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【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ──これは、あなたが見た夢だったかもしれない。 ──水晶玉を通して見た景色だったかもしれない。 ──白昼夢のようなまぼろしだったかもしれない。 あなたはこの夢の光景を、音を、どのような手段で知っていても構わない。 これは、誰かに焦点を当てた夢。 ずっとずっと、この世界の外を見続けた誰かを見ている夢。 【 彩雲の夢 】 (D0) 66111 2024/02/05(Mon) 22:00:16 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ/* 主に一人称視点で描写予定です。 描写外のことは、曖昧になっているものとして お受け取りください。例えば思考している時の声だとか。 過去のものも遡ってご覧になっていただいて構いません。 何かあればご連絡くださいませ。 この窓が見えているあなた様方の良きようにしていただければ幸いです。 【 彩雲の夢 】 (D1) 66111 2024/02/05(Mon) 22:00:30 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリーあなたの痣が光り、それからのいつかのこと。 あなたは夢を見る。 真っ白な、ただただ広い空間。 ぷわぷわりと宙に浮かぶシャボン玉は、 その中にどこかの景色を映している。 あなたは地面から浮かび上がるそれに気付かずに 触れてしまったかもしれない。 何かの気配を察知し、避けたかもしれない。 兎角、触れればそれらは割れ、 誰かの記憶を覗くことができたのだった。 → /* 遊び星の干渉ロールです。お話ができるとうれしいにゃん。 彩雲窓の内容は、過去の日付のものも、このロール中に投稿されたものも、任意にPCが知ったり知らなかったりして構いません。 (-12) 66111 2024/02/05(Mon) 22:06:21 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「おっ、エリーじゃん、やっほ〜 あ、聖女様からのさらなるご祝福おめでと〜」 あなたが現状把握に努めていると、背後から声が掛かる。 振り返れば、ゆるいノリでひらひらと手を振る彼の姿があった。あなたもだが、彼は町を歩く際の装いだ。 (-13) 66111 2024/02/05(Mon) 22:07:23 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 栄枯 プリシラ「仰る通りでしかねェンよな、返す言葉もございません… 言うてまともでいる内は絶対しねェからゆるして〜〜」 当然普段はしないし、現状に関しても反省はしている。軽いノリだがそのあたりの言葉は真剣に受け取った。 「やーでも、うん。良くなるの保障はアリガトね」 「いやサ、状態異常とか自体は一応なさげではあって。 何個か鑑定もらってるからまぁたぶん。 呪い関連か俺ちゃんが、あー、んー、あー…」 「…呪い関連じゃなかったら、あとは俺ちゃんが 精神的に参っているかくらいじゃない?とは言われた、かな〜?」 一度言い淀んだが、ここで言わなくてもやりとりが少し増えるだけで結果的には言うことになるだろう、という判断がされた。 あなたのような人に隠し通すには、彼基準でもう結構上っ面を崩してしまっている。 「だから、うん、魔女様が占い的に吉兆とか、 そういうふうに言ってくれるのは、 うれしいしちょっと安心できっか、な〜?」 「まぁ今プリシラ嬢に会う前よりは全然気は楽」 だからあとヘーキですよ、と困り眉の笑顔で続けて。気を楽にしてもらったことの礼に何か奢りでもしようかとの提案がされた。 あなたから何かなければ、屋台のある通りでしばらく過ごして別れるなりをすることになるだろう。 (-21) 66111 2024/02/05(Mon) 23:21:00 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「 えっっっ???? 待って待って素直な気持ちじゃん???? ココに住んでてそんっっなに聖女様のコト 好きじゃなかったりした?????????」 両手を上げて降参のポーズ。全然思っていた反応じゃなかったにゃん。どったの???? あなたの反応から考えたことはあったが、それは一度横に置かれた。 (-22) 66111 2024/02/05(Mon) 23:30:13 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「あ、俺ちゃんがなんかしたって思ってんだ?? そんなになんかそんななんだ…? …いや俺ちゃんココの夢の理由知ってるだけで何かしたワケじゃねェんよね一応」 「この腕輪作ったヤツさー、聖女様のご祝福を受けた上で、 もっとのご祝福って欲しくない人だったらしいンよ。 痣はほしいけど光るのは要らないってコトね、変だろ?」 曰く、その人物は聖女祭りの痣について色々研究しており、どうして痣が光ったのかを聞くために、痣が光った人とコンタクト取るためのアイテムも作っていたらしい。 そんな特殊な目的を持っている理由なんて、ごく限られるだろう。 きっとその人も転生者だった。 この腕輪自体が結構な研究成果だったんじゃねェかなァ」 鍵にしたり呪いの腕輪に移行したり。腕輪自体はロストテクノロジー時代の品であるから色々と詰め込めたのだろう。 「そんなワケでココはお喋りをするとこっぽいよ。 …てかしらばっくれじゃなくて反応見るまで ガチだったんだって。そんなにいる???って気分」 目的語は省かれているが、似た境遇であるのではと彼も思ったらしいことは察せるだろう。 (-34) 66111 2024/02/06(Tue) 1:55:59 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「見えンくてもお名前貼り出されちゃうかンな〜〜!! まぁ顔知ってる人以外からは逃げられそなのはそう」 人通りが少ない方へ向かっていること自体には、彼は比較的早くに気付いてた。彼は人の気配は、本当に常に気にしているもので。しかし、早かったのはそこまでだった。 それがすぐに違和感として形にならない程度には、あなたへの信頼は大きかった。 「んー……?」 今日も変わらず、話のキリがいいくらいに適当な場所で別れるものだと彼は思っていた。 何か二人で話したいことがあるのだろうか、でもそれなら別に…──何かをするなら、その疑問が口に出される前が好機だ。 (-40) 66111 2024/02/06(Tue) 10:20:26 |
【独】 飄乎 シヴァ/* それはそれとしてあなたを害するような存在じゃないがダーレンだったらおもしれぇね、初回に来てんだよな〜〜〜〜〜〜!!! 誰だ他の害する人じゃない言われるような人。エリー?? 君魔女なんだってね。えっっっじゃあそこの魔女様は??????? (-42) 66111 2024/02/06(Tue) 10:27:37 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「この子…? あー。 そんな、この子って言うくらいの子が居るンね」 俺ちゃんは最初から俺ちゃんだったからな〜と適当に呟いて。 「その上で回答は差し控えさせていただきます。 俺ちゃん痛いのヤだかンね。 アレ、かな〜りキツいンだぜ?」 彼は以前に、意識せずに約束事に抵触したことがある。その時と言ったらなかったもので。 「ま〜ぁ広く取るなら自分の為よ、広く取るならね」 重ねられた言葉。つまりは少なくとも、もう一度会いたいと思う程度の誰かはいるらしい。 → (-43) 66111 2024/02/06(Tue) 11:17:57 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「いいよ別に謝らンくて。身軽でいたいもん俺ちゃんも」 後悔とか思い残しとか、そういうものはない方がいい。自分がそうだから、あなたもそうあっていい。 「…で、今まで会っていた子が違う子になってるの聞いて、 それでもその、違う子の方に理解寄せてる俺ちゃんに、 他に聞きたいコトとかってありますか? そこの君」 長年の情なんて意味を成しませんよ、そもそも自分はそこまで情を持っていませんよ、やっぱり自分は自分本位な奴なんです。そういうことを言いたいらしい。 そこの君に呼び掛けているあたり別に酷い奴にはなり切れていないのを、この男は分かっているのだろうか。 (-44) 66111 2024/02/06(Tue) 11:18:22 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー急な私に、ん?とは思ったが一度流した。 俺ちゃんだって俺ちゃんがエリーに 害与えるとか思われてたら心外だワ?」 「そういうワケでここの夢は俺ちゃんが 自分でやったアレソレじゃねェってコトよ。 またなんか誰かと夢でお話できるンだろなとは 思ってたけど、人は選んでませ〜ん」 「てか俺ちゃんあってもおんなじ人半分くらいって 思ってたのはマジなんよ。祝祭なんに毎回毎回 痣光った全員が暗くしてたら異常じゃん??」 実際そんなふうになっているのだが。彼は別に全員の反応を拝んではいないもので。 「あーほらほらそんなしても痛ェだけじゃん、おやめ〜?」 どうどう、ジェスチャーしつつ数歩近寄る。針がしまわれなくとも。本当に血が出そうなまでにやるのなら止めるつもりだ。 針の毒が即死毒でない可能性は考えたが、止める気で動くことの方が優先された。 (-45) 66111 2024/02/06(Tue) 11:42:58 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァよくわからないが告白をされた。 何を言っているかわからないかもしれないが、 俺もよくわかっていない。 彼女は俺と同じく鑑定スキル持ちだから、 俺が死にかねないというのは隠せないと思っていた。 そこまではいい。 本当になんだかよくわからないが告白をされた。 祭りの間だけでも、恋人として付き合ってほしいと。 即答で断った。 我ながらカスもカスだと思うが、俺は元の世界に帰る気でずっといる。 今回の聖女様の御神託だって、渡りに船だ。 この為に俺はここまで生きてきたんだ。 彼女が今に告白をしたのは、 俺が死んでしまうかもしれないから…と言っていたが。 …何か、それ以外の焦りも見えた。 【 彩雲の夢 】 (D2) 66111 2024/02/06(Tue) 11:52:12 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ俺のことが好きだったとして、 今まで秘めていたものを伝えるという選択肢を、 軽率な判断をしない彼女が取るには不十分に思える。 死の呪いを受けてはいるが、 あなたのおかげで進行はしないようになっている。 そう伝えて、十分とは言わないが、 不安を抑えきれないほどに安心を与えられなかったとも思わない。 …とは言え乙女心のエキスパートというわけでもないから、 一概に言い切れないことも確かなんだが。 兎角、己の勘を信じるのなら、彼女には時間がない。 理由は、聞かなかったので知らないが。 知らないが、もしかしたら俺と同じなのかもしれないな。 そんなことをほんの少しだけ考えて、そうじゃなければいいと思った。 帰ってまだ思いが変わらないなら、 断る口実を考えつくのに苦労するものだから。 【 彩雲の夢 】 (D3) 66111 2024/02/06(Tue) 11:53:30 |
【独】 飄乎 シヴァ/* 処刑されるまでにやりたいこと。 これまでの交流での思考を彩雲窓に投げつける。 腕輪が外れたところあたりを置手紙にする。 日付が変わった後の発狂ロールをしたためておく。 項目は三つだけど全然どれもカロリーあるね、がんばれおれ〜〜 (-48) 66111 2024/02/06(Tue) 12:04:17 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「元々はご本人がもう一度参加するための 備えみたいな感じだったからなァ〜」 本来であれば、儀に参加した本人が、痣の光った者にその原因の心当たりを問う為の尋問の場としての夢になるはずだった。その彼にもう一度は結局なかったらしいが。 夢見の効果自体は、外す方が手間であったりしたのだろうか。とりあえず現状を見るに、元々用意していた役割を特に外さずに後年の転生者向けの呪いの効果を付け加えられたとシヴァは推測している。 まぁ、その話は置いておいて。 「夢でまで痛くするなよエリー。 現実でも散々掻き毟った後だろ? ああいや、夢だから むしろ満足するまでやれば?ってとこなんかな…」 → (-89) 66111 2024/02/07(Wed) 14:04:08 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「…てか俺ちゃんそんなにこわい? 害与えるつもりない云々話したじゃんね、信用ならん? うんうんならんくて正解だと思う。別に俺ちゃん達ってば 仲良くないしね、久々に会ったってだけで」 さらなる拒絶に足を止め、一歩二歩離れる。この反応は、無理に近寄るものではない。信用云々ではなく、あなた個人の問題に見えた。 「さっさと覚めちゃった方が エリーにやさしいのカシラねこの夢。そこらへんどう?」 すとん。腰を下ろし、離れた適当な場所に胡坐をかく。 姿勢からして警戒してはないし、何かができるとするならあなたの方が先であろう状態のままだ。 (-90) 66111 2024/02/07(Wed) 14:04:51 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ久し振りに彼に会った。 5年程ぶりだろうか、本当に全然見なかった。 冒険者界隈以外には、どうやらいたらしいが。 教会で見かけて、目が合ってすぐに去られて、少し傷付いた。 ずっと放っておいたのは自分の方なのにな。 その感傷はすぐに解消された。 特に自分が原因ではないことが知れたから。 しかし随分重いことを聞かされてしまった。 よくある話と言えばそうだが、身につまされる思いだ。 大事な人がいなくなってしまった、 その後の世界のことなんて俺も考えたくない。 考えたくないから、俺は誰かのそれになりたくない。 少なくとも、この世界では。 【 彩雲の夢 】 (D4) 66111 2024/02/07(Wed) 14:08:15 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ兎角彼はとんでもない悪党に使われているわけでなく、 復讐心を燃やしていて裏の世界に生きるようになったわけでもなく、 ただ単に空っぽになってくすぶっているだけで素直によかったと思えた。 いや、良くはないんだが。 良くはないんだが、よかった。 死ぬ気が別にないなら、いくらでも、どうにでもなるだろう。 それで、軽い提案をした。 それそのものが解決策になるわけではないが、 引き上げてくれるような誰かのいる場所に 戻ることの切っ掛けになればと思って。 言った通り俺は、背中は任せられても隣に一生いる仲ではない。 無責任な立場だから、自己満足がいくくらいの 何かしらはしていこう、そう思う。 荷物は軽い方がいいから。 【 彩雲の夢 】 (D5) 66111 2024/02/07(Wed) 14:08:41 |
シヴァは、背中と首に硬い感触を受け呻き、呆けたのも一瞬。 (a3) 66111 2024/02/07(Wed) 14:46:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン“痣を発光させようと暗躍する者が、この祭りに数人潜んでいる” そう言えば痣持ちにそれがいてもなんらおかしくはない、とは遅まきながら思い至る。それが、目の前の。そう。 状況を理解すれば、ふ、と笑んで。 「ソレするコトでダーレンの兄ぃにメリットがあったり、 どうしようもないデメリットの打ち消しがあったりしても 自由意思を問われれば答えはいいえですよお前様」 出会った頃にしていたような、生意気な口での理屈の叩き付け。兄貴呼びにはいつの間になっていたんだったか。 心が離れたわけではなく、「喧嘩を売る気ってンなら、昔みたいな気分で乗ってやるぜ?」とでもいったところだ。 とは言え彼はこうして好戦的な態度だが、あなたが何かをするのなら彼自身にできることもない。強気なのは、態度だけだった。 彼がそう思っているだけで、実際には呪いの腕輪が更なる祝福を拒絶する。 (-93) 66111 2024/02/07(Wed) 14:55:09 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「技術面とか人間的には認めてるけどなァ、 そうじゃねェって? あははごめんて」 「とりま、うん、応援アリガト。素直に受け取れるワ? 俺ちゃんのコトはいつかに振り返って、 そう言えばあんなヤツいたなとか思ってくれたらいいよ」 忘れてくれてもいいけどサ。付け足してわらう。 忘れろとは、彼は言わない。 自分が相手の立場だったら、忘れるなんてしたくないと思うので。 「てか帰れるってなったら全然黙って帰る気だったけど、 知られてンなら挨拶くらいはしに行ってもいいな。要る?」 これだけ聞いたらお開きかな。そんな空気感で、欄干の上に立ち上がった。 (-118) 66111 2024/02/08(Thu) 15:38:04 |
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