12:08:21

人狼物語 三日月国


236 【突発誰歓】とある冒険者ギルドの宴【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 飼われ賢狼 アルブム

[…『あいつがいない』と、言い出したのは誰だったか。
勇者パーティの誰かだったか、それともその場にいた貴族の誰かだったか。

『あの忌み子が裏切って魔王に加担したに違いない』
そんな戯言に同調し始めたのは誰だったか。
…今となってはどうでもいい。

あの後、どうやってかは覚えていないけれど、
なんとか無我夢中で逃げ出した先は、
つい先まで激戦を繰り広げていた魔王城。]
(18) yuno 2023/12/15(Fri) 23:12:45

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[――どうして、こんなことになったのだろうと思う。

ただ、勇者の役に立ちたかった。
大切な恩人の幸せそうな顔をずっと間近で見ていたかった。
戦士や魔法使い、僧侶。
子供の頃からずっとそばにいた仲間たち。
彼等の役に立って、王様や民に喜んでほしかった。

だけど、今、自分は独り。
魔王という機構そのものに変わり果ててしまった自分は
誰かに殺されない限り、ずっと魔王のまま。
老いることも、病で死ぬこともない。
だけど、ずっと永遠に独りでいることは、…死んでいるのと
何が違うというのだろう?

向けられた敵意と憎悪の視線の記憶も、僕を苦しめた。
どれだけ頑張っても、どんなに尽くしても、
彼等は僕のことなんて勇者の付属品でしかなかった。
そんなことは、わかっていたけど。それでも。

あのときのことを思う度、胸の内から湧きあがる
どうしようもない負の感情に気が狂いそうだった。]
(19) yuno 2023/12/15(Fri) 23:14:48

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[ーーー…そんな、ある日。

僕が魔王と呼ばれるようになって少し経った頃。
魔王城に、勇者が一人やってきた。

…最初は、何かの間違いか、それとも罠かと疑ってしまった。
王の覚えめでたく、姫とは相思相愛の次期国王。
そんな彼が、僕を追って単身ここに乗り込んできた。

朽ち果てた大広間で、僕と勇者は対峙する。
僕自身は、何も変わったつもりはないのだけれど、
今、彼の目に僕はどう映っているのだろう?
あの夜、皆が見たのと同じ、化け物なのだろうか。]
(20) yuno 2023/12/15(Fri) 23:15:40

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[勇者は、告げる。

魔王を倒す旅に出る少し前、故郷の託宣によって
自分は魔王を倒す勇者ではないということを知らされたこと。

それでも、英雄になる夢を諦めきれなかった勇者は、
同じく故郷の託宣によって知らされた『本物の勇者』と接触し、
それがまだ年端もいかない子供だと知るや、その子を傀儡とするために近づいたこと。

勇者を育て、彼を通して精霊と誼を結び、そして精霊の剣を手に入れてからは
自分が本当の勇者だと周囲に思わせた。
実際、精霊の剣は武器として申し分なく、それを用いた怪物退治のなかで
気が付けば次第に増長してしまっていたということ。

勇者は、告げる。
王都では恩人である勇者を裏切り
魔王に与したとされる少年を倒すべきという世論が多数であること。
そして、再び現れた魔王を退治するため、
今度は軍を派遣しようという王たちを説得して、ここまで一人できたということ。

本来は自分が成り果てるべきだった『魔王』という役割を
今度こそ果たさなければならないと。
そして、何もかもを終わりにしよう、と。]
(21) yuno 2023/12/15(Fri) 23:16:42

【人】 飼われ賢狼 アルブム



[彼の言葉を聞いて、そしてーーー…僕は一つ、決断をした。]


(22) yuno 2023/12/15(Fri) 23:18:15

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[勇者の腰につけられた一振りの剣。
嘗て精霊王たちより賜ったその剣を、僕は引き抜くと。

あの日と同じくきらきらと輝くその刀身を自分の喉元に押し当てた。

『魔王』という機構を壊すため、精霊王たちが鍛え上げた剣。
それを用いて、自害すれば…自らを封じ込めさえすれば。
新たな魔王を生み出す連鎖を、断ち切れるのではないかと。

魔王になり、城に閉じこもる中でずっと考えていたのがそれだった。


喉に押し当てた刃を滑らせたとき。
驚くほど、そこに痛みはなかった。
ただ、自害の瞬間に、勇者の顔に浮かんだ絶望と後悔の表情は
はじめて彼と出会った時と同じくらい、忘れられないもので。


…いつか、ごめんねと。

叶うならばそう、彼に謝りたい。]
(23) yuno 2023/12/15(Fri) 23:19:35

【人】 飼われ賢狼 アルブム


[ーーー…そうして。
僕は長い長い時間、封印の中で眠りについた。


世界から消失し、地下迷宮と化した魔王城の中、
僕らの思い出が遠い日の御伽噺になるまでの時間。
あのときから、ずいぶんと長い時が流れて。

やってきた冒険者たちの賑やかな声と。
―――とある戦士が幾度となく口にしていた言葉に惹かれて。
僕は、新しい時代を生きる世界へと連れ出されることになる]*
(24) yuno 2023/12/15(Fri) 23:21:54

【独】 飼われ賢狼 アルブム

/*
こんばんはです(わふわふ)
(思った以上に長文化&難産で間が空いてちょっと気まずい)

インフルの人も、ご多忙な人もお疲れ様なのです!!(えあもふもふ!!)
(-36) yuno 2023/12/15(Fri) 23:24:47

【独】 癒し手 イクリール

/*
スワローさんは、お疲れ様。
ドンマイです。

アーさんの過去か。
(-37) shiya 2023/12/15(Fri) 23:25:27

【人】 癒し手 イクリール

― その後 ―

[あの後、一応戻り、お開き近くまでいた。
結局、人の輪には入らなかったが。

ギルドとは別の場所に借りている部屋に戻り、改めて確認すれば、首にはひどい痣。
身体も見える範囲だけでも、いくつか打ち身が出来ていた。
確認して、認識すれば、さらにあちらこちら痛い。
だが、魔法も薬も使う気はない。
危険な事があるわけではないし……そもそも自分に対しては使う気はあまりないから。


というのを後悔したのは翌日。
痛みが増したような気がするのは、良いとして、問題は心なしか声がかすれている事。
さすがにこれは、どうしようか。
今日は、何か依頼を探すとディアスボールくんに言っていたのもあるから、ギルドに行かないというのもいけない。
はしゃぎすぎて、声をからしてしまったと言う事にして、用意をする。
昨日は、騒いで居たのもあり、気にしなかった人もいるだろうが、今日は違う。
普通の日。
服で隠れているとは思うが、隠しきれないのもあるかもしれない痣。
それに気づく人がいるかもしれないから、ストールを巻いておくことに。
これは声がかすれている為のせいにすれば、誤魔化せるだろうと思って。]
(25) shiya 2023/12/16(Sat) 13:05:07

【人】 癒し手 イクリール

[ギルドにて、変わらない様子でふるまう。
何か簡単な依頼はないかと、依頼が張られているボードの前で考える。
ディアスボールくんの特性などを考えると、討伐系が良いかなと思いちょうどいいのがないのか探しつつ、
辺りにも視線を向ける。
昨日の喧騒とは、別の日常の喧騒。
昨日、初めてちゃんと知り合った人たちは普段どんな風にと、探したり。

マギサの姿を見つけると、依頼を探すのは一度中断。
彼女に近づいて]


  マギサさん、こんにちは。
  面白い事ではないけど、昨日、話した事でひとつ、報告と言うか、宣言と言うか、撤回したい事があって。


[昨日、まずは殴る事をなんて話していたから。]


  殴るのを目標にするは、ひとまず置いといて……仲間になる事を目標にしようかなって。
  自分を売りに行くのを見たら、あれって思うかと思って、先に宣言に来ました。


[昨日と今では、違う気持ち。だからこその報告になったのである。
見ててくださいなんて言って、すぐに離れる。依頼探しもあるから。]
(26) shiya 2023/12/16(Sat) 13:05:48

【人】 癒し手 イクリール

[ボードの前に戻る前に、ムルイジを見つければ、近づいていく。
昨日の今日で、嫌な顔をされるかもしれないが、お構いなしに]


  ねぇ、そういえば、パーティメンバーを探しているよね?
  それなりに使える癒し手はいかが?


[勝手をするならこの位置が良いかと思い、自分を売り込むのである。
もちろん、すんなり受け入れられるなんて事は思っていないから、もしかしたら当分売り込みは続くかもしれない。*]
(27) shiya 2023/12/16(Sat) 13:06:19

【独】 癒し手 イクリール

/*
こんにちは。
〆をと。

マギサさんに報告で、ムルイジさんには売り込みするだろうなと。
(-38) shiya 2023/12/16(Sat) 13:07:50

【人】 蛇 ムルイジ

[ 朝を迎えるとムルイジは旅支度を終えていた。
解散しないと啖呵は切ったものの、現実的にはこの街でパーティを立て直すのは難しい。それこそ壊滅前の質を保とうと思えば。

思えばこれだけ身軽になるのも久しぶりのこと。

急ぐ理由もない。
すこし世界を見回ろうかと。
巡る中で出会う誰かもいるだろう。
そんな風に考えていた。]
(28) shimelru 2023/12/16(Sat) 22:00:15

【人】 蛇 ムルイジ

 
 
それなり
は要らねぇな。


[ イクリールの予想通りに嫌な顔を見せる。]


 
ウチ
は一流以外お断りなんだよ。


[ お前にその資格があるのか?と、今度は不適な笑みを向けた。]*
(29) shimelru 2023/12/16(Sat) 22:00:31

【独】 癒し手 イクリール

/*
返事をいただけるとは思っていなかった。
ありがとうございます。
(-39) shiya 2023/12/16(Sat) 22:09:28

【人】 癒し手 イクリール

[相手が頷くまで、粘るつもりではいたが、彼の格好を見ると、そのチャンスは、今だけだろう。>>28

嫌な顔をするのは予想通りだが、予想通りではない。
顔を合わせるだけで嫌な顔をすると思っていたが、その嫌な顔の意味は別のところにかかっているように思えるから。

それにその言い方に、向けられる笑みは挑発されている気分。>>29
その笑顔はなんだかむかつく気持ちにもなるが、昨日よりはずっといい顔に見えてしまう。]


  私の実力は昨日……見たでしょ?


[言葉を濁すように昨日見せた事について。
それを口にしたのは、覚悟を決める…そんなわずかな時間でも欲しかったから。

本当の実力は隠して、逃げるように自分よりは実力の劣る人たちと一緒にパーティを組もうと思っていた。
それが現状…それなりの状態。
護れるか、護りきれるか……そんな不安からも逃げるために。

が、彼のパーティに売り込むならそれではだめだと言われている。
使えるものもすべて使い、不安にも打ち勝たないといけない。
そうでないと、使えるヒーラーではないからと。]
(30) shiya 2023/12/16(Sat) 22:49:28

【人】 癒し手 イクリール

[深呼吸をしながら、眼を閉じる。答えるのは、覚悟がいる為。

目を開けて彼を見返し、]


  あんたが望む一流というのに、私が足りているかどうかは解らない。
  だけど…私レベルの癒し手は、そうはいないわよ?


[ふてぶてしい笑みを浮かべる。
まるで、出来るのは自分以外いないと言いたげな…その資格は、当たり前でしょと言いたげに。*]
(31) shiya 2023/12/16(Sat) 22:50:01

【独】 癒し手 イクリール

/*
返事を返さずにはいられなかった。

含んだものを正確に読み取れているかは不安もあるが、これだろうと。
のせられてしまう。
(-40) shiya 2023/12/16(Sat) 22:51:21

【独】 見習い ディアスポール

/*
不名誉な有言実行リア爆誠にすみませんでした

私生活のことやった後今日どこかで〆もどきみたいなの投下できたら…
(-41) pikeP 2023/12/17(Sun) 8:31:20

【独】 癒し手 イクリール

/*
おはようございます。

ディアスボールくんは、どんまいです。
リア爆はね、どうにもならないものだよ。
(-42) shiya 2023/12/17(Sun) 8:42:26

【人】 蛇 ムルイジ

[ 彼女のふてぶてしい笑みを鼻で笑う。
言葉では何とでも言える。
去勢を張ることは幾らでもできる。
そんな物は何の役にも立たない。
ただ
癒せる
だけの者は必要ない。]


 勝手にしろ。


[ 蛇はチロリと舌を出す。
見るに値するかどうか、値踏みをする必要があるかどうかと。]



 ついて来れないなら置いていく。


[ そうして荷物を手にしてギルドを後にしようとする。
イクリールの支度が出来ているかどうかなんてお構いなし。
置いていく≠サう言ったのだから、ついてくれないなら本当に置いていくつもりで。]
(32) shimelru 2023/12/17(Sun) 18:55:11

【人】 蛇 ムルイジ

[ 外に出て空を仰ぐ。
余計な荷物をひとつ抱えたような気もするが、それでも身軽になったことに変わりはない。]


 さあて、どこに行こうか。


[ 再び始めるために、再び進むために。]*
(33) shimelru 2023/12/17(Sun) 18:55:34

【独】 式神使い スワロー

/*
皆さんもお疲れ様です
〆的なものを落としたかったけど書ける余裕がない…
23時すぎちゃいそうなのでお先にお暇なご挨拶だけ。
同村ありがとございました。
またお会いしたら宜しくお願いします
(-43) りお 2023/12/17(Sun) 19:19:35

【独】 癒し手 イクリール

/*
スワローさん、お疲れ様です。
またどこかでお会いできた時はよろしくお願いします。
(-44) shiya 2023/12/17(Sun) 20:04:05

【人】 癒し手 イクリール

[すっと瞳が細くなるのは、少し腹立たしくも思えてしまったから。
が、偽りのない笑みを浮かべると、]


  そうさせてもらう。


[結局知られているのは、癒しの力のみ。
護る力などは、一緒に組んでみなければ、見せ場などないもの。
それはこれからだろう……。癒しの魔法だけでなく、他の魔法を見せるのは。
その時、どう思うか、それはそれで楽し見てある。]


  ってはぁ!?
  ちょっと、いきなりなんて無茶言わないでよ。
  私は、ここに部屋を持っているわけではないんだから。


[文句を言うが、お構いなしで出て行こうとする。
本気で、来るつもりが無いならおいていくと言う事だろう。]


  ああ…もう……。
  ごめん。ディアスボールくんに、約束はいつかと伝えて。
(34) shiya 2023/12/17(Sun) 20:17:35

【人】 癒し手 イクリール

[近くにいたギルドの人に伝言を頼むと、後を追うように飛び出す。]


  すぐに用意をしてくるから……東門で待っていてよね。


[と男の横を通り抜け、借りている部屋にと急ぐのである。
ただ、昨日の怪我はそのままだったので、走りながら自分に癒しの魔法をかける。
したくない事。やらないと思っていた事をいくつ放棄した事か。
それぐらいしないと、ついていけないと言う事だろう。

ギルドに部屋を持っていないのは、距離を置くため。
そしていつでも、出ていける為。
だから借りている部屋には物はなく、旅の用意もすぐに。
それでもおいていく気がするから、急いで――。

そして指定した東門で会えたかどうか。

どちらにしても、これが新たな一歩なんだろう。*]
(35) shiya 2023/12/17(Sun) 20:17:51

【独】 癒し手 イクリール

/*
らしいなと思いつつ、おいかけますよ。
ムルイジさんは、最初からありがとう。
なんかちょっとおかしなこともしてしまったけど、楽しかったです。
(-45) shiya 2023/12/17(Sun) 20:20:05

【独】 蛇 ムルイジ

/*
俺たちの冒険はこれからだ!的endで。

こちらこそ途中で失速してしまって申し訳ない。
(-46) shimelru 2023/12/17(Sun) 20:31:32

【独】 癒し手 イクリール

/*
そうだねといいつつ、どこの打ち切り漫画だと思ってしまったw

失速ってそうでしたっけ?
そんな風に感じていませんから、大丈夫ですよ。
それに失速と言ったら、私もですしね。
(-47) shiya 2023/12/17(Sun) 20:35:35