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人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


フィラメントユングフラウを占った。
ユングフラウ霊感少年のようだ。

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

/* こんばんは!
色々な問題が解決しましたら襲撃ロールしに行きたいわ!
いかが?
処刑のあれこれが終わってからの方がやりやすければそちらでも〜!
(-4) ko_nose8 2022/07/20(Wed) 22:40:57

【秘】 電球 フィラメント → 鳥籠 ワルゴ

*――――、

「反応、ありませんね」
「ワルゴ、今日のところは引き下がるとしませんか?」
「ドアを破ってまで、話を聞く訳にもいきませんし。
というかドアまで破ってしまうと会話どころではないですし」

*宥めるように、あなたに話しかけます。

「ね、今日のところはお部屋へ戻りましょう?」
「――ワルゴのことは、私が確りと調べておきますから。ね?」
(-5) kurohoshi 2022/07/20(Wed) 22:47:01

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

/* どうぞなのだわ〜!!
いつでも!!!OKですわ〜!!
(-6) kurohoshi 2022/07/20(Wed) 22:48:53

【秘】 鳥籠 ワルゴ → 電球 フィラメント

「………………」

「…………」

「わかった……」


渋々、と言った様子で頷いて
自室の方向へと足を向ける。

……その背は怒っている、というより
どこか泣きそうなそれに見えるけれども

がらんどうの籠から、こぼれる雫はない。
(-7) Rurux_is_me 2022/07/20(Wed) 22:58:47

【秘】 電球 フィラメント → 鳥籠 ワルゴ

……ワルゴ!


*少しばかり大きな声で、あなたを呼び止めます。

「……もし私達の中に、本当に主さんを殺した犯人がいるとすれば」
「それを明かさないということは、きっとまだ"終わっていません"」
「箍から外れ落ちて、転がっていく歯車は、抵抗がなければいつまでも転がり続けます」

「ですから、ワルゴ。お願いです」
「冷静さを失わないで。怒りで視界を失わないで。
幼い貴女には、きっと難しいかもしれませんが」
「これが"終わり"ではないのであれば、冷静な目は絶対に失ってはいけないのです」

*あなたに語りかける電柱の彼の声は、優しい兄のような声色で。
*怒りに、悲しみに飲まれているようなあなたを、本気で心配しているようで。

「まぁまぁ、ユングのことは私に任せて頂いて。
きっと、いい報告を持って帰りますから」

*ねっ、と人差し指を立ててから。
*電球の彼も、部屋へと戻るでしょう。
(-9) kurohoshi 2022/07/20(Wed) 23:13:45

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

「…………」

「ユング、居るのでしょう?」

*異形頭の二人が立ち去った後。
*片方の異形の頭が、あなたの部屋の前へと戻ってきます。

「私の異能、お忘れではないでしょう?
この異能、なかなかに便利でしてね。
ちょいと応用してしまえば、部屋の中の電位差などである程度は中の様子が分かるのですよ〜」

*呑気とも取れる口調で、あなたへと話しかけます。
(-10) kurohoshi 2022/07/20(Wed) 23:16:27

【秘】 鳥籠 ワルゴ → 電球 フィラメント

「………………」

「………………うん」

兄の言葉を、ただしく理解出来ているかはわからない。
けれども、ご主人を殺したこの中にいるなら
"終わらない"……それは、わかる。

ひとごろしがこのなかにいるのなら、
きっとひとごろしは、またひとをころすと。

……ただ怒っていては
犯人をただしく見つけられない。
怒ることで夢中で、思考が籠の中に入ってしまうから。


「おねがいね、フィル」

いまは、冷静な兄にまかせて。
あなたに、期待して。

もう夜も遅いから、おへやにもどろう。
(-12) Rurux_is_me 2022/07/20(Wed) 23:29:12

【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ

「モノオキ、モノオキ」
「少しよろしいですか?」

*これは大広間に集まり、ユングの手紙などを読む少し前の時間帯。

「お願い事があって来たのですが……」
(-16) kurohoshi 2022/07/20(Wed) 23:46:58

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

……明かりも持たず。
夜の館を、君の姿を探して歩いている。できるだけ足音は殺すけれども、歩みは遅い。
チャカチャカ、と僅かな音が足元で鳴っている。固くて小さいものが床を叩く……ネズミの足音、のような。

/* おまたせいたしましたわ!
探しますわ!
(-18) ko_nose8 2022/07/20(Wed) 23:53:25

【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント

「う?」

モノオキに?子供はこくこくとバケツで頷く。
お願いはお掃除?箒を指しながら真剣にあなたに向き直った……ように見える。
(-20) axyu 2022/07/20(Wed) 23:58:58

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

*ふと、暗がりの先。
*電球に明かりを灯した彼が、自室に入っていくのが見えるでしょう。

*あなたには特に気付いていない様子でした。
(-21) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:02:38

【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ

「ああいえ、違うのですよ。
お掃除ではなく」

*お掃除は自分でやりますからね、と。
*やんわり宥めます。

「おねがい、というのはですね」

「……今、とても良くないことが起きていることは、
モノオキ、キミにも分かりますね?」
「ですから、お願いと言うのは」

「もしも、誰かが誰かの部屋から出てきたり、怪しいことをしているのを見かけたら」
「モノオキ、キミの信用できる人に、それを教えてあげて欲しいのです」
(-22) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:09:44

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

/*

サルノゥミッソーニ様!秘話ぴょいありがとうございますなのですわ!
更新間際に神窓返信(>>2:G36)したせいで、時間軸がちょっとこちゃになってしまいました……ので、ワルゴ・フィラメントのお二人がいらしてから、再び頂いた秘話でフィラメントが訪問してくださるまでの間に戻ってきたことに……してよろしいでしょうかしら?
(室内状況が分かる異能とのことで、齟齬が出ては申し訳ないなと思っての念の為の擦り合わせですわ……)

それからもうひとつ、もしよろしければこの秘話の終わりに、花瓶の割れる音を聞いて飛び出す……ということにすることで、白の方出ても良いかなという提案でございます。
こちらは時間軸の前後などお好みあるでしょうから、サルノゥミッソーニ様のご意向に従いたいと思いますわ!

空飛ぶ蜘蛛animalより、愛をこめて!
(-23) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 0:10:02

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

/* それでよろしいですわ〜!!
花瓶の件についても問題ないですわ!!それで行きましょうですわ〜!!!
(-25) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:14:13

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

星空を名残惜しげに置き去りに、部屋に帰って来たタイミングは丁度2度の訪問の間だったのだろう。

部屋の中身が戻ったことは貴方には筒抜け。とはいえ、不在の間に来てくれたとは思わず。

▙ ▜▓▗
_ フィル……? いる、けど〕

盛大な嘘つきの最中なのだ。喜んで招き入れるなんて出来ない……筈だったのだけど、貴方なら別。
角を巻くように毛布を被ったまま、扉を開く。最も、覆ったところで意味なんてないのだけど。
〔⿻▫__ 主さまを……したのがフィルだったなら……話、聞かないと〕

貴方が犯人かもしれないと思っている、そんな心の声。
(-26) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 0:24:29

【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント

「うん。」
良くないことが起きている、に大人しく頷いた。誰もが怖がっている顔をしたりしている。もとに戻って欲しい。
「……うあ。」
その次は少しバケツを掻いてから頷いた。

わかるよ。ちゃんとわかる。モノオキは答えを半分知ってる。僕の信用できる人は……

言葉を喋れないので、この声に頷くことしかできないし、しなかった。

「うあ?」
それから首を傾げる。どうしてモノオキにそれを伝えたの?と聞きたい。
(-27) axyu 2022/07/21(Thu) 0:31:49

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

「ああ、よかった。出てきてくれましたね」
「手紙の件についてお伺いに来ました」
「お話、大丈夫ですか?」

*努めて冷静に、沈着に。
*電球の彼は、あなたに話しかけます。

*まるで自分が殺されるとも、はたまたあなたを殺してしまおうとするような雰囲気でもありませんでした。
(-28) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:32:46

【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ

「……ふむ?なぜキミにそれを?といったところでしょうか?」

*長く一緒に暮らしていましたから。
*言葉の喋ることの出来ないあなたの言いたいことは、ある程度なら理解ができました。
*館の中では、ある程度のお兄さんでしたから。

「そうですね、キミが事に関与していないことに確信を持っているから、ですかね」

「それに、そうですね」

「私みたいな胡散臭い電球より、あなたの一挙手一投足の方が、きっと信用されるでしょうからね」
「だから、キミに」
(-29) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:36:16

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

▙ ▜▓▗
_ うん、僕も、フィルと話したかったんだ。……嫌じゃなかったら、入って?〕

部屋の扉を開いて、招き入れる。床に置かれたクッションに、勉強机の椅子。座るところは沢山ある。
自分自身は、ここ数日おなじみになった部屋の隅のベッドに腰掛けて。
距離が近いほど、心の声が聞こえてしまいやすいから、だから、貴方が場所を選べるように。
(-31) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 0:39:23

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

/*
あ、白の方、処刑まわりでやりたいことございましたら、どうぞそちらを優先してくださいまし!ですわ!
取り急ぎ。
(-32) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 0:42:01

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

「ありがとうございます。
では、失礼しますね」

*一度周りを確認してから、あなたの部屋へと入ります。
*適当に床に座れば、あなたにも座るように軽くハンドジェスチャーを。

「ふむ、そういえばお部屋に入ったことはあったかなかったか」
「大体は談話室や大広間でお話してますしねぇ」

*なんて、箸にも棒にもかからないような言葉を挟んでから。

「――それで、ですね」
「単刀直入に聞きます」
「ユング、手紙の内容は本当ですか?」
(-33) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:43:28

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

/*
処刑周りは大丈夫ですわ〜!!!
フィラメントはやることを優先して部屋に戻る予定ですわ〜〜!!!
ですから平気ですことよ!!!
(-34) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:44:51

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「……!チィ、鍵」

手元に話しかける。小さな、君には見えない小さな"音"が、閉まりかけの隙間から中へ滑り込む。

君は鍵をかけるだろうか。
そうだったら、君が扉から離れた後。ひっそりと鍵は開けられる。
そして扉の前へ。戸に耳をつけて様子を伺う。

……寝るかな?
(-35) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 0:45:57

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

*電球の彼は、鍵をかけず。

*戸からは特に何も聞こえず。
*少し開けて確認すれば、机の前に座り、自分の明かりで本を読んでいるでしょう。
*時たま、扉の向かい側にある窓から夜空を眺めたりしながら。

*扉の方へは、意識を向けていません。
(-37) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 0:48:53

【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント

「うふ」
そう、聞きたかった言葉を言ってくれたことに喜びながら頷く。そして理由を真剣に聞いている。
確かに事件の夜、モノオキはなんにもしていない。いつものように歩きながら掃除をしていたり、だろうか。

「ふふ」
胡散臭い電球、には笑いながら首を横に振った。胡散臭いとは思っていないけどフィラメントはなんだかいつもどおりに見える。嬉しい。

「う」
お願い、聞き遂げたよの頷き。だからフィラメントもいつもどおりでいてね、と言う言葉は言えなかったけど、伝わるといいなあ。
(-38) axyu 2022/07/21(Thu) 0:50:42

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

▙ ▜▓▗
_ あぅ……〕

促されるままに、ベッドから降りて、床の上。少し、距離が近くなる。

▙ ▜▓▗
_ そうだね、フィルには、絵本読んであげる必要なかったものね?〕

少し冗談のような言葉を返して。

▙ ▜▓▗
_ ……っ! フィル、フィルがやったんじゃないの?
……ごめん、質問で、返しちゃった。

僕、フィルか、もう一人かなって思って……だけど、このまま、わかんないままじゃ皆、おかしくなっちゃいそうで。
だから、僕のせいってことにして、その間に……話、聞こうと思ってて……〕
(-40) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 0:52:53

【秘】 電球 フィラメント → ガラクタ モノオキ

「ん、ありがとうございます、モノオキ」

*よしよっしと、バケツを撫でる"フリ"を。
*あまりバケツに触れられたくはないでしょうから。

「――最初に見つけた私が、冷静でいないと。
見えてくるものも、見えなくなってしまうかもしれませんからね」


*あなたの言いたいことが分かったのか、ただただ思ったことを口にしただけなのか。
*小さく零してから。

「では、お願いしましたよ、モノオキ」
「きっと、"まだ終わっていない"ですから」
「きっときっと、誰かがあなたの力を必要とします」

「本当は、幼いキミにこんなことを頼むべきではないのかもしれませんが」
「……よろしくおねがいします」

*そう残して、電球の彼は大広間へと向かうでしょう。
(-41) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 1:00:08

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

「いいえ、私はやっていませんよ」
「流石に、演技であそこまで叫んだり明滅したりは、ちょっと難しいですね〜」

*私にはそこまでの演技力はありませんからね、と一つ。

「――なるほど。だからあの手紙を残したと」
「本当の犯人の動揺を誘うため、といったところでしょうか」

「ふむ」

「………悪手ですかね〜」

*歯に衣着せぬ意見でした。
(-43) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 1:02:41

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

▙ ▜▓▗
_ 動揺……誘う……とかじゃなくて…………
その……皆、不安になってたから…………敵意を向ける相手、見えてた方が、マシでしょ?
それぞれが、誰か分かんない相手を疑って、酷いことになっちゃうより……いいと思って。〕

▙ ▜▓▗
_ そっか、フィルじゃ、ないなら……〕
〔⿻▫__ じゃあ、クロ……?〕

バッサリとした意見に、確かに貴方は……演技とかするタイプじゃないって思い直す。同時に漏れたのは、2択のもう片方。
(-46) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 1:10:00

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

「まぁ、ユングの言いたいことはわかります。
――が、結果的に"敵"らしき者が見えたせいで、盲目になってしまうような子もいますからね」

*誰とは言いませんが。

「……さて、誰がやったかは、未だ分かりませんがね」

「そもそも、誰もやっていないのが一番良い訳ですから」

*なんて、当たり前のことを、電球の彼は言います。

「もちろん、キミもですよ。ユング」
「私は、キミがやっていないと思ったから、ここに来たのですから」
(-47) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 1:20:00

【秘】 無線通信 ユングフラウ → 電球 フィラメント

▙ ▜▓▗
_ うん……〕
〔⿻▫__ワルゴ、とか。〕

▙ ▜▓▗
_ それでも……それが、ちっちゃい子とか、身体の不自由な子に行くよりは……僕、身体だけは丈夫な方だし。〕

とはいえ、犯人が誰でもないのが一番なのは本当に心から同意。

▙ ▜▓▗
_ だけど……外の人の痕跡無かったって……ううん、それだけで決めつけるのも……〕

▙ ▜▓▗
_ フィル、ありがとう……冷静でいてくれて。君みたいな人が、今はきっと必要で。
僕は、余計な声聞かせて、皆をもっと不安にさせちゃいそうで。

だから、お願い……皆が、酷いことしないように……見ててあげて。〕

その願いはきっと、遅すぎたのだろう。
皮肉のように、丁度その時。
階下から、硬い物が
割れる
音。

▙ ▜▓▗
_ ……ッ!!〕

反射的に立ち上がり、部屋を飛び出そうとする。
扉へ向かうには貴方の傍を通らなきゃだから、手を伸ばせば留めることは容易だろうけど。
(-48) shingetsusou 2022/07/21(Thu) 1:30:25

【秘】 電球 フィラメント → 無線通信 ユングフラウ

「ッ」

*電球の彼も音に肩を跳ねさせて。
*しかし、あなたを止めることはしませんでした。

*立ち上がることもせずに、少しだけ考えるように電球を撫でてから。

「……やはり、"終わらない"ですか」


*そう、零して。
*あなたの部屋を出て、自室へと向かうでしょう。
(-49) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 1:34:35

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

何をしているのかを確認して、開いた隙間から。

沢山の
友達の友達
が侵入する。
目視で確認することはできないだろう。透明だから。
そうして、外の風の音に紛れるくらいの足音が、君の足元の床を埋めた後に。

「……」
こっそり僕も入る。
扉を閉めて――
キィ。


僅かな、けれども存在感のある、蝶番の軋む音。
もしこちらを見るなら、暗がりの中の僕の姿を見つけてしまうだろう。

でも、君が動けないようにする準備はもう整ってる。
(-52) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 1:56:16

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「―――――、」

*本からは視線を外さずに。
*じぃ、と。読み耽っているように見えます。

*が。

「ふむ、なるほど」
「次は、私ですか?」

*と、振り返らずに声をかけました。
(-53) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 2:02:09

【秘】 ガラクタ モノオキ → 電球 フィラメント

「ふふふ」
きっとモノオキの力が役に立つ……モノオキもそう言われると嬉しい。
幼いから託されないよりはずっといい。モノオキは任されるのが好きだと思う。

そうやって大広間へと見送って、彼もついていく。続きを知る。

その後もなく、まさかそれが最後になるなんて思いもしなかったけど。
(-55) axyu 2022/07/21(Thu) 2:09:40

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「……、ちがうよ」
自分でも、これはびっくりするほど棒読みだった。

「夜は暗くて怖いから、会いに来たんだ」
こっちはそう棒読みにもならなかったけど。
実際これまで停電したときとか、雲が分厚くて月明かりもないときとか、昼間に怖い本読んで夜思い出した時に同じような言い方で訪ねたこともあっただろう。

「……信じて、くれない?」
(-58) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 2:30:13

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

/*
お返事ありがとうございますですわ〜!!
生きていたらそのタイミングにしたいなと更新後の返事を決めましたが、えぇ……生きている間でのご対応願えるかしら…………
時間は巻き戻すものよ…………戻れ………………戻していいかしら………………?
問題があれば
一方的に
後の話を送り付けるわ!
お手隙の際にご確認とお返事をいただけると嬉しいのよ……

48本の撫子flower
(-60) sinorit 2022/07/21(Thu) 2:53:15

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「…………」
「その声はノルですか」

「ふふ、演技するならもう少し心を込めることをおすすめしますよ」

*いまだ振り向かずに。
*しかし、恐怖を感じさせない声色。

「私も信じたいのですがね〜」
「"戸に耳を当て" "中の私を確認して" "鍵が閉まっていないことを確信して中へ入る"」
「これだけ怪しい動きをされたら、疑われても仕方ないと思いますよ」

*どうやって知り得たのか。扉を開ける際の動作を事細かく口にします。
*未だ未だ、本に視線を向けたまま。
(-61) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 2:53:30

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「そんなに分かったの?すごいね。
でも僕だって分からなかったんだ。不思議」
どうしてだろう。
教えてくれないかな?

「どうしてわかったのか教えて」
疑いを晴らそう、とはしない。ストレートに聞いた。
……聞いた後、かな。
(-68) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 3:17:55

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「私の異能、ご存知でしょう?」
「あれの応用ですよ。
微弱な電気を放出して、それに物体や生物が触れるた際の乱れや電位差を感知する……といったところでしょうか」
「丁度良い"電気を受ける物質"もありますからね」

*トントン、と自分の頭を指で叩きます。

「あんなことがあった後ですから、用心のつもりでね」
「まさか、本当に引っかかるとは……、思いもしなかったし、思いたくありませんでしたがね」
(-75) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 9:52:23

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「……コウモリみたいだね?そっか、そんなに便利なんだったら」
透明な手で足のあたりをとんとん、と叩く。見えはしない。服が少し揺れるだけ。

「早めに選んでよかった」
ノルの協力者はネズミだ。ノル本人にも姿は見えないネズミ。
それぞれは弱い力しか持たないけれど、合図とともに君に群がれば……君の体は椅子に縫い留められる。
見えない何か、が体の上を走り回ったように思えるだろう。

「フィー、血がいっぱい出るのってどこだと思う」
君が動けないようになったら小さな工作ナイフを出して近づき、服をめくって首の周りを探る。
……首も電球だったっけ?普通の首だといいんだけど。
(-79) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 14:19:02

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「ああ、そこでは駄目ですよ
見ての通り、電球ですから」
「背中を一突きするのがオススメですかね〜」

*まるで今から殺されるような態度ではありません。
*普段、会話をするような。日常からまるで外れない、そんな声色です。

「ああ、でもそうですね。刺されたりしてしまう前にひとつだけ」
「――どうして、此のようなことを?」
(-81) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 16:33:21

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「ほんとだ……だめそう。背中……届くかな」
首ならともかく、この刃の長さですぐ死なせられるか心配だった。
でも、そういうリクエストだし……背もたれがあったら少し背中を浮かせて、刃を背中に当てる。この辺に刺そうかな、と場所を吟味。

でも質問が来たら動きは止めた。
「…………」
秘密、じゃだめかな。みんなが知らないままでいてほしいからこんなやり方してるのに。
でも……君があんまりにもいつも通りに喋るから。
「……ずっと一緒にいたいから」
ほんのちょっと素直に喋ってしまった。意味は分かんないだろうけど。
(-91) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 20:13:21

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「ずっと一緒に、ですか」

*ふむ、ふむ。
*その言葉を噛み砕くように、息を漏らします。

「そう、ですか」
「……私には、分からない領域の話のようですね」

「残念ですよ、ノル」

さようなら
、お別れですね」
「一緒には、居られないようです」
(-96) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 21:05:38

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「……そうだよね?よかった、うん、さよなら。でも」
分かんないのが一番いいよ。
刃を思い切り背中に突き立てる。一度で足りなければ何度でも。


「でも、僕もすぐ行くから。また会えるよ」
すぐ、がどれくらいすぐかは判らない。なるべく近くだったらいいな。

そう思いながら、笑いかけている。
(-103) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 22:32:53

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「ッ、ぐ、……、」

*ああ、くそ。
*一体どうしてこうなってしまったのか。

*理由もわからず、何も知らずに死ぬのは、とても悔しい。

*悔しいが、ソレ以上に、心配だ。
*遺していく皆が、あの子達が、次の犠牲になるのなんて、考えたくもない。

*だから、だから、

「グ、
ァアアッ!!


*それは、可能だろうか。
*残った力を振り絞って、机の上にある万年筆を掴んで、

*後ろにいるあなたの脚へ目掛けて、それを突き刺すことは、可能だっただろうか。
(-104) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 22:51:18

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

ねずみ
の押さえつける力はあるけれども、きっと力を振り絞れば動くことは可能だろう。
寝込みを襲った為にアベルのときは成功したから、今回も動けないと思って意表を突かれて。
「……えっ、……ぅうっ……!?」

ナイフを引き抜いて、さらに刺そうとしていて。
咄嗟に引けなかった左足に、万年筆が刺さる。
痛い、なに?ペン?どうして?どうして動けたの?

あっけなくよろけて、座り込む。
(-105) ko_nose8 2022/07/21(Thu) 23:30:36

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「ふ、は」
「ぐ、……ぅ」

*力を振り絞って突き刺した万年筆を、手から離して。
*それは、カランと音を立てて床へと落ちるでしょう。

「――ハ」

「皆を、連れてこさせは、しません、よ」


「あっちに、いくの、は、」
「あなた、と―――」


*――力尽きるように、


*電球の彼は、ゆっくりと、机に突っ伏しました。
(-106) kurohoshi 2022/07/21(Thu) 23:48:51

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

「は、ぇ、………ぅ……みんなだめ……っ?」
力尽きる前の言葉を、耳を寄せて聞く。
みんなは駄目って、君が言うのはわかるけど。

「ぼく、と……っ?ぼくと、」

「……ぼくだけ?」
その後の言葉が続かなかったから。
「ぼくひとりだけ?」

本当に嫌なことを考えてしまった。
だって、フィーはきっとクロと同じとこに行けるけど、みんなもだけど、ぼくはちょっと嘘つきすぎだし。タンジーとユーに嘘ついてるひとごろしだし。クロとは仲直りできないよ。


「でも仕方ないよ、僕以外のみんなが一緒にいられるならそれでいいもん」
言葉とは逆に行かないで、とでも言うように、足を引きずりながら近づいて、君の肩を揺らす。
そうして待つだろう、君が死ぬまで。
(-112) ko_nose8 2022/07/22(Fri) 0:35:41

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

「――――」

*肩を揺らされても、なにもない。
*抵抗なく揺らされる彼の電球は、机に擦れてカラカラと音を鳴らすだけ。

*息絶えているように見えます。

*仮に生きていたとしても、指を一本動かすのが、きっと限界でしょう。
(-113) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 0:38:52

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

反応がなかったから。

「……できた」
とだけ呟いて、いやにどこか冷静に使ったナイフはしっかり持って、誰もいないのを
ねずみ
に確認させてから。
足を引きずって、部屋を出ていった。

/* お疲れさまですありがとう!死体描写そちらでやりますか?こちらでやりますか?
(-114) ko_nose8 2022/07/22(Fri) 0:49:04

【秘】 電球 フィラメント → 手探り ノル

*―――――――――、
*あなたが立ち去った後。

*かすかに、指先だけを動かして、

*本の隣においてあったメモの上に、電球の彼は指を乗せて。

バチリ


*と、異能を発現させました。


*―――――これで、お仕舞。
*伝えることがあった、電球の彼の、最後の最後の意地でした。

/* お疲れ様でした!死体描写は此方でやりましょう!ありがとうございましたー!
(-116) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 0:53:48
電球 フィラメントは、メモを貼った。
(c2) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 0:56:23

【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント

/* 描写たのしみ〜!!!最後になにかやってくれて嬉しい!お付き合いありがとう〜!
(-117) ko_nose8 2022/07/22(Fri) 0:56:57
電球 フィラメントは、メモを貼った。
(c3) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 1:00:08

【墓】 電球 フィラメント

「……………」

「死ぬってこんな感じなんですね〜」

*のんきでした。
(+8) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 1:02:58

【墓】 電球 フィラメント

「………………?」
「……………………」

*電球の彼は、あなたを認めて。

「…………………」


死んでも幻覚って見えるものなんですね〜


*察しがとても悪いようでした。
(+10) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 1:11:54

【墓】 電球 フィラメント

>>+12
「あ〜……現実逃避してはみましたが、なるほど」

*何がなるほどなのでしょうか。
*うんうんと頷いてから、あなたに向き直ります。

「犯人に殺されちゃいました」

*こっちはこっちであっさりでした。
(+14) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 1:36:29

【墓】 電球 フィラメント

>>+15
「ふむ、そうですね〜」
「教えてもいいのですが」

*人の顔でいう顎の部分を撫でながら考えます。
*ふむー、と一息。

「恐らく、すぐに分かると思いますよ」
「メモは遺しましたが、それとは別に遺したモノがありますから」

「見守っていれば、わかりますよ」
(+18) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 2:10:38

【墓】 電球 フィラメント

>>+19 クローディオ
「ええ、そうしましょう」
「皆はきっと、気付いてくれるはずですから」


「…………」
これで何も気付かれなかったら、私めちゃくちゃ恥ずかしいですね〜!」


*締まりませんでした。
(+20) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 2:21:13

【墓】 電球 フィラメント

>>+21 クローディオ
「クロは逆に言葉足らずなところがありますからね〜」

*言わなくてもいいことを言うところは、死んでしまっても治らないようです。

「……でもまぁ、これでもそこそこにはショックなんですよ」
「色々と可能性は考えていたのですが、どれもこれも杞憂であって欲しかったんですよ、私は」

「館の中に犯人なんかいなくて、物取りや異常者の仕業であれば、それが一番良かったなんて、思っていたのですがね」

*ですが、それは。

「……夢っていうのは儚いものですね〜」
(+22) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 2:44:17

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ(遺伝子組み換えでない)様へ

7/21 2:53:15の秘話の追記ですわ〜!!
もし宜しければ、部屋への訪問を追加で……
軽く生存時と、死亡後のお話を希望したいわ!

ただもし既に、他の方がメモを見た。
あるいは、貴方の死体を運び出した。

等あれば、こちらはお断りいただいても大丈夫よ
勿論前者も状況によってはそれで問題なし…!

お手隙の際に合わせてご確認よろしくお願い致しますですわ〜

94本の麦仙翁flower
(-133) sinorit 2022/07/22(Fri) 11:15:56

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

/*
もちろんよろしくてよー!!
今のところ誰もメモなど見てないし死体も動かしてないですわー!!
なので問題なくてよー!!
(-138) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 14:24:16

【墓】 電球 フィラメント

>>+23 クローディオ
「……ふぅむ、どうでしょうねぇ」

*電球の彼は、頭を少し明滅させます。
*さて、どうだろうかと。

「……私やクローディオであれば、割と図太く生き残ったと思うんですけどね〜」
「死んじゃいましたけど」

*やっぱり一言多いです。

「……しかし、そうはいかない子もいますから」
「特に、モノオキやワルゴはとても心配です。
……誰か、導いてくれる子が一緒にいてくれればいいのですが」

*誰もが一人で生きていけるとは、とても思えませんから。
*せめて、ここで生き残ったあと、誰かと一緒に生きてくれればと願うばかりなのです。
(+25) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 16:20:58

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

/*
お返事感謝だわ〜!

問題なければ、
第一発見者→メモ発見(懐にしまって神窓開示)→死体移動(引き摺り)をしたいわ
生きてる時にお部屋に訪問したけどすれ違ってしまって
次に訪問した時には……が綺麗な流れかもしれないわね

勿論他に提案があれば遠慮なく!
次のお返事後に何やかんやをするわね!(予定)
(-140) sinorit 2022/07/22(Fri) 16:43:01

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

/*
問題ありませんわ〜!その通り行きましょうですわ〜!
ワクワクですわ〜!(邪悪お嬢様)
(-141) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 16:45:32

【墓】 電球 フィラメント

>>+27 クローディオ
「犯人さんがコレに及んだ時点で、誰も死なない選択肢は無かったのかもしれないですね」

*電球の彼は、少しだけ灯りを落とします。
*犯人が決心した時点で、自分はもはや無力だったのだと改めて思ってしまって。

「ハグとタンジーも、そうですね。心配です」

「………………」
「もしかして我々死んでしまったの、まぁまぁ宜しくないのでは?」

*そもそも誰であっても、死んでしまうのは宜しくありませんが。
(+28) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 16:56:04

【墓】 電球 フィラメント

>>+29
「……不安ですねぇ」

*不安でした。

「とはいえ、もう私達にできることはありませんからね」
「動向を見守って、――祈るしかないでしょう」

「もしもまた誰かが犠牲になったら、アフターケアに回るのも私達の仕事でしょうかね〜」
(+30) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 20:48:26

【墓】 電球 フィラメント

>>+31
「私ですか?」

*ふむ?と考えます。
*どういう意味だろうか、――ああ、と思い当たったようです。

「ん〜、そうですね〜。
主さんの遺体を見た時はそれこそ取り乱しましたが……、というか、あそこで取り乱さない人はいないと思うんですが」
「起きてしまった事は、もう戻らないものですから」

「私達が、何かしらの理由で捨てられたのと同じように」


「ですから、さっさと切り替えたのでそうダメージはありませんよ。いや悲しいのは間違いないのですが」

*ここでひとつ、拍を置いて。

「あそこで冷静さを失っては、"その後起こり得る事態"に対処できませんからね」
「それにそうですね、もし"更にことが起こる"のであれば、私は早い段階で犯人さんに殺されてそうでしたし」

「そこそこ想定内ではあったので、その辺も含んでダメージは大したものじゃないですよ」
(+32) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 21:21:35

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

これは、クロと貴方の死が訪れる前のこと。

リディは皆と話がしたくて、それぞれ姿を探していた。
だから、貴方の部屋を訪れるのは随分遅くなって。

それで、きっとその日はすれ違ってしまったのだろう。
諦めるように踵を返し、自室へと戻るリディの姿があったはずだ。


そうして今また、リディは貴方の部屋の前。
コンコンコン、と3度のノックと。それから。

「リディです。……フィル、いますか?」
貴方を警戒させぬようにと、名乗りをあげる。


/* お返事ありがとうございますですわ〜!それではいざ!
参りますわよ!対戦よろしくお願い致しますですわ!
生きてるうちの話をし出すと更新が来そうだものね……
(-147) sinorit 2022/07/22(Fri) 21:42:11

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「はいはい、おりますよ〜」


*扉の向こうから声が聞こえます。

「鍵は開いておりますから、入って頂いてよろしいですよ〜」


*とのこと、らしいです。
*
あのようなこと
があったばかりと言うのに、不用心かもしれません。
(-148) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 21:48:19

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

聞こえた声に、ほっと息を吐く。

誰かが死ぬのはもう、見たくない。
貴方達が生きていることが、リディの生きる希望だから。

扉の取っ手に手をかけ、ゆっくりと開いた。
自分一人が入れるくらいの、小さな幅を。

そこから覗くように身をその内側へと差し入れて。

「お邪魔します、ね………フィル」
もう一度貴方の名を呼んだ。
(-150) sinorit 2022/07/22(Fri) 22:12:53

【墓】 電球 フィラメント

>>+33
「………」
「これは裏切り、なのでしょうかね〜」

*ふと、そんなことを口にします。
*努めて、いつもどおりの口調です。

「疑問点は、色々とあるのですが」
「"ソコ"が一番、分かりません。
――これは、本当に裏切りなのでしょうか」
「生きている間も、ずっと考えていたのですけども」
(+34) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 22:31:09

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「はい、いらっしゃい」

*電球の彼は、机で本を読んでいました。
*あなたの方へと振り向いて、いつものように。
*まるで、
あんなこと
はなかったかのように。

「どうしました、リディ?」
「私に何か、御用でしょうか?」

「あ、もしかして寂しくなっちゃいましたか?ロマンスってやつですかね〜?」

*何を言っているのでしょうか。
(-151) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 22:33:50

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

その姿を確認すれば、もう半身も内側へと。
開く時と同じようにゆっくりと閉めて、貴方の近くに足を進める。

「……大したことでは、」
ありませんが。と言おうとして。

それで。続いた言葉に目を丸くさせ、ぱちぱちと。

「寂しい……のは、そうかもしれません………が」
ロマンスとは?疑問とともに首が傾いた。

それでもその元気そうな様子が、リディの心を和らげるようにあるから。
だから無理をした笑みではなくて、心の底からの笑みを貴方に見せた。
(-152) sinorit 2022/07/22(Fri) 22:46:16

【墓】 電球 フィラメント

>>+35
「う〜ん、そうですね〜」

*電球の彼は、再び小さく明滅します。

「理由は、考えてもきっと分からないのですが」
「――事が起こった原因を考えることはできます」

*電球の彼は、人差し指を立てました。
*ちょっぴり偉そうです。

「まずひとつ、事の原因の前に」
「この犯行は計画的なものではない、と思われます。
衝動的なもの、なのでしょう」

「……衝動的に、主さんを殺す理由とは、なんなのでしょうか?」

*人差し指を、ゆらゆらと揺らします。
ウザいです。


「……ところで、主様の死んでしまう数日前に、お客様が来ていましたね」
「――それを理由とするのは、焦燥ではあると思いますが」

「衝動的にあのようなことを行ってしまう、"普段と違う事象"は、あれくらいしかありませんでしたね〜」
(+36) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 22:50:06

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「ふむ、良い笑顔です」
「リディは美人さんですからね〜。笑っているのがよく似合いますよ〜」

*笑うあなたを見て、電球は小さく灯りを強めました。
*喜んでいるのが、とても分かりやすいでしょう。

「……それで、実際のところは如何しましたか?」
「私が話を邪魔しておいてなんですが」
(-153) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 22:56:01

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

「あら……ふふ、ありがとうございます」
美人さんだなんて。

照れを隠すようにお礼を告げたけど、いつもの白い肌はほんのり赤らんでいて。
貴方にはきっと伝わるのだろうと、そう思った。


ずっとこうして居られたらいいのに、…ずっと。

「……………フィルは、……大丈夫ですか?」
それでも動き出してしまったものを止めることは出来ないから。

問いかけをひとつ。それから。

「……どう、思いますか」
またひとつ………。全くといって、いい話題とは言えないだろう。
(-154) sinorit 2022/07/22(Fri) 23:07:17

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「私ですか?見た通り、大丈夫ですよ」
「見つけた時は、流石に取り乱してしまいましたが」
「あれで取り乱さないのは、さすがに無理ですよ」

*敬愛する主さんが、あのような姿で発見された。
*……そんなの、取り乱さない訳がないのです。

「ま、今は冷静ですよ。ショックであることには変わりませんが」

*冷静さは、大事ですから。
*取り乱していては、見えるものも見えなくなるので。

「そして、ふむ」
「どう思うか、ですか」

「………………」
「もしも、館の外に犯人がいない。この中に犯人がいるとして」
「まだ終わりでないのならば」

「……私は近いうちに殺されてしまうかもしれないですね〜」

*なんてことを、いつもと変わらない口調で言うのです。
(-155) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 23:18:11

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

見た通り。そう見えても、本当にそうとは限らない。
だから問いかけた。
心配だったから。


「……そう、ですね。えぇ、取り乱さないわけが、無い」
冷静さが大事、というのもまた……同感だ。

見えるものも見えなくなり。答えを間違えてしまう。
それが破滅の道だと、そのときは気づけやしない。

「………………………どうして、」
変わらない口調で告げられた内容にはこの言葉だけが零されて──静かに俯いた。

皆の中の誰かが殺し、誰かが死ぬ。
そんな状況は見たくなくて、でも。
叶わない。
(-156) sinorit 2022/07/22(Fri) 23:41:45

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「そうですね〜」
「仮に私が犯人であるとしたら、私のような異能は邪魔ですからね〜」

「そして、私のように冷静である者も、です」

*淡々と、理由を告げていきます。
*自分が犯人だとしたら、自分のような者から狙っていく、と。

「私の異能は、使い方次第ではセンサーのような使い方も出来ますからね」
「それを知る人間は極わずかではありますが、私はこの異能で犯人を探すつもりですから、バレてしまうのは時間の問題です」
「私のように、意識的に冷静でいられる人間がそのような力を持っているならば、尚の事です」

「ですから、もしも終わりでないのならば」

「――と、そういう考えな訳です」

*自分がすぐにでも死んでしまうかもしれない。
*そんな事実を、恐怖を、与えさせないような口調で。

*ただただ、あり得る未来を語ります。

*後にソレが、現実となるのですが。
(-157) kurohoshi 2022/07/22(Fri) 23:51:05

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

「犯人を見つけて、殺すつもりがなくても………」
そうなってしまうのだろうか。

でも、誰かに相談する前に事を起こしてしまった人間は。
止まらない……止まれないのかもしれない。

冷静である貴方に、力のある貴方に、凶弾を向けるほど。
追い詰められ、冷静さを見失って。


俯くその表情に、もう笑みはない。

それが本当に起こり得るなら、起こり得てしまうなら。
狂気を持つ人間を止めるまで、終われない。

それは簡単なことではなくて、きっとその手を。
(-158) sinorit 2022/07/23(Sat) 0:06:27

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「殺すつもりがなくとも、そうなるでしょうね」
「もしこれが終わらずに、まだ誰かを殺してしまうとするならば」
「――止まることなど、もう出来ないでしょう。箍から外れた歯車は、外力なくしては止まれない」

*だからこそ、その外力を取り除くことが、何よりも重要視されるだろうから。
*――だから、自分はきっと早い段階で狙われる。

「…………」
「そんな顔をしないでください、リディ」
「あなたには、笑顔がとても似合います。そのようなお顔は、似合いません」

「私はまだ生きていますし、死ぬと決まった訳ではありませんから」
「今は可愛らしい笑顔を見せていてください。ね?」

*なんて、ぴかぴかと明滅しました。
*これがきっと、電球の彼なりの笑顔なのでしょう。
(-159) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 0:17:55

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

考えたくはないことだ。
だけどこの後、貴方の言葉通りに事は起きてしまう。


壊れたものは直せない。欠けた歯車は戻らない。
どうか何も起きませんように、と……願う。

俯いた視界でも明滅は感じられて。

だから、顔を上げて笑ってみせた。
少しの無理も含む、不器用なもので。


「………お答えいただき、ありがとうございました」
ひとりひとり、考えていることは同じようで。

けれど違って。

だからこそ、こうして行動して良かったとそう思うの。
何も知らないままで疑い壊すのは、嫌だから。
(-160) sinorit 2022/07/23(Sat) 0:39:39

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「……ええ、その笑顔がやはり良い」

*きっと、電球の彼は、その無理をした笑顔に気付いていましたが。
*それでも、その笑顔が好きであると言いました。

「いえいえ、私の言葉で何がどうなるなんてことはないと思いますが」
「参考になれば幸いです」

*電球の彼は、再び小さく明滅しました。

「……ああ、そうだ。お帰りの前に一つだけ」

「リディ、怒りは視界を狭めます。冷静さを失えば、残された何かを見つけることも出来なくなります」
「だから、もしも何かがあっても」
「見失わないように、冷静に、自己を保って」

「そうすれば、きっと何かが見えるはずですから」

「――なんて、ちょっとカッコいいっぽいことをお伝えしておきますね」


*茶化すようにそう締めて、電球の彼は再び小さく明滅しました。
(-161) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 0:47:40

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

この先、笑顔を保てるかどうかは分からない。
でも今は、…今だけは。

「…誰かの言葉を聞くと、選択肢は広がるのですよ。
私だけでは見えないものも、見えることがあるのです」
悩んでしまった時も、道に光が差すかもしれない。

「………えぇ、」
貴方の言葉にひとつひとつ頷いて。

心に深く、深く……刻んでいくの。
許さないのは罪を抱えて生きて欲しいと願うから。


だからきっと、大丈夫。……大丈夫。


「ねぇ、フィル。また……お話しましょう」
いつもは触れようとしないリディは最後に、貴方に手を伸ばした。

叶うならその手に触れて、握手するみたいに。
刹那、貴方を癒す光がキラキラと瞬くことだろう。


満足気に。けれど僅かに顔を強ばらせるリディの姿も、一緒に。
それはリディの異能。気力や体力、怪我や病を癒す小さな煌めき。
(-162) sinorit 2022/07/23(Sat) 1:08:48

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

「はい、またお話しましょう」
「私は、お話するのが大好きですからね」

*電球の彼の手に触れれば、そこは暖かく。
*生きていますから。

*キラキラと瞬く手に少し驚いて、そして彼は小さく明滅したでしょう。


*その後は、小さく手を振ってからあなたを見送ります。
*そして、再び読書へと戻ったでしょう。
(-163) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 1:15:10

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

/*
前半戦ありがとうございましたわ〜!!
このまま後半戦(死の第一発見)をお願いしようかしら

出だしは秘話で、その後にアクションと白を何かしら使って…
メモもなんかうまくやりたいわね……出来るかはおいといて

何かいい提案があればお伺いできると嬉しいですわ
問題なければ……発見!行動!フィル〜!!
(-164) sinorit 2022/07/23(Sat) 1:27:05

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

/*
問題ないですわ〜!!!
メモと万年筆を見つけて頂いたら、謎が深まったりなんやかんやしたりしそうでワクワクって感じですわ〜!!
よろしくお願いますわ〜!!!
(-165) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 1:31:17

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

"また"の約束からそう時間も経たない数日後。
大広間で起きた狂気の先の悲劇と、埋葬の後。

生者の1人を訪問して。
翌日。森から帰り、屋敷の中を歩く頃。


クロの死を知らないであろう貴方に、伝えるべきだとそう考えて。
貴方の部屋へと訪れるリディの姿があるだろう。

ノックは三度、名乗ることも忘れずに。
以前と同じ方法で、貴方の声を待つ。
(-166) sinorit 2022/07/23(Sat) 1:45:47

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

*ノックに対して。

*暫く待っても返答はありません。

*待っても待っても、返答はありません。

*先日の電球の彼の様子を考えるのであれば、すぐにでも返答があるはずなのですが。
(-168) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 1:48:06

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

待っても、待っても。貴方の声はない。

「……………フィル、」
不安げに名を呼んで、速くなる鼓動に胸を押さえた。

ここに来る前、スコップを手にしていた。
それは今はこの手にないから、金属音も止んでいて。


先日の会話が、脳裏に過ぎり。……。

漏れる吐息は震えている。それを理解するものはいないけど。
唇を噛み締めて、何かに耐えるように眉根を寄せて。


扉の取っ手に、手をかけた。鍵は……空いているのだろうか。
(-170) sinorit 2022/07/23(Sat) 1:58:44

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

*鍵はかかっていませんでした。
*以前来た時のように。
*きっと電球の彼は、ずっとそうしていたのでしょう。

*扉は、何の抵抗もなく開きます。

*扉を開けば、読書をしていた机が、すぐにでも見えるでしょう。

*そこに突っ伏している、彼の姿も。
(-171) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 2:02:55

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

手をかけた取っ手を引く。
前の時とは違って、扉は大きく開いた。

見えた姿は、眠っているようにも見えて。

明かりが消えているならば、手探りに電気をつけ。
1歩。また、1歩。

──赤く染まる背と、万年筆と。
それから……1枚のメモを見つけた。
(-172) sinorit 2022/07/23(Sat) 2:16:25

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

*部屋の明かりも、電球の彼の明かりも灯っておらず。

*血に染まる背は、止め処無く溢れ出る鮮血で染まっていて。


*電球の彼の明かりは、もう二度と灯らない事が、否応にも理解できるでしょう。
(-173) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 2:20:27

【墓】 電球 フィラメント

>>+37
「あくまで可能性ですがね」
「しかし、普段通りに過ごしていて、衝動的に主さんを殺してしまう……なんて、少し無理がある話でしょう?」
「日常に入り込んできた異質は、あのお客様だけでしたから」

*だからこそ、あれがきっと原因なのではないだろうか、と。
*電球の彼は、そう言いました。

*人差し指を掴む手を、中指で挟んで。
*
じゃんけんならば勝利でした。


「主さんとお客様は、何かを話していた」
「それを……館の誰かが偶然聞いてしまった」
「それが、原因。――なんて、ただの想像でしかありませんが」

「妥当な感じ、しません?」
「色々な状況と照らし合わせて、ね」
(+39) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 2:32:17

【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント

真っ赤に染まった背に縋るように呟いた。
それは本当に小さくて、ノルにはきっと聞こえない。

「……またって、約束したのに」


この約束が奇跡を起こせばいいなって。
今度はちゃんと、笑顔を見せれるといいなって。

そう思っていたのに。……もう何も、叶わない。

「置いてかないで………………、」


叫ぶ言葉はまるで冷静さを含んでいないように見えただろうけど。
涙を流さずに耐えて、今の状況の理解に努めた。


視線は、万年筆。赤く濡れたそれに向けられた。
貴方の言葉、忘れないわ。忘れないから……。
(-176) sinorit 2022/07/23(Sat) 2:54:45

【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ

*視線を向けた万年筆のペン先には、赤い赤い血が塗れていました。

*が、気付いたでしょうか。

*万年筆のペン先と、電球の彼の背中の傷口は、形が一致していないのです。



*どうしてこんなものが落ちているのでしょうか。
*これを残したのは、犯人でしょうか、それとも――。
(-178) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 3:14:16

【墓】 電球 フィラメント

>>+40
「さて、どうなのでしょうね〜」
「あくまで『その可能性がある』という程度の話ですから」

*確定はできません。
*犯行に及んだ者から、その辺は聞き出せていませんから。

「……何かそういう話があったとしたら、相談等してくれれば良かったんですがね〜」

*しかし、それはもう遅すぎたのです。
(+41) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 18:02:24

【墓】 電球 フィラメント

>>+42
「……そうですね」
「もう、誰も此方に来ないのが、一番いいのですが……」

*ただただ、見守ることしかできませんから。
*――祈りばかりでした。
(+43) kurohoshi 2022/07/23(Sat) 20:56:05
 




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12回 残----pt

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Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
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IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
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