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【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード「……あぁ、そうね、そうだったわねアナタ運び屋だったわね……」 人に運ばれたことなんてないものだから、割と普通に慌てていた。掴まっててと言われれば素直に掴まってるくらいには。 他者の気配はない。処刑後だからか、貴方が静かに運んでくれているからか。 泣いた気配の残る顔を見られたくないのは同じなので、大いに助かった。 「どうって何よどうって……びっくりしたわよ……」 下ろされれば、何度か床を確かめるように踏みしめて。 呑気に笑う顔に向けて、抗議にも満たない抗議をひとつ。 その後は、溜息を吐きながらも、汚れた服を洗濯用機械に任せたりしつつシャワールームの中へ向かうだろう。 共に来るなら、わざわざ離れることもせず、壁一枚隔てた隣に入るはず。会話は届くように。 (-366) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 3:15:31 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ聞いていって、と言われたのに差し出されたのはメモ。 僅かに首を傾けたが、受け取ったそれに目を通せば、それが会話ではいけないことがよく分かった。 ちび、と酒を口に含みながら、文字を追う視線は酷く真剣で。 一度文末までを読んだかと思えば、次は特に気になる箇所にバラバラに視線が走る、なんてことを繰り返し。 非常に、じっくりと時間をかけて、貴方の思いを胸に収めた。 「……落ち着けているの?」 口を開いて、まず出た言葉はそれだった。 「アタシね、これをおかしいことだとは思わないわ。……アタシも噛んで押さえて飲み込んで無理矢理納得して、ってタイプだから敢えて聞くけど」 「……あとね。アタシは、アナタのこの願いを受け取れる人間じゃないわ」 カラ、とグラスの氷が揺れる。場違いに呑気な音を立てて。 「アタシ、このゲームは2回目よ」 (-367) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 3:26:13 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「はは、ごめんって。こう動いたほうが早いし他の面々と遭遇しにくいかなって思ってさ」 崩れ落ちる前のあなたの様子とあなたがヒールである点から判断していたらしく、どことなく得意げに笑いながらしれっと言ってのけた。 その後はこちらも重装備ゆえに若干手間取りながらも衣服は洗濯へと出しつつ、シャワールームへと歩を進める。 こちらからもあなたと距離を置くつもりはなかったので、必然壁一枚隔てて入ることになった。 温泉の時ほどの安息ではないにしても、また心地よさそうなため息は聞こえてくることだろう。 「なあムルイジ。ひとつ……ふたつか、頼みごとがあるんだけどさあ」 (-368) uni 2021/09/08(Wed) 3:30:45 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード「……そう言われると……そうね……」 事実、足に力はあまり入らなかっただろう。ヒールは慣れているものの、運動能力が高いわけでもなし。何よりヒールは音が目立つ。 髪を湯船に浸けてしまう心配がないので、気楽といえばこっちの方が気楽。 念入りに念入りに、隅々までよく洗う。匂いも汚れも落とすように。 「……ものによるわよ。聞いてから判断するわ」 だから言いなさい、と隣に促し。 (-369) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 3:35:58 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「君たちのおかげでね」 落ち着けているの、という問いには間髪入れずにそう答えた。 「そこに書かれていることは事実だ。でも、初めに書かれていることも"生きたくない"ということも、実行に移したいと思うほど荒れてはいない。 心を掻きむしるほどの激情を押さえつけてでも、生きたくないという本音を固く押さえつけてでも、それでもまっとうに生きようと思う理由が出来つつあるからさ」 だから俺は平気さとグラスを揺らした。いつも通りじゃない使用人の代わりに、グラスの氷がいつも通りの声を思わせるほどの軽い音で歌った。 「俺よりも君だよ君。気になるのは。 …………二回も参加するって、何かよほどの事情があるのかい?」 (-371) もちぱい 2021/09/08(Wed) 3:48:25 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ「……そう。理由があるのは大きいわね」 生きて、と無責任に発するほど、馬鹿ではいられない。 いつも通りではないところを見せられても、硬質な声を聞いていても、特に動揺も忌避もすることなく。 「えぇ?そんなに気になる?」 なんで一度は茶化すものの。ずっと舐めるばかりだった水割りを、ぐ、と一口飲み込み。 「……大した理由じゃないわ。鈍いのよアタシ。…死の恐怖も殺す感触も、あるけど、わかるけど、やれちゃうのよ。 怖いわ、って言いながら平然と死体の冷えた頬に口付けができるの。殺すために、致死量ではないながらも毒が口に含めるの。肉に刃が食い込むのを感じながら、その身体を抱けるの」 「…………そう、だったのよ。一回経験した上で、そうだった」 自嘲するように、話す声に笑いが混じる。 つらつらと言葉が吐き出されていく。 「あとは、単純にババアだからねアタシ。120越えてんのよ。だからそろそろもっかいやんなさいねって通達が来たわ」 (-372) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 4:01:16 |
【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジ問いかけを貰うとは、思っていませんでした。 ですから、少し驚き混じりの表情と声で返します。 「・・・少し前から でございます」 小さな声。視線は下に。 「ああ ですが・・・昨日は 眠りました」 眠ったというには少し荒い方法で。 答えを返した後、一呼吸置いてまた口を開きます。 「ムルイジ様は眠れていますか? ・・・お食事は取れていますか?」 また匂いが変わった気がして。いつも通りに見える、いつも通りではないその雰囲気に どうにも。 (-374) sinorit 2021/09/08(Wed) 6:37:21 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「好きかどうかは……どうだろう?私そもそも胃がほとんど食べ物を受け付けないからさ」 時短のために完全栄養食を、そんな生活のせいで消化器官は衰弱しきっている。 物珍し気にイカの絵が描かれた袋を開けてみるが……酢のにおいにやられたのか、そっとあなたの方に押し付けた。 「もの食べた後は大体吐いてるからね、私」 「あ、でもね、ものを食べるとテンガンが私のこと見て褒めてくれるし、今だったらマ……ヌンキくんも私のこと見てくれるし褒めてくれるだろ?そういう意味ではものを食べるのは好きかもしれないね。私のこと見てくれるから」 「まあ部屋に戻ってから吐くんだけど」 (-378) tanuki 2021/09/08(Wed) 7:03:34 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタン「……そう」 眠り方までは頭が回らない。ただ、眠ったならまだマシかなんて思うだけだ。 今日こうしてまた眠れなくなっているのは、あまり頂けないことではあるが。 ミントの中にうっすらとラズベリーが混ざる香りを纏いながら。自分の香りがどんな印象を貴方に与えているかも知らないまま。 「……寝てるわよ。大丈夫」 嘘ではない。が、もう片方の問いには答えない。 答えられない。 (-384) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 7:27:40 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ「あぁ……お菓子すらダメなのね……」 押し付けられたイカの酢漬けに視線を落とす。 …空の胃に、酢は厳しい。そもそも、酢漬けが、得意ではない。そんなことは表面に少しも出さずに。 手をつけて、指先で摘み、一口。よく噛んで、飲み込んで、緑茶も一口。 「お茶は平気?」 貴方に出した分の緑茶を指す。無理なら無理して飲まなくてもいい、と言外に込め。 「そんなにダメなら、パンとかクッキーとかいきなり食べちゃダメよ。吐くのも食道に負担掛かるんだから。 ゼリーとか流動食から始めたほうがいいの、……知ってるでしょうに」 医療室にいる貴方の方が、絶対に自分より詳しいはずなのに。 ……食べる理由については、今は何も言わなかった。見てもらうこと、褒められることがどれだけ貴方にとって重要か、分からないから。 (-386) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 7:35:01 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ髪を洗い、身体の汚れを洗い流す。お湯が床に跳ねる音を一人分、壁を隔ててもう一人分聞きながら小さく笑った声は狭い空間によく響いた。 「サンキュ。ぜひご一考くださいってことで」 ……怒られてもおかしくないと思っていることを言うので、若干の葛藤が僅かな沈黙には繋がったけれど。 「ひとつめ。今の俺のこと、ラサルハグに言わないでほしい。ゲームから除外されてからもずっと……俺が死なないか、心が傷付かないかを気にかけ、祈ってくれているみたいだから。……いつか、自分から話せるように頑張る、から」 心がどうしようもなく傷付いて泣き喚いている。自分が無事ではないと自覚があって、だからゲームから除外され見ていることしかできない彼を苦しめる事実はあまり知られたくないのだと話す。 (-389) uni 2021/09/08(Wed) 8:21:07 |
【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジ眠れない夜。考えすぎだとわかっているのです。 考えても、もう意味が無いとも 知っているのですが。 ・・・このゲームに参加してからというもの 考えるということが増えた気が致しました。 「眠れては いるのですね。 ・・・お身体 壊しますよ ムルイジ様」 キャラメルひとつ手に取り、包みから取り出して口に運びます。甘いものは得意ではありませんが、この甘さは 癒しを得ます。 (-390) sinorit 2021/09/08(Wed) 8:41:20 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「液体は……問題ないよ」 そうは言っても手は付けない、胃が拒否しているから。 「ゼリー飲料、そうそう。最近の主食なんだよ、最近は一個で一日分の栄養って売り込みのやつもあるから助かるよね。まずいけど」 あなたの様子を見、イカの袋を摘まみ上げて開けた口を内側に折り込んで箱に戻す。 「棚上げの名人の私だけど、嫌いなら嫌いって言えばいいのに。あんまり好きじゃないんだろ?」 意地の悪い顔だ。 「君はなかなかのひねくれものと見た」 (-391) tanuki 2021/09/08(Wed) 8:55:11 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「通達が来るなんて君のお偉いさんもなかなかどうして鬼だなあ」 人形めいた無機質さを見せていた使用人だったが、そうコメントする時だけ労うような色を声に乗せていた。 「鈍い、か。 …………通達はまあ、どうしようもないけれど。 それはさておき鈍いものは鈍いものとしてそのままにしていてもよかったんじゃないの?それはそれで、一つの長所として俺は見れるけどな。 感じにくい心が悲鳴をあげるほどに傷ついて、苦しんで、そうまでしてこのゲームで何か……得られるものはあった?」 決して人形ではない使用人の顔がほんのかすかに曇る。 「……俺は、心配だよ。君が、辛い思いをしたのに何一つ得るものがなかったらどうしようって」 皆の背を優しく押し、見守ってきた貴方がただ傷つくだけなんて。 そんなの、嫌なのだ。 (-426) もちぱい 2021/09/08(Wed) 14:23:31 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード間が開いても促すことはなく。ただ、聞き漏らすことのないようにその間はシャワーを止める。 「馬鹿ね」 聞こえてきた一つ目のお願いに、何度も言った言葉を一つ。 呆れたような笑い声まじりに。 「言うわけないでしょ。そんな野暮なことしないわ。 ……隠し通すつもりってんなら考えたけど」 言われなくとも、話すつもりはなかった。誰にも。 髪に含まれた水分を絞る。そこそこに苦労しながら。 「残りのお願いは?」 (-437) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 15:16:05 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタンムルイジは、考えることをよしとする。貴方が何をそんなに眠れないほど考えているのかは分からないけれど。 考えることこそが、人間を人間たらしめていると思っている。 「……そうねぇ」 身体を壊す、に否定はできなかった。 キャラメルが貴方の口に運ばれていくのを眺め。 それでも自分はそれに手を伸ばす気にはなれなくて。 (-438) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 15:19:58 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ「無理しなくていいわよ」 意思として声に出した。自分は、もう一口啜って。 「あぁ、あれ不味いのね…もう少しどうにかなればいいのに。 それとも、味がしっかりしてない方がいい?」 あまり味がいいと、それだけで『食べている』感覚が増えるから。 袋が取り上げられるのも、箱にしまわれるのも、不思議そうな顔で見ていた。 そのあと、意地悪い顔に視線を向けて。 「………アタシ変な顔してた?」 なぜ分かったのか、不思議でならなかった。 ほんのりと眉間に皺を寄せ。 (-441) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 15:26:40 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ貴方の言葉を、暫く黙って聞いていた。 労う色も、曇る顔も。ちゃんとわかる。 わざとらしく元気に明るく振る舞う皆の前の貴方より、中々どうして、ムルイジにとってはこちらの方が好ましいと感じてしまう程度には心配を受け取れている。 「……考えることは人間の特権よ。鈍いままでいるほうが、アタシにとって死ぬことより怖かったのよ。 アタシいつか、肉体より先に精神が凍りついて死んでしまうんじゃないかって」 質の違う恐怖がふたつ。どちらを取るか、という選択で、ムルイジは心を軋ませてでも『生きるための』恐怖を取っただけの話。 「折角死なずに済むようになって、それでもそれは肉体だけ。……精神のことって、まだまだみんな知らないんじゃないかしら? 物理的な部分だけ先走って終点に辿り着いちゃったのよ、人間は、きっと。 馬鹿よね、愚かだわ、そう思う」 酒をまた一口、もう一口。 胃がキリと痛む音のような感覚を、体内に感じる。 「痛みこそが、アタシにとって得るものだったわ、ヌンキ」 微笑む。心の底から穏やかに。無理して作ったいつも通りではなく。 ただ、ほんの僅かに眉を下げ、寂しそうな雰囲気も感じ取れたかもしれないが。 (-444) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 15:41:27 |
ムルイジは、喫煙所にいる。煙草に火はついていない。 (a72) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 16:00:00 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「……隠し通したい気持ちはあったんだけど……隠し通せる自信がなくて……」 どうにも自分の周りには他人の感情の機微に敏感な人間と、お節介焼きがたくさん溢れているようだから。 それならばいつかを努力目標として据えたほうがいいのでは?と考えた結果らしい。 時折あなたの声を聞くためにシャワーを止めることはあっても、全身を洗い終わってもまだそれ以上の何かを洗い流そうとするようにシャワーを浴び続けていて。 あなたがもう一つのお願いについて促すようなら、……とん、とバーナード側の壁から音がする。寄りかかったのかもしれない。 「ふたつめは『情報屋のムルイジ』じゃなくて『ムルイジ』へのお願いなんだけどさ。 ……連絡先交換しねえ?この船を降りたらもう会うことはないでしょうサヨナラ、なんて勿体なさすぎて嫌だわ俺」 (-447) uni 2021/09/08(Wed) 16:11:13 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード「そうね。……まぁバレるでしょうね。ラサルハグだって鈍くはないでしょうし」 声に混ざるのはどことない笑いと、ちょっとした暖かさ。 貴方が前を向く様子なのが、微笑ましくて好ましい。 思えば、泣き喚いても、ずっと貴方は歩みを止めることはなかったな、などと。 隣の壁から、トンと音がした。なんとなく向き直り、その向こうにいる貴方のお願いを聞き。 「………あぁ、もう」 情報屋なんて知り合いにして、なんて言葉は先に封じられてしまった。 言い訳を考える余裕も、……いや、 「…いいわよ。船を降りた後も、アタシを知っていて」 ムルイジ自身も、貴方ともう会わない、会えないのは勿体ない、と感じてしまった。 (-450) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 16:23:09 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「まあ、気が向いたら飲むよ」 喉は普通に乾くから乾いたときには飲む。 「あれねー……味がはっきりしないんだよ。ピーチですって言われたら そうかピーチだなって思うし、オレンジですって言われたらやっぱりオレンジか?みたいになるの。なんなんだろうな、味まで一日一食分にしてるの?アレ」 そんなことを言いながらテーブルに顎を乗せ、だらりと力を抜く。 「なんだろう?勘?」 「……っていうのは半分冗談かな?自分にも身に覚えがあるからそう思ったんだけど。君さっきイカ食べた時、飲み込む前に一瞬間があったんだよ、間。多分君自身気づいてないだろうけどね、嫌いな物って飲み込む時に抵抗感が出てくるから、嚥下するまでにラグが生まれやすいんだ」 「あとすぐお茶飲んだ。味とか食感とか口の中に残したくないし、早く胃まで押し込みたくなるから飲み物に手が伸びる」 その辺かなと言ってにんまり笑う。 (-451) tanuki 2021/09/08(Wed) 16:25:48 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「精神が凍りつく……。 ……それが技術を得た結果なら、進化の一つとしてそれでもいいじゃないかと思っていた。今更古い人間らしく死の恐怖を得ることなど、退化にも等しいと。 ああ、でも。君の話を聞いてなんとなく思い至ったよ。 人間を人間たらしめているのは、思考という概念なのかな」 船に来た直後まで道具であろうとした、思考を停止していた人間は貴方の言葉を丁寧に拾い上げる。 「心を死なせないようにする為に、死にそうなくらい傷を受けなければいけないなんて。 冗談にもならないよ。本当に人間は馬鹿だ」 悲しさと、寂しさと、やるせなさがないまぜになった乾いた笑い声がこぼれ落ちる。 「……それでも、君に得られるものがあってよかった。それは、俺という愚かな人間にとっての救いにあるから」 ▽ (-452) もちぱい 2021/09/08(Wed) 16:31:37 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「……ムルイジ殿」 一つ、前置きと共に使用人はグラスを置いた。 立ち上がり、テーブルを迂回して。 ソファに座る貴方の前へ。 「嫌なら、冗談めかして断るなり力づくで突き飛ばすなりしてほしいのだけどね?」 そう言って、使用人は貴方へそっと腕を伸ばすだろう。柔らかく抱きしめようとするために。 断られるなら、「冗談だよ」と笑っていつも通りの調子で席に着く。 (-453) もちぱい 2021/09/08(Wed) 16:31:56 |
【秘】 アンテナ キュー → 情報屋 ムルイジ短いメッセージがゆっくりと送られてくる。 『約束』『すぐできるかも』『多分』 それから考えた後に、また少し送られてくる。タイピングが遅いのか、やはりかなりゆっくりと。 『お仕事できないと』『お休み』 『暇になるよね?』 (-462) axyu 2021/09/08(Wed) 17:06:16 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「アイツほんっと鈍くないから……寧ろ得意な方だと思う……」 呟くように言った声があなたに届いたかは分からないものの、隣から妙に難しそうな雰囲気がしてくるのは伝わるかもしれない。 生者の務めというほど仰々しいものは掲げず、自分が"運びたい"もののために駆ける『高速度星』は後退だけは選ばない。 自らの煌めきが先を見通し周囲を照らすことを願う星は、一度は消えかけようともまた瞬いて。 シャワールームで煌めいた声は間違いなくあなたの返答に喜ぶものだ。 これから先もあなたという人と交流を続けられることに対する、純粋な歓喜。 「……へへ、サンキュ。それじゃあ約束な、船を降りる前に絶対連絡先交換!」 シャワーを止めて着替えに向かう足は、水に濡れた床をぺたぺたと鳴らす。 そのなんとも気の抜ける高い音にはもう歩けなくなりそうな重さは残っていなかった。 (-465) uni 2021/09/08(Wed) 17:14:23 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ気が向いたら、にはそれでいい、と。 ぬるくなりすぎた、とかそういうときにはきっと言われれば淹れ直しもするだろう。 「……なんとなく分かったわ。凄く釈然としない味がしそう……」 今度自分も一度試してみようか、なんて考えつつちょっと思いを馳せて。遠い目。 「……………酢漬けがね、嫌いなの。イカに限らず」 喉にからむというか、鼻に突き抜けるというか。思い返してもう一度お茶を飲む。 「アナタって、本当に人をよく見てるわよね」 笑っている顔に対して、ほんのりジト目を返した。 すぐに仕方ないと言わんばかりに肩の力を抜いたが。 背負いすぎ、甘えろ、も。貴方に一番最初に言われたんだった。 (-471) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 17:42:15 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ「思うに、人間は人間であらねばならなかったのよ。思考しないなら機械でいいもの」 これだけ技術が発達した中で、それでも人間であらねばならない。 そして、その思考を拾ってくれる者のおかげで、思考を続けていられる。 「馬鹿よね。でも馬鹿でもいいわ。その方がきっと愛せる」 それが例え自分だけは除外した言葉でも、嘘偽りはない。 ただし、……本当に愛するものから自分を除外していたとしたら。 こうして貴方と会話を続けることはなかったし、自分の元に寄る貴方を見ながら黙っていることもなかっただろう。 抱擁を避けることはない。冗談と済ませるために軽々しく抱きしめ返すこともない。 だらりと力を抜いて、貴方に身を任せ。 「……アナタの気持ちを、冗談にしなくたっていいのよ」 抱き締めたいと思ってくれたなら、それで。 (-475) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 17:52:23 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「おうよ、試してくれよぅ。あの何とも言えない味を私は広めたいんだ、被害者は多い方がいい」 最低なことを言いながらぐでんとテーブルに頬をつける。 「お、やっと正直になったな。いい事だ」 駄菓子のパッケージ一つ一つに目を通す中、肩の力を抜いたあなたを横目に見やり 「いい顔になったじゃん」 とにやりと笑ってグッと親指を立てた。 (-481) tanuki 2021/09/08(Wed) 18:20:29 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「……それじゃあ、遠慮なく愛そうかな。 俺も愛なんてよく分からない、思考をようやく始めたばかりの人間だけどさ」 力を抜いた貴方の体をそっと抱きしめる。頭をかき抱いて、自身の胸にそっと隠すように。 誰も見る者などいないのだから、自分によって隠されているのだから、どうか見えない間だけは無理して取り繕わないでと伝えるように。 「──君のこと、君より心配してるんだぜ。 君が自分に優しくしないから。辛いのに、皆の後ろで平気そうな顔をしているから」 生きる為に死ぬなんて、本当に馬鹿だと思う。 ああ、それでも無視をすることができない。 これがもしかしたら愛なのかもしれない。そうじゃなくても、悪い物ではないと思いたい。 傷つきながら生きる君をもう無視するなんて出来ないから。 生まれたての感情で、寄りかかるという選択肢の無い貴方を抱きしめるのだ。 ゲームにして6日目、そうして静かに時間は過ぎていく。 (-483) もちぱい 2021/09/08(Wed) 18:23:30 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → アンテナ キュー『そうね、仕事ができないと休暇を取るしかないわね』 いつもの口調の、そこそこ早い送信速度。 『大丈夫?』 生き返ったあとの貴方の様子は、ちらほらロビーで見ていた。声が出ないらしいということも。 声を掛けるタイミングを逃しまくっていたが。 (-486) rustyhoney 2021/09/08(Wed) 19:03:58 |
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