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【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親 私ね、君がいない時間なんて もう考えられないんだ。 ありがとう、生まれてきてくれて。 (-10) alice0327 2022/10/30(Sun) 23:44:12 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ 君からのメッセージへのお返し。 噓偽りのない、言葉。 それは君の望む答えだったのかな。 ]* (-11) alice0327 2022/10/30(Sun) 23:44:33 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ 不安が隠しきれなかったから。 視界が滲む。やだ、泣いちゃだめなのに。 退院したら、もう貴女に頼る必要なんてない。 わたし、そういわれるんじゃないかって。 君の怪我がよくなっていくたびに そんなこと、考えてたんだ。 そんなわけないって、 否定しきれなくて、こわくて。 ] (-13) alice0327 2022/10/31(Mon) 0:46:52 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親私の傍に、いてくれるって、言ったのに…。 [ 精神的にずっと不安定だった私は 君に、弱い姿を見せてしまうんだ。 ]* (-14) alice0327 2022/10/31(Mon) 0:47:29 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ[ 今のボクは、ハツナさんの胸の内を ほんの少しだけ知っている。 「生まれてきてくれてありがとう。」 ボクの欲しい答えが、綴られていた。] (-15) 西 2022/11/01(Tue) 14:24:04 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ (-16) 西 2022/11/01(Tue) 14:24:38 |
【人】 朝日元親[ 先生がボクを落ち着かせるように教えてくれた。 恐らく無理をしていたんだろうと。 大切な人が自分の記憶を無くしてるなんて 平静を保っていられるはずがないと。 ボクは思う。 ボクが彼女に甘えきっているだけ 彼女が心の傷を悪化させていく。 恋人とそっくりな皮を被った誰かが 恋人と同じ声で、表情で 他人の面をしていのだから当然だ。 (39) 西 2022/11/01(Tue) 14:26:07 |
【人】 朝日元親[ ボクなんていない方がいい。 そう思ってしまうしかないような状況。 ボクは思わず眉間を指先で押えてしまった。 「さっさと別れてよ。あの子の為に。」 聞き覚えのない声が、言葉が ボクの心を激しく締め付ける。 触れただけで分かるほど露骨な悪意が 今度はまるでボクの方へ矛先を向けたみたいに。] (40) 西 2022/11/01(Tue) 14:27:00 |
【人】 朝日元親[ そんなボクにトドメを刺すように。 眠る彼女の傍にあった鞄をみつけてしまう。 破かれた教科書が ハツナさんの人柄が結びつかない以上 導き出された可能性は一つだけだった。] (41) 西 2022/11/01(Tue) 14:27:35 |
【雲】 朝日元親[ 彼女に背を向けるボクの表情が もう人のそれでは無いことは誰も知らない。 消えてしまいたいという衝動の裏で 消してしまいたいという悪意が渦巻く そんなボクのことなんて、誰も……………。] (D8) 西 2022/11/01(Tue) 14:29:26 |
【人】 朝日元親[ 思わず、振り向いてしまう。 まさか彼女が起きてしまっていたなんて。 ボクは動揺を悟られまいと小さく深呼吸をする。] ご、ごめん。起こしちゃったかな。 [ 見たくなかった、彼女の泣き顔なんて。 それでも引き出してしまったのはボク自信だから。 その事実からは目を逸らさぬように ボクは彼女の眠っていたベッドの傍に座る。] (42) 西 2022/11/01(Tue) 14:32:22 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ[ 座るとボクは彼女の目を見つめる。 傍にいてあげるとボクが言ったのなら ボクは本当に彼女が好きだったんだと思う。 今のボクにとってだって 彼女は特別な存在だ。 けれど今のボクには傍にいる資格がなくて 彼女が求めているのは、ボクであり、ボクでは無い。] (-21) 西 2022/11/01(Tue) 14:34:52 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ今のボクにとってもハツナさんは大切な人だ。 ボクが貴女を好きになった理由もよく、分かる。 だから貴女の言ってることは本当のことで ボクがそれを知らないってことなんだとも思う。 (-22) 西 2022/11/01(Tue) 14:35:29 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナでも貴女の恋人にそっくりな偽物が… ボクがいることで貴女を苦しめるなら。 ボクなんていっそ…………。 (-23) 西 2022/11/01(Tue) 14:36:43 |
【人】 朝日元親[ 落ち着かせるために頭を撫でようと 伸ばした手は届く前に引っ込められる。 今のボクには何も出来ない無力さを呪い その手で握りこぶしをつくっていた。] ボクは、許せないんだ。 貴女にそんな顔をさせてしまうボクも 貴女を苦しめているやつらも、皆。 [ そう言うと、ボクは彼女から目を逸らす。 ここに一度座って心の内を明かしたのは ボクの気持ちも、望みも、怒りも。 彼女には知る権利があると思ったから。]* (43) 西 2022/11/01(Tue) 14:38:22 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親……え、元親くん……? [ 一瞬、君が、君の記憶が 戻ってきてくれたのかなって錯覚して。 その後に続く言葉で違うんだって すぐに、理解して。 取り繕うことも出来ない私は きっと君にもわかるように しょんぼりしてしまったんだろうね。 ] (-24) alice0327 2022/11/01(Tue) 21:22:54 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ あぁ、でも。 君の記憶が戻ってなくても 君にとって私が大切な人でいられているのが 嬉しいんだ。 そうじゃなきゃ……。 そうじゃない、なら。 惜別ハツナなんていなくたっていいんだもん。 ] (-25) alice0327 2022/11/01(Tue) 21:24:12 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ 違うよ、違うんだよ、って。 言いたいのに、出てくるのは 言葉じゃなくて涙ばっかりで。 君がいるから、私は頑張ってるんだ。 君のためなら、 私はどんなに傷ついたって構わない。 君に守られた私が 君のことを守りたいって思うのは、 君のために何かをしたいって思うのは、 間違ってなんて、ないでしょう? ] (-26) alice0327 2022/11/01(Tue) 21:25:17 |
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