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人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす

/*
せいぜい自主的に「様」つけたくなるくらい
いいお客が来たらそうするッスわ。
(-6) ヨキ 2020/09/10(Thu) 16:45:46

【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす

/*
……なんて、暇を持て余した
(-7) ヨキ 2020/09/10(Thu) 16:46:08

【独】 マリィ  

/*
神々の
(-8) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 16:46:20

【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす

/*
遊び
(-9) ヨキ 2020/09/10(Thu) 16:46:33
到着:  希壱

【人】   希壱


〜〜♪♪


〜〜〜♪♪♪



[買ったものを詰めたエコバッグを片手に提げて、
スーパーの駐車場へと向かう。

17時になると流れ出す夕焼け小焼けのメロディと、
急ぎ足で自宅へと向かう子供たちの笑い声を聞いて、
そろそろ妹も家に帰って来る頃だろうかと
その足を早めた。]


 
……おーてて、つーなーいで、

 
みーなーかーえーろー………



[つい、口ずさんでしまう。

お手手を繋いで皆で帰ろう。
…そんな歌詞に、ほんの少し胸が締め付けられる。

あの出来事から丸一年と半年。
悪夢を見ることはしなくなったけれど、
心の中に残った痼が消えることはなかった。
何時までも何処までも、此処に残っている。]
(14) motugami 2020/09/10(Thu) 17:25:37

【人】   希壱


……あれ、鍵、どこやったっけ


[買ったものを足下に置いて、
相棒である桃色スクーターの鍵を探す。

そういえば、
コイツを姉に貰ってからもう二年になるのか。
最初こそ、男が桃色なんてモテに繋がらないのでは?
と、焦っていたけれど。
今となってはそれもいい思い出だ。

…というか、
あの感覚は少しばかり黒歴史にもなりつつある。]


 …ん、あった


[いつの間にか背負った鞄の奥底へと
沈んでいた鍵を引っ張り出して。

漸く、スクーターのエンジンをかけた。]
(15) motugami 2020/09/10(Thu) 17:27:35

【人】   希壱


 …………急がねぇとな。


[妹よりも先に家に帰って、おかえりを言うこと。
寂しい思いをさせてやらないこと。

過保護だって言われても、
俺みたいになって欲しくなかったから。

些細な嫉妬に心を蝕まれて。
誰かを恨んで、憎んで。
認めてくれないなんて叫んで。

それが、たとえ誰かに操られていた事だとしても。
結局、内側にあったのは本心だ。

だから、そうならない為にも。
今できる精一杯を、あの子に与えてやりたかった。]
(16) motugami 2020/09/10(Thu) 17:29:11

【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす

/*
なんか可愛い子来たぞ
(-10) ヨキ 2020/09/10(Thu) 17:29:36

【人】   希壱


♪♪〜〜…………



[ミラーに引っ掛けていたメットを被って、
夕焼け小焼けのメロディが終わると同時に。

オレンジ色に染まる街の中、家路へと、
桃色スクーターを走らせた。]*
(17) motugami 2020/09/10(Thu) 17:30:01
  希壱は、メモを貼った。
(a3) motugami 2020/09/10(Thu) 17:43:57

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす



この世にし楽しくあらば来む世には

  虫に鳥にも我はなりなむ


 
(18) ヨキ 2020/09/10(Thu) 19:18:45

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[万葉集を捲って、目に止まった一文を
 そっと舌の上に載せて、アルバイトは微笑んだ。

 「楽しく生きられるなら、
  来世は鳥や虫に生まれましょうか」なんて。

 随分とささくれた歌じゃないか、と
 詠み人の心境をなぞってみるだけで
 この短文ひとつで心が躍る。
 この本は、元はオーナーの持っていた本だけれど
 「それほど好きならば」と譲ってもらったのだ。

 お陰で端はぼろぼろだし、
 表紙にはフライヤーの油のシミがついて
 点々と黒く滲んでしまっている。

 それでも、この本を手放す気は、無い。]
(19) ヨキ 2020/09/10(Thu) 19:25:35

【独】   希壱

/*
ご挨拶が遅れました。
はじめまして。暗黒騎士モッツァレラチーズと申します。

完全RP村に入るのがほんと何年ぶりだ?って感じでほわほわの状態なんですが、のんびり気ままに、感覚を思い出しながらやって行こうと思います。

よろしくお願い致します。
(-11) motugami 2020/09/10(Thu) 19:25:40

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[ふしゅるる、と興奮気味に喉を鳴らして
 カウンターの下に巻いたとぐろをうねらせて、
 アルバイトは思考をめぐらせている。

 もし、この句が詠まれた世界に
 今すぐ駆けていけるなら……
 お仕着せも全部かなぐり捨てて
 多分この店には一生戻ってこない。
 そうして気の向くまま、句を詠って過ごすのだ。

 ─────オーナーから
 「この万葉集の世界にお前が言ったら
  ヨウカイだ、って殺されちまうぞ」なんて
 聞かされたけど、多分それはこのバイトに
 男を縛り付けるための詭弁に違いない。]
(20) ヨキ 2020/09/10(Thu) 19:33:00

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[いつか、桜を見てみたい。
 夏の夜に光る蛍や、萩の月に
 移ろう季節を感じてみたい。

 アルバイトはひとり、ふわぁ、と欠伸をすると
 代わり映えのしない店の中で
 ゆったりと尾を揺らしている。]*
(21) ヨキ 2020/09/10(Thu) 19:35:20
到着:空腹な迷い人 レックス

【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす

/*
わーい人が増えると嬉しい
‹‹\(´ω` ๑ )/››‹‹\(   ๑´)/›› ‹‹\( ๑´ω`)/››
(-12) ヨキ 2020/09/10(Thu) 19:57:31

【人】 空腹な迷い人 レックス

― 宵闇:田舎の町 ―

[ チカチカと、切れかけたガス灯の下。
  ゆらりと蠢く、人の形をした塊が、
  一歩、また一歩と、灯りの中へと進んでいく。

 それは、白く。
 それは、黒く。

 苦し気な息を吐きながら、
 今にも倒れそうな様子で、歩みを進めていた。]
(22) kasuga_2jp 2020/09/10(Thu) 20:06:56

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
  
――――アァ、お腹が……空いたなァ


[ 暗く湿った囁きは、誰の耳にも届きはしない。
 、、
 食事をしたのは、いつのことだったか。
 もう、大分前のこと過ぎて憶えていなかった。]
(23) kasuga_2jp 2020/09/10(Thu) 20:06:59

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 人気のない、誰もが寝静まった宵闇の中。
 白い髪に、薄紫の瞳の青年は、
 焦れるように空を、見上げた。
 
 
薄紫
が、ゆらりゆらりと、揺れて
 
ような紅が滲んでは、消えて]

   願いを、叶えに……いかなきゃ、
   僕が、……いかなきゃ、あの子との約束を、


[ ――――果たすために、]


[ その言葉は、音にならず。
 青年は、薄闇の中、ついに倒れた。]
(24) kasuga_2jp 2020/09/10(Thu) 20:07:02

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 
『おやおや、私の元に来る前に死ぬでしまうのかしら?
 それは、良くないわ、良くない。

 お前は、次のゲームに必要な駒なのだから』


[ 意識を失った青年の頭の中で、
 楽しそうに笑う女性の声が響く。

   
――――************


 最後に何か言っていた気がするが、それは聞き取れず、
 青年は微かに残っていた意識を、完全に手放した。]
(25) kasuga_2jp 2020/09/10(Thu) 20:07:06

【人】 空腹な迷い人 レックス

― 街のどこか ―

[ 何処かの街
――青年の知らぬ街。

 路地裏に、ガシャリと音を立てて、現れた青年は、
 痛む身体に薄らを目を開けて、周囲や匂いが
 自分が知る世界と違うことに気付く。]

  ……ここは、何処だ?

[ 田舎の澄んだ空気と違う。
 自分が目指していた、森と湖と、願いを叶えるための場所。

 そことも全く違う場所であることは分かったが、
 だからと言って、どうしたらいいのか分からず、
 空を見上げる。

 あんなに広かった空が、高い建物に挟まれて、とても狭い。

  お腹が空いているし、身体も痛いし、
  ここはどこかも分からない。

  最後に聞こえた女の声は、一体誰だったのか。


 うーん、うーん、と唸り声をあげながら、
 しばらくその場に蹲っていた。*]
(26) kasuga_2jp 2020/09/10(Thu) 20:07:14
空腹な迷い人 レックスは、メモを貼った。
(a4) kasuga_2jp 2020/09/10(Thu) 20:12:43

【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす

/*
(無言で大盛りチャーハンを作る)
(何処に届けたらいいですか)
(むしろおいで)
(-13) ヨキ 2020/09/10(Thu) 20:16:15

【独】   希壱

/*
めちゃくちゃロルの間に独り言を挟んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱい……すみませ……
(-14) motugami 2020/09/10(Thu) 20:17:50

【人】 マリィ  

  ー 回想・あの日 ー


  はあっ?!いきなり?!


[アタシの悲鳴に、塩昆布みたいな顔した
 大家のオバサンは眉を顰めてみせた。]


  「そりゃあこのおんぼろアパートは
   あたしとどっこいどっこいの御歳さ。
   そろそろ建て替えか、って考えてたけど
   この土地買ってタワーマンションにするって
   丁度うまい話が来たんだ、
   いいチャンスだよ、まったくね。」


[「だから、何度、何を言われようと
  部屋は半年以内に引き払っとくれ」って。

 アタシの反論も聞かず、大家のオバサンは
 曲がった腰を擦りながらアパートを後にした。]
(27) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 20:20:10

【人】 マリィ  

[身寄りのないゲイ……しかも水商売のアタシが
 新しい部屋を借りるのにどれだけ大変か
 きっとこの大家さんだけじゃない、
 タワーマンションの住人も、誰も知らない。

 収入があっても審査が通らない。
 家を買うどころか、部屋を貸してもくれない。
 半年以内に、と言われても
 すぐに次が見つかる保証も何も、無い。

 自分のセクシャリティに気が付いたのは
 中学生の時─────
 「何となく」覚えた違和感を確かめるために
 「何となく」出会い系サイトを使って
 悪い大人と身体を交えたら、
 思ったよりしっくりきて。


 そのまま自分をひた隠しに生きるより
 ゲイコミュニティで生きたいのだ、と
 この道に入って13年。
 あの時は、こんな茨の道だと知らなかった。]
(28) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 20:22:26

【人】 マリィ  

[だから、ほんのちょっとでもいいから
 今の状況を笑い飛ばして欲しくって、
 お店でこの話をお客さんに話したの。]


  マジ、酷いったら無いじゃない?!
  オカマ路頭に迷わせてさぁ……
  街の風紀がどうとか言うなら
  アタシみたいないい女はキチンと
  家ん中仕舞っとかないと。


[あはは、なんて笑って見せたら
 カウンターに身を乗り出して、
 空いたシャツの襟からそっと
 平らな胸元を寄せてみせて……
 常連客にいつものおねだりしてみせるの。]
(29) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 20:23:57

【人】 マリィ  



  アタシを飼ってくれる人、
  どっかに居ないかしら、ね?
  ……家賃?アタシが身体で払ったら
  お釣りを払うのはアンタの方よ?……なんて。


[強欲なオカマなんか、誰も親身になって
 懐に招き入れようとはしてくれなくて
 常連の建設会社の社長さんだけが
 アタシの髪をひと房すくって]


  「じゃあ、払うんだったら
   ガッツリ楽しまないと、損かな?」


[なんて、冗談めかして笑ってくれた。]
(30) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 20:24:43

【人】 マリィ  

[正直、この五十絡みのオジサンに
 しこたま抱かれるくらいなら
 一人で死んだ方がマシかもしれない。

 女言葉を使って、しなを作ってみせたって
 アタシはどうしようもなく『男』だった。
 
 アタシの立たされている苦境の話は
 いつしか何も解決しないまま
 ずるずると鉄板ネタになっていった。

 笑うだけじゃ、何も解決しない。
 でも、道をひらくだけの脳みそもない。
 明るい未来も無ければ、夢もない。

 
そのくせ、オカマの仮面を脱ぎ捨てて
 誰かに必死に助けを求める勇気もなければ、
 その先を生きる気力もとっくに無かったの。


 そうして、期日の一週間前になっても
 夢も希望も、アパートの一部屋すらも
 アタシには見つけられなかった。]
(31) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 20:27:55

【人】 マリィ  

[必死で部屋を見つけるのと、
 ここで全部終わりにするの、
 ……一体、どっちが楽かなって。

 店から家に帰る途中、
 夜の公園でぼんやりブランコを漕ぎながら
 アタシはぼんやり考えていたの。

 十二時なんかとっくに過ぎた真夜中に
 王子様なんか現れるわけがないのだもの。]*
(32) シュレッダー 2020/09/10(Thu) 20:31:10