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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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視点:


【人】 灯守り 立春

─ 少し前・会合にて ─

[まるくて、ちいさくて、しろいものは皆かわいい。
それは世界の真理と言っても過言ではないと思う。
やわらかそうで、もちっとした見た目ならなお良い。

そして可愛いオブ可愛いの条件を重ね掛けした、
一瞬で見る者を狂わせるような
いつか
追い回した
追い求めた物体がいま目の前に。]


  ………………、ふふっ……


[じいい。
じいいいい。

じいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。


会合の真っ最中であることも立場も完全に忘れて
まるで時が止まったかのようなたっぷり94秒間。

ゆきうさぎを灼熱の太陽より熱く見つめ続けたその間
誰に止められることも先を促されることもなかった不自然に
立春の灯守りは疑問を抱かない。更には、
そんな様子をお隣の雨水さんに
しっかり見られている>>109のにも気付かない。]
(146) rinto 2022/01/22(Sat) 22:43:42

【人】 灯守り 立春

[その謎のゆきうさぎは、
フォルムに留まらず擬音までもが愛くるしい。

ぴょんぴょんと健気に跳ねる姿を見る度に高鳴る胸。
ぽてぽて懸命に進む足取りを眺めては
形容しがたい感情に襲われる。

──あのゆきうさぎを、
てのひらにそっと乗せてみたい。
すべすべぷにぷにボディを撫で回してみたい。
抱きしめたい、連れて帰りたい、
ベッドに連れ込んで眠りたい……
そのときめきは、初めて出逢ったころから変わらない。

気配を消すでもなく堂々と凝視する熱視線と
徐々にエスカレートする邪な念に、
可哀想にきっと本能的に身の危険を察知したんだろう。
死に物狂いで逃げ出さねばならなかった気の毒なゆきうさぎ、
もとい冬至さんを
怯えさせた張本人もまた簡単に諦めはしなかった。

標的をどこまでも追い掛けて逃がさない。
当時はまだ先代立春の蛍、『東風』だった犯人の姿は
文字通り『初春に吹く暴風』のようだったという。

後に、追い回したゆきうさぎがただのゆきうさぎではなくて
冬至さんの操る端末であると知って、
菓子折りを手に土下座するに至ったのだけれど。
条件反射的に愛でたくなってしまうこの想いは
初めて出逢ったころから今まで変わらない。]
(147) rinto 2022/01/22(Sat) 22:43:51

【人】 灯守り 立春

[ゆえに、
怖い目に遭ってもなお
和菓子に釣られて足元にやって来てくれるその子に>>105]


  わぁあ……わああぁあ……
  かわいいねえ。今日もかわいいねぇえ。
  もっと近くにおいで。


[でれでれがとまらない。

味見と呼ぶには些か多い量の和菓子を作ってきたのは
別に餌付けを目論んでいたわけじゃないのだけれど……]
(148) rinto 2022/01/22(Sat) 22:44:36

【人】 灯守り 立春



  和菓子は好きかな?
  粒あんとこしあん、どっちがすき?
  どっちもかな? 三種類ともほしい??
  あっ、葉っぱはとった方がいいのかな?

  そのままでも大丈夫? 食べられる?
  桜餅の葉っぱは塩漬けにしてあるから食べていいけど、
  椿餅の葉っぱはただの飾りだからぺってするんだよ。

  うんうん、たんとお食べ……
  食べ終わったらちょーっと、ちょっとだけで良いから
  撫でさせてくれると嬉しいなぁ……?


[結果的に賄賂を贈るような心地で
望まれるままに亜空間へと和菓子を送り出す。

そんな一幕もいつからか、日常と化して久しい。]**
(149) rinto 2022/01/22(Sat) 22:44:54
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a38) rinto 2022/01/22(Sat) 22:59:26