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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 知恵がピザを頑張るという決意は見ていた。
  大咲も出来る限りヘルプに入りながら、
  ちらりと遠藤の方を周囲にバレないよう見遣る。>>376
  自然に近付いて、ぽん、と背中に触れ ]


  せーんぱいっ
  
"一緒に"作りますか?
今日のデザートは私しか作れないし、
厨房ならホールの匂いも薄れますよ。



[ ついでにお茶なりお冷なり、体が休まる飲み物でも、と
  思いながら自然に遠藤を厨房へ連れて行こうとする。
  瑞野や知恵、いるのなら黒原にはアイコンタクトして ]

 
(379) 鬼葉 2023/03/05(Sun) 23:05:42

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 厨房の奥、バックヤード。
  ええい元から早退者がいて体調不良者もいるのなら
  使ってしまえ必殺カード! ]


  店長、ヘルプ〜!
  ゲイザーの早退で人員足りないけど繁盛してます〜!


[ 店長、召喚。
  これでドリンク類や新規客対応、追加注文も回る筈。
  遠藤のフォローも入りやすいし
  ハンドクリームを塗る覚悟も出来ている。

  暇になったら戻ってもらえば良いのだ。うむ。* ]

 
(381) 鬼葉 2023/03/05(Sun) 23:09:11

【人】 厨房担当 マシロ

 

  はい、先輩。
  "一緒に"は美味しいの次に強い魔法ですよ。


[ >>384 此方を見下ろす遠藤の瞳を覗き込む。
  店長も呼び出したし、知恵は谷底から這い上がる最中。
  見守る親ライオンも必要だけれど
  現時点、相次ぐ注文というほどでもないから。

  掠れた声の輪郭の薄さに、ああこれは、と思いながらも
  厨房に連れ込んだ遠藤の言葉を聞けば
  へにゃ、と笑って ]


  ……うれしい。


[ それは。
  また食べたかった という言葉に対してでもあり
  瞳を潤ませている真意を、知っているからでもある。 ]

 
(398) 鬼葉 2023/03/05(Sun) 23:45:37

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ あの日ハンドクリームを塗ってくれた遠藤は
  大咲を確かに厨房へ留め置く根になった。
  だから今度は、大咲が、遠藤を支える木になりたい。

  厨房の奥。
  椅子とテーブルへ座る遠藤へ、温かいお茶を渡し
  にんまり笑顔でお応えしよう。>>387 ]


  勿論です、シャミ先輩!
  シャミ先輩が食べて欲しいカツ、
  簡単にでいいから、レシピ、そこから教えてください

  私がその通りに揚げます!


[ 遠藤が、その人を考えて作る今日のメニュー。
  大咲のレシピとはまた違う作り方と味を思って、
  体調を慮りながら そう伝えた。

  簡単でも教えてくれれば、大丈夫。
  三年。たった三年、けれど三年も一緒に厨房にいたんです
  先輩のこと、ちゃんと、見て育ったんですから。
  安心して"一緒に"作りましょう。 ]
 
(399) 鬼葉 2023/03/05(Sun) 23:45:48

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ うさぎは独りぼっちだと死んじゃうって噂話。
  信じてるわけでもないけれど、
  だからといって、ひとりで頑張らせていい訳じゃない。

  いつも通りの笑顔で遠藤にアイコンタクトを取れば
  指示通り、そしていつもの貴方の手付きを思い出しながら
  大咲はシュニッツェルを完成させていくだろう。* ]

 
(400) 鬼葉 2023/03/05(Sun) 23:45:55

【人】 厨房担当 マシロ

 ― いつか届くデザート ―



[ 大咲は遠藤のヘルプ後、主に厨房。
  時々カウンターで様子を見ながらデザートの用意をした。

  お客様たちが本日のメインや副菜を楽しんだ後、
  そのタイミングで届けられるようにと
  厨房で大咲は速崎と作ったクッキー生地を形にし
  オーブンで焼き上げる作業に徹したかったのだ。

  ひとつめ。アイスボックスクッキー、コーヒー味。
  >>249 白と黒のチェス盤めいたクッキーは
  白は香ばしい甘さのプレーン、黒はほろ苦いコーヒー。
  焼きたての、粗熱を取ったサクサクの状態で
  アリスをモチーフにした白い陶器の器に盛られる。

  カクテルに使用したのと同じ、
  ハート型に飾り切ったイチゴも幾つか見栄え良く添えて ]

 
(424) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:21:59

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ふたつめ。
  思ったよりもピザが出ていることを鑑みつつも、
  再度各人の注文を確認し、結局当初の予定通りに
  ミルフィーユを作ることにした。

  薄いワッフルクッキーには
  敢えて割いたブッラータチーズひとつを半分に分け
  ワッフルクッキーの上に半分のチーズを乗せて
  もう一度同じ工程を繰り返し。
  それだけでは物寂しいプレートになるからと
  ブッラータチーズの上に、花形のイチゴを乗せよう。

  イチゴの先端を切り落とし、残りの実を斜めの輪切りに。
  敢えてヘタは取らず、順番に切ったイチゴを重ねて
  形を綺麗に整えたら、真ん中に落とした先端を。

  粉砂糖をふるい、ストロベリーソースもかければ
  ミルフィーユ仕立ては完成だ。 ]
 
 
(425) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:22:29

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ …………そして。

  大咲は、オーブンの前で深く息を吸い込んだ。
  密かに用意した三つ目の生地。
  一度きりの試作と銘打った、バニラのうさぎ。

  オーブンから出せば、焼きたてのうさぎ達が
  甘いバニラの匂いを漂わせてくる。
  ……ひとりで作るのを見守ってくれた速崎を思い出し
  「これはメニューじゃないから」と勇気を念じた。

  速崎と二人で作ったクッキーは今日のデザートに。
  うさぎは神田の約束を思い出し、
  ひとりで作り切っても、彼になら、渡せる気がして。 ]

 
(426) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:22:38

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ミルクチョコレートをデコペン袋に入れ、
  うさぎの顔を描いていく。
  にっこり笑顔のもの。大人びた微笑みのもの。
  一時期流行っていたぴえんのうさぎ、
  はしゃいだ顔のうさぎ──────


  幾枚かのうさぎ達は、神田のミルフィーユプレートへ
  そっと飾られていく。 ]

 
(427) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:22:58

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 事故がこれ以上起きないよう、
  なにより今日だけはデザートを構想し、黒板へ書き、
  「二人のクッキーを」とオーダーされた
  大咲しか作れない以上。
  時間を見計らい、一番美味しいタイミングで
  皆のお腹へ届くように。
  大咲は厨房でデザートの準備と、
  間に合わないようならカウンターでドリンク類を。

  店長、皆、ホールは任せた。
  代わりにシャミ先輩とデザートは任せろ!

  頃合いを見てサーブしてくれるならお願いして。
  神田スペシャルだけは、自分が担当するけれど* ]

 
(428) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:25:30

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 遠藤の想定するカツを作り上げるため、
  大咲は教えてもらう手順の通り、淀みなく工程をこなしていく。>>420
  衣に既にパルメザンチーズを混ぜるのか、という技術を覚えたり
  トンカツぽさも感じられる絶妙な細さのパン粉という指示を
  自分なりに成し遂げて、またひとつ、料理の楽しさを知って。 ]


   …………それ、は、


[ 同時に。
  温かいお茶を飲みながら語られる昨日の話を耳に入れれば
  過去の傷と、どうしたって重ねてしまう。

  捨てられる料理。残されて手も付けられない想いの形。
  ああ、と大咲は潤みかけた瞳をどうにか瞬きで堪えた。
  辛かったのは、遠藤自身だ。悲しくないわけがないのだ。 ]

 
(436) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:48:23

【人】 厨房担当 マシロ

 


   はい???? 全部???
   先輩の胃で???



[ しんみりしかけた空気に突如爆弾がぶち込まれた。>>421
  大声では無いがしっかり芯の通った疑問符の言葉に
  思わず椅子へ座る遠藤を振り返り、ぽつり、と ]


   …………でも、分かります。気持ちは。
   折角喜んで欲しくて、誰かの為に作った料理が
   そんなふうに扱われたら。

   自分で食べてやろうって思うのも、…そうですよね。


[ いや、それにしたって遠藤の胃は人より極小なのだから
  何とか分けたり何ならここへ持ち込んで良かったのに…と
  思いながら、結局は同調に落ち着くのだ。

  うさぎ達が日頃どんなに料理を愛しているか知っているからこそ
  遠藤の心に、優しくクリームを塗ってあげたくて
  …ハンドクリームを塗らずに一緒にカツを作るのが
  今の大咲に思い付く、精一杯の労りだった。 ]

 
(437) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:48:38

【人】 厨房担当 マシロ

 

   ん。牛脂、了解です。
   …………託されると緊張するかも。

   でも、シャミ先輩が栗栖くんの為に作りたいカツ。
   一番美味しくなるように、……大咲、やります


[ まずは溶き卵にパン粉を薄くまぶした牛肉を揚げ焼きに。
  いい具合に上がったタイミングを一瞬も遅らせないよう、
  衣を随時、様子を見ながら追加で投入していって。

  それを幾度か繰り返し、厨房内には
  牛脂の指示のおかげか丹念な揚げ焼きの加減調整の結果か、
  デザートには無い、肉類特有の甘い香りが漂っていた。

  皿へ移し替え、食べやすいよう包丁でカットする。
  ざく、と鳴った衣の音が既に食べ応えを教えてくれた。 ]

 
(438) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:48:47

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 後は千切りにしたキャベツを彩りとして添えようか。
  それとも何か追加したいソースなどはあるのだろうか?

  最終確認のため、遠藤に見えるよう
  完成したカツが乗った皿を遠藤の方へそっと運んで ]


   ……ど、どうでしょう、シャミ先輩
   揚げ具合……とか……


[ 知恵から見れば手馴れた料理人に見えても
  うさぎの穴ではまだまだ短い勤務歴。

  この人の前ではいつまでも大咲だって後輩なのだ。
  伺うように、遠藤の顔を覗き込む。** ]

 
(441) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:51:30
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a58) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 0:54:36

【独】 厨房担当 マシロ

/*
みずのさんリアリティある先輩感がすごいんよ……
(-92) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 1:03:09

【独】 厨房担当 マシロ

/*
シャミ先輩余計なフォローロルしてたらごめんね~ありがとうありがとう
あとどうしても写真もらって手紙ももらったし全員いるの今しかないから今日クッキー焼きたくて……ゲイザー早退タイミング最悪でごめん…
(-98) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 1:36:02

【独】 厨房担当 マシロ

/*
ああ~スタッフたちの絆好きです~
シャミ先輩のやつ絶対返す 返す返す返す。
(-102) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 9:42:05

【独】 厨房担当 マシロ

/*
貝沢さんが可愛すぎて人生の春
すき
(-103) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 9:58:50

【独】 厨房担当 マシロ

/*
大咲がプロローグから神田さんへ矢印出てたの透けすぎて見返すとほんとに恥ずかしい
あとシャミ先輩にも懐きすぎてて恥ずかしい てれてれ
(-104) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 11:52:30

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ……シャミ先輩
  次同じことなんかないのが一番ではありますけど
  今度からは、頼ってくださいね


[ 肩を丸めて小さくなる遠藤を見てしまえば>>447
  もー、と思いはしても叱ることは出来やしない。
  ハンドクリームを塗らず、意思を尊重していることへ
  紡がれる礼にはにーっこり笑って ]


  元気になったら、次の賄い担当してくださいね〜?


[ 一口食べたいのは大咲もです。>>448
  と、言いかけた冗談を飲み込む代わりに。 ]

 
(526) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 17:35:27

【人】 厨房担当 マシロ

 

  なんで先輩が怒っちゃダメなんですか?


[ きょと、とした顔で、真剣な声色でそう返す。>>450 ]


  先輩が心を込めて、依頼した相手の為に作ったのに
  相手の都合で酷く扱われたら怒って良いんですよ。
  自分の少食と、人に理由も罪悪感もなく残されることは
  同じ天秤にかけちゃだめです。


[ 残す側の気持ちの方だって全員同じな訳がない。
  遠藤は料理を愛しているから、吐いてでも食べようとして
  そんな結末に至る過程を罰とは、大咲には思えない。 ]

 
(527) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 17:35:56

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ……でも、そんな風に考えちゃう気持ちも、分かります
  だけど、嫌です

  シャミ先輩が自分のことまで責めて、苦しくなるのは


[ 大咲の言葉が遠藤にどう届いたかは、さて。
  幾分か気分も落ち着いた様子の遠藤が立ち上がるのを
  止めることはせず、最後の調理過程は預けよう。

  心配性の白うさぎは、サーブまでを見届けるために
  自然な流れで後ろをついていく。 ]

 
(528) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 17:36:05

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 真白が揚げたと栗栖へ告げる遠藤の声に>>459
  それが続け様のハプニングだとお客様が悟らぬよう
  大咲はにーっこり笑って手を振った。 ]


  楽しい共同作業でしたね、シャミ先輩〜!


[ とはいえ遠藤と栗栖が同時に店内へ入って来たのを思うに
  栗栖には悟られている状況である、とも察するけれど。
  努めて明るく振る舞い、椅子へ座る遠藤を見守れば
  カウンターに帰って来た瑞野と知恵が
  遠藤へ小さく声を掛けている。>>461>>467 ]

 
(529) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 17:36:17

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 瑞野の方へすす、と近付いて。
  お客様には聞こえないようつま先を伸ばし、
  そっと耳打ちをひとつ ]


  任せちゃってすみません、ありがとうございます
  ……後、今思い出した伝言いっこ、いいですか?

  前、米粉クレープ作ったの、瑞野さんでしたよね>>0:86
  高野さんがすごく美味しかったって言ってたの
  作った人に伝えときます、って約束したのに
  今の今まで忘れてました。

  えへへ、それだけです


[ 思い出した切欠があのイメチェン高野を見た衝撃だ、とは
  ……まあ、言わぬが花というやつだ。** ]

 
(530) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 17:36:29
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a70) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 17:37:57

【独】 厨房担当 マシロ

/*
>>536 一番下死ぬwwww
(-122) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 18:53:15

【独】 厨房担当 マシロ

/*
というか 栗栖貝沢から落ち立候補来ると思ってたので
あるぇ……となっている
(-124) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 19:01:16

【人】 厨房担当 マシロ

 
― 忙しない厨房で ―



[ 「一緒に働きたい」と言った美澄の来店に気付けば、
  あ、という顔をして、それからにこっと笑って礼をする。
  もう来てくれなくなったらどうしよう、なんて
  ちょっとだけ悩んでいたのは杞憂だったらしい。
  ……さて、履歴書の顛末や如何に。

  デザートの準備に奔走する大咲も
  >>535 カクテルは任せろとアイコンタクトを送り
  手早くグラスを手に、制作に取り掛かる。
  厨房に引っ込みながらにはなったけれど。

  さっきはストロベリーフィズをお出しして、
  食べているのは、知恵が心を込めて作ったピザ。
  これからデザート二種類の提供も控えている。
  遠目に見えた貝沢は楽しげだが、
  果たしてアルコール類に強かったかどうか…? ]

 
(556) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 20:07:12

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ショートよりもロングだな、と判断した大咲は
  今日のおススメにもある、トマトの薄皮を剥いて
  ジュース状にし 冷やしておいたボトルを取り出した。

  グラスの中へ氷を少し多めに入れ落とす。
  からん、からん、と涼しげな音が鳴り響いて
  そこにウォッカを30ml注ぎ、トマトジュースを多めに。
  冷蔵庫からレモンを持ち出すと
  半分に切って、絞り器へ移し、ぎゅうぅっと果汁を絞り
  トマトの酸味を邪魔しない程度に追加して。

  塩を三振り掛け、ステアすれば
  冷製トマトスープのような、ブラッディ・メアリーが
  照明を浴びて深紅に煌めいた。
  余ったレモン一切れを、うさぎ型に切りフチへ差す。 ]

 
(557) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 20:07:16

【人】 厨房担当 マシロ

 

  貝沢さん。オススメで作っちゃったけど、良いですか?
  甘いカクテル続きもピザに合わないし
  この後のデザートと一緒だと胸やけしちゃうかもなので。

  ブラッディ・メアリー、どうぞ
  塩と……後こっちは胡椒とタバスコです。
  お好みで入れて、マドラーで混ぜてください。


[ 次のマドラーはダイヤ型。
  赤いカクテルに映えるオレンジ色が揺れている。
  そして大咲は反応を見る時間もないことを惜しみつつ
  足早にまた、厨房へ。* ]

 
(559) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 20:07:23

【人】 厨房担当 マシロ

 ― デザート提供編 ―



[ 
ねえけいちゃん分身残しといてくれたりしない?

  とは言えないが、怒涛の慌ただしさである。
  体調不良の遠藤は厨房へ立たせるにはキツすぎるし、
  瑞野ばかりにメインを任せるのは負担が大きく、
  一歩踏み出した知恵を突然馬車馬のように動かす訳にも。
  店長とて他に雑務がある中の招集だ。

  せめて一種類だけでも他の人に任せられる内容なら?
  ……ううん。これは大咲と、速崎の名前で書いた。
  オーダーも名前付きで皆頼んでくれている。
  これは、大咲の料理人としてのエゴで、自負で、

  ──覚悟を通したいという想いでしかないけれど。 ]

 
(575) 鬼葉 2023/03/06(Mon) 20:51:40