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【秘】 サルコシパラ → ウユニウユニを受け入れるためには 彼女のことを知る覚悟がいる。 肉親との決別をもたらした病のことも その症状や、病の行く末も 今の自分はあまりに知らなすぎる。 (-21) 西 2022/08/10(Wed) 21:52:05 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニその憂いに応えるかのように ウユニの声に決意が帯びていく。 味方であって欲しいと。 あの日彼女の肉親に感じた小さな憤りを まるで同じことを願うかのように。 一度彼女から目を離し、背を向け 花々の様子を伺っていたサルコシパラが もう一度導かれるように振り向くと (-22) 西 2022/08/10(Wed) 21:54:26 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニサルコシパラは驚きを隠せずに 思わず息を飲んでしまう。 「それが……あなたの……?」 あと数年しか生きられない身体だとか 癌に侵されているだとか 思いつく限りの最悪な想定の外側で 彼女の秘密が明かされていく。 (-25) 西 2022/08/10(Wed) 21:58:20 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ命の終わりは美しい。 その一瞬の輝きに全てが詰まっている。 今掴み取ってしまった未来も同じ この一瞬が、全てなのだ。* (-26) 西 2022/08/10(Wed) 22:01:28 |
【人】 ウユニ私はひどい提案をしたと思う。 貴方を利用します、 と言っているようなもの。 勿論利用されるのは構わなかったし 例えば家事とか、私にできることを頼まれるのなら こなすつもりでいたし、たとえ頼まれなくとも、 何かの形で貴方へ恩を返すつもりでいたの。 (73) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:05:38 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ独りなんて、嫌だった。 でも、信じていた人たちに裏切られたり、 傷つくのも嫌だった。 だから諦めて、独りを選ぼうと思っていたのに。 (-27) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:07:36 |
【人】 ウユニ 数年たっても秘密を守っていたのは そう、最後の線引きのつもりだった。 花咲病のことは、 これだけは、知られてはいけない。 知ってしまえば、病を背負わせること、 私の心に踏み込ませることと同じだと思うから。 彼のためだから、そうやって言い訳して ずっと言わなかった。 (77) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:10:54 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ背を向けていた彼がこちらを振り返って。 驚かれるのは当たり前だと、思っていたから 私は貴方の反応を見ても顔色は変えず。 「花咲病。身体に花が咲く、病です。」 いつか死ぬ病……とは言わなかった。 治療法について聞かれたなら、 探している途中だと、 嘘 をついたでしょう。 (-29) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:12:16 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ肝心なことはまだ言わず、それでも 私にとって、この病を明かすこと自体は かなり勇気のいることだったから。 ふ、と目を伏せて。 はだけた服を戻しながら、 「気味が悪いとか、怖いとか。 貴方も、そう思いますか……?」 か細い声で、聞いてしまうの。 貴方なら違う、と思っていたから 話したのに、それでも信じ切れないのは、 家族につけられた 傷 が深いから。 (-30) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:13:05 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ「こんな女を住まわせていると知れたら。 貴方も困ったことになるかもしれない。 もし、家族だと呼ぶのなら、なおさら。 それでも、 貴方は……。」 (-31) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:13:45 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラその先を口にすることはできなかった。 家族のように寄り添って欲しい、なんて願う資格は 私にはないのだから。 いつか死んで、貴方の元を離れる私は 貴方に寄り添うことなんて、できなくて。 だから、私にとって貴方は家族ではなく友人。 それでも一方的に寄り添って欲しいなんて わがままにもほどがあるから。 ―――――望んでは、いけないの。* (-33) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:14:23 |
【人】 ウユニ*** 私は、弟妹の世話をしていたこともあって 家事は一通り、できるつもり。 掃除は特に、出来るだけ積極的にしていたの。 何故かって? 見たことのない花弁が いつも床に落ちていたら不自然でしょう? だから花咲病の痕跡を残さないように、と 出来る限り、私が使う部屋、 出入りする部屋は綺麗にしていた。 彼が触れて欲しくない物には触れないように 入ってもいい場所、触ってもいいものは 事前に確認していたから。 彼の気を悪くするようなことはしなかった… そのはずだけれど、どうだったのかしらね。 秘密を明かした後も、習慣づいてしまったものを 変えられなかった、というのはまた別の話。 (78) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:48:45 |
【人】 ウユニ普段はそうやって家事をするだけではなくて。 街に出て、布を買ってきては 服や帽子を作って、 店に持ち込んで買い取ってもらう。 私はそんな風に生活にかかるお金を賄って。 住まわせてもらっている対価のつもりで 貴方へと稼ぎを渡そうとしていたけれど… 受け取ってもらえなかったのなら、 家のどこかに纏めて置いたままにしていたでしょう。 (79) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:50:28 |
【人】 ウユニ裁縫が得意だとは彼にも伝えていたから。 彼の服のボタンが取れていたり ほつれていたりするのを見つけたときは 「それ、直しますよ? そのままだと着づらいでしょう?」 と言って、服を直そうとしたこともあった。 また、ある日には。 (80) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:50:58 |
【人】 ウユニ「売り物にするには作りが甘くて。 もしよければ、貴方に貰って欲しいんです。」 と、もっともらしい理由をつけて 貴方にひざ掛けを作って渡そうとしたこともあった。 竜胆の刺繍飾りがついた、 充分売り物になりそうな、ひざ掛け。 (81) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:51:29 |
【人】 ウユニ住まう場所を提供してくれる彼に 何かを返したい、そんな思いを形にした贈り物。 「使わないのなら、私が使いますし 無理に、とはもちろん言いませんから。」 押し付けるのは本意ではなかったから。 そう付け加えて、差し出したそれは 受け取ってもらえたんだったかしら…?* (82) alice0327 2022/08/11(Thu) 0:55:05 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ「花咲病…………」 知らないと言わんばかりに サルコシパラは彼女の告げた病を復唱する。 聞けば治療法は今も探している途中で この先どうなるかも分からないようだった。 彼女が恐れているのであろう拒絶よりも サルコシパラが思ってしまうのは強い不安。 病気などという不透明なもののせいで 家族 を失うかもしれないのだから。 (-35) 西 2022/08/11(Thu) 8:10:00 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニサルコシパラは不安を胸に抱えながらも 怯えたようなウユニに向かって 正直に自身の思いを告げてみせる。 W普通Wの反応をよく知っているウユニは W普通Wの答えを強く恐れている。 サルコシパラにはそんな様に思えてならず 強い否定の気持ちが募っていく。 サルコシパラは気づけば ウユニの手を取り、強く握りしめていた。 (-37) 西 2022/08/11(Thu) 8:11:10 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ彼女が勇気を持って飛び越えた一線。 その一線はサルコシパラの強い感情を 理性の檻から解き放つことにもなる。 ウユニが自身と家族でありたいと そう思ってくれてるのだと考えれば これ以上の幸福などありはしない。 サルコシパラにとってそれは願いであり 望んだ未来の形そのもの。 (-38) 西 2022/08/11(Thu) 8:11:41 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ途切れた言葉のその先をなぞるように サルコシパラは真っ直ぐにウユニの瞳を覗く。 いてもいい、のではなく いてほしい、のだと。 その言葉の違いはウユニにしか伝わらない。 ウユニの想いの全てを知らないままの人間は 身勝手に、貪欲に、彼女を受け入れる。 それがサルコシパラの答えなのだ。 (-40) 西 2022/08/11(Thu) 8:13:44 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ結局はわがままと一緒だ。 彼女がこちら側に歩み寄ってくれたから サルコシパラも一線を超えることに もう耐えられなくなってしまったのだから。** (-41) 西 2022/08/11(Thu) 8:14:12 |
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