【秘】 受容者 ルヘナ → 徒然 シトゥラ>>-20 >>-22 シトゥラ 「そうだな。まともじゃない治療は存在する。 酷いことをされた人も望まぬことになった人も知っている。 俺も、最後に満たしたのが性欲になるよう『治療』された。 ……終わってから暫く、人に触られるのが怖かったよ…… だから、シトゥラが今の状況を変えようと思ってくれるのは 嬉しいし、変わったらいいなぁとも思う」 自分の持つ病気は大人としても治療されないほうが都合がいい。 上手く運用すれば短期間に多くの情報を得られるこれは、 自分の持つ『知る能力』の前提となる『才能』なのだから。 「復讐……となると相手はメレフか…… お前の身体を張ってまで他者の願いを叶えたがる姿勢は 美徳でもあるが、それによって影響が出てくるお前自身と お前が大切だから心配する人間がいることは覚えていてほしい。 ……不安については大人に抱かれて散々凹んでいる中、 気にかけてくれる仲間達を裏切っている罪悪感と 俺を好きになってくれた人を失恋させて泣かせた罪悪感と お前が嫌な『治療』を受けるかもしれない不安とで、 ……俺自身散々なことになっていたから半分八つ当たりかも。 ラサルハグ先生に頼ったくらいには弱ってたよ」 こうして具体的に挙げると何やってるんだ俺。 たった数日でこんなにも色んな事を知って。 (-23) uni 2021/06/03(Thu) 2:50:55 |
【秘】 受容者 ルヘナ → 徒然 シトゥラ>>-22 >>-23 シトゥラ 「俺が知識を『食いたい』からってだけじゃない。 俺がお前のことを知りたいから、 知ると嬉しい から、シトゥラ、お前の思うことや感じたことをこれからも聞かせて」 シトゥラという個人のことだから知りたい、感じたい。 それは 『食事』の欲求よりも強く優先されるものになった。 ……そうして、あなたが語る昨晩の話をひとつひとつ、聞いて。 「メレフのためになったかどうかは後で本人に聞きに行くか。 レヴァティと……どの先生かな、先生にはお礼を言いたいな。 本当にレヴァティって親切だったんだ……よかった…… ……悔しくて、泣いて、吐き出して平気になってきたのなら お前の弱音を聞ける場所になれたことが嬉しいし、 お前にとっての何かしらの慰めに慣れていたのかな、って 少し自惚れそうな程度には嬉しく思う。 苦しいとか悲しいとかっていうつらい感情を教えてくれたら こうして聞いて、そばにいて、お前を慰められる。 何をできないこともあるかもしれないけど、 少しでもお前の痛みを紛らわすことができたらいい。 ……たくさん頑張って、思ったことを教えてくれて。 こうして帰ってきてくれて。本当にありがとう」 ぎゅ、と強く抱き締めて。頭部の傷を避けながら あなたの髪をさらりと撫でる。 (-24) uni 2021/06/03(Thu) 2:55:12 |
【赤】 徒然 シトゥラ((*'▽')!!!!! 見た 多分偶然) 「……言いふらしたのはレヴァティのことを魔術師にかな。 まあ大丈夫かなぁ〜。 魔術師もボクたちの明確な味方で、ずっと傍にいる 協力する前に連れて行かれちゃっただけで」 ああ、もしその考えを聞いていたら 真っ先にこの大人を頼る甘ちゃんの鳥はこう告げていただろう。 ………ルヴァがきたければこの部屋、大人に借りるのに 今のルヴァはけじめをつけたいのだろうか。 いつまでも狼ごっこを続けられる仲ではないのは確かだが 彼なりに縁を持ち続けてくれるのならばそれに乗ろうか。 いつまでも裏切者達を見守りたい気持ちは変わらない。 「お菓子の次はティーパーティ? 赤ずきん、ワインやパンに飽きたら紅茶はどうかなぁ。 セキレイはその頃にはクルミぐらい食めるようになっているさ。 時計うさぎも女王もここには居ないけど、 裏切者だけが集まるお茶会に誘う甘い言葉はいつでも囁こう。 新しい口説き文句が欲しいかい? 最初からボクは裏切者達の味方、 あなたを守れていたのならそれだけで満足だ」 何もできなかった、が何かができていたにかわった。 それはまごうことなくルヴァのおかげだ。 多分この大きな実績は伝わっていないのだろうが、 ちゃんと話せる日は遠くない (*11) toumi_ 2021/06/03(Thu) 3:24:42 |
【赤】 徒然 シトゥラ 小さく口を開いて親指に歯を当てる。 少し慣れない仕草で皮をちぎれば血が出てきて、痛みを感じた。 やっぱりこっちのほうがいたい。 「いつもいるよ、赤ずきんに、矛盾を抱えた裏切者達。 あなた達が居られる場所をボクは作り続る」 差し出された裏切者の指に、 血のにじんだセキレイの指を重ねた (*12) toumi_ 2021/06/03(Thu) 3:27:15 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-24 「……」 「……? わかったよ」 なにかがわかったらしい。 レヴァティと先生にお礼をいう話は、 正直あまり勧めないといったが止めもしなかっただろう。 メレフはあんまり話をして欲しくないそうだ。 理由は、自分はできるだけ彼に問い詰める人は 少なくなって欲しいと手回しをしていると。 もう既に彼は傷ついてると思うので、 あまり怒りすぎないであげて欲しいらしい。 「お礼なんて言う必要はないよ、ルヘナ。 ルヘナが一番最初にくれたんじゃないか、 ボクを許してくれる場所を。 大好きな人を大人に奪われてしまったとずっと思っていて、 寂しかった。 それでもまた会いたいって思っていたし、 大人やそれ以外の誰かのことを好きになっていても あなたのことは大事に思っていたよ」 (-25) toumi_ 2021/06/03(Thu) 3:52:57 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-24 >>-25 「ねぇ、ルヘナ。 もしかして―――― 本当にボクのものだと思ってくれているの? まだこんなボクでも欲しいと思っている? 心配していたのは死んで欲しくなかったから? 傷ついたら悲しいから? どこにも行って欲しくなかった? それって―――まるで恋みたいだと思ったんだけど これも勘違いかな。 あなたの中で そんなに大きなものになっているなんて思わなくて、 愛されていると気づかなくてごめんね。 俺でよければ貰ってください、ルヘナ。 できたら飽きないで、許し続けてくれたら嬉しいな」 髪を撫でられ心地よさそうに目を細めれば、甘く微笑む さらりと揺れた前髪から あなたを愛おしそうに見つめる双眸が覗いた (-26) toumi_ 2021/06/03(Thu) 3:55:52 |
【秘】 受容者 ルヘナ → 徒然 シトゥラ>>-25 >>-26 シトゥラ シトゥラの言葉についてはある程度聞くだろう。 レヴァティと先生については会ったら言っておこう程度に。 メレフについては自分からは何も言わないように。 ……自分としてもメレフが傷付くのはあまり望まない。 それから、あなたの感情、思考にひとつひとつ触れて、 喜びに表情が穏やかなものへと変わっていく。 「お前が寂しがってくれていたことも 会いたいや大事の感情も。 今まで言われるまで…… 『そうだといいな』という希望であって 事実だと思っていなかった。 独りよがりで自分本位な思考のまま、否定を避けて」 その結果がこの数日なのだ。 あなたにばかり文句を言っていたが、 自分もまたそうだったことに気付けば少し眉を下げた。 (-30) uni 2021/06/03(Thu) 13:16:39 |
【秘】 受容者 ルヘナ → 徒然 シトゥラ>>-26 >>-30 「俺は本当に全てお前のものだと思っているし、 お前が全部欲しい気持ちも持ち続けている。 ……お前が死んだら苦しいし悲しいから嫌で心配で、 それは傷付くことに対しても同じで、 ずっと俺のそばにいてほしいと思っている。 俺はお前に独りよがりの恋をしていた。 分かった振りして何も分からず空回る馬鹿な恋だった。 膨らんだものの大きさに戸惑って苦しんだ恋、 だったよ。 だから、シトゥラ。 お前の全部を、俺が、ルヘナが貰って、 愛します。 お前のそばで色々知り許し続ける毎日を幸福と呼んで、 お前に色々知られて受け入れてもらう喜びを愛と呼んで。 愛してる 、ってたくさん伝えていきます。……夢ならずっと覚めないで…… 」怯える心はまだ残っているけれど、 それもいずれは溶けてただ幸せに満たされることだろう。 あなたの双眸に宿る碧を見つめ返す若草色が揺れて、 痛みや苦しみに由来しない、喜びによる涙が零れ落ちた。 (-31) uni 2021/06/03(Thu) 13:24:29 |
【人】 徒然 シトゥラ 寮の廊下。 現在はふたりっきり ―――誰か来るかもしれないそんな中。 頭に包帯を巻いていて血がにじんでいる。 「メレフ。 ボクで復讐をしきれて今どんな気持ち? 」 ※怒ってもいないし責めてもいないし、 ただただ興味で聞いております (27) toumi_ 2021/06/05(Sat) 1:38:33 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-30 >>-31 「……。うん、貰って?」 おかしな巡りだ、そして、おかしな感情だ。 穏やかな嬉しい感情が言葉に乗る。不安なんて感じていない。 ただ、内緒にしようと思う感情がここにある。 ルヘナは恋をしたと、独りよがりで謝ってきたが ……そんなことはない。 俺が、ルヘナを変えてしまった。 与えてしまって、求めさせたのは俺だった。 恋をできていないのは俺だよルヘナ。 恋に落ちていないのに欲して愛して、 自分のものにしたのは俺だよ。 だから、全部あげるんだ。 これからの全部、ルヘナにあげられていない全部をあげる。 何もかも追いついていなくて 何もかもがわからない、 だけど唯一の感情もこの心と体が矛盾を抱くまで捧げよう あなた達裏切り者のために願いを叶えると決めていたから 「 全部貰って愛してあげる 、大好きだよルヘナ」 だから――いなくなるときはちゃんと言ってね。 真実を知ってどんな答えを出すのか、待っている (-76) toumi_ 2021/06/05(Sat) 2:01:23 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-76 「……」 実は気になっていることがある、とてもある。 だけど自分から口に出すことはできなくて、 曖昧にしようかと思っていた 「ルヘナはその……あー。泣かないで? 今日は向こうに行くつもり無いけど、ルヘナは朝ご飯逃すよ」 親切心なのだが、多分本当に目の前の彼は 寂しがっているのだと察している。 抱き留めながら、はなしはしない、きくだけだ (-77) toumi_ 2021/06/05(Sat) 2:09:25 |
【赤】 徒然 シトゥラ「……レヴァティー」 ルヴァが立ち去った後、残った人影にはなしかける。 「ボクとはお茶会してくれるぅ……? 裏切者が戻ってくるまで。月に1度ぐらい。 もっと注文つけてイイならねぇ〜 卒業しても寂しいからどこに居るか教えて欲しい。 ……ボクは卒業してもこのギムナジウムにいる。 レヴァティはどこにいくの」 (*17) toumi_ 2021/06/05(Sat) 2:29:52 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール「………イクリール」 イクリールの部屋の扉の前。 真実をしってから彼女に会いたくて、 ようやく見ることができるようになったのが嬉しくて 包帯姿のままだがやってきてしまった。 「あー……食事に、誘いに来た。 大人に出してもらえないのなら、 ボクが出せるように声をかけてきてあげる。 この部屋に自分が来てもいいよ。 ……君に会えなくなるぐらいなら 大人の言うことを聞かないことにしたんだ。 だから、……一緒に食事をしよう、お話をしよう。 大人達に変えられてしまってボクのことを忘れていても、 何度でも会いにくるから」 愚かないい子をしていたシトゥラをあなたには見せていた。 だからほんの少しの偽りと、本音を混ぜて 小さな少女との会合を願った。 知ってしまったから―――あなたの病のことを。 居ても立っても居られなかったのが本音である (-81) toumi_ 2021/06/05(Sat) 3:14:20 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラあなたが全ての言葉を告げ終えて、それから。 ぱた、ぱた、ぱた 小さな足音の後。 本当はドアなんて思い切り開けてしまいたかったのだけれど、 きっとあなたをびっくりさせてしまうから。 逸る気持ちを抑えて、そうっとドアを開けて、それから、 「────シトゥラ!!」 ぱあっと表情を明るくして、 それから堪らず目前の人影に飛び込んだ。 居ても立っても居られなかったのはお互い様だ。 少女の不意打ちは、あなたに受け止められた? (-84) unforg00 2021/06/05(Sat) 3:37:05 |
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