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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 XI『正義』 マドカ

―― 売店 ――

[へいき?>>2:387

 尋ねられた言葉の意味が、分からなかった。]


     ……何が?


[怪訝な色を、返してしまう。

 
その光景は、ちらりと目にはしていた。
 けれど、驚くほど心が動かなかった。

 ……嘘。
 正直に言うなら……安堵した。

 これでようやく、『平等』だ、と。


 その内心は、事ここに至っては隠す気もない。
 尋ねられれば答えただろう。

 君には……いずれ
今度こそ
本心・・を語らねばと、思っている。]
(18) だいち 2022/12/18(Sun) 0:32:43

【教】 XI『正義』 マドカ

[『正義』は『力』に、へらりと笑って宣う。]
 

  色々、本当に色々考えたんだ。

  この欠けてしまった箱庭は、
  どうやったら元通り、正しい形に戻るのか。

  22人揃って、
  綺麗なバランスが取れていたはずなんだ。

  なのに……その均衡が、崩れてしまった。
 
  どうしたら良い?

  どうしたら、またバランスの取れた形に、
  戻ることができると思う?

 
[手の中で、剣を弄ぶ。
 すっかり手に馴染んだそれ。
 『正義』の愛用の剣だった。]
(/4) だいち 2022/12/18(Sun) 0:33:10

【教】 XI『正義』 マドカ

[『正義』は『力』のことを、尊敬していた。

 比較してしまえば特別な能力を持たぬ
 『正義』だったが、
 だからこそ、自らに与えられた役目
Judge
を為す為、
 自らを鍛えねばならぬと思っていた。

 『正義』は『力』もまた、
 自らを高めることを好むと思っており、
 その性質を好んでいた。

 互いに、高め合える相手だと思っていた。


            ————————だから。] 
(/5) だいち 2022/12/18(Sun) 0:33:53

【教】 XI『正義』 マドカ

  僕には、どうしてもわからないんだ
『正義』を失ってしまったから、判断できない


  これ以上、少しでも欠けないように尽力すべきか
誰かが誰かを害するのを止めるべきか

  それとも、いっそバランスの悪いところを切り落として
不穏分子を片端から斬って



   
全て、壊してしまうべきか。



    どちらを目指すべきかが、分からない
裁定を下すための判断基準が見つからない
(/6) だいち 2022/12/18(Sun) 0:35:03

【教】 XI『正義』 マドカ

  きっと、僕が望もうが望まなかろうが、
まだ、まだ、少しでも長く、ずっと、もっと、

  
  やるべきことは決まっているんだろうね。
この安穏とした箱庭で暮らしたいと、そう願う僕がいる。





  神の作った全き世界、
でも、どんなに足掻いて嘆いても、


  壊れてしまったなら、すべきことはひとつだ。
ダメなんだ、どうしても、戻らない、戻せない、だから、だから。



  僕に与えられた役割は『正義』
Judge
だから
だけど



  この箱庭に、均衡を、取り戻さないと。
嫌だよ、殺したくないよ、誰も、だれも、ひとりも、ほんとは
(/7) だいち 2022/12/18(Sun) 0:35:25

【教】 XI『正義』 マドカ

[『正義』は笑った。

 『力』の前で、剣を握りしめて。]



   君、一番手強そうだからさ。
僕は僕自身を止められない、止め方がわからない


   最初は、君かな、って思ったんだ。
だけど君なら、君だったら、君にしか……



[『正義』の手の中の剣は、
 曇り一つなく光る
まだ、誰の血も吸っていない
。]
(/8) だいち 2022/12/18(Sun) 0:35:41

【教】 XI『正義』 マドカ

 
 



  ————……君の『
意思
』を見せてくれ。



 
(/9) だいち 2022/12/18(Sun) 0:36:23

【人】 XI『正義』 マドカ

[僕が君に渡した紙切れに書かれていたのは、末吉。

 なんとも微妙な結果に、僕の顔も微妙な感じになる。]


     そうだな……

     じゃあ、『箱庭』の行く末、とか?


[ありがたい一言とやらを、
 くれてみろとばかりに、その双眸を見返す。

 僕の返した言葉から、
 君はもしかしたら、僕が『箱庭』派であることを
 察するかもしれない。]
(19) だいち 2022/12/18(Sun) 0:36:43

【人】 XI『正義』 マドカ

[間を埋めるように、甘くて柔らかい
 カフェオレに口をつける。]


     ……そんな話、したくて
     呼んだわけじゃないんでしょ。


[ぽつり、と漏らしたのはどのタイミングだったか。
 君はどんな顔をしていたか、僕はそれを見逃さぬよう、
 じっと君を見つめていた。

 不機嫌そうに見えるかもしれない。
 実際、不機嫌だったのかもしれない。
 僕には、僕の感情が久しくわからない。]


     どういう意味?
     ……最後かもしれない、なんてさ。


[それでも、それだけは聞かなければいけないと、
 何故だかそう思った。**]
(20) だいち 2022/12/18(Sun) 0:37:14
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a8) だいち 2022/12/18(Sun) 0:39:51

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
ヒナギクがメモの壁をぶち抜いていらっしゃる……

ところでみなさん、青窓の使い方素晴らしくないです?
僕小技使えないのでなんかもうつまらないし、
ストーリーもなんかよくわかんないし

とても、ダメ
フォルスごめーん
(-7) だいち 2022/12/18(Sun) 1:19:52

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
フォルスに無理させてる気配がビシバシする…

あと箱庭では運命の輪が先に死んでいた!
確定ありがとう!
(-26) だいち 2022/12/18(Sun) 12:35:20

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
箱庭世界の順序として、
できれば『正義』より先に『節制』に死んでて欲しいし、
『隠者』の薬で狂いたい(物騒
(-30) だいち 2022/12/18(Sun) 14:32:11

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
端的にゼロくんマジで好きなんだけど、PCが近づけない
(-31) だいち 2022/12/18(Sun) 14:44:15

【秘】 XI『正義』 マドカ → 『箱庭の神』 ヴェルト

/*
投票『世界は滅ぼす』

世界が滅びても滅ばなくても、箱庭に行くことを希望するような気がします。
(RP後ほど)
(-65) だいち 2022/12/18(Sun) 22:59:41

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
おちびー!!!!wwwww>>166
(-66) だいち 2022/12/18(Sun) 23:00:40

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 売店 ――

[君のありがたい一言を聞いて僕は、
 すぅ、と目を細めた。]


     ありがたく、ないね、


[そう呟けば、君は末吉末吉、なんて、
 へらへら笑う。>>48

 僕の表情はますます胡乱気に。

 何だ結局、君が言いたいことを言うだけじゃないか。
 まぁ、末吉という結果
今は悪くても好転していく
を見てから
 内容を言った自分も自分だ。
 そもそも占いというのは、
 そういうものなのかもしれない。
 そう思ったら、なんだか少し、笑えて来た。]


     僕の望むもの……か。
     なんだと思う?


[問い返してはみるものの、
 僕自身、何を望んでいるのか分からなかった。]
(176) だいち 2022/12/18(Sun) 23:06:46

【人】 XI『正義』 マドカ

[僕の問いへ、君が答える。>>50

 うっすらと、予想していた答えだった。]


     ……そう。


[君はきっと、
 『この世界と心中したい』わけじゃないんだろう。

 きっと君は、
 『箱庭になんか行きたくない』んだろう。

 そう思いはするものの、確信は持てない。
 確認しようとも、思えなかった。

 つらつらと、そんなことを考える内、
 君が投げてきた問いに、ひとつ、瞬いた。>>51
(177) だいち 2022/12/18(Sun) 23:07:00

【教】 XI『正義』 マドカ

[『平等』の定義がはっきりしていたならば。

 『正義』はあんなにも、迷わずに済んだことだろう。

 神は『正義』に、『平等たれ』という役割を与えたくせ、

 肝心の『平等』の定義を示しはしなかった。

 その『平等』を形作ることを、神は『正義』に求めた。

 ……そんなもの、
     神でもなければ定められようはずもないのに。]
(/40) だいち 2022/12/18(Sun) 23:07:20

【人】 XI『正義』 マドカ

[僕は、へらりとした笑みを見せた。]


    例えばさ。
    誰かがひとつ傷を負うなら、
    他の皆も同じだけの傷を負うべき・・だ。

    誰かがひとつ幸せになるならば、
    同じだけの不幸を負うべき・・だ。

    どうあっても平等でないなら、
    そもそも同じ土俵にないんだ。

    
『人間』は、『証持ち』と同等にはなり得ない。

    
だって、『人間』は『証持ち』を自ら弾き出した!


 
(179) だいち 2022/12/18(Sun) 23:07:52

【人】 XI『正義』 マドカ

[無意識に、袖をまくり上げるようにして
 指先が自身の手首から肘へと素肌をなぞり、
 腕を引っかく。
 爪の先が、皮膚の表面を削り取る。
 露になった腕の皮膚には、
 かさぶたになった無数の傷跡、
痕、
あと
(180) だいち 2022/12/18(Sun) 23:08:50

【人】 XI『正義』 マドカ

 

    『証持ち』を迫害しなかった『人間』が死んで、
    迫害した『人間』はのうのうと生きていて?

         あの子を虐めた奴らはその後、
         何の咎も受けていない。

     『証持ち』になら石を投げても良い?
     ならば彼らも『証持ち』から石を投げられるべきだ。
     それが『平等』ってもんだろう、
 


   違うそれなら目指すべきは誰もが平等に傷つかない世界だ
   誰も傷つかなければ、皆が平等に幸福に

           そんなものが存在するはずがないだろう
           そもそも神でもないのに人を裁けるはずがない


         平等?平等なんて、そんなもの、

            人が生きている限り、決して成し得るはずg……


 
(181) だいち 2022/12/18(Sun) 23:09:24

【人】 XI『正義』 マドカ

[ぱちり。
 ひとつ、瞬く。

 指先が、す、と袖を戻す。
 傷が布の下に隠れてしまう。
 ……見えなければ、無いものと同じ。

 いつの間にか落としていた視線が上がり、
 君の眼差しと出会う。

 僕は、ゆると首をかしげる。]


     えぇと、何だっけ。
     平等についてだっけ。
     文字通りだよ。


[ごくごく自然な面持ちで、淡々と述べる。
 貼り付けた笑みは、いつもの通り。]


     平等って言うのは、偏りがないことだ。
     どちらか一方に傾かないこと。
     そんなに難しいことかなぁ?


[これはもしかしたら、
 僕が君に向けた初めての笑顔・・だったのかもしれない。*]
(182) だいち 2022/12/18(Sun) 23:09:46
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a40) だいち 2022/12/18(Sun) 23:12:25

【教】 XI『正義』 マドカ

[『正義』が『運命の輪』を見つけた時、
 何もかもが手遅れになっていた。

 崩れ始めた箱庭で、
 『運命の輪』は『正義』にとっての希望に等しく、
 『運命の輪』さえいてくれれば、
 何かが好転していくのではないかと、
 そんな淡い期待を抱いていた。

 それなのに。]


      ……………?


[その光景を、呆然と、ただ呆然と、
 『正義』は眺めて、
 それからゆっくりと、歩み寄る。

 あと一歩のところまで近づいて、立ち止まった。]
(/44) だいち 2022/12/18(Sun) 23:48:44

【教】 XI『正義』 マドカ

 

     ……ぅ…そ、だ、


[零したのは、たったの一言。
 その光景を、どうしても、受け入れられない。
 
 『運命の輪』
の声が、聞こえない。

   君は僕のことを、呼んだろうか。

   それなのに、僕は間に合わなかったんだろうか。

 『正義』は『運命の輪』の身体を抱き上げて、抱きしめた。
 腕の中に収まった身体は、どこまでも冷たい。]


     間に合わなくて……ごめん。
     君の傍に、居られなくて……


[ほたほたと、雫が『運命の輪』の身体を濡らす。
 けれど、そんなもので、
 既に熱を喪った身体が温もりを取り戻すことはない。]
(/45) だいち 2022/12/18(Sun) 23:48:59

【教】 XI『正義』 マドカ

[『正義』にとっては幸いな
不幸な
ことに、
 『運命の輪』を殺した・・・犯人はすぐに知れたし、
 その犯人
『節制』
が既に自らの手で
 亡き者であることも、見て取れてしまった。

 『正義』は幸いにして
不幸にも
復讐に狂うこともなかった
怨嗟の向けどころを見失うことになる
が、
 それは
 『正義』の公正性
正気
が失われるまでを先伸ばしたに過ぎず、
 結局のところ、この事件を機に、
 『正義』の悪夢は加速していくことになった。

 『正義』はこの悪夢を打ち消すために、
 “ よく眠れるお茶 ” を誰かから貰っていた……
 という記述も一部の文献に残されているが、
 それについては定かではない。*]
(/46) だいち 2022/12/18(Sun) 23:49:44

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 深夜、ブランコのある裏庭で ――

[きっと、僕の出す結論は、
 初めから概ね決まっていた。

 外へと出向いたのは、ただ……
 洋館の中の空気が、
 少しばかり重たく感じたからだ。

 ……まさか、先客がいるとは思わなかったけど。

 僕が君の姿を見て驚いていると、
 君は子供にするみたいに、
 内緒話の仕草をして見せた。>>2:322

 僕はひとつ頷いて、それから君の隣へと
 静かに歩み寄る。]


     ……終わると思う?世界。


[君が、明日世界が終わるなら……
 なんて言うから、
 僕はぽつり、そんな問いを投げた。**]
(229) だいち 2022/12/18(Sun) 23:54:59
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a50) だいち 2022/12/18(Sun) 23:59:25

XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a51) だいち 2022/12/19(Mon) 0:01:04

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
運命の輪ちゃんめちゃめちゃ可愛いな…
これで惚れてないんだろ正義……マジで???
(-146) だいち 2022/12/19(Mon) 18:14:18

【独】 XI『正義』 マドカ

/*
ところで僕、フォルスから

  
もっと狂えよ。


って言われてる気がするの…(幻聴
(-148) だいち 2022/12/19(Mon) 19:04:32

【人】 XI『正義』 マドカ

── 回想:7年前 ──

行き合った
目の前で盛大に吐いた
青年に示された通り、
 扉の向こうには洗面台があり、
 そこで口を濯いで、顔を洗って。

 見上げたところに鏡があった。

 見慣れた顔であるはずなのに、
 真っ白な顔には見覚えがない。

 妙な錯覚を覚えて、つい、鏡面を指先でなぞる。]


     “ お前は誰だ? ”


[問うたのは、僕か、鏡像か。

 頭の中が、グラグラする。

 と、入ってきた扉が音を立てて開いた。]
(375) だいち 2022/12/19(Mon) 19:56:31

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ………え……っと…?


[洋館に来たばかりの僕には、
 その相手が誰なのかまだよくわからなかった。

 勢いに負けて、手に押し付けられたそれを、 反射的に握りしめる。>>245

 それが、初対面。
 彼は何かの折に、
 僕を構って・・・くれるようになった。

 折り紙は、僕の方が上手だった。
 君が島風の衣装を着て見せた時は、
 少し首を傾げてしまったけれど、
 君が来た衣装は割合大きな島の文化だったから、
 僕にもそうと知れた。

 だから、まぁ、少なからず好意はあったのだ。

 ────“それ”を知るまでは。]
(377) だいち 2022/12/19(Mon) 19:58:00
 




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