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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>3:77 リカルド様

こちらから向かう前にその手に写真立てを持ち、戻ってきてくれた。
だからまだ水の音は止まなくて、けれど懐かしむように語る貴方の声は水の音など気にならないほどにはっきりと耳に届く。
写真を見つめていた菫色は、語る全てをその目に、耳に残るようにと真っ直ぐに貴方に向いて。

大切な思い出なのだろうと察せられるのは語る口調が優しいからか。その表情に多くの感情が乗せられているからだろうか。
それとも今まで見てきたものがあるからだろうか。女は、賑わう人々を見つめていたものと同じように貴方を見ているだろう。

「……マウロ様は、あまり お変わりありません、ね。
リカルド様とツィオ様は、……ラウラの知る御二方とは、異なります が。
きっと、マウロ様しか知らない変わらない何かも あったのでしょうね」

己はただのアソシエーテ。それ以上にはなれるなどと思えなくて、過去を問いかける真似はせずにいた。
今はそれを悔やんでいるのだと思うし、こうして聞けることは何一つ聞き逃さないようにしたいと感じている。

「…リカルド様が そう仰るのであれば、その方がいいと ラウラも思い、ます。
……、…ただ。………少しだけ、ラウラに お貸しいただけませんか」

だからかもしれない。肯定ばかりで、こうしたタイミングでの意見を発することなど無かったはずの女は、ここに来て己の言葉
紡ぎ出す。
勿論断ったところで「分かりました」と頷くのみで、あっさりと引き下がるだろうが。

ベッド脇のサイドテーブルの上、そこに置かれた便箋についてはまだ──気付かない。
(0) sinorit 2022/08/17(Wed) 22:06:45

【独】 piacere ラウラ

/*
皆さんどうも こんばんは

決闘相手が死に、死之商人の命を背負う重みに耐えれそうにない
そんな気持ちがあるのにとっても死にたい

おやつはたい焼きです そしてこれは投票先→<<レヴィア>>who
(-36) sinorit 2022/08/17(Wed) 22:23:52

【独】 piacere ラウラ

/*
身内!!!!!!嫌だ…でもアルバの子にしたい訳でもない
どうしてなの?どうして、報告に参ります…
(-39) sinorit 2022/08/17(Wed) 22:24:58

【秘】 piacere ラウラ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*
運営様御機嫌よう、投票先を告げに参りました
結果は【レヴィア様】でした……

あとこれは個人的呻きです 聞き流してもらって…
決闘相手が死んだことにより死之商人の命への恐怖が凄いです
どうして人の命を背負っているのでしょうか
これが罪?ロッシ様と同票時に死ねなかった罰!?苦しいです
(-44) sinorit 2022/08/17(Wed) 22:31:31

【秘】 piacere ラウラ → 狡兎 ツィオ

/*
Hello,遅れてきたマン様

少しだけでも構いませんのでツィオ様とお話したく打診に参りました
勿論ご都合がよろしければとなりますのでご無理はなさらず

以上、おやつはたい焼きでした
(-47) sinorit 2022/08/17(Wed) 22:35:28

【秘】 狡兎 ツィオ → piacere ラウラ

/*
いつでも構いませんよ、白に出ましょうか。
また、呼びつけた、呼ばれた、どちらでも描写できますので、
先に白に出る場合は好きなロケーションや好きなシチュエーションをどうぞ。
(-57) reji2323 2022/08/17(Wed) 22:53:02

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → piacere ラウラ

/*
そうじゃん。命、握っちゃってるな……!
とは言え死之商人様が死ぬのが先かもしれませんしね。
「どちらの陣営にも、等しく死神が訪れるでしょう」って
この村の発案者運営Oも言っていましたし。

罪も罰もなく、その苦しみはただ単純におやつはたい焼き様のものですよ。
強く生きるかもしくは苦しまずに息絶えてほしい。
気をたしかに。嘘。たしかにしてもしなくてもいいよ。

それはそれとして報告ありがとうございます、確認しました!
投票先そのままで日付変更をお待ちくださいませ〜!
(-69) 66111 2022/08/17(Wed) 23:25:44

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ

/*
こんばんは。変な時間にすみません。
決闘ありがとうございました。今後を応援しています。

一応魂信窓、出会いまではキリよく終わりましたがどうしましょうか。
もし何かしたいことがあれば出来る限りさせていただきますし、特にないようであれば墓下から見守らせていただこうと思います。
(-94) rik_kr 2022/08/18(Thu) 1:57:36

【秘】 piacere ラウラ → 狡兎 ツィオ

/*
お返事ありがとうございます
問いへの解答と言いますか、そうした内容ですので
白で問題なければ当方は白でも大丈夫です

その場合にはラウラが呼び出した側になるかと思われます
(-102) sinorit 2022/08/18(Thu) 8:58:18

【秘】 piacere ラウラ → 家族愛 サルヴァトーレ

/*
おはようございます こちらこそありがとうございました!
喧嘩ではなく穏便な舵取りになりましたが…
サルヴァトーレ様というお人の一面を拝見できてとても楽しかったです!

そしてそうですね、出会いは終わりましたので
これ以上また2人きりに!を推すとは思えませんし
仮に話すとしてもお互い知らない人として接するくらいが丸いかなと思いますので
当方としては機会があればお話したいですが無理なく、といった形になります
(-103) sinorit 2022/08/18(Thu) 9:01:58

【神】 piacere ラウラ

【ノッテアジト】

いつも通り。変わらない様子で壁際にいる。
それぞれの声は、言葉は勿論聞こえていた。聞いていた。

「……了解、です」

だから返事をして、それだけ。
解散する流れになればその場から静かに立ち去るだろう。

今日もまた少し、仏頂面の彼と飄々とした彼の姿を探す。
見つかるはずもないけれど、無意識下で追うことは止められない。
(G13) sinorit 2022/08/18(Thu) 11:42:59

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>10 リカルド様

語るリカルド様を見つめながら、ラウラはやはり皆様を羨ましいと思いました。
その言葉はたった一人に告げたのみで、この場では口にしませんが。


「…ツィオ様は、……確かに 軽薄に見えます、が。
それだけでは無いのだと、…見ていて 感じます、から」

幼馴染の貴方達を理解出来るなどと思わない。
それでも見てきたものがある。
菫色は今までだってずっと、貴方達を映してきたのだから。

あっさりと渡された写真立てを片手で受け取り、大切そうに胸に抱いてほんの少しだけ微笑む。
それは
いつものように
作られたものではなくて、ラウラ本人の心からの笑み……だったのかもしれない。

「…必ず、マウロ様にお返し致します。
……リカルド様、ありがとう ございます」

続く話の頃にはいつも通りの表情で、けれど実は驚いている。
あの方が自分宛に何かを残すのだろうか、とか。

何が書かれているのか、とか。とにかく気になって。
そろそろ問題ないだろうかと冷やしている手に視線を向け水を止め。

懐から取り出したハンカチで手を拭いて、チラリと貴方を見上げた。
ついで手のひらを見せるのはきっと、もう大丈夫だという女なりの意思表示。

それからサイドテーブル近くに早足で向かい、そこに置かれた便箋に手を伸ばして──ラウラは、動きを止めた。
(13) sinorit 2022/08/18(Thu) 12:10:26

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → piacere ラウラ

/*
穏やかでしたね! ラウラちゃん、礼儀正しく可愛かったです!
了解しました〜! あまりにも探られ続けたら今度はこちらから口を出す可能性もあるなと思っていたんですが、死人に口はないので……言う前に死んだんだろうな! と思います。なのでこちらからも特に、ですね。勿体ない気もしますが……

では、ひとまず締めということで宜しいでしょうか。お付き合い頂きありがとうございました!
(-136) rik_kr 2022/08/18(Thu) 17:11:14

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>16 リカルド様

便箋に書かれているのは、仕事に対するメモ──アドバイスで。
床に転がるいくつかは書き損じたものなのだろうかと察せられる。
どうしてこんなものを?答えは……答え、は。


──便箋に小さな雫の跡が作られた。
視界が滲む。


「……、っ」

己の感情に理解が追いつかず、口の端から震える吐息が漏れる。
それらが自身が零したものだと言うことさえも、信じられなくて。

近くにいる貴方に気付かれないように、
また
乱れてしまった呼吸を整えるために深く息を吸う。
はく と口を動かす様は餌を求める魚のようで、何だか滑稽にも見える。

写真立てを握る力は僅かに強まり、1度落ちた雫は止められない。
顔を歪めることなく落ちていく涙は、本当に女の意思ではないように思えてしまうが……。

ゆっくりと、背が丸くなる。肩が震えることも抑えられない。
それから少しして、カタンッ と音を立てて写真立てがサイドテーブルに置かれた。

女は、……ラウラは──────。
(17) sinorit 2022/08/18(Thu) 17:49:34
ラウラは、両手で顔を覆う。涙を流すのはいつ以来だろう。
(a9) sinorit 2022/08/18(Thu) 17:50:09

ラウラは、この気持ちの名前を知らない。…胸が痛い。
(a10) sinorit 2022/08/18(Thu) 17:51:26

【魂】 piacere ラウラ

女はひとり、岬を訪れた。
髪はトプシーテールに、白のトップスとロング丈のフレアスカートとカジュアルな見た目だ。
いつも通りでも構わなかったが、
私用
ならばこの方がいいのかもしれないと判断してのこと。

ここには街の喧騒も届かない。とても静かで、穏やかで。
こうした裏側に屍が築かれることなど、やはり民衆は知らないのだろう。

「……………」

肩から提げた小さめのバッグから、煙草の箱を取り出す。
それはもう封の空いたものだからそこから一本を取り出すのは容易で。

今度は箱を仕舞い、ライターを取り出した。
そこからは手慣れたように火を付け、けれど口に運ぶ訳ではない。
親指と人差し指で摘むようにして煙草を持ち胸元あたりまで腕を上げ、その香りを思い出すためだけに火を付けたのだ。

潮風に紫煙の香りが交じる。

(_0) sinorit 2022/08/18(Thu) 18:59:12

【魂】 piacere ラウラ

上司とは、ただのソルジャーとアソシエーテという関係でしかないとしても、女には大きな存在だった。
勿論ボスのことだって。彼が己を救ってくれたあの日から、ノッテに命を捧げよう組織の役に立とうと考え続けていた。

アルバの一人であろう彼が言っていた家族というものもきっと素敵で、立つ場所が違えばそちらにもそのように考えていたのだろうとそうも思う。
思うだけで、ノッテの人間であるという事実は変わらないし、きっとそれで良かった。

家族というものは、己が知るのは両親のみ。
その両親の顔も今は朧で、親戚には"あの事故"から随分と蔑まれたものだから。


何かを思うように目を伏せて、沈む夕日が海を照らす中。
女は静かに、その場に留まり続けている。
(_1) sinorit 2022/08/18(Thu) 19:00:27

【人】 piacere ラウラ

【待ち合わせ場所】 >>19 ツィオ様

待ち合わせ時間よりも前、ゆったりとした足取りで近くまで来れば既に待ち合わせ人はその場で待っていて。
驚きよりも"らしい"のだと、そうした感情が先に湧いてきた。

少しの間だけ、煙草を吸う様子を眺める。
あまり、好んで嗜んでいるようには見えなかった。

それに何だか、浮かない様子にも見える……気がする。

止めた足をまた動かして、
少し足早に。

貴方の元へと向かう。

「…ツィオ様、」

──お待たせしました。…と言いかけて、1度口を閉じた。
時間としては前なのだから、この言葉は違う気もする。

変わらない表情の中で悩むような時間があるのを、もしかすると理解されてしまうかもしれない。

「………お早いですね。…今日は、時間をお借りします」

女は三つ編みポニーテールに白ブラウス、黒のプリーツスカートというスタイルだ。
変わらないいつも通りのものでも構わないが【街中】のレストランやカフェ、【どこかのバー】等に向かうのであればと、そうした考えで。
勿論、隠し持つ武器もある訳だが。
(26) sinorit 2022/08/19(Fri) 1:20:22

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>23 リカルド様

貴方の言葉に何かを答えようと顔を覆うままに口を開くけれど、喉が震えて上手く言葉を紡げない。
己の中でここまで大きな存在があることに初めて、気付いてしまった。

そう、これはきっと──
喪失感

女にはまだその名前を理解出来ていないけれど、いつかにも感じたもので……忘れてしまったもの。


一度袖で涙を拭い、差し出されたハンカチを受け取る。
そこで見えた表情はいつも通り
ではない
だろう。

貴方はベッドに腰かけているから、視線はやや下に向かうのだろうか。
であれば 涙は床へとポロポロと零れ落ちて、拭ったはずのそれもあまり意味が無くなってしまった。

ラウラは、知りませんでした。
マウロ様がラウラのために何かを残してくれようとしたこと。
知りませんでした。こんなにも考えてくださっていたこと。
知りませんでした。……マウロ様、ラウラは。…ラウラ は、


「マウロ 様……、………どう、して。

……どうし て、…ずるい、です…………」


いたい、
くるしい。
かなしい。

置いていかれる事がこんなにも辛いことだと、わたしはまた 理解するのです。


受け取ったハンカチは、直ぐに涙で濡れてしまった。
声を上げることは無いけれど、貴方に迷惑をかけてしまうのではないかと思考するけれど。
どうすればこの涙が止まるのか、本当に分からないのだ。

「……ごめん、なさい………………………」
(29) sinorit 2022/08/19(Fri) 2:40:27

【秘】 銀の弾丸 リカルド → piacere ラウラ

「アイツは絶対、
俺がお前のもとに帰してやる。

 だからその写真は、お前の手で渡してやってくれ」

俺にはそれが出来ないかもしれない。
貴方も、出来ないかもしれない。

それでも託さずにはいられない。

お前のことは気がけて見ていた。

 ―――俺の、困った上司と一緒に。……お互い上司には振り回されることだな」
(-242) eve_1224 2022/08/19(Fri) 8:54:54

【人】 piacere ラウラ

【待ち合わせ場所】 >>28 ツィオ様

今来たとこ、なんてことは嘘に決まっている。
断定するのはいいことでは無いが貴方ツィオ様だから、と。

それを指摘することは勿論、ないのだけれど。


漂う香りに少しだけ目を細めて、ゴミ箱に捨てる流れまでを菫色に映す。
やっぱり何だか、似合わない。そう感じてしまった。


続く言葉には目をぱちぱちと瞬かせた。

「……ツィオ様も、ですか?」

そこはどうやら、予想外だったらしい。
スラスラと紡がれるいつもの言葉よりもそちらに反応して。

返事を考えている間に道を促されたから、黙って頷く。

(33) sinorit 2022/08/19(Fri) 11:49:53

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>33 ツィオ様

ここに辿り着くまでに、以前訪れたことのあるとあるバーアマラントの存在を思い出して。
叶わなかった"また"に胸が痛くなる。明日が来ることが当たり前だなんて、そんなことあるはずもないと知っていたのに。


少しだけバーの中を見回して特に指定がなければ端の席に向かう。
開いたメニュー表は一般的なものが載せられているのかもしれない。

「…ツィオ様は、どうされますか?」

問いかけながら、女はサザンオレンジsakeを頼むことに決める。
何でも構わないとは言えないが、適当に目に付いたものを選んだ。

伝えたいことを口にするのは、頼んだものが届いてからだろう。

それを貴方に告げる必要は無いのかもしれない。
それでもなんとなく、口にしておくべきだと考えた。
(34) sinorit 2022/08/19(Fri) 11:51:09

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>32 リカルド様

涙で濡れていくハンカチを握りしめながら、ゆっくりと頷く。

優しい声だと、そう感じました。
この間も涙は止まらなくて、胸が苦しくて。
締め付けられるような痛みに、悲鳴をあげそうになりました。


泣いたところで何も変わりはしないのに。
忘れてしまった──閉じ込めた感情が溢れて止まらない。

きっかけがあればいつだって零れてしまうような、そんな状態で。
ともすれば、壊れていくことも有り得たことで。

貴方についてここへ来たことは正解だったのだと、いつかに知る。
いつも通りであることが本当に何も問題ないと言える、訳もない。


ベッドの軋む音が僅かに響き、近づいた気配を感じた瞬間。
優しくて、大きな手が己の頭を撫でる。

その感触に強ばっていた体の力が抜けるような心地がして、小さな吐息が零れた。

だから自然と、囁かれる言葉も耳に届いて。


(35) sinorit 2022/08/19(Fri) 13:18:20

【秘】 piacere ラウラ → 銀の弾丸 リカルド

>>35

帰るべきは貴方達──リカルド様とツィオ様の元であるべきだ。
そう思うのに、そうであるべきなのに。

託されたものをどうにも手放せなくて、また 頷いた。

随分と欲を得たものだと思う。
もしかするとこれが、フィオレロ様の言っていたことに繋がるのかもしれない。


それから。…それから、貴方が。貴方の上司が。
己を見ていたことはなんとなく、あの方ヴェネリオ様の言葉で感じていたけれど。

予感は確信に変わり、あの日を思い出してギュッと唇を噛み締めた。

(-262) sinorit 2022/08/19(Fri) 13:20:12

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>35 リカルド様

暫くはそうして、泣き続けていたけれど。
落ち着きを少しずつ取り戻し、最後にもう一度目元を拭う。

謝罪はきっと、また謝らなくていいと言われてしまうだけ。
感謝は……今日はずっと、貴方にそれを伝えている気がする。

だから代わりに。

「………お任せ、ください」

今度は言葉にして、真っ直ぐに貴方を見つめた。

泣き腫らした目は情けないものがあるけれど。
託されたものを確かな決意で受け止めたことが伝わるように。

それがきっと、貴方への感謝に繋がるのだから。
(36) sinorit 2022/08/19(Fri) 13:21:47
ラウラは、サイドテーブル上の写真立てに手を伸ばし。
(a32) sinorit 2022/08/19(Fri) 13:22:31

ラウラは、もう一度それを大切に。大切に、腕に抱いた。
(a33) sinorit 2022/08/19(Fri) 13:23:59

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

/*
ごきげんよう!暗殺者(役職)です。
この度、ランダムダイスでラウラさんが襲撃対象となってしまいました…!
つきましてはご連絡と、いくつかヒアリングをさせていただきたく思い、
秘話の方飛ばさせていただきました。

Q1.暗殺RPを希望されますか?
(他のやり取りで忙しいという事であればなしでも大丈夫です!)

Q2.暗殺される際のシチュエーションのご希望はありますか?
(狙撃であっさり、銃撃戦、毒殺、など)

尚暗殺の理由としては、『モブ上司から、ラウラさんが他組織のスパイであるかもしれないため処罰せよ』という命令を与えられ、赴いた、という形になるかと思います!
突然のご連絡申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
(-283) arenda 2022/08/19(Fri) 19:18:14

【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア

/*
御機嫌よう、暗殺者様!
タイミングの良さに楽しくなっております。おやつはたい焼きです。
以下に問いへの解答失礼致します。

Q1.暗殺RPを希望されますか?
暗殺者様にご負担がなければ是非。


Q2.暗殺される際のシチュエーションのご希望はありますか?
特にはございませんが、託された事がございますので多少何かを行える時間はいただきたく存じます。

とはいえ暗殺者様の不利になるものではなく、死ぬ前に独り言に何かを残せたらいいな程度ですが。


また暗殺の理由につきましてはそちらで特に問題ございません。
ご丁寧にありがとうございます!

お手隙の際にご確認よろしくお願い致します。
(-284) sinorit 2022/08/19(Fri) 19:42:55

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

/*
こちらも表のロールを見ながら襲撃対象ダイスを振ったため、
おい!!!!!!!!!となってしまいました………

ロールご希望、ありがとうございます!
こちらも出来ればやれたらいいなと思ったため、嬉しいです!

シチュエーションに関しても了解いたしました!
でしたら、ラウラさんがお一人になったタイミングで
話しかけ、これから殺すことを伝え、最後に猶予を与えるような
形にするか、あるいは死に際に少しだけ行動できる程度の
怪我を負わせるか、といった形にしても大丈夫でしょうか?

殺害宣告に抵抗してこちらに対し発砲をする、等のロールを
して頂いても大丈夫です!ご自由にどうぞ!
大丈夫そうなら、改めて秘話を送らせていただこうと思います。
(お返事は少しゆっくり目になります!申し訳ありません!)
(-289) arenda 2022/08/19(Fri) 20:07:28

【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア

/*
順調にフラグを積んでおりましたので、
そろそろ来るのではないかと感じていたところでした!
初日処刑回避からきっとそういう運命だったのです…

レヴィア様とはお話出来ずにおりましたので、
こうした機会でも接触できることを嬉しく思います!

またシチュエーションに関してありがとうございます。
こちらは託された写真立てを何とかしてツィオ様かリカルド様にお渡ししたく。
置き手紙なりを利用してレヴィア様との秘話に繋げようかと!
念の為死ななかった時を考慮しての内容にする予定です。


猶予をいただける場合には無抵抗ですので、
置き手紙を利用する場合そちらの方がスムーズに行われるかもしれません。
お返事速度に関しましてお気になさらず。
無理のない範囲で楽しく遊びましょう……!!
(-291) sinorit 2022/08/19(Fri) 20:39:01

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

/*
了解しました〜〜〜!
こちらもお話の機会に恵まれ、嬉しいです!

では一人でいる所に声をかける形で秘話を送らせていただきます!
また、殺す前に猶予を与える方向性で行こうと思います!
ヒアリングありがとうございました〜〜〜!
よろしくお願いいたします!
(-295) arenda 2022/08/19(Fri) 20:48:23

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

さて、どこかの時間帯。
貴方は独りになる機会はあるだろうか。
それはアジトの中か、あるいは路地か。
どこか、誰かの家であるかもしれない。
貴方がどこに居たとしても。

貴方が独りで居る時に、パンプスの足音が響く。

「ごきげんよう、Signorinaお嬢さん.」

ゴシックな服に身を包み、頭にリボンをを付けた、
まるで人形のような可憐な容姿と、温度のない顔をした女が、
貴方の傍に現れる。
偶然会った、という風ではない。
明らかにあなたを探していたのだという風に、
貴方に向かって、ゆったりと歩いてくる。
(-297) arenda 2022/08/19(Fri) 20:54:13

【秘】 piacere ラウラ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*
運営様、一点お伺いしたいことが出てきましたので失礼致します。

ご存知かとは思いますがこの度暗殺者様の対象に選ばれました。
故に死之商人様を道連れにしてしまうリスクが高まった訳ですが。
死之商人様が処刑死or暗殺者様が処刑死以外。


こちらは死之商人様には黙っている形でも問題ないのでしょうか。
急に死んだ!となるのはどうなのかと悶々としておりまして。

恐らく死之商人様であろう方と秘話でのやり取りはありましたので、
あの方なのだろうなというほぼ確信はございます……。

このままで問題ないのか、あるいは報告すべきなのか。
ご判断いただければと存じます。
(-298) sinorit 2022/08/19(Fri) 20:57:33

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → piacere ラウラ

/*
運営です。諸々のお気遣いありがとう〜。
結論から言ってしまえば、このままで問題ありません。

というのも、死之商人PL様自身、死にやすい役職であることを
よく理解されているようでして。サルヴァトーレ様が死亡した時点で、
死之商人PL様から運営の方に自身の生死に関する諸々についての
確認がありました。死ぬ覚悟はいつでも出来ているように見受けられます。

そんな感じなので、連絡せずとも問題はなさそうですが、おやつはたい焼き様が
気にされるのなら連絡してもいいと思うよ〜というところです。
運営に「こうつたえてくれ〜〜」って置いてくれてもいいよ。
楽しくRPができるのが一番だからね! そんなところかな。
(-302) 66111 2022/08/19(Fri) 21:19:08

【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア

上司の姿が消えてから、随分とひとりで行動することが増えた。

三日月島の岬で、埠頭で、路地裏で、あるいは自室で。
紫煙の香りを纏わせながらそこに居るだろう。

響くパンプスの音に視線を向ける。
耳にしたことのある音だ、その主が誰か理解するまでそう時間もかからない。

「……………レヴィア 様、」

偶然というには貴方の反応として違和感を覚える。
それに、こちらが見かけることは多くとも話をする機会など殆ど無かったはずなのだから。

何の用かは分からない。
ただ、少しだけ。

ほんの少しだけ──嫌な予感がした。


「…何か、ラウラにご用事 でしょうか」
(-304) sinorit 2022/08/19(Fri) 21:32:04

【秘】 銀の弾丸 リカルド → piacere ラウラ

――貴方の確信はきっと正しい。

何が起ころうと上司はこの件を不問にすると言っていた。
俺も、それに従うことを決めていたし、何も告げる気はなかった。

告げようと思ったのは、安心を渡したいと思ったから。

それ以上に……
(-306) eve_1224 2022/08/19(Fri) 21:35:17

【秘】 piacere ラウラ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*
お早い回答ありがとうございます!

私としても死ぬリスクの高い役職だろうとは察しておりましたが、
既に本人様より確認済みでしたか。安心致しました。

ただ 連絡することに問題がないということであれば、
折角ですので声をかけさせていただこうかと存じます!
本当にありがとうございました!これで安心して死ねます!!
(-308) sinorit 2022/08/19(Fri) 21:37:47

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → piacere ラウラ

/*
☕(既読スタンプの珈琲)(心置きなく死にな)(え? 人どうして死ぬ…)
(-309) 66111 2022/08/19(Fri) 21:53:48

【秘】 piacere ラウラ → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
朝はパン様、御機嫌よう。おやつはたい焼きです。
この度は運営様に確認の元、一点ご報告に参りました。

ですがその前に……。


死之商人様でお間違いないですよね……。間違っていたら笑ってください。
ほぼ確信して突撃してるので間違ってたら埋まります。


上が間違っていたら下記はスルーしていただいて結構です。
それから返事はなくても大丈夫ですので!


簡潔に言いますと、襲撃対象になりました。
ですので後追いが発生してしまうことから当方が死之商人様は問題ないだろうか。
という不安があり、運営様にこのまま黙っていてもいいのか。
あるいは報告すべきかと問い合わせを致しました。

結論としてはこのままで問題ないが気になるようであれば。
と許可をいただき、ご報告に参らせていただいた次第です。

勿論処刑がどうなるか等もございますが、念の為!


突然のPL連絡失礼致しました。
(-312) sinorit 2022/08/19(Fri) 22:05:21

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

ではそこは、路地裏であったはずだ。
女は仕事をするとき、路地裏を好む。
光の届かぬ細道では、誰がいなくなろうとも気づく者はいない。
夜鷹が連れ込まれ殺されるのなど日常茶飯事なように。
ここでは死体一つ転がっていても、何ら不思議ではないから。

片手に黒い日傘をステッキのように持ち歩き、
貴方の前に立つ女は、夕闇の瞳で貴方を見上げる。

「年下にも様付けするのね。」

他愛のない会話。
貴方と話した事なんてほとんどないのに、
そんな世間話を今ここで。
する、はずもなく。

「私の役割はご存じかしら。」

用事、に対する答え。
何一つの色もない、無機質な声を響かせる。

それは、万象の鐘が鳴り響くかのような。
"終わりを告げる宣告"に等しかった。
(-314) arenda 2022/08/19(Fri) 22:16:40

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → piacere ラウラ

/*
おやつはたい焼き様ご機嫌よう、ご連絡ありがとうございます。
お察しの通り、死之商人のヴェネリオでございます。
本日の死人がラウラでもヴェネリオでも死ぬなと、かなりの確率なものを察しておりましたので問題ありません。

翌日の死亡結果で両方が落ちた場合、少々打診をしようかと思っていました。しかし、かかえているロールもそれぞれでしょうし、深く考えなくて問題ありません。
襲撃と言うのは人狼からの無差別襲撃あるいは暗殺者達からのアプローチ等何方からのロールなどお分かりでしょうか?

こちらも単にラウラの身を心配している上司のRPにすぎませんので、あまり気にせず先約あるいは予定などを優先してください。

お気遣いありがとうございます、ゆとりを持って死に向かうことができそうです。

(-317) toumi_ 2022/08/19(Fri) 22:49:32

【秘】 piacere ラウラ → デッドヘッド ヴェネリオ

/*
お返事ありがとうございます。
役職について間違いがなかったようで安心致しました。

かかえているロールについてですが、そこまで多くはございませんので打診については問題ありません。
尚襲撃につきましては後者となります。
相手様の話し合いから「RPとして多少の猶予をいただいた後殺害」という流れでの襲撃となっております。

ご丁寧にありがとうございます。優先事項等につきましても問題はございませんのでお気になさらず。

お互いにより良い形で死に向かいましょう。
(-320) sinorit 2022/08/19(Fri) 23:10:11

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>40 ツィオ様

貴方が頼んだ酒を上司が嫌いなことは、きっと知らない。
知っていたとして、それを咎めることもない。

貴方がどうしてそれを選んだか、その意味だけは思案してみたり。
答えは勿論、貴方の口からでしか知れないのだけれど。

届いたグラスに手を伸ばし、口元へと運ぶ。
甘いカクテルは今の気分に合うかと問われれば少し異なるが、悪くは無いものだと感じている。

「……ラウラは、…フィオレロ様とご一緒して以来 です。
………また、機会があれば。…なんて、残していくのです」

明日に己の命がどうなるか、そうしたことは分からない。
だから確かな約束ではなく、"機会があれば"などと口にするのだろう。

それから少し迷うようにして、続け。

「…この前の……質問、ですが。
答えを 見つける前に、あの会議がありました……ので、」

解のない問いの中で随分と迷子になっていた。
だからだろうか。余計に胸の痛みが強くて、苦しくなった。

今に答えを出しても意味の無いものだとして、それでも口にしようと考えたのは涙を流したあの日に気付いたことがあったから。
(42) sinorit 2022/08/20(Sat) 0:06:57

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>41 リカルド様

明日というものは不確かで、今この時にも何が起きるか分からない。
約束も同じだ。それを貴方は知っていて、けれど己のために口にしてくれたのだと理解しているから。

だからもう、迷子にならずに済みそうだ。
残された便箋もここにある。…痛みはまだ、消えないけれど。


貴方のしたことは間違いではない。
少なくとも女はいつかにそう思うのだから、きっと 大丈夫。

「……ラウラは、一度家に戻ります。
マウロ様の残されたものを、置いておきたい ので」

そう言いながら周囲の落ちた便箋を拾い、涙の跡が残るそれも手にする。
捨てられてしまうくらいなら、全て持ち帰っても許されるだろう。

その後は仕事に戻るつもりだ。するべき事はまだ残されている。
勿論、何かあれば報告は忘れずに。
(44) sinorit 2022/08/20(Sat) 0:29:32

【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア

組織の中で己よりも背丈の低い者はあまり見ない。
だからか、見下ろす形になることにはあまり慣れていなくて。

「……ラウラとレヴィア様は、お立場が異なります から」

いつものように真っ直ぐに双眸を向ければ、互いに交ざり合う。
不思議な気分だ。見つめていることが不安になるほどに。

世間話であれば、どれほど良かったのだろう。

表情に変化はない。見えるものに変わりはない。
何ひとつも咎められるべきを行った覚えがないのだから。

けれども、その意味を理解できないほど愚かではない。

「……………理由を お伺いしても、よろしいのでしょうか」

凡そは考えつく。理由なんて、それくらいだ。
それでも問わずにはいられない。…大切な約束が、あるから。

理不尽に死ぬことは受け入れ難い。今は、そう考えてしまう。
けれどきっと、逃れられないことも理解している。
(-328) sinorit 2022/08/20(Sat) 0:52:50

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

「私は気にしたことはないけれど。」
「窮屈ね、組織というものは。」
 
依然視線は逸らされない。
深く、沈み込むようなアメジストの瞳。
全ての光を飲み込んで、一つも返さないかのような。
暗い、昏い眼を向け続けて。

中指をくい、と伸ばせば、そこについた透明な糸に
繋がれたものが、袖口から手のひらに収まる。
改造された小型拳銃。殺傷力と装弾数を落とす代わりに、
違和感なく袖に仕込めるようになった、暗殺用の銃。

「貴女が、敵組織の間者だと判断された。」
「だから指示が出た。それだけよ。」

誤情報だとか、誰かの陰謀だとか。
あるいは、本物の間者の策略だとか。
きっとこうなった可能性は山ほどあって、そして………
その全てに、女は"興味がない"。

ただ、指示されたとおりに仕事をするだけ。
それ以外の価値など、自分にはないのだから。

「恨み言はあるかしら。」

殺しのプロである女は、標的ターゲットを絶対に逃がさない。
だから、抵抗しないでほしい、と思う。
抵抗されれば、その分だけ死体を汚くしてしまうから。

銃口は、まだ貴女には向けられない。
女は、貴女に猶予を与えている。
(-331) arenda 2022/08/20(Sat) 1:31:44

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>43 ツィオ様

グラスを置き、貴方に視線を向ける。
無理をしているように感じるのは、気のせいか。

変わらない表情の中でも多くを見てきた。知るために、多くを映してきた。
確信出来るほど深い仲ではないけれど、何も見えないほど愚かではない。

貴方の言葉にゆったりと頷いて、増えていく叶わない約束をいくつも思い浮かべた。
たのしみ
にしていることほど、どうにも上手くいかないものだ。

胸がまた痛んで、無意識に小さく吐息を零す。

「…………ラウラは、…今であれば 手を取ることを選んでしまうと、そう思うのです。
望んでくださるからではなく、…ラウラが心から、望んでしまう気がします……から」

"知ってしまったから求めるようになった"。
あの人の言葉を今になって理解し、欲を得た己をどう思うのかと思案する。

随分と早くに知ったね、と笑うのか。それとも驚くのか。
それ以外か……問いかけることは叶わないから、答えは分からないまま。

幸せな何かを得ることは難しいとしても、この言葉は呪いではない。
泣けるようになったのはきっと、これがきっかけなのだから。

──ラウラは、貴方を真っ直ぐに見つめている。
(46) sinorit 2022/08/20(Sat) 1:39:38

【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア

首をゆっくりと横に振る。窮屈などと感じたことは一度だってない。
これでいいと思っていたし、今もそう考えている。

逸らされない視線を真っ直ぐに受けて、僅かに目を細める。
淡々と語られるそれらに納得はいかないものの、理解は出来た。

そして貴方が"それだけ"が理由だとしても、間違いだとしても。
どのような可能性でも……命である以上完遂するだけなのだろう と。

女もそうだった。命令に忠実で、けれど違うのは上司の存在。
あるいは周囲の人の存在……なのかもしれない。
貴方がそうではない、とは限らないが。


「…………託されたものが、あります から。
出来れば少しだけ……時間を、くださいません か」

恨み言はない。けれどやるべき事がある。
だからそれだけはどうにかして誰かに繋げたい。

約束が叶わないのは昔からだ。あまり、意外だとも思わない。
最初から最後まで、そうあり続けるだけ。

男が守れない約束をするなと、ツィオ様は仰っていましたが。
それはわたしも一緒。…謝る時間は、ないのでしょう。
出来ればそれだけは叶えたかったのですが……仕方がないこと、です。


恐れは感じなかった。本当は"あの日"死ぬはずで、次は"あの時"。
その全てを回避してきたけれど、"いつか"はやってくるものだ。
(-336) sinorit 2022/08/20(Sat) 2:40:48

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

"それだけ"が理由だ。
女にとって人を殺す理由はそれだけで良かったし。
それ以外の理由を求めることは許されなかった。
命令通りに仕事をするお人形。
求められるのはその役割だけだった。
女は、殺しのための道具だった。

「そう。」
「興味がないわ。」

貴方の嘆願を、冷たい言葉で切り捨てて。
…だというのに、銃口は未だ向けられることは無かった。

「人に会うことは許さないわ。」

暗殺の仕事は、誰にも知られてはいけない。
だから知った人はみんな、殺さなければいけない。
先日、現場を目撃した街娼の少年をそうしたように。
だから、人には会うなと。
それは、それ以外の行動については許容するという言葉でもあった。


死までの時間はあと僅か。
さて、あなたは溶け切る蝋燭を前に、
何を成そうと言うのだろうか。
(-347) arenda 2022/08/20(Sat) 6:51:38

【秘】 piacere ラウラ → 暗殺屋 レヴィア

ラウラはあの日、
許されてしまった

好きにすればいいと、だから今尚ひとりで行動していた。
泣くことも、想うことも。呪い救いすら残して。
ただのアソシエーテではなく、ひとり人間として……。

興味が無いと口にする貴方から、ラウラは目を逸らさない。
だから向けられない銃口にも、それ以外であれば許容してくれるのだろうという言葉の裏にも直ぐに気が付けた。

感謝は口にしない。貴方にはするべきではない。
きっとそれでいい。ラウラはそう判断して。

肩から提げたバッグに手を伸ばす。ゆったりとした動作だ。
敵意など微塵も感じられない、相手にも正しく伝わる程に。

取り出したのは
預かった
写真立て。
それを腕に抱えた後にバッグの中身をひっくり返した。

財布、連絡用端末、メモ帳にペン。それからペーパーナイフ。
それらが地面に散らばりしゃがみ込んで、必要な残りの3つに手を伸ばす。

「……一筆だけ、失礼致します ね」

何を残すべきか。…なんて、既に決めている。決まっている。
迷いなくメモ帳から一枚を切り離し、ペーパーナイフで半分に。

続いて写真立てを膝に置き、ペンを握る。
空中では書きづらいものだからメモ帳を下敷き代わりとして、半分にしたメモに何かを書き込んだ。

貴方に見せるように言われなければ、そのまま"したいこと"を続けるだろう。
(-349) sinorit 2022/08/20(Sat) 8:01:10

【秘】 暗殺屋 レヴィア → piacere ラウラ

好きにすればいいと言われたその言葉で、
一人の時間を多くしたというのなら。
一人でいたために殺されてしまうことを、
果たしてその人はどう思うのだろうか。
吐いた言葉を後悔するだろうか。
あるいは殺人犯を、蛇蝎の如く恨むだろうか。
…どちらでも、興味のないことだ。
自分の仕事は、指示通りに殺すことなのだから。

「ご自由に。」

冷ややかな言葉。
貴方の行動を見守れど、内容を見せるよう要求をすることはない。
中を見ようともしない。
貴方がその気になれば、この女を告発する文を書き、
誰かに託すことで、女への報復をすることすら容易にできる。
それほどまでに、ある種不用心な立ち居振る舞いをしている。

「終わったら教えてくれるかしら。」
「それと、その手紙は死体に持たせたままでよかったかしら。」

視線を逸らして、懐から取り出した懐中時計に目線を移す。
貴方がやりたいことをやり終わるまで、
きっと女はそうし続けていた。
(-374) arenda 2022/08/20(Sat) 13:56:44

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>48 >>49 ツィオ様

貴方の声はとても甘くて、心地がいいものだ。
心の奥底に響くような、震える感覚を感じることがある。

けれど、翡翠色からは視線を逸らしたくなるような。
そうした気持ちになるけれど──決して、逸らすことはない。

今までもずっと見てきた。映してきた。貴方達を知りたくて。
ただのアソシエーテにも優しさをくれる貴方達が、好きだった。

勿論今も、その気持ちは変わらない。
変わることはない。死ぬまでずっと、何があろうとも。

だからラウラは、差し出されたその手に 己の両の手を伸ばし──………。

(50) sinorit 2022/08/20(Sat) 16:08:21

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>48 >>49 >>50 ツィオ様

──伸ばし 触れようとするのは、貴方の頬だ。
拒むようであれば動きは止まる。嫌がることはしたくないから。

けれど言葉は変わらないだろう。
もう、決めていることだ。決めていたことだ。

「…だからこそ、ラウラは。………ラウラの幸せを、望めません」

誰かと共に堕ちて、己だけの幸せを手にして。
その時は笑っていられても、いつかに後悔するだろう。

それはマウロ様からの問いだとしても、同じだ。

望まれたから手を伸ばすのではなく、本当に心から。
心の奥底から互いに望むもの以外に、手を伸ばしてはならない。

「…ラウラは皆様が笑う姿が、好きです。……大好きです。
……きっとそれだけで、生きていく理由として十分 ですから」

頬に触れているならば、その指先で緩く撫でて……。

「……それに、約束しました。大切な約束です。
リカルド様の優しさを、思いを……ラウラは、捨てることなど出来ません」

微笑んだ。作り物ではない、確かな笑みで。
そうして、貴方に伝えるべき感謝を──今に。

「…ツィオ様、ラウラにきっかけを下さり ありがとうございました」
(51) sinorit 2022/08/20(Sat) 16:10:29
ラウラは、今度こそ約束を違えないように。
(a38) sinorit 2022/08/20(Sat) 16:12:41

ラウラは、いつまでも 待ち続けましょう。
(a39) sinorit 2022/08/20(Sat) 16:13:29

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 ツィオ様

頬を包むようにして触れた手のひらは、大きな手の中に包まれて。
重なる手のひらからお互いの熱が交じり、溶け合う。

ラウラはあの日確かに望まれたなら、差し出すつもりでいた。
けれど貴方は、それを望まずにいた。…それが答えだ。
だから望まない。望めない。貴方にだけは、望むべきではない。

…もしも貴方が"先"であれば、答えは異なっていたかもしれない。
でもこれは"もしも"の話で、"今"にはない 空想話。

謝罪はしない。するべきではない。
似ているなどと分かったような口も聞かない。

きっとそれでいい。ラウラは自分の意思で、そう考えた。

(55) sinorit 2022/08/20(Sat) 17:56:45

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 >>55 ツィオ様

指先に触れる熱に菫色を向けて、少しだけ目を細めた。

貴方が何を背負うのか、ラウラは知らない。何も、何ひとつも。
この問いにどんな意味が含まれていたのかも、本当の意味では理解出来ない。

選ばなかったことが正しいのか。選ぶことが間違いなのか。
その答えも結局、分からないままだ。

「…えぇ、勿論です。ラウラは ツィオ様の幸せを、願いましょう。
生きている限り、ずっと。…ずっと、貴方様の幸せを」

願い続けましょう。それが貴方の願いであれば。
それで少しでも──救いになるのであれば。


頬の手はそのままに、椅子から立ち上がり 背を伸ばす。
叶うなら貴方を引き寄せて、その額に口付けを。

──それから、貴方の耳に口元を寄せて……。
(56) sinorit 2022/08/20(Sat) 17:58:37

【秘】 piacere ラウラ → 狡兎 ツィオ

「…痛みを、堪える必要はありません。苦しまないで、ください。
どうか、…どうか。………今だけは、誰も見ていません から」

包まれる手を動かすことが叶うなら、貴方の髪を優しく撫でる。
貴方が与えられるには遅すぎる……なんて、ラウラは思わない。

せめて今だけは、貴方の傍で。

全てを受け止めると傲慢な言葉は言えないけれど。
僅かなものでも、残せるように。

………本当は、知っていました。
ラウラの約束や願いは、いつも叶わないこと。

知っていたのです。それはまるで、呪いのようで。
それでもどちらも、捨てられない。捨てたくない。

──貴方の手で堕ちていく方が、もう少し夢を見られたのでしょうか。
答えはきっと、見つからないでしょう。
…もしも貴方から伸ばされる手があれば、なんて……夢物語。


"終わりを告げる宣告"が、近づいている。
誘惑か、宣告か。そのどちらをも受けるとすれば、己の肉体は何処へ向かうのだろうか。
考えても、仕方の無いこと。……仕方の、無いことだった。
(-409) sinorit 2022/08/20(Sat) 18:00:03

【秘】 無風 マウロ → piacere ラウラ

生きている時の彼は、君を体のいい道具として使っていた。
そう扱っていたつもりだった。"そのように努めていた"。

君は、かつてボスに拾ってもらったときの自分と似ていた。
ついて回って、言われたとおりの事をして。
役に立てるなら何でもしたいと思っていた。

だから、いつかはそんな君に。
伝えたいことがあった。頼みたいことがあったのだ。
それはとても重大で、特別で。
けれど、口頭で話すには まだあまりにも夢物語だったものだから。
それとなく、アドバイスと一緒に告げるつもりだったのだ。

いつかの、荒唐無稽な未来の話。


丸められた紙の中。塗りつぶされた最初の行にはこう書かれていた。


『未来の幹部から その右腕へ』



それを君は、知る由もなかったのだろうけれど。
(-425) otomizu 2022/08/20(Sat) 19:12:52

【秘】 狡兎 ツィオ → piacere ラウラ

「―――男ってさ、
 惚れた女の前じゃ、格好つけたがるものなんだ」

だから、その囁かれる甘い誘惑を――
優しい手に、静かに首を振った――

それが。
例え誰かに零せば、楽になれることだとしても。
それを、目の前のラウラにだけは。
ラウラにだけは、伝えることは出来なかった。

それは男としての矜持でも。
マフィアとしての安全措置でも。
同胞としての策略でもなかった。

俺は。
俺だけは。
その資格がない。

その痛みを吐露した者と。誰が寝ようと思える。
また一つ、"罪"を重ねた者と。誰が肌を重ねようと思える。
(-442) reji2323 2022/08/20(Sat) 20:01:50

【秘】 狡兎 ツィオ → piacere ラウラ

誰が。

  
ラウラ

――彼女に言える。


マウロを地獄に送り込んだのが。


――誰でもない――自分であるということを。
(-443) reji2323 2022/08/20(Sat) 20:02:35

【魂】 piacere ラウラ

甘美な誘惑に身を重ね 夢を見ていれば、幸せになれたのか。
終わりを告げる黒猫に 刃を向ければ、不幸を呼び寄せずにいたのか。

それを知る者は、誰もいない。

その選択が幸を招くか不幸を招くか。
そうしたことは、訪れてみなければ 知ることなど叶わないのだから。
(_2) sinorit 2022/08/20(Sat) 20:42:54

【置】 いつかの ラウラ

写真立ての裏板を外し、2枚のメモを仕込む。

気付かれるかどうかは分からない。
気付かれる必要も、きっとないだろう。

それでも、何かを残したかった。
そう思うことはきっと我儘で、欲で。

ずるいのは──わたしも同じ。
(L3) sinorit 2022/08/20(Sat) 20:45:14
公開: 2022/08/20(Sat) 20:50:00

【置】 叶わないモノ ラウラ


昔から何故か、約束や願い事は叶わないことばかりでした。

上手くいかないのは何もしていないからだと、そういうことなのでしょうか。
あるいは、そうした運命の中で生きていたのでしょうか。

結局、何が原因かなど誰にも分からないのでしょう。
どうしようもなく運が悪かった、それだけの話です。

──それだけの、話でした。
(L5) sinorit 2022/08/20(Sat) 20:48:22
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00