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【秘】 セクサロイド ロボ太 → 研究員 鹿籠 吉弘「全部だめに!? でもロボ太は丈夫なんですよ、昔階段から落ちたことがありますけど 気付いたらぴんぴんしてたんです!」 それは多分、メンテナンスを受けたからなのだろうけれど。 気絶してたなら分からないもんね。 精巧に作られた肌は、人間のものと変わらない。 防水加工こそされているものの、しっとりとした肌触りも機械のものとは思えない。 「えへへ〜。 でもでも、ロボ太はこういうの知ってもらった方が楽しめると思っていて〜! だから、知りたい!って言ってくれた人には話したいなって思うんですよ〜」 もっともっと気持ちよくなれるってことじゃないですか!と楽しそうに笑って。 そういうことなら、とあなたの耳元に顔を寄せる。 「ロボ太は…… "脳の接続が切れそうになると、性的興奮が増幅する" それはバッテリー切れでも、メモリを抜かれても、ショートしても大丈夫なんです! 人間で言うと何でしょう、 死にそうになると興奮する ?でしょうか!」楽しそうに語っている。凄いでしょう!とでも言うように。 (-47) otomizu 2022/09/29(Thu) 0:58:01 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「そ、れは……なかなか興味深い」 自分も相当の性癖の持ち主である。 説明という行為に興奮するものだから、例え相手が男だろうと老人だろうと子供だろうと欲情してしまう。 重度な上子供の頃から発現していたため、最初は毎年クラスの先生に恋をしていると錯覚していたくらいである。 「気付いてない頃は、俺も浮気者なのかなと考えたことはありましたよ。 中学になると教師って教科別になりますから……。 あなたの場合は、妄想が激化するにつれて……、どんどん性癖が強くなっていったのかもしれませんね」 この旅行はかなり特殊ですし、と苦笑い。 実際興奮してきてムズムズしているのだが、真面目な話だというのはわかっているから興奮を抑えくらいはする。 ところどころ言葉が途切れ途切れになることくらいは、許して欲しいと思いながらだが。 「まぁ……妄想と現実の区別がつけづらくなってるんだな。 俺も、欲情と恋心の区別がつけられないのには苦しんでるところだから……そこは理解できる」 (-48) eve_1224 2022/09/29(Thu) 1:02:10 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 開発部 加賀山 紗矢知識にはあったであろうそれが熱で浮かれた頭で認識するのには時間がかかった。ぴちゃ、と体験したことのない快感が背筋を駆け巡りその手が一瞬往復しただけで頭をトばしかけてしまう。 「ゃ、ぁあッッ!!あ"ッ、ハっ、…」 いきなりの刺激に悲鳴のような声をあげて体を海老反りにする、このまま何度も擦られては暴れそうになる腕を押さえようとシーツを強く握りしめれば遅れて届いた厭らしいローションの音に意識を戻された。 「ッうぁっあ?ぇっ、おね、ちゃ……っ、」 萎えるどころか腹につきそうなほど起立は反応しているが、このままでは強すぎる刺激にあなたを蹴り飛ばしてしまわないか心配のようだ。爪先の指は痛いほど広がっておりスプリングに食い込ませられている。僅かでも快楽を逃がすのに必死だが、あくまでも悪あがきに過ぎないようだ。 (-50) toumi_ 2022/09/29(Thu) 1:17:44 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「あの、えっと……す、好きになってから妄想をし始め、て…? だって……話しかけられないから……怖くて。 それまで誰もこんな風に考えたことなかったのに、 こんなにたくさん好きになるのが怖くてひとりで考えるようにしたんですよ……。名前も知らない人なのに見ただけで変な気持ちになるのがわからなくて、い、家で妄想するようになって収まったと言いますか我慢できなくなったら発散を……」 「今ではその、違和感はないのですが。……これ良くあることでしたか。 もし、お付き合いなされてる方がいるなら考えるのをやめたいんです。そういうトラブル巻き込まれたくありませんし誰かの恋人に欲情したい訳じゃないし。……だからバレたくないと言いますか、僕のせいで嫌な思いしてほしくなくて……。彼女さんが気持ち悪い妄想されてたら多くの彼氏さんは嫌ですよね」 なんだか後天性の妄想癖のような説明のあと、トラブルにならないかの心配だけをよくしている。所々ではなくやっぱりネガティブだ。 「こ、うやって性癖を理解してるのに身体重ねてたら勘違いしそうじゃないですか……?な、何人かにばれてしまったのですが、貴方含めて申し訳なくて、……どうやったらその対象に見なくていいか考えているんです。」 (-53) toumi_ 2022/09/29(Thu) 1:30:40 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「……同じだなぁ……」 思っていたことが言葉になって、熱い息とともに口から漏れた。 あなたのように、ただ相手に考えを伝えようと一生懸命話しているだけの相手に勝手に欲情してしまう自分が。 相手に迷惑だと、その相手が女子供だったりしたら恐ろしいことこの上ないだろうと。 そう思って何度仕事をやめ引きこもろうと思ったかわからない。 「どうやったら……か。それが分かったら苦労しないよね。 けど君の場合は…… 本気で好きだと思える相手ができたなら、その時は収まるような気がする 」「君が俺に課長との仲だったり、意中の相手が居ないか聞いていたのはそういうわけだったんだな」 手を伸ばして、横髪を掻き上げるように頬に触れた。 手から伝わる熱は、熱いものだ。 (-55) eve_1224 2022/09/29(Thu) 1:56:45 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → セクサロイド ロボ太「すご、えっ、……ロボ太この間のメンテナンスのそんなこと考えてたんですか、 えっっっ 」「え、あ……これから先どうやって君のことを見ていれば……。 何度も殺しかけながら生かし続けると言うのに、セクハラですかこれ」 もう何が何やら。よくあなたの整備をしていたからかカルチャーショックが起きている。あんなときやこんなときも興奮していたと言うのか。知らなかった。 「……どう」 どうしよう、気軽に再起動ボタンを押せなくなってしまった。 どこぞでも限界をよく迎えてるこの男はキャパが越えるととたんポンコツになってしまうのだ。 (-56) toumi_ 2022/09/29(Thu) 1:58:40 |
【独】 研究員 鹿籠 吉弘「……望月さん悲しませてるの僕たちですね?」 人事異動のことである。 似ていた、やっぱりおかしなところが似ていた。 「なんかおとぎ話みたいですね……キスで目が覚めるみたいな。 本気で作るつもりないんですけどぉ……。 っ、??え、はい、えっと……」 「話、ましたっけ。大学の頃にたくさんの人に惚れられた話。 恋人持ちばかりにです。……もう人間トラブルの大事故。 あの頃からかもしれないな、これ。僕なんか…… いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がして…… 気付いたら一人で……そんなに、たぶん課長ほどやってないですけど……」もしかして本当に何か事故があったレベルに何かあったのかもしれないが。変態になってしまったことは一切後悔はないので大丈夫なのだろう。結構ヤバイ記憶をなくしていることに今気づいている。 (-58) toumi_ 2022/09/29(Thu) 2:08:17 |
【秘】 セクサロイド ロボ太 → 研究員 鹿籠 吉弘「えへへ」 「あ、でも普通に電源が切れるなら……ぞくぞくってするだけで! セックス中にされるのが一番気持ちいい んです!ばちばちっと目の裏が火花を放つんですよ!」 ショックを受けているあなたを尻目に、アンドロイドは嬉々として話を続けている。 そして、戸惑うあなたに身体を寄せたまま。 「ね、 試してみませんか? どのくらいのものかわかったら、鹿籠さんも安心してメンテナンスできるでしょうしっ」 どうですか?と、あなたの腰に手を添えている。 上目遣い気味に顔を見上げて、笑うのだ。 (-60) otomizu 2022/09/29(Thu) 2:08:33 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「……望月さん悲しませてるの僕たちですね?」 人事異動のことである。 似ていた、やっぱりおかしなところが似ていた。 「なんかおとぎ話みたいですね……キスで目が覚めるみたいな。 本気で作るつもりないんですけどぉ……。 っ、??え、はい、えっと……」 「話、ましたっけ。大学の頃にたくさんの人に惚れられた話。 恋人持ちばかりにです。……もう人間トラブルの大事故。 あの頃からかもしれないな、これ。僕なんか…… いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がして ……気付いたら一人で……そんなに、たぶん課長ほどやってないですけど……」もしかして本当に何か事故があったレベルに何かあったのかもしれないが。変態になってしまったことは一切後悔はないので大丈夫なのだろう。結構ヤバイ記憶をなくしていることに今気づいている。 (-61) toumi_ 2022/09/29(Thu) 2:09:00 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → セクサロイド ロボ太「試してみませんか!?」 「……なんというか、君の可能性の無限さをかんじました。 首絞めても平気なんですね……僕は多分絞めらげふん、えー。 ……えっ、……ぁ〜……ぅう」 あなたに上目使いされると弱いのかそのまま添えられた手に自分の手にのせ返す。 罪悪感と背徳感が異常であるのに、彼の性癖はゾクリと貴方とのふれあいを欲した。 「ロボ太の気持ち良さそうな顔が見たいだけですからぁ……」 言い訳にもならないぐらいしょうもないことを言っているが鹿籠は貴方のことがかなり好きである。 (-63) toumi_ 2022/09/29(Thu) 2:18:48 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「……そうだね、キミが辞めるとか言ってた時から少し思っていたよ」 本当にその節はすみませんでした、望月課長。 この場に居ない課長に手を合わせて謝った。頭の中で。 「おとぎ話みたいかもだけど、実際そうだろう。 一人に決めてみれば、だんだん収まるかもしれない……と思ったんだから」 「その話は初耳だけど……なんていうか嫌なトラウマだな……。 いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がしたってどういうこと?」 なくならないよ、ヤらなければ。 とはいえまぁ、そのあたりからがただの想像が妄想となり、性癖にまでなってしまった……ということなんだろうけれど。 ヤバい記憶はそのままなくしてたほうが良いと思われる。壊れるから。 いや、既に壊れているか。 ……とは言えず。 「この旅行に来て何人と何があったかは聞きませんが…… 俺との事はどうでしたか。 忘れたいとか、思いましたか」 (-64) eve_1224 2022/09/29(Thu) 2:28:30 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「嫌ですよ、好きでもないのに好かれて、ナンパもしてないし話したこともないのに、横取りだの誑かしただのいわれて」 この嫌悪がいまの価値観を形作っているのだ。欲してしまうことが誰かをいやがらせてしまうのではないのかと。 「事件の発端はわからなくて……女の先輩に押し倒されて、………?……、…… 脱いだ身体がエロかったのだけは覚えてるんですが 」すごくやばそう、 本当に何かを壊されているかもしれない。 それこそ、人知を超えたなにかに。 「……だっ、え、だって……あの時よりも前にふむさん以外に抱かれた記憶があんまり、あれ、さっきの事件の時期に男の人から壁ドンされたことならありますが、…… そのあと僕何されました?」 性の常識が男同士も女同士もいつの間にか境がなくなったのもその辺りかも知れなかった、と呟けば、「なんか身体弄られてますよねこれ」とものすごく他人事のように呟いた。 まあ、もういいらしい。ひどくされた経験は一切ないのだから。多分。 「何人と何があったか」 瞳のはいらいとが一瞬消えた、何度泣いて謝罪したか。 「忘れないっていったじゃないですか。 一生忘れるもんですか……こんな、こんな……」 (-65) toumi_ 2022/09/29(Thu) 2:47:13 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「……受け入れるのが当たり前になってたのも、 抱けるのが当たり前なのも、おかしいなぁとは思ってたんですよね気持ちよかったので……」 /*めちゃくちゃ大事な一文忘れてました。 (-66) toumi_ 2022/09/29(Thu) 3:14:13 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘「……そう考えてしまう気持ちは、わかるよ。他人にとっては受け入れがたいものの筈だ。 キミは頭がいいから、想像出来るのはいいことだ。そのせいで自分を責めすぎてる。 いいよ、言いたいことは口に出して言えたほうがいい。伝えることを諦めないでくれて、ありがとう」 普段からそういうふうな思考のために前に出てこれないのだろうな、とか考えを巡らせる。 言葉を遮らないように、過度な期待が逆に相手を押し潰してしまわないように。 ゆっくりと相槌を打ちながら、相手の言葉を一つ一つ拾い上げていく。 何をすべきだろう。慎重に思い描いて、姿勢を低くして顔を覗き込む。 「自分に自信を持てるなんてのは難しい話だ。身を引いたほうが楽だと考えてしまうんだろうけど。 そうだな。僕や社長、忌部課長はさ、出来ればそういう人たちを評価してあげたいんだ。 瑕疵に着目するより、能力や才覚を振るえる場所を作って、受け入れたいと思ってる。 ……あの子ならもうちょっとうまく気持ちを考えてあげられるんだろうな……」 気持ちの楽になるような励まし方なんてのは、あんまり得手するところじゃないらしい。 どう言えば弱さを受け入れた上で安心させてあげられるものか。 ゆっくり、厭と感じれば逃げられるようにちゃんと段階を踏みながら腕を伸ばす。 手を添えて、腕の内側に巻き込んで。そうっと包み込むように、抱きしめようとする。 「大丈夫、気にしなくていいよ。僕はありふれた当然のことをしてるだけだ。 キミ一人のことで困ったりしない。自分の周りの人を助けたいのは普通のことだ。 特別情けを掛けたり同情したりってわけじゃない、誰でも出来ることだよ。 きっと多分僕だけじゃなくて、キミの周りの人だってキミの力になりたいと考えてる。 キミの言う通り希望的観測かもしれないけど、少なくとも僕はキミを失いたくは、ないな」 あくまで仕事の話ではある、と言えばドライになってしまうかもしれない。 だが、部署は違えど同じところに属する仲間の力になりたいのも失いたくないのも、本心だ。 (-67) redhaguki 2022/09/29(Thu) 3:49:37 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「当たり前にしてはいけないよ、鹿籠くん」 お互い様だ。 自分も成長するにつれて性癖を自認してなんでもできるようになってしまった。 けれども、自分も本来そうだけれど、殆ど先天的に備わっていたんだろう自分と、酷いことが原因で後天的に芽生えてしまったあなたとでは違うことがある。 「キミのそれは多分、治すことはきっと可能だよ」 そのためには多分、まずは一人に溺れて愛し愛される必要があると思うのだけど……。 流れるようにに口元に手を当てて、いつもの口癖の「ふむ……」を零し考える。 気持ちが良いのは嫌いではないようだが、このままでは今以上に彼は壊れてしまうのではないかと。 ▼ (-71) eve_1224 2022/09/29(Thu) 8:04:52 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「俺は思うんだ。 自分たちの性癖の症状は、多分、本気で付き合える人間が出来て初めて緩和されるんじゃないか、と。 だってそうだろう、夢中になれる相手ができれば、性癖の如何で興奮したからといって目の前の相手をすぐに襲ったりせずに我慢できるし、意中の相手と発散し合えれば満たされるものだってあるから。すぐに興奮しないですむようになるかもしれないだろう」 大事な話なのに。 すぐにこうやって興奮してしまうからいけない。 またひとつ、はぁっと熱い息を吐いて、それでも言葉は紡いでいく。 「キミの過去は、なんだっていい。 この旅行で何をしてきたかも、大丈夫だ。お互い様だし全部受け入れる。 鹿籠くんもそれでもよくて、少しでも可能性を信じて緩和したいと思っていて、その相手が俺でもいいなら…………」 「俺と付き合ってみないか」 (-72) eve_1224 2022/09/29(Thu) 8:07:53 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「望月さん……? ありがとうだなんて、そんな。 っ、あ、おっきぃ……。 あの子……いえ、僕にとっては十分どころかこんなことされたのははじめてで。うわ、あ、あ、ちょっとすみません」 抵抗する気分にもされず、注がれる言葉に呆気にとられれば腕に抱かれ、吸い込まれるように抱擁をされた。 心臓が激しく鳴り響き頬が紅潮する、俯いた顔が鍛えられた望月の体躯の真横にあって落ち着かない。 誰でもと言われても一つ一つ不安をほどき溶かしてくれる人もそういない、素直な思考で受け取った体温と言葉に鹿籠の身体は熱っぽくならないはずがなかった。 「そ、そんなこと言われたら…………う、うぅ……。 一人で嬉しくなってしまいますね……こんな状態なのに。 評価等、は頂いているものや処遇で……つ、伝えられています、足りないなんてことは、なく……」 自分の中の甘やかな感情と劣等感が混ざりあって思わず身動ぎをする、申し訳ない気持ちになりながらもこれ以上抱かれれば意思とは沿わず体が勘違いしてしまいそうだ。 それなのに、一歩後ろに下がれば解放してくれるであろうこの腕を惜しく思ってしまう心が情けない。 「そんなにみていてもらっ、て、有難うございます。 お手数をお掛けしまして、……いや、うぅぅ、本当にすみません、……あの…このままで また撫でてもらってもいいですか…… 」 (-79) toumi_ 2022/09/29(Thu) 9:15:53 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「……なお、す?」 もし、そんなことが出来れば迷惑をかけなくてすむ。 一人に焦がれて誰かを妄想の果てで犯すこともない。 願ったりかなったりの提案に対して鹿籠の瞳は妖しく揺れていた。 途端、寝ぼけ眼だったその顔をあなたに近づき、その熱い吐息を飲み込むように口づけをする。行為でも控えめであったその先、口内へと舌を潜り込ませ唾液を吸うように何十秒押さえつけていただろうか。 漸く離れた唇をなめて、目の前の鹿籠は蕩けるように微笑んだ。 『いやよ、アナタの性欲も減っちゃうじゃない』 『みんなワタシのためにたっくさん発情してもらわないと』 「ふむさん、あの日から僕以外のこと抱いたんですか? それとも抱かれましたか? 教えて下さい、全部。 ふふ、僕のことそんなに大事にしてくれて、なんだか嬉しくて」 緩慢だった動きから先日と同じように跨がるその視線は、あのときよりも高く高圧的に見える。 顔を両手で掴んでこつりと額を合わせ瞳を見つめる。 普段ならしない仕草を楽しそうにしてみせれば耳元に潜り込んだ。 ほう、と熱い息を吹き掛け形の整った耳朶を食む、しばらく啄むようなキスをして堪能してからようやく口を開いて。 「まだ知り足りないです。もっと、もっと教えてください。 僕を知って味わってください。 これからもっと仲良くしましょうよ、 ね? 」 (-80) toumi_ 2022/09/29(Thu) 9:47:20 |
鹿籠 吉弘は、ある時期の記憶がない。 (a14) toumi_ 2022/09/29(Thu) 9:59:17 |
鹿籠 吉弘は、昔の記憶がなくとも困らないし、不便に感じさせられたこともない。 (a15) toumi_ 2022/09/29(Thu) 10:01:24 |
鹿籠 吉弘は、「それにしても、実家の場所も忘れたなんて。困らないからいいんですけど」 (a16) toumi_ 2022/09/29(Thu) 10:05:11 |
【赤】 研究員 鹿籠 吉弘この部屋に来るのも数度目だ。 マッサージによる血流の安定から眠ることが増えたがそれ以上は異常も、……異常も、なく……。 とんでもない体験をなんどかしたこと以外は異常はない。 「雲野はもう来ていましたか。 お疲れ様です、やっと一緒の部屋で寝れますね」 相変わらず言葉選びがおかしい様子は初日程度に戻っている。 本日は発狂していないようだ。 「これは、愚痴でも憂いなんでもないのですが……」 今日のアロマは何にしようか、いくつもある瓶を振りながら悩むしぐさをする。あなたの気まずさなど気に求めないように。 「この会社って一度入ると 情でやめられなくするのめちゃくちゃ上手いですね。 あれだけ死にたかったのに、もう離れたくなくなっちゃいました。一人ならともかく複数人で取りかかられるんですよ、僕そんなに死に急いでましたかね」 ここの二人にも自殺は止められようとしていたことはまだ知らない。 (*5) toumi_ 2022/09/29(Thu) 10:22:29 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「ん……っんぅ……!」 これほどの提案をしたのだから、あなたが口づけをしようと近づいてきた所でそれを拒否するようなことは一切ない。 それでも、最初は触れるだけであったそれが深くなり、舌の侵入を許してしまえば、くぐもったような声が漏れ出た。 「……鹿籠、くん?」 俺は何か、押してはならないスイッチでも押してしまったか。 今までとは違う、かといって抱いたときとも違う、強く妖しい笑みと、わざと俺の性癖を刺激してくる言葉に、それでなくても我慢をしていた身体が陥落するのは簡単で。 「ん、した……。 プールの時は榑林くんと慰めあったし……、バーで性癖知られて、酔って……牧之瀬くんにトイレに押し込んでもらった。 性癖バラされた後にはシャワー室で千堂くんが俺を縛ってくれた、し、ん、ふ。 退職届、持っていって……かちょ……が引き止めて、くれたから、それで、俺を慰めてくれて……。 さっきも……忌部課長、の話聞いてたら……コーフン……した、から」 言われるがまま。 この旅行にきてあったことを説明していく様は、もう欲に負けた顔で。 二重人格なのではないかと言えるほどの変わりように、ゾクゾクしたような、期待を含ませた視線を返した。 「いいよ。 俺のこと……全部、知って。 だからきみの事も……全部、教えて。 俺はどんなきみも、全部、受け入れる、か、らァ……、っ、ん、ふっ」 顔を掴まれ、返した視線は動かせないまま。 口の中も、耳も気持ちがよすぎるのは、そこが男が自覚する性感帯だから。 小さく身体を跳ねさせて、言葉にならない喘ぎをあげて、縋るようにあなたの背に手を回した。 (-84) eve_1224 2022/09/29(Thu) 11:19:17 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「人って迷惑はかけたくないですよね……お揃いです。 でもみんな気持ちいい事が何よりも一番じゃないですか。 僕たちがいなかったら寂しがっちゃいます。 そんなにたくさん弄って貰えて嬉しかったですね。 一つ一つ聞きたいですが……まあ、まあ、まあ。 情けなくて、頭がおかしくなって、愉しかったですね。 僕たちは人間だから、起きてるときに理性を使いましょう。 動物だって横取りが嫌だから番に手を出さないんです。 まだまだいっぱい、夢心地で、お伽噺のように。 イケないことして、怒られて、虐めてもらいましょうよ」 社内恋愛なんて、しても損しかありません。 「ここのみなさんは優しくて、本当に居心地がいいですから」 鹿籠 吉弘は、あなたに愛を囁いた。 様子が変わったにしろ本人がいっていてもおかしくないような積極性だけが変わった彼は、あなたに再び口付けて喘ぎ声まで貪り、唾液を美味しそうに啜った。 「都合が悪いなぁ」 「僕たちはそんなに可愛がってもらってるのに」 もしこの光景を見られたら付き合ってると誤解される可能性は高いだろう。それがもたらす影響は先程のべられた"利点"にも繋がる。しかし、"この"鹿籠にとっては美味しくないのだそうだ。 (1/2) (-86) toumi_ 2022/09/29(Thu) 12:38:07 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「でも時間が……ふむ。 ねぇ、富武さん。今のあなたは…… イイ場所を弄られて一方的にイかされ続けたいですか? それとも触らないで何度イケるか玩具で遊びましょうか。 奥まで突いて、今度はあなたを壊してあげましょうか。 それとも、また、……僕を貴方の物にシたいですか?」 シャツをたくしあげて変わらず綺麗なままの白い肌を晒す。 ぷっくりと尖った胸の突起も貴方が食んだあのときのまま。 熱を孕んだ瞳を向けるのも、蠱惑的に誘うのも、今は貴方にだけ。 「ちゃぁんと、教えてあげますよ。 何度もゆっくり、時間をかけてね」 (2/2) (-87) toumi_ 2022/09/29(Thu) 12:42:09 |
【赤】 研究員 鹿籠 吉弘「はい。色々お世話をお掛けします。 まあ……よくもわるくも性癖がばれてから止められているのですが。 社長に証拠をスられたときはどうしようかと思いました」 今回の公表もそんな感じに近いですけどね、と続けて。 此度のアロマは前々日からシトラス、フローラルときた、ならば。 ウッディ系のサイプレスの香り。スッキリとした森林の香りで日本のお香にも似ているだとか。 「折角なんで荷物後で手伝ってください。 実は今日うっかりここに泊まっちゃたんですよ……。 連絡をしそこねたから、皆さんに心配かけちゃって……旅行を楽しんでる証拠ですね」 (*7) toumi_ 2022/09/29(Thu) 12:58:19 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 開発部 忌部 永信「 忌部さんっ 」その声はどこか弾んでいて、ワントーン高かった。 人気はなかったとはいえ廊下ではちあわせた鹿籠は、 あなたの胸元に飛び込むように抱きつけばそのまま胸元にすり寄って離れなくなった。 「あなたが足りなくなりました。昼食か、もうもらってたらデザートでも食べに行きませんか?夜には予定あるでしょう」 ふにゃっと笑った姿を見せる彼は、あなたが気にするのであれば、やっぱり何かがおかしかった。 (-88) toumi_ 2022/09/29(Thu) 13:05:32 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 研究員 鹿籠 吉弘「うぉ!?」 突然飛び込んできた存在に声を上げる。 普段は人を驚かせたりからかったりして遊ぶわけだが、やられる方になるというのが想定されていないせいか、驚いて心臓がばくばくいった。 別に嫌なわけじゃない。 飛び込んできた存在を抱えて、擦り寄ってくるのであれば撫でるくらいには可愛いと思える。 「おう? いくらでも付き合うけど。 吉弘ちゃんがこうも積極的に口説いてくるなんて、何かあったあ?いつもはもっと控えめにエロい目線向けてくんのにさあ」 道端であるが、キミから離れるという発想は皆無のよう。 許されるのなら撫で回しながら、誘いへの快諾と、キミの様子がおかしいことを茶化すようにたずね。 (-90) ankopanda 2022/09/29(Thu) 13:37:38 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘それが損になるのは、”今の”あなただけ。 なんだか、鹿籠吉弘という男に眠っていた深淵を呼び起こしてしまったかのような、そんな気さえ頭をかすめたが。 今はもう、そうであっても違っても良いじゃないかと、自分でない自分のような誰かが耳元で囁く。 でも、俺は知りたかった。 錯覚でもなんでもない本当の愛とかいうものが、どういうものなのかを。 そのチャンスにもなるのではないかと差し出した手は、何故かこんな形で絡め取られてしまったけれど。 「ん、ふ、ぅ……は、ぁ」 こんな狂人とも呼べそうな男とどう付き合うのが正解なのか、俺にはもうよくわからない。 それでも自分にも小さな頃から暴れている狂気という名の魔法が、心の中にある扉をたやすく開いてしまった気がする。 「俺、ねェ。 本当はキミの、キミたちの味方、なんだ。 だから、来るのが遅かった俺、を、いっぱい苛めて、愛してよ」 何度も、何度でも。 全部やったって良い。 望まれるなら、また、キミの奥まで入ったって良い。 あのときとは対称的に、遊ばれ慣れた身体が悦びで震える。 俺だけじゃなくても良いから、俺のこと、キミに合うように変えてしまってよ。 (-91) eve_1224 2022/09/29(Thu) 13:45:21 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 開発部 忌部 永信「いつもと変わりませんよ……? これぐらいはしたいと思って、押さえていたのを素直に……はしたないですか」 慎ましさを求めてないですよね、と首をかしげる台詞にはやはり違和感があって。 あなたの了承があれば暫し撫でられたあとにその手をとって、ホテル内にある大きな食堂の方ではないカフェテリアに向かうのだろう。 そこそこ人もいるが、仕切りがあって各々の空間でわけられているようだ。 「……あ、昨日、写真見られて…… 望月課長に悲しまれました。 理由が仕事をやめるなんて言わないでほしいって。 物凄く慰められて驚きました……優しいですね? それはもうドキドキして、惚れてしまいそうでした」 (-94) toumi_ 2022/09/29(Thu) 14:01:26 |
【赤】 研究員 鹿籠 吉弘「あー、襲撃の手続きはまた緑郷にやらせてしまいそうですが。 お声かけ……みなさんなされたんですか?」 くじ引き忘れてました。引きますね。 そろそろ被ってしまいそうな気がします。 引いたのは、<<千堂 歩生>>who。 (*8) toumi_ 2022/09/29(Thu) 14:23:21 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 研究員 鹿籠 吉弘「オレが誰かをはしたないとか咎めたらその瞬間にぶっ殺されても文句は言えんだろお?」 やけに自虐的で臆病で、一喜一憂していた先日の様子から、あまりにかけ離れた素直さに面食らうものの、連れて行かれる事に嫌な顔一つもしない。 甘やかしてやりたい気持ちはあるのだから、望まれるまにいくらでもという動きこそあれ、そこの心境の変化にはやはり気にかかるものはある。 悪い事でなければそれでいいのだけど。 「お、ロビンちゃんと話し……、……。 写真の管理、割と甘いよねえ吉弘ちゃんは。 あー……そうそう、優しいだろお?多分慰め方もオレよりちゃんとしてただろうしなあ。 あはは、惚れるのも仕方ないなあ。でも攻略難易度高そうだあ、やるなら応援するぞ?」 区切られたブースの一角に腰を下ろし、とりあえず……とドリンクのメニューを見ている。アルコールの方を。甘味は甘味として食べる気だが、酒のつまみにするつもりだ。 先日も軽く話した話題の彼の名が出れば、優しいとか、惚れそうだとか、そんな言葉にうんうんと同意の頷きを繰り返し。 (-96) ankopanda 2022/09/29(Thu) 14:24:53 |