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【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド宛もなく、歩き続けてその途中。 見つけた姿に立ち止まる。 目をぱちぱちと瞬かせ、何故ここにいるのかと……口にはしない。 「……………声、ですか?」 歩き続けていたから、気づかなかった。 辺りを見回して、それで貴方の隣に立つ。 「……どうでしょう、か。 …どんな、声が……聞こえましたか」 誰の声が聞こえているのか。それはきっと、あの2人。 貴方は、マウロ様を連れ戻してくださると言っていたから。 きっと、きっと……それは叶えられたのだろう。 女と違って、貴方は約束を──違えないだろうから。 (-208) sinorit 2022/08/22(Mon) 2:06:10 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ小さな笑みを浮かべた。 それは、寂しいような、慈しむような、そんな静かな笑みを。 「俺は……俺のやったことに後悔はないが」 あなたの言葉を聞いてるのか、聞いてないのか。 質問には答えず、言葉を続ける。 「君もここに来てしまったことだけは、予想外だった。 俺が死ぬことくらいは、……覚悟の上だったんだがね」 別の筋から命を狙われてるのに気づいたのはギリギリだった。 それでも上司の言葉があったから、これ以上被害を出したくなくてあの男を止めようと動いた結果が、こうだった。 「……悔いというのは、 どうやっても残ってしまうものらしい。 ずっと、あの2人の苦しみが聴こえてくるよ」 (-211) eve_1224 2022/08/22(Mon) 2:26:25 |
【独】 名もなき医者 リカルド/* 幼馴染ホントすまんて。 いやでも、一番ドラマになるタイミングをミリも逃さず反魂出来たと思っているよ。 あまりにもあまり……に色々重なりすぎて驚いたけど。 驚いたけど!!!! (-215) eve_1224 2022/08/22(Mon) 3:16:23 |
【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド貴方の笑みに、何を言うでもなくただじっと見つめて。 その心の奥が何を思うのか、少しだけ考えた。 欠落した者には、思いつけやしないけれど。 続く言葉も黙って聞いて。 質問の答えがないことに、咎める真似もない。 「……ラウラは、…ラウラにも 悔いは沢山、沢山 あります。 いつだって、死ぬことに恐怖はありませんでしたが」 死ぬ瞬間も、恐怖というものは無かったように思える。 ただ、 孤独への寂しさは 無意識に抱いた。 「マウロ様と会うことが叶わなかったこと。 写真立てを返せなかったこと。……それから、」 と、口を閉ざして俯く。思い浮かべるは、もう1人の姿。 "答え"を返せずにここに来てしまったこと。 守れなかった約束を 傷として残してしまったこと。 (-219) sinorit 2022/08/22(Mon) 7:28:02 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ「――……、君は、 ツィオとも浅からぬ関係だったようだな」 常に軽薄という仮面をかぶっている男だったから、その方面に関しては幼馴染であってもわからない事が多い。 貴方のセリフにはツィオの名前は出ていないけれど、飲み込んだ言葉に彼のことが含まれてることくらいは予想が出来てしまった。 「俺は一人何も知らなかったわけだ」 自分とて、医者としての自分を誰にも話してなかったから同罪だ。 それ故ツィオもマウロも、きっと、俺に対して怒ってるに違いないと思うから、だから、残念に思う気持ちは隠さない。 孤独に耐えるくらいの精神力はあるつもりだが、 こうしてここで貴方に出会ってしまうくらいは、俺もどうにも永遠の孤独には耐えられないようだ。 「せめてここにいる間くらいは、 共に見ていることにするか。……あの2人を」 (-223) eve_1224 2022/08/22(Mon) 8:45:26 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド唾液を流し込むようにして唇を重ね、歯列の生え際を尖らせた舌先が丁寧になぞる。 は、と呼吸のために口を離したならば、混じり合った体液が橋をかけるように糸を引いた。 官能的な思考の霞がかかり始める、その視界の先にあるのは赤い舌と、対照的に輝く翠の瞳だ。強い、強い憎悪を抱えて。 それが恐らく、相手に抱いていた感情の反対なのだろう。 取引をし始めた時。接触した最初の機会から。あるいはそれより前から、ずっと。 「……アンタはいいよな。オレが欲しかったものを全部持ってるんだから。 そんなふうに利いたふうな口ばかり利いてさ。何がわかったつもりなんだ?」 掌が相手の首の付け根をソファに縫い付けるように押す。自分もジャケットを脱いで、テーブルに放り投げる。カシャンとグラスの動く音がした。 相手がテーブルに置いたドリンクを代わりに取って口に流し込み、先と同じく目の前の赤い唇に合わせる。 ぬるく体温の残った酒を口移しで含ませると、喉を反らせて無理やり嚥下させた。口内に残る薬が胃の腑に落とされるように、 熱っぽい体とは裏腹に、冷えた感触がやけに冴えて感じる。 体の小ささとは裏腹に指の長い手が、体の上を這って回る。薬の回りを、確かめているかのようだ。 あらわになった肌の上を、性感帯を探るようにゆっくりと動く手と同じように。相手の返事も聞かず、返事も碌にしないままに己の話を続ける。 対話をしようってつもりは、ハナから無いのだろう。 「4年前。オレには親友がいたんだ。日がな悪いことの真似事してばっかのチャチなチンピラだよ。 アンタらみたいなマフィアからも市民からも煙たがれるような木端の屑だ。居なくなっても、誰も困らない。 ……その存在価値の通りにそいつは死んだ。殺されたんだ。 お前達の海運取引の現場に、運悪くアウグストが視察に来た日に。偶然鉢合わせて」 (-224) redhaguki 2022/08/22(Mon) 8:59:41 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド/* ごきげんよう。匿名魔女でございます。 候補者5名からダイスによって リカルドくんが選ばれましたので蘇生の打診でございます。 同ファミリーゆえ、諸々の都合はつきますが、 いや!状況的にもう絶対死んだねこれは!! 故に蘇生はお断りします!という場合は リカルドくんを除いた4名で再度のダイス振りが行われます。 と言う感じですが、いかがでしょうか。 (-235) shell_memoria 2022/08/22(Mon) 11:32:17 |
【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド貴方の言葉に、肯定も否定も出来ずにいた。 あの人が何を考えて、あの問いかけを行ったのか。 どうしてあんなに苦しげで、それでも言葉を飲み込むのか。 どうして、答えをもう一度求めたのか。 どうして、……聞きたいことは沢山、沢山。 伏せた目をそっと持ち上げて、痛むはずのない胸に己の手を添えた。 「………本当に何も知らなかったのは、誰なんでしょうね」 少しずつ、ズレていたのか。答えは出せない。 だからこれは独り言だ。空に溶けるだけの、解のない問。 「……そうですね。…ともに、見届けましょう。 それが今ラウラ達に出来る、全てですから」 (-237) sinorit 2022/08/22(Mon) 11:45:14 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー/* RP中の相談、またまた失礼します。 この度匿名魔女お嬢様より、蘇生の連絡が入りまして……(まじかよ) RPの方向次第となりますでしょうけども、実はギリギリ致命傷を与えることが出来なかった風に持っていくことは可能でしょうか。 状況が状況なので、ソニーの手心や気の迷いみたいなのがなければ厳しいだろうなと思っての相談です。 どうにも難しそうであれば、お断りも考えていますのでご一考くださると幸いです。 (-242) eve_1224 2022/08/22(Mon) 12:35:20 |
【秘】 花で語るは ソニー → 名もなき医者 リカルド/* やったね!(本音)かわいそう(他人事) 了解しました。 蘇生がある可能性を加味して組んでいるので、こちらは特に変更点等ありません。 発砲も一発ですので、発見が早かったり運が良ければあり得る範囲でしょう。 幼馴染三人揃ってよかたねえ…… (-246) redhaguki 2022/08/22(Mon) 12:47:19 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ/* 連絡ありがとうございます。 匿名魔女、あなただったのか……。 蘇生の件、殺害キャラのPLにも確認とったところ問題ないとのことでしたので、蘇生お受けいたします。 吊りさえなければ蘇生出来るはずですので、その場合は力及ばずだった事にするとして、救出などしていただければと思います。 こちらはクラブのVIPルームにて、薬を使用され、ヤられ、発砲されるという散々なことになっておりますが、発見が早かったり運が良ければ助かることもあるのではないかという感じです。 どうぞよろしくお願いします。 (-249) eve_1224 2022/08/22(Mon) 12:55:43 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ/* RP中に相談にあがりました、もったいないおばけです。 この度匿名魔女お嬢様より、蘇生の連絡が入りまして……(まじかよ) 蘇生が成功しましたら、臨死体験だったってことにして送り出していただけますでしょうか……! どうぞご一考のほどよろしくお願いいたします。 (-254) eve_1224 2022/08/22(Mon) 14:08:03 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ/* RP中に相談にあがりました、もったいないおばけです。 この度匿名魔女お嬢様より、蘇生の連絡が入りまして……(まじかよ) 蘇生が成功しましたら、臨死体験だったってことにして送り出していただけますでしょうか……! どうぞご一考のほどよろしくお願いいたします。 (-255) eve_1224 2022/08/22(Mon) 14:08:17 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー/* えーん!! お互い生き残ったら救いにいくからな。いくからな! ありがとうございます、では匿名魔女お嬢様には蘇生を受ける旨連絡いたします。 無事に成功したなら、そのような感じで進めさせていただきます。 幼馴染……最終日にあの2人が生き残ることはできるのだろうか……(不安しかない) (-257) eve_1224 2022/08/22(Mon) 14:11:42 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー男の中にあるのは、幼い頃から忘れぬ小さな正義感と、夢だ。 相手のことを知るたび、このままにはしておけぬという感情が湧いて出た。 敬愛する上司のため、大切な幼馴染のためならばその生命くらい惜しくはないと考えるほど忠義に厚く情にもろい。 そんなだから、調べれば調べるほど、刃は鈍くなった。 上司から話を聞けば、何があろうと見放さぬ決意をしてしまった。 殺してしまいたいと思った感情と混ざり合って、耐えてしまうほどの決意は。 貴方のことを存外気に入って想っていた事実にほかならない。 取引をし始めた時。接触した最初の機会から、ずっと。 「――確かにわからん。 俺とお前は、辿ってきた人生全てが全く違う人間だからな」 舌の上で溶けただけでもゆるやかに奪われてきていた正常な思考は、酒で嚥下してしまうと更に加速するように失われていく。 押されれば何の抵抗もなく倒れた身体が、だんだん熱を持ってきてきたようだ。 普段なら多少触れられても何の反応も見せずにいられるのに、言うことを聞かず、面白いように波打った。 耳も、胸も、太腿も、全てが性感帯に作り変えられてしまっているのだろう、きっと。 「……っ、ぁ」 それでも幾らかまだ残っている羞恥心が、思考が、必死に堕ちるのを耐えている。 貴方の過去の話を朦朧としてきた頭で聞いて、確かにあの方が視察に来たことがあったなと心の何処かで考える。 女子供は逃がす方針である自分とて、救えぬ命はいくつもあった。 きっと、その親友のことは、手も届かぬ人間であったのだろう。 「そ……うか、お前も……」 同じ思いをしたのか、と。 その言葉は、どうにも言葉にならない。 (-259) eve_1224 2022/08/22(Mon) 14:54:35 |
【独】 名もなき医者 リカルド/* 聞いて欲しい。 このままでは、殺害ロールと、蘇生ロールと、死後ロールと、蘇生成功したなら生き残りロールを4本同時進行することになる。 やばない????? こ、公開えっちは、 いやだー!!!!!!!!!!! (-260) eve_1224 2022/08/22(Mon) 15:21:50 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ「誰もが知ってる所もあり、誰もが知らなかったとも言えるんだろう」 誰、なんて答えは永遠に出ることはないだろう。 全員がそうだという回答が適当なのではないかと思えるほど、自分たちは周りのことがちゃんと見えてなかったのだと思う。 「ツィオは……本気であればあるほど、うまく、正直に言葉が出せない奴だ。 君が、アイツに対して何故、どうしてと思うのであれば……それは、アイツはそれだけ本気だったということだ」 そう言って、また、どこかから聞こえてくる声と二人の様子を静かに見届けている。 遠い目をしながら、伸ばしても触れられなかった手を、握りしめて。 (-272) eve_1224 2022/08/22(Mon) 17:36:05 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド/* はい、ストレガ(魔女)でした……。 かしこまりました。 では投薬先はリカルドくんに確定します。 救出に関しては〜……クラブに行くような 人とは思えないのに行ったという事で 部下達から報告されて、調査に人を送ったら ウワアアアエッチスゴイヤバイと言う感じで如何でしょうか。 ストレガ自体が関与してた方がいい、という場合は 暇だし見に行くかくらいで行ったら見つけちゃった、 これ情報出したらまた殺されかねんから 助けるだけ助けて情報は秘匿しとこ…… という感じ……かな? それで良ければ部下から一報あった辺りから…… 始めたり……します?(時計を見ながら) (-277) shell_memoria 2022/08/22(Mon) 18:29:34 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルド「ソニーが油断がない……?そうなのか」 そうか……? 思い出せばマフィアらしい彼の姿を見ていなかったと思う。否、あまり見ないようにしていたの間違いだが。 十分ファミリーに所属できている分の覚悟や実力はあったのだろう。だから、気付くことに酷く遅れてしまった。 「排除だ云々…そんなわけ。 右腕だからって恋敵でもあるまいし、 現にあいつと俺はそんな関係じゃ――……ないからな」 まさかその男に殺されようとしていたとは口が滑っても言えない。惚れた弱みとは言わずとも、完全に人生の楔のように思っていたことに他ならないのだから。 気になっていたことを聞いたが、大体想像はついていた分の返答が返ってきて苦笑いをする、魅力というよりそれはファミリーへの忠誠の果てであると思うがね。 個人をしっかりみていたかと問われれば、素直に頷けないからだ。 「成程なあ、可愛がってはいたけど俺達は悪人だぞ? そんな高められるような事はしてない。 俺の役に立つように、俺の言うことを何でも聞くように。 誰にも渡すつもりもない"大事な部下"を作ってただけだ。 俺の家族を大事に扱うのは当然だろ、物持ちはいいんだよ」 「……ああ、でもそうだな。 あんまり褒めてやっはなかったかもな。おら、ちょっと来い」 ネクタイを掴んでそのまま引き寄せてやる。 体を倒してやれば無理矢理己の膝に頭を押しつけてやった。 「ちょおっと目を瞑ってろ、お前も撫でてやる」 (-281) toumi_ 2022/08/22(Mon) 18:55:15 |
【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド/* お返事遅くなりました!申し訳ない。 落ち着いたので以下に失礼します。 まずは……おめでとうございます!! 蘇生入るようにお祈りしておきますね………!! 今度こそ幼馴染が揃うように、願っております故。 あと臨死というか……あれでしたら記憶飛ばしていただいても。 何か見たような気がするだけで、覚えてなくても……全然! 形のない、名前もない不思議な世界ですからね。 どうか良きように。 (-282) sinorit 2022/08/22(Mon) 18:55:25 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルド/* かしこまりました、 それはよかったですね! 頑張って生き返って業を背負って下さいね、愛しの部下様。 その際こちらの記憶は無い雰囲気で行かせようと思いますが、もったいないおばけ様の自由で構いません。 大変お疲れ様です、引き続きお付合い下さると幸いです。 (-283) toumi_ 2022/08/22(Mon) 19:00:12 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ/* 確定承知しました、ありがとうございます。 蘇生して蘇生されなんか楽しくなっちゃったな……。 救出に関してはどちらでも構いません。 どちらの場合においても、実際の蘇生(手当)は病院に託すことになりますか? 開始はいつでも構いません。 今夜は寝ませんよ……(殺害されるロール並行しながら……) (-285) eve_1224 2022/08/22(Mon) 19:39:12 |
【秘】 Niente ラウラ → 名もなき医者 リカルド独り言として零されたものに、応えが返る。 結局、全てを知ることなど叶わない。 相手の心でも読み取れない限り。 「……本気、ですか。……………それは、」 それは……その感情の名前は、想像するものであっているのか。 答えを聞けない今では、その名を付けることが正しいのか わからない。 会いたいと願って。会えないと知っていて。 また、いつかのように泣きたくなった。 それを堪えるように、己の身を抱く。 あの日の熱を思い出し──小さな吐息を 零した。 そこに含まれた感情は……己にも、分からない。 貴方の横でまた泣くのは、きっと 困らせてしまうから。 何かを思うように握りしめるその手を見つめて、口を噤んだ。 貴方が、貴方達が笑える未来が見たかった。 だからどうかと、──最後の願いを ひとつだけ。 (-286) sinorit 2022/08/22(Mon) 19:47:59 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド/* 反魂の民……。蘇生どっちもノッテにいたのか……。 OK〜では殺害ロールと並行してPL様が爆死しても困りますし、 なるべく軽く……なるように……したい(儚い願い)。 そうですね、人体の修理は苦手なので。 もしかしたら取り立てで縁が出来た 闇医者の方に流すかもしれませんが(所在隠し的に)。 では〜……そうですね、ストレガが 部下から何か情報を聞いた、というアクションをして クラブに踏み込んだ、という秘話を飛ばしますので、 あとは流れでお願いします。粗雑攻撃です。 (-288) shell_memoria 2022/08/22(Mon) 19:56:23 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド――曰く。『リカルドさんがクラブに入っていった』と。 相手がいるかどうかは不明だ。 不明だが、祭すらスーツに硬いツラで挑むような男が、 何の意味もなくただクラブに行って歌だ踊りだと楽しむとは 思えなかった。或いは、単に嫌な予感がしたのかもしれない。 部下に適当な返事をして、街をまたぶらつくような素振りで、 件のクラブへ足を運ぶ。何もなければそれでいい。 どこぞのナンパ野郎に、話を逸らす餌として 踊り狂うリカルドの話でも投げつけてやればいいだけだ。 果たしてストレガに、リカルドの手がかりに なるようなものは見つけられるだろうか? ノッテ傘下の店ならわかりやすいのだが……。 (-290) shell_memoria 2022/08/22(Mon) 20:04:39 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ「少なくともマフィアとしてのソニーは、油断も隙もない男でしたよ」 結果マウロ殺しの銃の件など、まんまとしてやられたわけでと肩をすくめる。 「恋敵と似たようなものだったのではないでしょうか。 情も深ければ恋愛とさして変わりないものになりますからね」 幼馴染3人の執着も、貴方とソニーの関係も、きっと同じことだ。 自分とソニーの関係は取引をしていた相手でしかないはずだが、それでも気のおけない好敵手のようになっていたのは確かであり……、随分と重く複雑に絡み合っていたのだなと、今更ながらに自覚した。 ――少なくとも。 俺の忠誠心は、ファミリーそのものやボスへのものよりも、貴方個人へのそれの方が確実に大きく、重いものだ。 ひどく振る舞っているように見えて、手の届く相手への情は厚い。 突き放しているように見えて、ちゃんと手綱を握りしっかりと見ていてくれる。 アメとムチの使い方が上手いとくれば、恩義も更に強く強固なものになったとしても何もおかしくはないだろう。 「貴方がそうだから、俺も安心して貴方の物でいられたということですよ」 「え。……ちょ、わっ、な、撫で?」 力の抜けていた身体は、ネクタイを引っ張られるとそのまま貴方の方へと身体が傾く。 温かさなどわからないのに、頭を膝に預ければ何故か、懐かしい上司の香りがした。 (-294) eve_1224 2022/08/22(Mon) 20:24:35 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → Niente ラウラ「アイツはすぐ、言葉を飲み込むところがある」 その本音を引き出すのは、自分でも結構骨が折れるんだと、 仏頂面が崩れ、眉をハの字にして苦笑した。 マウロくらい感情を表に出してくれれば何も苦労しないのだが、それは自分自身も無理なのだから仕方ない。 「…………俺は、いつも君を泣かせてしまうようだな」 涙は流れずとも、わかる。 泣くのを耐えていても、心は既に泣いている。 あの日流れた涙を思い出して、もう一度、貴方に手を伸ばした。 ぽん、ぽん。 不器用な手が、貴方の頭を撫でる。 慰めるように、 いつでも泣いて構わないとでも、言うように。 (-296) eve_1224 2022/08/22(Mon) 20:33:17 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ男はこの時、相当の覚悟を持ってクラブに訪れていた。 その経緯を、貴方の部下ないし貴方が情報として得ることは出来なかったであろう。 それでも、リカルドが何らかの事情でいつものスーツ姿のまま、クラブを訪れたのは確かな情報だ。 ――だというのに。 クラブの店内に、リカルドの姿はない。 鳴り響く音楽と人々の歓声と、踊りを楽しむ人垣とで、目立つはずの男の姿ですら見つけ出すのに難航してしまったはずだ。 なぜならこの時、リカルドはVIPルームに通され、文字通り人には言えぬ目に遭わされているのだから。 貴方が本当はここには居ないのではないか? と、思い始め、貴方の部下がようやく「みつけました」と報告をもってくるまで、ずっと。 (-299) eve_1224 2022/08/22(Mon) 20:50:09 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルドなんなんだか、と思いながら、 その珍妙な姿が観られれば御の字程度に 雑な探し方だったせいもあったのかもしれない。 何をしてんだか、それこそ自分の一番嫌いな 「時間の無駄」じゃないか?そんな風に思っていた頃に、 息を切らせた部下が報告を持ってくる事だろう。 VIPルームなんて、普通は見つけようがない場所。 尚更、あの男がそんな場所に?と疑問符が浮かぶ。 足早にそちらへ向かい、邪魔がなければすぐにでも。 邪魔があったとて、無駄を嫌う女を止められるわけもなく。 やがて、惨状の現場を見つけるのだろう。 (-300) shell_memoria 2022/08/22(Mon) 20:57:43 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ貴方がやっと情報をつかみ、VIPルームへ向かった時。 音楽と歓声の喧騒に紛れ、一発の銃声が耳に届いただろう。 クラブで遊びに興じる人たちには聞こえずとも、それ以外に集中していた貴方にはなんとか聞こえる程度の音で。 先に扉を開いた部下が、息を呑み驚愕の表情を浮かべている。 貴方が部屋を覗き込めば、立ち込めるアルコールとタバコの匂い、血臭が鼻をつき、そこにはリカルドただ一人が残されていた。 いつもの生真面目な顔は鳴りを潜め、きちんと着ていたであろうスーツは脱がされて倒れている。 見える肌にははっきりと、凌辱とも言えるような痕が残されていて、頭部を狙ったのであろう射撃の痕跡からは、おびただしい血が流れていた。 リカルド自身の意識を確認しようとしても、反応は見られないが、ヒューっと細い息を漏らしたことから、男がまだなんとか生存しているのが伺えたはずだ。 (-304) eve_1224 2022/08/22(Mon) 21:20:52 |
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