【人】 奏者 イルムヒルト─ Bar passion ─ [漸く掴んだ欠片を、音で奏でて魅せれば それは添えるものではなく、影でも、なく 技ではなく――――漸く、美となる。 女は、昼と夜の境の色の目で、男を見つめる 男の崩した金貨の音。音を斬らんとするかの如くの眼差しを ギターラの弦を爪弾きながら 真っ向より。*] (140) leaf 2022/11/21(Mon) 23:40:53 |
【人】 影街の魔女 ブランシュ「良いでしょう。対価としては十分。 あなたの寿命3年分と、残りはひとまずこの石で。 あなた… その分では、名前もつけてもらったのかしら。 ともかく、命ある限り人間にしてあげましょう。」 言って、店の奥から一つの小瓶を持ってくる。厳重に封のされた茶色の瓶。触手に手渡す。 「なりたい姿を思い浮かべながら中身を取り込みなさい。 すぐに人間の姿になれるでしょう。 できればかわいい男の子がいいなあ そうね…かなり貰っているから、自由に使える人間の金を少々と、服くらいはサービスしてあげましょう。 寿命をもらうのは…まあ、あなたの寿命がどのくらいかもわからないし、この祭りの後でも構わないわ。」 彼(?)から質問があれば答えるが、ひとまずそう告げて小瓶を差し出した* (141) yusuron 2022/11/21(Mon) 23:41:20 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[己の敵は己自身であると、昔何処かの著名な者は言っていた。 だが、それは正しくもあり、間違っているのだ。 敵ではなく、渇望 そこに至るまでの道程は、唯、ただ願いなのだ 其処に執念がなければ、得られぬものであり また、それは入り口にすぎぬものなのだとも思う 極めても、その先はある。 先にある道を1歩、進めば その時の極みは刹那でそれは過去となる。 満足してはいけないのだ 満足すれば、終わってしまう そこで、”底”が見える。 終わりはないのだ。飽くなき渇望こそが 美を美たらしめるものである それがわからぬ男ではないと、 凪を漣へと変えた男を、見遣りて] (-60) leaf 2022/11/21(Mon) 23:41:25 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン ……すべてを叶えるとは、豪気ですのね。 [力も、名誉も、財も、地位も。 欲しがる者は幾らでもいよう ――少なくとも私は、そうではなかった] 私の世界は音。 それを高めるものが欲しい。 ――私の音に、深みを。齎すものを 私の渇望を満たすのではなく、より深くさせるもの。 (-61) leaf 2022/11/21(Mon) 23:41:56 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン あなたは私に、くれますか? [更に私を高みに導くものを。それは我儘でしょうか? いいえ、貴方様ならわかるでしょうと女は、笑う。] [音も、己の肉体どころか魂をも 喰らうかのような視線は心地良い 首元を撫でるような指の感覚は、錯覚であると 頭では理解しているのに まなざしだけで侵食されるような感覚に、 愛撫されているかのような心地に。女は耐えきれぬ吐息を、1つ それが私の中の知らぬ音を、新たに奏でさせてくれる指ならば 幾らでも望んで良いのだろうとばかりに 弧を描いた唇の主は、 嫣然と*] (-62) leaf 2022/11/21(Mon) 23:42:22 |
【人】 「怪人」 ファントム――現在/中央広場 ユスターシャと―― 彼の緩んだ頬>>111を目掛けて、人差し指がぷにっ!っと突き刺さる。 「珍しい魂の持ち主のようだから様子を見に来たが。 この街を気に入ってくれたようで嬉しいよ。 その為に、君が払った代償はあまりに大きすぎるがな。 」最期の一言だけは、彼に聴こえない様に。 彼が、どういった経緯でこの街に来たかはわからない。 けれど、この眼に映る彼の魂は、もう…。 (142) eve 2022/11/21(Mon) 23:44:58 |
【人】 「怪人」 ファントム「君に、この街を楽しむコツを一つ教えてあげよう。 それは『歌う』事だ。 この街の人々はな、楽しい時には歌うのだよ。」 言うなり、靴底を慣らしてリズムを取り、鼻で音を鳴らす。 言葉も、歌詞も必要ない、ただ心が求めるままに音を響かせる。 目線で、彼にも同じように促しながら。* (143) eve 2022/11/21(Mon) 23:45:07 |
影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。 (a26) yusuron 2022/11/21(Mon) 23:46:28 |
【人】 大富豪 シメオン─ 中央広場 ─ [優しげな笑みを崩さぬまま男その手を引いた。 眉一つ動かさず、だが、その目は暗く深く沈んでいく。] そうか。 私を知ってなお断るか。 [優しげな声色はそのまま変わらず。 女はきっといつかその『美』を花開かせるかもしれない。 男の援助などなくともその才のみで。 野に咲く花は人から水を与えられずとも美しく咲くのだ。 だが、手にできない『美』に何の意味がある?] (144) F6 2022/11/21(Mon) 23:51:16 |
【人】 大富豪 シメオン[男は薄らと笑う。 このシメオン・ジョスイの誘いを断った女に向けて。] それも……いいだろう。 だが、もしもそうなるなら、 その時は私の力など必要なくなるだろうな。 [肩を小さく竦めて「残念だ」と溢した。 だが、その口元は薄く笑ったまま。] 後悔しないようにな。 この私の誘いを断ったことを。 [男は踵を返して雑踏の中へと紛れ込んでいく。 唯一度だけ振り返り女を一瞥する、とそのまま男の姿は掻き消えた。*] (145) F6 2022/11/21(Mon) 23:51:36 |
【秘】 大富豪 シメオン → 踊子 リリー踊り子のリリー。 覚えておくぞ。 [男から発せられた何かが女の体を強く締め付ける。 強い寒気を伴うそれは『剣気』と呼ばれるものだが、それを知らぬ女は何をされたのか理解できないだろう。*] (-63) F6 2022/11/21(Mon) 23:52:19 |
【独】 「怪人」 ファントムユスターシャくん、イルムヒルトさん、リリーさんに自分でセッションとか考えたけど、流石にハードル高いなぁ (-64) eve 2022/11/21(Mon) 23:58:43 |
【人】 奏者 イルムヒルト貴女の見た目は確かに美しいけれど 私は、「リリー」が踊る為に奏でるの、好きよ。 [理由は違うかもしれなくても そんなあなたの成功を祈る私は 見た目だけでなく、貴女が貴女が嬉しいと思う形で 花開く姿を見たいと思ってる 互いの視線は交わって。暁と黄昏が近づいて] (147) leaf 2022/11/22(Tue) 0:00:32 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 踊子 リリー ええ。約束するわ。 ……だからもし、貴女があなたにとって 自分の誇れるあなた、に 自由に舞い踊るあなたになれたなら。 私の奏でる音で、踊ってくれる? [演奏付きのものなら、一番最初に。 近くで貴女の輝く姿を見ても、いいかしら。] (-65) leaf 2022/11/22(Tue) 0:00:59 |
【人】 奏者 イルムヒルト 奇遇ね。私も貴女の踊りの伴奏、したいと思っていたの。 えっとね、次に空いているのは……。 [奏者は手帳を取り出して予定を埋めていく 貴女に、微笑みながら*] (148) leaf 2022/11/22(Tue) 0:01:09 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a27) leaf 2022/11/22(Tue) 0:07:28 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a28) eve 2022/11/22(Tue) 0:14:38 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[男の気配が笑う。 椅子に座り金貨を撫でながら女を見て音を聴く、男は笑ってはいない。 だけど、女には男が確かに笑ったのがわかるだろう。 お前はすでに『美』に至った。 そして、お前の音はお前自身だ。 お前の感じたもの、お前が手にしたもの。 その全てをお前は「美』に変えることができるだろう。 [男が慟哭する度に、絶望を味わう度に、人を愛し、憎むごとにその剣閃の美しさを増していったように。] 貪欲に喰らえ。 何もかも、そして永遠に渇望し続けろ。 決して満たされない欲望の沼の中で。 [それはまるで男自身の様に。] (-68) F6 2022/11/22(Tue) 0:20:48 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[触れる、肌に触れる、男の指先が。 奏でられる音に合わせるように、その音色に乗せて。 首筋を撫で指は優しく。 まるで猫をあやすように擽るように。 その指は実体を持たない。 故に、女の体中を同時に触れ回る。 手が太腿を撫で付ける。 いやらしく、大胆に、内股までそれは伸びて柔らかな肌を堪能するように触れる。 実体のないそれは質量を伴わないというのに、まるで人の肌を同じような熱を帯びて、女の肌へと滑り込む。] (-69) F6 2022/11/22(Tue) 0:21:20 |
【人】 画術師 リュディガー[>>105>>106 去り際の、スカリオーネの小言めいた忠言に生返事をして歩みを進めた。 >>107には気付かなかった。 影街の通りを真っ直ぐ行く。 本来であれば、真っ当な身分の者は絶対に足を運ばない場所であるのだが『美』と『芸術』を探求し続ける己が一族は、意外とこちらまで入ることが多いのだ。 ……そして、やっと辿り着いたのは。 >>44「ヴンダーカマー」という、とある魔女の営む店であった。] (149) kuromuwabi 2022/11/22(Tue) 0:22:29 |
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。 (a29) rusyi 2022/11/22(Tue) 0:22:49 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[首元を太腿を、あるいは耳元を撫で付けながら、それはやがて女の双丘へと触れた。膨らみを揉みしだくように、実際に胸が形を変えているわけではないというのに、女にはその感覚が確かにあるだろう。 リュートの音が美しく響けば、男から与えられる官能はより強くなる。 強く揉まれる二つの膨らみ。 そしてその頂きに指が触れる。 まるで摘み上げるようにして、捏ねくり回すようにして。] ……音は止めるな。 [女の体へと官能を刻みつけながら、男は演奏を止めることを許さなかったが、果たして女は演奏を止めようとしていただろうか。*] (-70) F6 2022/11/22(Tue) 0:22:56 |
【人】 画術師 リュディガーブラン〜いる? [臆せずに店内へと入る。ここには数度ほど足を運んだ事がある。ここの店主は「寿命」や「若さ」を頂く、なんて取引を持ちかける胡乱な人物であるのだが。 変わり者揃いの芸術一家育ちの女は、年齢不詳の魔女ですら『綺麗なお姉さんだなあ』程度にしか思っていないのであった。] ちょっと相談したい事があるんだけど……うん、スカリーの事で。 あのさあ、ブランが今度スカリーに「施術」をしてもらう時おれも一緒に着いて行っていい?** (150) kuromuwabi 2022/11/22(Tue) 0:23:16 |
画術師 リュディガーは、メモを貼った。 (a30) kuromuwabi 2022/11/22(Tue) 0:26:28 |
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