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【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ肩に頭を置きながら、君の写真を覗き込む。 今と似た顔立ちの、でもやはり少し違う顔。 「微妙な表情してる。」 くすり、と小さく笑う声も、やはり耳元で。 結構かっこいい顔立ちだね、なんて品評を。 「君も同じような気持ちだったなら嬉しいよ。」 「2人で同じ檻に入って、どこにも飛べないまま朽ちるような関係が」 「きっと俺は、好きなんだろうな。」 未来を望まない。その先に何が起こるかわからないから。 最も理解してくれる人が一人現れたら。 そこで全てを終わらせたいと思ってる。 「…………?フカワくん」 「なんか怪我してる?平気?」 俺は、今は大丈夫だよ、冷え性だけどね、と。 今はまだポカポカの指を、君の手に搦めた。 (-85) arenda 2022/02/27(Sun) 12:05:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『じゃあ夜明け前に。寮の前に車停めときます。』 何かがあったのは明白だ。裁判場での様子を見ていたら、何となく、対人トラブルがあってもおかしくないと。 それは自分も同じことだけど。 ………そして夜と夜明けの間、まだ空が白む前。深夜と早朝の間くらい。 寮の前に、エンジンをかけたままの軽トラが停まっていた。 運転席には青年がいた。ドアのカギは開いているから、助手席に乗るなら簡単だ。 (-90) wazakideath 2022/02/27(Sun) 12:20:36 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ『……謝られるのって、意味がないと思っていたんですが。 なんだか、身に染みますね。 恨まれてるのに、嬉しいんですよ俺』 被虐趣味でも、なんでもなく。 ただ一人の、気にくわない人間としてみられた事実が、エキストラではないことを知らしめる。 『これまでのあなたをみていて、お世辞でも綺麗事でもなく。 信用ができるって感じがします』 『傷付きは、しません。 心が麻痺してるだとかそんな理由ではなくて。 一番辛い思いはここに来る前にしてきました。 死ねと言われたのも、二度目です』 『俺の死を望む人が、 国の制度と、貴方達だけじゃないことが 一番辛くて。 それ以外が構わなくなってしまったんです』 皆にとってフカワという男がわからないように、フカワにとっても自分という存在が空虚だ。 そして、ほぼ話が閉められようとしている空気になれば、ふたたび彼からのメッセージがやって来た。 (-95) toumi_ 2022/02/27(Sun) 12:44:49 |
【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ『だから』 『もし、臓器提供者がギリギリで』 『あなたが選ばれて、俺が無事だったとき』 『立場を変わることを受け入れても良いんです。 でも、貴方が他の人から非難を受けるのはみたくないですから。 平等性が欠かれたこの事を、簡単に口に出せる日はないでしょう』 (-96) toumi_ 2022/02/27(Sun) 12:46:49 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ『そうか 僕は お前の事は信用出来ないな』 『嫌いとかじゃなくて 平気で裏切られそうだから。』 君の過去、経験、そうして僅かな感情。 空虚な君を理解するには、きっと時間が足りないから 今はこうして、文字列を視線で追い掛けるだけ。 ……君を知らない癖に、知った風に慰めの言葉を掛けるのは 違う、とぼんやり思うから。 画面の向こう側で、君の事を考えて、想像して 辛いな、と、誰にも言わずに言葉を秘めた。 そうして、端末を置こうとした刹那。 続く君からのメッセージ。 ▽ (-100) osatou 2022/02/27(Sun) 13:13:42 |
【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ『えっと』 そうして、また、間が開いて。 『考えとく』 君を犠牲にして、自分が死なずに済む、 本当に都合の良い例え話。 そんなこと言うな、とか 結果は受け入れるよ、とか かっこつけた言葉は幾つか浮かぶけれど そのどれもが自分の言葉ではないから、文字にはしなかった。 『お前の事、思ってたより 嫌いじゃなかったかも』 『代わりに死ぬ覚悟してくれてるから とかじゃなくてね』 『変な奴だけど 悪い奴では無い 知れてよかった ありがとう』 そうして、身勝手に。 男は再び、スマホ端末を手中から離した。 (-102) osatou 2022/02/27(Sun) 13:18:12 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「笑い方わからなくて……。 近所の奥さんたちに、もっとシャキッとしなとか……鍛えなさいよとか、言われてました」 檻のなかで朽ちる関係、ああ不思議な響きだ。 「飛びたいって、言わないんだ。 理解したあとも終わりの物語で……。 不思議だ、……でも、しっくりくる」 ふと嫌だと思わなかったのは……これまでの境遇などではなく、 己には帰る場所がないからだった。 本心を告げていないのに、嫌なところだけは噛み合ってしまっていることに、まだ気づいていない。 「ああ、これはバイクで事故を起こして。 大怪我はしてないです、もう一人はしましたけど。 心配、しましたか?」 (-105) toumi_ 2022/02/27(Sun) 13:30:07 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「これが、あのときの」 暴走軽トラ。観光地に来た気分で荷台をみたりしたあとなぜか車体の下を覗いてから助手席へと向かった。 「こんばんは、なんだか久しぶりの気分です。 さっきまで会っていたのに…… 色々なこと起こりすぎちゃって 」暗にあなたと大事を起こすつもりはないと言っているのだが、起きるときは起きるだろう。 なんとなく、少なくとも、生き延びる理由はできていそうだからだ。 「……投票面白いことになりましたね。 ハナサキさんは予想通りだったんですけど」 「カミクズさんと、違った……。 人間としての善性が見えて、すごいです」 (-107) toumi_ 2022/02/27(Sun) 13:42:41 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「…そうですか。 僕は……興味がなかったから、わからないな…」 暫しの沈黙ののち、他人事のような言葉と、滲む嫌悪感。 それらの前提にあるものも、今の自分にはまだわからない。 上葛という人間は、嗜好品に対してはひどく無関心だ。 好きも嫌いも、良いも悪いも印象が無い。本当の他人事。 何なら食事だってただ億劫だと思っている。 それでも、きみがなぜそのように思って、 そしてそれらに触れた時、何を思うのかは知りたいと思う。 独善的でただ重たいばかりの感情論。 人にだけ向けるそれが、いつも諦念の底に沈んでいる。 「でも…多分、その人にとっては必要なんでしょうね。 最初はそうでなくとも、いつからかそうなっていて…」 実際の所は、多分。 アルコールの齎す酩酊に逃避する事が容易にできる国なら。 きっと自分もそうしていたんだろう。それは否めない。 でも、この国はそうではない。 わざわざ手を伸ばすほど心が元気でもなかった。それだけの話。 (-110) unforg00 2022/02/27(Sun) 13:53:58 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……称賛、なんかじゃないですよ。 ただ、僕が、こうして生きている間に会えてよかった。 そんな自分勝手な喜び…」 もっと早くに会えていたら、或いは。 「…邦幸さん…眠い、ですか?」 今更どうにもならない考えを、頭の隅へ追い遣って。 徐々に途切れ始める会話に、 ふと様子を見れば随分と眠そうにしている事に気が付いた。 「ここで寝るのは……どうしよう、かな」 うつらうつらとする身体を抱きかかえたまま、 勝手も知らない部屋の中を見渡した。 寝具があればそちらへ移動させるけど、無ければ仕方ない。 少し身体は痛むだろうけど、人は床でも眠れるものだ。 それから、ほんの少し迷った後。 でも、今だけは、いいかなと思って。 毛布を出して、広げて、髪を解いて。 同じ床に横たわったあなたの身体に、再度腕を回した。 疲れたあなたが極力身体を痛めてしまわないように。 誰かと一緒に寝るのは、随分久し振りの事だと思う。 それから、薬に頼らず眠りに落ちるのも。 なんでそんな事しようと思ったんだろう。何となく。 (-111) unforg00 2022/02/27(Sun) 13:55:02 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「………僕が、一番いやだったことは」 眠りに落ちる、その間際。 「生きていて欲しいと思った人が。 他の誰かの為にと死んでしまうことですよ……」 小さく、でも重く、切実で、血を吐くような。 そんな独白が、随分静かになった部屋に、ぽつり。 (-112) unforg00 2022/02/27(Sun) 13:55:52 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「確かに、言われてそう。」 「俺もでも、あんまり分からないや、笑い方。」 鍛えたら笑えるようになるのだろうか? 笑いの道も大変なんだな、なんて。 そんなどうでもいいことも、割と考える。 ずっと、翼が動かないことを望んでる。 「人は変わるものだから」 「理解出来ても、時が経てば相手が、あるいは自分が変わって、理解できなくなる。」 「それに比べれば、死は永遠にそのままでいいなって。」 「……カミクズくんが、そんなことを言っててね。納得した。」 「だから、俺もそうなりたいなって。」 あれはどちらかと言えば、自分の言葉を噛み砕いてくれたもので、彼の望みとかでは無かっただろうけど。 兎にも角にも、あぁ、いいな、と思ったのだ。 汽水のような関係がどうしようもなく続いていく。 「心配……うーん」 「やんちゃだなって思った。」 「でも、怪我はあんま無い方が嬉しいかも。」 「寄りかかる時に痛そうだから。」 (-115) arenda 2022/02/27(Sun) 14:03:35 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「フカワさん、人気そうですもんね。色々と。」 暗に言動を客観的に見た感想と、君に特別な興味を持っていないことを告げる。 生き延びる理由はできていない。生き延びた後の目的はできたけれど。 死ぬことになったら、俺たちは大きなものに認められなかったというだけだ。 生死のどちらが目的でも、決して足掻いてはいけない。それでは得られない。 「んー…俺は予想通りかなと。自分に票を入れる人がいそうだなと思っていましたし、それはナツメかハナサキさんかフカワさんかなと。」 この空間に来て最初に送った三件のメッセージ。自分と同じ位置に丸をつけた人に向けたそれは、全て同じ返答だった。 シフトレバーを操作すると、アクセルを軽く踏んだ。後輩ならばともかく、歳上であろう人を助手席に乗せているならなるべく丁寧な運転をする。 「ナツメみたいなタイプは流れに逆らわないから、カミクズさんに入れると思ってました。だから今回がちょっと気になりますね。 中でも一番可能性がありそうなのは、積極的な理由でハナサキさん。…フカワさんが言ったように、カミクズさんとは違った善性って言うんですかね。」 自然の多い場所を頭の中で探しながら、考えていたことを連ねていく。 「フカワさんは……思ったよりもフラットに自分の命を考えていたので、以前聞いた話にも説得力を感じました。」 (-118) wazakideath 2022/02/27(Sun) 14:10:31 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ【1日目・ブランコの帰り道】 「…………」 犯罪の重さは関係ないとあなたは言った。 人殺しの罪だったとしても、同じだと。 罪ではなく、人を。かばうということだと、少女は思った。 あなたは、悩んでいると言った。 犯罪者を放置。制度への歪み。 これってそんなスケールの大きい話なのかなと、少女は思った。 あなたは家族をもう、好きではないのだと言った。 また会いたいと、思わないから。 「……。 それって―― 」遅れて立ち止まった数歩分の距離を開けて、少女は呟く。 それは、思わず発したふうの声で。 そこに続く言葉は、うまく見つけられない様子で。 (-120) 榛 2022/02/27(Sun) 14:17:18 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ ゆるゆると首を振って、ううん、何でも。 「大事な話なんだから、ちょっとくらい。 長くなって当然じゃないですか? ……でも、あの。他のことにはもやもやしたけど」 話の長さとかじゃなくて、もっと他のこと。 でも、今は言いません。 完了形で語られるのが、なんて。 一緒に遊んだ―― そう、言っていいよね? ――後のこと。部屋までを辿る道の途中、あなたの前。 振り向いて立つ少女は、眉を下げて笑いかける。 「……暗くなってきちゃった。 急いで帰りましょう、か」 夜が来れば、合議が始まる。 そんな夕暮れの終わりの、できごとだった。 「今日の晩ごはん、何食べるんですか?」 歩き出しながらきっと、そんな話をした。 (-121) 榛 2022/02/27(Sun) 14:17:45 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「絵乃君が笑ってると、……特別なものをみた気分になるような、そんな雰囲気です、よ」 はっきりとはみていない。 柔らかさを感じている気になっているだけだ。 だけど、悪くはないもののように思っているから。 「一番幸せなときに死ねば幸せでいられる、 そういう話と一緒ですかね……? なんだか、嫌です。それがではなくて……。 ……そんな話が綺麗に見えて、そんな話で救われて。 そんな話を目指すのが悪くないと思っていることがです。 たくさん時間があって、未来を夢見て、 多くのものを見に行く旅路がもしあったのなら、俺はみたかったです。この制度がない次代に。 少なくとも、今は求めるような時勢でも心持ちではないので……」 落とし所。 我慢したような言い方で、気になるけれど。 悪くはない言葉ではないだろうか、幸せは自分達で決めるものだ、と。 「……寄りかかられることも考えないと行けませんでしたね。 それなら……いまは。 此方からなら、痛くないので……あの、……どうぞ気にせず来て下さい……」 姿勢をずらして手を引っ張る、胸元へと引き寄せてあなたを受け止める。 食べながらの姿勢で少し無作法ではあるが、どうせこんなところ誰も見ていないし咎めないのだから。ちょっとぐらいなら良いだろう。 (-126) toumi_ 2022/02/27(Sun) 14:36:28 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「人気……? かはよくわかりません……ただ。 飼ってもいない生き物の世話は難しいですね……」 車の走行音を聞きながらシートベルトを確認した。 外を眺めて、親の車に乗ったことを思い浮かべている。 隣の男、または別の人は、車の中で違うことを考える。 そんな当たり前のことを、初日の男は知らなかった。 「ハナサキさんには、少し身の上話をしたのですが。 なんだか……俺は逃げているようで。 綺麗な話にまとめて、汚れてる自分を捨ててるみたいな……それが嫌みたいで、やりたいことをやるように言われてしまいました」 やりたいことしか、やっていないのですけどね。 「ああ、なるほど。 それじゃあ今回の票が一番面白そうだ。 俺があんなことをいったから二人に真似をさせてしまった気がしてたんですが、大丈夫ですか? 誰かは嫌がるかと思ったのですが、もとからくじ引きの制度じゃないですか……」 息を吸って、何度か告げたことを繰り返す。 「俺の命の重さは、ここの誰とも変わりませんよ。皆さんも、同じです。 ただ、価値が個人の中で変わることがある……それだけですよね?」 (-128) toumi_ 2022/02/27(Sun) 14:53:20 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ「野良猫でも見つけました?飼ってないなら、自分がやりたいように餌付けすればいいと思いますよ。」 ハンドルを穏やかに動かして、辿り着いたのは図書館の近くにある池だった。 車を止めて助手席に視線だけで問う。ここでどうですか、と。 「俺は…いや俺たちは、最初からあのつもりでした。フカワさんは関係ないですよ。 選べないから運に任せたんじゃなくて、運に任せることを選んだという点では違うと思いますけど…」 汚れてる自分を捨てるなんて、できるわけないのに。あの人の物差しはあまり好きになれないな。心の中で愚痴のように呟いた。 「重さは、そうですね。みんな平等だ。 価値、というかその人にとっての値札ですかね?そこに書かれる金額はきっと人それぞれなんでしょう。 たとえば俺がユスにつける値札と、フカワさんがユスにつける値札は数字のケタがきっと違う。」 (-133) wazakideath 2022/02/27(Sun) 15:28:58 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「……、猟犬?」 野良猫にも思い当たることはあれど。 問題ないと頷いて水面をみやった。 「……はぁあ……」 ため息が出て、ふと。 どんな結果になろうとも、明日の合議を休みたくなるほどには疲れがたまっているのだと気づいた。 「そうですか、なにもないよりは良いと思ったんですけど。 わかりませんね、皆さんのことは」 責任のがれや、自分が死なない可能性をあげるのにぴったりだと思うのは自分だけだったかと独り言。 「……値札って言い方は、わかりやすいですね。 桁も違いそうです、そこの二人はどんな関係なんですか……? いつの間にか同盟のようなものでも組んでいたか、それとも景色の話があったので……良い方向で意気投合できましたか」 (-149) toumi_ 2022/02/27(Sun) 16:54:23 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワシフトレバーを動かしてエンジンを止める。駆動部から伝わる細かい振動が収まった。 「……はい。みんなのこと、よくわかりません。みんなもきっと、俺のことよくわからないでしょうけど。」 深く息を吐く。こちらはため息ではなく身体をほぐすための深呼吸。 いつもよりも慎重に運転した分、短い距離なのに何だか疲れた気がする。 「どんな関係………か、は難しいっていうか。 少なくとも友達じゃないですね。恋人とかでもないです。 同盟ってわけでもないです。もし同盟なら、自分たちに票は入れないでしょ?」 そう言うと、シートベルトを外して外に出た。グッと背伸び。 先日のドライブとは違って、水面は大きく波打たないし潮の香りもしない。 「意気投合…したのかなあ。 でも、そうなりたくはある。その為の手段がアレです。」 池の中央に竹刀が現れる。先ほど裁判場で作ったように、垂直に。 パン、と手を叩けばそれは池に落ちた。 (-150) wazakideath 2022/02/27(Sun) 17:11:47 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「特別感があるんだ。」 「じゃああんまり笑わない方が良いのかも。」 レアものにしようかな、と呟いて。 まぁ、何もせずともレアものだ。 どうにも笑う機会に乏しい。 「そんな感じかな。」 「……まぁ、仕方ないよね、この時代に生まれて、この時代にしか生きられない。」 「空は暗すぎて、飛ぶ気になれないな。」 そんな諦観はきっと、現代の人間全員が少なからず持っているはずで。 だからこそ、それに抗うように3に〇を付けた人を、凄いなと思ったりしたものだ。 何故そうも辛い道を行こうとするのか、理解ができない。 「……おわ……………」 すっぽり、体が倒れて胸元におさまる。 温もりと、鼓動が聞こえる気がする。VRの世界なのに。 …………落ち着く。安心、なのかもしれない。 「……悪くないね………でもこれは……眠くなりそう………」 ちらり、と君を見上げて。 下から見上げた君の顔、君の顔ではないけれど。 また印象が違うように思えた。 (-154) arenda 2022/02/27(Sun) 17:42:58 |
【神】 不運 フカワ素直に公平を貫いているのは己だけなのか? 同じ方法で示した二人となにか温度がちがうのを感じる。 今日も最後まで居座っていればぼんやりと端末を弄った。 (G77) toumi_ 2022/02/27(Sun) 17:44:00 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス合議が終わったあとの時間。 あなたの端末にメッセージが入った。 『誰にでも聞いてるわけではないですが』 『ユスさんが二度目の参加者ですか』 (-160) toumi_ 2022/02/27(Sun) 17:54:38 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ「辛いときも悲しいときも苦しいときもそばにいて死ぬときも寂しくないように、そばに居る存在ですか?」 かなり具体的かつ何処かから引用してきたような言葉遣いをする。まるで最近誰かに言われたように。 「……なれる、といい、ですね? 手段は、よくわからないですが……二人でなせれば良いことがあるんですか、ね」 「……目指すところが、わかっているのは。 不明瞭の中でも、なんだか、いいものです。 ここでの時間は有限ですからね」 矛盾していそうで本人にとってはしていない言葉を呟き、水面の揺らがない波を見た。 先程までのエンジンの音が遠い。 息を吸って、何を言いたいか考えながらあなたの言葉を聞いた。 (-184) toumi_ 2022/02/27(Sun) 19:14:03 |
【秘】 奇形 メイサイ → 不運 フカワ『フカワさんって、██県の男子校出身だったりしません?』 合議に区切りが付いた辺りの時空。 自分の制服と似た服装の人にメッセージを送った。 地味に気になっていた。もしかしたらうちの学校の卒業生だったり? と思って。 まあ、制服が似ているだけの全然別の学校の人かもしれないけど。 (-186) つよし 2022/02/27(Sun) 19:23:04 |
【秘】 不運 フカワ → 奇形 メイサイ「……」 『はい。 あの、同じ学校に通ったりしているんですか? すみません、君のことは知らなくて』 何人かには伝えてしまった、詐称しているデータ。 それは自らが見た目の年齢を偽っていること。 だが、その容姿の所々は自分のものとは違わない。 アバターを着こなすことは男には難しかったのだ。 (-193) toumi_ 2022/02/27(Sun) 19:44:17 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『俺も違います』 『信じることに、しますね』 信じる理由も信じない理由もない、ただそれだけの理由で。 『嘘ついても、意味はないと思うので』 『積極的にこの問いかけは控えるつもりなんです。 誰か心当たりはありませんか? 合議の時に話した通り、選抜している理由を聞きたくて話をしてみたいんです』 (-194) toumi_ 2022/02/27(Sun) 19:48:24 |
【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ『そうですか。それなら俺もそれ以上は何も言いません』 ただ表面に出てきた事実を愚直に拾った。 『心当たり?』 考えているのか、ぽんぽんと返ってきていたメッセージはこの辺りで勢いを失った。 『すみません、無いです。自由時間は参加者達と話をするにしても過去話とかのほうが多かったので。 俺も興味はありますが、先日のように裁判場で声を出して問いかけ、匿名性を保ったまま回答してもらうなどでは駄目なのでしょうか。 たとえ一対一の会話に持ち込めたとしても、素直に話してくれるとは限らないのでは?』 (-196) もちぱい 2022/02/27(Sun) 19:56:10 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「しかめっ面や、作り笑顔よりも。 笑顔が好き……みたいです」 「絵乃くんは、無理しないでください」 特別になって、回数が減ったとしてもそれがいい。 この世界で足掻いて、翼がおれてしまうぐらいなら綺麗で整えられた柔らかい檻の中で。 何処かで間違ってる、と頭の片隅で警笛がなる。 それでも抗う術も、それ以上のものを与えられる力もないことが心を締め付けた。 「あ、え……こ、こんなところで、眠くならないで。 部屋に、戻りましょう? お肉はほどほどに食べれたし……。 あ、……デザートが、ハートがたのアイスなんです。一口だけでも食べていくとか。 それと……あの、このあと………」 いくら合議を終えても変わらない価値観。 動かないスタンス、安心ができてしまっている。 「……寝ますか? 一緒に」 夜に予定をいれていないからはじめから扉の前にいた、と重ねてあなたの前髪を見つめた。 さらりと指だけで撫でて、考えて、眉間を少し押して不器用に笑った。 (-197) toumi_ 2022/02/27(Sun) 20:04:10 |
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