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人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【赤】 浅見 律



  耐えきれないって予想までは当たってた。>>*23
  ただ、帰ってくる理由が違った、それだけ。


  
あなたの予想以上に、私が愚かだった。


 
(*33) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:38:31

【赤】 浅見 律



  わかってる、堕ちるとこまで堕ちたのは
  私が自ら進んでいった道であって。>>*26


  
この感情がくだらないことくらい、分かってる。


  でもくだらないことしてるって意味では。
  私達は同じ穴の狢でしょう?


 
(*34) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:39:05

【赤】 浅見 律



  あなたの想像通りの行動をしたこの瞬間。
  この時が一番油断するんじゃないかって。
  そう思ってたし、そう思えばこそ、
  私から声をかけることに躊躇いはなかった。

  そして、差し出した餌にあなたは
  私の思い通りにかかってくれたんだ。


  
(*35) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:39:52

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  あなたの教える科目で質問なんて
  本当は何もない。
  だって、読めばわかりますから。
  せいぜい、もらいそびれたプリントを貰って
  テストの範囲を言ってたのならそれを聞いて?


  だから、指差したのは参考書に挟んだ
  私からのメッセージで。

  
ほらね、私の思い通りになってくれたでしょう?


  
(-52) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:40:33

【赤】 浅見 律



  久々に来た資料室。
  あまり人が来ないこの場所は
  今の私にとって都合がいい。
  でも、万が一にも誰かが入ってこれないように
  事前に鍵を持ち出しておいたから。


  
あなたが来てしまったらもう、逃げられない。


  
(*36) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:40:54

【赤】 浅見 律



       
いいえ、逃がさない。


  
(*37) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:41:17

【赤】 浅見 律



  してもらえなくて寂しかったのか、とか
  がっつきすぎだって抗議とか。
  何言われるかなんて予想できてはいたけど
  返す余裕なんてあるはずもない。
  いつまでも薬を口に含んでいられないし
  ここで失敗したら終わりだから。


  あなたに覆いかぶさってしまえば
  いくら力の差があっても咄嗟には振り払えない。
  こんな激しいキス、何処で覚えてきたのかって?

  あなたの知らない所で、ですよ。
  ちょうどこんな風に薬飲まされたんです。


  
(*38) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:42:04

【赤】 浅見 律



   
「何って……イイこと、ですけど。」


  
(*39) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:42:26

【赤】 浅見 律



  開き直ったように言って。>>*31
  くすり、と笑う。
  その笑みは子供の悪戯に見せかけるにしては
  邪気を隠せてなかったかもしれない。

  
(*40) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:43:06

【赤】 浅見 律



  あなたが意識を失うのを見届けて。
  まだ起こさないように慎重にソファーへと寝かせ。
  前もって資料室に隠していたロープで
  抵抗できないように手足を縛りあげた。
  もし解いたらくっきり痣が残るくらいに、きつく。

  それから、衣服のポケットを漁って、
  スマホを持っていたならそれを抜き取り、
  誰かから連絡が来ても分からないように
  電源を切ってから、あなたの手が届かない場所へ放る。
  
助けなんて呼ばせませんよ。


  部屋に鍵をかけてしまえば、
  ここで起こる出来事を邪魔できる人はいない。


 
(*41) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:43:40

【赤】 浅見 律


  
  あなたが起きるまで、
  私はあなたが寝ている横で座って待っていたけれど。
  目を覚ましたのに気づけば、
  あなたに馬乗りになって、
  

   「やっと起きました?遅いですよ。」


  と、楽しそうに笑いながら、瞳を覗き込んだ。

  
(*42) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:44:00

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   「安心してください。
    あなたにイイ思いさせてあげますから。」



         
あなたの人生が壊れるまで、ね。


  
(-53) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:44:38

【赤】 浅見 律

  

  安心なんて欠片も出来ない状況で
  無意味な言葉を吐き捨てると。
  あなたのスーツに手をかけて、衣服を乱していく。
  ネクタイを外して、ワイシャツのボタンを
  一つ一つ外して、はだけさせて。
  いたって優しい手つきで肌をなぞっていく。
  そう、別にあなたの身体に
  物理的な傷をつけたいわけじゃない。

  
私はただ、あなたと繋がりたいだけ。


  
(*43) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:45:11

【赤】 浅見 律


  
   「寂しかったのか、って言ってましたよね。
    寂しかったですよ、すごく。

    気づいたんです、私。」

  
(*44) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:45:32

【赤】 浅見 律



   「他の誰とでもない。
    あなたと、イイことをしたいんだ、って。」

  
(*45) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:45:54

【赤】 浅見 律



  行き過ぎた依存心を持っているように
  見せかけるために、敢えて省いた言葉で
  あなたに語りかけながら、頬を撫でてみせる。
  
敵意なんてありませんよ、と言いたげに。

 
  私自身は何一つ乱れていない制服のまま。
  今まで私をいいようにしてきた人が
  今は私に言いようにされてる、と思うと
  少しそそられるものもある。


  
   「私からの質問は……
    さっき後回しにするって言いましたし。」

  
(*46) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:47:04

【赤】 浅見 律

 

   「聞きたいことがあるなら答えてあげますよ。」
  
 
  あなたの耳元で囁いて、
  そのまま、耳の中を嬲るように舐めて。
  息を吹きかけると、くすくす笑った。* 

  
(*47) alice0327 2022/12/18(Sun) 1:47:45

【赤】 入江 修



    淡々と微笑む目は

        俺の知る浅見の目じゃない。


(*48) 西 2022/12/19(Mon) 0:15:15

【赤】 入江 修



    失うものがなくなったやつの狂気は
    常人じゃ推し量ることさえできない。

    目を覚ますと俺はソファーに寝ていたが
    その違和感に気づいたのはすぐのことだ。

    両手と両足が、動かせない。
    よく見れば縄が俺の肉に食い込んでいた。
    もちろん犯人なんて一人しかいない。



(*49) 西 2022/12/19(Mon) 0:15:40

【秘】 入江 修 → 浅見 律



     「っおい、なんの真似だ…!」



(-54) 西 2022/12/19(Mon) 0:15:54

【赤】 入江 修



    目を覚ますと同時に俺は身を捩らせる。
    しかしそんな赤子のような抵抗は意味をなさずに
    浅見が膝の上に乗ってくればもう動くことも出来ず。

    まるで獣をしつけるような手つきで
    身につけていたスーツを剥がされていくと
    ひび割れた台詞に俺は寒気すら覚えてしまう。
    >>*44>>*45



    「お前……。
     そういうこと言うキャラじゃない、だろ…。」


    何かは分からない。
    でも何かを企んでいなければ
    浅見律という女はこんなことはやらない。

    しかもその何かを考える時間すら
    浅見は俺に与えるつもりじゃないらしい。



(*50) 西 2022/12/19(Mon) 0:19:18

【赤】 入江 修



    耳元で囁く姿はまるで悪魔だ。
    狩る側から狩られる側に落ちる恐怖を
    俺は今、もっとも最悪な形で味わっている。
    耳を嬲るなんて俺の教えていないことを
    慣れた手つきでやられてしまったのだから。



    「っはは、傑作だ…。
     さんざん仕込まれた腹いせか知らねぇけど
     この期に及んで新しい性癖開拓か?」



    俺が浅見に散々そうしてきたように
    その報復にも思えて仕方がない。

    しかし身体は正直なもので
    肌で感じた柔らかな感触が身体に熱を与えると
    ちょうど浅見の身体の下で
    ほのかに硬く主張をし始めてしまった。*

    
(*51) 西 2022/12/19(Mon) 0:20:09

【独】 浅見 律

/*
多分ペラペラしゃべらない方が怖いよねと思いつつ喋らないとやりづらそうなんだよね……だって抵抗できないし……誰だよこんなことしたの……
(-55) alice0327 2022/12/19(Mon) 1:05:17

【独】 浅見 律

/*
私、行動描写がそもそも苦手だった……(致命的過ぎる
(-56) alice0327 2022/12/19(Mon) 2:20:46

【赤】 浅見 律



  見せかけの言葉は違和感だらけだったらしく。
  キャラじゃない、という言葉に目を細めて。


   「リップサービスですよ。
    こう言ってほしかったんだと思って。

    
想像するだけでそそられる、
って
    あの時そう言ってましたよね。」


  と、違和感に違和感を重ねてしまう。
  あなたが言ってほしいことを
  頑なに言わなかった浅見律とは
  正反対のことを口にしていたけれど。

  あなたと繋がりたいと思うのは
  そこにどんな目的があれ、本心だ。
  でも、企んでいることの内容は教えない。


  
(*52) alice0327 2022/12/19(Mon) 3:13:16

【赤】 浅見 律


    
  教えられていないことを
  これ見よがしにしてしまったのは
  別にあなたへの当てつけとかではなく。
  ただ、興奮を煽ろうとしただけ。
  恐怖を煽るつもりはなかった。


  
あなたが反応してくれないと困るから。


  
(*53) alice0327 2022/12/19(Mon) 3:13:56

【赤】 浅見 律



  「こうでもしないと逃げるでしょう?
   どうせ、Wもう来なくていいWって
   言った時のあなたは
   飽きた玩具を捨てる感覚でいたんでしょうし。」



  責める意図は微塵もなく、
  そうなんだろうという思い込みを淡々と話し。
  まさか、私から来たら
  秘め事に耽る気でいたとは知らず。>>*28>>*29


  
(*54) alice0327 2022/12/19(Mon) 3:16:18

【赤】 浅見 律



  今していることは報復のつもりではあるけど
  拘束したのはあくまで目的を達成するための手段。
  あなただって薄々分かってるくせに。
  浅見律は、何の意味もなく
  こんなことする人じゃないって。>>*50


  分かっているから落ち着いているのか、
  それとも落ち着いてるように見せてるだけか。
  どっちにしても、その態度を崩したくなって。


  「……思ったより落ち着いてるんですね。
   もっと喚いてもいいんですよ。」

  
(*55) alice0327 2022/12/19(Mon) 3:20:25

【赤】 浅見 律



    
「喚いたら口も塞ぐだけですけど。」


  
(*56) alice0327 2022/12/19(Mon) 3:20:46

【赤】 浅見 律



  見下ろしながら、そんなことを言いつつ。
  身体の下でほのかに主張しているものに気づいて
  布越しに自分の秘部を擦り付けるように腰を揺らす。
  微かにいい場所を掠めて、吐息を零したけど
  布越しだからまだ物足りない。


  
(*57) alice0327 2022/12/19(Mon) 3:21:27