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人狼物語 三日月国


151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】

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【秘】 害獣 シャト・フィー → 遺制 アマノ

机の上の鳥を捕まえるには、机の前の貴方の傍を通過せねばなるまい。
じり、じり、にじり寄り、貴方の傍13cm程まで近づいたところで、雑談内容が耳に入る。

「アマノ、狼さんしってるの? みかた? ……兎さん?」

そっちにより興味が向いたので、ついつい話し掛ける。
鳥はまた、見逃された。ラッキーバードかも。青くないけど。
(-115) shingetsusou 2022/06/17(Fri) 17:19:47

【秘】 遺制 アマノ → 羊很狼貪 ミズガネ

「本当か〜?結構心配はしてんだぜ。確かにはじめてじゃないとは言え、内容は遥かに血に満ちてたし……歌で全部流すって程に甘くもなかっただろ」

言いながら、付いていく形なので背中から揺れる髪をぼんやり見つめた後、ぴろっと捲るようにもみあげ辺りの髪のひと房を指で掻き分けようと試してみる。

そんな事をした後、付いていった先で玄関前の二人の様子を眺める。帽子がめくれて中には……

『ぴぃっ』

貴方を見上げて元気よく満足げに笑顔の鳥だ!

夏のお帽子を被るには少々大きいもので、もはやかくれんぼに近かった小さな冒険ですら、本人は楽しかったらしい。
暫しにこにこしていたが、何かに気付いたように『ぴ?』と首を傾げだした。

「お、名前決めたのか。黒?いや違うクロ?」
『ぴぴ?』


自分の事だろうか。ひよエナガは黒しか知らないので、自分の身体を見つめてぱたぱたと小さく跳ねた。
『白だよ〜』
と言いたいらしいが、これは嫌がっているとかではなく
『いいの?』
と聞きたいらしい。
(-119) poru 2022/06/17(Fri) 19:25:42

【秘】 遺制 アマノ → 害獣 シャト・フィー

「うおっビックリした。ってか
近っ!

 
……なんだシャトか……
いたなら声かけてくれ」

まさか鳥が再び狙われていたとは思わなかった故に、呑気にいるか?とばかりにつまみに食べていたさきイカをポイと投げた。

「いや、知らねえよ。あくまで推測。
俺はバラニとミズガネはどう見ても狼に見えねえからよ、全員残ってると思ってたんだが……

昨日、レヴァティとニアが争ってただろ?狼同士でやるとは思えない。だが、死んだ扱いの奴らの反応を見てたら狼ゼロにも思えない。

俺、深林之民だからな。今回エラーが出たとかなんとかで一応は狼の味方……らしい?」

ぺらぺら、さらさらと役職を漏らす。
元々ふわふわとした立ち位置の存在もある。だが考えていなくともない。むしろ考えた上で好き勝手しているように見えるかもしれない。

「兎はサルガスじゃねえかなって思うけど、これは完全に能力からの推測なんでわかんねえな〜。……って言うか、お前の方が意外だな。シャトも推理に興味あったのか?」

狼と兎はわからずとも、鳥はラッキーバードでした。
(-120) poru 2022/06/17(Fri) 19:31:28

【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 遺制 アマノ

「そりゃァ甘くはなかったよ。フツーにきつかった。ただ……言ってくれただろ。……。ま、キスし返したいのが処刑怖かった気持ちに勝った程度には元気……、
 
……ッ何すんだよ


死まで連なる苦痛と恐怖に勝ってしまうほど強い感情なんて復讐心しか知らなかったのに、カウンセリングをサボりたかった理由が早くキスしたかっただなんて馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
あなたが掻き分けた先の耳はほんのり赤くなっていた。男は振り向かない。


そんなことがあった後、鳥との対面時には普段通りに戻っていたため、鳥の様子には微笑ましそうに目を細めていた。

「ああ、クロ。かっこいいとか賢いって意味の言葉だよ。
 お前は白いけど賢いからクロ。名前の由来は俺達だけが知ってりゃいいだろ?」

クロを踏まないように自室に入っていく。
囚人用の個室の広さなどお察しで、ハープと二人分の楽譜台が少し窮屈そうに置かれていた。机の上に置かれた楽譜本の上に帽子を乗せるようにして置いて、部屋の主はベッドに腰掛けようとするだろう。
(-121) uni 2022/06/17(Fri) 20:23:08

【秘】 害獣 シャト・フィー → 遺制 アマノ

「声掛けたら、…………はむっ!」

逃げられちゃう、と続けようとして、投げられたイカをパクッとキャッチする。幸か不幸か、少なくとも鳥の飼い主の心の平和は守られたのかも……しれない。

もぐもぐやりながら、全てあっぴろげに話す貴方の言葉を興味深げに聞いて。
イカを咀嚼してたおかげで、様々顔に出なかったのは幸いかもしれない。

ごくん。

「すいり、わかんない。ので、興味ある、知りたい!
バラニさまーと、ミズガネはおおかみぽくない?
レヴァティとニアボスが、おおかみぽい?

どーやってかんがえる? みんな、ひみつしてる!」

貴方が話した推論のやり方を教えて欲しいなってねだる。
ついでにさきイカももっと欲しいなって目をしてる。
(-124) shingetsusou 2022/06/17(Fri) 20:55:53

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 遺制 アマノ

「…………」

そうなのだが、そうとは言わない。代わりに無言での肯定を送る。
素直じゃない。


「こだわりが無いのは確かだが、サラッといい話に持って行こうとするな。隙あらば俺のツケにしてるのは事実だろ」

「……。もしかしてお前、相当偉い地位に付いていたのか?
 ただ、そうか。……そうか。

 馬鹿だとは思わないが。善性を信じてそれが裏切られるのは、やり切れなくなるな。」
(-127) smmmt 2022/06/17(Fri) 21:08:49

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 遺制 アマノ

/*
突然のPL連絡失礼します。
こちら狛犬なのですが、本日そちらに吠えるのは大丈夫でしょうか?という旨でご連絡させていただいております。
吠えられると困る役職であれば、お伝えくだされば他の方に変更いたしますので、是非遠慮なく言ってくださいませ!
(-128) smmmt 2022/06/17(Fri) 21:09:47

【秘】 遺制 アマノ → 羊很狼貪 ミズガネ

「言ってくれた……どれの事かわからんな、意外と心当たりがあるが最後のキス云々か?あれ、聞こえてないと思って言ったのにすげぇな、人間の生命力って」

勿論聞こえてない方がよかったわけでもないが、少し人体の生命力に感心はした。
僅かに見えた肌の色が、平常心とは違う色なのを確認すれば「照れてるー」とわざと振り返らないあなたに当てつけのようにやいやいと言っていた。

『ぴぴぴっ!ぴぴっ』
『チュリリ』


言葉の代わりに身体で表現するかの如く、何度も何度もその場でジャンプをしながら手のように両羽をパタパタ!ご機嫌なその様は少し誇らしげで、とっても嬉しかったのか何度か羽ばたきの後に、部屋の楽譜代の上に器用に降りて、歌を歌い出した。
……丁度貴方の処刑時に歌っていたものだが、他意はないだろう。

「……そうだな。いい名前と思う。鳥も喜んでるってよ。俺は名前で呼んでられない代わりにお前がその分呼んでやってくれ」

「ちっさい音楽室にも見えるな。こっちの方がやりたいならこっちでもいいが」

無論、こっち(楽器)の対義語はキスだ。
(-133) poru 2022/06/17(Fri) 22:01:02

【秘】 遺制 アマノ → 害獣 シャト・フィー

「推理って言う程じゃないが、バラニが狼だったらあんな自主的に死にやしないだろうしな。あの様子は仲間に迷惑かけるとかは考えてなかった。短期役職か窓役職だ。

ミズガネは狼じゃない。聞いて知ってるから。
シアンとサルガスの死体が出たが、死因が出ていたのは前者だ。つまりはサルガスは毒殺されたとして、魔女の毒か?俺はここは完全に勘で兎と見てるからな。狼も無さげと考えてる」

ちら、と貴方の様子をうかがう。
本当に何の変哲もない推理だ。その割にこの男はやる気を表では見せていなかった。……一応、看守としての盛り上がりだのを契約していたのか、あるいは自主的に意識していたのはあるのかもしれない。

「正確には「レヴァティとニアのどちらかが狼」と考えている。どっちも吊れば、『お祭りが限界まで長引かせる』ができる。……最後の投票先は何も決めてない。絶対ゲームに勝ちに来た気じゃないが」

「俺は、何もなければニアに入れるつもりだ。これで狼が1人は吊れて最終日が迎えられると思うから。
最終日さえくるなら、正直なんでもいいし、最終日の票すら今はフリーだ。で、シャト。……どうする?」

何かを、尋ねるような問いかけ。
(-134) poru 2022/06/17(Fri) 22:10:33

【秘】 遺制 アマノ → 枯木寒巌 メレフ

「まあソフィちゃんのツケにしてるのは事実だけど、良い話かはともかく情緒が育つようにって考えてるのも事実だぜ〜」

恩着せがましいと言えば、そうかもしれない。

「俺自身は何も偉くなかったがな。貧民だったし。
ただちいとばかしお勉強の才能があった。それでも、引っ張り上げてくれたのも、俺の研究を支援してくれたのもずっと義姉のお陰だよ。地位だって俺より高かった。

……まあ、な。ただ裏切られるだけならいい。詐欺に引っ掛かるだけなら後学にできる。……もう失ったんだ。本当は、いくら金なんて集めても"その時"なんて、来やしないんだけどな」
(-136) poru 2022/06/17(Fri) 22:16:39

【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 遺制 アマノ

「頑張ったな、って。……一応全部聴こえてた。何も見えなかったからアンタがどんな顔してたかは分からねェけどな」

やいやい言われたのはただひたすら黙殺して、それから。

クロがご機嫌な様子を見るとどこか安心したようにほっと息をついた。
姉がもしペットを飼えるならと考えていた候補の中からじゃなくて、自分で考えて決めたものだったから。


……死ぬ間際まで聴こえたこの歌をあとでともに奏でよう、とそっと心に決めながらベッドに腰掛ける。一人分の体重じゃ、まだ軋まない。

「あいよ。……。クロ、ちょっと待っててな。今から俺、お前のご主人サマから貰うものがあるからさ」

優しくクロに声をかけてからあなたを見上げる。呼びかけた言葉そのものが"こっち"を後回しにする意思表示でもあったが、それはそれとして。

先程一旦収めた、熱の残滓、高揚、幸福感。再度手繰り寄せた際に熱の滲む心地がしたのは、瞳や頬だけじゃない。


「くれよ、アマノ。あれだけじゃ物足りない」
(-142) uni 2022/06/17(Fri) 22:42:24

【秘】 害獣 シャト・フィー → 遺制 アマノ

「むきゅう……」

唸りながら考えてみる。考えを、口に出してみる。
それぞれの、気持ちになってみながら。

「バラニさまーだったら、ん、おおかみ2匹しかいなくて、しんでもいいよって言わないとおもう。……狩り、できないでおわっちゃうのつまんないし。
ミズガネは、きもち、わかんない。んっと、でもアマノさまーがえらばれそうだったとき、別のとこどう?ってしてた?
でも、ボク、ミズガネ、アマノさまとなかまって知ってるから、わかんない。

でね、サルガスさまは、ボクが食べられないの!」


最後ばかり、ちょっと嬉しそうに言い切って。それから、黙り込んでしまう。
考えて、考え込んで、たっぷり考えて。
言葉は拙くとも、獣なりに考えて、自分のお腹の中を見つめて。

ニアトリガー、みんなに処刑されるの、いやがってた。
ボクも、……トリガーがヤになるの、ヤ。

でも、終わるのヤだから、そしたらボクかどっちか。
ボクがちゃんとかくれてて、その方がいいってわかってる。

むぅぅ……」

この辺で獣の頭は限界。それでも頑張った方。随分情報は漏らしてしまったけど。
ぷしゅう、と頭から湯気を立てて。

ニアトリガー、しななくて、いちばんながくつづいて、勝つほうほう、ある?」

机の端に沈没した頭を凭せかけながら、貴方にぶん投げた。
(-143) shingetsusou 2022/06/17(Fri) 22:46:00

【秘】 遺制 アマノ → 枯木寒巌 メレフ

/* また狛犬さんとの事で、こちらは大丈夫です!
窓役職ですので特に何かが起こるわけではないですか歓迎ですわ!ロールに反映などありましたら是非して頂けたらと思います。
(-146) poru 2022/06/17(Fri) 22:59:14

【秘】 遺制 アマノ → 羊很狼貪 ミズガネ

「あー……。……別にあん時は特別な顔してなかったとは思うが……、
あー…………」

もしあなたに視力が当時もあったとすれば、貴方が少しでも苦痛なくと、穏やかな笑顔がただ見えただけだろう。

じゃあ今は何かというと、それを一つ一つ思い出させられる事に、少し変にキザなことを言ったか?とか、色々羞恥で恥ずかしくなっていたりもした。


『チュリリリ』
『ピッピ』
『チュ』

『ぴぴ!』


途中まで例のあの歌を囀っていたが、待っていてとの言葉を聞くと、ミズガネの帽子の上に乗って椅子をつくるように丸くなってそこに収まった。
……何をするか理解しているのだろうか?とにかく、邪魔をする様子はなさそうだ。


あなたの隣に腰掛ければ、それだけでベッドが軋む。少しでも身動ぎする度に時折スプリングがギシ、と音を立て沈む中、触れるだけの鳥のような口付けを一つ。

「こう言うのはお前はてっきり……
 ”もう”御免だって言うかと思ったんだよな」

そう言う扱いではないとは言え、ペット時代の事を思い浮かべないか心配するところもあった。でも、これなら構わないのだろう。
そうじゃないと求めてくるはずがないのだからと、己に言い聞かせるように復唱する。これは、不安なんだろうか。何に対しての?


上から絡めるように貴方の手を掴み、貴方を緩く突き飛ばしてベッドに押しつける。
その手をシーツに縫い付けるように顔の横あたりで指を絡めながら、先程の触れるだけキスとは違う、舌同士を絡め、擦る──貴方にされた口付けの、お返しだ。
それは決して手慣れた行為ではない雰囲気を感じる。先程を真似し、出来る限りの深さを与えようとした努力が微かに見える。
(-148) poru 2022/06/17(Fri) 23:25:48

【秘】 遺制 アマノ → 害獣 シャト・フィー

「おーおーショートしてら。結構頑張れるじゃん。オレンジジュース飲むか?」

適当に頼んだジュースを差し出しつつ、貴方のたまに零した情報などを整理するように頷いて暫し考える。

「ニアとシャトが狼って事なんだろ?
……不可能、とまではいわないが『わりと難しい』だな」

「シャト、お前を今日吊るように持っていく」

「一番楽な方法は、これだ。狼が1人になるから一番長く続く。ニアは死なない。ここまでは可能だ」

「……ただ、最後の日にニアが死なないかどうかは。狼が勝てるかどうかは、わからない。そこは残った面子の意志次第になるだろうな」

「どうする。ニアに相談してきてもいいぜ。……俺は、最終日さえみられりゃ、『狼側の看守』としての役割は果たしたと思えるから、あとは俺の好きなように動いても全く問題ないと思ってる。

お前達が最終日を寄越すために行動をするなら、最後の日は、協力して構わない。元々狼陣営だしな」
(-149) poru 2022/06/17(Fri) 23:33:36

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 遺制 アマノ

恩着せがましいとも言えるようなその言葉には、微妙に納得が行っていない様な表情になりつつ。情緒が不足気味なのは確かなので。

「…………。失ったって言うのは、」

もしかして、と。過ぎる。
けれど、それだけ大きな存在である相手が居た事に。ほんの少しだけ羨みと似た感情を感じた、というのは。あまりにも酷なので、黙っておくことにする。


此処に居るのは、壊れてしまっている人間だらけ。
誰かが言っていた言葉を、繰り返す様に思い出して。


酒をもう一口。

「それでも尚止められない、か。……ままならないな」
(-152) smmmt 2022/06/17(Fri) 23:57:56

【秘】 害獣 シャト・フィー → 遺制 アマノ

「あぅん……のむぅ……」

首だけ擡げて、ジュースのストローをちゅー。
酸味と冷たさが沸騰した脳に心地良い。

「ふたりとふたり……たぶん。うんまかせ……?」

自分を差し出したとしても、最後は同数ランダムになるだろうとこまでは計算出来てて。

「くぅん……」

絶対的な理があれば、それに従えるのだ。
だけど、そうじゃないと叫ぶ心があるから、迷っていて。

絶対的な命令があれば、考えなくて済むのだ。
結局、未熟な心は。

「訊いてくるぅ……」

ふにゃあ……って、それでも考え込む様子を見せながら、ふらりと離れて行った。
戻ってくるまで、暫しの時間がかかるだろう。
(-154) shingetsusou 2022/06/18(Sat) 0:04:03

【秘】 遺制 アマノ → 害獣 シャト・フィー

「はいよ、いってらっしゃい。
ま、俺は最終日が来さえすればいい。
ニアでもシャトでもどちらにでもな。指示があれば持って帰ってきてくれ」

軽く手を振って見送っただろう。

『ビビ』


その片隅で鳥は威嚇していた──
(-157) poru 2022/06/18(Sat) 0:14:47

【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 遺制 アマノ

クロが帽子の上に収まる様を視界の端に収めてほっと息をつくより先に息を僅かに呑んだのは、己の隣に座ったあなたとの距離が存外近かったから。
触れるだけのキスに優しさを感じてしまうなんてどうかしている。


「ああいうのは慣れてた。もう御免だと思ってる。
 でも、こういうのは知らない。慣れて、ない」

慣れているはずの行為のひとつひとつで知っているものと違う感覚を覚える。それに対して抱くのは不安以上の期待感で、高揚と幸福感に振り回されていて、だから拙い言葉でそう伝えて。


ベッドに沈み押し付けられれば頭の後ろで軋む音。横たわったことで広がった髪がシーツの表面を優しく撫で、縫い付けられた手は爪を立てることもなくあなたの手を握り返す。

ほら、まただ。自分からした時にも感じた熱が思考の端を僅かに溶かす。自分からした時よりもよっぽど強いそれに、浅ましい自分がもっともっとと囁くのだ。


舌の拙さですらも高揚に変わっているのか、鼻にかかった短い吐息を抑えることなく流れるがままに流す。あなたの努力を受け取って瞳を閉じると、控えめに舌を絡ませ応えながら素直に快楽を示して見せた。
(-162) uni 2022/06/18(Sat) 0:27:49

【秘】 遺制 アマノ → 枯木寒巌 メレフ

「義姉だよ。よりによって民衆に裏切られた。
公共事業っつーとわかり辛いか……。

そーだな……環境破壊が絶望的だった場所でようやくそれを何とかする技術を、地位も家柄もよくて同じ開発者である義姉とな、開発したんだよ。失敗した。システムが暴走して義姉が死んだ。……結果的には、民衆に殺されたようなもんさ。

……俺達の後世の評価は最悪だろうな。『科学かぶれの失策の最悪の政治』だろう。俺はもうこれ以上を、“誰も居ない世界”を見る前に身を隠して隠居してた。そうして、引き籠り続けて気付きゃ宇宙進出とか言う時代にきた」

「……無意味って理解してんだろうけどね。プログラミングのように勝手にそうすんだよ。本当は、あの時俺も死んでたのかもな」

世間話の様な軽い口ぶり、代わらない笑顔。
それが、逆に絶望の上の、笑うしかない笑顔である事を、本人は気付いていない。
気にしていない。
(-166) poru 2022/06/18(Sat) 0:37:52

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 遺制 アマノ

「……やはりか。
 民衆を含めて助けようとしたのに、結果は善意では動かず。……その結果が、義姉の死に民衆からの後ろ指。
 俺は、宇宙に出る事も当たり前で、死が可逆であるこの時代しか知らないが。……。」

世間話の様な口振りと、話の内容の矛盾。絶望を通り越してしまった笑顔。
何と無く、普段の振る舞いの理由がそこに浮かんだような気がした。


「お前も飲め」

勝手にあなたのグラスに酒を注ぐ。
(-206) smmmt 2022/06/18(Sat) 12:52:39

【秘】 害獣 シャト・フィー → 遺制 アマノ

貴方の端末に、録音メッセージが入る。
なにせ、文字を使うのは苦手なもので。

『ボクが、みんなとあそぶ! ので、きよきいっぴょうをおねがいします?』


投票先をシャト・フィーへと願う連絡。
短いそれは、貴方の元を後にした時の、意思決定を他人に任せようとするものではなく。
自分が望んだ、という自信に溢れたものだったろう。
(-227) shingetsusou 2022/06/18(Sat) 16:55:37

【秘】 遺制 アマノ → 害獣 シャト・フィー

「……そうか、お前が決めたならそれでいい。
 ならシャトに入れるわ。
 投票がどうなるかわかんねえけどな〜。

 俺の仲間はもう墓下だが、……んー。メレフ辺りなら頼めばシャトに入れてくれるかもしれねえな。伝えとくか?
 そっちが言いに行っても、逆に変に正体バレそうだから止めといた方がいいなら何も動かないでおく」
(-230) poru 2022/06/18(Sat) 17:10:49

【神】 遺制 アマノ

「希望はね〜ない訳じゃないが……んー」

微妙に歯切れの悪い声。

「まあ、俺はもう決めてるとだけは言っとくわ」
(G7) poru 2022/06/18(Sat) 17:12:14

【秘】 遺制 アマノ → 羊很狼貪 ミズガネ

「違うって……」
「言ったって、」の続きの
“同じじゃないのか”
の言葉は出なかった。
もし突然心変わりでもされたとして、無理やり押さえつけて同行なんてするつもりもない。それが行われていたとしたら、確かに別物で、慣れてないになるのも当然だろう。

燻っていた何かに対する感情が、少しだけ治まる。
それが何かとか、まだ消えきっていない事に思考を馳せる余裕は今はない。


これはキスへの催促なのだから行うのはキスまでと、触れ合いで生まれる特有の熱で不明瞭な思考の中、それだけを考える。

相手が自分に合わせてくれているのがわかるからこそ、踏みこめる接点を見逃さないように舌先に意識を集中させて、僅かな呼吸や表情の変化を見逃さないように薄らと注意深く目を開けたりもした。

舌を絡め合うにしても、相手の呼吸と動きを確かめながらそれに合わせつ、時折くすぐったいとされる上顎を舌先を尖らせてなぞる。

「…………」

そう、催促されるならここまでだ。反応して苦しくなっているかもしれない互いの履物について触れることはない。ないけれど。

『これもキスの一環だっけ』とばかりに、絡めていた手を一つ解いて──貴方の首筋に、男の太い指がコツコツと辺り僅かに力が込められていく。
“あの日”のように。
(-232) poru 2022/06/18(Sat) 18:10:42

【秘】 羊很狼貪 ミズガネ → 遺制 アマノ

ちりちりと思考が焼け、溶ける。溶け落ちるだけならまだいいのに、落ちた熱が腹奥に徐々に溜まっていってしまうのはどうしたらいいのだろう。


目を閉じている男とあなたの視線が交わらなかった。しかし、そうして確認するのであれば、舌奥よりも舌先への刺激をより好んでいることや、上顎への刺激で思わずといった様子の跳ねた声が漏れていることが伺えるだろう。

ふるり、ふるりと震えてはシーツの海を泳ぐこともできず小さく藻掻く。拒絶ではなく、寧ろ受容であり、与えられるままに溜まっていく熱に揺れる。その足は甘え擦り寄るしぐさにも似て。

薄っすら瞳を開いたらきっと目が離せなくなってしまう。なんで、こんな。こんなに嬉しいの。


「……ッん、あ、まの」

首に掛けられていく力に気付くとキスの合間にあなたを呼ぶ。自由になった手は首に伸びることはなく、あなたの熱が履物に抑圧されていないか確認するためにあなたの腰に、それからそこへと伸びる。

「もし、もし俺が願ったら」
慣れていない心地良い熱の先を、あなたと感じ取りたいと願ったら、


「塗り替えてくれるの……?」
キスだけに留まらない触れ合いをともにしてくれますか。


欲しがってばかりの浅ましい俺でも受け入れてくれますか。
(-236) uni 2022/06/18(Sat) 19:11:09

【秘】 害獣 シャト・フィー → 遺制 アマノ

「むむーん、メレフ?
、きょうりょくしてくれる?

アマノさまーのほうが、やりかた、くわしい?
ボク、狼かどうかはまだひみつしとくって。」

つまるところ、どうするかは貴方にお任せって感じ。

「あのね、アマノさまーも、たくさんあそんでね!」

遠慮は無用と言い添えた。


/*返信ぎりぎりになってたいへん申し訳ないです!
(-239) shingetsusou 2022/06/18(Sat) 20:17:16

【秘】 遺制 アマノ → 害獣 シャト・フィー

「秘密にしとく流れなのか。わかった。
時間的に間に合うかはわかんねえが……伝える時間がありそうなら、一応伏せて伝えておくことにする。

……たくさん遊んでね、か。努力するわ。
まあ勝手に竹刀とかパイプ椅子が出てくるから遊びみたいなもんだな??」
(-241) poru 2022/06/18(Sat) 20:34:24

【秘】 遺制 アマノ → 枯木寒巌 メレフ

「ソフィアちゃんソフィアちゃん。
まだ入れる相手決まってなかったりー適当だったりするならシャトに入れない?なんでって言われると口止めされてんだけど……

まあ悪い事とかではないよ多分。
票余ってたらよろしく!って感じ〜」

以上!と連絡は終わりだ。
(-242) poru 2022/06/18(Sat) 20:36:47

【秘】 枯木寒巌 メレフ → 遺制 アマノ

「何だ何だ、藪から棒に。……特にこだわりのない票を入れていたし、此方に損が無いのなら、別に構わんが」

連絡が返って来る。
(-244) smmmt 2022/06/18(Sat) 20:43:00