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人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

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【人】 命灯癒光 リーディエ

フィラメントの背に触れ、「どうして、」と何度も呟きを落とす。
分かっている。触れても光が見えないということは、もう。

でも、それでも。この事実を認めたくなくて。

「フィル、フィル……ッ。どうして、こうなるの…………………」
触れる手は力が入り、フィラメントの服に皺を作る。
それはもはや、触れるというよりも掴むようで。

震える吐息を零し、その背に額を付けた。
血に濡れようとも構わなかった。


ノル(>>31)の声には反応を返せないまま、暫くはそうして。
(32) sinorit 2022/07/23(Sat) 2:47:51
リーディエは、足元の万年筆に視線を向ける。苦しげに、でも涙は零さずに。
(a41) sinorit 2022/07/23(Sat) 2:49:09

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

真っ赤に染まった背に縋るように呟いた。
それは本当に小さくて、ノルにはきっと聞こえない。

「……またって、約束したのに」


この約束が奇跡を起こせばいいなって。
今度はちゃんと、笑顔を見せれるといいなって。

そう思っていたのに。……もう何も、叶わない。

「置いてかないで………………、」


叫ぶ言葉はまるで冷静さを含んでいないように見えただろうけど。
涙を流さずに耐えて、今の状況の理解に努めた。


視線は、万年筆。赤く濡れたそれに向けられた。
貴方の言葉、忘れないわ。忘れないから……。
(-176) sinorit 2022/07/23(Sat) 2:54:45

【秘】 骨頭 クローディオ → 手探り ノル

クローディオの部屋は、図鑑や標本で溢れている。
図鑑は自然に纏わるものが多く、標本は鉱石やら虫やら小動物の骨やら。

つい最近、なんならクローディオが死んだ後にでも掃除されたかのように、目立つ部分は綺麗だ。
ベッドの上に、結晶が並べられて、布団をかけられている。一際大きな結晶が頭に当たる部分に集中して並べてあり、まるで人の形に整えようとしたようにも見えるだろう。

クローディオは、君が部屋にやってきてから、窓をすり抜けて部屋にやってきた。
当然君には分からないだろう。
話す言葉を聞いて、納得した。何を言っても声も聞こえないだろう。

「許すも何もさ、怒ってないから、許すものがない」
「でも、そっか、タンジーは俺のこと悪いって思ってるんだな。
怒ってないけど……本当のこと知らないままも……無理だよなぁ、きっと」

騙された、と知るときは辛いだろうな、と思った。
だとしても、何もできない。できないままでいて欲しい。
自分に何かできるときは、君らがこっちに来るときだから。


「……嫌ってねーよ」
「ノルが、俺のこと嫌いなんじゃなくて、よかったよ」

君の頭でも撫でたいんだけど、手はすり抜けて、全然触れないんだ。
部屋で、窓も閉め切ってるのに、少しだけひんやりした風が吹いた、気がするかもしれない。隙間風でもおかしくないけど。

「みんなが危ないことするときは、怒るかもな」

そうして、部屋から去るのを見送った。
君がいつ来ても、拒むものも叱るものも、嫌う者もここにはいない。
(-177) rustyhoney 2022/07/23(Sat) 3:00:28

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

*視線を向けた万年筆のペン先には、赤い赤い血が塗れていました。

*が、気付いたでしょうか。

*万年筆のペン先と、電球の彼の背中の傷口は、形が一致していないのです。



*どうしてこんなものが落ちているのでしょうか。
*これを残したのは、犯人でしょうか、それとも――。
(-178) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 3:14:16

【人】 ガラクタ モノオキ

>>30 フィラメントの部屋

声に反応したのか、元からそこに行く予定があったのか。ほうきとちりとりを持ってモノオキは子供の速さで歩いてくる。
ドアの向こう側から、止められなければノルの隣で床へと流れ出る血を確認するのだろう。
(33) axyu 2022/07/23(Sat) 3:50:03

【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー

次の犠牲者が出た後。あなたの部屋にまたモノオキが戸を叩く。

それはいつものような掃除用具を持ったモノオキだ。
(-179) axyu 2022/07/23(Sat) 5:05:47

【人】 命灯癒光 リーディエ

万年筆をじっと見つめ、何かを考えるように暫し黙する。
そして緩りと、掴んでいた服を離しそれに手を伸ばした。

「…………何故、」

赤く濡れたペン先。

今度は視線をフィラメントの背に向け、目を閉じた。

その時、聞こえたモノオキ(>>33)の足音。
目を開け、制止しようと手をそちらに向けるけど。

既に血塗れた自身の姿に、果たして意味があるのだろうかと動きを止める。
誰かが止めるのなら、その方がいいのだろうと。


代わりに、他にも何か手がかりは無いかと視線を向け。
本と、一枚のメモを視界に映す。

今度はそれに手を伸ばそうとして、赤く染まった指先を眺め。

「…………誰か、これを」
この場にいる人間に向けて、呟いた。

誰も手にしないようであれば服で赤を拭い、今度こそ手を伸ばす。
そうでなければ、読み上げて欲しいとその人に告げるだろう。

リディにはもう、そのメモの内容は見えているが。
それでも皆に伝えるべきだと思うから、そのように。
(34) sinorit 2022/07/23(Sat) 12:07:37

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ

〔⿻▫__ それでも……〕

それでも、苦しいからこそ、貴方は生きてくれると、思っていて。
だから、これは自分と貴方、どちらをも縛る鎖だ。

刹那待った光が、生命の証左のようで。
〔⿻▫__ 綺麗。〕

恐怖と喜びの入り交じった複雑さ、さえも。

それからは、暫し、ただ、土を掘る音が響くのだろう。
獣に荒らされないように、深く深く。人の大きさの穴を掘り終える頃には、すっかり汗ばんでいて。

▙ ▜▓▗
_ リディ。〕

寄り添う貴方が別れを済ませるのを見計らって、声をかけるだろう。
別れの時間だ、と。
(-180) shingetsusou 2022/07/23(Sat) 13:32:11
ユングフラウは、夜が明けたら、畑にいる。皆の生きる糧を託されたから。
(a42) shingetsusou 2022/07/23(Sat) 13:33:06

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 鳥籠 ワルゴ

▙ ▜▓▗
_ ワルゴ、いる……?〕

それはきっと、貴方の部屋か……そこが不在なら、きっと共に暮らすうちに知った、貴方が良くいる場所のどこか。
話がしたくて、探している。

見つからないか、貴方が顔を合わせることを拒否するならば、大人しく諦めるだろうけど。
(-181) shingetsusou 2022/07/23(Sat) 13:39:35

【人】 手探り ノル

>>33 モノオキ
反応は遅れた。君がもうすぐ隣に来てから、そうだ、見せない方がいいんだって思い出し。

「モノ、中、見ないで。その方がいい」

腕を伸ばして目隠しみたいにするけれども、間に合わなかったかもしれないし、これじゃ不十分で普通に見えてしまったかもしれない。

>>34 メモ
「……?」
声を聞くと近づいて、それを拾い上げた。
文字を目で追う。

「……フィーが、書いたの。これ」
(35) ko_nose8 2022/07/23(Sat) 14:06:42

【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー

/* ハロー!投票先と襲撃先どうしようかしら〜!
これも襲撃ライフハックみたいに、先に投票先襲撃先を決めてからそこに向かってロールしたら、更新跨いでも大丈夫になるからスムーズじゃない?って思うのだけれども!
(-182) ko_nose8 2022/07/23(Sat) 14:13:04

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ

貴方は酷い人だ。とても、酷い人だ。
都合がいいと、やっぱり思ってしまう。

縛る鎖を作り、生きることを望んでくる。
それは呪いだ。
異能と同じ、呪いのよう。


光は、貴方から離れれば少しして消えたはずだ。

その時はきっと、思考は定まらなくて貴方に伝わらなかった。
それに安心したし、伝わらなくていいと思っていた。

綺麗な光のまま、貴方にとって"良いもの"であればいい。

伝わらなかったのは何か。それは、この異能の代償について。

人を生かす力。そんな奇跡に、代償が無いはずもなく。


響く音に耳を傾けて。返されない熱に哀しんで。
あの日。幾人かに問いかけ、返された言葉を思い返して。

疲れきった体を癒すように、その場に座り込んでいた。
そして。見計らうようにかけられた声に、言葉は返さない。

…クロ、


大切な存在。欠けることなく、ずっと一緒に居たかった。
リディはやっぱり、クロを疑ってはいなかったから。

無実であるはずの失われた命に、やるせない気持ちが渦巻いていた。

…待っていて。私が死ぬ、その日まで。
(-183) sinorit 2022/07/23(Sat) 14:17:08

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>35 ノル
「………フィル以外に、……誰が出来るんですか」
手にしていた万年筆を握りしめ、冷静な声色で返す。

ペンであれば偽装も出来たかもしれない。

でも、電気が走ったように焼け焦げたこれは。
真似をしようとしても、難しいものだろう。

「………………フィルも、運ばなければ……」
体格差があるであろう彼を運ぶなら、引き摺るしかない。

布団に乗せて、引っ張るとか。それなら出来るだろうか。
時間をかけてでもいいから、


「……クロの、隣に」
力仕事は得意でないけれど、眠れる場所を。

このまま放置することは出来ないからと、小さく呟いた。
まだリディとユンしか知らない、クロの眠る場所へ。

フィルも………。
(36) sinorit 2022/07/23(Sat) 14:28:57

【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ

「俺、は………………」
「……………。」

分からない、何を答えればいいのか。
何を答えたら満足してもらえるのか。
何を答えたら、その無理な笑いが消えるのか。
何を答えたら────疑われないのか。

「………わからないよ、なんにも………」

答えは何も出せず。
貴方が手を伸ばすなら、すこしびくっとして。
でもきっと、触れることを拒みは、しない。
(-184) arenda 2022/07/23(Sat) 16:31:43

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

しばらくすれば、ガチャリ。
扉が開く。

「……やぁ、モノオキ。お掃除かい?」

此度の青年は、やんわりとした笑顔だった。
やんわりとした………何もかも諦めたような、
壊れたような、あるいは。
なにか、目的に専念しているような、笑顔だった。
(-185) arenda 2022/07/23(Sat) 16:33:17

【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル

/*
ごきげんよう!投票襲撃先、悩むのだけれど、
ハグベリー的には、ワルゴかリーディエが一番怒りや悲しみの感情が見えて
辛そうだから、その子達をまず救ってあげたいなぁ、と思う気がしますわ!
そちらはどうかしら!
(-186) arenda 2022/07/23(Sat) 16:34:38

【墓】 骨頭 クローディオ

>>+39
「まぁ、そーだな……そりゃご主人の客なら話はするだろし」

指で挟まれた手の離しどころを見失って、掴んだまま。
じゃんけんじゃないからノーカン。


「なんか、こう、ショックを受けるような話をしてたかもしれない、ってこと?
……ご主人殺して、で、俺らまで殺さなきゃいけなくなるような」
(+40) rustyhoney 2022/07/23(Sat) 16:50:41

【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー

/* なるほどだわ!
それならノル的にはワルゴのほうが年齢低いから早めに……と思うわね。
同じ理由でモノオキも……と思うかしら……リディは悩むわね様々を加味すると……
(-187) ko_nose8 2022/07/23(Sat) 17:39:15

【人】 手探り ノル

>>36 リディ
「うん……そっか、そうだよね」
文字をじっと顔に近づけて見る。インクじゃなくて、ちょっと焦げたにおい。

「……ユーも、モノも、違うって。それで……」
その後に続く言葉を、読み上げない。
覗けば、あるいは紙を手から抜き取れば読むことは容易い。
握り締めてはいないから取るのは簡単。

「リディ、どこに連れてくの」
クロをどこへ運んだのか、僕は知らない。
(37) ko_nose8 2022/07/23(Sat) 17:51:43

【墓】 電球 フィラメント

>>+40
「さて、どうなのでしょうね〜」
「あくまで『その可能性がある』という程度の話ですから」

*確定はできません。
*犯行に及んだ者から、その辺は聞き出せていませんから。

「……何かそういう話があったとしたら、相談等してくれれば良かったんですがね〜」

*しかし、それはもう遅すぎたのです。
(+41) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 18:02:24

【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル

/*
モノオキは割かし仲が良くて、ハグベリーもすぐに決心が出来ないかもしれないわ……
じゃあワルゴと……そうなるとタンジーしかいなくなっちゃうわね……どうしようかしら……
(-188) arenda 2022/07/23(Sat) 18:02:34

【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー

/* つらいわ!!
考え直しましたわ!ワルゴ襲撃、リディ投票だったらやれる気がして参りましたわ。
リディを怒らせようとするって方向で!
(-189) ko_nose8 2022/07/23(Sat) 18:06:39

【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル

/*
大丈夫かしら!?気を遣わせてしまったかしら!?
大丈夫そうなら………それで!
(-190) arenda 2022/07/23(Sat) 18:17:56

【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー

モノオキはあなたの言葉に、首を横に振った。

あなたが今回の事件について何が知っているのか聞きに来た。

それはそれとして、お掃除は始めた。家具も汚れもなくとも、それが必要というように。
(-191) axyu 2022/07/23(Sat) 19:13:28

【人】 ガラクタ モノオキ

>>37 フィラメントの部屋
汚れた血の跡を見る。遺体を見る。また死体が出てきてしまった。

「うぅ、」
子供は冷静だが、何も思わないわけではない。ただそれは言葉にならないままズボンを握りしめた。

焦げた跡が文字であることはわかったが、その内容はわからない。読み上げたところしかわからない。

自分が違うというのには「うん」と肯定するように頷いた。ユングフラウが違うことにも、自分ほどではないがバケツはうなずいただろう。
<xsmall>託されたから、多分ユングフラウも違うね。</small>

リーディエが遺体を何処かへとするのは、見送るだろう。
頭はわからないけど最後には腐る体だ。墓を作る方がいいのだろう、死んでしまったからには。

もう限界かもしれない。もし次も終わらないなら……
(38) axyu 2022/07/23(Sat) 19:23:09

【墓】 骨頭 クローディオ

>>+41
「……相談してくれなかったから、こうなって、こうなったからには、きっともう誰にも相談なんてできないだろ」

素っ気ない口調が少しだけ崩れた。
やるせなさと、無力感が滲む。

「……もう誰もこっちに来ませんように…、」


現実主義が、思わず祈る。
まだ終わってない。まだ終わってない以上、この想いは無駄だと知っていても。つい。
(+42) rustyhoney 2022/07/23(Sat) 19:32:42

【人】 命灯癒光 リーディエ

「………他の皆にも、見せてあげてください」
ノル(>>37)の顔を見ることがどうしても出来なくて。

そう告げて、椅子ごとフィルの身体を引こうとする。
どれ程時間が経ったのか分からないが、硬直はどうだろう……。

体が傾くなら焦るように抱きしめ、息を吐き出す。
更に血が自身を濡らそうとも、今更だから。

そして。ノルが読まなかった続きの言葉をリディは知っている。
その手紙に限らず、覚えているから。

奪い取る真似もしないし、読まないことに指摘もしない。
勿論先に部屋に入り、見えていたからでもあるが。


それをモノオキ(>>38)が理解できないことは考えれば分かる。
でも、託したからにはリディから口にするのは違うと思ったから。

問いかけには動きを止めて。

「……………屋敷裏です。詳しいことはユンに聞けばいい」
あるいは、時間をかけてでもフィルを運ぼうとするリディについてくるか。

とにかく、運び出そうと必死だ。止めるようであれば、止まる。

そうでなければ。もたつきはあるものの、ゆっくり。ゆっくりと。
事切れたフィルの体を引っ張り、屋敷裏を目指そうとするだろう。
(39) sinorit 2022/07/23(Sat) 19:38:28

【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ

「……フィラメント、死んじゃったね。」

貴方の心を知ってか知らずか、青年はそう口に出す。

「でも、生きてても苦しいだけだから………」
「きっと、これでよかったんだと思う。」

きっと、きっと。
何度も言う。
これがよかった。これでよかった。
何度も、何度も、何度も。

「また、俺はなんにもできなかったけど。」
「また、やってもらったんだ。」
「今度は俺も、頑張らなきゃかな。」
(-192) arenda 2022/07/23(Sat) 19:41:47

【神】 命灯癒光 リーディエ

「……あぁ、そうです」
ひとつ、伝えるべきことを言い忘れた。

「万年筆と、フィルの傷痕。──…
一致しないんです

これが何を意味するかはまだ分かり兼ねるが。

共有すべきだろうと、そばに居る者たちへ。
そうでない人には、出会えば告げる。


箍から外れた歯車は、外力なくしては止まれない。
(G0) sinorit 2022/07/23(Sat) 19:47:12

【人】 包帯 タンジー

>>30

叫び声の後。少し遅れて出たから着いたのは、きっとノルが手紙を読み上げている頃。
開けっ放しだっただろう扉を覗けば、部屋に漂う鉄の臭い、突っ伏して動かないフィラメント、集まっている他の子たち。

「……あ、」


吐息のような微かな声を漏らし、既に良くなかった顔色を更に悪くして呆然と室内をみる。

そして覚束なくなる足元に体勢を崩し、ガタン!と扉に肩を打ち付けては、皆が此方を見たり声を掛けたりする前に廊下へと飛び出した。

この自分の行動がどう思われだろうとか、手紙を確認しようだとか、話を聞こうだとか。
全て何もかも考えずに、自分の部屋へ向かって行くだろう。
(40) krkw 2022/07/23(Sat) 20:24:20