8力
指定チップ：応答班　テトラ
�[『力』の証持ち。
25歳　男性
東の出身。とある商家の生まれ。両親は証持ちであることを受け入れ、普通の子供と変わらず育つ。両親は周りに対しても、大っぴらにするわけではないが、隠してもいなかった。しかし、自分で商売をし始めた頃、証持ちだからと同業者や顧客に拒絶され、現実に諦めを感じた過去がある。
洋館へは子供の頃から遊びに行っていたが、商売で生きるのは無理だと気付いたあとは洋館に住むようになった。洋館で売店のようなものを開いている。仕入れ等も職員を通じて自分でやっている商売の真似事だが、時折虚しくなることも。
常にへらりとしており飄々としていて言動が適当だが、元々は真面目な好青年であった。世界に対する無力感から、やや荒んでしまったらしい。
世界は滅びる程ではないとは思っている。証持ちの扱いを変えたいとは思っているが、案がある訳ではない。

縁故
箱庭では『力』と『女帝』は特別仲が良く、彼女を支えたいと思っていた。最後まで『女帝』のそばに居らず守れなかったことを悔いているらしい。現世でも一番気に掛けている。

箱庭では『力』は『正義』のことを好ましいと思っていたが、崩壊していく箱庭で対立して相打ちになっている。現世では魂の記憶により強い負感情が湧いてしまう。『正義』の考えは好きではないが、その危うさをなんとかしてやりたいとも思っている。