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人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ

「ルヘナ、受け止めてッ…
 ボクのことを、ずっと
覚えていて


 浅く息を吐き、打ち付ける腰を早めた。
 あなたをきつく抱きしめながら熱を注ぎ満たす。
 震えるからだと、意識が飛びそうなほどの―――


 あなたを求めた自分は、
 この部屋を立ち去るといなくなってしまうから


 だから、今だけでもと……欲しいがままに
 いつまでも時間が許す限り貪り食らった。

 静かにまどろむあなたを撫で続ける、無言でずっと
 かける言葉が、いい子の自分には残っていないから
(-67) toumi_ 2021/05/31(Mon) 2:05:34

【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ

 セキレイはどこへも羽ばたかず留まり続ける。
 囚われ続けて、
 ……愛する友人も仲間もすべて見守る存在。

 だから手放すときも、悲しくはなかった。
 変わってしまうであろうあなたを寂しく思うだけだ。
 もし、……変わらず同じように話すことができるのならば

 自分が変わらなければならないのだろう。
 大人に求められる子供になるために

 ……のぞんだ大人になるために


「行ってらっしゃい、おすすめの本また用意しておくね」

 だから、最後の言葉もいつも通りだっただろう
(-68) toumi_ 2021/05/31(Mon) 2:07:34

【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ

『メレフが望むのなら、試してみるか?』

 時間と、シトゥラの部屋ではない部屋の番号だけが
 あなたのもとに届けられた
(-69) toumi_ 2021/05/31(Mon) 2:10:06

【秘】 演者 シェルタン → 潰えた思い メレフ

 囁き声が聞こえる。気持ち悪い。耳に口が近づく。
 聞こえた、
友人を犯せ
と唆す低い声に、さっと血の気が引くようで。
 戒めるような罪悪と背徳と、倒錯の気持ちが、全身に駆け巡って、ぎり、と歯軋りをした。
不思議と原始的な嫌悪はそこになく。


 そして、宛てがわれた状態で自分だけ手首の縄が解かれ。まるで自らの手で、事を進めろとでも言わんばかりに。

 抵抗はできない。もう身体に強い力なんか入らない。ナイフだって奪われてしまった。
 彼の身体を愛で、せめて苦しくないようにと思っても、その友人は触れられる事を好まないのを知っている。何もできない。身体を触れずに覆うように、草原に手をついて。

「ん゛っ、ァあ!ッ……あ、ぁ……」

 もたついていたら、早くしろ、と駄馬を叱るように、尻を強く打たれる。思わず揺らいだ腰が浅くメレフの後孔を突いて。
まだじくじくとした痺れの残る、自身の窄まりを指で穿られれば、それから逃げるように、また、奥へ、奥へ。

 幸いなのは、大人のモノで貫かれるより幾分か負担が少ないであろうことか。それも慰め程度にしかならないだろうが。
(-70) backador 2021/05/31(Mon) 2:16:09
ルヴァは、ブラキウムに、大切なことを尋ねた。
(a22) reji2323 2021/05/31(Mon) 2:17:43

【独】 演者 シェルタン

/*
裏話。置き手紙にて下着を切られた後、独り言で腸内洗浄ロールをやろうと思いましたが恥ずかしかったのでやめました。
(-71) backador 2021/05/31(Mon) 2:21:11

【墓】 どこにもいない カストル

>>+8 るへな!

る、
るへなぁ
……?」

こんな、こんな時、一瞬喜んで跳んで行ってしまいそうになった。ごめん、カストル。

転んでしまってああ格好もつかないね、カストル。
一緒に悩みながら、真剣に文章を書いて、カストル。

ボクは、もう僕しかいないのに。
(+9) igara 2021/05/31(Mon) 4:03:24

【墓】 どこにもいない カストル

>>+8

転んだな、という音が二回ほど
出迎えない、そんな選択肢はない。

「……」

「わ、どうしたの、ルヘナ?」

二人分の生活物資、あたかもそこに居たような部屋。
丸められた幾つかの紙。

そして少年の瞳は散々泳いだ末に合ってしまった目線からは
『あの狂気』
が薄れていた。


「今、中荒れてるけど、入る?」

そう言う
カストルと
ポルクスは少し困ったように笑った。
(+10) igara 2021/05/31(Mon) 4:25:26

【独】 どこにもいない カストル

もうイクリールに見せる副産物の特技も、ない。
(-72) igara 2021/05/31(Mon) 4:33:44

【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ

/*
 いや本当助けてほしいんですけど(匿名性の崩壊)
 ……愛してくれた人、まだ生きてて狼なんですけど彼は『いい子』な愛を知らない人でして。
 "特別な望み"ができたら言ってね、って言われて、行為中に「俺のことちゃんと見てて」って言ったんですけど、

 彼、『いい子』じゃないですか。『いない』子は見ないじゃないですか。

 初めてを捧げて、自分は彼のモノで自分だけは彼を許すと誓って大人に抱かれに行って、愛し方を知れば彼も愛せるんじゃないかって思っていたのに、

 彼がそんな俺が『見る』ためには彼が変わらないといけなくて。
 
俺を求めた彼は、部屋を出たらもういないんですよ。


 ……許すと決めたからには、覚えていてと言われたからには、それを守り続けるつもりですが。
 こころがいたくないわけではないんです。

 「ねえ、先生」
(-73) uni 2021/05/31(Mon) 6:13:49

【独】 いたかった ルヘナ


俺は、スピカの発した小さな声が聞こえた
(-74) uni 2021/05/31(Mon) 6:29:24

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ

/*
…………
しんどすぎないかしら・・・


先生びっくりしちゃったわ……これ、双方ハッピーになる道見えなくない……?
『いない』子からアプローチかけることなんてあまりにも難しいのに…………本当に知識以外を捨てることが出来たなら、どれほどよかった事でしょう……捨てきれない貴方だからこそより愛おしいけど……ルヘナ…………つらい………………

でもこれ折角ルヘナが言ってくれた"特別な望み"をふいにするシトゥラも罪な子じゃない?ちょっとは見てくれてもいいと思うんだ、先生。


「……ルヘナ、何かな」
(-76) もちぱい 2021/05/31(Mon) 6:33:15

【独】 あなたの盾 スピカ

元の生活に戻りたいとは、
思わない。

風紀委員を目指した理由は、
あなたへの憧れがあったから。

他にどうすればわからなかったから。

でも、今は違う。
必要としてくれている。

私は、ここではスピカになれる。

もしも、もしもだ、
何もかもうまくいって、
みんなが元に戻れるようになった時。

彼に必要とされないなら、
このままでもいい。
(-75) serikanootto 2021/05/31(Mon) 6:35:30

【独】 あなたの盾 スピカ

「ああ、我儘ね、あなた」

      「何を今更」

「でも、見解は一致しているわ」

      「そうでしょうね」

「「私は彼を、離したくない」」
(-77) serikanootto 2021/05/31(Mon) 6:39:49

【独】 あなたの盾 スピカ

「嫌ね、本当。
 弱くて臆病で、一人では生きられない私」

「もっと自分の歩き方に自信を持ちなさい。
 みんなの幸せと平穏が自分の幸せだったのでは?」

「ああ」

「人って、拠り所を見つけると依存しちゃうんだなあ」
(-78) serikanootto 2021/05/31(Mon) 6:43:08
スピカは、少し自分を嫌悪した。
(c25) serikanootto 2021/05/31(Mon) 6:43:44

【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ


「俺に選ばれたかった? それはどういう……」


 思わず聞き返すも、あなたがそれ以上を告げなければルヘナは気にしない。

「俺は……セキレイの味方だから、
 全てを『ここ』に置くことはできないかもしれないけど。
 置けないものを抱えた俺のほんの少しだけでもお前に向けたい。
 今を生きる人間として、そばにいる前の手を取って……
 俺以外の誰かが一人でも『許さない』と言うまでは、一緒に」

 握り返しながら、ふら、とさらにあなたと距離を詰めて。
 完全に寄りかかることはできない自分に許されるただひとつの方法で、
 額をあなたの肩に押し当てるしぐさで、甘えを示した。

「スピカがいてくれて、よかった」
(-79) uni 2021/05/31(Mon) 6:50:47

【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ

/*
 双方ハッピーは……彼が"大人"になって『いない』子を見られるようになるしかないんじゃないかしら……つまり少なくともあと半年は無理……
 知識を愛する仲間としてお互いさらけ出して、執着が芽生えて、
 知識を求める仲間だからこそ全てを欲されても応えられたんだけど、
 その結果がマジのマジでこれなの本当にどうにかならんか……死……ならねえんだよな……

 そして彼のこと大正解です。そんな歪な彼でも許し続けると決めたので、俺は許し続けます。


「愛ってなんなんでしょうね」
(-80) uni 2021/05/31(Mon) 6:58:24
ルヘナは、盾の内に入っている。少なくとも、今だけは。
(c26) uni 2021/05/31(Mon) 7:01:49

【独】 あなたの盾 スピカ

「もっと向けてほしいの」
(-81) serikanootto 2021/05/31(Mon) 7:07:23

【独】 あなたの盾 スピカ

「寄りかかってもいいのに」

やっぱり、私は止まり木であって家でないのかも
それでいいと納得しようとした。
(-82) serikanootto 2021/05/31(Mon) 7:10:17

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ

/*

シトゥラ……あんた罪な子だわよ…………、先生ルヘナの弁護人するわね…………法廷で会いましょう…………(?)

或いは吊でシトゥラもルヘナと同じとこまで落ちて来てしまえば変わるのかしら……
でも狼は同じ狼陣営を噛めないので、完全ランダムの吊に頼るしかないのだけどシトゥラを落とせる確率厳しいのだわ。

(或いはロールプレイでシトゥラをどうにか"大人に従う子"であると周囲に明かし、システムでは落とせなくてもロールで立場を危うくすることができれば……と思ったけど、彼を想うルヘナに限って、というかルヘナだからこそそんなこと出来ないのでは???となってしまったわ……愛よこれこそ……ルヘナ……LOVE……)



「相手にどう思われようとも、見返りなんてなくとも、相手を大切に思い相手の為を考える相手の幸せを願う気持ち……そういうものだと私は思っているよ。私が貴方に向けるのもそれだ。

……貴方がこれで納得するか分からないけどね、ルヘナ。愛の定義は人によって違うものらしいから」
(-83) もちぱい 2021/05/31(Mon) 7:18:49

【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ

首を振る。なんでもない、の仕草。

全てを置いてもらえなくても、
彼女の表情は変わらなくて。

「………………うん。それでいいのよ。
 私は止まり木になれる。
 重いものを抱えたあなたを、
 休ませることができるはず」

自然と、もう片方の手があなたの頭に伸びた。
男の子は嫌がるかな、なんて一瞬思ったけど。
そんな考えより、体が先に動いた。

「ええ、私もこうすることができて……嬉しいのよ」
(-84) serikanootto 2021/05/31(Mon) 7:27:14
スピカは、ルヘナの頭を撫でた。
(c27) serikanootto 2021/05/31(Mon) 7:29:42

【独】 あなたの盾 スピカ

納得は、できなかった。 


でも、彼が本当にただの子供なら、
今ここにはいなかっただろう。

もともとありえなかった話だ。
私には、やはり
(-85) serikanootto 2021/05/31(Mon) 7:30:54

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:17 朝の食堂 ブラキウム
「無茶なんて……ううん。無茶、したのかな。何も……しないのは、はばかられて。
 なんか、今日のブラキウムかっこいいね。……ブラキウムこそ、なにかあった?」

 成果が得られず、ただ日々を過ごすことにも気を咎め。けれど、それにしたってぼうっとしている。
 隠して、ごまかそうとしているよりは、もはや何も具体的に考えることすらできないようで。
 そのくせ人の変化には漠然としたものながら気づきがあったようだった。
 立ち振舞いになにか、覚悟ともいえるようなものを感じ取っている。

「そうだね、なんでもいいから、食べなきゃ……。
 きのう、青りんご、おいてきぼりにしちゃったね」

 緩慢な動きながら食事に手を付け始める。
 つやつやと魅力的にみつの気配を知らせる青りんごだけが、かがやかしい食べ物に見える。
 何事もなく、二人揃って席につけたけれど。ここに呼びたかった者達はどこだろう。
 "明日、また明日、また明日と"。
 歩み続けるでしかないのに、その足取りがこうも重いのはどうしてだろうか。
 前を、顔を上げて前を見つめる彼と、一転して何かが頭を擡げて離れない少年は。
 歩みゆく行き先が少しずつ違えてしまっていても、同じものを見つめていると言えるだろうか。
(19) redhaguki 2021/05/31(Mon) 7:44:37

【人】 小さな心臓の サルガス

「ああ、……ああ。シェルタン、戻って、来たんだ……」

 耳に聴こえるバイオリンの旋律が、誰しもが耳を傾けるそれに戻っている。
 気づいて、顔を上げて。そのまぶしい姿に、人知れず目を細めた。
 今なら声をかけられるだろうか、
或いは自分にその資格があるだろうか。

 あまりにも貴いその姿を、食堂の片隅でただぼんやりと見つめている。
(20) redhaguki 2021/05/31(Mon) 7:46:58
サルガスは、朝食の後、自室で祈りを捧げていた。
(a23) redhaguki 2021/05/31(Mon) 7:49:48

サルガスは、自分がどうして咎も受けずにここにいるのか、わからない。
(a24) redhaguki 2021/05/31(Mon) 7:50:10

【秘】 いたかった ルヘナ → 徒然 シトゥラ


「だって、あは……っ、たくさん、分かるから、んぁ、
 
嬉しくて
、たまらない……!」

 愛されること。それによって生ずるものたち。
 シトゥラのこと。食事の時に見せる色んな顔。
 好意を持つ相手を知り喜ぶのはまさしく愛なのだろう。

 あなたの懇願に応えられる言葉は持っていなかったが、
 
持っていたとしても快楽に鳴く自分では伝えられなかっただろうが、

 あなたに足を絡め、しっかりと腕を回すことで答えとした。
 あなたを奥の奥で幾度となく受け止め、
 内壁の襞の全てをあなたの熱で染められて、
 
心でも身体でもあなたを覚えていった。

 
あなたから見えなくなった自分がまた見つけてもらうまでの間、じっと孤独に耐えるために。
(-86) uni 2021/05/31(Mon) 7:51:45

【秘】 いたかった ルヘナ → 徒然 シトゥラ

――――――――――――――――――――

「大人のもとに行ったら恐らく俺は、愛し方を学べる。
 次にお前が俺を『見る』時が来たらその時は……
 俺がお前を愛したいな……今度は俺が……」

 まどろみの中で呟いたそれは本心ではあるが、
 決意という前向きなものではなく、夢という後ろ向きなものだ。
 答えだって求めていなかった。
 
――――答えなんて、聞きたくない。



 だから、去り際に交わした言葉は本当にいつも通りで。

「行ってきます。お前のおすすめ、楽しみにしてる」

 普段通りに背を向けてあなたから離れていく背中が
 ほんの少しだけ震えていた。
(-87) uni 2021/05/31(Mon) 7:52:25

【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ

/*
 先生が弁護人してくれるなら勝ち確なのでフフッの顔をしました フフッ(?)

 シトゥラがこっちに来ても変わるかもしれませんが、それはそれでルヘナが嫌がるというこの。お前。
 シトゥラが大人側の人間であることは約束と彼の目標とがあるので絶対口にできなくて……雁字搦めになっている……
 おかしい私は14歳の頭でっかち感と不安定さをRPしたかっただけなのに……
 何もかもおしまいです おしまい 治安は死んだ



「分かるような分からないような、が心境として一番近いです。
 けどこれは多分俺が子供だからなんだと思います、
 ……避けられれば苦しいし、見返りがないと心細くなる。

 苦しくならない愛し方、見つけられるように頑張ります」
(-88) uni 2021/05/31(Mon) 8:03:18

【墓】 いたかった ルヘナ

>>+9 >>+10 ポルクス
 部屋の内部から聞こえる転倒音に少し心配そうにしたけれど、
 彼はとびっきり強いから大丈夫だろうと思い至る。
 
強度の高さは少しくらいなら知っているつもりだ。


 出てきた彼の様子を見て異変を認識するも、
 人の往来の可能性があるこの場所でそれを尋ねる気もなくて。
 周囲を見渡す意識もないから
 誰かに見られていても気付かないままだろう。

「お邪魔してもいいなら。
 俺は荒れてる程度では気にしないよ、お前はどうだ?」
(+11) uni 2021/05/31(Mon) 8:16:27

【秘】 潰えた思い メレフ → 演者 シェルタン

「シェルっ…や、め」

大人に囲まれて、暴れないように体を押さえつけられたまま。

乱暴に掻き回し浅い部分だけが解されたそこに、友人のものが入り進んで。慣れていない体にはそれだけでも苦しいのに。
彼が臀部を叩かれたことによりより一層奥まで入ってくると苦悶の声を上げる。

「う、ぐ ぁ……っ!」

痛い、苦しい。
しかし、触れていることによる気持ち悪さは不思議と増えない。
(-89) otomizu 2021/05/31(Mon) 8:19:15
メレフは、鞭で打った子供を、中庭で見かけた。
(c28) otomizu 2021/05/31(Mon) 8:22:10

【秘】 潰えた思い メレフ → 徒然 シトゥラ

手紙に記載された時間、場所へ。
硬い棒を手に、向かう。

足取りは重い。
(-90) otomizu 2021/05/31(Mon) 8:24:53

【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ


「ああもう、本当に嫌だ。情けないしもどかしいし、
 ……何より、耐えなきゃいけない孤独を
 お前を利用するような形で乗り越えようとしている俺自身が、
 本当に――――」

 言いかけてはっと気づく。
 昨日彼女と話して二人導き出した答えこそが、
 孤独と孤独で集まることによる救いではなかったか。

 そのことに気付いてしまったからかは定かではないが、
 さらさらとしたツートンの髪はあなたに触れられるがまま。
 あなたの手をないものとして扱っているのではなく
 あなたから与えられるものを受け入れているようだ。

「ああ、そうか。これは利用じゃないのかもしれない。
 ――――よかったな。お前の望みは実って、今俺が救われた」
(-91) uni 2021/05/31(Mon) 8:35:38