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人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

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ワルゴ鳥籠 ワルゴに投票した。
リーディエ命灯癒光 リーディエに投票した。
ハグベリー命灯癒光 リーディエに投票した。
ノル命灯癒光 リーディエに投票した。
モノオキ包帯 タンジーに投票した。
ユングフラウ無線通信 ユングフラウに投票した。
タンジー包帯 タンジーに投票した。

リーディエは村人の手により処刑された。

ワルゴタンジーの自由を奪った。

モノオキリーディエを占った。
リーディエさんは人間さんっぽいかな?

【赤】 手探り ノル

ワルゴ! 今日がお前の命日だ!
ko_nose8 2022/07/23(Sat) 22:00:00
月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
ワルゴが無残な姿で発見された。

不気味な赤い月が異形の者を映し出す。
しかし、彼らの勝利の雄叫びが響き渡ることはついぞ無かった……

名前ID生死勝敗役職
主人 アベルmaster襲撃死
(2d)
敗北村人陣営:村人
  村人を希望
鳥籠 ワルゴRurux_is_me襲撃死
(4d)
敗北村人陣営:狛犬、宝玉
  おまかせを希望
命灯癒光 リーディエsinorit処刑死
(4d)
敗北村人陣営:人犬、宝玉
  おまかせを希望
  元々は骨噛みだった
浮遊する ハグベリーarenda生存者敗北人狼陣営:人狼、宝玉
  人狼を希望
手探り ノルko_nose8生存者敗北人狼陣営:人狼、宝玉
  人狼を希望
ガラクタ モノオキaxyu生存者勝利妖精:幼狐、宝玉
  幼狐を希望
無線通信 ユングフラウshingetsusou生存者敗北村人陣営:霊感少年、宝玉
  霊感少年を希望
骨頭 クローディオrustyhoney処刑死
(3d)
敗北村人陣営:人犬、宝玉
  人犬を希望
包帯 タンジーkrkw生存者敗北村人陣営:狩人、宝玉
  おまかせを希望
電球 フィラメントkurohoshi襲撃死
(3d)
敗北村人陣営:賢者、宝玉
  おまかせを希望

村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【赤】 手探り ノル

ベリ兄は笑ってる。僕は……僕も一緒に笑う。

「ワルゴ……僕も賛成だよ。まだ小さいんだし。ね」
家族を助けたい。僕たちはきっと一緒だ。
どこか壊れてしまっているところも。


「リディ……リディ。わかった。そうだね。辛い思いは短く終わらせてあげないと……
僕、チャンスがあったら頑張るね」

どこかで2人になれる、かもしれないし。
(*0) ko_nose8 2022/07/23(Sat) 23:18:46

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル

ノルが合わせてくれるから、少しは楽に運べただろう。
それでも力仕事は得意ではないから、時間はかかるけど。

「………えぇ、」
埋めるんだ、の言葉には短い返事。

肉体を置いてはおけないし、眠らせてあげる方がいいから。
ポケットに入れた万年筆を、形見のように。


すんなりとスコップを取りに行ってくれるのであればお礼をひとつ。

「……フィルの頭に当たらないように、布の中に」
置き場所にはそう返して、それが行われるのをみればまた移動を再開する。

暫くすれば、クロを埋めた場所である屋敷裏に。
掘られた形跡が見えるところが、クロの体がある位置だ。
(-0) sinorit 2022/07/23(Sat) 23:57:09

【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ

「ううん……こう?こう入れればいっか」
お礼には首を振って、スコップを仕舞った。

そこにたどり着くまでにかなり疲弊したものの……
「……あそこ?あの隣に埋めるの」

クロは……大きいし、穴掘るの大変だったかな。
「フィーの穴……掘るの大変だね」
どうやって手伝えばいいんだろう、と考えるのと同時に、埋めてしまうのは嫌だなとも思った。
別に繋いだこともないフィラメントの手を触る。……死んでいても、見えるところにいてくれるほうが嬉しい。
(-1) ko_nose8 2022/07/24(Sun) 0:53:36

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル


「……そうです」
僅かに息を切らしながら額の汗を拭う。

次に、息を整えるように大きく深呼吸。
今からやることは凄く大変だから、少しでも体力を回復しないと。

自身の能力が反映されるなら、それを使っていたのだが。


「…えぇ、でも早くしなくちゃ」
ユンのように深く掘るのは難しそうだ。

それでも
既に痛みと疲労のある体で
出来る範囲で頑張ろうと意気込んで。

貴方がフィラメントの手を握るから、自然と視線はそちらに向かった。
クローディオの時は自分がこうしていた事を思い出す。


でも直ぐに視線は外れ、スコップに手を伸ばす訳だが。

そうして、赤く濡れた手でそれをしっかり握りしめて。
不慣れながらもクロの近くに新しい穴を掘り始める。
(-2) sinorit 2022/07/24(Sun) 1:35:52

【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ


「……ねぇ」
掘り始めて数分だろうか。掘る様を見て、手伝えることないな、と思ったのだけれども。

「僕がやるよ」
君が大変そうで、つい提案してしまう。
ろくに掘れないと思うけど、早くしなくちゃいけないなら余計なことなんだけど。
(-3) ko_nose8 2022/07/24(Sun) 2:18:36

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル


ここまで、目を合わせることは無かったはずだ。

クロの事から、どうしても貴方のことが憎くて。
万年筆を見て思うことも、あったし。


ザクリ。動かしていた手を止める。
少し迷うように貴方を見つめ、ゆっくりと口を開いた。

「………汚れますよ」
リディは既に血に濡れ、土に汚れ。

人より少し白く綺麗だったはずの手は、ここ数日で擦り傷も多くて。
だから。今綺麗な貴方がわざわざそうなる必要も無いと、そう思う。

でももう一押し、貴方がそれでもいいと声を上げるなら。

「………………お願いします」
と、手にしていたスコップを渡しフィラメントの横に座り込むだろう。

クロにしたように、フィルの手も握る。
温もりのない手に、悲しみが溢れて 握る手に力が入った。
(-4) sinorit 2022/07/24(Sun) 2:45:18

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー


「……兄様……大丈夫、ですよ」
だから、そんな顔をしないで下さい。


ふらつきそうな体をどうにか押し止めて、貴方に視線を向ける。

浮かべるのは笑顔で、確かに無理はあるけど。
それでも、触れられたことへの喜びも混じっていた。

手を伸ばし、もう一度だけ貴方に触れようとする。
叶うなら頬に添えて、その温もりに笑みを深めるだろう。

「………私、誰かに触れることを……諦めて、いました。でも、でもね……『お父様』の……主様の死を、見て」
「皆と話して、…あぁ、後悔しないように……って」
そう思いました。私はきっと、長くは生きられないから。


「苦しく、ないですよ。痛くも、ないです。…死なないわ、私。皆が、いる限り……」
本当は痛くて苦しくて。でもそれは、力のせい。


ここにあと少しだけいさせてくださいと甘えてみようかと、そう思いはしたけど。


「……ふふ、そう心配なさらないで。いつもの事、です。
ありがとう、ベリー兄様。…抱きしめてくれて、嬉しかったです」
一歩下がり、もう一度笑みを浮かべて。

部屋まで送ってくれるのなら、珍しくお願いをする。
もう少し貴方と一緒にいたかったから。


最初の問いへの答えは、もう求めない。
この時既に、貴方が関わっているのかもしれないと──そう考えていました。
(-5) sinorit 2022/07/24(Sun) 3:40:49

【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ


「いいよ、気にしないよ。あとで洗ったらいい」
いつも通り、の言葉だ。外で遊んで汚れたら後で洗おうとか、よく言ったよね。僕は。
今は『いつも』ではないから不自然になる、のに気付けない。

リディはあんまり外に行かないから知らないかな。

スコップを受け取って片手と片脚で掘り始める。
土にスコップを突き立て、脚で踏み込めば痛みが走り、ぐっ、と顔に力が入る。
左腿に怪我があるから。

でもそれは我慢ができるから、何回か繰り返す。刺して、倒すように土を掘り起こして、柔らかくなった部分を穴の外に何回かに分けて運ぶ。
足元はすぐ土まみれになった。
このまま続けてもきっと穴は掘り終わらない。
(-6) ko_nose8 2022/07/24(Sun) 14:21:48

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル


「……………そう、ですか」
私は、皆が遊んでいる様子を木陰から眺める事も好きだった。

優しい皆は私の力を知らないから、手を伸ばしてくれて。
でもその手に触れることが出来なくて、いつも苦しかった。

だから、いつからか木陰ではなく屋敷の中から見守ったりして。
本当は寂しかった。ずっと、悲しかった。


昔を思い出して、小さく吐息を零す。
戻りたい。戻せない。……
痛い。


フィラメントの手を握り、休憩するように座り込んでからは──ぼんやりと、ノルの姿を眺めていた。
何処か、怪我をしているのだろうか。


暫くはそうして眺めていたけど、クローディオやユングフラウと違い不慣れな自分達ではやはり時間がかかってしまう。

「…フィル、ごめんなさい」

分かっていたことだけど、力がある人を呼べばよかった。

疲れた体に鞭を打つように、もう一度と奮い立たせ。
フィラメントの手を離した。

「………代わります」
そのままその手をノルに向かって伸ばし、スコップを渡すように視線をそちらへ。

どちらがやるのもあまり変わりは無いかもしれないが……朝になる前に何とか出来たらいいなって。
(-7) sinorit 2022/07/24(Sun) 14:45:17

【赤】 浮遊する ハグベリー

「うん、うん、頑張ろうね。ノル。」

皆を救うために。
皆を守るために。
皆を助けるために。


                   
ほんとに?



「俺も………ね、頑張るよ。ノル。」
「頑張ったらさ。」
「また、一緒に寝てくれる?」


「おねがい…………」




せめて、志を同じくする貴方とは。
出来るだけ一緒に、出来るだけ、暖かいままの。
そんな"家族"でいる時間を、長く作りたいんだ。
(*1) arenda 2022/07/24(Sun) 17:59:14

【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ

「大丈夫な………
わけ…………


と、反論してみた所で。
貴方を困らせてしまうだけな気がして、言葉は尻すぼみに。
兄なのに、なにもできない。
何もしてあげられない。
ただ触れる事しか。触れられる事しか。
そうして貴方を傷つける事しかできない。



「…うん………うん、そうだね………。」


苦しくない、痛くないと。
貴方が言うならせめて、そうなのだと肯定して。
貴方がそうしたいと、見せたいと思うものだけを、
見るようにして。
それで攻めて、貴方が喜んでくれることを願って。

「……いつでも、お安い御用さ。
 俺は、君のお兄ちゃんだからね。」

さぁ、外は危ない。
貴方の横に並び浮かんで、どうか。
もう少しだけ、貴方との夜を引き延ばしながら、
送り届けるとしよう。
(-8) arenda 2022/07/24(Sun) 18:07:15

【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ


「……うん。疲れたら教えて。かわる」
やっぱり僕じゃあんまり掘れないなって、スコップをリディに返した。リディが休んでる間に掘ったらいないよりはマシ、かな。
でも誰か呼んでこようか、とは言えない。

……片手がうまく使えなくても、ユーとかタンジーくらい大きかったらな。

少し離れて、裏の木を見る。どこかに記録した木があるはず。全然伸びなくなっちゃってつけるのをやめてたけど、最近また測ってみて、やっぱり伸びてなかった。
あの木を見つけたら多分嫌な気分になる。同い年のみんなからどんどん離されるの、嫌だったから。
でも離されるのが嫌なくらい、大したことじゃなかったね。


リディが掘ってるのを横目に、屋敷のほうに近づいて窓のそばとか、玄関の方面とか……人の姿を探す。

……誰か近くにいるかな?いないかな。
僕から気づかなくても向こうからは気付ける、かも。
(-9) ko_nose8 2022/07/24(Sun) 19:31:06

【赤】 手探り ノル

「みんな一緒にいよう、ね」

やさしく兄の耳を塞ぐように、必ずみんなのためになるよって念押し。
僕はみんなのためにもなるって本当に信じてるし。分かってもらえなくても。


「……駄目って言わないよ?」
ぎゅっと兄の手を引っ張る。両手で掴もうと失敗して、片手は袖を掴むだけになってしまうけど。

「ベリ兄はずっと頑張ってるよ。だから今日も明日も一緒だよ。一緒に寝たい……今日は久しぶりに歌、聴きたいな」
二人で、ってことは、僕だけにってことだから。すごい我儘だ。
(*2) ko_nose8 2022/07/24(Sun) 20:07:15

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル


貴方の言葉に頷いて、スコップを受け取る。

クロの為の穴を掘る時、クロの真似をしてたユン。
その真似をして頑張るけど、やっぱり上手くはいかない。

それでも諦める気はなくて、よろめきながらも必死で体を動かす。
目的が無くなったら、動けなくなりそうなくらい疲れがある。


だからノルの動きもあまり見えていなくて。
どこかを見てるってことくらいしか、分からない。

「……クロ、兄様。………フィル、兄様」
大切な2人。大好きな2人。……もう誰も、


頭の中で考えるのはフィラメントの言葉。

何かあっても、見失わないように。冷静に、自己を保って。
そうすれば、きっと何かが見えるはず。


「………………怪我、」

1度手を止め、ポケットの中。万年筆を布越しに撫でる。

小さな声での囁きは、穴を掘る音できっと掻き消された。
鼓動が早いのは一体どちらの意味で?


動揺は、しない。ここ数日での出来事を頭で思考するだけ。
止めた手をまた動かして、ゆっくりと息を吐き出す。

「…ねぇ、ノル。お水を……取りにいってくれませんか」
(-10) sinorit 2022/07/24(Sun) 20:20:58

【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ


「水?」
振り向く。少し近づいて。

「そっか、疲れた、よね。……ここで、待ってて」
様子を見て疲労の色を感じ取ったから、お願いしてから取りに行く。できるだけ早く走って。
右足だけでなく、今日は左足も若干引きずるようにして。
普段通りにしようとしてるけど、注意深く見るなら……


戻ってくる時間はノルの足で、キッチンとの往復分。
リディは埋めるまで、最後まできっとやるから、少し離れても大丈夫なはず。
(-11) ko_nose8 2022/07/24(Sun) 21:39:25

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>-11 兄様達
「……えぇ、喉が渇いて。…お願いします」
この言葉は嘘ではない。
だからきっと、大丈夫。


走っていくノルの様子を見つめ、震える吐息を零す。
もし、もしも。本当にそうなら……?


「………どうしたら、いいの」

止まらない歯車の動きを止めるには……。

『………リディは』『ひとごろしじゃないわよね?』
『みんな、ひとごろしに……なっちゃうのかしら』


分からない。そうとしか、言いようがなくて。
動揺を隠すように深呼吸して、羽織っていたカーディガンを布の上に。

ふと、視界の端に誰かが映る。

「………ベリー兄様、」
あの夜からあまり姿を見かけなかった、大切な人。

見えた表情が何だか怖くて。聞こえる声色が恐くて。
笑顔で誤魔化して、ノルの帰りを待つ。

フィルの事とか、手紙の事とか。今の状況を軽く、説明しながら。


そうして少しすれば、ノルは水を手に戻ってくるのだろう。
ノルのお願い通り、考え通り。リディはまだ、ここに居た。

貴方ノルが秘密を共有する、大切な 大切な兄とともに。
(0) sinorit 2022/07/24(Sun) 22:22:58

【人】 手探り ノル

>>0 リディと兄

「持ってきたよ……」
ジュースもあったから、水と2つ持ってきた。
大きめのコップに入れ、腕と体で挟んで。

「……! ベリ兄!」
兄の姿を見つけると駆け寄りそうになって、でも零したら危ないから……こらえた。

「リディ、どっちがいい?」
ジュースと水。運び方でちょっとぬるくなっちゃったかもしれないけど、一応氷入れてきたからまだ冷たいはず。
リディが選ばなかった方を飲もうと思ってる。

飲み物を渡したらもう1個は地面に置いて、改めて兄に飛びついているだろう。
今まで、こんなに分かりやすく兄にべったりする様子は見せたことがなかった。
(1) ko_nose8 2022/07/25(Mon) 1:17:39

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>1 兄様達
ハグベリーに状況の説明を終える頃。
戻ってきたノルに視線を向け、軽く頭を下げる。

「…ありがとうございます」
どちらと、選択肢を受けたから迷わずに水に手を伸ばし。

受け取った後、すぐにコップの縁に口につけ、傾けた。
慣れない作業と緊張が喉の乾きを齎す。


飛びつく様子には、きっと驚いていた。
でも表情に変わりはなく、あくまで冷静に見える形で。

抱くべきではない違和感と、羨望。

自ら望んでいても、兄達は悲しむばかりで。


喉を潤した後は、
そちらを見ないように
スコップに手を伸ばす。
事が起こる前に甘えられたら、違っていた?


最期まで触れない事が、正しかったのだろうか。


「…私、戻りますね」
まだまだ不完全な穴を指さし、2人はゆっくりして下さいと伝えて。

もうすっかり傷だらけの手と、土で汚れた体に小さく笑いが零れた。

でも、手を止めている暇はないから。
もう一度掘り始めようとする。

声がかかれば、動きを止めるかもしれないが。
(2) sinorit 2022/07/25(Mon) 2:20:56

【人】 手探り ノル

>>2 僕の家族


兄の体をちょっと土で汚したかもしれない。それは気にせずに。
リディが穴掘りを再開しようとしたところで、ぱ!とベリ兄を離した。
ゆっくりはしていられない。リディだけ働かせるのもできない。

「僕元気。リディはもうすこし休んだら?」
兄を振り返って笑い、

「ね、手伝って」
と、手を引く。穴掘りね。
先に。

リディがスコップを貸してくれるなら、浮いてしまう兄の重り役になって掘るのを手伝うだろう。
……これで手伝いって言って良いのか分からないけど。
(3) ko_nose8 2022/07/25(Mon) 3:23:17

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>3 兄様達

別に、構わなかった。自分だけが動くことに関して。
気にしなくて、いいことだった。

何より、冷静な頭が導き出す答えが怖くて。
触れられない寂しさが胸の中にあって。


「………あ、」
迷うように、手にしていたスコップを握りしめる。

こういう時、
もういない
2人であればどうするのだろうか。
…なんて、意味の無いことを考えて笑う。

「…分かりました。それでは、お願いします」
でも、そうだ。早くしなくてはならないから。
それを考えるなら、きっとこれが最善。

そっと兄達にスコップを渡し、屋敷の壁に凭れ座り込む。

座り込む際、ポケットの中から万年筆と結晶を取り出し。

何かを考えるように夜空を眺めて、秋を想う。


暫くしてから、穴を掘る2人に視線を向けた。
(4) sinorit 2022/07/25(Mon) 8:09:35

【赤】 浮遊する ハグベリー

皆の為になる。
その言葉が耳の中に入って、固まって、塞いで。
もう他の事を考えなくても良いのだと安心する。
何も聞きたくない、何も考えたくない。
いいじゃないか、皆の為になるならば。


ごぼ、と音が鳴って、吐息が上に昇って行った。



「ありがとう、ノル……大好きだよ、俺の家族。」
「うん、沢山歌ってあげる。今日も明日も、君と」
「一緒に、頑張れるように。」


依存する、溺れていく、沈んでいく。
ただ一人、同じ苦しみを知ってくれる君に。
(*3) arenda 2022/07/25(Mon) 16:49:00