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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「あたいがそうしたいからそうした、
 それ以上に理由なんていらないだろ……。
 はいはい、あたいは馬鹿ですよ」

ぐったりとした状態からよろよろ立ち上がり、
しかしやはり気力がないのか
階段脇の壁に寄りかかった。

「落ち着かないって言った傍から
 両方持ってくのかよ。まああんたならいいや……
 好きにしなよ。あたいが持ってるよりは似合うだろ。
 ……あ、待った。持ってく前にお別れくらいさせてくれ」

そう言って、壁から離れて。
少しだけ屈んで、黒猫のぬいぐるみの頭を優しくなでた。
静かに、大切そうに。
そうして僅かに唇を動かし、きっと別れの挨拶をした。
(-392) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 11:34:39

【独】 冷たい炸薬 ストレガ

「じゃあね、ルナあたいの大事な友達

囁いて。

「頼んだよ。この子を守ってあげてくれ」

猫を抱く、その子への願いを込めた。
気休めでしかない、祈り。
無駄を嫌うストレガが込める、無駄な行為。
無意味に終わるかもしれない。けど、そうしたかった。
(-393) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 11:40:12

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「そう。」
「興味がないわ。」

いつも通りの言葉を返す。
随分とお人好しな人だったようだ。
そういうのを皆にすれば、貴女は今頃
人気者だったわね、と、皮肉なような、思ったままなような、
そんな言葉を告げつつ。

「寝る時だけ貸してあげてもいいわ。」

逐一取りに来るなら、と。胸の中で撫でられる子に視線を落とす。
よほど大切にしていたのだろう、そうわかるような
優しい手つきに、言葉。

「道具より先に、持ち主が死ぬなんてあってはならない事だわ。」
「この子の持ち主は、ずっと貴方。私は預かるだけ。」
「覚えている事ね。」

そんな言葉だけ零して、女は、階下へとまた足を進める。
螺旋階段を下りれば、いつもの部屋。

「用件は済んだわ。お暇しようかしら。」

これ、捨てておいてくださる?と、飲みかけのボトルを机に置いて。
(-399) arenda 2022/08/23(Tue) 12:02:21

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「人気が欲しいんならもっと上手くやってるだろうよ」

ため息ひとつ、逐一取りに行くか……と力なく笑い。

「は。それじゃあその白いのの持ち主も
 死ぬなんて事はないだろうね」

そう返すのは、いつもの軽口かそれ以外か。
身体を引きずるように降りて、
置かれたボトルを当然のように口にし、
空にするとゴミ袋に放り込む。

「捨てといた。レヴィア、あー……」

死ぬなよ、なんて言っても興味がないとか言われそうで。
気を付けて、もなんだか違う気がする。

「いってらっしゃい」

妙な言葉をかける事になり、微妙な表情で。
まあ、ほんのり口角はあげて、見送るだろう。
(-403) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 12:25:34
ストレガは、ベッドの上で銀色を撫でている。
(a49) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 18:31:47

【秘】 狡兎 ツィオ → 冷たい炸薬 ストレガ

【アジト】

「一瞬、天使に知り合いがいたか考えてしまったな」

このタイミングで、この勢いで声を掛けてくる相手に、
それ以上の稚気を発揮する度胸はなかった。

「何かな、ストレガさん。
 今の俺の耳に入れておきたい情報だっていうんなら、
 きっと有益な情報なんだろうなと思うから、
 是非聞かせてよ」

――それ以上に、
今齎されてようとする情報を無下にするほど愚かでもない。
こちらも、若干充血した目で答えた。
(-431) reji2323 2022/08/23(Tue) 18:49:49

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 狡兎 ツィオ

枕詞に敷かれたものはこの男のいつものことだ。
それに、目を見ればどういう状態かくらいはわかる。
故に反応もなしに、周囲を見回して。

「繰り返すが他言無用だよ。危険かもしれないから。
 つってもマウロにはもう伝えたけどね……」

誰もいないのを確認すれば、小声で。

「あんたの"兄弟分"からの伝言。
 『無理をするなよ』とさ」

「偶然とはいえ、あたいが動いてやったんだ。
 あんな資料までわざわざ作ってね。
 いいかい、妙な事して無駄にすんじゃないよ。
 あたいが言ってる事、わかるね?」

じろ、と睨むような目つきで釘を刺した。
(-437) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 19:09:52

【秘】 狡兎 ツィオ → 冷たい炸薬 ストレガ

「ああ。成程……。
 ストレガさんも一枚噛んでたわけだ……」

それは、実は自分にとっては初耳だった。
実は自分は、状況に棹を挿していただけで、
流れ自体は他の誰かが作ったものだ。
面白そうに顎に手をやって。

「そうだな……。
 それに対して言えることがあるとするなら……。

 『自分の口で言いに来い』かな……」

至極楽しそうに、
釘を刺された部分で指で弄んだ。

「ありがとう、ストレガさん。
 最高に面白い情報だそれは」
(-445) reji2323 2022/08/23(Tue) 19:55:18

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 狡兎 ツィオ

「あたいは部下から聞いて面白そうだったから
 見に行っただけ。結果酷いもんだったけどね」

だからあんたが何の話をしてるかは知らないし、
探る気もない。そう零した。

「どうせ放っておいても明日には這い出てくるだろうよ。
 じゃ、確かに伝えたんであたいは帰る。
 あたいは無駄が嫌いなんだ、無駄にすんなよ」

ストレガはそう言って、去っていくだろう。
(-446) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 20:00:20

【秘】 狡兎 ツィオ → 冷たい炸薬 ストレガ

「いやー……助かるよ。
 御足労ありがとう。
 これで思いっきり殴れるよ」

どれくらい先から助走つけて殴ろうかなと思いながら、
呑気な顔で貴方を見送った。

天を仰いだのち、一言だけ――その背中に。
(-447) reji2323 2022/08/23(Tue) 20:08:48
ストレガは、きちんと伝言を済ませた。
(a53) shell_memoria 2022/08/23(Tue) 20:30:31