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![]() | 【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親じゃあ、……まずはさ。 惜別さん、っていうの禁止ね! 名前で呼んでほしいな。 ハツナって、呼んでほしいな。 (-77) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:43:56 |
![]() | 【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ そんな風に彼氏になったばかりの君に言うんだ。 ハツナ、って呼ぶのは君だけ。 君だけでいて欲しくて、そんなわがままを。 ] (-78) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:44:39 |
![]() | 【人】 惜別ハツナ*** [ 君を振り回してる自覚はあった。 でも、嫌って言われないから嫌じゃないんだと。 都合のいいようにとらえていたんだよ。 私といることが幸せだって。 そう感じてくれてると思いたかったし、 私は君といる時間が幸せだった。 幼い頃には、こんな感覚当たり前だったのに。 いつしか私の手から離れた幸せの時間。 ] (182) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:45:23 |
![]() | 【人】 惜別ハツナ[ そう、小学校一年生くらいまでは 仕事で多忙のお父さんはともかく、 お母さんは家にいるのが当たり前だった。 当たり前、だったのに。 友人の連帯保証人になったせいで、 借金を返さなければならなくて。 そのために身を粉にして働いてるのが 今の私の両親の現状。 私が顔も知らない人のために 私が受け取るはずだった温かい時間は、壊れた。 ] (183) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:46:01 |
![]() | 【人】 惜別ハツナ[ 私の家、普通じゃないから。 人恋しいって思うのはきっと仕方ないでしょ? 泊まってもいい?って両親に聞いてみたって お友達と仲良くしてね、ってそれだけ。 恋人の家に、とは言ってないけど 言ったとして止められたのかすら怪しい。 ] しないよ。放任主義、ってやつなのかな。 ……私にかまってる時間、ないんだよ。 [ 直球の質問には、そう返して。 ] (184) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:47:08 |
![]() | 【人】 惜別ハツナ君だって、…………ううん。 なんでも、ない。 [ 普通から離れているのは君だってそう。 でも、私はそれを聞くのをためらってしまう。 だって、もし、聞いたことで この時間が終わってしまうのなら、……。 私は聞かなければよかったって思ってしまうから。 聞かないのは君のためじゃない。 私のため。 わがままだな、私は。 ] (185) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:48:06 |
![]() | 【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ そんな私のわがままを、 君は受け入れてくれてるんだ、って。 言葉の変化に気づいたとき、 私はきっと嬉しくて微笑みを隠せないんだ。 君にとって私は一番大切な人で、 過ごす時間は一番の価値を持つ、って そう思っていてもいいんだよね? だから、私の答えは……。 ] (-79) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:49:14 |
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![]() | 【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ[ 最初は恥ずかしかったキミの名前を呼ぶのも 段々と素直に呼べるまで慣れることが出来た。 ボクの名前を覚えてくれてるのなんて キミくらいのことだろうと思う。 キミに呼ばれるようになってから 自分の名前が好きになれたんだ。 それにあの日、キミが言った言葉が ボクは忘れられなくて。>>184 ボクはキミに甘えるように心の距離を詰めた。] (-82) 西 2022/10/25(Tue) 22:03:50 |
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![]() | 【独】 惜別ハツナ/* ここまで好きって言われてない気がしてたけどさあ!!!! それはずるじゃん!!!! どうしようこれ書き始めた瞬間に情緒もってかれる…… (-88) alice0327 2022/10/25(Tue) 22:40:38 |
![]() | 【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ ハツナ、って呼んでくれる度に 私は嬉しそうに笑って、なーに?って応えて。 君の名前を呼ぶときは君への想いも込めていたけど みんなの前で呼ぶときは密かにこう思ってた。 私だけだよ、この人の名前を呼ぶのは。 呼んでいいのは。 滲む独占欲を隠しきれず 私はいつも君の名前を呼んで。 君に甘えるように、いつも君の傍にいた。 ] (-89) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:33:25 |
![]() | 【人】 惜別ハツナ[ ひとりぼっちの二人が寄り添う晩御飯の時間も そこから帰るのも、私達の日課になった。 夜とはいえ別に一人でも大丈夫、って 言ったことはあったけど 私だって離れがたいから。 強く断ることはしなかったんだ。 ] (195) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:34:02 |
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![]() | 【人】 惜別ハツナ[ 静かな夜道。 街灯と月明かりが、私達を照らしていた。 昼よりずっと心地いい夜の時間。 守るように車道側に立ってくれる 君に優しさに甘えきって、 その立ち位置が当たり前になってた。 ] どうしたの? [ どこかいつもと違う気配を感じて 私はほんの少し首をかしげて 君の言葉の続きを待てば。 ] (196) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:35:36 |
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![]() | 【人】 惜別ハツナ[ 嬉しかった。 ほんとうに、嬉しい。 だって私……ずっとさびしかったから。 君がずっといてくれるのなら 私、きっとどんなことだって耐えられる。 それくらいに、君との時間が大切で。 何よりも君が大切だったから。 ] (198) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:36:52 |
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![]() | 【人】 惜別ハツナあ、…… う、 そ…… [ 目の前に広がる光景に 私は理解が追い付かない。 ううん、理解したくない。 ] (203) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:41:26 |
![]() | 【人】 惜別ハツナ[ でも、倒れてる君を見た誰かが 悲鳴を上げたから。 急に思考がクリアになって 私はポケットに入れていたスマホで 慌てて救急車を呼んだ。 ] (204) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:42:00 |
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