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【恋】 テレベルム[ そして少し歩いてたどり着いたのは、大きな食材屋だった。 様々な人でにぎわっており、 見た事も無い食材が所狭しと並んでいる。 わあ…っと目を輝かせるが、 その人の多さにすぐにプラチナにしがみつき はぐれないようにとぎゅっと手を握った。 最初に目に入ったのは、目的の魚売り場。 獲物を冷やすためか、氷の上に乗った魚の前は 店の中でも特にひんやりしていて身を震わせる。 ] プラチナ、ここにもお魚いますよ! こっちのお魚はちゃんと切ってあるみたいですけど… [ 食材を前にはしゃぎながら、 プラチナに見て見てと指さして。 店主にちょうど良いものを見繕ってもらったなら、 包んで抱えてまた歩こう。 そして少し歩いて、プラチナに身を寄せて。 そこで漸く僕は、 プラチナの様子が少しおかしいのに気づいた。 ] (?44) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:47:56 |
【恋】 テレベルム[ なんだか、足を擦り合わせている…ような。 さっきちらと感じた違和感を再び感じた事で、 胸に浮かぶ疑念がどんどん膨らむのを感じる。 ] (……、プラチナ…なんか、様子がおかしい…?) [ 朝食の時に見た、おしっこを我慢し始めた時の… あの時のプラチナの様子に似た仕草。 再び目を逸らすものの、 歩きながらもちらちらと目が行ってしまっていて。 ] (?45) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:48:33 |
【恋】 テレベルム(あ………) [ ふと、食材が並ぶエリアで目に入ったそれに 引き寄せられるように手を伸ばす。 今日プラチナと飲んだ 暖かい柑橘と蜂蜜のジュースの原液。 黄金色のシロップが入った瓶を手に取ると、 たぽん…と手の中で揺らしてプラチナを見た。 ] ……プラチナ、あの… これも買っていいですか……? [ そうして彼に、その瓶を手渡してみる。 いけないことなんてしてない筈なのに、 彼にそれを持たせるのがなんとなく… なんとなく、今我慢しているかもしれないソレを連想させて とてもいけないことをしているような気がして。 ] (?47) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:48:56 |
【恋】 テレベルム今日、帰ったらまた飲みたいなって思って…。 [ プラチナに、それを持って歩いてほしい…なんて 本音を押し隠して、ひとつおねだりをしよう。** ] (?48) Lecoco 2024/02/07(Wed) 0:49:51 |
【独】 翼の魔術師 テレベルム/* >>-35 ややややややりたすぎる〜〜〜〜!!! ここでおしっこしたいならするといい、ほら。 とかってやらせようとされるから、意地になってできなくなって余計追い詰められちゃうやつね… やろう…絶対… ゆっくり寝て〜〜!わたしもこれで寝ます! 明日と明後日の日中コアちょっと怪しい予感がしている…一撃はどちらもできそう。 (-36) Leco 2024/02/07(Wed) 0:51:44 |
【恋】 プラチナ魚か。 確かに普段はあまり食べる機会がないものな。 シチュー、いいんじゃないか?温まりそうだ。 [ちょうど先日同じような理由で パエリアを食べたばかりだった、とふと思い出す。 テレベルムの提案に快く頷き食材屋へ。 手を繋いで魚売り場へと向かえば その区画だけ一際ひんやりとしていた。 思わずぶるぶるっと腰を震わせ、 はしゃぎながら魚を選ぶテレベルムに付き合う。] あ、ああ…… あっちは観賞用だが、 こっちは食用だからな… んっ… (さ…寒い……足元が冷えて……んぅぅっ… お、オシッコに響くぅぅ……) [寒さに耐えかねて無意識に尻をもじもじさせてしまいながら 店主にシチューに入れるおススメを尋ねれば 旬の鱈が入ってると言われたのでそれを買う。 白菜、玉葱、芋。 テレベルムと売り場を回り歩き、野菜類を籠に入れていく。 その間も時折立ち止まって 片足を腿に擦りつけたり重心を交互に傾けたり。 人目を惹くほどではないけれど、 注意して見ていれば不自然さを感じる程度には おかしな仕草をしてしまっていた。] (?49) guno 2024/02/07(Wed) 12:04:55 |
【恋】 プラチナ(ぅぅ……トイレ… トイレ行きたい…… なんだかどんどんしたくなって……… さ、さっきまで……そこまでじゃなかったのに……くぅ…) [じんじんと膀胱を苛む疼きが 急に意地悪なくらいに高まってきて眉を下げる。 プラチナもテレベルムも知らないことだが 先程飲んだホットジュースの柑橘には 尿意を感じやすくなる成分がたっぷり含まれており、 余計にトイレの近さを促進していた。 切なそうにもじもじそわそわしていると、 テレベルムが何かを見つけたらしく 瓶を手に取って戻って来る。 それはちょうど、先ほど口にした飲み物の原液で。] (?50) guno 2024/02/07(Wed) 12:08:00 |
【恋】 プラチナえ?あ、ああ……別に構わないが…… [どうやらテレベルムはそれが気に入ったらしい。 買うこと自体は異論ないが たぽたぽと揺れる黄金色の液体は 何となく目に毒な気がして視線を逸らす。 そうして瓶を一緒に抱えたまま 他にテレベルムが買いたいものがなければ そのまま会計のレジに並ぶことにしたろうか。] (?51) guno 2024/02/07(Wed) 12:09:24 |
【恋】 プラチナ[大きな店だけあって店内も混んでおり、 会計の手際もあまり良くはなかった。 もたもたと進むレジに二人で並び、 ようやく会計を終えた頃には 何だかんだで入店から小一時間ほど 経ってしまっていたかもしれない。 プラチナがもじもじと尿意を堪える仕草も 次第に露骨なものになってきていて。 テレベルムにも手分けして荷物を持って貰い、 ふう……と息を吐く。] (?52) guno 2024/02/07(Wed) 12:11:06 |
【恋】 プラチナ(……だ、だめだ…… や、やっぱり、オシッコが、したい……! ここでトイレに行っておかないと……) [いくら尿意を告げるのに抵抗があると言っても いつまでも我慢し続けられる類のものでもないし ここを逃がすと次はいつになるか分からない。 また使えるトイレを探してさ迷う羽目になりそうで。 これだけ大きな店なら、人用のトイレだってあるだろう。 多少恥ずかしくても背に腹は代えられないと、ようやく意を決する。] ……テレベルム、すまん 少し荷物を預かっててくれるか ………その、トイレ行ってくる………… [気恥ずかしそうに顔を赤くしつつも テレベルムに頷いてもらえたら、 そそくさとトイレを探しに向かうつもりだけれど。**] (?53) guno 2024/02/07(Wed) 12:11:56 |
【恋】 テレベルム[ たくさんの食材を片手に、隣を歩くプラチナに差しだしたのは どことなく、朝に彼が吐き出していたそれに似た 濃い黄色のシロップの瓶。 このシロップの成分が、今彼を余計に苦しめているなんて 知りはしなかったけれど。 プラチナが歩くたびに、シロップがちゃぽんと揺れる。 心なしかプラチナのもじもじとした仕草も 次第に強くなっていっているように見えて、 周りに並ぶ食材へ送る視線は いつしかプラチナの仕草へと縫い留められていた。 ] わ…… お会計って、こんな風に並ぶんですね。 [ 大きな店の会計は、多くの客で雑多に混雑していた。 一応それらしい列が形成できているのは、 この町の治安の良さの現れだろうか。 ] (?54) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:56:59 |
【恋】 テレベルム[ 長い列に並びながら、 少しずつ前に進んで行く。 列の進みは遅々としていて、 自然とプラチナの不自然な仕草にも気を配りやすくなった。 ようやく会計を終える頃には、 店に入ってからかなりの時間が経ってしまっていて。 食材が入った袋を抱えながら、 二人そろってほっと溜息をついた。 ] …プラチナ? [ 僕の隣、何か言いたげなプラチナが そわそわと何かを考える様子に首を傾げる。 どこか行きたい場所があるのだろうか、と思った矢先 荷物を持ってほしいと言われてこくりと頷けば。 ] ……えっ ほ、ほんとにもう…… [ トイレ行ってくる、とプラチナの口から告げられて、 ”そうであったらいいのに”と思っていたわりに 本当にそうであると確信もなかった僕は、 ついポロリとそんな事を零して口を噤んだ。 ] (?55) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:58:08 |
【恋】 テレベルム[ あわてて何でもない、という風に首を振って プラチナの持つ荷物も預かっておいた。 ] わ、わかりました…… じゃあ僕、ここで待ってますね。 [ ほんの少し顔を赤くしながらも、 子供のテレベルムはここでプラチナを引き留める事はしない。 そんな意地悪はしてはいけないと思っていたし、 もしかしたらさっき全部出ていなかったのかもしれない、 とも思って。 プラチナがトイレを探すその背を、 壁の端に立って見送るだろう。 ] (?56) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:58:30 |
【恋】 テレベルム[ これだけ混んだ店内。 プラチナが向かう人用トイレは当然のように混雑して 列を作っているだろう。 僕は荷物を両手で抱え、 一人ぽつんと壁際でプラチナの帰りを待っていた。 道行く人々が、たまに僕の方をちらと見る。 そのたびに僕は視線を逸らし、 なるべく視界に入らないようその場にしゃがみこんだ。 ] (……プラチナ、早く帰ってきて……) [ 知らない人がいっぱいの場所。 初めて訪れる知らない街。 一人でプラチナを待つ時間、だんだんと心細くなる。 ] (?57) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:58:58 |
【恋】 テレベルム[ そして、少しばかりの時間が流れ。 不安でいっぱいのテレベルムを見つけた店員が、 声をかけるべく此方に歩み寄ってきた。 ] 『君、大丈夫?一人?親御さんは?』 [ 大柄の亜人が、心配そうに僕を見る。 プラチナとしかまだ話したことのない僕は、 知らない人に話しかけられた、という事実だけで びくりと肩を揺らし固まってしまった。 キョロキョロとプラチナが帰ってきてないか探すものの、 彼の姿はまだそこにはなく。 はくはくと口を開き、言葉を返すことができない僕に 店員さんは困った顔をしてから 何かをほかの店員に伝えていた。 ] (?58) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:59:17 |
【恋】 テレベルム[ 暫くして、何も言えずにおびえて蹲る僕に聞こえてきたのは。 ほかの店員が小道具片手に店内に呼びかける、 『迷子のお知らせです。肌が褐色で銀の長い髪の…』 という大きな声だった。 ] (?59) Lecoco 2024/02/07(Wed) 15:59:38 |
【独】 翼の魔術師 テレベルム/* >>-37 良いことを聞いた… 柑橘系ジュースとカフェインたっぷりのコーヒーや紅茶、これからもいっぱい飲もうね…♡ テレベルム、カフェインに利尿作用がある…とかわざわざ教えてないだろうし 無警戒で飲んでくれそう… (-39) Leco 2024/02/07(Wed) 16:01:53 |
【独】 プラチナ/* カフェインは気にしてないだろうなプラチナ…… なんなら本読む時何杯も珈琲とか紅茶飲んでそうだし、 気付いたら結構切羽詰まってるの普通にありそう (-41) guno 2024/02/07(Wed) 16:23:50 |
【独】 翼の魔術師 テレベルム/* >>-40 お酒飲ませてもいい!?!?(ガバッ おしっこ近くなるの、単純に水分いっぱいとったからかな…とかまでは思ってても 紅茶やコーヒーの成分だとは思わないもんね…特にこの世界観の時代だと。 美味しい… テレベルムは研究課程で気づいてるやつ (-42) Leco 2024/02/07(Wed) 16:30:40 |
【恋】 プラチナ[トイレに行きたいのだと告げれば テレベルムが驚いたような反応を見せて>>?55 ますます気恥ずかしい気持ちになる。 とは言え特に引き留められるでもなく了承を得たため 有難く買い物の荷物を預けて 足早に店内のトイレを探しに行った。] (トイレトイレトイレ…… あ、あった……!) [目的の扉は程なくして見つかったものの 案の定というべきか 買い物客がずらりと列を形成していた。 店の規模の割に、男女に別れた個室が 一つずつしかなのが原因なのだろう。 うっ……と思わず苦い顔をしたがここに並ぶほかない。 仕方なく最後尾に並び、順番が回ってくるのを待つ。] (?60) guno 2024/02/07(Wed) 17:15:47 |
【恋】 プラチナ(うぅ……は、早く… 早く進んでくれ……っ おしっこ…早くおしっこしたい…! も、もうあまり、我慢が…っ) [大も小も一律だからか トイレの進みはあまり早いとは言えなかった。 自分の番が来るのを首を長くして待ちながら じくじくと己を苛むそれにただ只管耐える。 人目もある中、なるべく仕草に出さないようにとは思いつつも 急いてどうしてもモジモジと腰が揺れてしまう。 気を抜くとついつい手が前に伸びそうになり、 ポケットの中に手を入れて こっそり股間を握ったりしながら 我慢我慢と己に言い聞かせて 辛く長い時間をやり過ごしていた。] (?61) guno 2024/02/07(Wed) 17:17:42 |
【恋】 プラチナ[そうして行列に並んで数十分ほどが経過して。 徐々にではあるが列は前に進み、 後一人でプラチナの番、というところまでやって来た。 前の人が入った時にちらりと見えた便器に 否が応でも期待が高まり、ぶるりと腰が震える。] (ふう、ふぅ……、つ、次…、次で俺の番…… あと少しでようやくトイレ…… や、やっと、やっと俺のおしっこ…っ) [トイレの中からチョロチョロと排尿音が聞こえてきて ついつい膀胱にずっしりと溜まったこの液体を 気持ちよくトイレに叩きつける様を脳裏に描いてしまい、 緩みそうになる尿道を慌てて締め付ける。] (はぅぅぅん……!!!がまん、がまんっ…!!) [ここで油断するわけにはいかない。 あと少し、あと少し。あと精々ほんの数分の我慢。 もうすぐで念願の――――] (?62) guno 2024/02/07(Wed) 17:24:18 |
【恋】 プラチナ……え、 [周囲に大きな声が響き渡って、一瞬呆ける。 褐色で銀の長い髪の迷子。 それはもしかしなくてもテレベルム――だろう。 なんで。 一体何故そうなっているんだ。 店の隅で待っているんじゃなかったのか。 立ち止まったまま困惑しているプラチナの耳に尚も、 『親御さん、いませんかー!?』 『あまり見ない顔だね…人間?』 なんて店員の声かけやざわつきが聞こえてくる。 あまり目立ちたくはない。 なんせテレベルムはふつうの人間のこどもではないのだ。 もし調べられて、万が一魔術師と縁ある者だとばれてしまえば 面倒どころの騒ぎではないわけで。] (?63) guno 2024/02/07(Wed) 17:27:44 |
【恋】 プラチナ(う、ぅ……っ だ、だが…… も、もう次、なのにぃっっ……) [待ちに待って、すぐ目の前に迫ったトイレの扉。 あとほんの少し、ほんの数分でいい。猶予を貰えれば。 この責め苦からスッキリ解放されるのに――― 閉まったままのドアを じいい、と 酷く名残惜しそうに見つめ、葛藤した後。 くう…と唇を噛むと列を抜け、泣く泣くその場を後にした。] (?64) guno 2024/02/07(Wed) 17:31:23 |
【恋】 プラチナはあ、はあ…… ……ど、どうしたんだ、テレベルム…… [内股になりながら足早に来た道を戻り、 自分の姿を見れば店員は安堵したように テレベルムを引き渡してくれただろうか。 やや顔色悪く、言葉少ななプラチナは聊か普段よりも 無愛想に見えたかもしれないが。] (トイ、レえぇぇ……) [予想外のおあずけに抗議するように くねくねとひっきりなしに左右に揺れ続ける尻が その理由を如実に語っていることだろう。**] (?65) guno 2024/02/07(Wed) 17:38:29 |
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