16:34:46

人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 四谷 隆史

[我が子を堕胎することを決めても
その結果心を病んだ恋人が自殺しても
死を身近に感じる、ということはなかった

苦しむ声は知っている。流した涙を知っている
それでも子であった残骸は目に触れることないまま
処置室より処理室へ運ばれていったし
女の死を知ったは翌日の学校であったから

       
――それは遠い出来事のようであった
   見ないふりができた

じゃあ、今は?

闇に飲み込まれ連れ去られるを見るは二度目
自分の目の前で人は消える

瞳があった、と思うは錯覚か>>1:155

見られている。なんて自意識過剰か
何せこちらからは遠すぎてそれが本当に
此方を見ているかどうか、なんてわかりはしないのだから

それでも肌を撫でる強烈な死の気配が
己の混乱に拍車をかけたは確かであった]
(0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:18:32

【赤】 四谷 隆史

[死にたくない怖いお願い一人にしないで
廃病院で出会っただけの人らへの精神的依存
こんなの知らない分からないとの現実逃避

色んな感情を綯交ぜにして、
蹲り絶叫する己に注がれるものがある

視線であろう。或いは気配であろうか
怖い、見ないふりして耳を塞いでしまえばいい
なのにふと、一瞬だけ顔をあげてしまった


 みてしまった


どうして、それが笑んでいるようだ
なんて、思ってしまったのだろうか

ああまるで許されたみたいに!
―――そんなことはありえないというのに
]
(*0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:20:11

【秘】 四谷 隆史 → 空虚 タチバナ

[死の気配は己に染みこむ

まるで、不安を煽って絶望に堕とさんとするかのように]
(-0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:21:27

【人】 四谷 隆史

  
ごめんなさいごめんなさい許して楽にして


[魅入られた、というわけではない
死の色だけが蹲る己を撫でた

――それだけのはずだった。*]
(1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:22:21

【人】 四谷 隆史

[あの怪異に連れ去られた影はきっと、チハヤさんだった
そうでないかもしれない。でも――
そうではない可能性の方が低いことはわかってた

指摘で、認めなければならぬ現実を知り
不安定な心は更に追い詰められる>>1:162

怖い、こわい。苦しい、悲しい、痛い
――俺の隣に座ったセキさんが肩を抱き
とん、と隣に引き寄せた

触れる彼はまだあたたかい
”人”であるのだと

ああ、セキさんはまだ生きてる。
まだ、大丈夫だと思えば自然、張り詰めた弦が緩むように
少しだけ落ち着きを取り戻す。]
(3) leaf 2022/08/13(Sat) 7:39:13

【人】 四谷 隆史

[絶望や恐怖に飲み込まれそうな所を
何度も助けてもらっていた。

だからこそ、自分の精神的な脆い部分を
死を望んでいると知ってはいながら
自分は彼に依存していることに気づいていなかった

セキさんがいるなら、まだ大丈夫だ、なんて
迷惑以外何物でもなく
それを心の支えにすればいつかなくなるものだと知っていても
もしかしたら。このまま怪異がみつからなければ
この世に留まってくれないか

なんて甘い考えを持っていた。

  だから。

その微かな囁きに目を見開いて]


            セキさん?


[希望というものは、絶望への呼び水である
希望を抱かなければ、人は
絶望というものを得ることはないのだから]
(4) leaf 2022/08/13(Sat) 7:39:42

【人】 四谷 隆史

[彼は生きろと己にいう
どんなことがあっても。何があっても。
生きて苦しむことを願われる

逃げることをするなと告げる言葉は
罪に向き合い続けろという

――それがどれほど、苦しくても。]
(5) leaf 2022/08/13(Sat) 7:40:14

【赤】 四谷 隆史

[ふと、嫌な予感がしたのだ。
頭をぽんと、手が撫でて、それから]

     (それから?)
(*1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:40:35

【人】 四谷 隆史

[振り向いた時には――……>>1:167>>1:168]
(6) leaf 2022/08/13(Sat) 7:40:49

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[ぴし、と何かが軋む音がする]
(-1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:41:18

【人】 四谷 隆史

[彼の掌から流れる血。
少し埃を被ったシーツに、染みこんでいく赤

俺は悲鳴すら上げられないまま
隣で刃を握る貴方を見る>>1:169]
(7) leaf 2022/08/13(Sat) 7:41:46

【人】 四谷 隆史

[はくり、はくり。
息ができないようだ

――ふらふら、と。まるで夢遊病患者みたいに
その手をとろうとするだろう。
叶うなら、刃を遠ざけてそれ以上傷つくことはないように

無理ならせめて、血を止めねばとその手を握ろうとするだろう
血で汚れるのも厭わずに]


 セキさん、せきさん。


[顔色はもはや青を通り越して真白
譫言のように名を呼び、それを止めようとする

――手当しなきゃ。どうすればいいだろう

ぱたり、ぱたりと涙を零しながら*]
(8) leaf 2022/08/13(Sat) 7:42:24

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 死なないで……

[言ってはいけない。拒絶されたら等の保身が崩れて
残酷な願いを口にする

 叶わないだろうという諦念を抱きながらも
 もしもを願って。

――現実が残酷なことなんて、知ってる癖にさ*]
(-2) leaf 2022/08/13(Sat) 7:42:46
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a0) leaf 2022/08/13(Sat) 7:58:06

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


[死ねば、そんな顔はもう見なくて済んだのか?]
(-7) りお 2022/08/13(Sat) 12:45:00

【独】 四谷 隆史

/*
……
恋愛どころか四谷くん、セキさんいなきゃ生きていけないくらい依存が強いのですが
どうしませう……(自問自答)

多分セキさん死ぬなら後追いしそうな勢い
(-16) leaf 2022/08/13(Sat) 18:55:35

【人】 四谷 隆史

[血を流す姿を見て、呼吸が止まりそうな心地を覚える

己が血で汚れようが、セキさんから流れ出ようとする命を留めたかった。
死んでほしくないから。生きていてほしいから
それが彼の願いに反しているとしても。

――自分の我儘であった。
喪いたくない、と願ったのだ。

もう二度と――……]


     (音がする。金属が床とぶつかって
             硬質な音を奏でている)
  


 ――……。

[セキさんは何故だと、問う。
当然だ。死にたいと明かした自分をこの世に留めようとしているのだから。]
(40) leaf 2022/08/13(Sat) 19:49:26

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[そんなの決まってる
 あなたに、死んでほしくないからだ]
(-17) leaf 2022/08/13(Sat) 19:49:55

【人】 四谷 隆史

[いや、それだけではなかったのだろう>>17
俺の涙の理由を問う貴方は
何処か困ったような、心細そうな様子にも思えた。

俺は泣いてぐしゃぐしゃになった顔でセキさんを見た。
教えてくれと問う貴方は。


俺が泣くから、死ねなかったという。>>20]


 ……当り前じゃない、すか。


[しゃくりあげながら、言う。
今手放せばもう二度と手に入らないかもしれないと
怪我をしている彼の手を持ち上げ己の濡れた頬に触れさせようか
涙でその血を洗い流せたらいい
ここに貴方の生を望む人がいるのだと知って欲しかった]
(41) leaf 2022/08/13(Sat) 19:50:17

【人】 四谷 隆史

 セキさんに死んでほしくないから、
 生きていて、欲しいから。*
(42) leaf 2022/08/13(Sat) 19:51:19

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 俺が泣くから死ねなかったっていうのなら。
 これからもそうあってください、よ。

 俺に生きて欲しいというのなら。
 ……俺の生きる理由を奪わないで。 


 セキさんがいない世界で生きるのは嫌だよ。
 一緒に生きて。

[彼女と子を喪って。生きてるのか死んでるのか
わからないまま惰性で過ごす日々にはもう戻れない
貴方が死のうとしている所を見て、俺は。

……俺は、貴方を喪いたくないんだ。例えそれが
貴方の願いに反しても。]
(-18) leaf 2022/08/13(Sat) 19:53:33

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 セキさんともっと。一緒にいたい。

[それは貴方の生きる理由には、ならないでしょうか*]
(-19) leaf 2022/08/13(Sat) 19:54:06
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a10) leaf 2022/08/13(Sat) 19:58:35

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


俺は…………… 、

       "生きて"
             良い、のか………?

[己の存在意義を、ずっと問いて来た。
だが誰もその答えを教えてはくれなかった。
何処に行っても、分からないままだった。

その涙の理由と、己の生を願う意味を
お前が、教えてくれたから。]
(-20) りお 2022/08/13(Sat) 21:48:55

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[そんなことを、言われたら]

もう………

"死ねない"、じゃないか。

[───目の縁から、何かが零れる。

見届けるまで>>1:107
それすらも忘れかけて、退場しそうになった。

だが、"これから"はそれ以上に。
生きなきゃいけない"理由"を……見つけられた気がした。]
(-21) りお 2022/08/13(Sat) 22:02:11

【人】 四谷 隆史

[思えば、彼には情けない所ばかり見せている
泣いて、鼻水は出て
悲鳴を上げて、蹲って。腰が抜けて

よくこれで見捨てられないでいた。
――否、隣で死なれかけたので
そこはそうも言えないかもしれないが

それでも今、触れてるセキさんは生きている。
血は出てるし、早く手当しなきゃとも思うし
血があんなに流れたら痛いだろうし。
でもさ。でもさ

……謝るその声がとても痛そうに思えて。
そのことが俺も、痛かった>>56]

(貴方が零した願いを知っていて

 ―――それが嫌だと、我儘を言って
 刃を離させた俺に謝る姿に

 また涙がぼろぼろと零れた)
(60) leaf 2022/08/13(Sat) 22:27:18

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[お前の贖罪は、最後まで見届ける。
それは同時に、俺の罪滅ぼしともなるから。]

………共に、生きよう。

[願う声は、閉じた心の奥へと、届いた*]
(-22) りお 2022/08/13(Sat) 22:27:37

【赤】 四谷 隆史

[例えば、知らない芸能人の訃報のニュースを見ても
ふぅん、とポテトチップス齧りながら
人というのは聞き流し、数分後には忘れ去るだろう

――でも、俺にとっては、あなたは
知らない人じゃない。
この恐怖に塗れた世界で、手を差し伸べてくれた優しい人
一緒にチハヤさんを探してくれて
俺の懴悔にも、嫌悪も見せずに

……そして、死にに来たのだと告げる姿が
悲しい位に胸を軋ませる人だった]
(*11) leaf 2022/08/13(Sat) 22:28:03

【人】 四谷 隆史

セキさんが、謝ること、ない、けど
でも、でも。
痛かった。セキさんが死ぬ、かもって
怖かった、怖かったよ……


[我儘な理由なのはわかっている
覚悟をもってこの廃病院に訪れたのだって

それでも]

     (今度は、間違えてしまってはいけない)


[――手繰り寄せたいのだ。
利己的であっても。あなたを喪う恐怖の方が
ずっと。ずっと怖くて、痛い]
(61) leaf 2022/08/13(Sat) 22:28:39

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 当たり前だよ。
 ……世界でどんな奴が何言ったって。

 俺が、セキさんに。生きてほしいと願ってる。

[俺の願いが、貴方の生きる理由になれればいいと
思う位に、

生きていてほしい。セキさんの最初の願いを
捻じ曲げることになってしまったとしても
我儘を押し通したい。もう喪いたくない。

あなただから、喪いたくないのだ。]
(-23) leaf 2022/08/13(Sat) 22:29:00

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[ああ、その言葉が貴方から聞けた


――それが、うれしくて。

血に濡れた指が、零れたものに触れる
それがとても温かくて、また泣きそうになる。
辛くて苦しい物じゃ、ない。]

 ……ほんと?

[嬉しいな、と呟く声は喜色を宿し

小さく口角をあげた俺は
確かに

       笑んでいたのだ]
(-24) leaf 2022/08/13(Sat) 22:29:25

【人】 四谷 隆史

[抱き寄せられ、腕の中。
なら、セキさんの脈打つ鼓動は聞こえるだろうか

――よかった、生きてる。
どくどくって、言ってる。

それに安堵してやっぱり泣いてしまうのだから
俺の涙腺は多分水道のパッキンが壊れたみたいになっている

それでも、よかったぁ、と安心して
漸く頬に血色が戻ってくる

貴方がこれから出会う誰かとも
きっと縁が結ばれていく
その中には俺より強く生きる理由を貴方に
与える人はいるかもしれないけど

それでも最初に結んだこの縁を。生きてほしいと願った自分を
忘れないでいてほしいな、と思ってる
できれば手放さないでほしいなぁとも。

それくらいには俺は、 我儘なのであった*]
(62) leaf 2022/08/13(Sat) 22:33:54

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

うん。

……うん。

[一緒に生きたい。あなたと。

       もう死にたいと思わない位に
    そう思わせない位に、なれるように。*]
(-25) leaf 2022/08/13(Sat) 22:36:00

【独】 四谷 隆史

―――― 女は嗤う ―――

[異界と化したこの場でも
実体化できぬ女は、笑っていた

自分との間にできた子を殺したことを
ただ、一緒に悲しんでほしかった
ただ、その子の名を呼んでほしかった

でも返ってきた言葉は女を絶望させるに十分だった
LINEの返信もない。既読もつかない
だから女は、早朝に学校の屋上から飛び降りた

女は思った
貴方は喪った苦しみを知らない
腹の中で育む命が掻き出される悲しみを知らない
同じ目にあえばいい。でも男であるあなたは子を孕めない

ならば、同じように大事な者を得ればいい
それがもしも、できたのならあの時の
私の悲しみを知るでしょう
私の苦しみを知るでしょう

喪いたくないものを喪わざるをえなかった私の心を
顧みてくれるでしょう
その時漸く、私とまなぶは。あなたに見てもらえるわ]
(-35) leaf 2022/08/13(Sat) 22:54:32

【独】 四谷 隆史

[その時に悔いてよ。悲しんでよ
そして今度はあなたが味わうのよ。心を許す人ができたなら
これからずっと、ずっと得たものを
喪うかもしれないという恐ろしさを味わい続けるの


――……それでようやく、あなたはあの時の私になれる*]
(-37) leaf 2022/08/13(Sat) 22:55:51
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a19) leaf 2022/08/13(Sat) 23:20:46

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[漸く見られた、お前の笑みは
やっぱり泣いている顔なんかよりも、ずっと良い。と]

………お前が、教えてくれたからな。

[その表情が崩れないように
誓うように、まっすぐ見据えながら。
問われた声に、呟きに呼応した。]
(-43) りお 2022/08/14(Sun) 0:11:33

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[生きる理由を、意味を。
お前が俺に教えてくれた今は
死ぬことなんて、選べなくなってしまった。

本当は………
そんなに難しい問題じゃなかったのかもしれない。

誰もが当たり前に受けるべき愛情や、優しさを
誰からも与えられて来られなかっただけで。]
(-44) りお 2022/08/14(Sun) 0:12:12

【人】 四谷 隆史

[心細さと、また見捨ててしまった恐怖と絶望と
罪悪感に押しつぶされそうに蹲っていた己を見つけ、
声をかけた貴方の瞳はどこか寂しそうな気がした

一緒に探してくれるという言葉に甘えた
其れから探すうちに彼の目的を知って

それから――……]

[漸く、逃げてきた過去に振り向いて
そして現在を逃げないことに、決めたのだ]
(85) leaf 2022/08/14(Sun) 0:47:55

【人】 四谷 隆史

[ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く
病室の床と対照的なコントラストを描いている

まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで
尚更に怖くて痛みを覚えたのだ

誰かが死ぬのをではなく、
貴方が死ぬのを見たくなかったんだ>>81

心が、触れた場所から伝われば良いのに。]
(86) leaf 2022/08/14(Sun) 0:48:25

【人】 四谷 隆史

[ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く
病室の床と対照的なコントラストを描いている

まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで
尚更に怖くて痛みを覚えたのだ

誰かが死ぬのをではなく、
貴方が死ぬのを見たくなかったんだ>>81

心が、触れた場所から伝われば良いのに。]
(87) leaf 2022/08/14(Sun) 0:48:25

【赤】 四谷 隆史

        (……。)

(そっと、足から手を離した***は

 ふよりとその場所を離れて彷徨う

         軈て生きながら常世を見る

 おとうさんの、おともだちを見つけることになるのだけど>>28
(*14) leaf 2022/08/14(Sun) 0:48:55

【人】 四谷 隆史

[生きている、いきている
俺も、セキさんも。

それが、よかった。
それだけでよかった。

血錆の香と、触れた場所の温度が
紡ぐ言の葉が、それを肯定してくれるのだから>>83

でも、流石にぐっちゃぐちゃの顔を見られたら
恥ずかしいものではあったのだけど]
(88) leaf 2022/08/14(Sun) 0:49:10

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 ……へへ。

[ああ、嬉しいな。と思う
タイムリミットの砂時計
落ちきる前に掴めたかのような、心地で

これから、をできるなら
刻んでゆきたい。紡いでゆきたい

その中であなたが貰えず、俺が貰っても手離してしまってた
情や、優しさを。貴方に渡したいと願っている]
(-53) leaf 2022/08/14(Sun) 0:49:35

【人】 四谷 隆史

 勿論!
 一緒に……出よう。ここから。

[お前は、じゃなく一緒が嬉しい。だから俺は強く頷く

チハヤさんだって。もしかしたら攫われただけで
まだ生きてるかもしれない。
それがどんなに絶望的でも
死んだ姿を見たわけじゃないんだ

何時、どうやってここから出られるか、ってのはわかんない
それでも希望が僅かでもある限りは探したいのだ。

(勿論、チハヤさんが怪異の女性と触れ合い
 何を思ったのか――何を決したのか
 ってのは知る由もないのだけど)

でもまずは――]

 ……でも、それは セキさんの
 手の手当て、してからね。

[痛いでしょ。って指摘して
……未だに処置室は怖い。どこか他に手当できる場所があれば。
どうしてもなかったら、チハヤさんに処置して貰った場所に行くしかない。

何にせよ。手当の前にまず止血から始めよう。*]
(89) leaf 2022/08/14(Sun) 0:49:56

【秘】 四谷 隆史 → 千早 結

― 名もなき病室にて>>28 ―

 ……おとう さんの おともだち?

[まなぶ、と名付けられ。父に呼ばれぬまま
この世に生を受けることもなかった命の欠片は
病室の一室にいる

おとうさん の おともだちを見ていた

おとうさん が さがしてたのをしってる
だから みてたのだけど
まなぶ が みえるのだろうか

まなぶのこえ  きこえるのだろうか]

 おとうさん おなまえ よんで
 まなぶの……  おなまえ

[それだけを願う人魂にもなれない残滓は
透明で、いまにも消え入りそうな声で願いを零す

名を呼んでほしいのか? 問われ頷けば
自分を撫でる手があった

……それで、この残滓は理解する
おとうさん の おともだち も
もうはんぶんは こちらのほうの ひと なのだと]
(-55) leaf 2022/08/14(Sun) 0:54:19

【秘】 四谷 隆史 → 千早 結

― 名もなき病室にて>>28 ―

 ……おとう さんの おともだち?

[まなぶ、と名付けられ。父に呼ばれぬまま
この世に生を受けることもなかった命の欠片は
病室の一室にいる

おとうさん の おともだちを見ていた

おとうさん が さがしてたのをしってる
だから みてたのだけど
まなぶ が みえるのだろうか

まなぶのこえ  きこえるのだろうか]

 おとうさん おなまえ よんで
 まなぶの……  おなまえ

[それだけを願う人魂にもなれない残滓は
透明で、いまにも消え入りそうな声で願いを零す

名を呼んでほしいのか? 問われ頷けば
自分を撫でる手があった

……それで、この残滓は理解する
おとうさん の おともだち も
もうはんぶんは こちらのほうの ひと なのだと]
(-56) leaf 2022/08/14(Sun) 0:54:19

【秘】 四谷 隆史 → 千早 結

[おかあさん は まなぶといつもいっしょにいるけれど
もう どろどろとして しくしくして
ひとのかたちを 保てなくなってしまった

でもおとうさんのおともだちは こっちがみえて
でも、あっちがわ

ふしぎな ひと

ざいあくかんは わからないけど
おとうさんが悲しんでいるのを 残滓はみていた
だから小さく 頷いた>>29

ふしぎ、ふしぎ。 

大丈夫だよと撫でる青年の周囲を漂う
今まで何度も言っても、聞こえないのをしってるけど
でも、とてもふしぎ そうであればいいなと
それは 小さく笑むように きらきらと残滓を震わせた]

(それも夢、と思われるだけかもしれないけど)
(-57) leaf 2022/08/14(Sun) 0:58:44

【秘】 四谷 隆史 → 千早 結

[おまじないのようなことば

それはきっと おとうさん の おともだち の ねがい

ちいさな残滓は、涙の粒のように
きら、きらと光の粒を零しながら消えていく

最後に微かに頷くような仕草を見せて*]
(-58) leaf 2022/08/14(Sun) 1:00:28
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a23) leaf 2022/08/14(Sun) 1:03:53

四谷 隆史は、メモを貼った。
(a24) leaf 2022/08/14(Sun) 1:03:53

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


………ありがとう。

[不器用ながらも、微笑わらってみせる。
お前のような笑みは出来ないけれど。

なんとなく、お前の気持ちが
なんとなく……分かったような気がした。]
(-60) りお 2022/08/14(Sun) 10:17:41

【独】 四谷 隆史

/*
カナちゃんとエンカウント……かも!?
わくわく。これで■■さんに
セキさんが認定されるかも!?わくわく
(-61) leaf 2022/08/14(Sun) 11:11:32

【人】 四谷 隆史

 でも痛そうだから……。

[平気だというけど、俺には滴る血も相まって痛く見える
――互いに、互いの傷を慮る中、
傷の痛みに心を痛めるのも互いにかもしれない

拒まれたら俺が平気じゃないと手当しようとしたので
拒まれずに一安心していた>>99

そこにある熱を、慈しむように。]
(108) leaf 2022/08/14(Sun) 12:08:24

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 ……。

[ああ、セキさんが笑った。
それが嬉しくて。あたたかくて

――あなたが生きててくれて、うれしい]

 どう、いたしまして。

[俺も笑う。とても、嬉しそうに]
(-62) leaf 2022/08/14(Sun) 12:08:43

【人】 四谷 隆史

[病室を出る提案をする彼に頷く。
家に帰るまでが遠足と昔保体担当のゴリ松がいっていたけれど
それこそ、チハヤさんを見つけたとしても
ミイラ取りがミイラになる可能性はあった

出口……兼、入り口のエントランスまでは少し遠く
他に出入り口が確保できるならそれが良い。


伸ばされた手に、うん。とうなずいて掴む。

2人が去った後の病室にはもう、誰も*]
(109) leaf 2022/08/14(Sun) 12:09:05

【人】 四谷 隆史

―→そして廊下へ ―

[相変わらず、廊下は照明はついているが薄暗いように感じる。
ひかれる手の温かさが、これが現実と認識する鎹のよう]

 ……堕胎室で消えて、
 次に見え、た。多分チハヤさんと思う人が
 ここの廊下、だったから。

 ……確かに、そうかも。

[何が起こっても不思議ではないこの場所
若しかしたら別の所
或いは入口にいたりして。実際どうなのかはわからないけど

と、セキさんに首肯する。>>103

時間の感覚は曖昧で。
随分長いこといる気がするのは、多分少し休んでも
未だ不安と、疲れが体を蝕んでいるからであろう

それでも、セキさんがいるなら大丈夫だと
根拠はないけど、そう思っていた。]
(110) leaf 2022/08/14(Sun) 12:09:18

【人】 四谷 隆史

 う、うん。

[セキさんの傷のない方の手を握り
たっ、たっと暗い廊下を急ぎ足。

足音と、呼気がやけに廊下に響くような気がした
――本当にそれだけ、なのだろうか]
(111) leaf 2022/08/14(Sun) 12:09:34

【人】 四谷 隆史

[僅かにセキさんが耳にした歌>>0:63をもし己が認識したとしたら
あ。この歌知ってるって思うだろう。

あいつと買い物をしてる時に聞いたことがある
確か20年くらい前の懐メロのやつ。
去年有名な歌手がカバーして
そこそこヒットした奴じゃなかったかな。

あいつも好きだった、歌。
――後ろ髪をひかれるような。どこか胸を
掻きむしる、ような

この病棟は未だ夜が明ける気配は見えず
その歌もまた、どこかで>>77愛を唄い


愛する誰かを、まっているのかも、しれない*]
(112) leaf 2022/08/14(Sun) 12:09:50
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a28) leaf 2022/08/14(Sun) 12:13:04

【独】 四谷 隆史

/*
カナちゃんとエンカして
死者の仲間入りするのかしらん
どきどきがーとまらなぁい(歌。7点くらい)
(-63) leaf 2022/08/14(Sun) 12:15:28

【独】 四谷 隆史

/*
俺は……歌ってはいけない……!!!
タンバリン叩く係ッ(いましめ)
(-64) leaf 2022/08/14(Sun) 12:15:58

【人】 四谷 隆史

[チハヤさんを探すなら、詳細な館内図があった方がいい。
前に消えた場所……堕胎室を思い出せば
また、肺腑が冷えるような心地を覚えるものの
地図の話題>>124で、漸く自分のスマホを思い出す
同時に、交換したLINEのことも]

あ。ある。見取り図の写真、撮ってた。

……。

[スリープ状態のそれをフリックする
LINEを見るが、メッセージは何もない。]

《いま、何処にいますか》

[……既読もまた、つかない]
(129) leaf 2022/08/14(Sun) 21:16:23

【人】 四谷 隆史

[LINEアプリをスライドで仕舞って
エントランスにあった院内図の写真を
セキさんに見せた

……窓の外は未だ暗く。
朝日の気配も今は遠いように思える

廃病院というなら、ネズミやコウモリといった
不浄な生き物でもいるかとも思うが
それも今のところは窺えなかった。

……まるで、時を止めたまま朽ちていくかのよう]
(130) leaf 2022/08/14(Sun) 21:19:40

【人】 四谷 隆史

あれ?懐メロ…?

[何処かから聞こえる歌声>>77
女の人のもの、だろうか

彼女が好きだった歌だ。とはいえ別の歌手が唄った
リバイバルのものだけど>>112

もう決して戻らぬ日を思い出せば、胸が軋む]

セキさんも……

[聞こえましたか。と、尋ねようとして


硬質な音>>128]
(131) leaf 2022/08/14(Sun) 21:26:54

【人】 四谷 隆史

[手を引かれて、セキさんが蹴ったなにかに近づく。

……小さなそれは]


スマホ、 ……。


[見覚えがある色だ。
LINEを交換したときに見た色だ]


…… チハヤさん、のかも、しれない
(132) leaf 2022/08/14(Sun) 21:29:03

【人】 四谷 隆史

[確か、交換する時に
起動画面を見たことがある

綺麗な、一面の青があった>>118
ちらとだけ見えただけだから、違うかもしれない
……俺の記憶違いであって。]


……。


[触ったそれがロック画面をうつし出す。

綺麗な、きれいな青を]
(133) leaf 2022/08/14(Sun) 21:31:49

【人】 四谷 隆史

[から、ん]




[手の中から滑り落ちる薄い四角は]



[乾いた音を奏でる*]
(134) leaf 2022/08/14(Sun) 21:33:03
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a38) leaf 2022/08/14(Sun) 21:36:21

【秘】 四谷 隆史 → 千早 結

チハヤさん……


[誰か。嘘だと、いってくれ*]
(-77) leaf 2022/08/14(Sun) 21:37:17
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a42) leaf 2022/08/14(Sun) 23:20:39

【独】 四谷 隆史

/*
タチバナサアン!
(なんという……)(拝み)
(-84) leaf 2022/08/14(Sun) 23:45:16

【独】 四谷 隆史

/*
そして死者の仲間入りしたかったセキさんに
シンジャヤダヤダムーブしてしまったことを…!
土下座せねば…!

(だってあの懺悔への対応されたら……
タカシのなかでとても大事になってしまったのだよ……)
(-86) leaf 2022/08/14(Sun) 23:48:19

【人】 四谷 隆史

[やはり、あの連れ去られてしまった人はチハヤさんだったのだ
なぜ気づけなかったのか。そして、
連絡手段もまた、途絶えてしまった

圏外のままの自身のスマホはポケットの中に
足元が崩れるような心地を孕みながら、
呆然としていたときであった>>137]

……セキさん。

[肩に添えられた手と、かけられた言葉にはっとする
そうだ。まだ、まだ死体を見たわけではない

見たわけではないのだ
……それがどれだけ儚い希望的観測であっても、だ
掌を握る手に導かれ、その場を後にする

俺が手から落としたチハヤさんのスマホは、
セキさんのポケットの、中*]
(151) leaf 2022/08/15(Mon) 2:59:49

【人】 四谷 隆史

ー→病室エリアー

[二人向かう先は病室エリアだ。
地下や精神科病棟を経由し、まだ足を踏み入れたことのない場所。

やはり人気を感じない、音を闇が飲み込んでしまうような廊下を、歩く足音二つ
歩みを進めると、先程聞こえたような歌がはっきり
聞こえるような気がした]

……、

[やはり、あの歌、なんだろう
まるで過去を呼び覚ますような……>>140]

聞こえてた、やつっすね……

[セキさんも聞こえていたらしい。
首肯するが、問うた貴方はどこか表情が険しく見えた]
(152) leaf 2022/08/15(Mon) 3:04:39

【人】 四谷 隆史


……!


[聞こえた歌が嫌いだ。と。紡いだ彼は
廊下の窓を叩く
まるで歌を止めるように……或いは掻き消すように。]
(153) leaf 2022/08/15(Mon) 3:06:40

【人】 四谷 隆史

セキさん、手、手の傷また開くかも…

[何度か、叩いても窓はびくともしない
叩く手が傷ついた方ではなかったとしても
振動で開いてしまったら。
慌てる己は、傷口が開いていないかを確認しようとするだろう

だが。問題はそれだけではなくて

窓の外は、闇
成人男性が全力で叩きつけても窓は割れる気配もなく
そこに無傷である違和感。
それに未だ気を遣らないは行幸やもしれない

気づけば、また悲鳴をあげてしまうやもしれないのだから**]
(154) leaf 2022/08/15(Mon) 3:11:49
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a44) leaf 2022/08/15(Mon) 3:14:44