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【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ──私にとって、戀も愛も貴方だけ。 貴方にとってもきっと同じ、互いに手を繋いで息をして 足りないものを埋め合っている。 全部あげる。 だから、全部ほしい。 甘ったるい声を枕や手を使って押し殺さなかったのは、 知らない私を、知ってほしいから。 ──そのうえで向けられる貴方の慾が、ほしい、から。 ] (-174) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 18:53:59 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 自分でも、自分の身体がこんな風になるなんてこと 予想さえしていなかった。 高められた快楽から落ち着けないまま差し込まれる指が、 媚肉を擦るだけで、背筋がぴりつくようなくすぐったさ。 抵抗もせず容易く二本目を受け入れた中は、 指をもっと奥へ迎えようとするように収縮を繰り返す。 お腹の奥、燻って渦巻き続けていた疼きと熱のことを 彼が不意に零した言葉で思い出しては、息を吐き ] ……っは、……んぅ… [ "ここまで挿入る"と示された場所。 ──ほんとうに、あんなところまで、はいったら。 彼がくれる気持ち良さが癖になってしまいそうだ。 ] (-175) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 18:54:08 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 心はもうとっくに彼がいなければだめなのに。 身体まで、彼でなければだめになってしまったらどうしよう。 交わる前でさえ気持ち悦いなんてしらなかった。 知らない頃には、帰れない。 ────今まさに探り当てられた、弱いところ、も。 ] や、っぁ、 ッンぅ あ、ぁあ……っ! [ 蜜でぬかるんだ媚肉の浅瀬。 またさっきのように視界がちかちかと明滅する。 ぐちゅぐちゅと鳴り響く水音のいやらしさも、 ひっきりなしに喉から零れる喘ぎ声の淫らさも。 絶頂への至り方を教えられた身体は、 物覚え良く、音さえ快感のひとつにして。 ] (-176) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 18:54:17 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ──── …ッま、って、 また、さっきの くる、からぁ……ッ [ 子どものようにふるふると頭を横へ振っても、 髪が乱れるだけで、快感はちっとも逃げやしない。 なにかを促すように彼の舌が数度、 喘ぎ声で開いた自分の唇を舐め、熱を与える。 ──しっている。この後にくるものが、なにか、を。 あの感覚と。弾けるような痺れと。 頭も理性も焼けて蕩かされる強い快感。 ] (-177) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 18:54:24 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 強く握って離されないままの片手を、 ぎゅう、と握り返し、爪を立てる。 肌への独占の印を残す方法が分からない代わりに 誰からも見える場所へ、情事の痕跡を。 職業柄、爪は常に短く整えているものだから 大した傷痕にはならないだろうが。 ] ──────ッゃ、あぁっ、 [ びりびりと強い快楽が脳髄まで迸る。 息が一瞬だけ詰まって、 なにもかも考えられないくらい、頭がばかになって ] (-178) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 18:54:32 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタイっちゃ、ぅ、 ────…〜〜ッ!! [ 腰がびくん、と大きく跳ねて。 顔はきっと快楽に蕩けきって、涙が絶えず頬を伝う。 食べ頃の熟れたいちごよりも赤い肌で 肩を揺らしながら、どうにか息を整えようと。 殆ど力の抜けた手は、繋いだままの彼の手を引き寄せ 無意識に、安心出来る相手へ甘えるように 引き寄せた彼の掌へ、すり、と頬擦りをして。* ] (-179) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 18:54:44 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[隠さないでいてくれたから見ることが出来る。 初めてするであろう快感に蕩けた表情を。 潜めないでいてくれたから聞くことが出来る。 甘く甲高く善がる声を。 羞恥よりも愛されることを望んでくれる。 なんて大きな愛なのだろう。 こんなに大きな愛を得た人生、 得る前に平凡だと決めつけた自分の何と浅はかだったことよ。] (-182) Ellie 2023/03/23(Thu) 20:30:19 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[一度達して戦慄いたからか、初めて受け入れる指にも痛みは感じていない様子だった。 それどころか裡を蠢く度にこぷ、こぷ、と蜜が溢れてくる。 ここに己を突き立てたらどんなにか気持ち悦いだろう。 彼女の声を聞きたくて潜めていた鼻息もいよいよ抑えきれずに荒い呼気が空気を濁す。 ――待たない。 待たなければ膣でも至れることを真白の身体に覚え込ませることが出来るから。 達したばかりで体温が上がって達しやすくなっているのか、先程よりも短い時間で真白の限界が来る。 手の甲に痛み。 痛いのに、彼女が与えてくれる感覚ならすべて快楽に変換してしまう。] ――……っ!! [いつか言わせたいと目論んでいた言葉が、覚えて2回目の真白の口から零れる。 胸に広がるのは確かな歓喜。 大きく息を吸い込んだ肺が痛い。 身体をぎゅうと縮こませる彼女と一緒にそのまま暫く息を止めていた。] (-183) Ellie 2023/03/23(Thu) 20:30:46 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[――――手に触れる、やわらかくて温かい感触。 生理的な涙に濡れた頬で頬擦りされると、つけてもらったばかりの印に沁みてぴりっと痛みが走った。 彼女の爪は綺麗に切り揃えられているが、かなりの衝撃に力が入っていたようだ。 痛みがうれしいことを、生まれて初めて知った。] ……上手にイけたね。 最高に可愛かった。 [今度のキスは絶頂を促すのではなく、労うようなやわらかさ。 零れた涙を吸って、睫毛を触れ合わせる。] (-184) Ellie 2023/03/23(Thu) 20:31:08 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白の視界に映っているのは、好きになってもらったいつもの穏やかな笑みではない。 欲情に塗れた雄のけものの顔だ。 獰猛さを隠しきれずに労わるキスは段々と深さを増し、荒々しく息を吐く。 真白の秘所から抜いた指で自らの下着を押し下げた。 べちんと腹を打つ勢いで剛直が飛び出る。 後は足で雑に脱ぎ捨てた。 キスで視界を顔に固定していれば、このグロテスクに血管の浮き出た雄蕊を見せずに済むのではという悪足掻き。] (-185) Ellie 2023/03/23(Thu) 20:31:31 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ愛してる、 マシロちゃんのはじめて、 ――貰うね? [片手は繋いだまま。 枕元のティッシュを転がして、下から避妊具を取り出すと、 口に咥えてビッと横に引いた。 中身の突起を持ち、自身に被せる。 サイズが変わった実感はないのに、片手だからか久しぶりだからか、どうにも窮屈で少し手間取ってしまった。 情けないタイムラグの間、真白が乾かないようにキスで口腔の性感を励起していたけれど、功を奏しただろうか。] (-186) Ellie 2023/03/23(Thu) 20:31:55 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ少しだけ、手を離すよ。 [両手で真白の太腿を持ち上げた。 目にした媚肉の色に頭がクラクラする。 ぴたりと閉じた秘唇を屹立で掻き分けて腰を進めた。 痛みを長引かせないように、抵抗を感じても進めるところまで拡げる。] ぅあ、 ッ [声が出てしまうのを堪え切れない程の快感に思わず目を閉じる。 尻に力を入れていないと今にも出してしまいそうだ。 はーっ、はーっ、と肩で荒く息をする肉食獣の口から、涎が零れかけるのを自らの肩口で拭って。*] (-187) Ellie 2023/03/23(Thu) 20:34:25 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ──はじめて、とは、いったい。 薄ぼんやりとした思考で導いたのは、そんな疑問ひとつ。 こんなにぐずぐずのとろとろにされるなんて聞いていない。 漠然と抱いていた、"初めて肌を重ねる"ことへの イメージはもう後欠片も残っていないほど、きもちいい。 きっと、触れてくれる相手が、彼だからだ。 ──彼でなければこんなにも蕩けないし、蕩けられない。 他の誰かを知っている訳でも、知る予定もないけれど 抱いたのは、そんな想い。 ] ……やわた、さん… [ 上手、と褒める言葉が聞こえて、 穏やかに重なったくちびるを迎え入れる。 睫毛が触れ合う距離に、貴方の顔。 キスと共に閉じようとした瞳が、──閉じられない。 ] (-192) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:09:28 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ────…ッんむ、ン ぁ、ふ……っ [ 普段のような穏やかで柔和な笑みはそこには無くて、 飢えた獰猛な獣めいた雄の顔が視界に映った。 色濃い慾を乗せ、吐く息は肉食獣みたいに荒い。 やさしく労わるだけだったキスが、 次第に喰らうような深さへ変じて また体が跳ねる。 交わる舌の熱がどうしようもなくきもちよくて、 もっと、とねだるように、拙く自分の舌を絡めた。 キスで夢中になっている視界の端に、貴方の"熱"。 ──だいじょうぶ、と示すように 空いている片腕をそっと持ち上げ、彼の背へ触れた。 ] (-193) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:09:35 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ いつもの穏やかな貴方も、もちろん好きだ。 だからといって、獣じみた雄の貴方を嫌うわけがない。 私を一番幸せにしたいと言ってくれて。 その言葉通り、"今も"ずっと幸せにしてくれている。 私が渡したい愛を受け取って、手を繋いでくれる。 そんな貴方だから、初めての恋を覚えた。 ──── 寧ろ、もっともっと、知らない貴方を いつか識らない部分がないように 教えて慾しい。 ] (-194) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:09:42 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ この気持ちが戀や愛でなければ何と呼ぶのか。 だから、 ] ────私も、愛してます。 夜綿さん ……はじめて、もらって、ください。 [ 繋いだままの片手を握る指先は、震えてはいなかった。 ただ、転がされたティッシュの下から出てきたものへは 思わず生々しさを感じて顔を赤くし、目を逸らしたが。 慣れている人の配慮だ、と思ったけれど。 彼が避妊具を着ける間にも与えられていたキスの快感と "愛してる"の魔法で やきもちは黒くはならない。 乾くどころか、キスと──先の獣じみた顔を思い出し 期待で腹の奥は変わらず、じくじくと疼いていた。 ] (-195) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:09:57 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタひゃう、っ [ 断りと共に離れた手が太腿を掴み、持ち上げられる。 二度の絶頂で力の抜けた脚は簡単に動かされ、 驚きでちいさな悲鳴が零れ落ちた。 秘部に薄い膜越しでも分かるほどの熱が宛がわれて、 はしたなく蜜で潤み続ける中を掻き分けるように 彼の熱杭が、媚肉を拡げながら、入り込む。 ] ────……ッは、 ……ぁ、ぅ……っ [ 指の比ではない質量と、熱。 火傷してしまいそうな彼のものを、腹の中で感じながら ] (-196) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:10:07 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 想像していたよりも痛みは少ないけれど、 圧迫感と媚肉を拡げられる感覚に、息が詰まる。 冬の薄氷よりもきっと薄っぺらな膜一枚越し、 自分の下腹部に収まる彼の熱を確かめるように そ、とお腹へ触れ、それから。 ] ……ッここ、まで はいる、って、 [ 教えられた──否、マーキングされた場所に 指先を移し、肩で荒く息をする狼さんを見上げた。 此方を気遣っているのだろうか。 したい我慢。させたくない我慢。 初めての証でもある膜の手前で、彼が進むのを 一度止めて 獣の慾を必死に堪えるのならば。 ] (-197) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:10:17 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタほしぃ、……です やわたさんの おく、まで……っ [ このおねだりは、処女膜を破られる痛みを我慢したいとか そんな健気なものではなかった。 ただ、純粋に ほしい と思ってしまったから。 貴方の全てを私に与えて。 奥まで挿入れて、まだ知らない快楽を教えて。 ────きっと私しか見られない、 肉食獣の貴方の慾も、ぜんぶ、ぜんぶ。* ] (-198) 鬼葉 2023/03/23(Thu) 22:10:28 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[獣が何とかひとの形を保っていられるのは、真白が自分の名前を呼んでくれるからだ。 呼ばれた名前が自分であると確かめるように頷いて口接ける。 この夜ですっかり舌を絡める気持ち悦さを知った真白は自らも動かして強請る。 気づけば彼女の咥内で絡んでいた舌は自分の咥内にあった。] っふ、 ……ふーっ、 [隠していたつもりだったが悪足掻きは失敗に終わり、彼女の目には痛い程に張り詰めた雄が映ってしまっていたようだ。 下着越しよりも更に醜いそれに対して怯むでもなく、受け入れるように彼女の腕が迎えに来る。] (-203) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:55:41 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[余すところなく触って、真白も知らない真白を識る。 そうすることできっと真白の方も自分の知らない「神田夜綿」のことを識るのだろう。 しりたい。 しってほしい。 しりあうこと。 「すること」を「あわせること」。 それが「仕合わせ」であり――「幸せ」に繋がるのだ。] (-204) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:56:08 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[避妊具をつけるのは初めてではない。 そのことで彼女が思うことがあるかもしれないが、 初めてだったとしても練習はしていただろう。 だって、彼女を触らずにいる時間はできるだけ短くしたいから。 彼女の心も身体も待たせない。 いまが一番おいしくなった真白だ。 食べ頃を見逃さず、骨の髄まで愛したい。] (-205) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:56:31 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[一番太い先端が入れば後は、と思っていたが、 思っていたよりも早く「突き当り」が訪れる。 どんなに馴らしていても所詮指の届く範囲。 未踏の地を暴くのは無理なのかもしれない。 ただ、先端を埋めただけでもとてつもない快楽が神経を通じて脳に届いているから、留まってしまったのは彼女への配慮というよりは自分の粗相防止の為だったのだけれど。] …ん、 ああ、違う、大丈夫、 [不安にさせただろうか。 まだすべてが終わっていない挿入に。 下腹を撫でる真白の姿の色気に「ぐう」と呻き声が漏れた。] (-206) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:56:49 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ…………きもちよくて、 その、 でそう 、だったから。全部はいる前に出しちゃうの、流石にカッコ悪すぎだからね、 [羞恥に耐え、理由を告げる。 だがその情けない告白のおかげで少し落ち着いたし、勘違いさせていたなら笑わせることもできただろうか。] (-207) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:57:39 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ最後まで欲しいよ。 マシロちゃんのおなかの中、僕でいっぱいにして。 [少し力が抜けたなら、身構えられてしまう前にぐっと腰を進める。 隘路をこじ開ける際に処女の証を千切った感触があったが止まらずに。] っ、ふ、 は、 あー――――……すごい、 こんなの、 すぐ、 もっていかれそ、 [ぱつ、と膨らんだ袋が真白の身体に当たる。 熱杭を収めたのを確かめるように、マーキングをした箇所に手を当てて、内部からも押し上げた。] (-208) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:58:45 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロくるしい?マシロちゃん。 奥で気持ち悦くなれるとこ、見つけたい、けど、 ああ駄目だな、探すより、動いちゃう……っ [脳が茹るような快感に笑いがこみ上げる。 自分勝手なピストンだけはしたくないけれど、 こんなに余裕がないままポルチオまで発掘できるか自信は全くない。**] (-209) Ellie 2023/03/23(Thu) 23:59:28 |
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