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人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃

「──?
 どうかした、凛乃さん。
 あたし、浴衣の着付け、間違ってる?」

指摘されたのは、服の着方だと思ったのか。
巻きかけていた帯を解いて広げます。

信頼の、ためなのか。
普段より、ずいぶんと警戒心が薄れているというべきか。
きっとこれが平時であれば、
とっさに肌を隠す程度の反応は見せたでしょう。
はたしてそれは、幸か不幸か。

その油断に対して注視すれば。
ああ、やっぱり、汗を掻いていないようです。
それが、見てとれるでしょう。
(-211) Rindo17 2022/02/02(Wed) 0:04:20

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗

……あなたが目星をつけた場所には、
氷室のパソコンといくつかの書類だけが置いてある。

お手洗いか、あるいは飲み物かなにかを補充しに行っているのだろう。
……待てばもちろん戻ってくるし、
悪戯心があれば色々できそうだ。
(-218) serikanootto 2022/02/02(Wed) 0:19:02

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗

「……確かに!」

いや、どう考えてもそうはならないのだが、
そこまで気が回るほど余裕がある状態でもなく。
気が回ったとして、指摘したかは別の話。

「じゃあ、再開していきます」

といってももう練習に毛が生えたほどの距離だ。
さすがにもう、失敗することはない……。
(-220) serikanootto 2022/02/02(Wed) 0:28:10

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜

「いや……莉桜ちゃん、
 汗、かいてないんだね」

浴衣を脱ぐ所作にちょっとドキッとする……けど、
やっぱりその体の性質が気になる。
というよりも、これは……『秘密』のレベルではないのか?

じっとあなたの、翡翠のガラス球を見つめる。
問い質すようなことはしない。
体質などと言い張ってくれるなら、そこまでにするし、
教えてくれるなら、それを飲み込む。
そういう心づもりだ。
(-222) serikanootto 2022/02/02(Wed) 0:36:57

【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃

「そのいきだ、頑張れよー!」

応援して送り出す。
こうすれば多少は恐怖心もなくなるだろうという親切心。
賭けは賭けだが、まずは楽しむ方が先決だ。

出発すればまた後ろから並走し、最後まで転ばず滑り終われば

「おめでとー、俺の負けだな!」

といってカラカラ笑っただろう。
賭けのお願いもとりあえずちゃんと聞くつもり。
(-226) eve_1224 2022/02/02(Wed) 0:54:35

【人】 嘘 氷室 凛乃

#女子会
「でも、自分を幸せにしてくれるなら。
 何もかもを受け止めて、
 それでも連れて行ってくれるなら……」

「わたしは、手を引っ張ってしまうかも」
(97) serikanootto 2022/02/02(Wed) 1:26:54

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗

「はい、どうもね。
 おかげさまで滑り切れました、と」

努めて平静でいようとしているが、
普段よりだいぶ楽しそう。
きっとあなたの目論見は成功しているだろう。

「賭け……賭けかあ……」

ううむ、と考え込む。
こんな流れで何かを要求するのは厚かましいと思うし、
それにやってほしいことも……と考え、
一つ思い浮かんだ。

「また、エスコートしてくれる?
 スキーでも外食でも買い物でも、
 なんでもいーけど。おまかせプランで」
(-230) serikanootto 2022/02/02(Wed) 1:35:37

【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃

「普段はあんま外で遊ぶとかってあんまないかもだけどさ、結構たのしーものでしょ」

滑りきれてよかったなーと、楽しそうに笑っている。
これならエスコートはきっと、及第点だっただろうなと思いながら、賭けの内容に悩む様子を急かさずに眺めて待った。

「お、エスコートの延長を希望かー?
 いいぞ、次は何しようかね」

そういえば近くに外食できるとこもあるんだっけ、と思いつつ。
わかった、何か考えておくよと返事をした。
(-234) eve_1224 2022/02/02(Wed) 1:52:53

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 嘘 氷室 凛乃

「あれ?いないの?
 ……っと、おお。電子の板だか箱と紙があるじゃないか。
 こういうのにひとは秘密を詰めこむんだろ。折角だし…」

折角だから見てみようかな。
些細な悪事、些細な悪戯、知的好奇心、宝箱を開けるとき。
そういうときに膨らむわくわくとした気持ちを抑えることなく、
指先をパソコンや書類へ躊躇いなく、鼻歌混じりに伸ばした。

書類が複数あるのならばパラパラと捲って。
パソコンに表示されている何かはざっくりと見て。
さて、そうしている間に戻ってきてしまうかな。どうかな。
定かじゃないけれど、きっと、僕は足音には気付けない筈だ。
(-238) junkie_0u0 2022/02/02(Wed) 2:57:17

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗

「堂本くんと一緒だからだろうなー、
 すごく楽しく感じるのって」

好ましい人と遊べばなんでも楽しい。
もちろんスキー自体も悪くなかったけれど。

「……まあ、そういうわけだから、
 また適当に連れ回してほしいとこ。
 堂本くんの都合が悪くなければだけど」 

おねだりはしたけれど、
負担だったり義務になるぐらいなら
求めるつもりはないのだ。
(-244) serikanootto 2022/02/02(Wed) 7:11:49

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗

さて、あなたが残されたものを見れば、
あなたでも聞き覚えのあるような、
いわゆる暴力団の名前だとか、
連絡先が書いてあったり、
あるいはいろいろなデータベースに
アクセスしているような画面とか、
なんだか重要そうなものがいろいろ転がっている。

「……夜川さん?」

そんなものに熱中していたならば、
そのうちに主が帰ってくるだろう。
(-245) serikanootto 2022/02/02(Wed) 7:34:29

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 嘘 氷室 凛乃

紙に目を通し、画面内に視線をやり、名を見て情報を見る。
連絡先を覚える事は出来ないけれど、なんとなく、
これはあんまり見てはいけないものというか。
秘密というより社会的なタブーに片足突っ込んでるんじゃないか
そんな気がしてならないものだから、ちょっと冷や汗が ――

「あ。やべっ、まじかよ……」


声を掛けられて思わず両手を挙げた。
書類は掴んだまま、ひらひら〜と降参と言わんばかりに掲げて、
無害さアピールするには少々遅いし 妙な図にはなるけれども、
それでも一応。口許だけで笑って、其方へ視線だけを向けた。

「凛乃くん、こんにちは。勝手に来ちゃってごめんね?
 ボクさ、仲良くお話したくてお菓子を持って来たんだけど、
 いやあ、まいったな。バレないつもりだったんだけどなぁ…」

「……ぼくのこと、怒る?」
(-246) junkie_0u0 2022/02/02(Wed) 7:53:19

【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃

「えー?
 俺を褒めてもなんにもでねーよ」

あ、バフとヒールへの力の入りようは変わるかも、と茶化して笑う。

「ま、俺も氷室ちゃんと遊ぶのはたのしーし。
 折角ここにきて偶然のオフ会みたいになってんだし、遊べるだけ遊んどこ。
 九州と東京じゃなかなかそういう機会もないしなー」

負担には全く思っていない様子。
なんか美味しいものとかあるかなーと、帰ったら調べようと思っている。

「おっしゃ、じゃー後何回か滑ったら帰るか。
 あんま長くいると食いっぱぐれてなしくずしに外食になるしな!」

そう行ってあなたを誘うとまたリフトに乗るだろうか。
何事も練習。
何度か滑れば、すぐにあなたは初心者コースをクリアできるようになっている事だろう。
(-249) eve_1224 2022/02/02(Wed) 8:16:34

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗

……この少女をどうしたものか。
露見した場合は必要に応じて
処理
をしても、
最悪は仕方がないという話はしていたが……

ここに来て少し考えが変わっていた。
ある程度閉ざされた空間だし、
言わばみんな道連れのようなものだ。

「人の情報を覗き見る根性については、
 物申したい気がするけど」

『お互い様』なら周りの反応を見てから、
考えても遅くはない。

「怒っても仕方ないしね……
 どのみち政府主導なら、
 共有させることによる連帯感がどうとか、
 そういう理由もあるんでしょうし」

それに、ここで『自分』が受け入れられるかは、
実際気になるところではある。
(-253) serikanootto 2022/02/02(Wed) 10:07:18

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗

「はじめてのオフ会だよもう〜」

偶然にしろ、はじめてがあなたなのは喜ばしく、
そして楽しいことだった。

「別に外食だっていいけど、
 何も言わずにそれやるとさすがにね」

なんて言いながらあなたにエスコートされたり、
時にはアドバイスされながら、
滑走を繰り返す。
ペアでダンジョン潜ってる図だなー、と思った。
いつもと違うのは自分が予習できてなかったところぐらい。
(-262) serikanootto 2022/02/02(Wed) 12:31:28

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃

「え────


さぁ、と表情が青ざめます。
いいえ、顔色なんてひとつも変わっていません。
だって、そんなことはできないのだから。


慌てて身体を覆い隠して、
視線を彷徨わせます。

「えと──あの──
 あたし──その、  た、
 体温とか──  変わりづら、くて──」

途切れ途切れになることば。
呼吸が早くなって、
いや。
そう見せているだけだ。
それは、ただの『間』でしかない。

水銀莉桜は呼吸をしていない。


「──あ、」

硝子玉のような瞳が。

翡翠色の硝子玉が。


すがるように、あなたを見つめる。
(-264) Rindo17 2022/02/02(Wed) 12:37:10

【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃

「そうそ、二人して帰ってこなかったら皆心配するしな」

流石に皆に心配かけたくはない。

「じゃあ、初めてのオフ会続行ってことで!
 コースクリアまでがんばろーぜ」

なんとなく、初心者を連れてチュートリアルの世話をするときを思い出す。
ヒーラーゆえにそういう役回りに徹することは多いのだ。

そして俺にはファンタジーのゲームをするときはついつい、エリーゼの名前をもじってしまう癖がある。
彼女が生きた世界は現実で魔法なんてないけど、悪女と呼ばれない世界に生きて欲しいなんて思ったりして。
だからこそサポート系の職につくことが多いのだけど、現実でこうしてサポートするのも悪くはないなと思うのだった。

そうして気が済むまで滑って楽しんだら、2人でみんなの居る場所へ戻っていくことだろう。
(-268) eve_1224 2022/02/02(Wed) 14:21:49

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜

「莉桜ちゃん…………」

暖まらない体も、
誂えた硝子のような瞳も。

ここまで状況証拠が揃えば、
なんとなくの予想はつく。


ただ、それは事実としてあるだけだ。
氷室にとっては……あなたは水銀 莉桜という個であり、
その裏に肉体や出生の秘密があろうとも、
一人の人間と認識できる事実は変わらないのだ。

「大丈夫、大丈夫だからね」

先ほどのように、あなたを抱きしめる。
わたしにとっては変わらないよという気持ちが、
わたしは莉桜ちゃんを見ているよという気持ちが、
伝わるように、優しく。
(-277) serikanootto 2022/02/02(Wed) 16:03:08

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗

「うむー。あともう暫く付き合ってもらうからね」

……こう過ごしているとあなたの秘密のことなんて、
忘れてしまいそうになる。
結局のところ、実は狐だとか、
前世がどうとかは、
今のあなたへの評価にはほとんど関係ないのだろう。

繰り返せば、きっと完走もできたはず。
楽しい時間だったな、と感じた。
(-295) serikanootto 2022/02/02(Wed) 18:16:27

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 嘘 氷室 凛乃

「物申すなんてやだなあ、やめようよぅ。
 僕ら友達だし運命共同体だし前世からの友人だろ?
 もしかしたら恋人だったかも、ね、君ってば記憶喪失なんだ。
 それにそう。政府主導だし連帯感だし、僕のせいじゃないし。
 僕だってやりたくない事をやらざるを得ない状況かもだろ?
 ……あ、とりあえず書類、おいときますね。ぶたないでね。」

追い詰められた悪役は早口で必死に捲し立てるものだと言う。
自分もその例に漏れず、君の書類を掴んだまま饒舌に囀り、
最終的にそーっと書類を元の場所に戻して置いた。

「……暴力団の中の人なの?」

その後は そうそう、君と視線を合わせるために、
くるっと振り返って、いいや、姿勢ごと変えて顔を向けよう。
ついでに持ってきていた板チョコを君へ押し付けた。

「それともそういう事を調べてる人なの?」
(-298) junkie_0u0 2022/02/02(Wed) 18:39:09

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃

「ぅ、──あ、」

抵抗などできるはずもない。
ただ柔く抱きしめられて。
その肢体は、どうしようもないほどに
人と変わりなく、ほのかに温かかった。
ただ、お風呂上りだとは思えないほど、
その体温が一定であるだけだ。

「──凛乃さん、あたし、」

もう、きっと分かられているというのに。
それでも、言葉が出ない。

「──ごめん、ごめん、ね。
 あたし、──凛乃さんには、
 ちゃんと、ちゃんと話すから。
 きっと、あたしの言葉で、伝えるから──」


「──今だけ、もうちょっと、このままで──」
(-302) Rindo17 2022/02/02(Wed) 19:05:32

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗

「……さあてね。どっちだと思う?」

板チョコは一応もらったが、
手をつけるつもりは別になかった。
あなたの釈明にもそう興味はない――
何度か表でも聞いたような、意味のない文章。

「……まあ、いいでしょう。
 こうなれば時間の問題だ、し」

隠そうとしたところでもはや無駄だろう。
そうならば、
(-319) serikanootto 2022/02/02(Wed) 20:27:27

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗

「手前、いたって不調法、あげますことは
 前後間違いましたらご免なお許しを蒙ります……なんてね」

お互いの承知でもって、
なるべく無関心、無関与でいようとした世界。
それでももしもの時にといろいろ学んではいる。

「さる暴力団組長の隠し子、それが私、浪川凛乃ってわけ。
 『普通の』人生を送るために親子揃って色々やってちゃ、
 情報分野の一つや二つも突出すると思わない?」

ずい、と一歩踏み出た。
貫禄やら何やらを感じるかはあなたの心持ち次第。
(-320) serikanootto 2022/02/02(Wed) 20:31:51

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜

「焦らず、ゆっくりでいいからね」

あなたの肢体に触れれば触れるほど、
人間と区別がつかない。

区別の必要も感じない――

あなたが莉桜であること、
それがもっとも重要だからだ。

ねだられるまま、あなたを包み込んで、頭を撫で続ける……。
(-322) serikanootto 2022/02/02(Wed) 20:40:15

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃

「──うん」


呼吸を整える──ようなしぐさ。

「──泣きたいって、こんなきもちなんだろうな。
 あたし、涙、出ないから、──」


ぽつりと、
雨しずくのように零した言葉は、
きっと、少女の本音で。

ややあって、身を離す。

「──ありがと、凛乃さん。
 あたし、きっと、勇気を出すから。
 だから、もうちょっとだけ──待っててね──」

淡い微笑み。
その瞳は無機質でも、
確かに宿っているものがある。
そうしてきっと、夜は更けて、

そんな小さな決意すら、戯れに砕かれるのだろう。
(-326) Rindo17 2022/02/02(Wed) 20:46:02
氷室 凛乃は、水銀 莉桜に微笑み返した。
(a54) serikanootto 2022/02/02(Wed) 20:53:10