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【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ「……こずちゃん?」 翳る笑顔を見れば、反射的に。 気づかわしげな声で呼びかけてしまう。 こんなときにさえ。 きみが悲しい顔をするのは、 ▽ (-136) 榛 2022/07/12(Tue) 16:47:30 |
【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ焼ける肉の匂い。 「――― ぅ、」 目を見開く。 ぼた、汗が滴り落ちる感覚。 一転、翳りを照らし出すような。 無邪気で、他愛無くて、目も眩むような笑顔。 腹の虫の音。 「 ぃ っしょに 、……て」「 ま 、ぁ って」 「こず ちゃ……」 焦げる夏の、匂いがして。 ▽ (-137) 榛 2022/07/12(Tue) 16:47:55 |
【秘】 劣等生 カナイ → 陽葉 シロマ「っ ひぃ、 ぅ」 引き攣れた息をひとつ―――ぷつん。 暗転、目の前の少女の胸元へくらりと倒れこんだ。 (-138) 榛 2022/07/12(Tue) 16:48:51 |
【人】 陽葉 シロマ>>31 マユミ 「まさか。マユちゃんの言ってたことを疑ってるわけじゃない。 でも、だったら幽霊がそうした理由っていうか動機?がわからないだろう」 普段感情を表に出さない貴方が、唇を震わせている。 ……友人が死んで、何も感じない人間などいるわけがないのだ。 珍しい姿を見つめた後、こちらも淡々と告げる。 「これまで、肝試しや廃墟探索でこの校舎を訪れた人達はいた筈だ。 だけど死者が出たって話は聞いたことがない」 しかも市の所有する敷地だ。もしそうなれば、市役所が動くだろう。 しかし、現実にはこうして容易く侵入できている。 「生きた人間への怨みとかがあるんなら、前の人達も死んでないとおかしいよ。 ……マユちゃんは何か思い当たる理由、ある?」 (32) wazakideath 2022/07/12(Tue) 18:51:12 |
【独】 陽葉 シロマこれ、エピローグで各位から蜂の巣にされんか? どうも〜〜〜!!!混沌/悪で〜〜〜〜〜す!!!!!!! (-146) wazakideath 2022/07/12(Tue) 19:02:25 |
【赤】 陽炎 シロマ気遣われなかったことに安堵しつつも、生徒に助けられたことには違いない。 先生の道は険しいな、なんて思いながらセーラー服の背中を見送った。 「ああ、……いってらっしゃい」 そうして、教室を再び静寂が支配する。 短いチョークを指で摘めば、黒板に大きく『自習』の二文字を書いた。 チョークを摘んだまま、思う。 「……、…………」 夢川と違って、自分は無理矢理連れて来たようなものだ。本音を言えば、やはり自ら此方側に来て欲しかった。 しかし結果的には、変わらない。 彼なら……匠介造なら、もっと上手くやれただろう。 彼に憧れて、彼のような人になりたくて、共に教師になろうと約束を交わしたのだ。 「……ま、時間だけなら気が遠くなる程あるからね」 これから、理解してもらえば良い。 自分は自分なりのやり方で、先生になれば良い。違う人間なのだから、全く同じようにできるわけがないのだ。 そう自分を納得させて、チョークを置いた。 永い刻は人を狂わせる。 それは、死者も同じこと。 (*8) wazakideath 2022/07/12(Tue) 19:33:41 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「消去法か、 なんだそこも似ているね。 大丈夫だよ梢くん。 彼が死んだとしたら―― ボクならわかるもの 」また一歩近づいてそっとその手をとってみた。 改めて手を繋ぐことなんてなくて照れくさい。 少し年上の、素敵な優しい先輩の熱を感じる。 「格好よくても、可愛くても、大人っぽくても、子供っぽくても。 キミはキミだよ、梢くん。 ボクは、ボクの理想のために振る舞っているけれど。 キミは誰のためにそんな姿を保っているんだい。 自分のため? それなら止めないよ。 だけど、もう好きに振る舞って良いじゃないか。 朝になったら―― 逝ってしまうんだろう君たちは 」「何をしに来たのかな。 まだ生きて、やりたいことがあったのかい。 ボクは――それを聞きに来たんだよ」 (-170) toumi_ 2022/07/13(Wed) 0:14:00 |
【秘】 陽葉 シロマ → 不知 ミナイ「随分周りくどかったじゃないか。 いや、私も人のことは言えないか」 触れられた手を、そっと握る。 生者の温もりを感じ、なかった。 貴方に体温が無いというわけではなくて。 これは私が、……。 「そうだね、朝が来たらもう騙し続けるのは無理だろう。お天道様の下は、どうしても歩けなかったから」 陽光の温もりは、生者の特権。 死者がその温もりに包まれれば、たちまち焼けてしまう。 「私はね、自分が在りたくて格好付けてるんだよ。 ……しかし、まあ。 実を言うと、個人的にはもう満足してるんだ。 でも、可愛い生徒≠フお願いだから」 重なる掌は熱を持つ。まるで、この少女が焼かれているかのように。 ▽ (-187) wazakideath 2022/07/13(Wed) 11:25:39 |
【秘】 陽炎 シロマ → 不知 ミナイ「……教師になるという夢を、諦めたくないのさ。 でも、生徒がいないと先生はできないだろう?」 生徒≠ヘ、一人いれば事足りる。 だから最初の一人だけでも構わないと思っていた。 けれど。 「そんな中できた初めての生徒に、皆一緒がいい≠ニ言われたら──叶えたくなってしまうというものだ」 彼は、『全員』を願った。 だから、今もこうして姿を表している。 (-188) wazakideath 2022/07/13(Wed) 11:26:41 |
【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 陽葉 シロマ「……動機が恨みではなく、他のものだとしたら」 「そしてそれが、拙達でなければならないものだとしたら」 貴方の耳朶を、少女の声がかすかに擽る。 「……拙も、疑いたくないですけれど」 「 拙達の誰かが既に死んでいて 、寂しさ等怨み以外の理由で常世に連れていこうとした 」「要は、梢が先に話した通り『自分たちの中に犯人がいる』ことになりますが」 「そう考えると、少しはしっくりきませんか」 「…………本当に、疑いたくありませんが」 「…………明日香も、話していましたもの。 "死んだ者と話をした"、と。 けれど、害を与えられている様子はなかった」 「幽霊は、害意以外で動いていると思うのです」 ▽ (-208) もちぱい 2022/07/13(Wed) 16:12:07 |
シロマは、内緒話を始めた。 (a78) wazakideath 2022/07/13(Wed) 17:29:27 |
【秘】 陽葉 シロマ → 傷弓之鳥 マユミ「──だったら、マユちゃんはどうする?」 しん、と風の音が止んだ。 潜めた声は、確かに貴方の鼓膜を揺らす。 「私は、皆の意思を尊重したい。 犯人を明かして、罰を与えようと。 たとえ犯人を突き止めない選択をしようともだ」 まるで、その口振りは犯人を知っているかのようだった。 しかし今は言えない、と。 まだ庇うという姿勢にも捉えることができる。 「……その幽霊についていく意思を見せようとも、ね」 (-214) wazakideath 2022/07/13(Wed) 17:31:51 |
【秘】 陽葉 シロマ → 奔放 クリス帽子を見つけ、幾つか見回った後。 少女の姿は、屋根の上にあった。 遠くにある夜明けの気配を見つめ、ふう、と息を吐く。 数え切れない程の夜明けを見た。 しかし、これ程充実した夜は無かっただろう。 「…………どうだい、栗栖。 探し物は見つかったかな」 何処へともなく、語りかける。 (-215) wazakideath 2022/07/13(Wed) 18:02:46 |
【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ「そっちこそ、終われそうかい」 相馬栗栖に未練などない。 聞こえる声に現実性はない。 しかし、絶対でもない。 その言葉に、都合よく言葉が聞こえるから、何を疑ってもいい。 だが、確かに。消え去る前と同じ姿と、声で。 その声は答えた。 「犯人はわかってるのに、やり方も、動機もわかりゃしないよ。満たされないことぐらいはわかるけどね」 声は、響いた。 (-216) chizuaquarii 2022/07/13(Wed) 18:16:57 |
【秘】 陽炎 シロマ → 奔放 クリス「終わりなんて無いさ。 寧ろこれから始まるんだ」 響く声に、何ら疑うことなく答える。 自身が死者として在るが故に、驚くべきことというものは数少ない。 「満たされたら、成仏?するのかなぁ……」 口振りはどこか他人事のようだった。 僅かに明るくなり始めた夜空のお陰で、少女の表情は良く見える。 しかし、その足元に影は伸びない。 「でも予想は幾つかあるんじゃない? それとも、死者の気持ちは想像も付かないかな」 東の空へ、血潮の無い手を透かした。 (-217) wazakideath 2022/07/13(Wed) 18:45:45 |
【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ「あのねえ、見えていない物を断定するのは、それはただの妄想だろう?」 なんて、呆れたようにこぼす。 だけれど、相馬栗栖は探偵には向いていない。 だから、それを出来る。まるで見てきたかのように。 この場じゃなければならなかった。 「だから僕は、世界の在り方すら疑える」 では、言ってあげよう。予想とやらを。 きみの目的は見えない。だが、手段は見える。 そしてそれが、決して 最良 なんかではないことを。「きみは、きみの目的の為に」 「 ほかに手段など、残されていなかった 」きみは、亡者になったらしい。未来などないらしい。 だから、それだけしか道がなかった。前提など、まるですべて無視して! 相馬栗栖は、自分の記憶すら、世界の在り方すら。疑って見せて。 きみの在り方すら、疑って見せた。 (-218) chizuaquarii 2022/07/13(Wed) 19:25:00 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「それじゃあ、センセイは」 「生徒になったボクを殺すの?」 遠回りしたね、でも、ちゃんと見つけたよ。 “そこらの名探偵”より精度は高いんだよ。 一緒に遊んでるんだ、楽しませてもらってるんだ。 だからこの問いは、真実を見つけるための一歩だ。 なにもわからないままで閉じるはつまらないからね。 「キミの思うセンセイも、無抵抗のボクを連れていくかい?」 「はは。格好つけてるセンセイも、“悪いコト”するんだ」 「ねぇ、梢くん。 君のなりたかったセンセイってどんな人だった? 教えておくれよ。寂しいじゃないか、こんな嘘まみれで終わるのは」 (-219) toumi_ 2022/07/13(Wed) 19:50:46 |
【独】 陽葉 シロマ嫌だッ俺は成仏しない 除霊ならされたい シロマの遺志関係なく存在を否定されたい 成仏は嫌だッッッッッ (-221) wazakideath 2022/07/13(Wed) 20:17:39 |
【秘】 陽炎 シロマ → 奔放 クリス「正解。 手段に関しては、模範解答だ」 手を翳しているというのに、少女の眼孔へ薄明かりが差し込む。 眩しそうに目を細めた。笑ったようにも、見える。 「私だって、生きて教師になりたかったさ。 勿論、平和な世界でね。 でも時代がそうはさせてくれなかった」 その言葉は、この亡者の生きた時代を示していた。 少女にとっての最良の結末は、時を巻き戻しても実現できない。 戦争という数え切れない程の因果を持つ歴史を変えることなど、不可能だ。 ───何かを憎むこともまた、難しい。 原因が多岐に渡る大きな歴史の渦を、渦中から観測するようなものである。 「……足りない調査は妄想で補おう。妄想で構わないのさ、筆者の気持ちなど。 他に尋ねたいことがあれば答えよう。 流石に答えを尋ねられたら誤魔化すけれどね」 (-222) wazakideath 2022/07/13(Wed) 20:41:39 |
【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ「それしかない奴の言葉なんか、つまらないと言わなかったっけ」 全く。少し煽ってみたつもりが全くかすりもしない。 自覚症状ありきの、人形。 つまらない。 「全く。妥協案を選ばないのはきみのおもしろいところだと思ってたんだけどね」 さて、どうあっても動きはしないだろう。なれば、この声は、ただ確認するだけの言葉に成り下がる。最初からそうだったように。幻聴は幻聴に。幻覚は幻に。 いつしか、それに意味等無くなる様に。 だから、これが幻聴かどうか。それすら分からなくなる。 「──僕には、一つの憧れの形があった」 しってたかい。 質問には答えずとも。 問いかけられる言葉。 (-223) chizuaquarii 2022/07/13(Wed) 20:59:27 |
【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 陽葉 シロマ「拙は」 ぽつり、音が溢れる。 「未だ、迷っています。 幽霊についていけば、一緒にいられる。けれど、それで本当に己が満たされるのかと指摘されてから心がもやもやするのです」 「ですから肯定でも否定でもない複数人の話を聞いて、考えて、答えを出すつもりです。 既に明日香には話しました。そして今、貴方に。この後は、栗栖に」 「話を聞いて、自分がどうしたいのか見極めるつもりです」 ▽ (-224) もちぱい 2022/07/13(Wed) 21:14:12 |
【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 陽葉 シロマ「……ああ、でもひとつだけ。 幽霊がいたとして、その子について行くかどうかはさておき。 拙は、その子を罰するつもりはありませんよ」 「……梢」 「梢はどうなのですか?」 大きな瞳が、真っ直ぐ貴方を射抜く。 「梢は拙達の意思を尊重すると言いますが、 貴方の意思は、どこにあるのです?」 (-225) もちぱい 2022/07/13(Wed) 21:14:24 |
【秘】 陽炎 シロマ → 不知 ミナイ「……? まだ君は私の生徒じゃないと思うんだけど……なりたいなら、歓迎するよ」 握っていた手を離した。 どこからともなく、出席簿を取り出す。 そこには『鳥飼』『夢川』『司馬』、三名の生徒名が記入されている。 氏名が増えていないことを確認し、出席簿を閉じた。 「理想の先生は、こんなことしないさ。 でも、私はこうでもしないと約束を叶えられない。 夢の叶え方は誰しも同じじゃないだろう?」 折った細く短い枝を片手に持ち、ゆったりとした足取りで歩き始めた。 教師が教室を歩き回るように、静かな歩みで。 しかしその表情は、いつもより暗い。 ▽ (-226) wazakideath 2022/07/13(Wed) 21:24:58 |
【秘】 陽炎 シロマ → 不知 ミナイ「矢張り、……生者と死者が理解し合うのは難しいんだね」 枝の先端を貴方に向けて、下げる。 その梢には、開くことの叶わなかった新芽が付いていた。 「悲しいな、嘘だなんて。 そんなこと言わないでおくれよ」 悪い事であることは否定しない。 理解した上での行いだ。 しかし──事実とはいえ。 虚構として扱われれば、誰だって虚しくなるというものだ。 それは、死者でさえも同じこと。 (-227) wazakideath 2022/07/13(Wed) 21:25:18 |
【秘】 陽炎 シロマ → 奔放 クリス「悪いね、変化は生者の特権だ。 これ以上にもこれ以下にもなれないのさ」 死とは、停滞だ。 朽ちるのは生者の記憶であり、死者は歩き出すことなどできない。 だからこそ往々にして、彼らは生者と対立し、否定され除かれてきた。 「ふむ、なんだい。 君が何かに憧れるなんて、あまり想像もしていなかったけれど」 屋根の棟に上り、そこに腰を下ろす。 立てた両膝に肘を付き、顎に両手を添えて。 雑談でも聞くような姿勢になった。 「形があるということは。きっと理想や夢物語ではなく、実在していたのだろう」 (-230) wazakideath 2022/07/13(Wed) 21:44:54 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「――センセイ。 よく、人に理想を押し付けるのはいけないっていうだろう」 「僕はそれを今言われたとは思っていないんだよ」 「センセイがそうしているように見えたんだ」 死者は止まってしまっている人だ。 願いが叶わなくなったものだ。 悲しまなくなったものではない、喜べなくなったものでもない。 「キミたちはどうして、一緒に僕たちと遊ぼうとしないの。 寂しさを消化するのに死を招くことを選んでしまったの? 生きることをやめることが解決にはならないことだってある。 それは、寂しいと思ってる君たちが一番わかっているだろう」 生きて欲しかった。 理由があったのなら話してほしかった。 綺麗事で片付かないことならば、なにか解決ができたのならこんな寂しい気持ちにさせることなんてなかっただろうに。 (-231) toumi_ 2022/07/13(Wed) 21:58:38 |
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