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![]() | 【人】 三橋 夕凪─── 回想 昨日の話 ─── [自分で言っておいて恥ずかしくなる気はした。 けれどだって実際にこうなっているのだから、 懸命に回した思考がそこにたどり着くのは なんとなく仕方ないというか、当然のような気がして。 読書が趣味だから、もちろん文学だけでなく その手の物も漫画もたくさん読んだから、 というのもあるかもしれない。 隣のリクちゃんが手を止めて、きゅと力をこめて 握られたパンがくにゃ、と潰れるのが目に入る。 不安そうにぽつりと落とされる言葉>>130、 閉じられた瞼。 思わず、潰れたパンの上から手を重ねて触れて。] (7) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 0:37:13 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪わかんないけど。 でもさ、きっと一緒に帰ろうね。 スタンレーさんも。 とりあえず、食べ物と、飲み物があるから わりとチートじゃん。 [ね、と二人に向けて笑う。 チート、と言う言葉がスタンレーさんに 伝わるかわからなかったけれど、とにかく笑って。 さっきそういえば自動ドアの前で、 不思議そうにドアに触れたり動いたりしている スタンレーさん>>138は可愛かった、 なんて告げたりして。 彼が律儀に店員に差し出したのも 金貨だったことを思い出しながら>>160 プーヨプスキュリテ王国>>160と言う 聞きなれないカタカナに首を捻りながら、 彼の話す仮説を聞いていた。] (8) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 0:38:22 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪[図書室に向かう道すがら、箒を手にして 握りしめるリクちゃんを見て>>171。 掃除をするわけでもないだろう、 それは身を守るためのものかなと想像して 少し背中がぞくりと震える。 そんなことが、ないとは言い切れない。 いやだけど。 自分はどうしようかと悩んで、このままこの 本入りのバッグを振り回せばなかなかの攻撃力だ と思ってくす、と一人唇の端を上げた。 図書室らしき部屋を見つけて>>172 背表紙を指で辿る彼女を見ながら、 自分も同じように本の壁と向かい合う。 不思議なことに書かれている文字は、 やっぱり見たこともないような形の羅列。 ふう、とため息を吐いて、もっていたバッグを とすん、と机に置いた。] (11) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 0:43:22 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪しばらく、ここに置いとこ。 拠点、にしませんか、ここ。 スマホも使えないし、決めておくほうが。 [バラバラになることなど考えたくはない。 けれど念のため、何かあったら目指すべき場所を 決めておくのは、災害時の基本だった気がする。 二人が了承してくれれば自分もひとつ頷いて。 と、不意に何処かでラッパのような音が 聞こえて>>1:136、ばっと振り返る。 微かなものだからメロディはよくわからないけれど。] なにか、聞こえた……? 私、ちょっと見てくるよ。 お手洗い、行くついで。 [そう言って、図書室を出る。]** (13) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 0:45:10 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 ![]() (a6) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 0:47:52 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 ![]() (a11) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 13:09:13 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪[図書室を出て、トイレはすぐに見つかった。 手を洗って、バッグから取り出した化粧ポーチで 簡単にメイクも直す。 掌サイズのアイシャドウパレット。 鏡を覗きこむ自分の顔はいつもと変わらない はずなのに、どことなくぼんやりと 滲んでいるようにも見えて、 慌ててぱちん、と音を立ててパレットを閉じた。 あ、と思い立って、手帳を手にする。 後ろのページの余白に、ざっと見渡した教室や 図書室、先程のコンビニなどの配置図をメモした。 記憶のままに、今日の日付けの欄には 古びた学校でリクちゃん、スタンレーさんと出会う と書き込んで。] (45) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 15:30:18 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪[図書室の場所が把握出来たので、 そのまま周りを探索しようと歩き出す。 そう言えば今、何時くらいなんだろう。 眠いような、眠りたくないような、 不思議にふわふわした気分。 ] ……学校、か。 [記憶に残る学生時代。 楽しいことも、たくさんあったはずなのに。 白い紙に、ぽとんと黒いインクを落としたよう。 どんなに洗っても、真っ白には戻らない。]* (48) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 15:33:22 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪[ぼんやりと、歩いていた。 人の気配はなくて、もしここが本当に異世界 という空間なら、想像していたものより ずっと静かで寂しいなぁと思う。 教室棟を抜ければ体育館のような建物が見える。 運動はあまり得意ではなかったけれど、 球技大会なんかで、バレーボールや バスケットボールをした時、 いきいきと走り回って眩しい友人を見るのは とても好きだった。] 青嵐くんとか、ひないっちゃんとか。 上手だったもんな。 [脳裏に浮かぶ記憶に、眉根を寄せて目を顰めた。] (49) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 16:09:41 |
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![]() | 【人】 三橋 夕凪……まって、今の、なに、 [がくがくと震えだす膝に共鳴するように 指先が小刻みに揺れ、次いで奥歯までも カチカチと音を立てる。 叫び出しそうになる喉を右手で、 口に左手の掌を当てて。 何度も何度も息を吸って、吐いて。 ゆっくり目を閉じて、今度はその手を離し そのまま両手で自分自身を抱き抱えるように 二の腕あたりをごしごしと摩った。] ……しっかり、しなきゃ。 (52) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 16:15:05 |
![]() | 【人】 三橋 夕凪[声に出して呟いて、頭を一つ、 ぶん、と振った。 震える手にもたつきながらも、はっと 思い立ってまた手帳を取り出して、 少し考えてピンクのペンで。 ] タロットカードを探す。 2日後の、午前0時タイムリミット! [と記入した。 文字は微かに震えて歪んだから 思わず舌打ちをしたけれど、 やらなければいけないことがはっきりしたのは ありがたいと思えた。 それから、もう一度あの声をゆっくり思い返す。 貴方方、と、言っていた気がする。 もしかして、私やりくちゃん、スタンレーさん 以外にも、同じようにここに招かれた人が いるのかも知れない、と顔を上げる。 ひとまず、体育館を除いてから図書室に戻ろう。 そう思って、大きな体育館の扉に向かって 足を踏み出した。]* (53) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 16:19:40 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 ![]() (a14) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 16:54:09 |
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![]() | 【人】 三橋 夕凪[体育館の扉に手を掛けて、そっと開けようと 思ったのだけれど、重たい扉は軋んで>>1:102 がらがらと大きな音を立てる。 その音に自分でもびっくりして、 こんなところは元いた世界と同じでなくても いいのに、と腹立たしいやらおかしいやらで 泣きそうに歪んだ顔になるのがわかった。 ぎゅむ、と唇を噛み締めて、もうやけくそで 両手でぐい、と扉の持ち手を引っ張った。 身体が通れるくらい扉が開けは、 そこへ頭をつっこむようにして中を覗き込む。 ひんやりとした空気が頬を撫でて、 中から外へ風が動く。 貼られた床板、備品庫らしき扉、 バスケットゴール、暗幕。 ] (82) yukiyukiyuki 2021/02/04(Thu) 22:26:41 |
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![]() | 【人】 三橋 夕凪[訝し気に何度も瞬きを繰り返す。 まさか、そんなはずない。 だけど、間違えるはずもないの。 持っていた小さなバッグが、とすんと落ちる。 さっきよりずっとずっと震え出す両手は、 無意識のうちに口元を押さえて。] うそ、なん、で、 [金魚のように、はくはくと酸素を求めて口が動く。] (99) yukiyukiyuki 2021/02/05(Fri) 7:14:23 |
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![]() | 【人】 三橋 夕凪[ブランコから落っこちた小さな子供みたい。 ぐしゃぐしゃの顔で、汚い涙声で。 先生はどうしていたか。 その場に居てくれたなら、 懸命に呼吸を落ち着けようと ひくつく横隔膜を宥めよう。 ] 、 先生。 ─── 添木先生ですよね、 三橋です、三橋夕凪です。 [色々と話したいことはあって、 胸がぎゅうと痛むのだけれど。 とりあえず今はこの状況を確認し 打開していくのが先決だと顔を上げて、 自身の身に起こったことを訥々と話そうと。]* (103) yukiyukiyuki 2021/02/05(Fri) 7:22:13 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 ![]() (a20) yukiyukiyuki 2021/02/05(Fri) 7:51:50 |
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![]() | 【人】 三橋 夕凪 * [先生との邂逅の後。 ひとまず図書室へ戻ろうと歩き出した。 都合が合うなら先生も一緒だっただろうか。 迷うことなく辿り着けば足早に近寄り 扉に手を掛けて、からりと開く。 けれど中は誰の姿もなくて>>85 一瞬でさぁ、と血の気が引くのがわかった。] りくちゃん! スタンレーさん!? [軽いパニック状態に半ば半狂乱で ばたばたと室内へ入る。 叫び出しそうな気持ちを抑えて視線を彷徨わせ、 すぐに小さな紙の切れ端を見つけて>>85。 綴られた文字を確認した途端、 どっと力が抜けてその場に座り込んでしまった。] び、びっくりし、た…… (130) yukiyukiyuki 2021/02/05(Fri) 14:48:13 |
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