【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜- 回想 - [ 雪菜がさらりと述べる行状に、口と目を丸くしてみせた。 むろん称賛の意味合いである。] 「本能には逆らわないようにしてるんだ。 寝たければ寝るし、食べたければ食べる。」 [ グラスの底に敷かれたコーンフレークをしゃくしゃくと突いてはすくい上げ、噛み砕きすり潰す。溶けたアイスでふやけるまでの時間も掛かっていなかった。 甘味の残る口内を最後に水で洗いながら、雪菜の思案顔から紡がれた言葉を耳にする。] 「そうか。吹雪は今月だったか。 家の方が問題ないなら、それでも良いぞ。 あいだの時間を過ごすにも、ちょうどいい提案だ。」 [ 揶揄うような言葉へは小さく声を忍ばせて、肩を竦める。] (-9) yuma 2020/07/12(Sun) 0:56:59 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜「雪菜の身体が持つかどうかの方が、 俺は心配になるとこだけどな?」 [ 上目遣いの視線に手を伸ばす。 テーブル越しにその頭を軽く撫でた。 ランチの会計を終えれば、雪菜が望むまま百貨店なり専門店なりへ、連れ立って向かうことになる。品定めの助言を求められれば感じたままを述べるものの、それが彼女と姉の感性に合うものだったかどうか。] [ 空が夕暮れの色に染まる頃、彼は雪菜を伴ってとあるホテルへ入っていった。最上階のプレジデントクラス。北欧調の木材家具で内装が施された広々とした一室には、外界から視線を遮る塀が備えられた露天風呂までが付属していた。]* (-11) yuma 2020/07/12(Sun) 0:57:32 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾─ 回想 ─ 『今日は友達の家に泊まる日だから大丈夫よ。』 『ふふ、こわぁい。 私と雄吾さんじゃパパと娘みたいな身長差なのよ。 お手柔らかにね?』 [ただ、そんな揶揄うような言葉も 頭を撫でられれば 雄吾から見ればまだまだ自分は子供なのだろう。 実際、ランチのお金は持ってもらったし 何かとやはり庇護の対象なのだろうけど。 今日は先に香水の方を買うことにした。 バックを買うにはやや時間が足りないと判断して。 匂いを試しに嗅ぎながら 雄吾さんの意見も聞いてみる。 キツ過ぎないか、男性はどう感じるかなど。 そうして値段の張る香水を買って その日の買い物はお終いにする。 それなりに良いものが選べたと思う] (-12) Oz 2020/07/12(Sun) 1:12:15 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾『……雄吾さん、お金持ちね』 [ホテルに移動してから案内されたのは 豪奢な内装のホテル。 露天風呂まで付いていて、そこから見える空の景色は如何程か。 お金持ちを相手にすることもあるけれど 雄吾さんはそれなりの地位を感じさせるものだったか。] 『いつもこんなのに泊まってるの?』 [ベッドにぽすん、と座りながら彼の方を見た。 ロングカーディガンに、ブラウスとスカート。 胸元に飾られたネックレスを外して、バッグの中に仕舞う。 セットした髪の毛を指先で弄り、男の様子を観察するか。]* (-13) Oz 2020/07/12(Sun) 1:12:37 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜―回想― 「美奈川の家に比べれば大したことはないぞ。 自由に使える金、って意味ではそうかも知れんが。」 [貿易商としては成功を収めている部類には入るだろうが、大成功というほどではない。現に彼自身が各地を飛び回って買い付けや交渉に出る事も多いのだ。オフィスで安閑と構えていられる身分ではなかった。] 「一人の時なら、風呂とベッドがあれば十分だな。 あとは美味い朝食がついてるかどうか、くらいだ。」 [ ほのかに木の芳香が漂う寝室は、ざっと見で5m四方ほどの広さか。ベッドの四隅には柱が立ち、レースのカーテンと天蓋を支えていた。着ていたジャケットをハンガーに吊るし、ワイシャツからネクタイを解く。 そうして雪菜の方を振り向き、ゆっくり歩み寄った。] 「雪菜の方は? いつもはどんなところにしてるんだ?」 [ ベッドに深く腰掛けると勇吾の声は雪菜の背後から届く形になる。彼女の指先はまだ髪を弄っていたろうか。ごつい掌を二の腕から沿わせ下ろして、長い指で雪菜の手を包もうとした。]* (-14) yuma 2020/07/12(Sun) 1:32:40 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾─ 回想 ─ 『じゃあ私のためにこの部屋を取ってくれたんだ。 嬉しい。お、じ、さ、ま?』 [最後は茶化すような物言いだったけど 実際のところこうしてしっかりしたところで もてなす……とは違う気もするけど 褥を共にするのは悪い気はしない。] 『安いところだとほんとにラブホ。 ちょっと良いホテルも最近増えてきたかな。 一回お金持ちの人の家に招待されたこともあったのよ?』 [雄吾の手がこちらに這ってくれば 逃げるように、わざと手を動かす。 髪を弄っていた手は、一度ベッドに落ち それから今度は自分の胸元に。 服を下から押し上げている胸の膨らみの上で 手を落ち着けさせる。]* (-15) Oz 2020/07/12(Sun) 1:44:07 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜―回想― 「まあ、そこらで口説いた相手でもないからな。 喜んでくれるなら嬉しいが。 おじさまは止めておけ、癖になりそうだ」 [ もし雪菜が振り返ったなら、まんざらでもなさげな表情になってしまっている勇吾がそこには見えただろう。軽く横に顔をそむけてはいたものの。] 「家にとは随分、気に入られたものだと思うが。 そこまでいくと少し、雪菜が危なくないかとは 思わないでもないな。」 [ 場馴れはしているのだろうが、と思いつつ、 すいと逃げる手を追って、肘から先へと手を進める。 頭の傍からベッドの上へ、そして彼女の胸の上へ。 反対側からも押し重ねるようにして、両手で捉え込むか。] (-16) yuma 2020/07/12(Sun) 2:02:11 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜「あまり俺は気にしないほうだが、 シャワーは先に浴びるか?」 [ 雪菜の小さな身体は片手で抱え上げられてしまう程度の重さしかないだろう。囁いては、彼女の身体を引き寄せるように腕で挟み込む。雪菜が止めなければ、深くベッドに腰掛けた勇吾のの太腿の上へ乗ることになるだろう。]* (-17) yuma 2020/07/12(Sun) 2:08:54 |
【人】 双子 吹雪/雪菜────っ、いえ、あの……! [>>14姉の吹雪は腰に手を回され 囁かれた言葉に顔を真っ赤にして 目線を下に下げている。 どう言う意味だろうか、とは とぼけられそうにない。 腰に回された腕におっかなびっくり手を置きながら 吹雪はどう答えようか迷っていた。 それからグラスを持っていた手で ぐいっ、とお酒を煽り空にすると お酒で更に赤らんだ顔で見上げ] …………お、お酒のせいで。 よ、よく覚えてないわ。 そんな事、言ってないと思うけど……。 [分かり辛いYesの答えだったけれど 彼には伝わるだろうか。 心配で、彼の手の辺りに自分指が所在なく触れる。] (17) Oz 2020/07/12(Sun) 9:38:55 |
【人】 双子 吹雪/雪菜……だ、ダメよ、雪菜ちゃん……! 雪菜ちゃん、可愛いから、その。 いつも、ほら……。 [そんな様子を見て、姉の吹雪は 慌てた様子を見せる。 吹雪は、 自分の好きな人は 尽く妹の雪菜を好きになってしまうのを 少し根に持っていた。 そんな自分がもっと嫌いだったので 直ぐに反省するのだけど。 今回の失恋?も 恋人と別れたとかそんな話ではなく 気になっていた人に、先に好きな人が出来て 勝手に落ち込んで居ただけだったりする。 ちなみにその人が好きだと言った相手は同じ大学の 雪菜だったりするのだが。] (19) Oz 2020/07/12(Sun) 9:42:22 |
【人】 双子 吹雪/雪菜ご、ごめん。 ……ダメと言うのは撤回するけど…… 天野さんは、雪菜と一緒が……いい? [不安そうな瞳は 妹と離れるのが不安なのか 2人一緒で天野を相手するのが不安なのか。 どちらが強いかは吹雪もよく分かっていないだろう。]* (20) Oz 2020/07/12(Sun) 9:43:08 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a8) Oz 2020/07/12(Sun) 9:44:24 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾─ 回想 ─ 『ふふふ、良いじゃないですか。 呼ぶのは今夜だけ、なんですから。ね?』 [雪菜自身も幾らか愉しんでいるのだろう。 振り返って見た彼の横顔から、悪くない反応を見たので 余計に押しを強くしていたかもしれない。] 『そのまま監禁されちゃったりね。 でも、良い話もあったんです。 豪華客船の話、だとか。』 [くすくすと笑って思い浮かべるのは サンライズ・クイーンで行われる催し。 未来にて、そこで雄吾の姿を見ることになるとは まだ分からない事であったが。] 『……捕まっちゃった』 [逃げていた手は、両サイドから追い込まれる事で 彼の大きな手の中に包まれてしまった。 小さな遊びを満足そうにして、雄吾の方を見た。] 『浴びても良いけれど…… どう、その時間お預け出来ます?』 [雄吾の太腿の上に乗せられるのに抵抗はしない。 本当に屈強で大柄な身体だ。子供に戻った気分。 (-19) Oz 2020/07/12(Sun) 9:58:03 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾[片方の手を伸ばし彼の首筋に 手のひらを這わせる。] 『露天風呂に入りながら、でも構いませんけど……。 おじさまはどうしたい? やっぱり、今ここで?』 [爪を軽く立てて その太い首を小さく引っ掻く。 赤い筋が残るか残らない程度のじゃれあいで。]* (-20) Oz 2020/07/12(Sun) 9:58:20 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜─ 回想 ─ 「仕事の外でお預けを食うのは、なかなか苦手でなあ。 シャワーしてるとこに押し入るのも、野暮な話だ。」 [ 太腿に雪菜を乗せて背後から抱え込んだ形。 腕の中に捉えてしまうと彼女の小柄さをいっそう実感する。 白いうなじからは微かな甘い匂いが立ち上るかに思えた。] 「雪菜は小さいからな。 しっかり準備してからでないと、俺のには合わんだろ。」 [ 小さな手のひらが触れてくる。 問いかけに応じて、どうするかと見守れば、かり、と 浅い痛みを残して引っ掻く爪の先。」 「……悪戯をする、悪い子だ。」 [ 小さなはとこを捕まえた雄吾の腕はぴくりともしなかった。 代わりにその両手はブラウスを押し上げる膨らみを、 身体の中央に寄せるように押し包み揉みしだく。] 「露天風呂にしよう。 着せたままじゃ、破きたくなっちまいそうだ。」 (-23) yuma 2020/07/12(Sun) 10:47:53 |
【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜[ 己の首筋に添えられた手を取り、そっと下ろさせる。 彼女の頬に顔を寄せるようにして、 まずはロングカーディガンを外させていこうかと。ただ――] 「 雪菜。 ・ ・ ・ ・ 『 お じ さ ま 』 に見えるようにして、一枚一枚、全部。 裸になるまで、脱いでいってみな。」 [ あえてそのような言い方で。 自らもワイシャツのボタンに手をかけつつ、 人の悪い笑顔と視線を向け、雪菜に求めるのだった。]* (-24) yuma 2020/07/12(Sun) 10:50:29 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[姉の吹雪は、2人か1人か。 どちらかを言葉にして欲しかった。 頬をぷく、っと膨らませて少し不満げだったけれど 天野の服の裾を掴んで、離れようとしない。 妹の雪菜は、腰に回された手から どちらを選んだのか感じていたから 少し上機嫌になっていた。 一緒の方が、もっと幸せに死ねますよ なんて軽口を挟む。] (29) Oz 2020/07/12(Sun) 11:00:50 |
【人】 双子 吹雪/雪菜あ、わたしは、天野さんの部屋も見て見たいかも。 [未だ普通の感性が抜けきらない 姉の吹雪は、彼の部屋の様子を知りたがる。 この豪華客船に来たことで、わくわくした好奇心を 抑えきれなかったのかも知れない。] (31) Oz 2020/07/12(Sun) 11:01:37 |
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