそんな話間違ってると、綺麗事で納めるんじゃないと諭されて自分が正しいかわからなくなりました。それでも、息子の意思は変わりませんでした。何故ならその息子は、自分が』


辛いと、悲しいと、悔しいと。
わからなかったから。


『自分さえ、耐えれば家族は笑っていられると思ったからです』


「……ああ、なんだろう」


「『やっぱり、面白くないですね』」
(-93) toumi_ 2022/03/02(Wed) 13:54:57

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


ノックの音。返事は、ん、とか、その程度。
君が立ち入ることを、拒みはしない。
代わりに、そちらに目を向ける事もない──紙に、物語を書き殴っている──筈だったが、


「何でそうなるんだ?」


突然の肉まん餡まん。
ばっと顔を上げ、不思議そうに君を見る。

「えっと……今は餡まん、かな?
 手土産のつもりか……?」

ぱち、ぱち、と瞬きをしつつ
紙束をばさばさ退かしたのち、ベッドに君が座るスペースを作ってやった。

自分は備え付けの椅子にかけたまま
君の話を聞こう、と。作業の手を止めた。
(-94) osatou 2022/03/02(Wed) 13:57:12