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人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/去年の準備中-

楓ちゃんって今年受験生なの?
どこ受けるの?もしかして花一高校?

わ、なら来年からは同じ学校だね!

[嬉しいなー、なんて言いながら楽しげに笑う。
倉庫でふたり、備品の整理をしながら。

肩にかけたポシェットのチャックには、「二年○組 神崎紅葉」と書かれた名札のタグが揺れている。
あ、でも、と少女は続ける]
(16) memeri 2021/07/23(Fri) 2:01:21

【人】 二年生 神崎 紅葉

高校に入ったら、楓ちゃんもきっと好きな人とか出来ちゃうよね……。
楓ちゃん可愛いしモテるだろうし、お祭りの準備もその人とするようになるんだ……。

[よよよ……と、わざと泣き崩れるようなふりをして。
こうやってこの可愛い子をからかうのは、夏祭りの期間中、よくある光景だったかもしれない。

もし仮に、万が一。
自分は可愛くない、だなんて否定されたなら>>0:340]

なに言ってるの。楓ちゃんはすっごく可愛いよ。

[そう言って、若干むくれてみせるだろう] 
(17) memeri 2021/07/23(Fri) 2:01:55

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/祭りの始まり-

[よき日ですね、と笑いかけられたなら>>3、こちらもにこっと笑い返して]

小雪ちゃん今年も可愛いね!
お祭り楽しもうね!

[ねがいがはなひらきますように。>>4
まるで言祝ぎのようなその言葉を受け取るままに、自分のねがいを口にする]

今年のお祭りも、うまくいくといいなあ。

[ちなみに、少女は浴衣を着ていない。
昨日と同じセーラー服姿だ。

理由は単純明快、少女には“浴衣を着てお祭りを楽しむ明日”はやってこなかったから。

だから周りがめかし込んでいる中では、ほんの少し浮いてしまっているかもしれない。
顔見知りの多いこのお祭りの中ではーー「二年○組の神崎紅葉」を知っている人が多い中では、さして問題にはならないかもしれないけれど]
(18) memeri 2021/07/23(Fri) 2:02:47

【人】 二年生 神崎 紅葉

[そしてそんな中で、もし仕立て直した浴衣に身を包んだ後輩>>0:351(彼女を後輩と呼べるのは今年が最後であることに、少女は気付けない)を見つければ、目を輝かせて駆け寄るだろう]

楓ちゃん、久しぶり!
昨日会えなかったからすごい寂しかったー!
浴衣、今年も可愛いね!

[それはもう、抱きつかんばかりの勢いで。**]
(19) memeri 2021/07/23(Fri) 2:03:19

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:前日


[先生も手慣れた様子で作業を進めてくれたおかげで、>>7
そんなに時間はかからないで済みそうだった。]

 一目惚れ……確かにありますね。

[あるのは分かる。いざそうなれば、
それは本気なのだろうということも。
でもその想いに、どの程度の信憑性があるんだろうか。
まだまだお子様な自分には、
ただ1人の人間だけに向ける気持ちにしては、
酷くふわふわして感じられてしまう……そんな気がした。
いや、恋愛なんてそんなものなんだろうか。]

 独り身かどうかは、浮いた話の有無とは関係ないっすよ。
 したくてできるもんじゃないは、同意ですけど。
 わー、教師ってマジ大変ですね。

[適度な手の抜き方を心得ていないと、
逆にやっていけないのかもしれない。
ストレスを抱えすぎて、
潰れてしまう人もいると聞く。>>0:221
それにしても本人の与り知らぬ所で、
オレへの良縁を望まれているみたいですが、>>0:66
神さま的にはそこの所、どうなんでしょうか?]
(20) Altorose 2021/07/23(Fri) 2:03:35

【人】 二年生 稲出 柊一

[程なく、本部テントは完成した。
ナチュラルにポンっと頭を撫でられる。>>8
瞬時に、これイケメンしかやっちゃいけないやつだ!
と、何かの雑誌に書いてあったのを思い出したりした。]

 いえいえ、先生こそ手際良いっすね。
 有難う御座いました。
 オレは他の所ちょっと見てきますね。

[しっかりと一礼して、本部テントを後にした。
もう結構いい時間で、
ぱっと見大分仕上がっているように見えた。
残ってる仕事がありそうなのを見つけたら手伝い、
そのまま家に帰ったんだ。**]
(21) Altorose 2021/07/23(Fri) 2:04:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想:スイカ割り ―

[多分、カットスイカなら買える金額だったと思う。
でも、カット済みじゃ駄目なんだ。
大事なことなんだ、と。

青果店のお姉さんと、おじさんおばさんが、
どうしたの、と尋ねてくれたなら。
私達は兄弟順番に、要領を得ないながらも
スイカ割りをしたかったのだと理由を話して。>>295

そうしたら、いつの間にか引っ込んだお姉さんの、
戻ってきた手の上には、貯金箱が。]


 「「「え!いいの!?」」」


[見事に三人分の声が重なって。
パァーーーっと顔を輝かせ。

もしかしたら大事な貯金箱だったかもしれないのに、
頭の中が丸ごとスイカで埋め尽くされた私達は、
やったーー!とか、じゃあ最初にやっていいよ!とか、
そんな事を言いながら、浮かれるばかりで。

お会計に置いた所持金全額、
小銭だらけで数えるのに時間が掛かったかもしれない。]
 
(22) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:06:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[小さい弟くんも歓迎して、
じゃあ、どこに行ってやろうか?と、
話しながら、商店街を駆け出した。
スイカはうちの兄が運んだんだったかな。

準備が整ったら、
目隠しをして、棒を持った子をぐるぐる回して……。
こっちこっち!と手を叩いて笑い合い、
ばっちりスイカを割ったのは誰だったか。

私の番では、
スイカに当てた!けど割れなかった……]
という感じの結果だった。

でも結果がどうあれ。
みんなで割ったスイカを一緒に食べて、私達は大満足。]
 
(23) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:07:40
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a6) memeri 2021/07/23(Fri) 2:07:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[スイカを食べながらか、割りながらか、
自己紹介もしたのだけれど。]


 あの……田邊 夕鶴です……
 きょ、今日はありがとう……


[私はと言えば、今更照れて、もじもじしてしまい。
お姉さんにはちょっと弱かったのだ。

そう、お姉さん。
お店の手伝いをしていたし、気前のいい子だったから、
自分よりもっと年上かと思っていた。
一つ上だという事を聞けたなら、
私はびっくりしただろう。

それ以来、青果店の前を通ったら、
用事が無くても挨拶をするようになって。

お姉さんと同じ高校に入学し、校内でばったり会った日には]


 後輩になりました。先輩、よろしくお願いします。


[と、もじもじは卒業して、
澄ましたぴかぴかの一年生が、笑顔で挨拶をした。]*
 
(24) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:09:47

【独】 二年生 田邊 夕鶴

/*
どうして三倍返しをしてしまうのか
pt大丈夫かな…(不安
(-11) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:11:04
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a7) Altorose 2021/07/23(Fri) 2:12:01

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a8) chiyo 2021/07/23(Fri) 2:32:57

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[夏祭りなのよ。当日になったの。

 ────まぁ、当然うちは忙しいわけでして。]


 いらっしゃいませ。
 着付け希望のお客様はこちらへどうぞ。


[忙しいのをおくびにも出さない態度でにこやかに接客を続けるの。なお私は朝顔の浴衣姿よ。宣伝をかねてます。
 お客様の中に知ってる人はいたりしたかしら。
 そうだとしたら割り増しサービスの笑顔で接客をするのよ。


 お祭りが始まって少し。やっとで区切りがついて。遊びにいって来て良い許可が出たからお祭りに向かうの。]
 
(25) もやむ 2021/07/23(Fri) 7:50:36

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[出かける前。
 ママがお客様と会話しているのが聞こえたの。
 
 「本当、可愛らしいお嬢さんですね」

 ママは嬉しそうにありがとうございます、ってふわふわ笑うの。ちょっとくすぐったいわ。
 照れながら行ってきます、って出て行ったのよ。]


 
────……可愛らしい、ね



[自分の外見が世間一般的にそういう系統だって自覚はあるわ。]
 
(26) もやむ 2021/07/23(Fri) 7:51:34

【人】 一年生 篠田 小牧

 

 
 まぁ、それも良い事ばかりじゃないけれど
 そればかりは仕方ないわよね。



[なんて、独り言がこぼれたの。]**
 
(27) もやむ 2021/07/23(Fri) 7:52:37

【人】 二年生 鳳 凛

〜柊一の心配事〜


[“ボク”と言っていた柊一の一人称が“オレ”に変わった日のことを、凛は今でも覚えている。
緊張していたのか妙に間が空いて、その口から今までとは違う一人称を聞いたとき、凛は瞬いて、]


……柊一、今、オレって言った?


[きょとんと、少し恥ずかしそうにしている彼の横顔に尋ねたりしたものだった。
“男の子”から“男の人”に変わろうとしていた幼馴染、初めは違和を感じた一人称も今では自然に耳にしている。

同じ学校で学んで、同じ高校に進んで。
重ねた時間に比例するように、お互いを信頼する気持ちは育まれている。

柊一の何か言い辛そうにしていた姿に、そう。
凛はあの時の、一人称が変わった時のことを思い出していた。]
(28) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:23:05

【人】 二年生 鳳 凛


急にどうしたの?


[重い口を開いて、柊一に問われた凛は驚いたように目を見開く。>>291

自分の家庭を築くときも同じようにしたいと思うのか。


傍に居ても一度も踏み越えてくることはなかった境界線に柊一のつま先が触れた。]
(29) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:23:08

【人】 二年生 鳳 凛



……



[家族を粗末にするような相手は止めて欲しいという柊一の表情は真剣だった。
決して、思いつきや軽い気持ちで言っているのではないことも、柊一なりにずっと、このことを思い悩んできたのだいうことも、語らずとも十分凛には伝わっていた。


凛はよく、自身の家族のことを理想的だと周りに話していた。>>0:13


お金持ちになることのない、破滅的な家。
貧乏神が好んで取り憑く、お手本のような家。
だから、前世が貧乏神の自身にとって、現状はこの上ない幸せなのだと喜んで見せていた。

けれど凛はこの時、柊一の言葉に改めて気付かされた。
永い時間、“人”を見てきた記憶はあっても、自身が“人”として生きた時間はまだ短いこと。
凛には自身の家庭というものも、その相手も未だ、実感出来ていなかったことを。]
(30) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:23:11

【人】 二年生 鳳 凛




――――柊一は、優しいね。




[凛はふっと柔らかく笑う。

二人で過ごしたいろんなことが走馬灯のように頭に浮かんできていた。>>290

嬉しそうに黒鉄を自慢していたときの柊一の顔。
凛の、年季を感じさせる生活の知恵を物珍しそうに聞いていた姿。
古紙を編んで作る籠や裁縫、編み物、裏山に黒鉄の散歩に出かけるときは果物以外にも食べることのできる茸や薬草を摘んだりもしていただろう。

ずっと続いていくと錯覚しそうな毎日の中で、不意に訪れる大人へと進む変化に戸惑いながら、少しずつ、けれど確実に二人は成長してきた。]
(31) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:23:17

【人】 二年生 鳳 凛

[柊一は気を遣っていると思っていたようだが、凛が彼の家に遊びに行くときいつも何かしら工夫して、お金のかからない手土産を持って行っていたのは、純粋な喜んでほしいという思いからだった。
陸上を始めたときに渡した、端切れを繋ぎ合わせた手拭も、見た目はみすぼらしくとも相手を思う気持ちを込めらて作られたもの。
凛は貧しくとも、人に喜んで貰うことが好きだった。

柊一に勧められて初めて読んだ漫画は、バスケットを題材にしたものだったか。
物語の中で、誰がいちばん貧乏神に好かれるかベスト10を作ったら、すごく笑われて、


『この人は駄目です、将来絶対成功してお金持ちになりますから。』


主要人物は大体、一刀両断されるのだがたまに素質があるキャラクターが現れると、柊一は凛の分析に面白そうに耳を傾けていた。]
(32) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:23:20

【人】 二年生 鳳 凛



…ううん、心配してくれてありがとう。


柊一なら、自分にとって一番大事なひとを見失わずに大切に出来ますね。
そういう人は必ず、幸せになれるのです。

“成功”って、お金持ちになることに対して使われることが多いですけれど、ただひとりのひとと心を通わせ、愛し愛されることも人生にとっては“成功”ですから。
将来、柊一のお嫁さんになるひとが羨ましいわ。



[この凛の応えを柊一がどう思ったのか。
凛の境遇は、“普通”に考えれば幸せなどとは決して言えない。
その中でそれでも、“幸せ”を見つけようとするならば、思考の根本を変えざるを得ない。
“貧乏神”であったという前世の記憶が、凛を救っている部分もある。
あるいは前世が“貧乏神”であったと思うことで、自身を救っているのか。

真実はまだわからない。]**
(33) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:23:24
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a9) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:40:49

【独】 二年生 鳳 凛

/*
>>33
真実はまだ、決めていない。
(-12) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:51:14

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:去年の夏、朱鷺也と ―


 うん……


[病気という言葉>>0:196が出れば、
 瞳は少しばかり空虚を映す。
 思い出すのは元々丈夫な人ではなかった母親のこと。

 それでもすぐにいつも通りに戻る。
 自分に向けられる心配も同情も、苦手だったから。
 ただ父親が倒れた時は、さすがにそういう訳には
 いかなかったけれど。]


 それなら良かった。
 そっか、つぐみちゃんも中学生になるんだよね。
 満喫できる時に満喫しなきゃ。


[家族仲も良好>>0:197のようでなによりだと、
 そんな顔で返した。
 弟も同い年だけど家族じゃないからこそ、
 あんな小さかった子がもう中学生か、などと感慨に
 浸るところもあって。]
(34) zyawa 2021/07/23(Fri) 8:57:01

【独】 二年生 鳳 凛

/*
柊一が踏み込んできてくれたのが嬉しくて、色々考えてたらびっくりするくらい長くなってしまいました。

前世貧乏神は思い込みか真実か。
どうしましょう。
(-13) springkraut 2021/07/23(Fri) 8:57:10

【人】 三年生 堂本 明菜

[そんなつぐみちゃんが憧れめいた目で見てくれている
 なんて思いもよらない。
 逆に中学生になったつぐみちゃんに、お洒落だとか
 女子力に関して差をつけられた気しかしない為、
 明菜も尊敬の眼差しを送ることになっているなど
 気づいているかはさておき]
(35) zyawa 2021/07/23(Fri) 8:58:14

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 当日 ──


  あれ、先生じゃないスか
  今日も手伝いスか?


[本部テントにいる縒れたおっs…お兄さんは
 どこからどうみてもうちの高校の先生で >>14
 当然そんなところに教師がいれば、
 生徒は今日も手伝いにでてると思うわけで。

 ちなみに俺は美術の成績はあんまり良くない
 
(何故なら型抜きが11点だったことからもお察しで)

 ただまあ別に特段目立たない生徒っていうわけでもないし
 今日は一段と目立つ甚平を着てきたわけだし(?)
 向こうもこちらを認識してくれていると信じたい]

 
(36) ししゃもん 2021/07/23(Fri) 8:58:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  あっ
  さてはお祭り誰も一緒にいけなくて
  ひとり寂しく手伝いを買って出たんでしょー


[昨日友人が同じようなことを聞いた上で>>0:325
 世知辛い大人の事情に抉られてると知らず>>7
 俺は友人以上にニヤニヤしながら、
 そんなことを聞いてみたかも、しれない。]*
 
(37) ししゃもん 2021/07/23(Fri) 8:58:48

【人】 三年生 堂本 明菜



 気にせず学業と部活ガンバレって言われるんだよね。
 言われても手伝える時は手伝うつもりだけど。


[それは高校にあがる際にも言われた言葉。
 別段やりたいこともなかったから店を手伝うと
 言ったけれど、その時も勝負を仕掛けられ、
 結果部活に入ることになった。

 選んだのは弓道部。
 真っ直ぐに的を見つめて、真ん中を射る清廉な姿に
 惹かれてしまったから。
 けれどもう少しお金のかからない文化部を選べば
 良かったか、なんて父親が倒れた今は思う。

 茶化す声にはそんな物好きいる?なんて真顔で返す。
 若い女の子がいるというステータス自体が
 集客になるといわれれば納得こそすれ、
 客寄せパンダになるには愛嬌が圧倒的に足りないのは
 自覚している。

 それでも少しだけ、目当てに来てくれたらなんて、
 どこかで想いはするけれど。
(38) zyawa 2021/07/23(Fri) 8:59:47
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a10) ししゃもん 2021/07/23(Fri) 9:00:20

【人】 三年生 堂本 明菜



 朱鷺也君もしっかり青春しなよ。


[なんて別れ際にはそんな言葉を。
 帰宅部であることは聞いていたか。
 それを嗜めるつもりで言ったわけではなく、
 出来る時にしないと出来なくなってしまう時は
 あっという間に来るから。

 明菜が言ってもそんなに説得力は
 なかったかもしれないけれど。*]
(39) zyawa 2021/07/23(Fri) 9:01:27

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:幼い日、はなひら神社にて ―

[プリントを投げ捨てたあと、
 そのまま蹲っていれば声をかけられた。>>0:301


 家出中、です……


[あげた顔はふくれっ面を浮かべていて、
 そう返事をすればお姉さんは理由を聞いてくれただろうか。
 そしたら、優しそうなお姉さんに気を許して、
 ガ――ッと事の経緯を話しただろう。
 ついでとばかりに父親の愚痴も聞かせてしまった
 気がするけど。


 あらまし話終わったらだいぶ怒りも発散され、
 お姉さんが名前の話>>0:302を切りだせば、
 頷きながら静かに聞いていた。]
(40) zyawa 2021/07/23(Fri) 9:06:41

【人】 三年生 堂本 明菜

[楽しそうにお祭りの話をするお姉さんの、
 きらきらとした笑顔がとても印象的で]


 お祭り、アタシも好き。
 お父さんね、いつもお祭りでトウモロコシ焼いてて、
 とてもおいしいの。
 つぶぞろい?で甘いトウモロコシ、選んでるんだって。
 もみじお姉ちゃんも食べたことある?
 こんど食べに来て?


[そしたらきっと、その年の夏祭りは紅葉を
 屋台の前で探すことになっただろう。
 来てくれたなら、父母はお礼をいってトウモロコシ一本
 差し出していたはず。

 宿題はね、お姉さんが素敵な名前っていってくれたから、
 ちゃんと書いて提出したよっていう報告も一緒に。

 一緒に巡る時間もあったならきっと喜んで、
 別れ際にはまたね!って手を振ったんだ。]
(41) zyawa 2021/07/23(Fri) 9:08:11

【人】 三年生 堂本 明菜

― 現在:お祭り当日 ―

[――お祭りにいけば会えると、
 思っていた日はいつまでだったかな。
 今ふと思い出したのは、アタシがお祭り準備係に
 なったからだろうか。

 出店があって、花火があって、きらきらしてて、
 みんな笑顔の夏祭り。

 だから今年は少しだけ、あの笑顔を探すことにしたんだ。
 きっと素敵な女性になっているのだろう、
 そんなことを思いながら。]
(42) zyawa 2021/07/23(Fri) 9:10:48