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人狼物語 三日月国


153 『Override Syndrome』

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【独】 女子大生 マユミ

/*
先生、ちゃんとご飯届いたのかな?
待たせてるとか気にしないで、リアル大事に生きて欲しい。
言葉選びが秀逸で、本当に私が1書いたら、
100返ってきますよね。(ロルのクオリティの話です)
(-6) Altorose 2022/06/11(Sat) 16:31:35

【人】 女子大生 マユミ



          
 
 
椿
 
 
 
 

      
   は 
 は 
 は は は
      
   舞 は 落 は 零 散 枯
       
    う 萎 ち 崩 れ る れ
       
      む る れ る   る
       
          る
      

      


(19) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:36:20

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 生きとし生けるものは、いずれ死ぬ定めであるけれど、
  それが花ならばどうだろうか。
           確かに花もいつか必ず枯れるもの。
           けれど―――……。



  
この国を象徴する花、

  
桜は散る姿が兎角美しいと言われている。

  
でも桜の命は、花と共に散り落ちるものではない。

  
花が散ったその後に若葉が芽吹き、命は続く。

  
寧ろ、青々と茂る葉にこそ、生命力の豊かさを見る。


  だから花が散ってしまえば、希望も絶えたと思うのは、
  早計だとは思いませんか? ]
 
(20) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:37:06

【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ

 
[ 能ある鷹は爪を隠すとはよく言ったもので、
  爪を秘めたまま終わり、
  名の残らなかった英雄のなんと多い事か。


  そもそも英雄譚なんて、その殆どが捏造エンタメでしょう? ]

 
(-7) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:38:12

【人】 女子大生 マユミ



   マンション火災、住人と思われる3名死亡



    警視庁によると、×月×日の午前3時20分ごろ、
    7階建てのマンションが燃えていると
    消防に通報があった。
    火はおよそ5時間後に消し止められたものの、
    マンションはほぼ全焼の状態。

    年齢、性別共に不明の3人の遺体が発見され、
    警察は住人とみて身元確認を急いでいる。


(21) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:39:31

【赤】 女子大生 マユミ

 
[ パチパチと火が爆ぜる音に、視界を蹂躙する赤。
  燃え盛る棚の下敷きになって、呻く妹。
  私はただただ脚を震わせて、
  何をすることもなく絶望的な光景を見下ろしていた。



      「何してんの!?……早く逃げなさいよ。
       アンタがそこでじっとしてたって、
       何にもならないじゃない!
       さっさと逃げて、助けでも呼んできなさいよ」


  じわじわと後退る。確かに、真結実の言う通りだ。
  それでもすぐに体は言う事を聞かなくて、
  ぼろぼろ涙を零して、少しずつでも足を動かす。
  やっと背を向けることが出来たその時に、
  私の耳は最期の言葉を拾った。 ]

 
(*2) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:40:29

【赤】 女子大生 マユミ

 
 
 
「もしダメだったらさ、アタシの分もちゃんと生きなさいよ」

 
 
(*3) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:41:16

【赤】 女子大生 マユミ

 
[ "真結実の分もちゃんと生きる"
  その言葉の意味が、これだなんて私だって思っていない。
  でも、これまでちゃんと生きてきたとは
  到底思えない私は、
  "真結実のような生き方"しか、
  ちゃんとした生き方を知らなかった。


  ニュースや新聞で報じられたとおり、
  遺体の損傷は激しく、双子のどちらか所か、
  性別や年齢を判別するのも困難な有様であったらしい。

  亜結実なのか真結実なのか、
  判断する材料がもう私の自己申告しかなかったから。
  私の一世一代の嘘は、
  あっさりと受理されてしまった。>>0:37 ]

 
(*4) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:42:17

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 先生の推測通り、>>16
  全焼したマンションに住むことは出来ないから、
  実家に戻って生活をしていた。
  元々大学に通えない距離ではなかったのだし、
  またこんなことになって
  娘を失う訳にはいかないからと、
  その後、新たに部屋を探すことを両親は許さなかった。
  私自身も、そんな気にはなれなかったしね。



  先生に亜結実わたしのことを聞かれることはなかった。
  それは先生なりの辛いことを
  思い出させないようにという
  配慮だったのかもしれない。

  それでも引越した後も足繫く通っていた、
  "亜結実"のことを一度も聞かれないなんて……。
      
少しだけ、身勝手で見当違いな事も考えたわ。 ]

 
(22) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:43:05

【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ

 
 
 
 
 
     [ これは"真結実いもうと"の方が望まれているという
                証左なのではないかと。 ]

 
(-8) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:43:33

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 言い訳にしようというつもりではなく、
  これは極めて純粋な自虐心。


  世界にとって真と亜のどちらが有益かなんて、
  聞くまでもない愚問だって、ちゃんと弁えている。 ]*

 
(23) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:44:19

【独】 医者 サキ

/*
>>*3 ま、まゆみ〜!!!!!!!!!
(-9) 翠 2022/06/11(Sat) 20:45:26

【人】 女子大生 マユミ

 
[ バイトも火事を切っ掛けに辞めて、
  最近は大学に通う頻度もかなり上がってきた。
  通学という点においては、
  もう問題なく復旧できたと言って良いだろう。

  "真結実"として生きることにも大分慣れてきた
                  ……と思う。 ]



   ほんと?それなら良かった。>>17
   まぁ、それなりには目立つかもしれないけどさ、
   大胆なファッションなの
   アタシだけって訳じゃないし。


       [ 掴んでいたスカートから手を離し、
         捲っていたブラウスの袖も元に戻す。 ]
 
(24) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:45:47

【人】 女子大生 マユミ

 
 
   いーの?>>18
   つか先生、一緒に行く人いないって嘘でしょ!?
   お医者さんってだけでも既に、
   女子はほっとかないと思うんだけど。


[ 嘗て真結実と、"病院の跡取り"なんて、
  女性看護師の格好のターゲットだなんて
  話していたのを思い出す。>>0:111
  素人に医者としての技量なんて分かりっこないけれど、
  悪い噂も聞いたことは無いし、
  男としての度量が量れるほど親しくはなくても、
  十分好青年であろうことは伝わってくる。
  ジンクスに負けたとは知らぬこと。 ]

 
(25) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:46:51

【人】 女子大生 マユミ

 
 
   ありがと。
   友達と行って、先生にお土産買ってくるね!


[ 贈った人のことを考えると、それで良いのかしら?
  と思ったけれど、真結実なら素直に受け取るだろうから
  その思考をなぞって答えを出す。
  真結実は勿論友達には不自由していないけれど、
  これはペアチケット……。
  誘う相手が一人だけとなると、結構気を遣うもので。


  ……未だに真結実アタシの部屋の机の引き出しに、
  鼠ランドのペアチケットの入った封筒は眠っている。]**

 
(26) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:47:55
女子大生 マユミは、メモを貼った。
(a1) Altorose 2022/06/11(Sat) 20:54:44

【独】 医者 サキ

/*
>>19 >>20 ここアユミだな〜〜〜〜〜好きです
(まだ着席出来てないの



次…これは次がある…のか…?とりあえず続き書こうかな
(-10) 翠 2022/06/11(Sat) 22:17:57

【独】 医者 サキ

/*
せんせがモテない理由は…ってかこうと思ったけどこれは表で書くやつですね
(-11) 翠 2022/06/11(Sat) 22:18:37

【人】 会社員 ツグアキ


[ ぞわり。
  背を蟲が這う。

  再生能力を持たない歯が
  奥のほうでみし、と軋む。
  奥歯の音に共鳴する。
  ぴしりと心にヒビが入るような。


  やめて、こわさないで
  おれがてにいれたものまでうばわないで。
  しあわせなひとのてでさわらないで。
  まやかしのらくえんエデン
 ]
 
(27) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:00:14

【人】 会社員 ツグアキ


[ 総じて人の心などわかりようがないけれど
  もっと素直に、人生や人間に対して
  無防備に笑える生き方をしていれば
  少しは違ったと思う。

  少なくとも彼女が考えていることが
  妬みではなく単純な羨みであり
  僅かでもそこに敬意の類いが含まれていると
  好意的に受け止められたかも知れない。>>1

  人間らしい、という言葉から
  己は対極にいると思っていた。
  あなたが俺に対して思ってくれていた感情を>>4
  知る由も無く、知る術も無く、   ]
 
(28) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:02:16

【秘】 会社員 ツグアキ → 内科医 カナ




   ───……知って、いたら、さ。



 
(-12) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:02:58

【人】 会社員 ツグアキ



   やめてください、
   信じませんよ、そんなこと。>>5


[ 耐えきれず、ぶは、と吹き出した。
  良いなぁ。
  自分の容姿や身上が平均値以上だと
  自覚しているから口に出来る台詞。 ]
 
(29) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:04:07

【人】 会社員 ツグアキ



   あなたみたいに綺麗な方が
   俺みたいに勉強しか取り柄のない男と
   お近づきになるメリットなんて
   俺には思いもつかないですよ?


[ からからと爽やかに笑ってみせる。
  込み上げる笑みは、本物だった。
  だって、初恋が実った日の幸福体験を
  書き込んだどこかの誰かと
  こんなに似ているなんて。

  ───こんなに別次元のものなのに。
 ]
 
(30) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:05:43

【人】 会社員 ツグアキ




  ああ、続きを早く
   早く、早く、聞かせて。

     早く、早く、早く。



 
(31) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:06:35

【人】 会社員 ツグアキ


[ こんなに様々な面において文明は進化しているのに
  なんで未だに論文は紙で提出なんだろうな。
  馬鹿馬鹿しい、と思いつつ
  整える束が微かに震えているのを感じていた。

  堅苦しい文字が蚓のようにのたくっている
  紙の束の表面
  『腎臓内における神経の走行について』
  なんていう仰々しいタイトルは
  あなたの目に映ることがあったか。
  脳へ記憶されただろうか。 ]


   ……そうだな
   次は俺からナンパするよ。
 
(32) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:08:05

【人】 会社員 ツグアキ


[ 一応ね、弁解しておくとその約束を
  きちんと守るつもりはあったんだ。

  命を削って書き上げた論文が
  理事長のご子息様の名で大々的に
  発表されるのはすぐのことで。

  そうだな、残念だったよ
  ……ナンパ出来なくなったこと。

  各方面からの良い評価を
  作者では無い"持ち得る者"である
  お坊ちゃんが得た事実は、
  あなたの耳にも届いただろうか。

  その時俺の姿はもう学校には
  なかったかも知れないけれど。 ]
 
(33) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:10:52

【秘】 会社員 ツグアキ → 内科医 カナ



[ 不思議なことにね古森さん。
  呆然と荷物を整える最中、
  ああそういえばコーヒーくらい
  飲んどけばよかったな、なんて

  下卑たことを思って虚に笑ったんだ。 ]

 
(-13) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:12:08

【秘】 会社員 ツグアキ → 内科医 カナ


[ それくらいには
  すでに俺の精神は
  戻らない歯と同じだったのだろうか。>>2

  不安定な咀嚼機能の音が>>3
  ざりざりと脳を侵食するかのように聞こえていた。 ]

 
(-14) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:13:42

【人】 会社員 ツグアキ

***

  『ストレスチェック……重大な症状が
   潜んでいる可能性があります。
   速やかに専門医の診断を受けましょう。』


[ 机の上で紙がかさりと音を立てる。
  職場の健康診断の結果をもらった時は驚いた。
  まじまじと穴が開くほど見つめ
  可笑しいな、ストレスなんて
  あるはずないのに、と笑った。

  きちんと緩やかな位置に固められた口角は
  そのままに、指定された病院の
  予約時間を確認して、笑ったままため息を吐く。 ]
 
(34) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:15:34

【人】 会社員 ツグアキ


[ 気づけば外はいつのまにか日が傾いて
  電気もつけずに狭い部屋で一人
  イヤホンを耳に、借り物の幸福に揺蕩っていた。

  耳の上から宝物のように両手で大事に
  覆い包み込んで、目を閉じる。
  空腹感もあまり感じない。
  食事を摂ったのはいつだったっけ。

  立ち上がるのもめんどくさい。
  歩くことも面倒なのに、
  指示されたことに背くことも面倒で、
  ノロノロと病院へ向かう。

  病院なんて
  一番、行きたくないのにな。  ]
 
(35) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:17:28

【人】 会社員 ツグアキ



[ 医者になりたいと願って
  掴みかけた幸福のこと、思い出してしまう。

  まさか、そこで
  ナンパの続きが、

  時を経て不意にやってくることになるなんて。
 ]**

 
(36) yukiyukiyuki 2022/06/12(Sun) 6:19:40