あなたの笑みに少しだけいたずらっぽく微笑む。

「正直そんな気がしたわ、個人の価値観って概念があんまないように見える。教育の成果ってやつなんだろうなー。あっちなみに俺は俺個人が幸せになりたいし、親しい数人が幸せでいてほしいタイプな」

正反対だろ、と声を弾ませてあなたの誤魔化しのような笑いを受け入れた。ついでに額をぺちされるのならあなたの指先に軽く頭を押し付ける。うりうり。

「相手にできるイコールスムーズに事を運べるだとするなら答えはノーなんだなあこれが。身体的にどっちに寄っているかでも変わるらしいし、そもそも俺両性具有抱いたことないもんよ。会ったのも初めて」

「報告了解した。……そうだな。初の『処刑』が行われた後だ、真であれ騙りであれ、体調がすぐれず顔を出しにくいという場合もあるだろう。
　貴方の様に忙しいという場合もある。提案感謝する。」

「出揃い次第、他の占い師及び霊能者の結果と共に報告させてもらう。顔を出せる時で構わない為、後ほど議論の場で理由を教えて貰えれば幸いだ。」

/*
拝啓 51%バーナードPLさんへ

ご機嫌よう。オネエ嬢様ですわ。



具体的に言うと「じゃあ試しに抱いてみる？」と言うだけなので、バーナードが応えても応えなくてもどちらでも構いませんわ。
というよりそもそも、なんかだかバーナード懇意の相手がいそうだしヌンキも今恋愛感情とかないけど体の関係持っちゃったPCさんがいるのでこれがバーナードPLさんのNGである「寝取られ」に抵触しないかが心配ですの。

なおバーナードもバーナードが懇意にしている人(いたらですが)も寝とる気はなく、セフレなみにスナック感覚でセックスするだけになります。これ最悪発言じゃない？

というわけでPL連絡でしたわ。わたくしはバーナードPLさんのお気持ちを最大限尊重したいので、無理そうでしたらどうか遠慮なくおっしゃってくださいませ。チュッ

/*拝啓 ヌンキオネエ嬢様へ。
御機嫌よう！51%バーナードPLですわ。結論から申し上げますと、




バーナードに懇意の相手がいるのは事実ですしそっちも他PC様とヤってるんだろうなって思っていましたけれど、なのでなんとこちら側は完全にNG回避できておりますの！


その上で、こうして相談を下さるPL様であることから寝取る気がないなと確信できたので思う存分ヤる気になりましたわ。

というわけでPL連絡でしたの。言い辛いことだったでしょうに確認いただきありがとうございました！

キミがワゴンを取りに戻ると、
クローシュが開けられているのが分かる。

食べやすかったのだろう、ゼリーは奇麗になくなっており
小瓶の中の金平糖は少しばかり残っている。
水はピッチャーが空になるほどに。

あなたの書いたメモの下に続く形で、
共通言語で「おいしかった」と記されている。文字は汚い。

/*
拝啓 シトゥラPL息子様

今時間がないのでPL連絡だけ先に



なおその人は懇意にしている相手がいるし(ヌンキとセックスするタイミングはくっつく前です)、ヌンキも恋愛感情3日目現時点では誰にも持っていないのでまだヌンキ誰ともくっついていないことはお知らせしておきますわ！！！シトゥラとの依存√エンディングの可能性まだありますわよ！！スナック菓子セフレ感覚でヤることになります！！

もしそれもちょっと……受け付けない……！という感じでしたらシトゥラとのえっちオンリーに留めますので、無理せず遠慮なく色々おっしゃってくださいね！息子(息子ではない)愛していますわ！

/*
セックス了解です！！！！！
シトゥラも現時点で片思い続行中なので！！！！
セフレでもアタシは構いませんことよ！！！

シトゥラ自身も
「この人はすべての人に平等に優しいから特別な存在にはなれないだろうな」
と思ってるところあるので！

/*
ママはみんなのママだから……ママ愛してる……

/*
息子(娘)♡アタシも愛しているわ♡

ママって呼ばれているのに子供とセックスするの、本当に罪深すぎませんこと？

/*
えっ中はママって呼ばないからセーフよ！
セフセフ！

ママが幸せになってくれるならアタシは幸せよ。

「まあ代々優秀と言われた使用人を輩出する家だからね。教育は徹底されているとも。仕える先は限られているから、俺の家の名前が広く知られているわけではないけれど。
……バーナード殿は自分個人と、親しい数人か。いいと思うよ。それなら広く手を伸ばす人よりそれぞれに心ゆくまで尽くすことができるだろうからね」

そこまでは今までと何ら変わりなく穏やかに話をしていたものの。

「……ふふ」

空気が、正確には使用人の纏う空気が。
ほんの少しだけ変質する。

「スムーズに事を運ぶことなんて考えなくていいんだよ。俺が尽くすから。
未知の肉体を持つ相手と、君が深く交われるかどうか……嫌悪を抱かないかどうか……それが肝要だからね」

指先が頬を滑る。
ただの友人にしては熱っぽく、恋人にしてはやけに軽い。

「それじゃあさ、バーナード殿」

爽やかなライムグリーンを湛えた瞳が、試すように貴方を見つめている。

「………………抱いてみる？」

わたくしも悪友めいたすっごく楽しいやりとり出来るバーナードとえっちが出来るの嬉しすぎて貴方の連絡いただいた時ガッツポーズしかけましたわよ！完全勝利ヌンキPLですわ。
肉体関係持った相手さんにも「ちょっくらセックスしてきます」と言ったらいいよって許可貰えましたからね、ガンガンイきますわよ。


わたくしからは以上です。白チャに秘話に議論にととっても多忙だと思いますが、どうかご無理なさらないでくださいませね。

/*


いえわたくしはステルスしますけど…………もうこの連絡の時点で何もかもモロバレですわよ……PLの自己主張COですわよ……ありがとうバーナードPLさん、ビッグラブ……

あ！これは最低最悪のメタ時空会話だ！最低最悪すぎる！！

「ところでテレベルム殿、誰が一番おちんちん大きくて太いと思う？
俺ね〜体格に見合ったテンガン殿かな〜と思ったけどダークホース……いや対抗のハマル殿かな！真自己主張の自己主張は伊達じゃないってね！」

これでもし匿名箱のおちんちん話欲しがっている人じゃなかったら本当に心からお詫び申し上げます。わたくしとヌンキを殺してくださいませ。合っててもこんな最低最悪秘話送るなと言う話ですけれど。

まさかとは思うが本当におちんちんの話なのか？

「は？」

テレベルムは、は？と思った。

「私では？」

なぜなら私だと思うので。

本当におちんちんの話なんですよ、ここだけの話。

「うわあすごい自信に満ち溢れて輝いてるね。髪の毛のオーロラが空気にまで漏れ出てるみた〜い。

でもテレベルム殿、この船の中で一番身長あるけど逞しさにおいてはちょっと……ほら、他の人に一歩譲るところあるじゃない？
長さはまだしも太さとなると心もとなさがありそうだけど……どう？」

どうってなんですか？

「……確かに太さはそれほどでも無いかもしれないが、だからといってが良いわけでも無いだろう？バランスだと思う……物事は……」

意外としっかりした意見があるのですね。
普段は男所帯にいるからですね。

「とはいえ、私は……バーナードもある程度の自信があるのではないかと想定する。自身は態度に現れるものだから」

「バーナード」

「バーナードはねえ……

……………………

…………これからおちんちんのサイズを……はかってきます……本編時空で…………」

お察しください。

「そうなのか？そうか。貴方にも何か揺らぐものがあったなら幸いだ」

素直に祝福している人。素直ですね。

「ゲーム中だからあまり無理をするのは良くないぞ。体に気をつけて」

どんぐりクッキー^sweetをメッセージに付与した。
体力は補填すべきだと思ったので。

「……………………………………


…………ありがとう…………」

素直に祝福してくる貴方を見て後ろめたさがちょっぴりあったそうな。
なんか……色々あったんです、色々……

メッセージをいただきました。
ありがとうテレベルム……頑張るよ………………

「何かあれば、相談は乗る。……性的なことはあまり得意ではないが、がんばる」

がんばる。
がんばれ……の意を込めて、袖ごとゆらゆらと手を振った。
いってらっしゃ〜い