12:18:30

人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 環 由人 → マリィ  


[ 大丈夫、きれいだよ。
あれは所詮無機物だから、
昼間一緒にバターやピッツァを作った家族や
あんたの店に来るひとたち、
うちの常連のおばさま方、
全員に等しく見えるはずだよ。
糾弾されてるわけじゃない、
だってここには、俺もいるから。]

 
(-0) ななと 2020/09/15(Tue) 12:33:07

【秘】 環 由人 → マリィ  




    そうじゃなくて、さ、その、

   ────また、ひとりになるのかなって、


[ 瞳を伏せる。]

 
(-1) ななと 2020/09/15(Tue) 12:35:37

【秘】 環 由人 → マリィ  



   ─────出て行かないでほしくて、
   いっしょに、いてほしいって、
   ずっと、…その、そう、思ってる、
   …こまらせて、ごめん


 
(-2) ななと 2020/09/15(Tue) 12:36:47

【独】 マリィ  

/*
(職場でのたうち回ってる)(照れ死ぬ)(照れ屋は死んでしまう)(何故照れ屋殺そうとするか)(やばくないですか無口不器用の絞り出すような告白)(私は無理)(今とても唇がむずむずしてる)(早退したい)(帰って家で吠えたい)
(-3) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:50:32

【独】 マリィ  

/*
わおーーーーーーーーん!!!!!!
(-4) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:51:00

【独】 マリィ  

/*
ダメだ直視できてない待って
(-5) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:51:16

【独】 マリィ  

/*
おちつこうね。
(-6) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:54:14

【人】 マリィ  

[手を握っててもらえるだけなのに、不思議ね>>1

 神様の目の前で死刑宣告を待つだけ
 みたいだった気持ちが、急に軽くなって
 泣きたくなるほど、落ち着くの。

 喉までせり上がるようだった心臓が
 今はちゃんと、胸の中で
 繋いだ手の温もりに静かにときめいている。]
(12) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:15:31

【赤】 マリィ  

[いつか、胸を張って、隣に立ちたい。
 立てるような自分になりたい。

 その一歩として、言わなくちゃ。]
(*5) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:15:49

【人】 マリィ  

[けどホテルに着いて、締め切った部屋に
 二人っきりになると、普段のお喋りはどこへやら。
 綺麗な内装にも、念願の温泉にも
 何にもコメントも思いつかなくて。

 恐る恐る、「話」について切り出したら
 由人はすんなり応じてくれて
 アタシも対に向かい合ったソファへと
 そっと腰を下ろすでしょう。]


  …………。


[「お茶、要るわよね」って逃げ出したかった。
 神様の前にいたときは由人が隣にいたけれど
 今は、由人がアタシの正面。

 開いた唇を、またすぐ噛み締めて。
 じんわり滲んだ脂汗が、血の気の失せた頬を伝う。
 何か言わなきゃ、って必死に考えるんだけど、
 何から喋っていいか、全然分かんなくて。


 結局、先に口を開いたのは
 由人の方だったでしょう。]*
(13) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:17:28

【赤】 マリィ  

[開口一番切り出された話題に
 アタシは目を見開いて、微かに呻きを漏らした。

 なのに、アタシが一番謝んなきゃいけない話を
 何故だか由人の方が頭を下げていて
 アタシは何も言えずに由人の耳の裏の辺りに
 じっと視線を落としている。


 なんでよ。
 なんであんたが先に謝っちゃうのよ。
 家主に嘘をついたのはアタシで、
 プライバシー侵害だとか言える立場じゃないもの。

 話の先が見えなくて、
 でも、遮ったら、由人が何を考えてるか
 知る機会がダメになる気がして。]
(*6) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:38:59

【赤】 マリィ  

[だから、黙って聞くことにしたの。

 「いつ出ていくのかって思ってた」って
 言われた時には流石に、ちょっと堪えたけど。
 でも、ちゃんと続く真意を確かめなきゃ、
 何も言えやしないもの。

 自分で決めた期限を超えて
 一緒に暮らしたいって気持ちのことを
 あんたは何度も「わがまま」だって自分で言った。
 それを言うことで、アタシが困るって。


 そんなことない、とか
 バカじゃない?とか。
 色んな気持ちが、アタシの喉元を渦巻いて
 何度も、息を詰まらせた。]
(*7) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:39:22

【赤】 マリィ  

[話の結びに、由人が泣きそうな顔して
 微笑んだ時――――アタシは多分、おんなじくらい
 泣きそうな顔しているんだわ。


 アタシは、何から打ち明けるべきか
 テーブルの木目に視線を落としながら
 何度も唇を湿した後、ゆっくり話し出すでしょう。]
(*8) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:39:51

【赤】 橋本 雅治  




  ……アタシ……、俺、さ。
  漠然と「女の子を好きになんなきゃいけない」のが
  なんか違うって思って……

  そのまま中学の時に、
  掲示板で掴まえたおっさん相手に
  体売って、小遣い稼いで……そんで、
  それ、母親にばれて、家追い出されてさ。
  「気持ち悪い」って。

  そんでおばあちゃんちに引き取られたけど
  居心地悪いのに変わりなくって、
  中学出てすぐこの業界入って……

  それからずっと「マリィ」として生きてんの。


 
(*9) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:41:12

【赤】 橋本 雅治  



  でも、ゲイ隠して生きる以上に
  水商売の「マリィ」でいるの、辛くなり始めて……

  だって、部屋も借りらんないの。
  金があっても、出来るだけ音も立てないように
  息を殺して生きても……でも、ダメだって。
  それだけじゃなくて、なんも考えてないフリして
  傷付いてない顔して生きるのも、嫌で。

  だから、公園で由人に会ったあの夜ね……
  ホントは俺、死のうと思ってた。

 
(*10) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:41:47

【赤】 橋本 雅治  



  だけど、あの日、由人の話聞いて、
  「俺と同じ匂い」って思った。
  「普通」の輪の外で、寂しい気持ちを持ってるけど
  それを誰にも吐き出せないまま
  生きてる人かも、って。

  一緒にご飯食べて、夜一緒に寝るだけの
  よくわかんない関係だったかもしれないけど、
  自分を受け入れてくれる場所があるのって
  こんなに安心するんだって……

  だから、シェアハウスの話、持ってこられても
  全然、由人のところよりいいって思えなくって。
  ……だから、由人との約束を破ってでも
  ずっと一緒にいたい、って思ったんだ。


 
(*11) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:43:55

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[言いたいことが、まるで両手で掬った砂みたいに
 頭の端からぽろぽろ零れて、うまく形にならない。

 泣いていい立場じゃないのに、
 目頭から鼻にかけてが、じんと熱くなって
 搾りだした声は、みっともなく濡れていて。]



  由人が、一緒にいたいって、言ってくれるの
  俺、ホントにうれしい、はずなのに……

  俺のこと大嫌いな俺が、心の中で
  「お前じゃだめだ」ってずっと言ってる。

  迷惑なんかじゃない。
  ずっとこの先も一緒なら、ホントに、
  これ以上無いってくらい、嬉しい。

  ─────どうしよ、俺、自分で
  何言ってるか分からなくなってきた……


 
(-11) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:53:26

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人



  ………………
  ……………………


[息が落ち着くまで、じっと。
 木目を睨んで洟を啜っていたが、
 たっぷり挟んだ沈黙の後、
 俺はぽつりと絞り出すだろう。]


  俺がハッピーエンドを迎えるのを、
  俺がいちばん許してない、んだと思う。

  ……そのくせ、由人から離れて
  生きてける気も、しない。


[どうしていいか、分からないんだ、って。
 心の一番柔らかい部分を晒しながら
 俺はまた貝みたいに押し黙る。

 「うわ、超重い」……って
 頭の片隅で「マリィ」が笑っていた。]*
(-12) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 18:10:52

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  



[ ただそれがたまらなく、
愛し
かった。]

(-14) ななと 2020/09/15(Tue) 19:56:11

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  





    ハッピーエンドとは限らないだろ



[ その声はすこしだけ、
泣きそうに笑っていた。]
 
(-15) ななと 2020/09/15(Tue) 19:57:02

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




   決まってないんだからさ、
   これから2人で、ゆっくり探そうよ
   俺らなりのエンディング?みたいなの

   俺は、あんたと離れたくない。

   ───いっしょに、その先を見たい。

   あんたが俺と離れたいなら、
   それは仕方ないと思ってた。
   だけど、そうじゃないならさ。

   橋本雅治としてさ、
   普通の外で、異質なもの同士、
   いっしょに、生きてよ。



[ 息を吸って、力をこめる。]
 
(-16) ななと 2020/09/15(Tue) 19:57:43

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




   ───こんなこと、言えんの
   あんたに会ったから、だから…、

   その、あんたにだけ、だからな。



[ また少しだけ、笑ったけど、
なんだか耳の縁があつかった。]*

 
(-17) ななと 2020/09/15(Tue) 19:58:46

【独】 橋本 雅治  

/*
たゃ
(-20) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 20:39:26

【赤】 橋本 雅治  

[俺の長くうねった話の結び、
 由人が掛けてきた声に、俺は一瞬
 ぎくりと身体を強ばらせた。

 だけど、返事をする前に
 俺の頭はぽすん、と由人の肩口に迎え入れられて
 ベッドで一緒に寝た時に嗅いだ由人の匂いが
 鼻腔いっぱいに広がった。

 ……抱きしめられてる。
 そう気が付いたのは、髪を撫でる手の
 優しい温かみを感じてから。]
(*16) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:25:17

【赤】 橋本 雅治  



  …………そこは、さ
  「俺がハッピーエンドにしてやる」
  とかじゃないの……?


[由人の肩口に顔をうずめたまま
 俺は嗚咽混じりに笑ってしまう。

 ……でも、そういう薄っぺらいこと言って
 誤魔化そうとしたりしないで
 真剣に向き合ってくれる由人が
好き。

 こういう人だからこそ、
 一緒に生きていきたいって思えたんだ。]


  ……ふ、ふ……俺も、
  ハッピーエンドにしたげる自信なんか
  全ッ然!無いけどさ……!!


[由人の背中にまわした腕を、きゅ、と引き寄せて
 俺は微かに肩を揺らした。]
(*17) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:26:09

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[やがて、肩を揺らしていた微かな笑いが
 また嗚咽に塗り替えられていく。]


  ……ほんとうに、離れたくない、って
  言っても、いいの……?
  俺、本当に離さないよ?
  馬鹿だから、全部、鵜呑みにするよ?

  後悔しても、知らないよ?


[ひとつひとつ、由人の言葉を確かめて
 ようやく、安心出来たなら
 俺は今度こそ、こどもみたいに
 声を上げて泣いてしまうんだ。]
(-26) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:27:18

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[本当は、聞くの、すごく怖かった。


 俺の正体を知った母親は
 「気持ち悪い」って逃げていった。

 だから、「マリィ」として生きてる間
 本当のことを曝け出してしまったら、
 また皆俺から逃げてくんじゃないかって。

 「マリィ」と「橋本 雅治」、
 ふたつの顔を知ってる由人に
 拒絶されてしまったら、俺は今度こそ
 何処にも生きる場所がなくなってしまうもの。]
(-27) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:28:25

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[一頻り泣いて、縋って。
 少し気持ちの波が収まったら
 ようやく俺は由人に答えを返せるんだ。]


  例え、どんなに結末だったとしても、
  ……由人が一緒に見てくれるなら、
生く。



[死にたがりと不器用くんの
 波乱に満ちた恋の結末は
 一人で見るには恐ろしい。
 だからどうか、エンドロールまで
 手を繋いで見届けて欲しいのだ。]
(-28) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:36:16

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[改めて由人の肩口から顔を上げて
 ティッシュで顔の汚れを拭ったら、
 形容しがたい「同居人」からの進展に際して
 真正面から由人の顔を見つめよう。]


  …………「マリィ」も、俺の一部だし
  すぐ切り捨てられないかも、しれないけど……

  でも、俺、家に帰ってくる時は絶対
  「橋本 雅治」として
  ……由人の、恋人として、
  あんたのそばに居る。

  ……約束、する。ここに、誓う。


[神様もいない、締め切った部屋の中。
 願わくば君に誓いのキスを贈りたい。]*
(-29) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:37:55

【人】 橋本 雅治  

[散々泣いて、ちゃんと話して。
 「その先」へ進む第一歩を踏み出す前に。]


  ………………お腹空かない?


[どんな時でも腹は減る。
 例え死にたがりの腹であっても。
 ぐぎゅるる……と盛大に鳴った腹を
 両手でぎゅっと押さえ付けながら
 俺はおずおずと「恋人」に尋ねるのだった。]*
(24) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:42:02

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  



[ 震えが嗚咽に変わり、
一つずつ確かめるような問いかけ
全てに、頷いていく。]



   そっくりそのまま返す。

   ───ずっと、いっしょにいてよ。



[ そう笑ったら、嗚咽が大きくなって、
そのまま泣きじゃくるから。
店の前。転んだ子供を宥めてた
母親の手のひらを思い出して、
そっとその背中を優しく撫でようか。

大丈夫、大丈夫。
そう伝えるように、伝わるように。]

 
(-38) ななと 2020/09/16(Wed) 0:00:10

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




[ あんたは知らないんだろうけどさ。

俺はあんたに救われたんだよ。

───あの日、公園で声をかけたのは
気まぐれだったけど、あの気まぐれを
起こしてくれたのがもしも神様なら、
信仰してもいいなって思えるくらい
感謝してる。

運命とか、そんな大それたこと
絶対に言わないんだけど。

あんたに会えて、一緒に暮らして、
あのくだらなくて、寂しくて、
どうでもよくて、押しつぶされそうで
どうしようもない日常がさ、
楽しくなった。

前の俺なら絶対、こんなふうに
いえなかっただろうな。

俺はさ───あんたに会えてよかったんだ。]


(-39) ななと 2020/09/16(Wed) 0:00:47

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  



[ ようやく聞こえた答えに、
小さく頷いて、腕を解く。

ティッシュで拭うのを眉尻を下げて見守って、
それから見つめられた瞳をこちらからも
まっすぐに見返した。

告げられた誓いに、微笑んで。]



   ───無理に捨てなくていいよ。

   どっちもあんただし。


   それに───…
   俺の前でだけ、雅治になるの、
   なんかちょっと優越感?
   みたいなの、感じるしさ。


[ そう悪戯っぽく笑った。]

 
(-40) ななと 2020/09/16(Wed) 0:01:26

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  



[ 神様はいない。
カーテンは締め切られて、
外の明かりもない。
誰も見てない、二人きりの空間で。

誓いの口づけを贈られるなら、
もちろん受け入れよう。

その顔を両手で包んで、親指で、
目端に残った涙の粒を拭って。]



   ───泣き虫だな



[ そう笑んだ自分の視界も、
ほんのすこしだけ、滲んでいた。]

 
(-41) ななと 2020/09/16(Wed) 0:02:00

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[まるでママみたいに背中を抱いたかと思いきや
 独占欲をにじませたセリフを
 ちょっと悪い顔して言うものだから、
 俺はくつくつ喉を鳴らした。]


  誰もうらやまないよ。
  ……ばっかだなぁ。


[なんて、軽口を叩いたくせに
 そんな風に思ってもらえるのが、照れ臭くって。

 まだ、本音を口に出すのは少し、怖いけど
 いつかちゃんと「幸せだよ」って言えたなら
 ……それってとっても素敵だと思うんだ。]
(-58) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:38:07

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[由人が口を閉ざす限り、俺は自分が由人にとっての
 "救い"になってるなんてこと
 きっと知らずに生きてくだろう。

 一緒に飯食って、一緒に狭いベッドで寝て
 たまに軽口叩いたり
 こうして旅行に行ってるだけ。




 それだけのことで、あんたの救いになってるなら
 俺、何度でも救ってやるよ……なんてね。

 まあ、知る由もないなら、
 一生こんな恥ずかしいセリフを
 口にしないで済むのかもしれないけど。]
(-59) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:38:25

【赤】 橋本 雅治  

[誰にも見届けられない誓いのキスは
 初めてじゃないのに、すごく、心臓がうるさくて
 触れるだけの軽くて可愛いそれに
 ちょっと、震えてたかもしれない。]


  ――――由人だって。


[やわらかい髪に指を通して
 ほんの少し潤んだ目元にキスを落として。

 こういう、ちょっとしまらないとこ。
 本当に、かわいくて、いとおしくて。

 頼まれたって離すもんか、って思う。]
(*19) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:38:40

【人】 橋本 雅治  

[盛大に鳴った腹の虫を笑われたものだから
 何か言い返してやろうと思ったのに
 運ばれてきた料理を前にしたら
 もう全部どうでもよくなった。



 とろりと濃厚な揚げ出し豆腐から始まって
 貝殻ごとホタテの半身を焼いたものとか、
 大ぶりな蟹のしゃぶしゃぶとか……
 いつもの食卓に出て来ないようなご馳走を前に
 野暮なことを考えちゃいけない。

 由人が頼んだ一品料理で
 何やら凍った刺身が運ばれてきたときには
 流石にびっくりしたけれど!]


  ルイベ、っていうんだ。


[仲居さんの説明に、しげしげとそれを眺めて。
 お土産屋でよく見かけるルイベ漬けとは違って
 味付もなければ、イクラもない。]
(35) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:38:56

【人】 橋本 雅治  




  「炙って召し上がる方もいるんですよ」


[なんて、仲居さんから教わってみたら
 行儀が悪いけど、しゃぶしゃぶ用のコンロの火で
 脂ののった皮の辺りを軽く炙って食べてみる。

 溶けた脂の甘味に、少し香ばしさが加わって……
 うふふ、と笑いがこぼれてしまった。]


  これは……お酒が進んじゃうやつだ。


[口の中に残る甘みを熱燗で流し込んで
 次の一枚は凍ったまま食べてみて。

 逃げるように飲むお酒と違って
 好きな人と楽しく飲むお酒って
 こんなに楽しいんだ、って。
 ついつい、次に控えるイベントのことも忘れて
 盃を空けてしまうのだった。]
(36) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:39:14

【人】 橋本 雅治  




   ……え、温泉、行かないの?


[酒気で赤らんだ頬のまま、俺は由人を振り返る。
 北の海鮮と美酒とですっかり上機嫌な俺は
 このまま由人と湯に浸かれるものだと思っていたから
 思い切り口をとがらせてしまうだろう。]


  男湯だよ、男湯?!
  合法的に無料で男の裸見れるんだよ?
  イェイイェイヲウヲウパーティーじゃん!


[回らない呂律のまま行ったら
 パーティー会場で門前払いなのだけれど。
 それでも尚も「行こうよぉ」って、
 ベッドに腰かけた恋人の手を引いて
 酔っ払いは甘えた声を出す。

 けど、この堅実な恋人が動かないと知れば
 パーティーへの興味も失せて。]
(37) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:39:30

【人】 橋本 雅治  



  ……じゃ、俺もいかない。


[由人のベッドにどさり、と腰を下ろすと
 ぶすくれた顔のまま体を横たえてしまうのだ。

 "ママ"の姿は何処へやら。
 完全に質の悪い、幼児のような酔っ払い。

 ご機嫌斜めのように見えるかもしれないけれど
 初めて、素のままを曝け出せる相手ができたことに
 嬉しくて嬉しくてご機嫌なのだから、面倒くさい


 そしてこの面倒くさい酔っ払いは、
 お堅い恋人が隙を見せたら
 柔らかなベッドの上へと引きずり込む気満々でいる。]*
 
(38) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 14:48:46

【独】 橋本 雅治  

/*
>>42
なんか危ないって何よぉぉぉぉ!!!


※あぶない
(-61) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 19:33:21

【人】 橋本 雅治  

[今更別な野郎の身体に興味は無かったけれど
 恋人とお風呂に入る、ってイベントは
 すごく、すごーく楽しみだったのだ。
 
……危ないって、何がよ?



  やだわァ……自分だけテイシュクぶっちゃって。


[そんな悪態をついてみせるのに
 何処までも涼しい顔の由人が、
 ほんのちょっと、くやしい。]
(48) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 21:42:28

【赤】 橋本 雅治  

[俺なんか、もう温泉一緒に入りたいし
 このままずっとお喋りもしてたいし
 キスもしたいし……
 ぐずりかけの子供みたいに
 情緒があちこち飛び散って、
 自分でも訳わかんなくなってるのに

 上からぐっと近付いてくる影に、
 羽根が降るみたいな軽い口付けを落とされて
 ……それで、素直に
 「……じゃ、明日にする」って
 思っちゃう俺自身もいて。

 やだ、もう。
 いつからこんなチョロくなったの俺。]
(*21) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 21:42:51

【人】 橋本 雅治  

[だから、ベッドに引き摺り込むのに成功したら
 今度は俺が上からのしかかってやる番。

 まんまるに見開いた目をして笑う
 その鼻先に、かぷ、と柔く噛み付いて。]


  まいったか!


[って。
 照れて染まった耳をそのままに、
 俺も悪戯小僧みたいな顔して笑うんだ。]*
(49) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 21:43:27

【赤】 橋本 雅治  




  シャワー浴びたらもったいないじゃん。
  今日の楽しい思い出全部、ぜーんぶ
  今の由人に染み付いてるのに。


[ベッドに仰向けに押し倒した由人の耳元に
 鼻先をすぅ、と押し付けて
 今日のことを思い出してみる。

 空港までギクシャクしてたのに
 こっちに着いたら、やっぱり楽しくて
 初めて余り物じゃない、由人が焼いたピザ食べて
 ……やっぱりアレ、すごく楽しかった。
 ステンドグラスは、怖かった。
 けど、今ならもう少しちゃんと見れる気がするから
 次までに少し、勉強しようと思う。

 ……ああ、「これから」のこと考えるの
 すごくワクワクするし、楽しい。
 俺今、とっても幸せなんだ、ってこと
 今更じわじわ心の中に沁みてくる。]
(*22) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 21:43:51

【赤】 橋本 雅治  



  ……ごめんね。
  今一秒でも長く、一緒にいたい。


[耳朶に歯を立てながら、
 我儘を言ったことに小さく侘びて
 由人の頬を指の甲でそっと撫でた。

 視線を下にずらすと浴衣の合わせから
 俺も見た事のない由人の素肌が覗いている。
 呼吸に合わせてふいごみたいに上下する
 胸の中心あたりに手を置くと
 掌にどくどく鼓動が伝わってきそうなほど。

 口元に笑みを浮かべて
 由人の胸元に宛がった手を
 そのまま下に滑らせていく。
 満たされた胃の腑から、臍、その下へ。

 性器の膨らみの上を軽く撫でたら
 俺の指先は浴衣の裾を割って
 柔らかな内腿の皮膚をなぞるだろう。]
(*23) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 21:47:12

【赤】 橋本 雅治  



  一緒にいたいし、……そういうことも、したい。


[それがもし俺の独りよがりだとしたら
 身を引く程度の分別はある。
 例え酔ってたとしたってさ。]


  由人が嫌なら、しない。
  俺、抱くのも抱かれるのも出来るけど
  ホントは、抱く方が好きだし。

  ……このまま前みたいにぎゅーってしながら
  眠くなるまでしゃべってたっていい。
  由人がここにいるなら、それで。


[腕の檻に閉じ込めた由人を見下ろして
 俺はうっとり目を細める。
 こんな恥ずかしくなるほど甘っちょろいこと
 言えちゃう相手がいるの、嬉しくって。]*
(*24) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 21:55:48

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




   …あと、…抱かれる方が、好き。

   ていうか、雅治には、抱かれ、たい…?


 
(-80) ななと 2020/09/16(Wed) 23:29:07

【独】 橋本 雅治  

/*
ふぁーーーーーーー!!!!!!

やめろーでれるのはやめろーおれはすぐてれてしまうんだぞ!この!!
(-81) シュレッダー 2020/09/16(Wed) 23:32:09

【赤】 橋本 雅治  

[胸元に手を当てても、鼓動は分からなかったけど
 代わりに「謝らなくていい」って一言が
 どうしようもなく、嬉しかった。
 きっと、同じ気持ちなのかな、って。

 いつもと変わらない素っ気ない態度の下、
 触れた膨らみはほんの少し、
 熟れた熱を孕んでいる。
 由人の口から漏れる吐息に、
 ぞくり、と興奮で肌が粟立った。

 真っ直ぐ見つめあってたはずなのに
 ゆらゆら、視線は揺らいで、潤んで。]


  …………かわい……。


[率直に褒めたら強く抱き寄せられるものだから
 俺の口元の笑みは深くなるばかり。]
(*30) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:15:12

【赤】 橋本 雅治  




  俺だって、こんなん初めてだよ。


[こんなに甘いのも、
 俺がちゃんと雅治として、誰かを愛すのも。
 ついでに、自分から「抱きたい」って言えたのも。
 客に合わせるんじゃなくて、これは俺の意思。

 浴衣越しに、下着を押し上げる熱を
 由人の腿に擦り付けて
 俺は由人の耳元に熱い吐息を吐く。]


  ……大丈夫、これがそのうち
  俺達の普通になるから。


[照れて耳まで真っ赤な由人は可愛いから
 見られなくなっちゃうかもなのは残念だけど。]
(*31) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:15:34

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人



  だから、優しく抱くね。


 
(-82) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:16:12

【赤】 橋本 雅治  

[由人の唇に唇を重ねて、きつくその体を抱きしめる。
 角度を変えて、舌先を絡めて、
 酒の名残を帯びた唾液を分け与えて。
 
 このまま一つに溶け合ってしまいたい。
 肉と骨とに隔たれてしまうのがもどかしい。

 少しでも近くにいたくて、由人の帯に手をかければ
 室内灯の下、由人の裸体が晒されるだろう。
 初めて見る恋人の身体に視線を這わせながら]


  ……どう、されるのが好き?


[低く、俺は尋ねるだろう。]
(*32) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:16:33

【赤】 橋本 雅治  



  指で触られるのが好き、とか


[首筋から鎖骨にかけて、指先を滑らせたり]


  こう、舐められるのが好き、とかさ。


[身体をずらして、臍のくぼみへ
 舌の先をねじ込んだり。
 直接的な性感帯には触れないまま
 由人の反応を見逃すまいと
 目だけはしっかり、恋人の方へ向けたまま。

 如何せん、大事な人なんだ。
 傷付けたくないし、気持ちよくなってもらいたい。
 自分のされたいこと言わせたいとか、
 オジサンじみた考えがあること、否定しないけど。
(*33) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:35:14

【赤】 橋本 雅治  



  俺は、乳首舐められんの、好き。
  こうやって、


[言いながら、俺は由人に見えるように
 大きく舌を出して、わざとゆっくり
 ほんのり色付く胸の先端へと落としていった。

 平らな胸を飾るそれを、舌先で転がしては
 時折やわく歯を立て、硬さを楽しむように扱く。]


  噛まれると痛いんだけど、
  その分舌が気持ちよくなるの、好きでさ。


[自分の好きな感覚を、恋人にも教えるように
 言葉をなぞるように責め立てる。]
(*34) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:37:05

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人



  由人は、どうされたい?


[胸元から顔を上げると、俺は小首を傾げて笑う。
 別に言葉じゃなくったっていい。
 恥ずかしがる顔の一つでも見れたら
 それだけでこの上ない眼福だろうけど。

 でも、好きな人のこともっと知れたなら
 多分もっと嬉しいと思って。]*
(-84) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:44:30

【独】 橋本 雅治  

/*
なんか恥ずかしいどうしよう。
超今更だけど。
(-83) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:49:01

【独】 橋本 雅治  

/*
あれか、左パワースーツが機能してないからか。
(-85) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 10:49:39

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




   ───ほんとに、久々だから、
    …そうして。


[ そう眉尻を下げてお願いすれば、
返事の代わりに唇が重なった。]

 
(-96) ななと 2020/09/17(Thu) 20:31:24

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  





    ───あと、キスも好き




[ 吐息まじりに囁いて、また重ねようか。
できるなら今度はもっと深く。
下唇を食み、舌先を這わせて挿し入れ、
上顎をなぞって、絡めた。]*

 
(-97) ななと 2020/09/17(Thu) 20:33:26

【独】 橋本 雅治  

/*
えろゐ
(-98) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 20:38:06

【独】 橋本 雅治  

/*
くっそどえろゐ……え、なんだろこのほどける感……
(-99) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 20:39:20

【赤】 橋本 雅治  

[顕になった身体は、そりゃ胸はないし
 喉仏も出てれば、うっすら腹も割れている
 れっきとした男の身体だけど、
 羞恥に耐えながら視線を彷徨わせる様は
 本当に、かわいい。]


  足と、耳ね。分かった。


[からかうような笑みを浮かべて
 早速足へと手を伸ばし掛けた……の、に。
 伸びてきた由人の手に絡め取られて
 忽ち引き寄せられてしまう。]


  ン、─────


[欲を孕んだ視線とかち合って、
 歯列を割った舌に、俺も膿んだ熱を載せた瞳で
 にぃ、と視線だけで笑う。]
(*41) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 23:06:59

【赤】 橋本 雅治  



  キス、好きなんだ?


[由人に覆い被さるような姿勢のまま
 左の耳に手を伸ばして、
 赤の滲んだ耳の輪郭に指を這わせる。

 キスが好きって、可愛い。
 えっちなくせに、時々初心。

 俺は湧き上がる悪戯心に任せて、
 由人の両耳の穴を指先で塞いでから
 差し込まれた舌先をじゅう、と吸ってやった。

 自分の漏れ出た声も、
 唾液の交わる水音も、逃げ場を無くして
 全部自分の鼓膜へ返ってくるだろう。

 恥ずかしいからと暴れたって
 キスしながら両耳を虐めるのに忙しいから
 暫くはその要望に応えられないかも。]
(*42) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 23:07:55

【赤】 橋本 雅治  



  ……ふ、ふ……キスしながらだと
  足、虐めてあげられないね。


[唇を離すと、名残惜しげな銀糸が
 つぅ、と唇の間に線を引く。

 少し身体をずらして、由人の両脚の間に
 割り込む姿勢を取ると、
 由人の身体を折り曲げるように
 腿を胸元の方へ押し付けた。

 無防備に晒された脛へひたりと舌先を当てて
 そのまま、する…、と足の甲へ
 唾液でひとつ、線を引く。

 長旅の末、シャワーも浴びてない身体だけど
 一緒に旅した証だし、何より由人のなら、いい。]
(*43) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 23:08:23

【赤】 橋本 雅治  




  ねえ、足って、どこ?つまさき?


[丸まった爪先を咥内へ招き入れると
 少し塩辛い親指を、フェラするみたいに
 舌で包んで出し入れしたり、
 触られ慣れないだろう土踏まずへキスをしたり。

 由人の良い反応を探して、
 舌先は脚の先から徐々に上へ……
 膝の裏を経て、柔らかな内腿へと滑っていく。
 パンツの中の膨らみは触れないまま
 脚の付け根の辺りに吸い付いて
 赤い花弁を散らすと、何故だろう、
 不思議と満たされた気持ちになった。]


  由人、脚白いからかなぁ。
  ……あは、俺の跡しかないから
  ホントに「俺の!」って感じ、する。


[刻んだ所有痕に、満足気に目を細めると
 俺はくつくつ笑って、花弁の散る
 内腿を優しく指先で掃いた。]
(*44) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 23:08:46

【赤】 橋本 雅治  

[所有痕の刻まれた腿の隙間、
 まだ下着に包まれた箇所を軽く指先で触れて]


  ここも、キスしていい?


[勝手に下着を脱がすことも出来たけど
 あえて聞いちゃう。由人の反応楽しいし。

 口へのキスが好きなんだとしても
 ちょっと今だけお預け。
 身体中を余すとこなく口付けて、それから。]*
(*45) シュレッダー 2020/09/17(Thu) 23:16:18

【独】 橋本 雅治  

/*
え、でゅーーすファンは嬉しい……
ひえ……おがむ……
(-123) シュレッダー 2020/09/18(Fri) 0:40:45

【独】 橋本 雅治  

/*
はぁ、ほんとすき
(-135) シュレッダー 2020/09/18(Fri) 6:58:46