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人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

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早乙女 咲花は、安堵の溜息を吐いた。
(a36) 雪野 2022/02/03(Thu) 21:54:36

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要

「ん……」

今度は大人しく撫でられている。
まだ少しだけ居心地悪そうに身動ぎしているけれど。

「病気とか、デリケートなものは控えるわ。
 あくまで娯楽として……わくわくするものにしたいから」

世の中に氷病のことを知ってもらうなら、
創作ではなくエッセイなどの形式にするのが良さそうだ。
本業と並行して執筆するのも視野に入れる、と話して。

「……あなた自身、とってもあたたかい人だと思うわ」
(-175) 雪野 2022/02/03(Thu) 22:04:24

【秘】 3年 偉智 要 → 1年 早乙女 咲花

大人しく撫でられてくれる事を素直に嬉しく、あったかいと思う。
あまり続けてもいけないかな、と思いそっと手を離した。

「プライバシーを守ってくれるなら、僕はそれでいい、かな?
一応、棗くんにも許可はとってほしいけど…。あまり言いにくかったら、僕から言う…?うーんー…そういうの、僕だと余計、ダメそうだけど…。」

嘘やジョークは壊滅的。
力になれそうにない事に申し訳なく思う。

「僕の事なら、いくらでも話す、けど・・・・。…?
あったかい、か…わからないけど…そう思ってくれるのは…嬉しいな。」
(-183) kou0957 2022/02/03(Thu) 22:27:36
1年 早乙女 咲花は、メモを貼った。
(a39) 雪野 2022/02/03(Thu) 22:50:09

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

そう、大正解!
立ち振る舞いやスタンスという言葉に嬉しそうに頷いた。
適切に理解してもらえた気がして、勝手に寄り掛かる時も
その嬉しさを引き摺ってほのかに微笑んでいたことだろう。
前髪の奥から視線を感じて、伏せていた目をちゃんと開き、

「確かに、これぐらいの距離じゃないとわからないね。
 でも別に目を合わすのが苦手な訳じゃ、…… 小説?」

べたべたと甘えようとカップを手離したのだが。小説。
思いもよらぬ単語が出て来て数度まばたきをする。
隠す必要はあまりなさそうなことがらに思えるけど、
もしも周囲にばれたくないような内容であるなら ――

「他人を参考にして、隠さなきゃいけない小説……」

君についと寄り掛かり直して。ひとさし指を立てた。
ひらめいた。と言いたげな動作である。

「すごいギャグものか、えっちなやつ?」
(-197) junkie_0u0 2022/02/03(Thu) 22:53:44

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要

「さ、流石にそこまでさせられないわ。
 この林間学校が終わるまでには……自分から打ち明けるから」

たとえ『狼』によって暴かれなくても、
この事はきちんと謝罪するつもりだ。
今すぐに、といかないのは心の準備が足りていない。

「あなたの事……そういえば、歌、好きなの?」

先刻はそれどころではなかったこともあり、
その辺りもちゃんと聞けていなかった気がする。
(-204) 雪野 2022/02/03(Thu) 23:09:24

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「ち、違うわ。
 
書いたことはあるけれど……


誤魔化すようにマグカップに口をつける。

「メインジャンルはローファンタジー、
 簡単に言うと現代を舞台にした作品よ。
 退屈な日常が、突如として非日常に変わる。
 そんな私の願望を体現したような物語」

人によっては子供っぽいと嘲笑うかもしれない。
あなたなら大丈夫だと思ったから、隠さずに続ける。
 
「けれど、最近は全然しっくりくる文章が書けなくて。
 己の想像力の限界を感じていたところに林間学校が始まって……
 初めは良い刺激になるかも、くらいの気持ちだったわ。
 それが"秘密"を抱えた者の集まりだと知った時───」

一呼吸置いて、意を決したように。

「これは創作のネタになるって、そう思ってしまったの。
 知られたくないはずの秘密を楽しみにするどころか、
 面白おかしく娯楽として消費しようと考えてしまったのよ」
(-216) 雪野 2022/02/03(Thu) 23:44:32

【秘】 3年 偉智 要 → 1年 早乙女 咲花

「そう…僕も、そのつもりだけど…。寒く、ならない?」

自分はある程度覚悟は固まってきたが、あなは大丈夫だろうか。
純粋に心配である。

不意に尋ねられた言葉には少し視線を彷徨わせた。
「…うん、すき、かな。サビに行く前から、咳出ちゃうから、ろくに歌えないけど」
(-221) kou0957 2022/02/04(Fri) 0:09:11

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「お、書いたことあるの?今度見せてよ、見せてよ!」

ギャグであろうとそうでなかろうと。
ひとが作った物語を好むなにかは語られる内容を静かに聞く。
ジャンルは理解しやすく想像しやすいローファンタジー。
退屈をきらきらと彩るすてきな構造のもの。
君の話を聞きながら金平糖を開封し、何度か頷こう。

言葉をきちんと返すのは、君が抱えていたことを言ったあとだ。
不愉快そうな表情なんてない。ただただ、穏やかだ。

「僕は文芸部に入ったばっかりだから詳しくないけれど、
 創作活動って多分、日常のかけらをあつめて、
 きらきらしたものにかえるようなものかなって。
 少なくとも、今のぼくはそのようにとらえてる」

慎重に言葉を紡ぎながら、指先でちいさな金平糖を並べてこ。
別に特に意味は無い。ただ、並べたいから並べるだけ。

「つまんない現実を、きらきらたのしくするためのもの。
 うん、だから、美味しそうな食材を見付けた料理人が、
 ついつい料理の事を考えてしまうようなかんじだろ。
 君はきらきらした破片を見付けて、創作意欲がわいた。
 名前をそのまま出すとかじゃないなら、いいんじゃない?」

(-222) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 0:15:23

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「そして娯楽として消費してるなんて僕は思わないよ。
 僕なら人生と呼ばれるものが増えたような気になって、
 それはそれはいいものだと思うに違いない。きっとね。
 だって現実なんてままならないことばっかりなんだから。
 きみのつくる物語の上で、楽しく過ごさせてもらえる…
 とびきりいいことじゃん。後ろめたく思うなよ。大丈夫だ」

少なくとも僕はね!と、明るい声で長台詞の〆を添えるが
君がまだ言葉を続けるのならばちゃんと待つつもり。
金平糖を並べる手は、そのうちにとまったのかも。
(-227) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 0:22:12

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要

「これは私のケジメの問題だから……
 寒さに震えてばかりじゃいられないわ」

不安や恐れは当然あるけれど、
それと向き合わなければ先へは進めない、と。

「いつか……病気なんかに邪魔されずに
 思うまま唄えるようになるといいわね。
 その時は最後まであなたの歌、聴きたいわ」
(-231) 雪野 2022/02/04(Fri) 0:40:13

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「彗さん……」

ひとしきり吐き出した後はあなたの意見に耳を傾けていた。
並べられていく金平糖を順番に見つめる。

「……ありがとう。
 そう言ってもらえると、少しだけ気が楽になるわ」

日常のかけらをきらきらしたものに変える活動。
つまらない現実を楽しくするためのもの。
それこそ咲花が創作を始めたきっかけと呼べるものだ。
自身の原点を貶めるような事を言ってしまった己を恥じる。

「もちろん、プライバシーには配慮する。
 けれど……最低限の責任は果たさないとね。
 このゲームが終わったら、皆にちゃんと許可を取って、
 きちんとした形で世に出せたら、その時は───」

    
  ペンネーム

───私の最後の秘密、教えてあげる。


そう言って小さく微笑んだ。
(-237) 雪野 2022/02/04(Fri) 0:59:44

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

小指の先ほどの大きさの ばらばらの色の金平糖。
星にしては可愛らしすぎて、きらきらと呼ぶには淡すぎる。
そんなもののひとつ、黄色のものを人さし指の先で小突いて、

「うまくいく、大丈夫になる… すべてよくなる。」

にせものの流れ星として、願い事を三回。
君のための願い事を 小さい声で唱えて
何処かへ転げて行きそうな星を指の腹で捕まえた。
頭を寄せ直して一緒に微笑むのは、そのあとだ。

「お願いしたから出せるよ。ううん、お願いしなくても、
 素敵な君が書くものはとても素晴らしいものだろうからさ。
 だからボク、最後の秘密を知れる時を待ってる。ふふ。
 ……許可を取る時に文句を言う奴がいたら僕に言いなよ。
 思いっきりパンチしてボコして、言う事聞かせちゃうから!」

どこまで本気かは分からないけど、声は底抜けに明るい。
けれども近い距離を陣取っているから普段よりは控えめ、
内緒話と独り言の間ぐらいのボリュームだった筈だ。

「でも、いいなあ。作品に出来るほど文章を書けるの…。
 いつから小説を書くのを始めたの?ちっちゃいころ?最近?」
(-253) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 2:10:21

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「スランプだって言ってるのに、もう……ふふっ。
 だけど、なんだか行けるような気がしてきたわ」

寄り添いながら手を伸ばし、同じ星を捕まえてみる。
今ここにある星は、本物よりもずっと眩しく輝いて見えた。

「そうね……小さい頃から本を読むのが好きだったから、
 いつしか自分で書きたいと思うようになって……
 中学に上がる頃にはネットで投稿したりもしていたわ」

その後、思い切って応募した新人賞で結果を残し、
アマチュア作家としてデビューに至ったと語る。
(-256) 雪野 2022/02/04(Fri) 2:42:24

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「……ね、案外なんとかなったでしょう?」

あなたの秘密開示が一段落した頃。
安堵の篭った微笑を湛えながら声をかけた。
(-263) 雪野 2022/02/04(Fri) 6:28:34
早乙女 咲花は、縁結びの魔法少女……そういうのもあるのね
(a44) 雪野 2022/02/04(Fri) 6:39:38

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「ね。スランプだって近々よくなるよ。
 でもそういうのって結構大変なんだろ?
 のんびり無理せず、書ける時に書けたらいいよな〜」

にせものの星の群れの黄色が君の手元へ向かうなら
それを流れ星に見立てて、横でお願い事を三回。
わくわく、わくわく、たのしいこと。きみのためのおまじない。
君の手の内に行くまでには間に合わないかもしれないけれど、
それでもなんとなく。気持ちだけ。その後はじっとしてる。
指先で軽く押さえたひとつの星を、時折みつめるだけ。

「え、すごい。ものすごくすごいやつじゃん!
 結果を残すのが全てだとかじゃないんだけど、
 やっぱり、結果を残せるのってすごいことだよ。
 でもそうか、ネットで投稿していた経歴があるなら…
 探したらいつか辿り着くかな?あはは、さすがに遠いかな」

そこまで言葉を君に伝えて、やっと、黄色い星を摘まむのだ。
捕まえた星が流れる先は 君のくちびるの方。

「ねえ咲花。あーんしてよ。
 僕が君にとびきりのおまじないをしてあげるから」
(-265) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 7:03:22

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「まぁ……その後は鳴かず飛ばずで、
 結果も残せていないのだけどね」

ネットに投稿していた作品は軽い黒歴史。
掘り返されたら恥ずかしさで蒸発してしまう。
今の自分の基盤となるものだから、消すこともできずにいるけれど。

「おまじない?
 いいけど……これ、こっ恥ずかしいわね」

言われるままに、小さく口を開けて待つ。
(-268) 雪野 2022/02/04(Fri) 7:30:40

【秘】 3年 偉智 要 → 1年 早乙女 咲花

「そう、だね。お互い、頑張ろう?」

抱える寒さを思い、マフラーを巻き付けた。
お守りにすらならないと思うけど
これで勇気が出る事を願う。

「思う、まま…うん。そうなったら多分
コンサートとか、そういう所…顔出す、のかな…。
そうなったら、招待するね。」
(-269) kou0957 2022/02/04(Fri) 7:30:57

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要

「ええ。
 頑張りましょうね、お互いに」

マフラーの温もりを確かめるように手で触れて。
巻かれた首元はもちろん、心も少し温かくなった気がした。

「その時が来るのを楽しみにしてるわ。
 ひとまず今日のところは暖かくして休みましょう」

この温もりが消えてしまわない内に。
他に用件がなければ、それぞれの部屋に戻ることになるだろう。
(-273) 雪野 2022/02/04(Fri) 7:45:13

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「──咲花ちゃん」

返す微笑みは、
きっと今までで、一番柔らかいもの。

「うん。──なんていうか、拍子抜けしちゃった。
 まぁ、確かに、
 神さまや妖狐さん、なんかが出てきたあとだと、
 受け入れやすかったり、するのかもだけど」
(-278) Rindo17 2022/02/04(Fri) 8:28:14

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「ほんと、驚きよね。
 ここまで来ると、純粋な人間の方が
 少ないように錯覚してしまいそうなくらい」

未だ秘密の明かされていないあの人も、実は───
なんて可能性に、不謹慎ながら胸躍る。
ちょっとやそっとの秘密では驚かない自信すらあった。

「言いたかったことは堂本さんや氷室さんに
 ほとんど言われてしまったけれど……
 何はともあれ、良かったわね。莉桜さん」

これまで通りよろしくね、と笑顔も添えて。
(-279) 雪野 2022/02/04(Fri) 9:03:37

【秘】 3年 偉智 要 → 1年 早乙女 咲花

「そう、だね。
ゆっくり、身体あっためて休んで。

おやすみ、咲花ちゃん。」

ひらひら、緩慢な動作で手を振り
個室に戻っていった。
(-283) kou0957 2022/02/04(Fri) 11:22:58

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「一回も結果を残せないより、十分いいと思うよ。
 いや、色々言うけどやはり僕は君を肯定したいだけなんだ。
 何だか話せば話すだけ気になってしまうし、えっと、……
 そう!仲良くしたい。そういう風に思う。不思議だよねえ。」

だから帰ったら、いいや。スマホもあることだしきっと後で。
インターネットの有名な作品を漁る旅に出そうな気がする。
君の秘密を暴きたいというよりも、君のことを知りたいから。
君がどういうものを好むのか知りたい。それだけ。

きらきらというには淡い、星とするにはあまりに小さい、
ちっぽけな砂糖菓子の破片を君の口にひょいと入れた。
別にそこから何か急激な変化があるだとかはないけれど、

「君はこれから、僕の近くにいる時は流れ星に恵まれる。
 きれいじゃない僕は君の願いを叶えてあげられないけれど、
 きれいなお星さまはきみのねがいごとを叶えてくれるだろう。
 彼らはすべて気の良い連中だ。お月様みたいに傲慢じゃない。
 ―― ふふ。恥ずかしがってるとこもかわいいね、えみか」

かなうなら、君の唇にひとさし指を真直ぐに乗せて、
しー。静かにしてほしい時のように立てたことだろう。
ついでに前髪越しに目を合わせられたらいい。
まあでも君次第なところはあるから、全部任せちゃおう。
いずれにしたって長い言葉が終われば指は離すし、
ただ、得体の知れない何かは君の傍で笑っているだけなのだから。
(-301) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 16:13:42

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「──うん。
 とはいえ、ちょっと、慣れるのに時間は掛かると思う。
 それに、公にしちゃいけないってことは、
 変わってないし──」

「──でも、
 きっと、これまでより、
 もっと楽しく、頑張れると思う。
 ほんとうにありがとう、咲花ちゃん。

 これからも、よろしくね」
(-318) Rindo17 2022/02/04(Fri) 18:16:16

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「いろいろと──ね?」

イイハナシダッタノニナー。
(-319) Rindo17 2022/02/04(Fri) 18:16:50

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「確かに不思議ね……けれど、嬉しいわ」

そこまで好意的に見てくれる理由は分からないけれど、
仲良くしたいと思われて悪い気はしない。
それに、咲花もあなたのことをもっと知りたいと思う。
あなたの言葉に素直に従うのも、その一環で。

「んむっ」

開いた口に小さな星屑が転がり落ちる。
人差し指で唇を塞がれ、砂糖菓子ほどに甘い言葉を囁かれ、
頬には無意識に朱が差した。
シュガーだけに

二、三度まばたきをして、紫水晶の瞳で見つめ返す。

「……詩の才能があると思うわ、あなた」

照れ隠しにそんな事を言って、ついと視線を逸らした。
(-322) 雪野 2022/02/04(Fri) 18:36:49

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「人間だって、そんなにすぐは変われないわ。
 少しずつ慣らしていきましょ………」

(-324) 雪野 2022/02/04(Fri) 18:40:55

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「……せっかく人が良い話で纏めようとしたのに!」


この先どんな未来が待っているのかは分からない。
咲花は別の意味で不安(と期待)に溢れているものの、

あなたにとってはきっと明るいものとなるだろう。
───だって、あなたは孤独ではないのだから。
(-325) 雪野 2022/02/04(Fri) 18:44:45
早乙女 咲花は、莉桜に録画・撮影機能だけは搭載しないでほしいと思った。
(a55) 雪野 2022/02/04(Fri) 18:50:57

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「博士に頼んで、
 静音シャッター付きの録画機能を
 搭載してもらわないとなぁ──♡」

だめそう。


──とはいえ。
少し前までの少女からは考えられなかったこと。
いろんな困難にぶつかるとしても、きっと大丈夫。
すてきな友達……友達?
友達が、いるのだから──。
(-330) Rindo17 2022/02/04(Fri) 19:04:17

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

自分と反対に落ち着いているから。
好奇心が旺盛そうだから。綺麗なものを知っていそうだから。
ぽつぽつと理由らしいものはあるけれど、野暮だから省略。
いらないものは削ぎ落して、ほっといて、
駄洒落も見ないふりをして

君にほしをひとつ。おまじないをひとつ。
頬が赤いのに気付けばじっと見詰めるけれど、
無理に視線を合わせようとすることはない。
ただへにゃへにゃと緩く笑っているばかりだった。

「えへへ、褒められちゃった。照れるぜ。
 君は実はかわいいの才能がすごいあるから誇ってね。
 ……っとと、そうだ。なんだか僕は咲花くんの時間を、
 とっても長く占拠しちゃってる気分になってるんだけど…」

一応。どうかな。そうじゃないかも。そうかも。
少しぬるくなった暫定ココアを一口やりながら、

(-344) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:53:03

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「ボク、お邪魔してないかな。何か本を読んでたでしょ?
 何の本かは知らないけど、
その、……


言葉をごにょごにょ濁して曖昧にして 黙り込んだ。
邪魔なら帰るし、そうじゃないならもうちょっと居たい。
きっとそういう事が言いたかった、はず。たぶんそうだ。
(-345) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:53:44

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「ふふっ、何よかわいいの才能って」

あなたらしい独特な言い回しに笑いが漏れた。
彗さんの方がよっぽど可愛いわ───という言葉は胸の内に留めて。
カップを揺らして残りのココアを一気に呷る。

「本は好きだけれど、友達と秤にかけるほどじゃあないわ。
 遠慮する必要なんて無いのよ」

ブックカバーの上から表紙を撫でて、あなたの頭も撫でて。
(-349) 雪野 2022/02/04(Fri) 20:14:01