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【独】 鳥葬 コルヴォ/* あっこの役職生きてる時から墓下発言できるんだ へ〜〜〜〜 狼以外であっても襲撃能力持ちならダミー襲撃する事になってるの かなり嫌ですね ボス 死 イヤ!!!もう死んでる そうですね (-3) unforg00 2022/08/08(Mon) 21:03:23 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 >>6 >>G0 問い掛けと共に向けられた視線に、 鳴かずの烏は黙したままそちらを見遣り、暫し。 待遇こそ使い捨てとは天地の差と言えど、 何にせよ準構成員が会議の場に呼ばれる事はそう無いだろう。 であれば今こうしてここに立っている理由は、 少し前に処分を終えたばかりの死体に起因するものか、それとも。 「無用な『ゴミ』を作るのでないのなら、 コルヴォ・ロッソは仕事がある事を有り難く思うだけです」 目上にあたる人間の言葉を遮らないよう一拍の間を置いたのち、 喪服じみた黒支度を崩しもせず、壁際に立ち、そう答えを返す。 そこに居るのが或いは愚昧な男ただ一人であっても、 まるで葬列を一人の人間に押し込めたような気配をして。 「ここの人間は誰だって、無駄な血は一滴も流さんでしょう」 ──ガタン!! 言い終えた直後、椅子が立てるけたたましい音。 物音の主を見ても、今はただ少しばかり眼を細めるだけだった。 「向こうが火種を持ち込んで来るのは、困りものですけれどもね。 一介の掃除屋がどうこう言う事でもないでしょう?」 (G1) unforg00 2022/08/08(Mon) 23:24:07 |
【独】 鳥葬 コルヴォ 「幻聴だ。こんなものは、幻聴だ」 「願望、或いは他の何かが作り出した、都合の良い幻だ」 「何一つとして真実のものでなどあるものか。」 「そうでなきゃあならない」 ──コルヴォ・ロッソは死者の木霊を聞く。 (-63) unforg00 2022/08/09(Tue) 0:34:55 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 情報屋 ロッシ/* ボスの飼い猫の妹の息子です。 一日目が始まり、役職はどうなったのでしょうか?調べてみました! 【 当PCの役職は夜魔です。 】うっかり狼を全滅させてしまわないよう祈っていてください。 よろしくお願いします。 (-64) unforg00 2022/08/09(Tue) 0:36:33 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 >>G3 フィオレロ 「以前より分相応の振る舞いをするようになったと 褒めて頂いても構いませんけど?」 対する答えは淀みのないものだった。 ただ事実を言っているだけだ、と言わんばかり。 或いは、端からこんな話の流れにする事が狙いだったか。 「新しく、直ちに片付けるべき仕事ができたわけでないなら 俺もすぐにお暇するつもりだったんですが。 『ゴミ』について掃除屋に語らせるなんてのは、 まったくもって、最後の手段であるべきです」 掃除屋も、この類の問答そのものに意義は感じていない。 話が打ち切られるならそれを続けようとはせず、 言外に火急の用が無いのであれば席を外す、と示してから もう暫くはその場に留まっていた。恐らく言葉は無かったものの。 きっと入れ違いになったら面倒だ、とでも思ったに違いない。 (G6) unforg00 2022/08/09(Tue) 2:44:55 |
コルヴォは、つまりこの微妙な空気の顛末を見守る為に残ったわけではない。 (a3) unforg00 2022/08/09(Tue) 2:50:27 |
コルヴォは、なので全てを宥めに入った上司に託し、その内お暇する。 (a4) unforg00 2022/08/09(Tue) 2:50:36 |
【影】 鳥葬 コルヴォ「近頃は、随分と」 祭りに華やぐ街の喧騒。 時折紛れ込む雑音。 その音は鼓膜を揺らさない。 「幻聴がひどいな」 在り得ざる残響は真実のものではない。 否定的な言葉も、肯定的な言葉も、何れも幻聴でしかない。 そうでなければならない。 「だが、あんたの声だけは聞こえない」 「もしも漸く全てが正しくなり始めたなら……」 (&0) unforg00 2022/08/09(Tue) 3:59:14 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 ただの掃除屋が、この場で語るべき事など何も無い。 手柄や功績だの、復讐だの、大義名分には興味なし。 生ぬるい視線にも、幹部らしからぬ言動にも。 ──ボスの死にも? そんな様子で、漸くまともに進み始めた会議を傍聞くばかり。 捕食者の喰い余りを漁るから、烏というものは烏なのだ。 「なんにしても」 「後始末が必要なら、いつでも。 お申し付け頂ければ、俺は非番の日でも飛んで行きますよ」 どう転んでも、仕事は増えるだろう。 変わらず仕事熱心な様子からただその事だけを認めれば、 会議場の端から、集まった者々を一瞥してそれだけを言った。 「ご自分で始末されるというなら、それで。 或いはもっと腕の良い掃除屋に任せてもいいでしょう。 コルヴォ・ロッソは、他にいくらでも居るのだから…」 本題が終わったなら、長居をする理由は無い。 会議が終わりに近付き、きっと数名が退室し始める頃 喪服姿もまた、影のように姿を消していた。 (G18) unforg00 2022/08/09(Tue) 20:10:04 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 草 ちょっと少なくない?手加減してくれてる? それにしてももうちょっと増やしとこうよ (3)1d3 (-150) unforg00 2022/08/09(Tue) 20:12:39 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 情報屋 ロッシ/* 窓が多くてびっくりしました。やった〜〜〜〜。 そういえば一日目は幽界の歪みがないから青発言があっても見えないんだった こっそりなんか置いておこうかな…… 幽界トークがあるので、狼や妖精には一日目時点で見えそう。どうだろう。 どのみち二日目以降は遡る人にはバレバレなので、誤差と言えば誤差。それはそう。 運営宛てには更新24h前までにお知らせ必須、承知しました。 二日目以降は連絡を忘れないように追加でお祈りをお願いします。 ほか、もろもろ了解しました。お祈りありがとう。ちゃおちゃお〜 (-155) unforg00 2022/08/09(Tue) 20:28:54 |
コルヴォは、ヴェネリオが上げた片手に一瞥だけを返した。 (a7) unforg00 2022/08/09(Tue) 20:55:42 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 喧騒の外れ、船や人の出入りの活気もやや過ぎた頃の港。 埠頭に立つ人影は相も変わらず喪服じみた黒一色で、 けれど仕事中の重苦しいものよりかは幾らか異なる様相をして。 髪は結い上げ、黒いシャツにスラックス、それからサマーコート。 比較的には、軽装だ。 「こんな日には、鷗だって鳴きやしない」 それでも、ほぼ顔半分しか露出が無いような格好に変わりは無い。 手袋に覆われた手が汗で張り付く前髪を鬱陶しそうに退けて、 心底気怠げに、殆ど溜息のように独り言ちた。 誰かと楽しくお喋りする気分でもないが、追い返す気もしない。 「くたばっちまったのか、或いはただ餌に夢中なだけか ……まあ、何でもいいか」 不意に視界の端を、港に住み着く黒猫が横切って。 今は亡きボスの愛猫は、 殆ど主人にしか懐かない、実に賢く情深いものだった。 そんな事をふと思う傍らに、煙草の灰をまたひとつ落とした。 (31) unforg00 2022/08/09(Tue) 21:54:02 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 >>35 フィオレロ 「Il cane morde sempre lo straccione.」 靴底が立てる音、どこか軽薄さを感じさせる声色。 不意に聞こえたそれに視線を向けもせず、 紫煙を吐き出すついでに、明後日の方へ言葉を放った。 「そう言うあんたはどうなんですか、フィオレロさん?」 問いが指すものは、忍耐か、はたまた"父"への愛か。 そう問い掛けると同時に、漸くそちらに顔を向けて。 浮かべる表情は、実に冷笑主義的なニュアンスのもの。 「何もかも、日毎夜毎変わっていくってのに 息苦しさと、堅苦しい決まり事だけは変わりやしない。 規律だ何だと、必要な事なのはわかっていますけどね」 趣向を変えた煙には、今更何を言う事も無く。 形ばかりに返るのは、心にもない言葉だけ。 ボスの死によって変わったのは、この掃除屋も例外ではない。 以前は少なくとも、今よりは他人行儀ではなかった。 皮肉交じりを身内に向ける事だって、滅多にある事ではなかった。 「あそこにあの人が居たら、何て言ったでしょうね? もしも身内の裏切りを疑るあまり、内部崩壊でもしたら?…… ──それしきで終いなら、その程度のタマだったって事だ。 そんなところじゃあないかと、俺は思いますけどね…」 (40) unforg00 2022/08/10(Wed) 0:06:58 |
【墓】 鳥葬 コルヴォ夜半。暗い路地裏を、硬く、鈍く、重く、靴底が打つ。 祭りの喧騒の裏側で、葬列が墓場を歩むように、ただ粛々と。 「──掃除屋が死体を作るなんざ」 「世も末だと思いませんか、あんたも」 答えは返らない。 端から答えを求めてもいない。 見下ろす眇目には、生者への情は無い。 「……家族が?へえ、そりゃ知らなかった…」 「で、あんたが浅はかな事仕出かす前に 顔を思い出せもしなかった程度の家族が、何だって?」 ──乾いた銃声が、ひとつ。 (+0) unforg00 2022/08/10(Wed) 1:00:26 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 >>44 フィオレロ 「ああ、いいね。 海に突き落として、そのまま沈めてくれたらきっと 俺の悩みも、あんたの悩みも幾らか解決するんじゃないですか」 やはりと言うべきか、乾いた笑いと共に並ぶ言葉は淀みなく。 帰らない鳥の行く末を追う事はせずとも、 その視線の先、続く言葉が指すものはわかっている。 「他者を特別嫌いに思った事が無い。 無関心なら、同じではなくとも、そう変わらないでしょうよ。 そうでないなら、違いますね。」 あんたの思想は知ったことじゃないので、同じかは知りません。 そう言いたげに、煙草を持っていない方の手を軽く揺らした。 「それにしても、随分今更じゃありませんか。 いつからそんなに面倒臭い人になったんですか? あんたの事は、前からそう呼んでいたじゃないですか。 ただの掃除屋ごときが、呼び捨てになんかできませんよ」 前からそう呼んでいた。それは確かな事実のはずで。 けれど仕事の外では、そうではなかった。 つまりこれは、仕事の外である今は通らない理屈でしかない。 何よりも、面倒臭いなんて、人の事を言えた義理ではない男だ。 (49) unforg00 2022/08/10(Wed) 1:54:19 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「ああ、いいね。 海に突き落として、そのまま沈めてくれたらきっと 俺の悩みも、あんたの悩みも解決するんじゃないですか?」 これだけは、嘘の無い言葉で。 「他者を特別嫌いに思った事が無い。 無関心なら、同じではなくとも、そう変わらないでしょうよ。 そうでないなら、違いますね。」 これは、心にもない事でしかなく。 「それにしても、随分今更じゃありませんか。 いつからそんなに面倒臭い人になったんですか? あんたの事は、前からそう呼んでいたじゃないですか。 ただの掃除屋ごときが、呼び捨てになんかできませんよ」 心にもない事に、半分だけ事実を混ぜたもの。 幾つか心にも無い事を並べ立てて、答えをはぐらかしている。 暫しの空白があったとはいえ、以前を知るあなたなら気付く余地はあるはずで。 けれど或いは、その暫しの空白が、変わってしまった環境が。 それを単なる心境の変化によるものと錯覚させる事もまた、仕方のない事。 (-181) unforg00 2022/08/10(Wed) 1:57:34 |
コルヴォは、この日の夜、鉈と鋸を二本だめにした。 (a11) unforg00 2022/08/10(Wed) 2:13:37 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオその日のいつかの時間、何処かでの事。 「ヴェネリオさんは今何処に?ああ、そうですか…」 アジトで適当な構成員に問うのは、ある上司の所在。 準構成員が幹部にそう会えるものでもないだろう。 仕事に関する要件でなければ、なおのこと。 都合が合わなければ、日を改める事になる。 運良く出会す事ができたなら、要件は簡潔に告げられる。 「──あんたの持ち込んだ死体について、 聞きたい事があります。とはいえ…」 「掃除屋が依頼主に『ゴミ』の出処や詳しいわけを聞く事が ご法度だってのは、俺だって弁えてはいます」 「つまるところ、あんたがコルヴォ・ロッソを これからも所以の怪しい死体の始末に使うつもりなら。 まあ、俺は止めやしないって事です」 その死体が、アルバの者ではない事に思う所があっただけだ。 場合によっては掃除屋の立場に関わる事ではあるけれど、 こうして出向いた理由は、実に個人的なものに他ならない。 つまり、あなたが黙秘を選ぶなら、この話はそこで終わりだ。 (-184) unforg00 2022/08/10(Wed) 2:53:21 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ烏はその所以など気にもせず、ただ喰い余りの屍を啄むだけ。 シチリアの神話の烏のように、約定を違えない限り鳴かずに居た。 それゆえにコルヴォ・ロッソは今日まで生き残って来た。 たとえ愚昧であっても、一度たりとも出過ぎた真似はしなかった。 それが今になって、ゴミ袋の中からゴミを引き摺り出し、 喧しく鳴き立てるような真似をしている。 どのような心境の変化によるものかは、定かではない。 「謙虚なばかりでは、巣は守れんでしょう」 実に心にもない言葉だ。 死体の所以が掃除屋、ひいてはノッテに都合の悪いものであっても 仮にこの詮索が、自らを死に追い遣る事になったとしても。 実のところは、どうなっても然程構いはしないのだ。 「たまたま悪くなっていたものを食ったんだか、 或いは最初から食うべきでないものだったのか。 わかったもんじゃありませんが、まあそんなところです」 「だもんで今は、"烏"は芥溜に置いて来ましたよ」 必要なら取ってきますがね。続く言葉が言外に示すのは、 少なくとも責任だの何だのを追及したいわけではないという事。 (-193) unforg00 2022/08/10(Wed) 5:06:20 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ何れにしても、向けられた背を追わないという事は無い。 一人であっても重々しい葬列のように、数歩後ろを付いて歩く。 その傍らに、半ば独り言のように言葉を転がして。 「俺はあの人の事は信用しています」 「あの人が傍に置いていた、あんた達の事もね」 停められた一つの車の前へと着けば、 開かれた扉を一瞥したのち、気後れもせず乗り込んだ。 世迷い言、実に結構。 これもまた、単なる死に損ないの譫言だ。 何を気にする事も無いものだ。 (-194) unforg00 2022/08/10(Wed) 5:09:02 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ結句部外者に過ぎないアソシエーテは、血の掟に縛られない。 路地裏に捨て置かれた子どもは家族を知る事無く育ち、 恩義はあれど、ゴミ溜めに神は無く、信仰があるはずもない。 つまりは死者に捧げるものなど初めから持ち合わせてはいない。 「何も。俺の考えてる事は、初めから変わっちゃいませんよ」 今更後を追うつもりになった、なんて滑稽な話があるものか。 強いて言うのなら、この掃除屋の心の在り処は常に死にあった。 死んでいないだけで、生きているとも言い難いこの死に損ないは 掃除屋という道を選んだ時には既に死ぬつもりで居た。 そして、これからも。 「ただ俺という死に損ないが、 自然な形で、正しく死体になる時を待っているだけだ。 恩や死んだ人間を大義名分になんかしやしませんとも。 くだらない自殺願望に人様を付き合わせるつもりもね……」 葬式じみて陰のある声色は、いつも通りの事でしかない。 座席に体重を預け、眇目がそちらを見遣れど警戒の色も無く。 行き先なんて気にもしない。黒鉄に手を伸ばすのは、 殺意を見せなければ話が進まないと判断した時だけだ。 (-210) unforg00 2022/08/10(Wed) 16:38:00 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ「頼まれでもしなければ、の話にはなりますがね」 頼まれもしていないのに、勝手に死ぬほど考え無しでもない。 それがたとえ炉端の石のような身元不明者一人であっても、 裏社会の末席に連なる者が死んだという事実が残すものは 形があるにしろ、無いにしろ、何れも実に厄介なものだ。 「ボスに惚れ込んだ方々を、悪く言うつもりはありませんが。 俺は餌や情欲しさに動くわけじゃありません。 何もかもただの自己満足だ。あんたは違いますか?」 とはいえ、些か身の振り方に迷っているのも事実ではあった。 だから、良い紹介先があるなら聞くだけ聞きますよ、と。 そう続けはして、けれど。 「俺はボスのガキでも、あんたのガキでも、ペットでもない。 ただの使い走りだ。面倒を見る必要なんか無いでしょう。 あんたは俺を都合良く使えばそれで良いんですよ」 冷笑に言葉を乗せて、自らその先をつぶした。 それを敢えて拾い上げようとするのは、人の勝手だけれど。 死に損ないに斡旋する先は、地獄だけで十分だとも。 (-212) unforg00 2022/08/10(Wed) 16:38:59 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 嫌いなもの:死に損ない は自分も含む〜〜!!! 俺〜!!!!俺俺俺俺〜!!!!!! もうだめだ 隠れる気がない 終わりだ全部 (-213) unforg00 2022/08/10(Wed) 16:43:47 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 >>58 フィオレロ 「ハ、流石、俺の悪運の強さをよくご存知だ」 「だってのに、俺だけが死んで自分だけが生きている そんな未来を想像するってのは、おかしな話じゃないですか」 何か上手いやり方でも見付けましたか。 答えに期待してもいない言葉を実に無関心そうに投げ掛けて、 自分の代わりに海へ投げ込まれた煙草を視線だけで見送った。 「どうせカラスどもは幾らでも替えが利く。 面倒臭くて結構、そのまま嫌ってくれたらもっと良い」 視線を戻し、無益な問答がただ続く。問いの意図はわかっていて、 敢えて答えにならない答えを返している。 そうして続く言葉の後には、少しの間。 恩赦を受けた煙草を喫み、煙を吐き出すまでの数十秒。 もう随分短くなっていたから、海に沈もうと気にはしなかったが。 (63) unforg00 2022/08/10(Wed) 18:36:35 |
コルヴォは、それ以上を言うつもりは無い。少なくとも、今この場では。 (a17) unforg00 2022/08/10(Wed) 18:38:56 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ結局の所、あなたが何を聞いていても、聞いていなくても。 死に損ないには、どうだって構わない事だったのだろう。故に、 自分の話は続けない。全ては時間潰しの他愛無い話でしかない。 元より人様に語るほどの過去も無い男だ。 「Sì. あんたが俺に話す事がそれだけだってなら、 俺への答えはそれで十分です」 そして、今更誰かの世話を焼くような立派な人間でもない。 初めて仕事を寄越された日も、余計な事は一つとして言わず 床に転がされた『ゴミ』を一瞥して、ただ頷いた。 それが明らかに私用で発生したものであったとしても。 丸一晩を費やして、 切り分けられた屍肉を小さな火葬炉で何回にも分けて灰にした。 そうして死体を綺麗に始末してしまった。 これまでに積み上げられて来た死体もきっと同様に。 「言われずとも、コルヴォはあんたの足元で 死ぬまでは、黙って転がってくるゴミを啄むだけですとも たとえそれが、身内のものであったとしてもね…」 どちらが、とは言わない。 誰が死に向かっていたとて、きっとこの掃除屋は気にもしない。 あなたの周囲は、そうもいかないだろうが。地位を得るとはそういう事だ。 死体の出処や所以だってそうだ。 無駄な仕事を望み好んでしたいわけでもないが、 それが意図された無駄なら、別にそれで構わない。 (-239) unforg00 2022/08/11(Thu) 5:53:18 |
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