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【人】 SE 榊原 皇仁……女の人って、どういう感じなんだろ。 [ あの場所を使い始めるきっかけは、 まさにそんな感じだった。 大学生になってあの場所を見つけて、 彼は足を踏み込んだ。 でも誰とも心の底から仲良くなるなんてことは 一切なくて、あの時もまた そうなるんだろうと彼の中では思っていた。 ] (6) 七瀬杏 2021/05/07(Fri) 14:18:48 |
【赤】 SE 榊原 皇仁なら…会いに行くね。 [ 彼女から住所を聞けば 急いで準備をすると出来るだけ早く その場所に向かおうとした。 ちょっと離れていたから すぐには着かなかったけれど 彼女に迎え入れられると 様子を彼の中で確認した。 ] (*60) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 0:43:24 |
【赤】 SE 榊原 皇仁………さくらちゃん? 病院行こう? ぼくがお金全部出すから、 産婦人科に行こうか? [ 麦茶を一口飲んで勉強机に置くと、 ベッドで丸くなる彼女に掛け布団越しに 跨って、優しく言い聞かせた。 生理が重いのは一種の病気だと 誰かに教えてもらったから、 彼は彼女がうんというまで ずっと、いこう、いこうと耳元で囁いた。 ] (*61) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 0:44:17 |
【赤】 SE 榊原 皇仁 * ……いつか、綺麗なウェディングドレスを 君が着ているところをこっそり見たいな。 [ 抱きしめた彼女の顔を見ると、 ふと頭に浮かんでしまったそんなこと。 彼女にはもっといい人がいるはずだから そう、こっそりでいい。 出席もしないし、日時も教えなくていい。 ただ、人伝に聞けたらそれでいい。 でもそんな話は長くは続かなかったかな。 ] (*62) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 1:12:32 |
【赤】 SE 榊原 皇仁んー…美味しい。 だって心配だったから。 少しでも僕が助けられることあれば なんだってやりたかったし。 [ ガトーショコラを口にしながら、 アイスコーヒーにも口をつけ。 過去の話は、あまりしない気がするけど 彼女との思い出の話なら 話はまた違うらしくて。 さっきまで何にイライラしていたのか 飛んでしまったような気さえするので、 段々といつもの彼に戻っていったような。 ]* (*63) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 1:13:07 |
【赤】 SE 榊原 皇仁そんなにしんどそうなサクラちゃん ぼく見てられない。 [ 頑なに嫌だと言う彼女に ずっと、いこうと言い続けていると 彼女は条件を提示した。 彼女が満足するまでのキス。 そんなもので行ってくれるのなら、 彼は喜んで口づけをするのだった。 ] (*67) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 21:04:24 |
【赤】 SE 榊原 皇仁っ、ふ…は……… [ 彼女のよしの声は暫く出ず、 跨ったまま唇を重ねた後は 舌を絡め、指を絡めながら、 くちゅ、っと水音が立ち小さな部屋には 口づけをかわす2人の声だけが響くのだった。 漸くOKが出ると、彼女は着替えて。 その間に近くの産婦人科を見つけた彼は 彼女と一緒にそこまで行くのだった。 幸い、低容量ピルの使用を勧められて 彼女の両親に内緒にするために 彼が薬代まで全部現在に至るまで 毎月払ってあげているような状態。 ] (*68) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 21:05:07 |
【赤】 SE 榊原 皇仁 * 近くで見られるほどの人間なら 喜んで、近くで見るよ。 [ なんて彼は言って、 彼女の頬を軽く指で撫でた。 隣で見ること以外は近くない。 だから、それは叶わないことと 彼の中では完結してしまっている。 彼女に新しい人が見つからないように 彼女のことを汚しているのは 見付かればと願っているはずの彼なのだが。 ] (*69) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 21:05:51 |
【赤】 SE 榊原 皇仁…ワンコちゃん? あーんとごっくん。 [ ────関係ないこと。 そう言われると戻っていた機嫌が 徐々に悪くなって、彼は何かを取り出して 彼女の口を開かせ、 半ば無理矢理に彼女に飲み込ませる。 彼女に何、と聞かれたら彼の口は にやりと開いてこういうのだ。 ] (*70) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 21:06:39 |
【赤】 SE 榊原 皇仁んー……オクスリ。 もうちょっとしたらワンコちゃんは ぼくに犯されたくなるの。 ぐしょぐしょに濡れてさぁ、 いっつも我慢できる声も我慢できなくなって 自分から腰振ってねぇ。 早くクスリがキマったさくらちゃんが 見てみたいなぁ。 [ 勿論、嘘。プラシーボ効果を期待しただけ。 彼女はそういうものを信じやすいから キメてしまうかもしれないと思うと 彼はソワソワして彼女を寝室へと連れていく。 抵抗されるならベッドの上に押し倒し 彼女に跨ってその時を待つだけ。 服を脱がすかどうか悩みつつ、 ひとまず彼女に更に追い討ちをかけようか。 ] (*71) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 21:07:49 |
【赤】 SE 榊原 皇仁ワンコちゃんがさぁ、 ぼくのこと蚊帳の外にするの すっげー不愉快なんだよね。 何、ワンコちゃんぼくに隠れて… 誰かと寝てんの? [ 彼女には言ってない。 彼はもうセフレが誰もいなくて 彼女だけが今関係を持っていること。 でも、彼女が他の男と寝ているなんて言ったら 自分だけにしときなって、彼は言うだろう。 ]* (*72) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 21:09:36 |
【赤】 SE 榊原 皇仁学生なんだから、甘えていいよ。 将来返してくれればそれでおあいこでしょ? [ 彼女だって将来働くだろうから、 その時にいくらか返してくれればそれでいい。 別に返さなくてもいいから、 何か彼女のためになることにつかってほしくて 彼はあまりお金のことになると 彼女との会話をやめたがるところがあっただろう。 ] (*77) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 23:49:01 |
【赤】 SE 榊原 皇仁少しは行きたくない気持ち溶けた? [ 気持ちよさそうな声と舌の絡み合う音、 それが彼の耳にも入って こんなのもありか、なんて思ってしまった。 最初はやっぱりお金を出されることに 抵抗を示していたけれど、 軽く彼女の両親の話を出すと 大人しく払われてくれている。 彼女がピルを服用してくれているおかげで 彼としても生理の時期も分かったり、 避妊になっているという安易な理由で 生でするようになったりと すでに見返りはもらっているのだった。 ] (*78) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 23:49:38 |
【赤】 SE 榊原 皇仁 * なんでそんな、ねぇ… [ 焦り出した彼女は最高に可愛い。 まぁ、彼も別に本物のヤクを 手に入れていたわけでもなくて タバコの匂い消しとして タブレットを持ち歩いていたので それを食べさせただけ。 ] (*79) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 23:50:40 |
【赤】 SE 榊原 皇仁………まー関係ないといえば 関係ないんだけどさぁ。 ぼくワンコちゃん共有とか無理。 今日はもう帰さないから。 明日講義あるとか言われても 返すつもりないから。 [ 関係ないとか言われたけれど、 彼の本音と欲が出る。 頬が赤くなって、 彼の背中側でもぞとぞと 彼女の足が動いたのが感じ取れたら にやりと口角を上にあげ、 体をずらし、ワンピースのスカート部分を めくってしまえば、前戯もなしに ショーツをずらし、すでに熱持った 彼の精塊を錯覚している彼女の体に 埋め込んでいった。 ] (*80) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 23:51:48 |
【赤】 SE 榊原 皇仁うっわー……ちょー気持ちい… [ ずちゅ、ぬちゅ、っと聞こえただろうか。 彼女の両膝を抱えて彼は 勝手に 動き出す。珍しく、彼女のことなどお構いなしに。 クスリは彼女に効いてしまっているらしい。 ]* (*81) 七瀬杏 2021/05/08(Sat) 23:52:37 |
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