02:15:49

人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 平静 戸森 夢彩

ならばマシュマロの袋を持ってもらう形になったのかも。
他はポテチとか。一口サイズのチョコの袋ぐらいだから。
全部持とうとするならきっと託しちゃうぐらいの量。任せた。

さて、ナンパともなんともつかない気侭な言葉の後。
君の返答にぱっと笑みを明るくして、横並びだ!

「お、ラッキー。じゃあ夢彩くんとお話して過ごせるね!
 気が合う話題を見繕えるように善処します。ぼく。
 ……行くなら食堂の方が近いかな?そっちにしよ」

実際どっちが近いかは分からないけれど、
そう提案したら歩き出す。きっと足取りは軽い。楽しげ。

「とは言っても話題っていざ考えると浮かばないなあ。
 世間話からするか。ゲームはどう?楽しめてる?
 ちなみにぼくはそれなりにたのしんでるよ。」
(-247) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 1:52:16

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 嘘 氷室 凛乃

なるほど。そりゃそうなるか。
君の言葉に納得して何度か頷いたら机から離れ、
君の傍からもとん、とんと二歩程離れよっと。

「僕は追い出されるのも作業を見ないようにするのも、
 どれも気にせず出来るけど、大人しくできるけど…
 君が気を遣っちゃうだろうし、おいとまがいいね。
 集中できなかったりしたら大変だもの。うん!
 ―― ということで僕、一旦かえりまーす。」

秘密を暴くだけ暴いて帰るというのもなかなかアレだが、
もうこればっかりは仕方がない。話も良い区切りだろう。
君から離れたら伸びをして それから笑顔で手を振った。

「後で差し入れのコーヒーぐらいはもってくる。
 あ!もちろんその時はノックするから。ぶたないでね」
(-249) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 1:59:03

【秘】 平静 戸森 夢彩 → コウコウセイ 夜川 彗

任された。
君よりも体は育っているので、多少余裕をもって持ち運べることだろう。

じゃあそれで、と食堂の方へ向かって。
お座敷の壁際を陣取った。テーブルの上にお菓子を置いて、いくつかパーティー開けしていく。

「まあ話題は何でも乗れるとは思うけどね〜。

 んー、ゲーム自体はそんなに。秘密を明かすっていうのがあんまり好きじゃないからなあ。
 目的があったとしても、あんまり好きになれないかも。

 彗ちゃんは、人の秘密が知れて楽しいとかそういう感じ?好奇心の塊って印象あるし」
(-250) otomizu 2022/02/04(Fri) 2:00:50

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

小指の先ほどの大きさの ばらばらの色の金平糖。
星にしては可愛らしすぎて、きらきらと呼ぶには淡すぎる。
そんなもののひとつ、黄色のものを人さし指の先で小突いて、

「うまくいく、大丈夫になる… すべてよくなる。」

にせものの流れ星として、願い事を三回。
君のための願い事を 小さい声で唱えて
何処かへ転げて行きそうな星を指の腹で捕まえた。
頭を寄せ直して一緒に微笑むのは、そのあとだ。

「お願いしたから出せるよ。ううん、お願いしなくても、
 素敵な君が書くものはとても素晴らしいものだろうからさ。
 だからボク、最後の秘密を知れる時を待ってる。ふふ。
 ……許可を取る時に文句を言う奴がいたら僕に言いなよ。
 思いっきりパンチしてボコして、言う事聞かせちゃうから!」

どこまで本気かは分からないけど、声は底抜けに明るい。
けれども近い距離を陣取っているから普段よりは控えめ、
内緒話と独り言の間ぐらいのボリュームだった筈だ。

「でも、いいなあ。作品に出来るほど文章を書けるの…。
 いつから小説を書くのを始めたの?ちっちゃいころ?最近?」
(-253) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 2:10:21

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「スランプだって言ってるのに、もう……ふふっ。
 だけど、なんだか行けるような気がしてきたわ」

寄り添いながら手を伸ばし、同じ星を捕まえてみる。
今ここにある星は、本物よりもずっと眩しく輝いて見えた。

「そうね……小さい頃から本を読むのが好きだったから、
 いつしか自分で書きたいと思うようになって……
 中学に上がる頃にはネットで投稿したりもしていたわ」

その後、思い切って応募した新人賞で結果を残し、
アマチュア作家としてデビューに至ったと語る。
(-256) 雪野 2022/02/04(Fri) 2:42:24

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

大きいまま齧るには少しあつあつだった気がしたので、
肉まんを半分に割ってふーふーと息を吹きかける。
真白な湯気がふにゃふにゃと泳ぐのを目で追いながら、

「そこでそのように呼ばれるからそのようになる。
 そのように観測された評価が集合したので、そうなった。
 どうかな、元からかもしれないし、そうかもしれないし。
 実際のところは、生憎神様ではないから知らないけど、
 概念的には何だか凡そ理解したというかしっくりくるなあ。
 苦悩や葛藤なんてない方が気楽に過ごせるし、邪魔だし、
 そんな概念は持ち合わせてない方が楽しくていいんじゃね?
 僕はかさねこくんの考えに賛成だ。辛気臭いの、苦手だし」

ぐちゃぐちゃと長い言葉を捏ね繰り回してパスをした。
あまり返答は期待していなさそう。何故ならもう肉まんに夢中。
半分に割ってふーふーしたら丁度良くなったためだ。
これが生首であるならば脳と呼ばれるだろう部分 ――
つまりは餡を直食い。頬張って咀嚼してふんふん頷く。
こうなりゃもうハンバーグを食ってるのと大差ない。

言葉を返すのは、やっぱり咀嚼を終えてから。
飲み込む前に返答するのは行儀が悪い。
そういう常識はなんとなくあるらしい。
(-260) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 3:41:01

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「ぼくにあう度にうらめしい目を向けてくるのならば、
 それはあまりわくわくしないし楽しくない状況だね。
 でもさあ、誰かが辛そうに過ごすのなら、
 きっと僕じゃない誰かが支えるよ?」

今日だってそうだった。
秘密を掲示されて狼狽えた子を支える子がいたじゃないか。
そんな言葉を添えながら今度は肉まんの皮膚を食う。
別々に食べてもまあまあおいしい。肉まんは偉大だ。
ひとつめをすっかり食い切ったら、もういっこを掴む。

「だから三年生の誰かが暴かれても、
 僕じゃない誰かが支えるだろう。そしたら美談だ。
 いいんじゃない?……どうにでもなるでしょ。きっとさ。
 でもショックで死んだら流石によくないかも。わるいね。
 ―― あ、ちなみにね。添え忘れてたんだけど、」

掴んだら以下省略だ。同じ手順があるばかり。
悪戯好きの猫の君と話す時は気を遣わなくていいかも
勝手にそう思っているから、好き勝手の自由気侭だ。

「わくわくすること、楽しいこと。僕が欲しい訳じゃない。
 そういうことを欲しがってる子が居るんだあ。
 だからそうであればいいと思ってるだけだ」
(-261) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 3:42:26
夜川 彗は、遠巻きに座ってぼーっとそのやり取りを見てる。
(a43) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 3:45:43

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 平静 戸森 夢彩

お座敷のはしっこ。壁際についてって座って、
その後はおとなしーく世話を焼かれてた。
焼かれるって言っても開封してもらうぐらいなんだけど、
誰かに何かをされるのはとびきり好きなこと。
だから、じっとその手元を見ている形になったんじゃないかな。

「へえ?無理やりって感じがあんまり好きじゃない?
 それとも秘密は秘密のままの方が美しいとかそういう派閥?
 色んな考えがあるねえ。乗り気な人そうじゃない人、様々だ。
 ……ん〜。うん、君が言うなら、ぼくはおおよそそうかも。
 でも出来れば明るい秘密を見聞きしたいと思ってるよ。
 いやほらだって。空気、しんみりするとみんな大変だし」

折角楽しい林間学校だしね、と。

「夢彩くんだって明るい空気の方が、すきだよね?」
(-262) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 4:27:12

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「ね。スランプだって近々よくなるよ。
 でもそういうのって結構大変なんだろ?
 のんびり無理せず、書ける時に書けたらいいよな〜」

にせものの星の群れの黄色が君の手元へ向かうなら
それを流れ星に見立てて、横でお願い事を三回。
わくわく、わくわく、たのしいこと。きみのためのおまじない。
君の手の内に行くまでには間に合わないかもしれないけれど、
それでもなんとなく。気持ちだけ。その後はじっとしてる。
指先で軽く押さえたひとつの星を、時折みつめるだけ。

「え、すごい。ものすごくすごいやつじゃん!
 結果を残すのが全てだとかじゃないんだけど、
 やっぱり、結果を残せるのってすごいことだよ。
 でもそうか、ネットで投稿していた経歴があるなら…
 探したらいつか辿り着くかな?あはは、さすがに遠いかな」

そこまで言葉を君に伝えて、やっと、黄色い星を摘まむのだ。
捕まえた星が流れる先は 君のくちびるの方。

「ねえ咲花。あーんしてよ。
 僕が君にとびきりのおまじないをしてあげるから」
(-265) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 7:03:22

【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗

「大人しくできる図が浮かばないけどね……」

いわゆる、『口から先に生まれた』というやつでは?

「コーヒー持ってきてくれるなら、
 ミルクも砂糖も大量にしておいて。
 甘党だから」

と、去っていこうとするあなたに、
注文をつけておく。

「うむう、しかし嵐みたいな子だな……」

まさしく天災のようなものだった。
まあ、実際秘密のことを考えればその通りなのだが。
(-267) serikanootto 2022/02/04(Fri) 7:27:33

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「まぁ……その後は鳴かず飛ばずで、
 結果も残せていないのだけどね」

ネットに投稿していた作品は軽い黒歴史。
掘り返されたら恥ずかしさで蒸発してしまう。
今の自分の基盤となるものだから、消すこともできずにいるけれど。

「おまじない?
 いいけど……これ、こっ恥ずかしいわね」

言われるままに、小さく口を開けて待つ。
(-268) 雪野 2022/02/04(Fri) 7:30:40

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → コウコウセイ 夜川 彗


「その解答が100点満点かは俺も知らないけど、まあ
 俺みたいなものへの理解としちゃ概ね間違っちゃいないんじゃない?
 事実俺は実に愉しく面白可笑しく日々を過ごしているよ」

あなたが言語化したものを敢えて補足するような事も無い。
認識としてはおよそ間違ってはいないはずだし、
そういった在り方に対して肯定的であれば尚の事。
事実日々は何よりもまず自分が楽しいに越した事はない。
そこに人間らしい苦悩なんて一切合切無用のものだ。

もしも仮にあなたや他の誰かがこの生き物に、
もう少し人間的であってほしいと言うのであれば、それはまあ
気長に待ってほしいと言わざるを得なかったけども。

「へえ。じゃあ彗ちゃんや俺にとっては楽しい事でも
 その誰かにとってはそうじゃない可能性もあるってわけだ?
 何とも愛がなきゃできない贈り物だね。」

皮まで貪られ、跡形もなく消えゆく肉まんをよそ目に呟いて。
だって誰かへの贈り物を考えるなんて面倒臭い。
話す前に一度考えるだとか、人の気持ちを汲むだとか
そんな事もろくにできないようなこの生き物に。
他者が欲しがっているものや喜ぶものなんてわかりっこないのだ。
(-270) unforg00 2022/02/04(Fri) 7:42:07

【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → コウコウセイ 夜川 彗


「ああそうそう、確かにここではそうだった。
 全員が互いに色々と事情がある事が織り込み済みで、
 多少は似たような立場や視線で接する事ができたよな?
 それで大体いい感じに収まった。ここでは、これまではな?」

喋りながら、あなたに倣うように肉まんを真っ二つ。
そう、ここでは、これまでは。
自分達がほんの一瞬憎まれ役を買えば、後は美談で終われる。
今までの秘密は概ねそういうものだった。事実そうだった。
けれど未だ明らかにされていない秘密が同様か、とか。
そしてこの学校の外でも"そう"だという保証は何処にも無くて。

「人間さん曰く。
 それでも"そうじゃなかった時"の事を考えてしまって、
 どうしようもなく悲観的な絶望的観測を振り払えなくて。
 どうにも身動き取れなくなっちまう事もあるらしいぜ?」

何処の誰がそうだった、という話でもない。
ただ、人間というものはそういう時もあるらしい。
ただそれだけの、ごくありふれた、
けれどきっと、抱える誰かにとっては深刻な話。

「ままならなくて、不自由で、不格好で、生きづらそうで。
 人間ってのはかわいいけどかわいそうだよなあ」

超常のものが、それを俯瞰して観測した、というだけの話。
(-271) unforg00 2022/02/04(Fri) 7:43:12

【赤】 コウコウセイ 夜川 彗

みかんを剥きながらのんびりしてる。
もうなんかここが家みたいな気がしてきたよな……。

「なあなあ義兄。
 ボク達これから同じ屋根の下暮らすんだろ?
 このこたつとやらは家にあるのかな?気に入ったんだ。
 一生ここから出たくないね。ここに住みたいぐらいだ」
(*11) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 15:35:44

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 嘘 氷室 凛乃

口から先に生まれたのかどうかは神のみぞ知る。
君の注文に ぐ! と親指を立てて、
気侭な天災擬きは去って行き ――

少し時間を空けて、君の作業の合間ぐらいに、
宣言通りコーヒーを持ってまた君の元へ訪れる事になった筈。
君が何処に居ようとこんこんとノックをするか声を掛けて、
あったかいコーヒー入りのマグカップと ……
砂糖を一袋、別のカップになみなみ注がれたミルクを
君に笑顔で差し出し さしいれ! なんて言ったはずだ。

……暫定人外には、地球の常識はまだちょっとむずかしい。

お話してくれてありがとう、またね!
(-298) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 15:44:39

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「一回も結果を残せないより、十分いいと思うよ。
 いや、色々言うけどやはり僕は君を肯定したいだけなんだ。
 何だか話せば話すだけ気になってしまうし、えっと、……
 そう!仲良くしたい。そういう風に思う。不思議だよねえ。」

だから帰ったら、いいや。スマホもあることだしきっと後で。
インターネットの有名な作品を漁る旅に出そうな気がする。
君の秘密を暴きたいというよりも、君のことを知りたいから。
君がどういうものを好むのか知りたい。それだけ。

きらきらというには淡い、星とするにはあまりに小さい、
ちっぽけな砂糖菓子の破片を君の口にひょいと入れた。
別にそこから何か急激な変化があるだとかはないけれど、

「君はこれから、僕の近くにいる時は流れ星に恵まれる。
 きれいじゃない僕は君の願いを叶えてあげられないけれど、
 きれいなお星さまはきみのねがいごとを叶えてくれるだろう。
 彼らはすべて気の良い連中だ。お月様みたいに傲慢じゃない。
 ―― ふふ。恥ずかしがってるとこもかわいいね、えみか」

かなうなら、君の唇にひとさし指を真直ぐに乗せて、
しー。静かにしてほしい時のように立てたことだろう。
ついでに前髪越しに目を合わせられたらいい。
まあでも君次第なところはあるから、全部任せちゃおう。
いずれにしたって長い言葉が終われば指は離すし、
ただ、得体の知れない何かは君の傍で笑っているだけなのだから。
(-301) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 16:13:42

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「確かに不思議ね……けれど、嬉しいわ」

そこまで好意的に見てくれる理由は分からないけれど、
仲良くしたいと思われて悪い気はしない。
それに、咲花もあなたのことをもっと知りたいと思う。
あなたの言葉に素直に従うのも、その一環で。

「んむっ」

開いた口に小さな星屑が転がり落ちる。
人差し指で唇を塞がれ、砂糖菓子ほどに甘い言葉を囁かれ、
頬には無意識に朱が差した。
シュガーだけに

二、三度まばたきをして、紫水晶の瞳で見つめ返す。

「……詩の才能があると思うわ、あなた」

照れ隠しにそんな事を言って、ついと視線を逸らした。
(-322) 雪野 2022/02/04(Fri) 18:36:49

【独】 コウコウセイ 夜川 彗

/*ダジャレで判断するのアレだけど対面夫氏?
(-326) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 18:49:57

【独】 コウコウセイ 夜川 彗

/*いや他にもダジャレ民族いるかも…わからん…
(-327) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 18:50:32

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「他のひともそうだったらいいのにねえ。
 人間は楽しく過ごしていたいものなら苦痛も苦悩も不要だよ。
 楽しく過ごしたいのに苦痛を感じるの、致命的な欠陥じゃない?
 かくいう僕も苦痛や苦悩という概念はあるんだけどそれでもさ。
 必要ないものだと思うんだよなあ……」

僕にとって人間的な考えとか人外的な考え方とか、
そんなものは過ごしていて楽しければ些細な問題でしかなく。
だから気長に待つよりも漂うように適当に言葉を紡いで、
君からの答えや言葉に機嫌よく見える表情で頷いてる。
脳を喰らって皮を貪り、ふたつめの頭を割ってやる。
だらしない思考みたいな湯気が、脳からふわっと立って、
何処かへ薄れて流れてった。相変わらず目がそれを追う。

「最初は僕自身の好奇心だったけどね。
 まあでも多分ひととして新鮮なものだったり、
 不慣れなものはわくわくで楽しいものなんじゃない?
 知的好奇心とかそういうものなんじゃないかな……」

愛かどうかは定かじゃない。解釈があっているかも不明だ。
曖昧に考えて曖昧に流れて、曖昧に辿り着いた先がこれなだけ。
割った頭の中身をまた齧って、美談に頷き、目を閉じる。
頬杖だってだらだらとしてまああまり態度がよろしくない。

(-333) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:15:30

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累

「ここまで美談で収まったならその先も美談になるんじゃない。
 ぼくはきほんてきにハッピーエンド主義だからそうおもう。
 事情を知ったもの同士で結束して、支え合って、
 その後もしあわせにくらしました。おしまい。
 そういう筋書きは、人間らしいよ。いいね」

残り半分を食べようとした手は一旦止めて、
絶望的観測とやらを想像して、指が何度か頬を軽く叩く。
そうじゃなかった時。どうしようもなくなった時。いろいろ。
長生きしてそうな君の方が人間とやらには詳しいだろうから、
そう言われてしまったらそんな気もしてくる。説得力がある。
うーんと悩むような声を上げたら、目を開いて、
横目で君をちらっと見る。ああ、笑ってる。よかった。

「身動きとれなくなっても、誰かがたすけるだろ〜。
 どうしようもないけど頑張り屋さんで支えたがり。
 そういうのがひとってものだとおもう。ぼくはね。
 かさねこくんは人懐っこくてかわいげがあるけど、
 ひとを頭からバリバリと行きそうな勢いがあるな」

蛇行運転気味の話題は逸れて、連想ゲームに発展した。
ああそう 例えばえーっと、あれだ、

「あ!チェシャ猫!それに似てるかも」

木の上から見てくるあの猫を何となく思い出して、
ふにゃふにゃと笑った。この笑いに特に意味は無い。
(-334) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:16:32

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

自分と反対に落ち着いているから。
好奇心が旺盛そうだから。綺麗なものを知っていそうだから。
ぽつぽつと理由らしいものはあるけれど、野暮だから省略。
いらないものは削ぎ落して、ほっといて、
駄洒落も見ないふりをして

君にほしをひとつ。おまじないをひとつ。
頬が赤いのに気付けばじっと見詰めるけれど、
無理に視線を合わせようとすることはない。
ただへにゃへにゃと緩く笑っているばかりだった。

「えへへ、褒められちゃった。照れるぜ。
 君は実はかわいいの才能がすごいあるから誇ってね。
 ……っとと、そうだ。なんだか僕は咲花くんの時間を、
 とっても長く占拠しちゃってる気分になってるんだけど…」

一応。どうかな。そうじゃないかも。そうかも。
少しぬるくなった暫定ココアを一口やりながら、

(-344) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:53:03

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「ボク、お邪魔してないかな。何か本を読んでたでしょ?
 何の本かは知らないけど、
その、……


言葉をごにょごにょ濁して曖昧にして 黙り込んだ。
邪魔なら帰るし、そうじゃないならもうちょっと居たい。
きっとそういう事が言いたかった、はず。たぶんそうだ。
(-345) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:53:44

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「ふふっ、何よかわいいの才能って」

あなたらしい独特な言い回しに笑いが漏れた。
彗さんの方がよっぽど可愛いわ───という言葉は胸の内に留めて。
カップを揺らして残りのココアを一気に呷る。

「本は好きだけれど、友達と秤にかけるほどじゃあないわ。
 遠慮する必要なんて無いのよ」

ブックカバーの上から表紙を撫でて、あなたの頭も撫でて。
(-349) 雪野 2022/02/04(Fri) 20:14:01

【置】 コウコウセイ 夜川 彗

今日のいつか。いいや、今日の夜。
きっと今日も夕食後に一人で外へ抜け出した。
誰もついてきていないのをきちんと確認して向かう先は、
やっぱり変わらずコンビニなのだけれど。よって以下略だ。
以下略、省略、省いて、今はあったかいコンビニ袋を持って、
誰もいない道の真ん中でぼーっと夜の星空を見上げてた。

幾つもの星を眺めて、辿って、

「流れ星、ながれぼし……」

ゆびさした。
名前も無いちっぽけな星屑がひとつ、またたく。

「猫になりたい。かわいくて、ふわふわ。」

もうひとつゆびさした。
置いていかれた星屑がもうひとつ、またたく。

「人魚になりたい。綺麗なうろこ、素敵なうた。」

もうひとつゆびさした。
誰も知らない星屑がもうひとつ、またたく。

「お菓子の家の魔女、つきうさぎ、ほかにもいっぱい。
 ぼくはきれいなもの、きらきらがいい、……」

指をさすのをやめて 胸の前できゅっと手を組んでも、
星は幾つも瞬いて、流れて、消えていく。
異様な流れ星達を仰ぎ見て黙り込み、
(L1) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:22:17
公開: 2022/02/04(Fri) 20:55:00
夜川 彗は、何処かで首を横に振った。
(a58) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:22:36

【置】 コウコウセイ 夜川 彗

「    !   !!」


ぱっと笑みを浮かべてはくはくと唇を動かす。
この世界では通じない言語で、
お星さまにおねがい!

「   !」   「      !!」 

    「     ?」  「       ! !」

 「    …」 「    !」  「    …〜!!!」


唇がかわいてしまうまで。
喉がひりひりしてしまうまで。
もしくは、寒さにかじかんでしまうか、星がやむまで。
随分と長いことお星さまにお願いをしていたに違いない。
真白な息を吐いて、何度も何度も飽きずに願って 願って ――

きっとすべてよくなる。だから、だいじょうぶ。
(L2) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:25:22
公開: 2022/02/04(Fri) 20:55:00

【秘】 平静 戸森 夢彩 → コウコウセイ 夜川 彗

手元を見られていると、ちょっと気になったけれど。
少し首を傾げたくらいで、すぐにいつも通りのリラックス状態になっただろう。
ポテチを1枚頂いて。

「無理矢理暴いてる感じが嫌って感じ。
 秘密にしてること、暴かれるのが気持ちいいわけないし。

 空気が明るい方がいいってのはそうだけどさ〜。
 ま、今こうして皆前向きなのは良い事なのかもね」

他の皆も明るい秘密ばっかりだったらいいよね、ともう一枚ポテチを口の中に入れた。ぱり。
(-351) otomizu 2022/02/04(Fri) 20:29:35

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

かわいいの才能は可愛いの才能!なんて、
帰ろうか帰らまいかの話をする前は笑顔で言ってたんだろう。
が。閉じられて置かれたままの本の方へ視線がすいとずれ、
ちょっとしたきまずさと、それから、言い出し難さにもごついた。

「……!!」

けれども君の手が頭に乗ればぱっと表情が晴れる辺り、
単純明快。分かりやすい。お気楽な生き物だった。
ぐぐーっと手に懐くこともしておこうね。猫みたいに。

「じゃあ、今日は傍にもっといる!
 折角だから読んでる本のお話、聞かせてよ。
 どんな本なのかとか、なんなら一緒に読んだりしよ?」
(-357) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:39:37

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 平静 戸森 夢彩

しょっぱいものを摘まんだら甘いものを。
甘いものを摘まんだらしょっぱいものを。
それを繰り返しながら、君の話に頷くけれど、
何だか分かってるような分かってないような曖昧な表情だ。
ちょっと首を傾いだりもするのかも。

「結局いつかはバレるなら、結果だけ見れば同じじゃない?
 隠し通せる秘密ってあんまりないんだしさ。
 まあ、それを政府にゲームとして提供されてるのは…
 悪趣味だなって思うぐらいで。あんま考えたことなかった」

前向きに関しては頷きを二度程返した、のと。
明るい秘密という言葉にちょっと目を丸めた。
明るい秘密、例えば……

「……実は電球、とか?」

残念なことに 文字通りな方に思考が飛んだ。
(-359) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:45:41

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「いいわよ。
 あなたも気に入ってくれると良いのだけど」

よしよし、なんて声に出しながら
本を手に取って二人で読める位置へと持ってくる。
どんな文学作品かと思いきや、ライトノベル───
個性豊かなキャラクター達がドタバタな学園生活を送る
コメディタッチな物語だ。

このキャラがお気に入りだの、何巻のここが面白いだの、
いつになく饒舌に語って聞かせることだろう。
(-364) 雪野 2022/02/04(Fri) 20:53:56