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人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

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【人】 1年 早乙女 咲花

「ええ、ありが」

も゛っ。


言い切る前に柔らかな雪の中に沈んでいった。
(124) 雪野 2022/01/28(Fri) 17:37:39
早乙女 咲花は、とても軽い。
(a64) 雪野 2022/01/28(Fri) 17:38:01

【人】 1年 早乙女 咲花

「ぷはっ……大丈夫、生きてるわ。
 水に溺れるのとは違うのね。新感覚だわ」

棗の手を借りながら引き上げられた少女は
どこか満足げだった。

「あっちに山田さんも埋もれてるわ」

スカートを払いながら指し示した先には
じたばた動く足。
(133) 雪野 2022/01/28(Fri) 17:46:28

【人】 1年 早乙女 咲花

「おかげで貴重な体験ができたわ」

インナーや下着まで雪に濡れてしまったので
それらを女子部屋に干して浴衣に着替えてきた。
しばらく暖房の前から動かないだろう……
(139) 雪野 2022/01/28(Fri) 18:13:30

【人】 1年 早乙女 咲花

「そんなにおかしなサイズではないはずなのだけど、
 比べると小さく感じてしまうわね」
(149) 雪野 2022/01/28(Fri) 18:46:35

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

君が何処かを彷徨っているタイミング。
或いは何処かから何処かへ行く途中。帰る途中。
はたまた、部屋に居たのかも。何もかも不安定気味、曖昧気味。
つまりは君の都合のいいタイミングの任意の場所に、とん、とん。

「へい、えみかくーん。咲花くん。僕だよ。僕。
 ねえねえ今暇?僕、君と仲良くなりたくて来ちゃった。
 良かったらお茶しない?それかお話。あるいは口説かせて」

最後のは冗談かも。そうかも。
一歩二歩、三歩と近付きながら、上機嫌に声をかけたいな。
勿論君は断ったっていい。何をするのも自由だ、自由。
(-181) junkie_0u0 2022/01/28(Fri) 18:59:25

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

各々が思い思いの過ごし方をしている時分、
咲花は施設内の散策を再開することにした。
服はまだ乾きそうにないので、浴衣のままで。
声を掛けられたのもそんな時だった。

「あら、夜川……彗さん、だったかしら」

苗字だと二人該当してしまうか、と言い直す。
呼び方に拘りがあるわけでもないけれど。

「そうね、暇といえば暇だわ。
 手持ち無沙汰だから、どんな部屋があるか
 見て回っていたところ。
 お茶のお誘いなら喜んで」

あなたの飄々とした態度から、そのまま冗談と受け取った最後の文言はさらっと流して。
(-186) 雪野 2022/01/28(Fri) 19:25:16

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

浴衣姿なのに首を傾ぐものの、特に何かを言う事はせず。
彼女の横へとんと近付いて、今度は少しだけ背中を丸めた。
ほんのちょっとの身長差をそうして埋めたら、今度は、

「そう。覚えててくれて嬉しいな。僕は夜川の彗の方。
 呼び捨てでも何でも、好きに呼んじゃっていいから。
 ……じゃあ、冒険は小休止でぼくとお茶しよお」

視線を合わすよに顔を動かし、笑みを深めて片手を差し出そう。
手の向かう先は君の片手。叶うなら、手を引きたいのだ。

「何にしよっか?紅茶?緑茶?ホットココア?
 僕は君が飲みたいものが飲みたいし、用意してあげたい。
 えっとねえ、仲良くなるには同じものを飲食するのがね、
 近道だって聞いたことがあるからさ。実践してみたくって」
(-192) junkie_0u0 2022/01/28(Fri) 19:49:31

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

目線を合わせ、近付いて見れば、
長い前髪に隠れた澄ました瞳と目が合うかもしれない。

「そういう事なら……
 今はホットココアの気分ね」

特段どれが好き、嫌いというのもない。
あなたも飲みたいものを飲めばいいのに、と思ったけれど、同じ物がいいと言うなら突っぱねる理由もなかった。

「……これもまた、一つの冒険かしら」

さしたる抵抗もなく手を取られ、ぐいぐいと引っ張られない限りは自分の歩幅で歩き出す。
(-196) 雪野 2022/01/28(Fri) 20:20:36
早乙女 咲花は、ストーブの前から雪だるまの儚さを憂いた。
(a93) 雪野 2022/01/28(Fri) 20:58:48

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

ちょろっと覗き込んだ先の奥の瞳は、今はまだみないふり。
手を取って、散歩したがりの犬みたいに引っ張って走る事はせず、
比較的ゆっくりめに歩き出そう。

「ん。とびきり甘いコカオにしよおね。虫歯になるようなやつ。
 マシュマロかチョコレートを浮かべてね、くるくるして ――
 ……んあ〜、どうなんだろ?どうかなあ…」

互いの間の手を揺らして歩きながら、悩んで、間がちょっと。
言葉を探してもにゃもにゃと唇を開いて、結んで、動かして …

「手持無沙汰は解消されるけど、冒険かは今後次第だよね。
 咲花くん、君は冒険が好きなの?」
(-298) junkie_0u0 2022/01/29(Sat) 10:15:46

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「ここで言う"冒険"っていうのは、
 新しい事や普段やらない事に挑戦するって意味」

今の状態から未知へ一歩踏み出すという行為には、
どうしたって勇気が必要なものだ。
そして今、二人はその一歩を踏み出したところ。

「冒険は好きよ。
 今まで知らなかった、色々な物事に出会えるから」

こう見えて、内心では林間学校やあなたからの誘いに
とてもワクワクしているのよ、と微笑んで。

「あなたはどう?」
(-301) 雪野 2022/01/29(Sat) 11:05:08
早乙女 咲花は、他の女子のやり取りを眺めている。
(a148) 雪野 2022/01/29(Sat) 12:30:32

【独】 1年 早乙女 咲花

「あの二人は確か同年代……フフ……
 水銀さんの何気ない気遣いと戸森さんの無邪気な反応、
 恥ずかしがりながらコーヒーはちゃんと淹れるところもポイントが高いわね……!」
(-318) 雪野 2022/01/29(Sat) 12:38:25

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

此処での冒険の定義を聞いて、なるほど。
納得して二度程頷いたらば こつんと肩を寄せて懐いちゃおう。
歩きながらだから長時間はしない。すぐに離れる気侭なものだ。
離れた後は嬉しそうに声が弾む。手も揺らす。

「コウコウセイらしい模範的なものだと思うし、
 麗らかな春先のような気分になるから好きだよ。
 ……じつはぼくはね、したことないことばっかり。
 毎日きみがいうところの ぼうけん な日々なのかも。
 君のように可愛い子の手を握るのも、一緒に歩くのも…」

甘ったるく調子のいい言葉を添えて並べて囀って、
最中。廊下の中頃か、何処かで立ち止まって、

「…………」

振り返る。
(-322) junkie_0u0 2022/01/29(Sat) 13:09:00

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

「ぼくってばじつはココアを作るのもはじめてなんだよね。
 大変だよ咲花くん。折角君が冒険を小休止したところなのに…
 ぼくは君をお茶に招くために冒険しなくちゃいけなくなった」

自分の片手を頬に添えて、こまったね〜。
そう言いたげに首を傾ごう。

「土とか集めて砂糖を入れればいいのかなあ。
 咲花くん、えみかくん。ココアの作り方、知ってる?」
(-323) junkie_0u0 2022/01/29(Sat) 13:12:26

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

肩が触れ合っても煩わしいとは感じない。
足下に擦り寄ってくる猫を相手にしている気分だ。
その勢いによっては軽くよろめいてしまうけれど。

「そうなの?
 てっきり、学校でもこんな調子で
 ナンパを繰り返してるものだとばかり」

意外だわ、と持ち上がった眉は、
続くカミングアウトに一瞬で呆れ顔になった。

「……泥水は飲むものじゃあないの。
 またお腹を壊してしまうことになるわよ」

ココア、紅茶、コーヒー、
確かにどれも泥水のような色と言えば
そう見えなくもないけれど。
(-325) 雪野 2022/01/29(Sat) 14:17:31
早乙女 咲花は、水銀 莉桜に頷いた。いただくわ、ミルクで
(a157) 雪野 2022/01/29(Sat) 14:58:15

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

/*
時に、今夜あなたを占いに伺ってもよろしいでしょうか?

早乙女PLより
(-340) 雪野 2022/01/29(Sat) 15:24:59
早乙女 咲花は、水銀 莉桜からコーヒーとミルク差しを受け取った。私も大好きって言うべきかしら
(a160) 雪野 2022/01/29(Sat) 15:28:15

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

/*
どうぞ!
秘密開示は情報としてそのままお伝えする形でも、
ロールを絡める形でも構いませんが、いかがなさいますか?

水銀PL
(-343) Rindo17 2022/01/29(Sat) 15:33:56

【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花

本当に ぼうけん と呼んでも差し支えないものであったのか、
はたまた誰に対しても言っている口説き文句であるのか。
判断は君に託して、ココアに関して改めて首を傾いだ。
呆れ顔の子をじーっと見詰め ……

「あ、あはは…」

気まずそうに笑ってから歩き出す。
行き先はまあなんか適当にお湯なんかを見繕えそうなところ。
生徒でも使えそうなキッチンとかポット、あればいいなあ。

「オッケー、じゃあ土と泥は…一旦頭から引っこ抜くぜ。
 ぼくはいいけど君のおなかがちくちくするのはよくない。
 …多分キッチンとか行けばココアっぽいもの、あるよね?
 なかったらえーっと、えーっと……」

「おみかん潰してジュースとか、作ってあげるから!」
(-346) junkie_0u0 2022/01/29(Sat) 15:42:00

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

/*
ありがとうございます!
やや置き進行にはなってしまいますが、ロール交えながらやれたら嬉しいです!
こんな状況なら秘密を渡しやすいってのがあればシチュエーションはそれに準拠します
(-348) 雪野 2022/01/29(Sat) 15:45:02

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

/*
わかりました!
では、少々お待ちください。
(-354) Rindo17 2022/01/29(Sat) 15:54:33

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

──それは。
ほんのささやかな違和感で。
きっと、同席した戸森さんも、気付いていないもの。

あなたの対面に腰掛ける少女。
沸かしたばかりの湯気が立ち上るコーヒーを、
一切冷ますことなく、口に運んで。
あとから思い出したように、ふうふうと冷ましはじめた。


──いや。違う。
ほんの、ほんのささやかな違和感。
あなたには、それが見てとれてしまった。

コーヒーカップの水面が揺れていない。
息を吹き掛けていない。
それはただのポーズ。
──呼吸をしていない。


生きていない?
いや、違う。
これはもっと、なにか大きな。
常識の尺度で測れない、何か大きな──
──『秘密』の一端だ。


それが意味するところを。
知ってしまったその事実を。
ここではないどこか、いまではないいつかであろうと。

あなたは少女に、突きつけることができる。
(-357) Rindo17 2022/01/29(Sat) 16:01:03

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

「随分と行き当たりばったりなのね。
 まぁでも、冒険ってそういうものだわ」

綿密に、計画通りになんてのはつまらない。
機嫌が悪くなるどころか楽しげに微笑んでいる。
手を引かれる立場から、一歩前に出て。

「そうね……彗さん、チョコレートは持ってる?
 苺とか入ってない普通のやつ。
 ココアパウダーが無くても作れるのよ」

キッチンに着いたら置いてあるものを確認。
牛乳はある。鍋とコンロもあると思えばそこにある。
オレンジ100%も悪くないけれど、今はココアの気分だ、
(-363) 雪野 2022/01/29(Sat) 16:45:25

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「………………」

咲花には他人をじっと観察する癖がある。
長い前髪で目元が隠れて、目線を誤魔化すには丁度いい。
一緒にコーヒーを飲む二人の挙動を見つめていた、それだけのつもりだった。

気付いてしまった、覚えてしまった違和感。
その場で触れることはしないけれど、疑問と興味は少女の中で膨らんでいく。
知りたい、その正体を。
欲求が抑えきれなくなり、その日の晩───

「水銀さん。ちょっといいかしら」

あなたが一人でいるタイミングを見計らって、声をかけた。
(-365) 雪野 2022/01/29(Sat) 17:03:30

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「──ん、」

夜。
お風呂にも入り終えて、浴衣に着替えてゆっくりしていた。
硝子玉のような翡翠の瞳があなたを捉える。

「早乙女さん?
 ええと──うん。構わないけど」

……そう、注視してみれば。
この少女の会話にも潜む違和感。

息継ぎを、していないのだ。
それらしい
──『間』
を設けてはいるが。
そこには、
……『自然さ』
がない。
言われなければ、分からないようなものだが。
(-367) Rindo17 2022/01/29(Sat) 17:17:08

【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗

/* 最後。と、を間違えてますが気にしないでください
(-371) 雪野 2022/01/29(Sat) 17:28:24

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

じっ……と、その翡翠の瞳を正視しながら歩み寄る。
お互いの息が掛かるほどの距離まで近付いても感じない息遣い。
そして喋り方の違和感……これだけ揃えば、確信を持って問い質すことができる。

「───あなた、どうして呼吸をしていないの?」

          
アメジスト

長い前髪の隙間から、紫水晶の瞳があなたを射抜いた。
(-374) 雪野 2022/01/29(Sat) 17:36:50

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「    え、」

いよいよ以て。
今の沈黙は、もはや、停止だった。

「  ──あ、いや、
 さ、──早乙女、さん? なに、  を、」

はぐらかそうとする。
だが、無意味だ。
その動揺が、即ち肯定を示している。
現に。やはり、見目には明らかに動揺しているのに、
呼吸はひとつも乱れていない。
当然だ。それは存在しないのだから。

「    あ、   う、」

「    み、」


「──みん、なに、  明かす、の?」



あなたがもし『狼』であるのなら、そうなるのだろう。
これは、そういうゲームなのだから。
少女にとっては、当然ながら、
あなたに配られたカードが何であるのか、分からないのだ。
その問いは、当然といえる。
(-386) Rindo17 2022/01/29(Sat) 18:24:48

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「私は『占い師』、『狼』じゃないわ。
 ただ、観ていて気になったから訊いてみただけ。
 その反応を見るに、思い違いではなかったようね」

ほら、と自分に配られた役職カードを見せる。
こんな紙切れ一枚で安心できるとも思わないけれど。
知ってどうしようという気は一切なかった。

「他の誰にも言っていないし、話すつもりもないわ。
 たぶん、あの場にいた戸森さんも気付いてないんじゃあないかしら。
 他に気付いた事と言えば……熱さに鈍感なのかしら、という事くらい」

かと思えば寒がりな様子もあり、疑問に思っていた。
(-395) 雪野 2022/01/29(Sat) 19:14:17

【人】 1年 早乙女 咲花

「良く言えば清廉、悪く言えば退屈な学校だわ」

お行儀が良すぎて窮屈に感じるとかそんな感じ。
(298) 雪野 2022/01/29(Sat) 19:27:37

【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花

「っ──」

息を呑む。
そのように見せるしぐさだ。
それは、あまりにも精巧だった。

「  そ、──か。
 占い師、に、真っ先にばれちゃうのは──
 運命──なの、かなぁ──」

自嘲気味に、笑う。

「──そう、だよ。
 あたし、火傷、しないから。
 ──防寒をばっちりに、したのはね。
 寒いからじゃなくて。
 あたしは、指先もかじかまないし、
 寒くて震えることも、ないから。

 ──体温も、ほとんど変わらないから。
 違和感のないように、そうしてるの」

どこか、かなしい色を帯びた瞳。
あなたを見据える、翡翠の瞳。
硝子玉のような、

いいや。


──硝子玉の、瞳。
(-406) Rindo17 2022/01/29(Sat) 20:39:25

【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜

「水銀さん、あなた……」

前髪の下の瞳が僅かに見開かれる。
何もかも、まるで精巧な作り物のような少女の身体。
その手触りを確かめるように、頬へと手を伸ばした。
あなたはこれを払いのけてもいい。
(-416) 雪野 2022/01/29(Sat) 20:58:07