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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【秘】 水子たちの霊 ヒルコ → 千早 結

「ねぇ、『貴方』もこっちにおいでよ。

『此方側』は楽しい、朽ちる肉体は無いのだから。
『あの世』は苦しい、だから生きている人間達を引き込んで、同じ目に合わせてやろう。
『こっち』は寂しい、心を埋めてくれる相手が欲しいんだ。

ーーだから、『君も』『お前も』『貴方も』。
『僕達』の友達になろう?」
(-18) eve 2022/08/09(Tue) 15:05:19

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

一方的に話し終えて、声の主は消える。
揶揄う相手に選んだのは、怪異に会いたいと望む者。
もう一方を選ばなかった事に理由は無い。
ただ、彼を自分たちの側に引き込めたら、もう一方もきっともっと怖がるだろう、その方が面白い。
そう考えただけの事。

相手がこちらを探そうとしても、見つけることは出来はしない。
もしかしたら、遠く離れていく小さな笑い声を聞くことが出来るかもしれないが。* *
(49) eve 2022/08/09(Tue) 15:08:50
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a16) eve 2022/08/09(Tue) 15:09:49

【独】 水子たちの霊 ヒルコ

/*
追いかける側の筈なのに、追いかけられている、これが逆シンデレラかぁ
(-23) eve 2022/08/09(Tue) 17:46:06

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

─処置室 四谷、千早と─


揶揄われた方が、自身を追いかけてきても>>59、笑い声は止まず。
むしろ、彼らからつかず離れず、誘い込むように、地下室への階段の奥から、そして地下廊下の向こう側から、最後はとある部屋の中から。
そこまで至って、ようやく止まった。

ーー…『堕胎室』。
部屋のプレートには、部屋の名前が刻印されていた。
部屋の入るかどうかは、彼らの自由。
もっとも、彼らが部屋に踏み入ったとして、自分はそこには居ないがーーもしかしたら、別の住人はいるかもしれない。
(64) eve 2022/08/09(Tue) 18:45:56

【秘】 水子たちの霊 ヒルコ → 四谷 隆史

「『僕達』は、ここで死んだ。
『君』の子供も、同じ様に殺された。

『お前』が殺した。
『貴方』が殺した。

かわいそうな、『私達』。
かわいそうな『   』くん。」
(-26) eve 2022/08/09(Tue) 18:46:30

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

最後の一言は、もう1人の彼に聞こえるように。
それから、ぱったりと、声は途切れた。**
(65) eve 2022/08/09(Tue) 18:46:42
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a20) eve 2022/08/09(Tue) 18:53:03

水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a21) eve 2022/08/09(Tue) 18:53:42

【秘】 四谷 隆史 → 水子たちの霊 ヒルコ

[罪が、追いかけてきた]
(-30) leaf 2022/08/09(Tue) 20:49:46

【独】 水子たちの霊 ヒルコ

/*
やだー、皆んなロルが素敵すぎるよう…
(-29) eve 2022/08/09(Tue) 20:50:08

【秘】 四谷 隆史 → 水子たちの霊 ヒルコ

 「まなぶ、って。名前、呼んであげてよ。」

[女は言う。俺の子を孕んで。俺の子を堕ろした女が。
同級生の。一番好きだった奴が。
母親の顔をして言う。もういなくなった子を。>>9

まだ経済力もないし
責任だってとれないと言い訳ばかり用意して
逃げた。殺した。生まれる前に捨てた子供の名前を呼べという。]


      (おとうさん、まなぶのおなまえ、よんで。)

(俺には届かぬ声で、息子は父親を呼んでいるのに
その声は父親には届かず、俺を責める声にしか聞こえない)
(-32) leaf 2022/08/09(Tue) 20:53:23

【秘】 四谷 隆史 → 水子たちの霊 ヒルコ

 なんで、だれ。どうして

   
 愛したかった

 [俺の  罪 の   ものの名前を、知っている。]
(-33) leaf 2022/08/09(Tue) 20:55:31

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―病院入り口 名坂と―


は あ い ♪


[人気もなく、静まりかえり、冷水に触れたような空気が肌に触れる。
そんな入り口のロビーで、少女の呼びかけ>>66に応じるモノが居た。

少女が振り返れば、手近な椅子に腰かけた子供の姿があるだろう。]
(84) eve 2022/08/09(Tue) 22:00:43

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

おねぇさん、誰かを探してるの?

[少女がロビーに入る前から、病院内に呼びかける声>>51は聴こえていた。
少女のような生者は初めてではないから、その目的にも察しがついた。]
(85) eve 2022/08/09(Tue) 22:01:12

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

ねぇ、『僕』も一緒に探してあげようか。
まだ生きてるとは思えないけど、身体の一部ぐらいは見つかるかもしれないし。

[この病院で消息を絶ったなら、つまりそう言う事。
言葉には、少女への温情などなく、事実を突きつける。
だって、自分は生きていた事なんてないのだから。
生きている者の気持ちなどわかろうはずもない。]

その代わりに、『私達』のお願いも聞いてくれる?

[爛々と、光る眼が少女に注がれる。
この少女こそが、自分たちの「母親」になってくれるかもしれない。
歪んだ欲求を、彼女に向けていた。*]
(86) eve 2022/08/09(Tue) 22:01:18

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

[少女に話しかけていたところ、こちらに歩み寄ってくる姿>>83が見えた。]

――あの人が、雪?

[目の前の少女に問う。
はてさてどうしたものか。

少女が望むなら、三人で探すことも構わない。
自分が邪魔ならば、潔く身を引こう。]*
(87) eve 2022/08/09(Tue) 22:03:56
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a29) eve 2022/08/09(Tue) 22:06:59

水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a30) eve 2022/08/09(Tue) 22:09:05

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―いつかの話 カナと―


「―〜~※§Ж〜―♪」

彼女が時折口ずさむ歌>>63を、彼女が横たわるベッドの横で、懸命に真似をする。
生まれた事のない自分達には、声を出す感覚などわからないから、酷いものだけれど。
言葉に込められた意味など、わからないけれど。

それゆえにか、彼女の歌に籠っている想いはわかる。
心が壊れて、それでもなお、刻まれた記憶。

それを、羨ましいと思う。
同時に、腹の底から憎く思う。
――自分は、そんな風に歌ってくれる相手すらいないのに。
(95) eve 2022/08/09(Tue) 22:29:48

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「ねぇ、おねぇさん。
教えてよ、『僕たち』だけじゃあ、わからないんだ。」

彼女の名前を聞いた事は無かった。
だから、いつも「おねぇさん」とだけ呼んでいた。

「どうして、そんなにキレイに歌えるの?
「歌う」って、どんな気持ちで歌えばいいの?
―――誰かを愛してるって、どんな気持ちなの?」

何一つわからない。
何せ、経験する事すらなかったのだから。
歌に籠めるべき思いが、からっぽだった。

「―〜~※§Ж〜―♪」

調子はずれな声が響く。
彼女のベッドの横で、日が昇るまで。*
(96) eve 2022/08/09(Tue) 22:30:02

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―病院入り口 名坂さん、カナさん―


「イモウト?
言葉の意味はわからないけど、生きた人間なら、さっき地下の堕胎室に案内した。
『お姉ちゃん』って、呼んでる人も知ってるよ。」

言葉の意味はわからないが、言葉の響き>>92なら知っている。
もっとも、「お姉ちゃん」と呼んでいるのは>>72の事なので、要点を理解しているとは言い難いが。

「ねぇ、さっき言った、『僕達』のお願い>>86、聞いてくれる?
この人>>97を、連れて行ってあげて。
『僕達』より、ずっと大切な物を探し続けてる人だから。

『私達』は後ろについて行かせてもらえればいい。」

そう、少女に懇願する。
自分達の願いより、そちらの方が重要であろう。*
(99) eve 2022/08/09(Tue) 22:54:32
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a32) eve 2022/08/09(Tue) 23:08:12

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―病院入り口 名坂さん、カナさん―


こちらの願いに、了承を返す少女>>105の様子に、ほっと息を吐く。

「――…ありがとう。
『私達』は、質問して貰えたら応えるから、困ったら呼んでね。」

それだけ伝えて、後は二人の成り行きに任せよう。
特に聞かれる事が無ければ、黙って後をついて行くし、邪魔ならば早々に離れて他に行くとしよう。**
(111) eve 2022/08/09(Tue) 23:34:14
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a35) eve 2022/08/09(Tue) 23:38:45

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

ー病院入り口 名坂、カナさんとー


少しぼんやりした様子のおねぇさん>>118の手へと、そっと自分の手を重ねる。
今日は、比較的記憶の状態が良いのだろうか?

「怖いお話に、休めそうな場所?
ーーなら、死体安置室かな。
誰かが食べちゃったりしてなければ、『イモウト』の身体も、あるかもしれないよ?
『俺達』も、何人かそこにいるから、見せてあげようか?」

死体安置室なら、彼女の目的に叶うだろう。
曰くの多い地下に有って、『イモウト』を見つけられる可能性があり、皆んなぴくりとも動かずに休み続けている。

「それとも、屋上?
高いところからなら、探し物もしやすいし。
みんな、『これで楽になれる』って言って、飛び降りるんだ。
『楽』って、休むって事でしょう?」

少女へと問いかける。
どちらが、少女の目的に沿うだろうかと。
(132) eve 2022/08/10(Wed) 9:48:30
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a43) eve 2022/08/10(Wed) 9:53:50

水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a49) eve 2022/08/10(Wed) 17:51:01

【秘】 水子たちの霊 ヒルコ → 名坂愛子

――自分が死んでいく痛みと恐怖を、『私達』は覚えている。
生暖かい液体に満たされたお母さんのお腹の中で、助けもなく、悲鳴を聞いてくれる相手もいないまま、自分が死んでいく感覚を覚えている。
この病院内で、同じ苦痛を味わって死んでいった多くの人たちを見てきた。

少女は優しい。
『僕』のお願い>>99を聞いてくれた。
彼女がこれから同じ末路を辿るかもしれない、そう思うと、もう動いていない心臓が、縮み上がる様な胸苦しさが湧く。

――地獄に堕ちる事が避けられないなら、彼女自身が堕ちてしまった事に気付かなければいい。
そう願った。
(-48) eve 2022/08/10(Wed) 19:27:26

【秘】 水子たちの霊 ヒルコ → 名坂愛子

コンクリがむき出しになった硬質な床に、自身の影が落ちている。
――ふいに影が揺らいで、影の中から黒い煙が立ち上る。
指の先程の、摘まんでしまえそうな煙が、彼女に気付かれないように忍び寄って――そのまま、彼女の下腹部へと吸い込まれるように消えていった。

これは切り離された『私』、そして少女の為の「お守り」。
少女の胎の中で根を張って、「ある感情」を糧に、彼女の心を塗り替えていく。
(-49) eve 2022/08/10(Wed) 19:27:59

【秘】 水子たちの霊 ヒルコ → 名坂愛子

感情の名前は、「恐怖」。
痛みや苦しみ、孤独感――そんな感情に、彼女の心が折れそうになると、「恐怖」を「快楽」で塗り替える。

彼女が「恐怖」に負けず、生きてここを出ていけるなら、それでいい。
糧が無ければ、胎に巣食った『俺』は消滅するだろう。
彼女が「恐怖」に折れてしまったなら、彼女の心は「快楽」に塗り替えられていく。

もし、彼女の全てを塗りつぶしてしまうような「恐怖」に出会ったなら、胎の中の『僕』は彼女の心を「快楽」で塗りつぶす。
これ以上、恐怖を感じなくて済むように。
これ以上、苦しまなくていい様に。
――自分が地獄に堕ちていくことを認識なんてしなくて済むように。

せめて、彼女の死に救いがあるようにと、生まれてこれなかった『全員』からの、「お守り」。**
(-50) eve 2022/08/10(Wed) 19:28:24
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a50) eve 2022/08/10(Wed) 19:29:58

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

─病院入り口 名坂、カナと─


「死体安置室なら、こっちだよ。」

少女から了承>>140を得れば、二人に先立ち、先導して歩き始める。
向かう先は、地下室へと降りる階段。
鼻を抜ける地上より濃い黴臭さと、皮膚に纏わりつく水分を含んだ空気。
そんな中を、二人がついて来ているかどうか、時折振り返りながら――。
(153) eve 2022/08/10(Wed) 22:03:27

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

→死体安置室

――部屋の中央には、赤黒く錆びた大きなベッド。
壁には、無数の金属の扉が並んでいる。
その中に何が仕舞われているか、かすかに漂う生臭さから、あえて言うまでもないだろう。
おもむろ、並んだ扉の一つに手を掛けて、躊躇なく開いてみせた。

「この身体が、『イモウト』?」

もし、少女が扉の中を覗き込むのなら。
まず鼻の奥に突き刺さる様な刺激臭を感じる事だろう。
次に、真っ黒な袋に包まれた大きな何かが、横たえられている事が目に映る。
(154) eve 2022/08/10(Wed) 22:03:47

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「この身体だった人は、何人か前の■■さんだったかな?」

記憶は朧気ながら、この身体も「■■さん」呼ばれていたのだったと思う。
もしかしたら、一緒に案内したおねぇさんが、詳しい事を知っているかもしれない。
(155) eve 2022/08/10(Wed) 22:04:02

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「――『俺』の役割は、ここで終わりだけれど。
どうする?」

少女の願いはかなえた。
ならば、もう『僕』が少女に同行する理由は無い。
少女がこれ以上、『私達』に望むものがないのなら、あとは二人に任せてしまおうと思うけれど。*
(156) eve 2022/08/10(Wed) 22:04:06
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a53) eve 2022/08/10(Wed) 22:07:58

【独】 水子たちの霊 ヒルコ

/*
千早さん、大丈夫かな
(-58) eve 2022/08/10(Wed) 23:33:01

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

─死体安置室 名坂、カナと─


どうやら、自分の働きは少女の満足に足るものだったらしい。
これで、ここを立ち去っても後腐れはないという事だ。
ならば、あとはカナおねぇさんに任せてしまおう。

「『イモウト』、見つかると良いね。」

『私達』に礼を言う二人>>169>>175へ、『僕ら』も言葉を返しておいた。
(178) eve 2022/08/11(Thu) 0:21:40

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

部屋の出入り口、重く冷たい金属製の扉に手をあてて―――手が、扉の中へと潜り込んだ。
続いて肘が、肩が、頭が、扉の中へと潜り込んでいって、一番最後に残った脚が扉に飲み込まれて、子供の姿は綺麗さっぱり部屋の中から消えた。*
(179) eve 2022/08/11(Thu) 0:21:47

【独】 水子たちの霊 ヒルコ

/*
あぁ、よかった
参加者さんが来てくれた
(-63) eve 2022/08/11(Thu) 0:22:44
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a59) eve 2022/08/11(Thu) 0:23:56