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人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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【置】 二年生 小林 友



  返事をくれてありがとう。
  こんな走り書きに返事が来るなんて
  思ってもみなかった!

  君も、この本が好きなの?



(L1) シュレッダー 2020/09/28(Mon) 13:34:41
公開: 2020/09/28(Mon) 13:35:00

【人】 二年生 小林 友

[青いインクに声を乗せて
 俺はこの便箋越しの相手と何を語るだろう。

 俺がこの桐皇学院高等学校の二年生で
 この本が好きで読んでいたこと。
 図書館へはよく放課後本を読みに来ること。

 名前は……そうだ、ユウ、ということにしよう。
 もしなんかお化けだったら、怖いし。

 俺はペンを走らせながら
 ふと、自分の口角が上がっていることに気付くだろう。

 物語の一頁に自分がいるみたいな不思議な感覚。]
(113) シュレッダー 2020/09/28(Mon) 13:35:03

【人】 二年生 小林 友



   ねえ、君はだれ?*


(114) シュレッダー 2020/09/28(Mon) 13:35:22

【秘】 二年生 小林 友 → 元チアリーダー  早乙女 菜月

[便箋の向こう側に、誰かいるのだとしたら
 いったいどんな気持ちでペンを走らせているのだろう。

 ……願わくば、俺と同じように
 このやり取りに胸を躍らせてくれていたらいい、と。]*
(-84) シュレッダー 2020/09/28(Mon) 13:36:47

【独】 サティ家次期当主 シャーリエ

/*
リフルくんの顔がもふってへこんだ(ノ)・ω・(ヾ)
(-85) 七雲 2020/09/28(Mon) 15:06:43

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[夜。
 家に帰り、筋トレとランニングと柔軟をきっちりこなし、さて寝るかとベッドに横たわったが、ぐるぐると考え事が出てきて、心地よい睡魔は訪れない。

 それは例えば辞めたチアのこととか、
 最近会っていないアキナやハルカやフユミのこととか、
 この感染症騒ぎはいつまで続くんだろう、とか。

 ぱち、どベッドサイドの照明を灯すと、暖かいオレンジ色の光があふれる。私の影が大きく伸びて、壁に映し出された。
 ……影。]
(115) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 17:25:57

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[図書室のあれは何だったんだろう。
 頭がおかしくなったのかな。白昼夢でも見てたのかも。
 ぐるぐるに更に一つ加わって、目を回してしまいそうだ。
 
 白昼夢だったらまだいいんだけど、あれがもしお化けだったら……]


 
無いな。



[うん、無い無い。 
 本に手を伸ばした時の、ズサァッ! という音の聞こえてきそうな飛び退き>>60を思い出して、うんうんと頷く。
 驚かしてしまって、悪いが爆笑した。マジごめん。
「私は腰を抜かしてます!」って感じでシャカシャカ入口の方に逃げて行ってたし。
 ああいう動き方は、虫だったらわりと苦手だけど、人影だと面白いんだね。

 あれだけあからさまにびっくりしてたんだから、悪意は無い、きっと。

 そうだ。
 せっかくコミュニケーションを試みたんだし(失敗したけど)、あの本を読んでみよう。

 私は影と共に起き上がると、鞄の中から文庫本を取り出した。]*
(116) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 17:26:16

【独】 サティ家次期当主 シャーリエ

/*
ふかふかのひれ……
ふかのひれ……
高級中華……
そうみしゃんたん
(-86) 七雲 2020/09/28(Mon) 18:14:40

【独】 花の名 リフル

/*
急に寝落ち()して花を散らせたいんだけど、夢ってばればれになりそうで悩むぅー
(-87) nikibi 2020/09/28(Mon) 18:51:26

【人】 花の名 リフル

[彼女の期待>>107に、きっと私は気付いていたんだろう。
少なくとも、顔はなあんにも気が付いていないとぼけたものではなかった。
でも彼女の望む答えを渡してはやらず、
わざわざ彼女の胸に翳を落とす返答を口から吐いた。

それに意味も意図も無くて、
私が紡いだのはただの真実]
(117) nikibi 2020/09/28(Mon) 18:59:05

【人】 花の名 リフル

[細い指先の持ち主の気持ちも、
それに突かれる花の気持ちもわからないまま、
私の事を主役だなんて言い表す彼女の仕草を見守った。
幼いと言ってしまえる彼女の表情。>>108
けれどそれは彼女がただの精巧な淑女ではない、人間らしい証。
こういう顔が無ければ、
きっと姉は妹をこんなに愛していなかっただろう。
今のはいけない、とばかりに引っ込めてしまうのだって、私の口角を上げる小さな魔法の様な魅力がある。


そしてテーブルを離れた私を、当然の様に追って来た。>>109
同じに緑を、風を、空を感じる彼女は、私に気を遣った訳でもなさそうだった]


  ……なあに?


[彼女は何かを言いたがった。>>110
けれどその艶やかな唇はそれ以上を教えてくれなかった。
続きを促してみるというより、
ただ声を掛ける意味合いで彼女に声を返す]
(118) nikibi 2020/09/28(Mon) 18:59:09

【人】 花の名 リフル

[そよ風よりも優しくて心地良い手に、髪が遊ばれる。
彼女の様に思い出に想いを馳せるでもなく、
彼女の切な想いに気付くでもなく、
けれど眉間は開いて、ひどくリラックスした面差しを見せる。
彼女の手を止めない。
ずっと撫でてほしそうに、ずっと彼女の掌を感じていた。

そのまま気持ちよさそうに長い睫毛を伏せて、]



  あなたは、 眠ってはいけませんからね 

                    
─── メグ。



[穏やかでいて、忠告の様な声で呟いた。

ぶわ、と一際強い風が吹いて長いスカートをはためかせたが、
それを抑える事もできないくらい、
私はどこか不気味に、急に眠りに落ちていた。**]
(119) nikibi 2020/09/28(Mon) 18:59:12
花の名 リフルは、メモを貼った。
(a17) nikibi 2020/09/28(Mon) 19:02:32

【独】 サティ家次期当主 シャーリエ

/*
>あひる差し入れ
北京ダック!
(-88) 七雲 2020/09/28(Mon) 19:09:51

【独】 二年生 小林 友

/*
ちっくしょうwwwwwwwww>>116
(-89) シュレッダー 2020/09/28(Mon) 19:30:57

【人】 志隈

[一晩頭を撫でる事で対象の負の気持ちを和らげる能力。
十六日間の夜、
眠る人の傍らで祈り撫で続ける事で記憶を強固に封じるが、
その代償に自らに関する記憶を失っていく。
今は使わないと決めた力。

この国にいた事、付けてもらった名前は忘れ、
血の繋がったあの人に会いたいと思う事すら曖昧。
思い出したいとさえ思わないが、
あんたから“名前を呼んでやりたい”なんて
序での様に言われた言葉が投げ捨てられなくて、
楔になったから、元の自分の家を探し始めた。

手掛かりが見つかって、もし興味を持ってどの辺かと聞かれれば
地域くらいは答えて、覚えてる事は世間話のように話す。
親戚や祖母達に嫌われていた話はしてなかった気がするし、
聞かれなければ深く話す事はせず。
あの人に会うにしても、面倒はごめんだと考えた。]*
(120) louz 2020/09/28(Mon) 20:28:15
志隈は、メモを貼った。
(a18) louz 2020/09/28(Mon) 20:29:07

【独】 アクスル

/*
私がトロトロしてたせいでメモ並べられなくて
ウジウジしてたら並べてくれた。すき。゚(゚´ω`゚)゚。

簡易メモもうれしい。。
>(;ω;)ツーン
>かわいい……っ、
ツーンてしちゃってるのに受け入れてくれた。。すきぃ><
(-90) nagaren 2020/09/28(Mon) 20:42:15

【独】 サティ家次期当主 シャーリエ

/*
おそくなった、今から書きだー!
リフルくん寝てるかな。

>>118
地の文がでれでれだぞ、落差に耐えられるのか。
明日こわい(ぷる

でも促してくれたからここに入れちゃお。
夢だもんゆーめだもーん 悩みの一つ二つでちゃうものー

>>119
おねーさま、寝たらしぬー(雪山並感)
お酒飲んであったまって……ぐぅ(飲むと寝る子)
(-91) 七雲 2020/09/28(Mon) 21:05:07

【人】 Marguerite シャーリエ

[断られることは知っていたのに、
どうして聞いてしまったんだろう。

自由に遊び回ることができない立場も身にしみているし、
お姉さまと収穫祭に行かなかったのが事実>>117

私だけで隣国に出かけ、
音楽祭の隅で弾いてきたピアノ曲は
「家具のように無色」と評されたのだ。

1人だけ拍手をしてくれた人がいた。
華やかなメロディーを奏でた
南の旅人が皆にもてはやされていた。
いただいた花束は屋敷に帰るまでに干からびてしまった。

帰ってきてお姉さまにピアノを聞いてもらった方が
よっぽど楽しかった]
(121) 七雲 2020/09/28(Mon) 22:41:30

【人】 Marguerite シャーリエ

[中庭にいる間は、お姉さまは私といてくれる。
当たり前だったから、食べ終わったお皿を置いて芝生に座る。

すき、と言いかけた唇は
赤く染まってレモネードに濡れている。
促されて>>118もう一度言おうとした]


 す……
 すき  …な ひとは居ますかっ 



[レモンの香りを震わせて出たのはそんな質問。
私はなにをいっているのだろうとお姉さまの髪を掬った]


  すごく悩んでた気がするの


[仕立ての良いシルクのように、絡まない髪に指を遊ばせる。
つかえてしまった喉まで癒されて、
なんだか整理できていない頭から単語が飛び出した]
(122) 七雲 2020/09/28(Mon) 22:42:25

【人】 Marguerite シャーリエ


 撫でてほしいのってすきなのかな
 撫でたいのって すきなのかな

 憧れとは違うのかな……


[お姉さまの髪をなでながら、
お姉さまのまつげが落ちるのを見ている。

お疲れなんだろうか。
どこかから、よく眠れると評判の私の曲が聞こえてくる。
ただそこに寄り添うだけの曲。
あなたの考えを邪魔しないよう、ほかの音をはじくための曲。

3拍子にあわせてゆらゆら体が揺れる。
私も一緒に芝生にころがって、あとで侍女に怒られようか]


 おねえ、さま。


[強く吹いた風に耳をふさがれたが、なんとか聞き取れた。
「メグ」>>119にうんうん頷いて、
お姉さまの手を握った]
(123) 七雲 2020/09/28(Mon) 22:43:55

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[その短編集は、本が苦手な私でもすぐに読めるぐらい、一話一話が短かった。
 タイトルにもなっている「赤い蝋燭と人魚」は、陸に産み落とされた人魚がおじいさんとおばあさんに拾われる話。
 おじいさんとおばあさんが愛情をもって人魚を育てると、やがて人魚は美しく成長し、恩返しに、蝋燭に絵を描いて売るようになる。その蝋燭を灯せば、どんなに荒れた海も無事に渡れるので、たちまち評判になった。
 ぶっちゃけよくあるおとぎ話だなって思いながらページを進めた。]


 かぐや姫と鶴の恩返し合体版みたいな……


[そのうち求婚されまくって、渋ってるうちに海から迎えが来て帰っていくんやろ。

 と思いながら読んでいたが、やってきたのは欲深い香具師だった。
 香具師は人魚を見世物小屋に売り飛ばすため、「人魚は不吉」とおじいさんおばあさんをたぶらかし、二ページ後には人魚は売られていた、どんな即堕ち二コマだ。]
(124) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:43:58

【人】 Marguerite シャーリエ


 お姉さまの手…… 冷たい


[なにを忠告されたかなんて
わからないまま飛ばしてしまった。
手袋越しの硬い手を両手に包み直し、
お姉さま、お姉さまと、尊敬する人を呼ぶ。

ほんとうにお姉さまに聞きたいことがやっと思い出せた]
(125) 七雲 2020/09/28(Mon) 22:44:37

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月


 ──この話を娘が知った時には、
 どんなに驚いたでありましょう。
 内気な、優しい娘は、この家から離れて、
 幾百里も遠い、知らない、
 熱い南の国へゆくことをおそれました。

 そして、泣いて、年寄り夫婦に願ったのであります。
「わたしは、どんなにでも働きますから、
 どうぞ知らない南の国へ売られていくことは、
 許してくださいまし」と言いました。

 しかし、もはや、
 鬼のような心持になってしまった年寄り夫婦は、
 なんといっても、娘の言うことを聞き入れませんでした。

 娘は、へやのうちに閉じこもって、
 いっしんにろうそくの絵を描いていました。
 しかし、年寄り夫婦はそれを見ても、
 いじらしいとも、哀れとも、
 思わなかったのであります。
(126) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:45:12

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月



 お、おじいさん……!?
 おばあさん……!?


[ちょい待てさっきまでの心優しい老夫婦はどこへ。すり替えマジック?
 そんで人魚は売られていき、あれよあれよという間に全員不幸になって終わった、人魚の行方は誰も知らない。]


……えー……


[なんだろうこのもんにょり感。
 海から出てきたひげの長いマッチョ人魚(乳首見えてる)がこうぐしを倒すとか欲しい。
 そんでおじいさんとおばあさんが正気に戻って人魚と和解、三人いつまでも幸せに暮らしましたとさめでたしめでたしでしょうここは。
 
 これ、読むたびにもんにょりが溜まりそう。やっぱ本って苦手だな……明日返そう。
 と思いながらぺらっとめくると、一枚だけ色彩の異なる紙>>49が挟まっていた。]
(127) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:45:50

【人】 Marguerite シャーリエ


 お姉さま、
 どこにいるの……


[あなたが居れば 私は現実から逃げられるのに**]
(128) 七雲 2020/09/28(Mon) 22:46:08

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[一目見て、]


 ダサッ!?


[思わず叫んだ。
 そこに描かれていたキャラクターは、あまりにもダサかった。壊滅的な方向に芸術センスが振り切れた人間、それも千年に一度の逸材が、命を圧縮し、二度と絵を描けなくなってもいいというほどの決意と覚悟で生み出した一世一代の駄作だろう。
『okini no Book!』と踊る文字も、なぜ途中までローマ字で突然本になってくるのか、とか、その大文字の位置はなんだ、とか、てかおきにのoは小文字なんかい、とか、突っ込みを上げればきりがない。

 そのクソだっさい薄桃色の便箋には、コバルトブルーのメッセージ>>L0
 といっても誰かに向けたものじゃなく、どちらかというと感想のようなものだったけれど。
 まじまじと見つめて、文字の並びを人差指でなぞりながら行きつ戻りつして、]


 ── 知性!


[そういう感想出てくる!?
 対する私「もんにょりだわ」とか、あほっぷり、浮きぼり。
 それにしても、なんなんだろうこの感想。かわいそう、には同意なんだけど、なんか違和感。
 しばらくその便箋を眺めていると、ちょうど下半分が空いているのが気になってきた。]
(129) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:47:14

【秘】 元チアリーダー  早乙女 菜月 → 二年生 小林 友

[コバルトブルーのペンに対して、私が選んだのはただのシャーペン。
 消えるペンは持っていたけど、あれだとたくさんは書き直せないから。
 だけど、何を書けばいいんだろう。紙に芯が刺さってしまったみたいに、動かない。
 これがSNSの投稿だったら、返事は迷わない。最速で「イイネ!」を押して、何か一言添える。それこそ、「知性!」だけでも笑えるかもしれない。

 誰かが話したら、決して邪魔にならないリアクションを添えて、次の話題につないでいく。
 これまで私は、そういう繊細なバランスをとることで、アキナ達を初めとする様々な人たちと信頼関係を築いてきた気がする。
 共感の表情、笑い飛ばす声、大げさなボディランゲージ。人間なんて案外単純なもので、気持ちよく喋らせることができれば、会話の中身なんか無くても気に入ってもらえる。
 私は子供の時から、そういう間合いを取るのが得意だった。タイミング重視で言葉をペラペラにして、歪みがあれば調整して。

 だけど、コバルトブルーには、勢いだけじゃない言葉を添えたかった。
 正しい言葉だけを選び取ろうとして、何度も消しゴムをこすりつける。]
(-92) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:49:50

【置】 元チアリーダー  早乙女 菜月

 

 なんだか変わった感想だね。
 育ての親に裏切られたことじゃなくて、
 陸に連れてこられたのがかわいそう、だなんて。


 
(L2) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:51:26
公開: 2020/09/28(Mon) 22:55:00

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[ああ、そうだ、違和感はここだ。
 かぐや姫読んでも桃太郎読んでも、「竹や桃を割られこの腐敗した世界に産み落とされたゴッズチャイルドかわいそう、ずっと中にいたかっただろうに」なんて感想、あんまり聞かない。……ちょっとこれは正しくない表現な気もするけど。

 だけど、人魚がおじいさんとおばあさんに恩を感じてたのは本当だし、こうぐしに売らなければ、きっと恋だってできたはずなんだ。]
(130) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:52:02

【置】 元チアリーダー  早乙女 菜月

 

 なのに、裏切られる前の、
 人間の世界に連れてこられたことを哀れむあなたは、
 いったい、どんな人なのかな。


 
(L3) kumiwacake 2020/09/28(Mon) 22:53:31
公開: 2020/09/28(Mon) 22:55:00