情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカそれでも結局、そうはならなかった。 寂しがり屋は孤独を呑み込めず、我儘で平穏を壊してしまった。 さようならが言えなくて、求め合って、手を伸ばしてしまった。 近くに居るのに届かない、はずだった君を、捕まえてしまった。 狂い始めた歯車はもう戻らないから。 だからせめて、終わりの先で永遠を共にしよう。 大切な一瞬を切り取った写真のように、今のままの二人で。 いつまでも変わらずに居よう。ずっと一緒に居よう。 「………ごめんね、夏彦」 「ありがとう」 「大好きだよ。これからも、ずっと……」 両手がそっと君の首に触れて。 そのまま少しずつ、ゆっくりと力が込められていく。 表情は静かに笑んだまま、ほんのわずか、切なさを滲ませて。 けれど決して迷わず、君の呼吸を何処までも優しく絞め上げてしまおう。 (-217) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:10:38 |
【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ大丈夫。 背に縋る君の手が、もがく最中に爪を立てて引っ掻いても きっとその傷さえ愛おしいから。 這い寄る死の恐怖や苦しみが君を苛むなら、 何度だって、優しくあやすように口付けを落としてあげるから。 だから、どうかこのままで。 ────もう一度。同じ夢を見よう、大好きな君。 (-218) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:32 |
【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ/* こんな村に法は無い でもこのオレには良心があるので あんまり生殺しにするのもかわいそうだし一思いにここでやっちゃおうね なんかまずそうだったら確定で抵抗してもろてね 一応のユメカワの方針としては 一緒に死んで永遠にいつも通りの日常を続けようね♡ らしいので死ぬ場合この後の処理としては ・死亡からの亡霊化 になって暗転〆から何事も無かったように二人で空き教室に戻るかなんかするのが ユメカワの情緒が素で狂っててきしょいからいいなって思うんですけど やりたい事とかよりよいカスの案があったらオレは元気に乗ります 敬具 (-219) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:16:53 |
【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ/*お前と死にたいしお前との亡霊化もめちゃめちゃノリノリなんですけど つまり今回の襲撃先はライカってこと? 違うなら システム的にも死にたいから2日目の襲撃先にしてもらってこの度は一旦逃げても良いですか? 何の質問やねん (-224) osatou 2022/07/10(Sun) 16:12:29 |
【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ/* 今日の襲撃は相方の担当だから システム上の襲撃先は別 だわよただまあ俺ライカ襲撃しにいきたい!!!!!って力強く宣言してあるから この場で死OKならロール上で先行して死んでもろて 三日目の襲撃で帳尻合わせようと思ってた(照) 何にしても死を急ぐ必要は特に無いから 焦らず三日目にロールとシステム両方で満を持して死ぬでもいいよ 逃げな! (-225) unforg00 2022/07/10(Sun) 16:45:47 |
【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ/*今日が2日目じゃん 日数を間違えました愚かです ここで逃げるの相当ザコムーヴだからやりたいです♡ 3日目でじっくり殺されたいです♡ よろしくお願いします♡ (-226) osatou 2022/07/10(Sun) 16:52:48 |
【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ/* 悪ィな オレの愚か、伝染っちまった いいよお〜逃げな!めちゃくちゃ傷付いた顔してやるからな 次はちゃんと逃げられないようにするからね♡三日目がお前の命日な (-227) unforg00 2022/07/10(Sun) 17:04:44 |
ライカは、君が好きだ。君の隣に居たい。 (a83) osatou 2022/07/10(Sun) 17:57:05 |
【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ「ぅ、」 ───ひた、 自分を抱く腕が、首へと向かう。 殺されるんだと言うのに、声は、眼差しは、温度は随分と優しくて きっと望めば口付けも、抱擁も、なんだって与えてくれるだろうし 何より、願い通りに、ずっと君と一緒に居られる。 後はもう、君になされるがまま、全てを委ねるだけ。 ……また君に、委ねるばかりだ。 「……ッ、」 ぐ、と頸部に力が加われば──気道──動脈──と、じわじわ締め上げられていく。 そう、そうだ。 あの日にちゃんと気持ちを伝えられていたら 君が死ぬ事は無かったんだから。 一種の贖罪。罪滅ぼし。ここで死ぬ理由は充分だ。 だから、抵抗する理由なんて、一欠片も無いはずなのに。 「……──ぃW、やっ、」 ▽ (-229) osatou 2022/07/10(Sun) 17:58:05 |
ライカは、────、 (a84) osatou 2022/07/10(Sun) 17:59:15 |
ライカは、君を、思い切り突き飛ばした。 (a85) osatou 2022/07/10(Sun) 17:59:33 |
【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ怖い。怖い怖い怖い怖い怖い。 死ぬのが怖い。息が出来なくなっていく感覚が怖い。 何より、穏やかな君がいちばん 怖い 。「はーっ、はあ、はぁ、」 勢いまかせに君を突き飛ばしてしまえば それは裏切りと呼んで過言ではない。 「……ぁ、ごめ、ん、 僕……そんな、つもりじゃ……、」 あんなに君が好きだと言ったのに、 いざ死を目の当たりにすると、勇気なんて出なくて。 「ち、ちが………… ぼく……僕は…………!」 ──死に、面白さをW見出せなかったW。 「こ……、こわ、い……!」 君への恐怖と、愛情が、 混ざりあってもうどうしようもない。 一歩、ニ歩と後退れば 逃げるように駆け出すのは、容易だった。 (-230) osatou 2022/07/10(Sun) 18:00:30 |
ライカは、確かに君の事が好きだ。 (a86) osatou 2022/07/10(Sun) 18:00:58 |
ライカは、君を置いて、廊下を駆けて行った。 (a87) osatou 2022/07/10(Sun) 18:01:30 |
【秘】 つれづれ ユメカワ → 怖怖 ライカ──曰く。人は愛する人を殺すとき、 首を絞めて殺すという方法を選ぶ傾向にあるのだと。 なんてのは、根拠も無い流言に過ぎないのだけど。 そんな流言飛語の真実如何に関わらず、 君を連れて行こうとするものの全ては、ただ愛でるように。 優しく愛を囁いて、ひくりと震えた喉をそっと撫でて それらとまったく同じ事のように、君の命に手を掛ける。 その手は、大好きな友達である皆のこれからを奪う事に躊躇いがない。 大好きな君のこれからを奪う事に躊躇いがない。 誰の事もいたずらに苦しめたくはないけれど、 誰かを死に至らしめる事そのものを"酷いこと"だと思う意識は薄いもの。 ひとのそとが、人を殺める事を躊躇うものだろうか。 ひとのそとが、人の都合など慮るものだろうか。 答えはきっと、個々の性質的なものを除けばそうではない。 これは既にそういうものになりつつある。たったそれだけの事。 死というものは、飽くまでも手段であり、目的ではなく。 死を死で贖わせるつもりも無い。 死そのものに何か意味を持たせようとも思わない。 せめてもの救いか、殆どわけもわからずに死ぬ事となった死者は 目前に迫った死というものの恐怖にあまりに理解がなかった。 これは──きっと、それだけの失敗だ。 (-233) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:59:32 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 怖怖 ライカそうは言えども夢川深雪は人だった。 少なくとも今は、おおよそ皆と同じもののまま在った。 だから君が加減なんてする余裕も無く突き飛ばせば、 「────あ っ、」 ──ぐらり、体勢を崩して。 とと、と蹈鞴を踏んで、数歩。 君から手を放して、後ろに下がってしまう。 「………夏彦、……」 躊躇いなんて無かったのに、その手を容易く放してしまったのは 何よりも、君がそんな行動に出るなんて思っていなかったから。 数歩離れてしまった場所で立ち尽くし、 後退り、背を向けた君をただ見送る事しかできなかったのは 怯えた君の眼が確かに自分に向けられていたからだ。 遠ざかっていく君の背は忽ちの内に夜闇に消えてしまった。 遠ざかっていく君の足音も、直ぐに聞こえなくなって。 寂れた静かな廊下に、ひとりきり。 置き去りにされた子どものような心許無い表情で。 夢川だけが、ぽつねんと。暫しの間立ち尽くしていた。 (-234) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:21 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新