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【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 慣れない 戸森 夢彩「じゃあやめていいの?」 答えのわかってる意地悪な問いだ。 「ん……っ、く」 自分には2本の手しかないというのに、尻尾はちょっと卑怯だと思う。 そんな事を頭の片隅で考えて、あなたの目尻に涙が浮かんでるのが見えた。 答えが返ってくるまで、イカせないように、良い所をすこしだけ外して弄ぶ。 我ながらちょっと性格悪いなと思いつつも、ただ、あなたの本心が聞きたいと思ったのだ。 (-122) eve_1224 2022/02/03(Thu) 17:49:06 |
【秘】 3年 偉智 要 → ダンサー 堂本 棗「そ、っか、そんな、いっぱい、寒かったんだ、ね。」 拾いきれず指をすり抜ける砂の儚さも、寒さも知っている。 板挟みになっているのだろうか。 きっと、自分もそうなったら凍えてしまって抱えきれない事に嘆いて凍り付くだろう。 ならば今どうするべきかは明確だ。 「…どんな棗くんでも、僕の気持ちは、変わらない…よ。だって、いつも必死であったかい。 どうして、汚いなんて、思えない。痛い思い、しながらでも…頑張る棗くんを、汚いなんて…思えないよ。 凄く、悩んで頑張って寒かった、ね。」 受け止めよう。治るかはわからない。 辛く寒い中頑張った君の気持ちは本物だ。 それでも素肌が触れてしまえばまた痛い思いをさせてしまう。 そっと貴方を抱き締める。 頑張ってるね、ごめんね、ありがとう。 そっと背中を撫でた。 (-123) kou0957 2022/02/03(Thu) 17:54:05 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「……エスコートされるからには、 されるなりの礼儀ってものがあるからね」 カンでもなんでも、そう言われれば嬉しい。 あなたの温もりを感じながら、 ゆっくりと一緒に歩く。 「いや〜、見た目装備は大事だよ? やっぱりゲームは第一に楽しまないとさ」 ……という割に、氷室は実用第一なのだが。 ゲーマー気質だ。 (-128) serikanootto 2022/02/03(Thu) 18:09:29 |
【秘】 慣れない 戸森 夢彩 → ダンサー 堂本 棗「っ、く、ぅぅ……っ……意地、わる……っ」 絶頂が見えているのに、絶妙に外されてるのが分かる。 熱い息を吐きながら、涙目で君を上目で睨むように見る。 もう迫力も何もないのだけれど。 耐えきれるわけもない、君の手でイきたい。 早く楽になりたい。 「やめっ、ないで……ちゃんと、 ……かせて…っ 」恥ずかしいのに、それ以上に我慢できないから。 空いている手で変わらず君の腕を強くつかんで、振り絞るような声で懇願した。 そして自分の手が止まっても、尻尾の動きだけは止めずに。 君も絶頂へ向かわせる。一緒がいい。君と一緒が。 (-135) otomizu 2022/02/03(Thu) 18:30:09 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要自分の中には、多分似たようでちょっと違うふたつの気持ちがある。 あなたを恋い慕う心と純粋にあなたを慕う心。 どっちがどっちの物かなんて、今は関係ない。 エリーゼも俺も同じ魂であるのなら、どっちの気持ちも本物だ。 エリーゼも今は、それを望んでいる。 だから。 「良いよ。 センパイを助けたい、センパイが好きだって気持ちは本物だって証明するから」 『ねぇ、要さま? 私ごと受け入れてくださいますか?』 ぎゅっと抱き返して、あなたを温める。 あなたの体質上そのままやるのは多分、こっちも危険だ。 それでも優しさが症状を緩和するのを知ったから。 そういう想いなら今ここにいる他の誰にも負けないから。 だから大丈夫だと、信じることにした。 (-138) eve_1224 2022/02/03(Thu) 18:44:18 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「そっか。 オシャレしてくれるのはなんか嬉しいな」 道路側を歩きながら、時々ガードレールの上に溜まった雪を払ったりして遊ぶ。 冷たい上に子供みたいだが、これがなかなか楽しいのだ。 「そーなんだけど、ゲームじゃ俺女の子でしょ。 ついつい前世に合わせちゃうんだけどな、なんか、可愛くしてやりたくて」 だけどかっこいい武器みるとほしくなっちゃうんだこれが。 我ながら困ったやつである、ゲーム内でもお金は大事だ。 「お、お店発見!」 そうして歩いていると、写真で見た看板の店が見えてきた。 中に入れば明るく雰囲気のいい店だ。店員が直ぐに席へと案内してくれるだろう。 (-139) eve_1224 2022/02/03(Thu) 18:53:56 |
【秘】 3年 偉智 要 → ダンサー 堂本 棗「…どっちも、元々受け入れる気持ちしか、僕はないよ…? 好きって、そういう気持ち、だと思うし…それに 僕は棗くんも、エリーゼちゃんも…とても大切で、好きなんだ。」 汚い、そういうのなら、それに当てはまるとしたら自分自身。 恐る恐る、口に出す。 「その、…一回、お父さんが、…身体の関係…んん、と…うん、…そういう関係…あ、ったんだ。 それでも、いいの?」 抱き締め合うと自分の心音も伝わってしまう。恥ずかしさと、嬉しい、こんな自分でいいのか。複雑だが高鳴る鼓動。 は…白い息ではあるが熱っぽい顔で見つめる。 (-140) kou0957 2022/02/03(Thu) 19:00:11 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 慣れない 戸森 夢彩「――よく言えました」 だって。 どうしてもその口から聞きたかったから。 なんて言ったらまた睨まれるかもだけど、そういう顔も良いなぁ、なんて思ったりして。 頭を撫でる代わりに、あなたの髪に頬ずりをして答えた。 尻尾に込められた力も増して、自分も一緒にイかされようとしてるのが分かって、その性急さに小さく呻いた。 「わ、かったから……ン、一緒に、な……っ」 再び、覚えたてのイイ場所を強く甘く刺激して高みへと導いていく。 夢中になって互いにそれに没頭すれば、長い時間をおかずに二人同時に達してしまうだろう。 (-142) eve_1224 2022/02/03(Thu) 19:13:29 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要『要様……エリーゼは、とても嬉しく思います』 エリーゼの心が癒やされてるのがわかった。 同時に、前世の殿下からその言葉が聞きたかったという想いも溢れて胸が締め付けられる。 それはもう、どうしたって叶わない願いだ。 「お、おとうさん?」 口に出された言葉には流石に驚いたようで目を丸くした。 どうしてそんな事に、と思ったが、もしかするとお父さんも似たような気持ちだったのかもしれないと思い至った。 治してあげられるならと、思ったのかも。 それは本人に聞いてみないと胸の内なんてわからないけれど。 「驚いたけど……関係ないよ。 それで治ってない……ってのはちょっと不安要素だけど……お父さんと俺は違うし」 だから任せて欲しい。頑張るから。 熱っぽい視線を受ければ、反動的に自分の胸も高鳴った。 此処から先は、自分の熱を分けてあげるだけ。 凍傷になるかもとか、そんな恐れはもうなくて。 ただ、吸い寄せられるように目を閉じてそっと唇を重ねた。 (-144) eve_1224 2022/02/03(Thu) 19:27:36 |
【秘】 3年 偉智 要 → ダンサー 堂本 棗「エリーゼちゃん、棗くん ありがとう…こんな僕を、大切にしてくれて…。」 「…お父さんは、棗くん、みたいにあったかくなかった…。才能、だけ、ほしかった、みたい。…あとは、ただの欲求…?変な薬、とか…ん…ぅ」 重なる唇の温度に縋る。 あまり息が続かないのかとんとん。軽く叩く。 (-147) kou0957 2022/02/03(Thu) 19:58:32 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「センパイ……ちゃんと鼻で息して?」 息を止めたら苦しいよと言い、啄むようなものからだんだん深いものに変わっていく。 宥めるように背をなで、舌を絡め夢中になれば、あなたの体温もまた少し上がるんじゃないかと希望を持つ。 なんかまた聞き捨てならない単語を聞いたけど。 そんなの、もう忘れてしまえと思った。 あったかくないお父さんは、そうした事で何処か凍傷になったりしなかったんだろうか。 なんて、ちょっと下世話な事を考えたりしてしまった。 だって俺、今。何処も痛くない。 (-150) eve_1224 2022/02/03(Thu) 20:26:48 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「まあ、ほら、デー……エスコートだからね!」 ガードレールに構ってるのを見れば、 ふふ、と微笑む。 「なんというか、前世がはっきりしていると、 そういう弊害があるんだなあ……」 ある意味もっとも親しい女性なのかもしれないな、と。 ……案内され、メニューを眺める。 「堂本くんは、何頼むの?」 (-151) serikanootto 2022/02/03(Thu) 20:29:36 |
【秘】 慣れない 戸森 夢彩 → ダンサー 堂本 棗ああもう、本当に癪だ! 睨み付けたい気持ちだけど、込み上がる気持ちよさに どちらの体温か分からないほど、熱くなって。 「も、イ……ッ……!」 リードを握られて、絶頂まで導かれるのは初めてのことだ。 びく、と大きく肩を跳ねさせて。 水着の中がぐしょりと濡れ 君の手を粘り気のある液体で汚してしまうけれど、湯の中でいずれ薄れていくだろう。 彼女の尻尾も、少しだけ汚れてしまうかもしれないな。 肩で息をして、暫く君の体に体重をすっかり預けている。 頬は上気して、まるでのぼせてしまったかのようだ。 「はぁ……も、くたくた……」 (-152) otomizu 2022/02/03(Thu) 20:33:19 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「生まれた時から一緒だし……それが変だとも思ってないぜ、俺は」 前世の自分は既に生を終えた身ではあれど。 不本意な死を迎えたことを知っているからこそ、少しでも楽しみになるんじゃないかと思っている。 男の体では楽しめないオシャレも、ゲームの女の子の体であれば楽しめるから。 メニューを広げれば、美味しそうなイタリアンのメニューがつらつらと並んでいる。 うーん、としばし考えること、30秒かそこら。 「俺はボロネーゼとマルゲリータかな!」 と、当然のようにパスタもピザも頼むと言い放った。 さすが体育会系である。 「氷室ちゃんも好きなパスタ頼んだら? ピザはシェアするとか、どう?」 (-158) eve_1224 2022/02/03(Thu) 21:09:26 |
【秘】 3年 偉智 要 → ダンサー 堂本 棗「ケホッ…ぅ…鼻…?…ん…」 溶けかけた氷が口端を伝い落ちる。 酸欠になってきてぼんやりと過去を思い出すが この状況で他の人の名前を出すのも無粋だ。 舌を覗かせ唇を軽く舐める。淫らな人間に見えないか不安だ。 少しでも寒くないように毛布を引っ張って二人を包み込むように被せる (-159) kou0957 2022/02/03(Thu) 21:10:00 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 慣れない 戸森 夢彩「はは、……大丈夫、のぼせた?」 どの口で言うのか。 のぼせそうになる原因を作ったのは間違いなく自分である。 あなたの体液はまだ薄まるのでいいかもしれないが、男の白濁はそういうわけにはいかない。 流石にこのままにするわけにはいかないから、あなたを抱きすくめたまま桶ですくって綺麗に流してしまうだろう。 (-163) eve_1224 2022/02/03(Thu) 21:25:10 |
【秘】 慣れない 戸森 夢彩 → ダンサー 堂本 棗「……ちょっと、のぼせたかも」 くて、と体を預けたまま 桶から流れていくそれを横目に見ていた。もったいないと思うのは、サキュバスの本能か。 少し息が落ち着いてくると、体を反転させて君に抱きつくような形で背中に腕を回していただろう。 暫く、無言で体を密着させている。 (-166) otomizu 2022/02/03(Thu) 21:40:00 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 慣れない 戸森 夢彩のぼせたなら早めに上がったほうがいいのだが。 だけどまだしばらく離したくないなと思うのも正直な所で、あなたの様子をうかがった。 確かに顔は赤いし疲れてるようだけど……と思っていたら、あなたの身体がこちらを向いた。 「どうしたの、離れがたい?」 よしよしとあやす様に背中をなで、濡れた髪に唇を落とした。 (-168) eve_1224 2022/02/03(Thu) 21:51:03 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗うーむ。己の中に別の……慈しむというか、 なんというか、そういう対象がいるのは、 どんな気分なのだろうな。 こればっかりは当人にしかわからないんだろう。 「決めるの早いな〜。ん〜…… そうだね。シェアでいこうか」 いくらなんでも両方は入らない。 「イカス……いや、ジェノベーゼパスタにしよっと」 この後を考えるとイカスミは無さすぎることに気づいてよかった。 (-172) serikanootto 2022/02/03(Thu) 21:58:41 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「鼻で息しないと……苦しいだろ?」 背中にかかる毛布が暖かいな……と思いながら、唇を離すと上気した頬と酸欠で潤んだ瞳が見えた。 薬までつかったっていう父親は、きっと気持ちよくしてあげようとかそういう気はなかったんだろうな……と考えて、それなら俺は出来る限り優しく、痛みのないようにしようと思った。 男同士だし、女の子にするみたいには簡単にいかないのはわかっている、けれど。 それでも必要のない痛みは感じてほしくなかった。 「センパイ、ベッド行こ」 息も絶え絶えなあなたの手を引いて、これからもっともっと淫らになる場所へと誘った。 (-173) eve_1224 2022/02/03(Thu) 21:59:51 |
【秘】 たえられない 戸森 夢彩 → ダンサー 堂本 棗「………」 ぎゅう、と強く抱き締める。 頭もふわふわとしているからだろうか、恥ずかしさよりもただこの心地良さを感じていたくて。 そして、そうすればするほど。 胸が苦しいほど締め付けられて、君を抱きしめたまま、引き寄せて、背中からお湯に倒れ込む。 君からすれば、覆い被さるような格好になるだろう。 水深は深くはないから、顔はすぐに出せる。 髪も顔も濡らしてしまって、彼女は。 泣きそうな顔で君を見ている。 「………、いかないで……1人に、しないで…」 (-180) otomizu 2022/02/03(Thu) 22:12:57 |
【秘】 3年 偉智 要 → ダンサー 堂本 棗「え?うん…そう、だけど…」 自分の顔をひたひた触る。変な、あの時自分でも見たくないような顔はしていないだろうか。 「な、棗、くん…嫌じゃ、ない…?寒くない…?気持ち悪くない…?」 ベッドには座るが、初めての感覚に視線を彷徨わせる。 何より後悔したりはしてほしくないのだ。 感じた事のない熱にも混乱している。 (-181) kou0957 2022/02/03(Thu) 22:17:07 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「あんまだらだら悩むのも男らしくないじゃん? あ、食べきれなかったら言ってな。残った分食べる自信あるし」 運動してる食べざかりの男子高校生などこんなものである。 今はまだ、質より量のほうが大事なのかもしれない。 「ジェノベーゼってどんなパスタだっけ」 店員に注文を終えると、あとは話をしながら待つ時間だ。 (-186) eve_1224 2022/02/03(Thu) 22:32:11 |
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